JP2007255188A - 内燃機関の燃料制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 過給機のコンプレッサをバイパスするバイパス通路及びエアバイパス弁を備えた内燃機関の吸入空気流量を精度良く推定し、空燃比を適切に制御して、良好な排気特性を維持することができる内燃機関の燃料制御装置を提供する。
【解決手段】 過給圧P3TC,吸気圧PBA,及び大気圧PAに応じてエアバイパス弁7が開作動状態にあるか否かを判定し、エアバイパス弁7が開作動状態にあると判定されたときは、吸気圧PBA及びエンジン回転数NEに応じて気筒吸入空気流量GAIRCYLNを算出する。エアバイパス弁7が開作動状態にないときは、吸入空気量センサ22の出力に応じて気筒吸入空気流量GAIRCYLNが算出される。エンジンに供給する基本燃料量は、気筒吸入空気流量GAIRCYLNに応じて算出される。
【選択図】 図17

Description

本発明は、内燃機関の燃料制御装置に関し、特に過給機、過給機のコンプレッサをバイパスするバイパス通路、及びバイパス通路を開閉するエアバイパス弁を備えた内燃機関の燃料制御装置に関する。
特許文献1には、吸入空気を加圧するコンプレッサ、該コンプレッサをバイパスするバイパス通路、及びバイパス通路を開閉するエアバイパス弁を備えた内燃機関の過給装置が示されている。この装置では、スロットル弁の閉弁時にエアバイパス弁が開弁し、吸気の一部がコンプレッサの上流側に還流される。これにより、コンプレッサの回転負荷が低下して吸入空気流量が増加し、サージングが防止される。
特開平8−61073号公報
エアバイパス弁が開弁し、コンプレッサを通過した吸気が再びコンプレッサ上流側に還流される状態では、スロットル弁が閉弁作動する時期と、スロットル弁の閉弁作動に対応してエアバイパス弁が開弁する時期との関係によっては、前記バイパス通路が吸気通路に開口する部分より上流側で吸入空気流量センサにより検出される吸入空気流量が脈動する可能性がある。また、吸気が還流されるため、実際に燃焼室内に供給される吸気流量は、吸入空気流量センサ出力とは異なるものとなる。機関に供給する燃料量は、通常は吸入空気流量センサ出力に応じて算出されるが、エアバイパス弁が開弁し、コンプレッサを通過した吸気が再びコンプレッサ上流側に還流される状態では、吸入空気流量センサ出力に応じて燃料供給量を算出すると、燃焼室内の空燃比が所望値からずれて排気特性を悪化させる可能性がある。
本発明はこの点に着目してなされたものであり、過給機のコンプレッサをバイパスするバイパス通路及びエアバイパス弁を備えた内燃機関の吸入空気流量を精度良く推定し、空燃比を適切に制御して、良好な排気特性を維持することができる内燃機関の燃料制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1に記載の発明は、吸気通路(2)と、該吸気通路に設置されたコンプレッサ(3)と、前記吸気通路の前記コンプレッサ(3)下流側に設けられたスロットル弁(5)と、前記コンプレッサの上流側と下流側とを連通するバイパス通路(9,10)と、該バイパス通路に設けられたエアバイパス弁(7)とを備える内燃機関の燃料制御装置において、前記スロットル弁の下流側で吸気圧(PBA)を検出する吸気圧検出手段(24)と、前記機関の回転数(NE)を検出する回転数検出手段(26)と、前記エアバイパス弁(7)の開作動状態を判定する開作動状態判定手段と、前記エアバイパス弁が開作動状態にあるときは、検出される機関回転数(NE)及び吸気圧(PBA)に基づいて前記機関の吸入空気流量(GAIRCYLN)を算出する吸入空気流量算出手段と、算出された吸入空気流量(GAIRCYLN)に応じて前記機関に供給する燃料量(TOUT)を制御する燃料量制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の内燃機関の燃料制御装置において、前記開作動状態判定手段は、前記コンプレッサ(3)の下流側で過給圧(P3TC)を検出する過給圧検出手段(23)と、大気圧(PA)を検出する大気圧検出手段(29)とを備え、前記エアバイパス弁(7)が開弁可能な状態にあり、かつ前記過給圧(P3TC)と大気圧(PA)との差圧が所定圧(PABVCRCG)以上のとき、前記エアバイパス弁(7)が開作動状態にあると判定することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の内燃機関の燃料制御装置において、前記バイパス通路(10)が前記コンプレッサ(3)の上流側で前記吸気通路(2)に接続される接続部より上流側で、吸入空気流量を検出する吸入空気流量検出手段(22)を備え、前記吸入空気流量算出手段は、前記エアバイパス弁が開作動状態にないときは、前記吸入空気流量検出手段(22)により検出される吸入空気流量(VGAIRX)に応じて、前記機関の吸入空気流量(GAIRCYLN)を算出することを特徴とする。
