JP2009060305A - 画像処理装置、印刷出力装置およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、印刷出力装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印刷用紙の無駄を抑制することが可能な技術を提供する。
【解決手段】 画像処理装置(MFP1等)は、ユーザのアクセス権限情報を取得するアクセス権限情報取得部11と、処理対象文書の各ページに設定されたアクセス制限情報を取得するアクセス制限情報取得部12と、アクセス権限情報とアクセス制限情報とに基づいて、処理対象文書の各ページにユーザがアクセス可能か否かを判定する判定部13と、判定部13によってアクセス不可能であると判定されたページを削除して、処理対象文書の印刷出力用画像を生成する印刷出力制御部14とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、印刷出力用画像を生成する画像処理装置およびそれに関連する技術に関する。
機密情報を含む文書(機密文書)に関して、文書単位で印刷出力を制限する技術が存在する。
また、機密文書の中には、文書全体が機密情報であるものだけでなく、当該文書の一部ページのみに機密情報が含まれるものも存在する。そして、後者のような文書については、ページ単位で印刷出力を制限したいという要求も存在する。
そこで、後者のような文書(すなわち一部ページのみに機密情報を含む文書)に関して、文書全体の印刷出力を制限するのではなく、当該一部のページについてのみ印刷出力を制限する技術が提案されている。
例えば、特許文献1においては、コピー対象文書(印刷出力対象文書)にコピー禁止ページが含まれる場合には、当該コピー禁止ページを白紙にして印刷出力すること、あるいは、当該コピー禁止ページ内の内容を一旦消去した後に当該ページに「コピー禁止」等の文字を埋め込んで印刷出力することが記載されている。
特開2006−229709号公報
しかしながら、上記のような手法を採用する場合には、印刷出力対象文書に含まれるページは、アクセス権限を有していないために印刷出力できないページであっても、白紙ページ、あるいはコピー禁止などの文字が埋め込まれたページとして、必ず印刷出力されてしまう。そのため、印刷用紙が無駄に消費されてしまうことになる。
そこで、この発明の課題は、印刷用紙の無駄を抑制することが可能な技術を提供することにある。
上記課題を解決すべく、請求項1の発明は、画像処理装置であって、ユーザのアクセス権限情報を取得する第1取得手段と、処理対象文書の各ページに設定されたアクセス制限情報を取得する第2取得手段と、前記アクセス権限情報と前記アクセス制限情報とに基づいて、前記処理対象文書の各ページに前記ユーザがアクセス可能か否か、を判定する判定手段と、アクセス不可能であると判定されたページを削除して、前記処理対象文書の印刷出力用画像を生成する制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明に係る画像処理装置において、前記印刷出力用画像は、前記判定手段の判定結果に応じて削除されたページの番号を記載したレポートページの画像を含むことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明に係る画像処理装置において、前記第1取得手段は、前記アクセス権限情報として、複数のレベルのいずれかが規定されたアクセス権限レベルに関する情報を取得し、前記第2取得手段は、前記アクセス制限情報として、複数のレベルのいずれかが規定されたアクセス制限レベルに関する情報を取得し、前記判定手段は、前記ユーザの前記アクセス権限レベルと前記処理対象文書の前記各ページに関する前記アクセス制限レベルとの大小関係に基づいて、前記印刷出力対象文書の各ページに前記ユーザがアクセス可能か否かを判定することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3の発明に係る画像処理装置において、前記第1取得手段は、各ユーザのアクセス権限レベルを規定するデータテーブルに基づいて、前記ユーザの前記アクセス権限レベルを取得することを特徴とする。
