JP2007284218A - 注意喚起シートおよびその製造方法、並びに、エスカレータ設備 - Google Patents

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裕嗣 野崎
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Abstract

【課題】エスカレータの利用者の動きを阻害することなく、その利用者に効果的に注意を喚起する注意喚起シートを提供する。
【解決手段】エスカレータの利用者に注意を喚起する注意喚起シート4は、エスカレータ乗降板2手前のエスカレータ乗り口の床3上に貼付可能であって、エスカレータ1の利用者に注意を喚起する注意喚起表示5が形成されてなる。注意喚起シート4のエスカレータ乗り口の床3に対向する面には、粘着材が塗布されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、エスカレータの利用者に注意を喚起する注意喚起シートおよびその製造方法並びにエスカレータ設備に関する。
エスカレータは、エレベータと共に、建物内における縦方向の移送手段として不可欠なものとなりつつある。一方、エスカレータは、エレベータとは異なり、動き続ける踏段に利用者がタイミングを合わせなければ、乗り込むことができない。
エスカレータに乗る際に、利用者は足を踏段に合わせようとするため、視線が下を向く。このため、エスカレータの利用者に注意を喚起するために、側面のガラスパネルやボードなどにステッカーを貼り付けておいても、利用者の視線はそのステッカーからはずれている場合が多く、効果的に注意を喚起することができない場合がある。
特許文献1には、エスカレータなどの乗り口に利用者に向けた案内を表示する方法が開示されている。また、特許文献2には、エスカレータの乗り口付近にマットを敷き、そのマットに利用者に向けた表示をする方法が開示されている。
実公平3−13508号公報 実開平6−76269号公報
エスカレータの乗り口に利用者に向けた案内を表示する場合には、一般的には金属製である乗降板そのものに、その表示を形成しておく必要があるため、その表示を変更するためには、乗降板そのものを改造する必要があり、容易ではない。
また、乗降板付近にマットを敷いた場合には、マットがある程度の厚みを持っているため、利用者がつまずいてしまう恐れがある。
そこで、本発明は、エスカレータの利用者の動きを阻害することなく、その利用者に効果的に注意を喚起する注意喚起シートを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、注意喚起シートにおいて、エスカレータ乗降板手前のエスカレータ乗り口の床上に貼付可能であって、エスカレータの利用者に注意を喚起する注意喚起表示が形成されてなる、ことを特徴とする。
また、本発明は、エスカレータ乗降板手前のエスカレータ乗り口の床上に貼付されて利用者に注意を喚起する注意喚起シートの製造方法において、前記床上に貼付可能な層を形成する貼付層形成工程と、エスカレータの利用者に注意を喚起する注意喚起の表示層を形成する表示層形成工程と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、乗り口から利用者を導き、エスカレータ設備において、踏段を介して移送するエスカレータと、前記乗り口が配置された床上に貼付された、前記エスカレータの利用者に注意を喚起する注意喚起表示が形成されている注意喚起シートと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、エスカレータの利用者の動きを阻害することなく、その利用者に効果的に注意を喚起することができる。
本発明に係る注意喚起シートの実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、同一または類似の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明に係る第1の実施の形態の注意喚起シートをエスカレータとともに示した斜視図、すなわちエスカレータ設備を示した斜視図である。
エスカレータ1の乗降板2は、平滑な床3と段差がないように配置されている。乗降板2には、一般的に、利用者が乗降の際にすべることのないように、複数の溝が形成されている。
注意喚起シート4は乗降板2手前の床3、つまり乗降板2に対してそのエスカレータの踏段11の反対側に貼付されている。注意喚起シート4には、利用者が視認できるように注意喚起表示5が形成されている。注意喚起表示5は、たとえば、「安全のため 手すりに おつかまりください」という文字列である。
エスカレータ1に乗る利用者のほとんどは、エスカレータ1に乗る際には、足を踏段11に合わせようとするため、視線を下に向ける。したがって、この注意喚起シート4は、側面のガラスパネルやボードに貼られている注意喚起のためのステッカーに比べて、利用者が視認しやすい位置にある。つまり、エスカレータ1の利用者は、乗降板2に近づくのに伴い自然とこの注意喚起シート4が目に入ることになり、効果的に注意を喚起することができる。
また、注意喚起シート4は、利用者がつまずかないように、たとえば1mm以下の薄さに形成されていることが好ましい。こうすることにより、注意喚起を記したマットに比べて、利用者がつまずいたり、転倒したりするおそれが小さい。
図2は、第1の実施の形態の注意喚起シート4を床3に貼付した状態を示す断面図である。
注意喚起シート4は、ここでは2つの層、すなわち表面層7と、表面層7の一方の面の全体に塗布された粘着材の粘着材層6を有している。粘着材層6は床3に対向していて、注意喚起シート4を床に粘着させている。
注意喚起表示5は、表面層7の上側の面に印刷されている。表面層7が透明であれば、粘着材層6の側に注意喚起表示5を印刷しておいても、利用者から視認可能である。なお、注意喚起表示5を形成するにあたっては、印刷以外の公知の方法を用いることができる。
図3は、第1の実施の形態の注意喚起シート4を床3に貼付する前の状態を示す斜視図である。
床3に貼付する前には、注意喚起シート4の粘着材層6の表面には、着脱容易な保護フィルム10が貼り付けられている。すなわち、注意喚起シート4を製造して、出荷した段階では、粘着材層6が保護フィルム10に覆われていて、輸送の途中で、他の物品に粘着することがないようになっている。
また、一般にエスカレータ1は、その移動方向を反転させることができる。そのため、エスカレータ1の階下側および階上側の両方の乗降板2の手前に、エスカレータの方向に向けて注意喚起シート4を粘着させておくことが好ましい。
[第2の実施の形態]
図4は、本発明に係る第2の実施の形態の注意喚起シート4を床3に貼付した状態を示す断面図である。
この注意喚起シート4は、2枚のフィルム8,9を有している。粘着材層6と接する第1のフィルム8の粘着材層6の反対側の面に、第2のフィルム9が接着されている。
第1のフィルム8の第2のフィルム9と接する面、または、第2のフィルム9の第1のフィルム8と接する面に、注意喚起表示5が印刷されている。このため、注意喚起表示5は、粘着材層8や利用者の靴などに直接的に接触することがなくなり、表示がかすれたり、不鮮明になったりする恐れがなくなる。
なお、以上の説明は単なる例示であり、本発明は上述の各実施の形態に限定されず、様々な形態で実施することができる。たとえば、ここではエスカレータを例に説明しているが、動く歩道などにも同様に適用できる。
また、注意喚起表示は、使用環境に応じて適宜変更してもよい。たとえば、次のような文章を用いることができる。
・事故防止のためベルトにおつかまりください
・事故防止のためベビーカーはご遠慮ください
・事故防止のため逆進入はおやめください
・事故防止のためお子様と手をおつなぎください
文章はできるだけ簡潔であることが好ましく、また表示する際にはできるだけ大きな文字で判り易くすることが好ましい。
本発明に係る第1の実施の形態の注意喚起シートをエスカレータとともに示す斜視図である。 本発明に係る第1の実施の形態の注意喚起シートを床に貼付した状態を示す断面図である。 本発明に係る第1の実施の形態の注意喚起シートを床に貼付する前の状態を示す斜視図である。 本発明に係る第2の実施の形態の注意喚起シートの断面図である。
符号の説明
1…エスカレータ、2…乗降板、3…床、4…注意喚起シート、5…注意喚起表示、6…粘着材層、7…表面層(フィルム)、8…第1のフィルム、9…第2のフィルム、10…保護フィルム、11…踏段

