JP2695286B2 - エレベータのガイドレール立設案内装置 - Google Patents

エレベータのガイドレール立設案内装置

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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B19/00Mining-hoist operation
    • B66B19/002Mining-hoist operation installing or exchanging guide rails

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  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エレベータの新設ガイドレールを立設する
際に、既設ガイドレールに沿って新設ガイドレールを案
内するエレベータのガイドレール立設案内装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、例えば特公昭61−43278号公報に記載されるよ
うに、既設ガイドレールに沿って新設ガイドレールを案
内するエレベータのガイドレール立設案内装置が提案さ
れている。
第3図および第4図はこの種の従来のエレベータのガ
イドレール立設案内装置を示す説明図で、第3図は案内
装置部分の平面図、第4図は案内装置の使用状態を示す
建物の縦断面図である。
図中、1は昇降路、2は最下部の既設ガイドレール、
3はこの既設ガイドレール2を取付けるレールブラケッ
ト、4は既設ガイドレール、5は既設ガイドレール4を
取付けるレールブラケット、6は吊り上げ用ウインチ7
に接続されるワイヤロープ、8は案内装置、9は基部、
10は基部9に取付けられ、ワイヤロープ6に接続される
シヤツクル、11は新設ガイドレール、12はボルト、13は
既設ガイドレール2、4の端面を転動するローラ、14は
既設ガイドレール2、4の首部15の両側面にそれぞれ係
合する一対の係合部材である。
この従来のガイドレール立設案内装置にあっては、第
4図に示すように、昇降路1内の新設ガイドレール11を
立設する際、まず最下部に取付けるガイドレール2を立
設してレールブラケット3で固設し、次にこのガイドレ
ール2の上に新たに別のガイドレール4を立設してレー
ルブラケット5で固設した状態にする。この状態におい
て第3図に示す案内装置8をガイドレール4の上端から
挿入し、例えばガイドレール2の上端位置付近に移動さ
せ、この案内装置8のシヤツクル10にワイヤロープ6の
一端を接続してこの案内装置6を支持する。次に、新設
ガイドレール11を案内装置8まで図示しない移動手段に
より移動させ、この新設ガイドレール11をボルト12で締
め付ける。この状態からワイヤロープ6を引き上げる
と、新設ガイドレール11は既設ガイドレール2、4に案
内されながら上昇する。その後、新設ガイドレール11は
既設ガイドレール4上の点線で示す位置に配置され、こ
の既設ガイドレール4上に連結される。なお、上述した
案内装置8は第4図に示すように全体が基本的に角筒形
状を形成している。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述した従来のエレベータのガイドレール
立設案内装置にあつては、係合部材14が基部9に固設さ
れているため、案内装置8を第3図の下方向へ離脱させ
ることができず、上記の案内装置8は既設ガイドレール
4の端部より離脱させるようになっている。このため、
新設ガイドレール11を案内装置8に取付ける際に、上記
の案内装置8は既設ガイドレール2に装着されたままに
保持されている。したがつて、案内装置8を吊り上げる
ワイヤロープ6およびウインチ7の他に、新設ガイドレ
ール11を上記の案内装置8が装着されている位置まで移
動させる移動手段、例えば他のウインチおよびワイヤロ
ープが必要となるという問題があつた。また、これに伴
って新設ガイドレールを取付ける際に、煩雑な作業を要
するという問題もあつた。
本発明はこのような従来技術における実情に鑑みてな
されたもので、その目的は、新設ガイドレールを昇降路
内で移動させる移動手段を特別に要せずに、既設ガイド
レールに沿って新設ガイドレールを案内することのでき
るエレベータのガイドレール立設案内装置を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
エレベータ昇降路の側壁に据付られた既設ガイドレー
ルの端面を転動するローラと、上記既設ガイドレールの
首部の両側面にそれぞれ係合する一対の係合部材と、新
設ガイドレールを保持する保持部材と、これらのロー
ラ、係合部材および保持部材を備えるとともに、吊り上
げ用ウインチによりワイヤロープを介して吊り上げられ
る基部とを有し、上記既設ガイドレールに沿って上記新
設ガイドレールを案内するエレベータのガイドレール立
設案内装置において、上記基部に、上記係合部材を上記
首部の側面に対して移動させる移動手段を設けた構成に
してある。
〔作用〕
本発明は上記のように構成したので、新設ガイドレー
ルを案内する際、まず吊り上げ用ウインチによりワイヤ
ロープを介して案内装置の基部を吊り上げた状態で、保
持部材により新設ガイドレールを保持し、次いで、上記
のウインチを操作して既設ガイドレールの所定位置まで
案内装置を移動させて、一対の係合部材を上記の首部の
側面よりそれぞれ離隔した状態で首部の両側に配置した
後、基部に設けられる移動手段を作動させて各係合部材
を首部の側面に近接させる。このようにして既設ガイド
レールの首部に係合部材を係合させた状態で、再び上記
のウインチを操作して既設ガイドレールに沿って新設ガ
イドレールを所定の位置まで案内するようになってい
る。
これによって、一組のウインチおびワイヤロープで案
内装置を吊り上げるとともに、新設ガイドレールを既設
ガイドレールまで移動させることができ、したがつて、
新設ガイドレールを昇降路内で移動させる移動手段を特
別に要せずに、既設ガイドレールに沿って新設ガイドレ