請求項5の発明は、印刷出力装置であって、ユーザのアクセス権限情報を取得する第1取得手段と、印刷出力対象文書の各ページに設定されたアクセス制限情報を取得する第2取得手段と、前記アクセス権限情報と前記アクセス制限情報とに基づいて、前記印刷出力対象文書の各ページに前記ユーザがアクセス可能か否か、を判定する判定手段と、アクセス不可能であると判定されたページを削除して、前記処理対象文書を印刷出力する制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項6の発明は、コンピュータに、a)ユーザのアクセス権限情報を取得する手順と、b)処理対象文書の各ページに設定されたアクセス制限情報を取得する手順と、c)前記アクセス権限情報と前記アクセス制限情報とに基づいて、前記処理対象文書の各ページに前記ユーザがアクセス可能か否か、を判定する手順と、d)アクセス不可能であると判定されたページを削除して、前記処理対象文書の印刷出力用画像を生成する手順と、を実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
請求項1ないし請求項6に記載の発明によれば、アクセス不可能であると判定されたページは、印刷出力されないため、印刷用紙の無駄を抑制することが可能である。
特に、請求項2に記載の発明によれば、削除ページの番号を記載したレポートページが生成されるので、何れのページが削除されているかが判り易い。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<1.構成>
図1は、印刷システム100の構成を示す概略図である。
図1に示すように、印刷システム100は、マルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi Function Peripheral)(MFPとも略称する)1を備えている。
MFP1は、ネットワークNWを介して複数のコンピュータ90等に接続されており、当該コンピュータ90からの印刷出力指令(単に印刷指令とも称する)を受け付け、当該印刷指令に基づいて印刷出力動作を実行する。なお、ネットワークNWは、LAN(Local Area Network)およびインターネットなどの各種のネットワークを含む。
MFP1は、上述のように印刷出力機能を有しており、印刷出力装置(単に印刷装置とも称する)として機能する。また、MFP1は、印刷出力用画像を生成する画像処理装置としても機能する。
図2は、MFP1の構成を示す機能ブロック図である。MFP1は、スキャナ機能、プリンタ機能、コピー機能およびファクシミリ通信機能などを備える装置(複合機とも称する)である。具体的には、MFP1は、画像読取部2と、印刷出力部3と、通信部4と、格納部5と、入出力部6と、コントローラ9とを備えており、これらの各部を複合的に動作させることによって、上記の各機能を実現する。
画像読取部2は、MFP1の所定の位置に載置された原稿を光学的に読み取って、当該原稿の画像データ(原稿画像とも称する)を生成する処理部である。
印刷出力部3は、対象画像に関する画像データに基づいて紙などの各種の媒体に画像を印刷出力する出力部である。
通信部4は、公衆回線等を介したファクシミリ通信を行うことが可能な処理部である。さらに、通信部4は、通信ネットワークNWを介したネットワーク通信が可能である。このネットワーク通信では、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)およびFTP(File Transfer Protocol)等の各種のプロトコルが利用され、当該ネットワーク通信を利用することによって、MFP1は、所望の相手先との間で各種のデータを授受することが可能である。なお、MFP1は、このネットワーク通信を利用することによって、電子メールの送受信を行うことも可能である。
格納部5は、ハードディスクドライブ(HDD)等の格納装置で構成される。この格納部5には、画像読取部2等で生成された原稿画像が格納される。また、格納部5には、ユーザ認証情報等も記憶されている。
入出力部6は、MFP1に対する入力を受け付ける操作入力部61と、各種情報の表示出力を行う表示部62とを備えている。詳細には、MFP1には操作パネル63(図1参照)が設けられている。この操作パネル63は、液晶表示パネルに圧電センサ等が埋め込まれて構成されており、表示部62の一部として機能するとともに、操作入力部61の一部としても機能する。