Claims (9)

  1. エスカレータ乗降板手前のエスカレータ乗り口の床上に貼付可能であって、エスカレータの利用者に注意を喚起する注意喚起表示が形成されてなる、
    ことを特徴とする注意喚起シート。
  2. 互いに重ね合わされた複数の層を備え、それらの層の間に注意喚起の表示層が形成されていることを特徴とする請求項1記載の注意喚起シート。
  3. エスカレータ乗り口の床に対向する面に、粘着材が塗布されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の注意喚起シート。
  4. 前記粘着材が塗布されている面に、さらに着脱可能な保護フィルムが貼り付けられていることを特徴とする請求項3記載の注意喚起シート。
  5. エスカレータ乗降板手前のエスカレータ乗り口の床上に貼付されて利用者に注意を喚起する注意喚起シートの製造方法において、
    前記床上に貼付可能な層を形成する貼付層形成工程と、
    エスカレータの利用者に注意を喚起する注意喚起の表示層を形成する表示層形成工程と、
    を有することを特徴とする注意喚起シートの製造方法。
  6. 前記各層はそれぞれフィルムで形成されていて、
    前記表示層形成工程は、前記フィルムの間の面に前記注意喚起の表示層を形成するものである、
    ことを特徴とする請求項5記載の注意喚起シートの製造方法。
  7. 前記貼付層形成工程は、エスカレータ乗り口の床に対向する面に粘着材を塗布する工程を有することを特徴とする請求項5または請求項6記載の注意喚起シートの製造方法。
  8. 前記粘着材が塗布された面に、さらに着脱可能な保護フィルムを貼り付ける工程を有することを特徴とする請求項7記載の注意喚起シートの製造方法。
  9. 乗り口から利用者を導き、踏段を介して移送するエスカレータと、
    前記乗り口が配置された床上に貼付された、前記エスカレータの利用者に注意を喚起する注意喚起表示が形成されている注意喚起シートと、
    を有することを特徴とするエスカレータ設備。
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