JP2007318569A - 電子機器 - Google Patents

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俊史 荒木
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Abstract

【課題】 画像形成装置などの電子機器において、シミュレーションモード実行時に内部データを保護するために、磁気ディスクメモリ装置や半導体メモリ装置などを装着せずとものデータの退避復元を可能とする。
【解決手段】 シミュレーションモード実行時に内部データを保護するために、画像形成装置に備わっている印刷機能と画像読取機能を利用して、退避データをイメージデータに変換して紙媒体に印刷する。シミュレーションモード実行後は、紙媒体に出力された印刷データをスキャナ部で読み取り、紙媒体に退避していたデータを復元する。また、ネットワークを利用してデータを電子メールなどの形で外部のPCに退避復元する。
【選択図】図3

Description

シミュレートモードの実行前に記憶部にあるデータを一時的に退避し、シミュレートモード実行後に退避したデータを復元する技術に関する。
画像形成装置などの電子機器においては、装置内の機能を実行するアプリケーションソフトウェアを実験的に動作させるためのモードであるシミュレートモードを実行させて、装置のテストや操作の練習用に用いる方法がある。
シミュレートモード実行時には、実験時に内部の設定データなどが意図的にまたは意図せずに変更されてしまう場合があるので、シミュレートモードの実行前には、画像形成装置の記憶部に記録してある例えばエミュレーション言語の設定などの機能設定データやファックス機能や電子メール送受信機能のためのアドレス帳などのデータを一時的に画像形成装置内の記憶部から装置外に退避させ、その後シミュレートモードを実行し、シミュレートモードの終了後に、退避させたデータを画像形成装置内の記憶部に復元する必要がある。
これらのデータを磁気ディスクやフラッシュメモリなどの半導体メモリなどのメモリユニットに退避させて、復元させる方法がある(特許文献1参照)。そのためには画像形成装置に磁気ディスク読み書き装置や半導体メモリ読み書き装置などの装置を備える必要があり、画像形成装置のコストを押し上げる問題があった。
そこで、画像形成装置に備わっている、ネットワークインターフェースを通してPC(Personal Computer)などの外部装置にデータを退避させる方法が考えられる。
また、画像形成装置に備わっている、印刷機能(画像形成機能)とスキャナ機能(画像読取機能)を利用して、記憶部内のデータを2次元画像情報や文字情報に変換して紙媒体に印刷することによりデータを退避し、シミュレートモード実行後にその紙媒体をスキャナで読み取ることによりデータを読み取り記憶部に復元する方法が考えられる。
従来技術として、フロッピー(登録商標)ディスクやHDD(Hard Disk Drive)などのデータを暗号化して紙に出力する方法があった(特許文献2参照)。この方法では、暗号及び復号化については、暗号表に基づいて行い、暗号化されたデータは暗号文や暗号パターンとして変換され、紙に出力されたデータを復号化してフロッピー(登録商標)ディスクやHDDに戻したり、復号化したデータを紙に出力したりする。
しかし、この方法を画像形成装置のシミュレートモードの時のデータ退避に応用するには、画像形成装置固有の情報が無いため、装置の設定次第では暗号化したデータを復元できない恐れがあった。また、データの復元をどの画像形成装置でも行えるのは利点ではあるが、セキュリティの観点からは情報漏えいの問題がある。また、シミュレーションモード時に使用したデータや操作結果が画像形成装置に残ってしまう問題があった。
特開平7−036364号公報 特開平1−147750号公報
解決しようとする問題点は、画像形成装置においてのシミュレートモード実行時のデータ退避及び復元の際に、磁気ディスクドライブ装置や半導体メモリ装置などを搭載しないとデータの退避ができなかった点である。
また、データを暗号化した画像形成装置以外でもデータの復号化ができてしまう点である。
