JP2007166387A - 印刷データファイル生成装置及び印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】情報漏洩が起こりにくい環境を実現できる印刷データファイル生成装置(原稿をスキャンすることにより当該原稿に関する印刷データを生成し、当該印刷データのファイルを可搬型の記録媒体上に記憶する機能を有する装置)と印刷装置とを、提供する。
【解決手段】印刷データファイル生成装置10を、設定されている署名生成鍵を用いて暗号化した署名データを含めた印刷データ(通常の印刷装置では印刷できないもの)のファイルをUSBメモリ等の記録媒体上に生成する機能を有する装置としておくと共に、印刷装置20を、記録媒体(USBメモリ等)上のファイル中の署名データを,自装置に設定されている署名検証鍵を用いて復号することにより、当該ファイルが印刷を行っても良いものであるか否かを判断する機能を有する装置としておく。
【選択図】 図7
【解決手段】印刷データファイル生成装置10を、設定されている署名生成鍵を用いて暗号化した署名データを含めた印刷データ(通常の印刷装置では印刷できないもの)のファイルをUSBメモリ等の記録媒体上に生成する機能を有する装置としておくと共に、印刷装置20を、記録媒体(USBメモリ等)上のファイル中の署名データを,自装置に設定されている署名検証鍵を用いて復号することにより、当該ファイルが印刷を行っても良いものであるか否かを判断する機能を有する装置としておく。
【選択図】 図7
Description
本発明は、原稿をスキャンすることにより当該原稿に関する印刷データを生成し、当該印刷データのファイルを可搬型の記録媒体上に記憶する機能を有する印刷データファイル生成装置と、可搬型の記録媒体上に記憶されているファイルの印刷機能を有する印刷装置とに、関する。
周知のように、近年、市販されているスキャナ/複合機の中には、原稿をスキャンすることにより当該原稿に関する印刷データを生成し、当該印刷データのファイルを,自装置に装着されているメモリカード,USBメモリ等に記憶する機能(以下、スキャンtoストレージ機能と表記する)を有するもの(例えば、特許文献1参照。)が、存在している。
スキャンtoストレージ機能を利用すれば、印刷物よりもかさばらないメモリカード,USBメモリ等により情報のやり取りが行えることになる。しかしながら、既存のスキャナ/複合機が有するスキャンtoストレージ機能は、いずれも、情報漏洩に対する防護策が何等施されていないものとなっている。
そこで、本発明の課題は、情報漏洩が起こりにくい環境を実現できる印刷データファイル生成装置(原稿をスキャンすることにより当該原稿に関する印刷データを生成し、当該印刷データのファイルを可搬型の記録媒体上に記憶する機能を有する装置)と印刷装置とを、提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の印刷データファイル生成装置は、署名生成鍵を記憶した署名生成鍵記憶手段と、可搬型の記録媒体に情報を書き込むための情報書込手段と、原稿をスキャンすることにより画像データを生成するスキャン手段と、スキャン手段によって生成された画像データに基づき,原稿に関する印刷データを生成する印刷データ生成手段と、この印刷データ生成手段により生成された印刷データに基づく署名生成用データを署名生成鍵記憶手段に記憶されている署名生成鍵を用いて暗号化することにより,それを復号するのに,署名生成鍵に対応する署名検証鍵が必要とされる署名データを生成する署名データ生成手段と、情報書込手段を利用することにより、印刷データ生成手段により生成された印刷データと署名データ生成手段により生成された署名データとを含む署名付印刷データのファイルを,情報書込手段にセットされている記録媒体上に生成する署名付印刷データファイル生成手段とを、備える。
また、本発明の印刷装置は、署名検証鍵を記憶しておくための署名検証鍵記憶手段と、可搬型の記録媒体から情報を読み出すための情報読出手段と、情報読出手段にセットされている記録媒体に記憶されているファイルの印刷を行うための印刷実行手段であって、ファイルの所定部分のデータを署名検証鍵記憶手段に記憶されている署名検証鍵を用いて復号し,その復号結果とファイルに基づく比較対象データが同じ場合に,ファイルの印刷を行う署名付印刷データファイル印刷機能を有する印刷実行手段とを、備える。