コントローラ9は、MFP1を統括的に制御する制御装置であり、CPUと、各種の半導体メモリ(RAMおよびROM等)とを備えて構成される。コントローラ9の制御下において各種の処理部が動作することによって、MFP1の各種の機能が実現される。例えば、コントローラ9の制御下において、画像読取部2を用いて所望の画像を光学的に読み取ることによって、原稿をスキャニングした画像(原稿画像)が取得され、スキャナ機能が実現される。また、コントローラ9は、次述するような各種の処理をも制御する。
コントローラ9は、CPUにおいて、ROM(例えば、EEPROM等)内に格納されている所定のソフトウエアプログラム(以下、単にプログラムとも称する)を実行することによって、各種の処理部を実現する。コントローラ9は、印刷制御システム(印刷制御装置とも称される)として機能する。
具体的には、コントローラ9は、アクセス権限情報取得部11と、アクセス制限情報取得部12と、判定部13と、印刷出力制御部14とを含む各種の処理部を実現する。
アクセス権限情報取得部11は、印刷出力指示者であるユーザUTのアクセス権限情報MAを取得する処理部である。
アクセス制限情報取得部12は、処理対象文書D1の各ページに設定されたアクセス制限情報MRを取得する処理部である。
判定部13は、アクセス権限情報MAとアクセス制限情報MRとに基づいて、処理対象文書D1の各ページに対してユーザUTがアクセス可能であるか否か、を判定する処理部である。
印刷出力制御部14は、処理対象文書D1に含まれる複数のページ(P1,P2,P3,...)のうち、アクセス不可能であると判定部13によって判定されたページを削除して、処理対象文書D1の印刷出力用画像を生成する処理部である。また、印刷出力制御部14は、生成された印刷出力用画像に基づく印刷出力動作をも制御する。
<2.動作>
つぎに、印刷システム100における動作について説明する。以下では、或るユーザUTがコンピュータ90に対して印刷出力に関する操作入力を行い、当該操作入力に応じて、処理対象文書D1に関する印刷指令が、コンピュータ90(90A)からMFP1(1A)へと送信された場合を例示する。
ここでは、処理対象文書D1は、或るユーザUDによって予め生成され、MFP1の格納部5内に予め格納されているものとする。また、処理対象文書D1には、図3の上段に示すように、各ページに関するアクセス制限情報MRが、処理対象文書D1の作成時等において予め付与されている。詳細には、各ページのアクセス制限情報MRは、それぞれ、複数のレベルのいずれかが規定された「アクセス制限レベル」に関する情報を有している。例えば、図3の上段に示すように、
1)第1ページのアクセス制限レベルは、0(ゼロ)であり、
2)第2ページのアクセス制限レベルは、1であり、
3)第3ページのアクセス制限レベルは、3であり、
4)第4ページのアクセス制限レベルは、5であり、
5)第5ページのアクセス制限レベルは、0(ゼロ)である、
として、各ページのアクセス制限レベルが規定される。
ここでは、そのページの機密レベルが高くなるほど、当該ページのアクセス制限レベルの数値が大きく設定されているものとする。
図4〜図6は、MFP1の動作を示すフローチャートである。図4は、印刷出力を受け付けたMFP1の動作を示すメインフローチャートであり、図5および図6は、その一部の動作を示すフローチャートである。図5はステップS11の詳細動作、図6はステップS19の詳細動作を示している。以下では、これらの図に基づいてMFP1の動作について説明する。
ユーザUTは、コンピュータ90へのログイン時にそのユーザID(識別情報)を入力することによって、ユーザUTであることが既に確認されている。その後、ユーザUTが当該コンピュータ90を操作して、処理対象文書D1に関する印刷指令がMFP1へ向けて送出されると、MFP1が当該印刷指令を受信する。当該印刷指令には、処理対象文書D1のファイル名、および印刷出力指示者であるユーザUTのユーザID等が含まれている。
MFP1は、このような印刷指令を受信すると、図4に示すように、まず、ステップS11において、ユーザUTのアクセス権限情報MAを取得する。
具体的には、図5に示すように、まず、ステップS31において、印刷指令に含まれているユーザIDを取得する。