また、シミュレートモード時に使用したデータや操作結果が画像形成装置に残ってしまう点もあった。
本発明の電子機器は、情報を記録する記憶部と、前記記憶部に登録されている情報を暗号化する暗号化処理部と、印刷のための画像を形成すると共に、前記暗号化された情報を紙媒体に出力するための出力用画像データを形成する画像形成部と、原稿を読み取ると共に、前記紙媒体に出力された暗号化された情報の画像データをスキャンする画像スキャナ部と、前記画像スキャナ部でスキャンされた前記画像データが前記記憶部に登録されていた情報を保持したデータであるかどうかを解析し判断する解析判断部と、前記スキャンされた画像データを前記記憶部に登録されていた情報に復号化して前記記憶部に戻す復号化処理部と、前記記憶部に対してデータの登録処理や削除処理を行う記憶操作部とを有することを主要な特徴とする。
また、前記電子機器の前記暗号化処理部は、前記記憶部に登録されている情報を暗号化する際に、前記電子機器の固有の識別情報を含め、前記解析判断部は、前記紙媒体に出力された暗号化された情報に含まれる前記電子機器の固有の識別情報と、前記電子機器が保持する固有の識別情報が一致したときにのみ前記紙媒体に出力された暗号化された情報が前記記憶部に登録されていた情報を保持したデータであると判断することを特徴とする。
また、本発明の電子機器は、情報を記録する記憶部と、前記記憶部に登録されている情報を暗号化する暗号化処理部と、前記暗号化された情報をネットワークを通して送信を行うと共に、暗号化された情報をネットワークを通して受信する入出力制御部と、前記ネットワークを通して受信された暗号化された情報が前記記憶部に登録されていた情報を保持したデータであるかどうかを解析し判断する解析判断部と、前記ネットワークを通して受信された暗号化された情報を前記記憶部に登録されていた情報に復号化して前記記憶部に戻す復号化処理部と、前記記憶部に対してデータの登録処理や削除処理を行う記憶操作部とを有することを主要な特徴とする。
また、前記電子機器の前記暗号化処理部は、前記記憶部に登録されている情報を暗号化する際に、前記電子機器の固有の識別情報を含め、前記解析判断部は、前記ネットワークを通して受信された暗号化された情報に含まれる前記電子機器の固有の識別情報と、前記電子機器が保持する固有の識別情報が一致したときにのみ前記ネットワークを通して受信された暗号化された情報が前記記憶部に登録されていた情報を保持したデータであると判断することを特徴とする。
本発明の電子機器は、情報を記録する記憶部と、前記記憶部に登録されている情報を暗号化する暗号化処理部と、印刷のための画像を形成すると共に、前記暗号化された情報を紙媒体に出力するための出力用画像データを形成する画像形成部と、原稿を読み取ると共に、前記紙媒体に出力された暗号化された情報の画像データをスキャンする画像スキャナ部と、前記画像スキャナ部でスキャンされた前記画像データが前記記憶部に登録されていた情報を保持したデータであるかどうかを解析し判断する解析判断部と、前記スキャンされた画像データを前記記憶部に登録されていた情報に復号化して前記記憶部に戻す復号化処理部と、前記記憶部に対してデータの登録処理や削除処理を行う記憶操作部とを有することを主要な特徴とするため、画像形成装置においてのシミュレートモード実行時のデータ退避及び復元の際に、磁気ディスクドライブ装置や半導体メモリ装置などを搭載する必要が無くなった。
また、前記電子機器の前記暗号化処理部は、前記記憶部に登録されている情報を暗号化する際に、前記電子機器の固有の識別情報を含め、前記解析判断部は、前記紙媒体に出力された暗号化された情報に含まれる前記電子機器の固有の識別情報と、前記電子機器が保持する固有の識別情報が一致したときにのみ前記紙媒体に出力された暗号化された情報が前記記憶部に登録されていた情報を保持したデータであると判断することを特徴とするため、データを暗号化した画像形成装置以外ではデータの復号化ができ無いため、セキュリティが向上した。