すなわち、本発明の印刷データファイル生成装置は、署名生成鍵記憶手段に記憶されている署名生成鍵に対応する署名検証鍵が署名検証鍵記憶手段に記憶されている本発明の印刷装置でしか印刷できないファイルを可搬型の記録媒体上に生成する構成を有している。従って、本発明の印刷データファイル生成装置と印刷装置とを,何台かずつ各所(同一の建物内の各所や、複数の事業所内の各所)に設置しておけば、各印刷データファイル生成装置により記録媒体上に作成されたファイルの印刷が、特定の印刷装置でしか行えない環境(情報を漏洩するために重要書類のファイルを記録媒体上に生成して当該記録媒体を持ち出してもファイルの印刷が行えず、重要書類のファイルが記憶されている記録媒体を落としてしまっても、当該記録媒体上のファイルが印刷されてしまうことがない環境)を、実現できることになる。
なお、意図的な情報漏洩を防止出来なくなることにはなるが、本発明の印刷データファイル生成装置を、情報書込手段を利用することにより、印刷データ生成手段により生成された印刷データのファイルを,情報書込手段にセットされている記録媒体上に生成する通常印刷データファイル生成手段をさらに備える装置としておくことも出来る。
また、本発明の印刷装置を実現する際には、署名検証鍵記憶手段を、複数個の署名検証鍵を記憶可能な手段としておくと共に、署名付印刷データファイル印刷機能を、署名検証鍵記憶手段に記憶されている任意の署名検証鍵を用いてファイルの所定部分のデータを復号することが可能な機能としておくことが出来る。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
まず、図1を用いて、本発明の一実施形態に係る印刷データファイル生成装置10の概要を、説明する。
図1に示してあるように、本実施形態に係る印刷データファイル生成装置10は、USBホスト回路11(図では、“USBホスト”)と操作パネル12とコントローラ13と印刷エンジン14とスキャナ15とを備えた装置である。なお、印刷データファイル生成装置10は、コンピュータに接続しなくても使用可能な装置なのであるが、通常は、LANに接続して(何台かのコンピュータとネットワーク接続して)使用される装置となっている。
この印刷データファイル生成装置10が備えるUSBホスト回路11は、USBメモリ(USBフラッシュメモリ)40用のインタフェース回路(USBメモリ40からの情報の読み出し、USBメモリ40への情報の書き込みを行うための回路)である。操作パネル12は、ユーザから各種の指示を得るため(及び、印刷データファイル生成装置10の状態をユーザに提示するため)に、印刷データファイル生成装置10に設けられているユニットである。この操作パネル12は、LCD,複数のLED,複数の押しボタンスイッチ等から構成されている。
印刷エンジン14は、用紙上に印刷を行うためのユニットである。スキャナ15は、自身にセットされた原稿をスキャンすることにより,当該原稿の画像データを生成するユニットである。コントローラ13は、印刷データファイル生成装置10内の各部を統合的に制御するユニットである。このコントローラ13は、CPU,ROM,RAM,EEPROM,各種インタフェース回路等から構成されている。
そして、本実施形態に係る印刷データファイル生成装置10は、コピー機,ネットワークプリンタ等としての機能と、スキャナ15にセットされている原稿に関する,特定の印刷装置のみが印刷できる印刷データ(以下、署名付印刷データと表記する)のファイル(以下、署名付印刷データファイルと表記する)を,USBメモリ40上に生成する機能とを有する装置となっている。
以上のことを前提に、以下、本実施形態に係る印刷データファイル生成装置10の構成及び動作を、さらに具体的に説明する。
印刷データファイル生成装置10は、コントローラ13内のEEPROM上に,管理者パスワード,タイプ指定情報等(管理者(管理者パスワードを入力できた者)が変更可能な各種情報)が記憶されている状態で,署名生成鍵・署名検証鍵生成プログラムと共にユーザに提供(販売)される装置である。
ここで、署名生成鍵・署名検証鍵生成プログラムとは、データを暗号化するための署名生成鍵と、署名生成鍵を用いて暗号化されたデータを復号するための,その値から署名生成鍵を求めることが出来ない署名検証鍵とを生成するプログラムのことである。この署名生成鍵・署名検証鍵生成プログラムは、一般的に使用されている公開鍵暗号(非対称鍵暗号)方式用の鍵生成プログラムと特に変わる所がないものとなっている。このため、署名生成鍵・署名検証鍵生成プログラムの詳細説明は、省略することにする。
