JP2006062861A - 案内付乗客コンベア - Google Patents

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Kazuyuki Tada
和幸 多田
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Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

【課題】円滑にかつ確実に乗客コンベアの移動手摺り、あるいは踏板に乗客を誘導することができる案内付乗客コンベアを提供することを目的とする。
【解決手段】この発明に係る案内付乗客コンベアは、欄干13上部に設けられ、進行方向に移動する一対の移動手摺り2と、乗降口の床板4に立設された案内手摺り柱14の上部には設けられた、移動手摺り2まで手を案内する手摺り案内手段である、案内手摺り6とを備え、案内手摺り6は、移動手摺り2と同じ高さで設けられているものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば移動手摺りに乗客を案内する手摺り案内手段を備えた案内付乗客コンベアに関する。
従来の乗客コンベアの案内方法としては、乗降口の床面の所定の位置に、乗客が踏板上に踏み込むまでの立位位置を表示する踏切マークと、乗客が歩幅を整えるための歩行タイミング位置を表示する歩行タイミングマークを設け、乗降時の踏切足の負担を少なくして、転倒防止に寄与するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、視覚障害者に対する案内方法としては、乗客コンベアの乗降口の床面に、視覚障害者誘導用の点字ブロック体を設け、この点字ブロック体の点字表示が乗客コンベアの進行方向によって異なる構成となっているものや、ハンドレールガイドに階床や行き先等の情報を点字によって記載したガイドテープを、移動手摺りの進行方向と同一方向に取り付けたものが知られている(例えば、特許文献2、特許文献3参照)。
しかしながら、この乗客コンベアの案内方法は、乗客、特に視覚障害者、お年寄りや子供が乗客コンベアの踏板の付近まで近づかなければ踏切マークおよび歩行タイミングマーク、並びに点字ブロック体を把握できないため、乗客が踏板の手前で立ち止まってしまい、後ろの乗客の妨害となってしまうことがある。
また、上記のガイドテープによる案内方法は、実際に乗客コンベアに乗り込まなければ情報を得ることができず、誤って乗り込む恐れがある。
特開2000−247567号公報 特開平10−17257号公報 実開昭62−59673号公報
従来の乗客コンベアの案内方法は、乗客が踏板の手前で立ち止まってしまうことがあり、後ろの乗客の妨害になるという問題点があった。
また、実際に乗客コンベアに乗り込まなければ情報を得ることができない場合もあり、誤って乗り込む恐れがあるという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであって、その目的は、円滑にかつ確実に乗客コンベアの移動手摺り、あるいは踏板に乗客を誘導することができる案内付乗客コンベアを提供することである。
この発明に係る案内付乗客コンベアは、欄干上部に設けられ、進行方向に移動する移動手摺りと、乗降口の床板に設けられ、移動手摺りに乗客を案内する手摺り案内手段とを備えたものである。
この発明の案内付乗客コンベアによれば、乗客が乗客コンベアの踏板の手前で立ち止まることがなく、円滑かつ確実に移動手摺りに誘導されて、乗客コンベアの踏板に乗り込むことができる。
実施の形態1.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態1に係る案内付乗客コンベアについて詳細に説明する。
図1はこの発明の実施の形態1に係る案内付乗客コンベアの構成を示す上面図であり、図2はこの発明の実施の形態1に係る案内付乗客コンベアの構成を示す側面図である。以下の説明においては、一例としてエスカレータについて示す。
図1および図2において、エスカレータ1は、欄干13上部に設けられ、進行方向に移動する一対の移動手摺り2を備えている。一対の移動手摺り2の間には、スカートガード12と、乗客が乗る踏面であり進行方向に移動する、踏板である踏段3とが備えられている。また、踏段3の乗降口側床面には、ランディングプレートである、床板4とクシ板5とが備えられている。
また、床板4上には、案内手摺り柱14が立設されており、案内手摺り柱14の上部には移動手摺り2まで手を案内する手摺り案内手段である、案内手摺り6が設けられている。ここで、案内手摺り6は移動手摺り2に沿って、同じ高さで設けられている。
また、案内手摺り6には情報が記載された報知手段である点字板10a、10bが設けられており、案内手摺り柱14には、乗客を検知する同じく報知手段であるセンサ9が設けられている。また、エスカレータ1は、同じく報知手段である図示しない音声装置を備えている。
床板4およびクシ板5上には、視覚障害者を誘導する踏板認識手段である、視覚障害者誘導用点字ブロック体(以下「点字ブロック体」と略称する)7が備えられている。そして、クシ板5には、同じく踏板認識手段である点状突起11を備えたクシ8が取り付けられている。ここで、点字ブロック体7は、床板4あるいはクシ板5に設けられた複数の点字ブロック7a〜7dから構成される。
以下、上記構成の案内付乗客コンベアについての動作を説明する。
視覚障害者である乗客は、エスカレータ1に接近すると、乗降口の床板4に設けられた点字ブロック7aによって、エスカレータ1が近くにあることを認識する。続いて、案内手摺り6に設けられたセンサ9にて検知され、図示しない音声装置から、案内手摺り6をつかむように案内される。
なお、音声装置は案内手摺り6をつかむことを案内するだけでなく、進行方向や階床の案内等、他の案内でもよい。
乗客は、案内手摺り6に設けられた点字で「この先エスカレータ乗り場注意」と記載された点字板10a、および点字で「この先エスカレータ移動手摺りあり」と記載された点字板10bによって、この先にエスカレータ1の踏段3があること、および移動手摺り2があることを認識する。ここで、案内手摺り6による案内と平行して、床板4あるいはクシ板5に設けられた点字ブロック7b〜7dによって、徐々に踏段3に近づいていることを認識する。
なお、点字板10a、10bに記載された情報は、上記のものだけでなく、建物内の店舗に関する案内等でもよい。
床板4に設けられた点字ブロック7a〜7dは、踏段3に近づくにつれて、進行方向および進行方向に対して直角水平に点状突起11の数が少なくなっている。また、進行方向に対して直角水平方向については、両端から点状突起11の数が少なくなるよう配置されている。これによって、乗客は踏段3に近づいていることを認識し、また、踏段3の中央部に誘導される。
なお、上記の説明では、点字ブロック7a〜7dは両端から点状突起11が少なくなるように配置されているとしたが、乗客を踏段3の端に誘導することを目的として、一端側のみ点状突起11が少なくなるように、点字ブロック7a〜7dを配置してもよい。
図3は図1に示したクシ8の部分拡大図である。ここで、クシ8に設けられたネジ穴15の位置は、従来のものと同じ位置とする。
踏段3の直前まで移動した乗客は、点状突起11を備えたクシ8によって、これから先が踏段3であることを認識して、エスカレータ1の踏段3に乗り込むことができる。
この発明の実施の形態1に係る案内付乗客コンベアによれば、手摺り案内手段が備えられているため、乗客、特に視覚障害者、お年寄りや子供が、円滑に移動手摺りに手を移すことができ、エスカレータに乗り込むことができる。
手摺り案内手段が案内手摺り6の場合には、案内手摺り6が移動手摺り2に沿って、同じ高さで設けられているため、エスカレータの乗降口で立ち止まることなく、案内手摺り6から移動手摺り2までの移行をより円滑にかつ確実に行うことができる。
また、乗客に情報を報知する報知手段が備えられているため、乗客が確実に情報を得ることができる。
報知手段が音声あるいは点字板10a、10bの場合には、音声あるいは点字板10a、10bによって進行方向、階床あるいは建物内の店舗に関する案内等がされるため、視覚障害者が誤って乗り込む恐れがない。
また、踏板認識手段が備えられているため、乗客、特に視覚障害者は、踏板を認識し、円滑にエスカレータに乗り込むことができる。
踏板認識手段が点字ブロック体7の場合には、点字ブロック体7により、乗客、特に視覚障害者は、踏板を確実に認識できるため、より円滑にエスカレータに乗り込むことができる。
また、踏段3に接近するにつれて、点字ブロック7a〜7dの点状突起11の数が少なくなっているので、乗客、特に視覚障害者は、踏段3に近づいていることを認識し、踏段3の中央部に誘導されて、より円滑にかつ確実にエスカレータに乗り込むことができる。
踏板認識手段がクシ8に設けられた点状突起の場合、乗客、特に視覚障害者は、クシ8の先が踏板であることを確実に認識できるので、踏段3への乗り込みをさらに円滑にかつ確実に行うことができる。
なお、上記実施の形態1では、乗客コンベアとしてエスカレータ1である場合について説明したが、勿論このものに限定されるものではなく、例えば動く歩道であってもよい。
この発明の実施の形態1における案内付乗客コンベアの構成を示す上面図である。 図1に示した案内付乗客コンベアの構成を示す側面図である。 図1に示したクシの部分拡大図である。
符号の説明
1 エスカレータ、2 移動手摺り、3 踏段(踏板)、4 床板、5 クシ板、6 案内手摺り、7 視覚障害者誘導用点字ブロック体、8 クシ、9 センサ、10a、10b 点字板、11 点状突起、13 欄干。