また、本発明の電子機器は、情報を記録する記憶部と、前記記憶部に登録されている情報を暗号化する暗号化処理部と、前記暗号化された情報をネットワークを通して送信を行うと共に、暗号化された情報をネットワークを通して受信する入出力制御部と、前記ネットワークを通して受信された暗号化された情報が前記記憶部に登録されていた情報を保持したデータであるかどうかを解析し判断する解析判断部と、前記ネットワークを通して受信された暗号化された情報を前記記憶部に登録されていた情報に復号化して前記記憶部に戻す復号化処理部と、前記記憶部に対してデータの登録処理や削除処理を行う記憶操作部とを有することを主要な特徴とするため、画像形成装置においてのシミュレートモード実行時のデータ退避及び復元の際に、磁気ディスクドライブ装置や半導体メモリ装置などを搭載する必要が無くなった。
また、前記電子機器の前記暗号化処理部は、前記記憶部に登録されている情報を暗号化する際に、前記電子機器の固有の識別情報を含め、前記解析判断部は、前記ネットワークを通して受信された暗号化された情報に含まれる前記電子機器の固有の識別情報と、前記電子機器が保持する固有の識別情報が一致したときにのみ前記ネットワークを通して受信された暗号化された情報が前記記憶部に登録されていた情報を保持したデータであると判断することを特徴とするため、データを暗号化した画像形成装置以外ではデータの復号化ができ無いため、セキュリティが向上した。
画像形成装置などの電子機器においてシミュレートモード実行時に、内部に記録されているデータを退避するために磁気ディスクドライブや半導体メモリ装置を必要としていたという問題点を解決するため、内部記録データを画像データとして印刷し読み取る方法ないしは、ネットワークを通して外部のPCとの間で保存復元する方法により解決した。
本発明の一実施形態としての電子機器が画像形成装置である場合について以下に説明する。
[画像形成装置の構成]
図1に示すように画像形成装置101は、以下の機能ブロックからなる。
情報表示部111、暗号化処理部113、復号化処理部115、入出力制御部117、解析判断部119、画像形成部121、スキャナ部123、記憶部125、スキャナ部127。
情報表示部111は選択画面や結果などを表示する。
暗号化処理部113は、記憶部125に登録されている情報を暗号化する。
復号化処理部115は、スキャンされたデータないしは、ネットワークから送信されたデータが記憶部の情報を保持したジョブで有った場合、データを復号化する。
入出力制御部117は、暗号化されたデータの出力、あるいはネットワーク経由によるデータの送受信を行う。
解析判断部119は、スキャンしたデータあるいはネットワークを介して送信されてきたデータが、記憶部の情報を保持したデータかどうかを解析し判断する。
画像形成部121は印刷のための画像を形成すると共に暗号化された情報を紙媒体に出力するための出力用画像データを形成する。
スキャナ部123は、画像原稿を読み取ると共に紙媒体に出力された暗号化された情報の画像データをスキャンする。
記憶部125は、画像形成装置利用者の情報、各種操作に関するログなどの情報を記憶する。
記憶操作部127は、記憶部に対してデータの登録処理や削除処理を行う。
ジョブ生成部127は、出力するためのジョブ例えば印刷ジョブやメール送信ジョブなどを生成する。
[出力イメージ]
紙媒体に出力される形を図2に示す。出力形式は2次元バーコードイメージ401の形と、暗号化されたデータをテキストの形で出力する暗号文イメージ403の形がある。
暗号文イメージ403の場合は読み取ったイメージをテキストデータに変換するためのOCR(Optical Character Reader)の機能が必要である。
上記に示してある、2次元バーコードや暗号文イメージ以外のデジタルデータをイメージに変換した他の形であってもよい。
[シーケンス・データの退避]
図3、図4のシーケンス図を用いて動作の流れについて説明する。
図3はシミュレートモード実行前に行う紙媒体への印刷によるデータ退避におけるシーケンス図である。以下に、シーケンスの順を追って説明する。
S11で画像形成装置101が記憶部125の情報を紙として出力要求する。
S13、S15,S17で以下のデータの抽出を行う。その1;記憶部の復元データであることを示す情報、その2;復元データをスキャンするための解像度など復元に必要な装置設定、その3;作成日時、その4;データベースのテーブル情報やクエリ。
S21で画像形成装置固有の識別情報(シリアルナンバーなど)を取得する。