そして、格納部5に格納されているユーザ情報テーブルTB1(図7参照)にアクセスして、ステップS31で取得したユーザIDと同一のID番号がユーザ情報テーブルTB1に存在するか否かが判定される(ステップS32,S33)。
このユーザ情報テーブルTB1は、アクセス権限情報MAを規定するテーブルである。アクセス権限情報MAは、「アクセス権限レベル」に関する情報を有しており、「アクセス権限レベル」は、各ユーザに関して複数のレベル(例えば「0」,「1」,「2」,「3」,「4」,「5」の6段階)のいずれかが規定され得る。ユーザ情報テーブルTB1においては、各ユーザIDに対応するアクセス権限レベルがそれぞれ規定されている。ここでは、各ユーザIDの「アクセス権限レベル」として、ゼロ以外の複数のレベル(「1」〜「5」)のいずれかが設定されているものとする。
ステップS31で取得したユーザIDと同じユーザIDがテーブルTB1に存在する場合には、MFP1は、テーブルTB1にて当該ユーザIDに対応して規定されているアクセス権限レベルを、ユーザUTのアクセス権限レベルとして取得して設定する(ステップS35)。例えば、ユーザUTのユーザIDが「1032」である場合には、ユーザUTのアクセス権限レベルは「2」に設定される(図7参照)。
一方、ステップS31で取得したユーザIDと同じユーザIDがテーブルTB1に存在しない場合には、ユーザUTのアクセス権限レベルとして、最も低いレベル値(具体的には、0(ゼロ))が設定される(ステップS34)。
その後、ステップS36において、削除情報を記述するレポートページ(削除レポートページとも称する)が暫定的に作成される。
図8は、削除レポートページRPの一例を示している。なお、図8は、レポートページRPの最終的な出力状態を示しているが、ステップS36においては当該レポートページRPの内容は未だ定められていない(より詳細には空白である)。また、後述するように、このレポートページRPが不要である場合には、ステップS43において当該レポートページRPは削除される。このレポートページRPについては後述する。
上記のようなステップS11の処理の次には、ステップS12〜S18(図4)の処理がMFP1によって実行される。具体的には、処理対象文書D1に含まれる複数のページのうち第nページ(n=1,2,3,...)に対する処理(ステップS12〜S18)が繰り返し実行される。
まず、第nページの内容が読み取られ(ステップS12)、当該第nページに関するアクセス制限情報MRが取得される(ステップS13)。アクセス制限情報MRは、「アクセス制限レベル」に関する情報を有している。たとえば、第1ページから第5ページまでのそれぞれのページに関して、上述のようなアクセス制限レベル(図3参照)が設定され得る。
そして、ステップS14において、ユーザUTのアクセス権限レベルと処理対象文書D1の各ページに設定されたアクセス制限レベルとの大小関係に基づいて、処理対象文書D1の各ページに対して当該ユーザUTがアクセス可能か否かが判定される。より詳細には、第nページのアクセス制限レベルがユーザUTのアクセス権限レベル以下である場合には、ユーザUTは当該第nページにアクセス可能であると判定される。一方、第nページのアクセス制限レベルがユーザUTのアクセス権限レベルよりも大きい場合には、ユーザUTは当該第nページにアクセス不可能であると判定される。
例えば、ユーザUTのアクセス権限レベルが「2」であるときには、そのアクセス制限レベルが0(ゼロ)である第1ページおよび第5ページと、そのアクセス制限レベルが1である第2ページとに対してのみ、ユーザUTによるアクセスが可能であると判定される。一方、そのアクセス制限レベルが3である第3ページと、そのアクセス制限レベルが5である第4ページとに対しては、ユーザUTによるアクセスは不可能であると判定される。
アクセス可能であると判定されると、当該第nページに関する印刷出力用の画像(ページ画像とも称する)が生成されるとともに、当該ページ画像に基づく印刷出力処理が実行される(ステップS17)。
一方、アクセス不可能であると判定されると、当該第nページは印刷出力対象から除外(削除)される(ステップS15)。すなわち、処理対象文書D1は、少なくともその第nページが削除された状態で、印刷出力されることになる。そして、次のステップS16において、第nページが削除された旨のログ情報がレポートページ(削除レポートページ)RPに記載される。