前記吸入空気流量算出手段は、前記エアバイパス弁(7)が開作動状態にないときは、前記吸気通路(2)の前記コンプレッサ(3)より下流側であって前記スロットル弁(5)より上流側の部分に充填される空気の流量である第1補正空気流量(GAIR3)と、前記吸気通路(2)の前記スロットル弁(5)より下流側の部分に充填される空気の流量である第2補正空気流量(GAIRINVO)とを算出し、前記吸入空気流量検出手段(22)により検出される吸入空気流量(VGAIRX)を、前記第1及び第2補正空気流量(GAIR3,GAIRINVO)で補正することにより、前記機関の吸入空気流量(GAIRCYLN)を算出することが望ましい。
請求項1に記載の発明によれば、エアバイパス弁の開作動状態では、検出される機関回転数及び吸気圧に基づいて、機関の吸入空気流量が算出され、該算出された吸入空気流量に応じて機関に供給する燃料量が制御される。したがって、エアバイパス弁の開作動状態において、正確な吸入空気流量に応じた量の燃料が機関に供給されるので、燃焼室内の空燃比を適切に制御して良好な排気特性を維持することができる。
請求項2に記載の発明によれば、エアバイパス弁が開弁可能な状態となっており、かつ過給圧と大気圧との差圧が所定圧以上であるとき開弁作動状態と判定されるので、バイパス通路を介して空気が確実に還流されている状態において、機関回転数及び吸気圧に基づいて算出される吸入空気流量を用いた制御が行われる。すなわち、検出吸入空気流量が不正確となる状態を正確に検出して、吸気圧に基づく算出吸入空気流量を用いた制御に切り換えることができる。
請求項3に記載の発明によれば、エアバイパス弁が開作動状態にないときは、吸入空気流量検出手段により検出される吸入空気流量に応じて、機関の吸入空気流量が算出されるので、検出される吸入空気流量が正確である運転状態では、直接的に検出される吸入空気流量を用いることにより、正確な空燃比制御を行うことができる。
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかる内燃機関の及びその制御装置の構成を示す図である。内燃機関(以下「エンジン」という)1は、例えば4気筒エンジンであり、吸気管2を有する。吸気管2には、上流側から順に、過給機のコンプレッサ3と、インタークーラ4と、スロットル弁5と、燃料噴射弁6とが設けられている。コンプレッサ3は、図示しないタービンにより回転駆動され、吸入空気の加圧を行う。インタークーラ4は、加圧された空気を冷却する。スロットル弁5は、図示しない駆動装置により、エンジン1による駆動される車両のアクセルペダルの踏み込み量に応じて駆動される。燃料噴射弁6は、エンジン1の各気筒に対応して設けられている。燃料噴射弁6は、電子制御ユニット(以下「ECU」という)21に接続されており、その開弁時間がECU21により制御される。
吸気管2は、インタークーラ4の下流側、かつスロットル弁5の上流側において、バイパス通路9に接続されており、バイパス通路9は、エアバイパス弁7を介してバイパス通路10に接続されている。バイパス通路10は、コンプレッサ3の上流側において、吸気管2に接続されている。
エアバイパス弁7は、ダイアフラム73と、ダイアフラム73に取り付けられた弁体72と、ダイヤフラム73によって画成された圧力室71と、弁体72を閉弁方向に付勢するばね74とを備えている。圧力室71は、通路13を介して切換弁8に接続されている。切換弁8には、通路11を介してスロットル弁5の上流側圧力(以下「過給圧」という)P3TCが供給され、通路12を介してスロットル弁5の下流側圧力(以下「吸気圧」という)PBAが供給される。切換弁8は、ソレノイドを有する電磁弁であり、ソレノイドはECU21に接続されている。切換弁8は、ECU21から供給される駆動制御信号により、過給圧P3TCまたは吸気圧PBAのいずれか一方を、エアバイパス弁7の圧力室71に供給するように切換動作する。以下の説明では、過給圧P3TCを供給する状態を、「開弁不可状態」といい、吸気圧PBAを供給する状態を「開弁可能状態」という。
図2は、エアバイパス弁7の動作を説明するための図であり、横軸はゲージ圧P3GA(=過給圧P3TC−大気圧PA)であり、縦軸は過給圧P3TCと吸気圧PBAとの差圧DP3B(=P3TC−PBA)である。圧力室71に吸気圧PBAが供給されており、かつ差圧DP3Bが直線L1に対応する開弁閾値より大きいとき、エアバイパス弁7は開弁する。なお、図2に示す過給圧P3Hは、例えば107kPa(800mmHg)であり、差圧DP3B0は、例えば43.9kPa(330mmHg)である。圧力室71に吸気圧PBAが供給されている状態では、エアバイパス弁7は閉弁状態を維持する。
吸気管2には、バイパス通路10の接続部より上流側に吸入空気流量センサ22が設けられており、検出信号VGAIRはECU21に供給される。さらに吸気管2には、過給圧P3TCを検出する過給圧センサ23及び吸気圧PBAを検出する吸気圧センサ24が設けられている。また、スロットル弁5には、その開度THOを検出するスロットル弁開度センサ25が設けられている。これらのセンサの検出信号は、ECU21に供給される。