タイプ指定情報とは、印刷データファイル生成装置10を,署名付印刷データファイルと通常印刷データファイル(通常の印刷装置が印刷できる印刷データのファイル)とを生成可能な装置,署名付印刷データファイルのみを生成可能な装置のいずれとして動作させるかを指定する情報のことである。印刷データファイル生成装置10は、このタイプ指定情報として、自装置を後者の装置として動作させることを指定するものがEEPROM上に記憶されている状態でユーザに提供(販売)される装置となっている。
印刷データファイル生成装置10の運用開始時には、署名生成鍵・署名検証鍵生成プログラムを用いて生成した署名生成鍵(署名検証鍵の用途については後述する)を設定する作業(EEPROM上に署名生成鍵を記憶させるための作業)が、行われる。また、必要である場合には、タイプ指定情報を設定し直す作業も、行われる。
なお、本印刷データファイル生成装置10は、各種設定作業を操作パネル12を操作することにより行える装置であると共に、IPアドレスを設定しておけば、各種設定作業をコンピュータのWebブラウザを利用して行える状態で動作する装置(一種のWebサーバとしての機能を有する装置)となっている。さらに、印刷データファイル生成装置10は、各種設定作業を開始しようとした者に,管理者パスワードの入力を要求する装置(要するに、管理者(管理者パスワードを入力できた者)のみが,署名生成鍵等の設定を行える装置)となっている。
署名生成鍵等の設定が完了すると、印刷データファイル生成装置10は、署名付印刷データファイルと通常印刷データファイルとを生成可能な装置,或いは、署名付印刷データファイルのみを生成可能な装置としての動作(タイプ指定情報が指定している装置としての動作)を、開始する。
印刷データファイル生成装置10が,署名付印刷データファイルと通常印刷データファイルとを生成可能な装置としての動作している場合、コントローラ13は、操作パネル12を,署名付印刷データファイル生成処理の開始指示操作(署名付印刷データファイル生成処理用のメニューを選択する操作を含む一連の操作)と,通常印刷データファイル生成処理の開始指示操作(通常印刷データファイル生成処理用のメニューを選択する操作を含む一連の操作)とを行える手段として機能させる。また、印刷データファイル生成装置10が,署名付印刷データファイルのみを生成可能な装置としての動作している場合、コントローラ13は、操作パネル12を,署名付印刷データファイル生成処理の開始指示操作を行えるが,通常印刷データファイル生成処理の開始指示操作を行えない手段として機能させる。
そして、いずれのタイプの装置として動作している印刷データファイル生成装置10内のコントローラ13も、操作パネル12に対して,署名付印刷データファイル生成処理の開始指示操作が行われた場合には、図2に示した手順の署名付印刷データファイル生成処理を行う。
すなわち署名付印刷データファイル生成処理の開始指示操作が行われたことを検出したコントローラ13は、まず、原稿(スキャナ15にセットされているもの)の画像データをスキャナ15に生成させ、当該画像データに基づき,原稿に関する印刷データ(原稿のコピーが印刷されることになる印刷データ)を生成する処理(ステップS101)を行う。次いで、コントローラ13は、生成した印刷データに基づく署名生成用データを,EEPROM上の署名生成鍵を用いて暗号化することにより認証データを生成する処理(ステップS102)を行う。
その後、コントローラ13は、ステップS101の処理で生成した印刷データとステップS102の処理で生成した認証データとを組み合わせた署名付印刷データを生成し、その署名付印刷データのファイル(すなわち、署名付印刷データファイル)をUSBメモリ40上に作成する処理(ステップS103)を行う。なお、本実施形態に係るコントローラ13は、このステップS103の処理で生成する署名付印刷データは、図3に模式的に示してあるように、印刷データの特定の部分に認証データを含めたデータ(通常の印刷データ中に含まれない認証データが含まれているが故に、通常の印刷装置が印刷できないデータ)となっている。