S31で暗号化処理部113により暗号化を行う。紙媒体への出力画像の形態としては2次元バーコード401のような形式やテキストの暗号文形式403により出力する。
S41で画像形成部121により画像データを形成する。
S51でジョブ生成部129により印刷ジョブを生成する。
S61で前記印刷ジョブを実行し前記画像データを紙媒体に印刷する。ここでは、上記の2次元バーコード形式及び暗号文形式の両方共に集約ページでの出力を可能とする。
[シーケンス・データの復元]
図4は、シミュレートモード実行後に行うデータ復元のシーケンス図である。
S101でユーザからデータ読み込みの指示が入る。
S103で紙媒体に印刷されたデータをスキャンする。
S105でデータの読み込みを行う。
S107で読込んだデータの復号を行う。この時、画像形成装置内の記憶部のための復元データであることを認識し、スキャンされたデータの復号化を行う。また、ページ番号どおりスキャンされなかった場合には、すべてのページをスキャン終えた後にページ番号どおりに記憶部に書き込む。ページが不足していた場合には、データの復号化に失敗したことをユーザに通知する。
S201で復号化されたデータを解析する。また、この時に同じ画像形成装置のデータであるかどうかを画像形成装置固有の識別情報(シリアルナンバーなど)を用いてチェックする。同じ画像形成装置のデータで無い場合は、データが復元できないことをユーザに通知する。
S301、S303で前記復号化されたデータを画像形成装置の記憶部に記憶操作部を通して復元する。
スキャンしたジョブを破棄して、データの復元を完了する。
データの退避の際には、正規のデータとシミュレートモードで登録/編集されたデータを削除し、退避させたデータを使用し復元することが可能である。また、正規のデータとシミュレートモードで登録/編集されたデータを残して、退避させたデータを上書きして復元することも可能とする。
[実施例1の効果]
本実施例1により、画像形成装置においてシミュレートモードを実行する際に、装置内に保持されているデータを紙媒体に印刷して退避し、シミュレートモード実行後にそのデータをスキャンして読込むことにより復元を可能とした。
実施例1では、データ退避のためのメモリ媒体装置や磁気ディスク装置などを必要とせず、画像形成装置に備わっている印刷部及びスキャン部の機能を用いるため装置のコストを押し上げることなく、内部データの退避復元が可能となった。
装置内のデータは暗号化されてから出力され、また画像形成装置固有の識別情報を用いてデータの退避を行った装置にのみデータの復元が可能なので強固なセキュリティ機能を保持する。
実施例1では、装置単体のみでデータの退避復元が行えるので、実施例2で必要なネットワーク入出力や外部のPCを必要とせず、ネットワーク化されていない単独で設置されているコピー機などにおいても実施可能である。
本発明の一実施形態としての電子機器が通信装置である場合について以下に説明する。
実施例2としてシミュレートモードに入る前に退避データをネットワークを通して電子メールの形にしてファイルを送信し、シミュレートモード終了時に同電子メールを受信して退避していたデータを復元する。
[ネットワーク構成]
図5は、実施例2のネットワーク構成図である。
通信装置501は、PC(Personal Computer)301とネットワーク201で接続されている。
[機能ブロック構成]
機能ブロック図は、実施例1において画像形成装置101が通信装置501に代わっただけで内部の機能ブロック構成は図1に示すとおりに同じであるので、説明を省略する。
[出力イメージ]
ネットワークを通して電子メールの形にして送信されるデータは、例えばPDF(Portable Document Format)などの電子文書データとして出力する。出力されるデータのイメージを図2に示す。出力形式は2次元バーコードイメージ401の形と、暗号化されたデータをテキストの形で出力する暗号文イメージ403の形がある。
2次元バーコードイメージ401の場合は、データをイメージデータとしてPDFに埋め込む。
暗号文イメージ403の場合はテキストデータとしてPDF内に埋め込む。
電子メールの形にして送信される場合は、前記PDF文書を電子メールの添付ファイルとして送信する。