Claims (9)

  1. 欄干上部に設けられ、進行方向に移動する移動手摺りと、
    乗降口の床板に設けられ、前記移動手摺りに乗客を案内する手摺り案内手段と
    を備えたことを特徴とする案内付乗客コンベア。
  2. 前記手摺り案内手段は、前記移動手摺りに沿って、同じ高さで設けられた案内手摺りであることを特徴とする請求項1に記載の案内付乗客コンベア。
  3. 前記乗降口付近の乗客に、情報を報知する報知手段が備えられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の案内付乗客コンベア。
  4. 前記報知手段は、前記案内手摺りに設けられ、前記乗客を検知するセンサと、前記センサからの信号に基づいて前記乗客に前記情報を知らせる音声装置と
    を備えたことを特徴とする請求項3に記載の案内付乗客コンベア。
  5. 前記報知手段は、前記案内手摺りに設けられ、点字で情報が記載された点字板であることを特徴とする請求項3に記載の案内付乗客コンベア。
  6. 進行方向に移動する踏板と、
    乗降口に設けられ、前記踏板を乗客に認識させる踏板認識手段と
    を備えたことを特徴とする案内付乗客コンベア。
  7. 前記踏板認識手段は、乗降口のランディングプレートに設けられ、前記踏板を視覚障害者に認識させる視覚障害者誘導用点字ブロック体であることを特徴とする請求項6に記載の案内付乗客コンベア。
  8. 前記視覚障害者誘導用点字ブロック体は、それぞれ点状突起の数が異なる複数個の点字ブロックから構成され、この前記点字ブロックの配置により、前記踏板に近づくにつれて、進行方向および進行方向に対して直角水平方向の少なくとも一方に前記点状突起の数が段階的に少なくなるようになっていることを特徴とする請求項7に記載の案内付乗客コンベア。
  9. 前記踏板認識手段は、クシに設けられ、前記踏板を乗客に認識させる点状突起であることを特徴とする請求項6に記載の案内付乗客コンベア。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101239481B1 (ko) * 2011-04-11 2013-03-06 배용준 시각장애인 안내용 난간
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