以上のような動作が、処理対象文書D1に含まれる全てのページに対して実行される。
この結果、そのアクセス制限レベルがユーザUTのアクセス権限レベル以下であるページのみが印刷出力されることになる。例えば、ユーザUTのアクセス権限レベルが「2」に設定された場合には、図3の下段に示すように、第3ページと第4ページとが印刷対象から除外(削除)され、第1ページと第2ページと第5ページとがこの順序で印刷出力されることになる。
また、ステップS19では、MFP1は、削除レポートページRPの生成処理等を実行する。
具体的には、図6に示すように、削除ページの有無が判定され(ステップS41)、削除ページが存在する場合にはステップS42に進み、削除ページが存在しない場合にはステップS43に進む。
ステップS42では、削除レポートページRPのページ画像が生成されるとともに、当該ページ画像に基づく印刷出力処理が実行される。これにより、第1ページ、第2ページおよび第5ページ(図3参照)に続いて、削除レポートページRPが印刷出力される。この削除レポートページRP(図8参照)においては、全5ページの処理対象文書D1において、機密情報を含む2つのページ、具体的には、第3ページと第4ページとが削除された旨が記載されている。
一方、ステップS43では、削除レポートページRPが不要である、と判定され、削除レポートページRP自体が削除される。これによれば、削除ページが存在しない場合には削除レポートページRP自体が印刷出力されないため、不要な印刷出力を回避できる。
以上のような動作によれば、アクセス権限情報MAとアクセス制限情報MRとに基づいて、処理対象文書の各ページにユーザがアクセス可能か否かが判定される。そして、処理対象文書D1に含まれる複数のページのうち、アクセス不可能であると判定されたページが除外(削除)されて、処理対象文書D1の印刷出力用画像が生成され、処理対象文書D1の印刷出力処理が実行される。したがって、アクセス不可能であると判定されたページは、印刷出力されないため、印刷用紙の無駄を抑制することが可能である。特に、複数のページが削除対象となる場合には、印刷用紙の無駄の抑制効果が大きい。
また、削除ページの番号を記載したレポートページRP(詳細には当該レポートページRPの画像)を含む印刷出力用画像が生成され、当該レポートページRPが印刷出力されるので、削除ページが存在するか否か、および何れのページが削除されているかが判り易い。
<3.その他>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
たとえば、上記実施形態においては、処理対象文書D1に含まれる全てのページが印刷対象として指定されている場合について例示したが、これに限定されず、処理対象文書D1に含まれる一部のページが印刷対象として指定される場合に、上記と同様の思想を適用するようにしてもよい。具体的には、第3ページから第5ページが印刷出力対象として指定される場合には、第3ページおよび第4ページは共に印刷出力されない一方で、第5ページが印刷出力され、さらに、第3ページおよび第4ページが削除された旨が記述されたレポートページRPが併せて印刷出力される。
また、上記実施形態においては、ステップS14において、ユーザUTのアクセス権限レベルと各ページのアクセス制限レベルとが等しい場合(すなわち等号成立時)には、ユーザUTの各ページに対するアクセスが可能であると判定する場合を例示しているが、これに限定されない。例えば、ユーザUTのアクセス権限レベルと各ページのアクセス制限レベルとが等しい場合(すなわち等号成立時)には、逆に「アクセス不可能」と判定するようにしてもよい。換言すれば、ユーザUTのアクセス権限レベルが、或るページのアクセス制限レベルよりも大きい場合にのみ、当該ユーザUTが当該ページにアクセス可能であると判定されるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、レポートページRPの要否にかかわらず、レポートページRPを暫定的に作成しておき(ステップS36)、不要であると判定される場合にはレポートページRPを削除する(ステップS41,S43)態様を例示したが、これに限定されない。例えば、削除ページの存在が確認された後にレポートページRPの作成を開始するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、MFP1は、コンピュータ90からの印刷指令に応じて印刷出力を実行する場合を例示したが、これに限定されない。例えば、MFP1は、コンピュータ90からの印刷指令だけでなく、他のMFP1からの印刷指令を受け付けて、印刷出力等を実行することも可能である。あるいは、MFP1は、当該MFP1自身の操作入力部61を用いて入力された印刷指令に基づいて、当該MFP1自身の格納部5等に格納された処理対象文書D1の印刷出力等を実行することも可能である。