ールを案内することができる。
〔実施例〕
以下、本発明のエレベータのガイドレール立設案内装
置の実施例を図に基づいて説明する。
第1図は本発明のエレベータのガイドレール立設案内
装置の一実施例を示す斜視図、第2図は第1図のガイド
レール立設案内装置の部分の平面図である。
この第1図に示す本実施例の案内装置20は、図示しな
い吊り上げ用ウインチによりワイヤロープ21を介して吊
り上げられる平板状の基部22と、既設ガイドレール23の
端面24を転動するローラ25と、既設ガイドレール23の首
部26の両側面にそれぞれ係合する一対の係合部材、例え
ば第2図に示すローラ27、28と、新設ガイドレール29を
保持する保持部材、例えば基部22に形成された図示しな
いタツプ穴およびボルト30、31と、ワイヤロープ21の一
端と接続される接続部材、例えば突出体32と、上記のロ
ーラ27、28を支持するスリーブ33、34と、基部22に固定
され、ローラ25を支持するブラケツト35と、基部22に形
成される穴36とを有している。
そして、上述した基部22に、ローラ27、28を首部26の
側面に対して移動させる移動手段、例えば上記のスリー
ブ33、34内に収納される段付きボルト37、38と、基部22
に形成されるとともに、段付きボルト37、38の端部が配
置されるハの字型の長穴39、40と、段付きボルト37、38
を基部22に締結するナツト41、42とを設けている。
この実施例にあっては、前述した第3図に示すものと
同様に、最下階において、まず図示しないガイドレール
を立設し、さらにその上にもう一本ガイドレール23を立
設した状態において、基部22の突出体32にワイヤロープ
21の一端を接続し、基部22に新設ガイドレール29をボル
ト30、31によつて締め付けて保持する。このとき、第1
図に示すナツト41、42をあらかじめゆるめておくととも
に、段付きボルト37、38を長穴39、40の下方に位置させ
ておく。この状態からワイヤロープ21を例えばわずかに
引き上げ、基部22に一体化された新設ガイドレール29を
既設ガイドレール23の近くに移動させる。そして、既設
ガイドレール23の任意の位置において、ローラ27、28を
既設ガイドレール23の首部26の両側面に対向するように
配置し、かつ、ローラ25を新設ガイドレール29の端面24
に当接するように配置する。次いで、段付きボルト37、
38を長穴39、40に沿つて上方に移動させ、首部26の両側
面に近接する位置でナツト41、42を締め付ける。これに
より、ローラ27、28は既設ガイドレール23に係合する。
この状態からワイヤロープ21を引き上げると、ローラ2
5、27、28が転動しながら既設ガイドレール23に案内さ
れて案内装置20が上昇するとともに、この案内装置20と
一体化された新設ガイドレール29が上昇する。このよう
にして所定位置まで案内された新設ガイドレール29は既
設ガイドレール23上に連結される。
このように構成した実施例では、ナツト41、42をゆる
めることにより既設ガイドレール23の任意の位置で案内
装置20を装着でき、これにより、一組のウインチおよび
ワイヤロープ21で案内装置20を吊り上げるとともに、新
設ガイドレール29を既設ガイドレール23まで移動させる
ことができ、したがつて、新設ガイドレール29を昇降路
内で移動させる移動手段を特別に要せずに、既設ガイド
レール23に沿って新設ガイドレール29を案内することが
できる。また、本実施例では首部26の両側面を係合する
係合部材をローラ27、28としたので、首部2路に傷を付
けることなく新設ガイドレール29を案内することができ
る。さらに、新設ガイドレール29をワイヤロープ21の直
下に配置できることから、ワイヤロープ21の中心線と案
内装置20および新設ガイドレール29の重心位置とを一致
させることができ、バランス良く案内作業を行うことが
できるのでローラ25、27、28等に不要な負荷を与えるこ
とがない。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように構成したので、新設ガイドレー
ルを昇降路内で移動させる移動手段を特別に要すること
がないので、コストの低減を図ることができる。また、
新設ガイドレールを取付ける際に煩雑な作業を要するこ
とがないので、作業性の向上を図ることができるという
効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のエレベータのガイドレール立設案内装
置の一実施例を示す斜視図、第2図は第1図のガイドレ
ール立設案内装置の部分の平面図、第3図および第4図
は従来のエレベータのガイドレール立設案内装置を示す
説明図で、第3図は案内装置部分の平面図、第4図は案
内装置の使用状態を示す建物の縦断面図である。 20……案内装置、21……ワイヤロープ、22……基部、23
……既設ガイドレール、24……端面、25……ローラ、26
……首部、27、28……ローラ(係合部材)、29……新設
ガイドレール、30、31……ボルト、32……突出体(保持
部材)、33、34……スリーブ、37、38……段付きボル
ト、39、40……長穴、41、42……ナツト。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベータ昇降路の側壁に据付られた既設
    ガイドレールの端面を転動するローラと、上記既設ガイ
    ドレールの首部の両側面にそれぞれ係合する一対の係合
    部材と、新設ガイドレールを保持する保持部材と、これ
    らのローラ、係合部材および保持部材を備えるととも
    に、吊り上げ用ウインチによりワイヤロープを介して吊
    り上げられる基部とを有し、上記既設ガイドレールに沿
    って上記新設ガイドレールを案内するエレベータのガイ
    ドレール立設案内装置において、上記基部に、上記係合
    部材を上記首部の側面に対して移動させる移動手段を設
    けたことを特徴とするエレベータのガイドレール立設案
    内装置。
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