そして、ステップS103の処理を終えたコントローラ13は、この署名付印刷データファイル生成処理を終了する。
次に、本発明の一実施形態に係る印刷装置20の構成及び動作を、説明する。
本実施形態に係る印刷装置20は、上記した印刷データファイル生成装置10と組み合わせて使用される装置(特定の印刷装置に印刷させるためのものとして印刷データファイル生成装置10によって作成された署名付印刷データファイルの印刷を行える印刷装置として動作可能な装置)である。
図4に示したように、印刷装置20は、USBホスト回路21(図では、“USBホスト”)と操作パネル22とコントローラ23と印刷エンジン24とを、備えている。なお、図示は省略してあるが、印刷装置20は、何台かのコンピュータとネットワーク接続して使用することも、コンピュータとダイレクト接続して使用することも可能な装置となっている。
この印刷装置20が備えるUSBホスト回路21は、USBメモリ40用のインタフェース回路である。印刷エンジン24は、用紙上に印刷を行うためのユニットである。操作パネル22は、ユーザから各種の指示を得るため(及び、印刷装置20の状態をユーザに提示するため)に、印刷装置20に設けられているユニットである。この操作パネル22は、5行の文字列を表示可能なLCD,複数のLED,複数の押しボタンスイッチ等から構成されたものとなっている。
コントローラ23は、印刷装置20内の各部を統合的に制御するための、CPU,ROM,RAM,EEPROM,各種インタフェース回路等からなるユニットである。
このコントローラ23は、印刷装置20(コントローラ23)と接続されているコンピュータを操作することにより、印刷データファイル生成装置10の装置名(印刷データファイル生成装置10の設置場所の名称等の,印刷データファイル生成装置10を特定できる情報)と署名検証鍵とからなる署名検証鍵情報を,複数個(本実施形態では、最大,8個),設定することが可能なユニットである。また、コントローラ23は、署名検証鍵情報を設定しようとした者に,管理者パスワードの入力を要求するユニットであると共に、設定された署名検証鍵情報をEEPROM上に記憶するユニットとなっている。
さらに、コントローラ23は、署名検証鍵情報が1個以上設定されている状態では、印刷を行うべきUSBメモリ40上のファイル(署名付印刷データファイル或いは通常印刷データファイル;以下、印刷対象ファイルと表記する)をユーザに指定させる際に、図5に示したような構成のファイルタイプ・装置名指定画面(設定されている各署名検証鍵情報中の装置名と“署名なし”とが示される画面)を,操作パネル22のLCD上に表示するユニットとなっている。すなわち、コントローラ23は、署名検証鍵情報が1個以上設定されている状態では、印刷対象ファイルとして選択した署名付印刷データファイルを生成した印刷データファイル生成装置10の装置名か、印刷対象ファイルが通常印刷データファイルである旨を、ユーザに入力させるための処理(ファイルタイプ・装置名指定画面上の装置名か“署名なし”をユーザに選択させる処理;署名検証鍵情報が全く設定されていない状態では行われない処理)も行うユニットとなっている。
そして、コントローラ23は、或る署名付印刷データファイルを印刷することが指示された場合(印刷対象ファイル及び装置名の指定を含む一連の操作が操作パネル22に対して行われた場合)には、図6に示した手順の署名付印刷データファイル印刷処理を開始し、まず、印刷対象ファイル内の認証データ(図3参照)を、ユーザが指定した装置名を含む署名検証鍵情報中の署名検証鍵(以下、処理対象署名検証鍵と表記する)を用いて復号する処理(ステップS201)を行う。次いで、コントローラ23は、復号結果と、印刷対象ファイルに基づくデータ(認証データの元データ;以下、比較対象データと表記する)とを比較する処理(ステップS202)を行う。
そして、コントローラ23は、復号結果と比較対象データとが一致していた場合(ステップS203;YES)には、ステップS204にて、印刷対象ファイルに対する印刷制御処理(印刷対象ファイル内の,認証データを除いたデータが表している印刷物を印刷エンジン24に生成させるための処理)を実行してから、この署名付印刷データファイル印刷処理を終了する。また、コントローラ23は、復号結果と比較対象データとが一致していなかった場合(ステップS203;NO)には、エラーメッセージをLCD上に表示する処理(ステップS205)を行ってから、署名付印刷データファイル印刷処理を終了する。