[シーケンス・データの退避]
図3、図4のシーケンス図を用いて動作の流れについて説明する。
図3はシミュレートモード実行前に行うネットワークを用いた電子メールでの送信によるデータ退避におけるシーケンス図である。以下に、シーケンスの順を追って説明する。
S11で通信装置501が記憶部125の情報を電子文書として出力要求する。
S13、S15,S17で以下のデータの抽出を行う。その1;記憶部の復元データであることを示す情報、その2;復元データをスキャンするための解像度など復元に必要な装置設定、その3;作成日時、その4;データベースのテーブル情報やクエリ。
S21で通信装置固有の識別情報(シリアルナンバーなど)を取得する。
S31で暗号化処理部113により暗号化を行う。電子文書の出力形態としては2次元バーコード401のような形式やテキストの暗号文形式403により出力する。
S41で画像形成部121により画像データを形成する。
S51でジョブ生成部129により出力ジョブを生成する。
S61で前記出力ジョブを実行し前記画像形成部で作成された画像データを電子文書として電子メールの形で送信する。ここでは、上記の2次元バーコード形式及び暗号文形式の両方共に集約ページでの電子文書出力を可能とする。
[シーケンス・データの復元]
図4は、シミュレートモード実行後に行うデータ復元のシーケンス図である。
S101でユーザからデータ読み込みの指示が入る。
S103で電子メールの添付ファイルの形で電子文書を受信する。
S105でデータの読み込みを行う。
S107で読込んだデータの復号を行う。この時、通信装置内の記憶部のための復元データであることを認識し、読込まれたデータの復号化を行う。
S201で復号化されたデータを解析する。また、この時に同じ通信装置のデータであるかどうかを通信装置固有の識別情報(シリアルナンバーなど)を用いてチェックする。同じ通信装置のデータで無い場合は、データが復元できないことをユーザに通知する。
S301、S303で前記復号化されたデータを通信装置の記憶部に記憶操作部を通して復元する。
スキャンしたジョブを破棄して、データの復元を完了する。
データの退避の際には、正規のデータとシミュレートモードで登録/編集されたデータを削除し、退避させたデータを使用し復元することが可能である。また、正規のデータとシミュレートモードで登録/編集されたデータを残して、退避させたデータを上書きして復元することも可能とする。
上記例では、データを電子メールの形で送信したが、代わりにFTP(File Transfer Protocol)やSMB(Server Message Block)などを用いてもよい。
[実施例2の効果]
本実施例2により、通信装置においてシミュレートモードを実行する際に、装置内に保持されているデータをPCに退避し、シミュレートモード実行後にそのデータをPCより再送信して読み込むことにより復元を可能とした。
実施例2では、データ退避のためのメモリ媒体装置や磁気ディスク装置などを必要とせず、実施例1で必要としたスキャナ部も必要としないため、スキャナ部の無い通信装置でも装置のコストを押し上げることなく、内部データの退避復元が可能となった。
[その他]
電子機器内においてシミュレートモードで起動したアプリケーションが登録/編集したデータを削除して復元する場合は、装置内のメモリリソースの確保が可能となる。
シミュレートモード実行後には、ユーザの指定によりシミュレートモードで使用されたデータや操作結果は電子機器内から完全に消去される。よって、その場合にはシミュレートモード時に使用されたデータや操作結果が漏洩してしまうことはない。
電子機器としては、複合機やプリンタ等の画像形成装置でシミュレートモードを有するもの(通信機能を備えるものを含む)や、プリンタやスキャナ機能を備えシミュレートモードを有する家電製品や設備機器、分析・測定装置などを含む。
また、電子機器としては、通信機能を備えた以下のシミュレートモードを有するネットワーク機器、例えばパソコンやサーバ、モバイル端末、ネットワーク家電、設備機器、分析・測定装置などを含む。