印刷システムの構成を示す概略図である。 MFPの構成を示す機能ブロック図である。 処理対象文書に関する印刷出力状況を示す図である。 印刷出力を受け付けたMFPの動作を示すフローチャートである。 ステップS11の詳細動作を示すフローチャートである。 ステップS19の詳細動作を示すフローチャートである。 ユーザ情報テーブルを示す図である。 削除レポートページを示す図である。
符号の説明
1 MFP
9 コントローラ
90 コンピュータ
100 印刷システム
D1 処理対象文書
RP レポートページ
TB1 ユーザ情報テーブル

Claims (6)

  1. 画像処理装置であって、
    ユーザのアクセス権限情報を取得する第1取得手段と、
    処理対象文書の各ページに設定されたアクセス制限情報を取得する第2取得手段と、
    前記アクセス権限情報と前記アクセス制限情報とに基づいて、前記処理対象文書の各ページに前記ユーザがアクセス可能か否か、を判定する判定手段と、
    アクセス不可能であると判定されたページを削除して、前記処理対象文書の印刷出力用画像を生成する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記印刷出力用画像は、前記判定手段の判定結果に応じて削除されたページの番号を記載したレポートページの画像を含むことを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記第1取得手段は、前記アクセス権限情報として、複数のレベルのいずれかが規定されたアクセス権限レベルに関する情報を取得し、
    前記第2取得手段は、前記アクセス制限情報として、複数のレベルのいずれかが規定されたアクセス制限レベルに関する情報を取得し、
    前記判定手段は、前記ユーザの前記アクセス権限レベルと前記処理対象文書の前記各ページに関する前記アクセス制限レベルとの大小関係に基づいて、前記印刷出力対象文書の各ページに前記ユーザがアクセス可能か否かを判定することを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項3に記載の画像処理装置において、
    前記第1取得手段は、各ユーザのアクセス権限レベルを規定するデータテーブルに基づいて、前記ユーザの前記アクセス権限レベルを取得することを特徴とする画像処理装置。
  5. 印刷出力装置であって、
    ユーザのアクセス権限情報を取得する第1取得手段と、
    印刷出力対象文書の各ページに設定されたアクセス制限情報を取得する第2取得手段と、
    前記アクセス権限情報と前記アクセス制限情報とに基づいて、前記印刷出力対象文書の各ページに前記ユーザがアクセス可能か否か、を判定する判定手段と、
    アクセス不可能であると判定されたページを削除して、前記処理対象文書を印刷出力する制御手段と、
    を備えることを特徴とする印刷出力装置。
  6. コンピュータに、
    a)ユーザのアクセス権限情報を取得する手順と、
    b)処理対象文書の各ページに設定されたアクセス制限情報を取得する手順と、
    c)前記アクセス権限情報と前記アクセス制限情報とに基づいて、前記処理対象文書の各ページに前記ユーザがアクセス可能か否か、を判定する手順と、
    d)アクセス不可能であると判定されたページを削除して、前記処理対象文書の印刷出力用画像を生成する手順と、
    を実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015106400A (ja) * 2013-12-03 2015-06-08 株式会社ウインテック 貿易業務支援装置

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