以上の説明から明らかなように、この印刷装置20は、印刷データファイル生成装置10に設定されている署名生成鍵に対応する署名検証鍵を設定しておけば、印刷データファイル生成装置10によりUSBメモリ40上に作成された署名付印刷データファイルの印刷を行える状態で動作する装置となっている。そして、印刷データファイル生成装置10によってUSBメモリ40上に作成される署名付印刷データファイルは、対応する署名検証鍵が設定されていない印刷装置20や他機種の印刷装置が印刷できないものとなっている。このため、何台かの印刷データファイル生成装置10(署名付印刷データファイルのみを生成可能な装置として機能しているもの)と何台かの印刷装置20とを,各所(同一の建物内の各所や、複数の事業所内の各所)に設置しておけば、図7に示したような環境、すなわち、各印刷データファイル生成装置10によりUSBメモリ40上に作成される各ファイル(署名付印刷データファイル)の印刷が特定の印刷装置20でしか行えないが故に、情報を漏洩するために重要書類のファイルを記録媒体上に生成して当該記録媒体を持ち出してもファイルの印刷が行えず、重要書類のファイルが記憶されている記録媒体を落としてしまっても、当該記録媒体上のファイルが印刷されてしまうことがない環境を、実現できることになる。
また、何台かの印刷データファイル生成装置10(署名付印刷データファイル及び通常印刷データファイルを生成可能な装置として機能しているもの)と何台かの印刷装置20とを,各所に設置しておけば、意図的な情報漏洩を防止することは出来ないが、印刷データファイル生成装置10により重要書類のファイルを記憶したUSBメモリ40を落としてしまっても、そのUSBメモリ40上のファイルが印刷されてしまうことがない環境を、実現できることになる。
《変形形態》
上記した印刷データファイル生成装置10,印刷装置20は、各種の変形を行うことが出来る。例えば、印刷データファイル生成装置10を、署名付印刷データファイルしかUSBメモリ40上に生成できない装置に変形することが出来る。また、印刷データファイル生成装置10を、コピー機やネットワークプリンタとしての機能を有さない装置や、USBメモリ40以外の記録媒体にファイルを記憶する装置に、変形することも出来る。
上記した印刷データファイル生成装置10,印刷装置20は、各種の変形を行うことが出来る。例えば、印刷データファイル生成装置10を、署名付印刷データファイルしかUSBメモリ40上に生成できない装置に変形することが出来る。また、印刷データファイル生成装置10を、コピー機やネットワークプリンタとしての機能を有さない装置や、USBメモリ40以外の記録媒体にファイルを記憶する装置に、変形することも出来る。
また、印刷データファイル生成装置10を、自装置の識別情報を含む署名付印刷データファイルを生成する装置としておき、印刷装置20を、署名付印刷データファイル中の識別情報から、自動的に署名検証鍵を特定する装置(装置名をユーザに指定させない装置)としておくことも出来る。また、印刷データファイル生成装置10を、装置用の署名生成鍵と、各ユーザ用の署名生成鍵とを設定でき、装置用の署名生成鍵を用いて生成した装置署名データと、ユーザ用の署名生成鍵を用いて生成してユーザ署名データとを含む署名付印刷データのファイルをUSBメモリ40上に生成する装置としておき、印刷装置20を、USBメモリ40上のファイルの印刷時に、ユーザ用の署名検証鍵の入力を要求する装置としておくことも出来る。
10 印刷データファイル生成装置、 11,21 USBホスト回路
12,22 操作パネル、 13,23 コントローラ
14,24 印刷エンジン、 15 スキャナ、 20 印刷装置
40 USBメモリ
12,22 操作パネル、 13,23 コントローラ
14,24 印刷エンジン、 15 スキャナ、 20 印刷装置
40 USBメモリ
Claims (4)
- 署名生成鍵を記憶した署名生成鍵記憶手段と、
可搬型の記録媒体に情報を書き込むための情報書込手段と、
原稿をスキャンすることにより画像データを生成するスキャン手段と、
前記スキャン手段によって生成された画像データに基づき,前記原稿に関する印刷データを生成する印刷データ生成手段と、