画像形成装置の機能ブロック図である(実施例1、2)。 紙媒体または電子文書としての出力イメージである(実施例1、2)。 シミュレートモード実行前のデータ退避のシーケンス図である(実施例1、2)。 シミュレートモード実行後のデータ復元のシーケンス図である(実施例1、2)。 ネットワーク構成図である(実施例2)。
符号の説明
101 画像形成装置
111 情報表示部
113 暗号化処理部
115 復号化処理部
117 入出力制御部
119 解析判断部
121 画像形成部
123 スキャナ部
125 記憶部
127 記憶操作部
129 ジョブ生成部
201 ネットワーク
301 PC(Personal Computer)
501 通信装置

Claims (7)

  1. 情報を記録する記憶部と、
    前記記憶部に登録されている情報を暗号化する暗号化処理部と、
    印刷のための画像を形成すると共に、前記暗号化された情報を紙媒体に出力するための出力用画像データを形成する画像形成部と、
    原稿を読み取ると共に、前記紙媒体に出力された暗号化された情報の画像データをスキャンする画像スキャナ部と、
    前記画像スキャナ部でスキャンされた前記画像データが前記記憶部に登録されていた情報を保持したデータであるかどうかを解析し判断する解析判断部と、
    前記スキャンされた画像データを前記記憶部に登録されていた情報に復号化して前記記憶部に戻す復号化処理部と、
    前記記憶部に対してデータの登録処理や削除処理を行う記憶操作部と
    を有することを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1の電子機器であって、
    前記暗号化処理部は、前記記憶部に登録されている情報を暗号化する際に、前記電子機器の固有の識別情報を含め、
    前記解析判断部は、前記紙媒体に出力された暗号化された情報に含まれる前記電子機器の固有の識別情報と、前記電子機器が保持する固有の識別情報が一致したときにのみ前記紙媒体に出力された暗号化された情報が前記記憶部に登録されていた情報を保持したデータであると判断する
    ことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項2の電子機器であって、
    前記電子機器の固有の識別情報が前記電子機器のシリアルナンバーである
    ことを特徴とする電子機器。
  4. 情報を記録する記憶部と、
    前記記憶部に登録されている情報を暗号化する暗号化処理部と、
    前記暗号化された情報をネットワークを通して送信を行うと共に、暗号化された情報をネットワークを通して受信する入出力制御部と、
    前記ネットワークを通して受信された暗号化された情報が前記記憶部に登録されていた情報を保持したデータであるかどうかを解析し判断する解析判断部と、
    前記ネットワークを通して受信された暗号化された情報を前記記憶部に登録されていた情報に復号化して前記記憶部に戻す復号化処理部と、
    前記記憶部に対してデータの登録処理や削除処理を行う記憶操作部と
    を有することを特徴とする電子機器。
  5. 請求項4の電子機器であって、
    前記入出力制御部が、前記暗号化された情報をネットワークを通して送信を行うと共に、暗号化された情報をネットワークを通して受信する際に、電子メールまたは、FTP(File Transfer Protocol)のプロトコルに則り情報を送受信する
    ことを特徴とする電子機器。
  6. 請求項4または請求項5の電子機器であって、
    前記暗号化処理部は、前記記憶部に登録されている情報を暗号化する際に、前記電子機器の固有の識別情報を含め、
    前記解析判断部は、前記ネットワークを通して受信された暗号化された情報に含まれる前記電子機器の固有の識別情報と、前記電子機器が保持する固有の識別情報が一致したときにのみ前記ネットワークを通して受信された暗号化された情報が前記記憶部に登録されていた情報を保持したデータであると判断する
    ことを特徴とする電子機器。
  7. 請求項6の電子機器であって、
    前記電子機器の固有の識別情報が前記電子機器のシリアルナンバーである
    ことを特徴とする電子機器。
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