この印刷データ生成手段により生成された印刷データに基づく署名生成用データを前記署名生成鍵記憶手段に記憶されている前記署名生成鍵を用いて暗号化することにより,それを復号するのに,前記署名生成鍵に対応する署名検証鍵が必要とされる署名データを生成する署名データ生成手段と、
前記情報書込手段を利用することにより、前記印刷データ生成手段により生成された印刷データと前記署名データ生成手段により生成された署名データとを含む署名付印刷データのファイルを,前記情報書込手段にセットされている記録媒体上に生成する署名付印刷データファイル生成手段と
を、備えることを特徴とする印刷データファイル生成装置。 - 前記情報書込手段を利用することにより、前記印刷データ生成手段により生成された印刷データのファイルを,前記情報書込手段にセットされている記録媒体上に生成する通常印刷データファイル生成手段を、さらに備える
ことを特徴とする請求項1記載の印刷データファイル生成装置。 - 署名検証鍵を記憶しておくための署名検証鍵記憶手段と、
可搬型の記録媒体から情報を読み出すための情報読出手段と、
前記情報読出手段にセットされている記録媒体に記憶されているファイルの印刷を行うための印刷実行手段であって、前記ファイルの所定部分のデータを前記署名検証鍵記憶手段に記憶されている前記署名検証鍵を用いて復号し,その復号結果と前記ファイルに基づく比較対象データが同じ場合に,前記ファイルの印刷を行う署名付印刷データファイル印刷機能を有する印刷実行手段と
を、備えることを特徴とする印刷装置。 - 前記署名検証鍵記憶手段が、複数個の署名検証鍵を記憶可能な手段であり、
前記署名付印刷データファイル印刷機能が、前記署名検証鍵記憶手段に記憶されている任意の署名検証鍵を用いて前記ファイルの所定部分のデータを復号することが可能な機能である
ことを特徴とする請求項3記載の印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005361859A JP2007166387A (ja) | 2005-12-15 | 2005-12-15 | 印刷データファイル生成装置及び印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=38248750
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8185474B2 (en) | 2008-05-20 | 2012-05-22 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image processing apparatus, image outputting method, and image outputting program embodied on computer readable medium |
JP2020155842A (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 保守システムおよび画像形成装置 |
-
2005
- 2005-12-15 JP JP2005361859A patent/JP2007166387A/ja not_active Withdrawn
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US8185474B2 (en) | 2008-05-20 | 2012-05-22 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image processing apparatus, image outputting method, and image outputting program embodied on computer readable medium |
JP2020155842A (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 保守システムおよび画像形成装置 |
JP7247685B2 (ja) | 2019-03-18 | 2023-03-29 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 保守システムおよび画像形成装置 |
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