ECU21には、エンジン1のクランク軸(図示せず)の回転角度を検出するクランク角度位置センサ26が接続されており、クランク軸の回転角度に応じた信号がECU21に供給される。クランク角度位置センサ26は、エンジン1の特定の気筒の所定クランク角度位置でパルス(以下「CYLパルス」という)を出力する気筒判別センサ、各気筒の吸入行程開始時の上死点(TDC)に関し所定クランク角度前のクランク角度位置で(4気筒エンジンではクランク角180度毎に)TDCパルスを出力するTDCセンサ及びTDCパルスより短い一定クランク角周期(例えば30度周期)で1パルス(以下「CRKパルス」という)を発生するCRKセンサから成り、CYLパルス、TDCパルス及びCRKパルスがECU21に供給される。これらのパルスは、燃料噴射時期、点火時期等の各種タイミング制御、エンジン回転数(エンジン回転速度)NEの検出に使用される。
ECU21には、さらにエンジン1の吸気温TAを検出する吸気温センサ27、エンジン1により駆動される車両の走行速度(車速)VPを検出する車速センサ28、大気圧PAを検出する大気圧センサ29、及び図示しない種々のセンサ(例えばエンジン冷却水温センサ、空燃比センサなど)が接続されており、それらのセンサの検出信号がECU21に供給される。
ECU21は、各種センサからの入力信号波形を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナログ信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有する入力回路、中央演算処理ユニット(以下「CPU」という)、CPUで実行される各種演算プログラム及び演算結果等を記憶する記憶回路、切換弁8,燃料噴射弁6などに制御信号を供給する出力回路等から構成される。ECU21のCPUは、以下に説明するようにエンジン1の各気筒に吸入される空気流量(以下「気筒吸入空気流量」という)GAIRCYLNを算出するとともに、下記式(1)により燃料噴射弁6の開弁時間(燃料噴射時間)TOUTを算出する。
TOUT=TIM×KCMD×KAF×K1+K2 (1)
TIMは、基本燃料噴射量であり、気筒吸入空気流量GAIRCYLNに応じて、空燃比が理論空燃比となるように設定される。
KCMDは目標空燃比係数であり、エンジン回転数NE、吸気圧PBA、エンジン冷却水温等のエンジン運転パラメータに応じて設定される。目標空燃比係数KCMDは、空燃比A/Fの逆数、すなわち燃空比F/Aに比例し、理論空燃比のとき値1.0をとるので、目標当量比ともいう。
KAFは、空燃比センサによる検出空燃比から算出される検出当量比KACTが目標当量比KCMDに一致するように算出される空燃比補正係数である。
K1及びK2は夫々各種エンジンパラメータ信号に応じて演算される他の補正係数および補正変数であり、エンジン運転状態に応じた燃費特性、エンジン加速特性等の諸特性の最適化が図れるような所定値に決定される。
ECU5のCPUは、上述したように算出される燃料噴射時間TOUTに応じた、燃料噴射弁6を開弁させる駆動信号を、出力回路を介して燃料噴射弁6に供給する。
図3は、上記センサにより検出されるパラメータから、気筒吸入空気流量GAIRCYLNを算出するための処理で使用される制御用パラメータの算出処理のフローチャートである。この処理は、CRKパルスの発生に同期して、ECU21のCPUで実行される。
ステップS11では、吸入空気流量センサ22の出力電圧VGAIRに応じて、図4に示すVGAIRXテーブルを検索し、吸入空気流量VGAIRX[g/sec]を算出する。VGAIRXは、以下「検出吸入空気流量」という。
ステップS12では、検出吸入空気流量VGAIRX,過給圧P3TC,及び吸気圧PBAの平均化演算(例えばCRKパルスに同期してサンプリングされた6個のデータの平均値の算出)を行い、なまし吸入空気流量GAIRAVE0,なまし過給圧P3TCAVE,及びなまし吸気圧PBAVEを算出する。
図5は、エンジン運転の過渡状態を判定する処理のフローチャートである。この処理は、TDCパルスの発生に同期してECU21のCPUで実行される。
ステップS21では、下記式(2)により吸気圧変化量DPBAを算出する。
DPBA=PBA(k)−PBA(k-1) (2)
ここでkは、TDCパルスの発生周期で離散化した制御時刻である。
ステップS22では、下記式(3)により吸気圧変化量の変化量(以下「二次変化量」という)DDPBAを算出する。
DDPBA=DPBA(k)−DPBA(k-1) (3)
ステップS23では、吸気圧変化量DPBAが第1所定変化量DPBAVE1(例えば0.93kPa(7mmHg))以上であるか否かを判別する。この答が肯定(YES)であってエンジン1の加速中であるときは、さらに二次変化量DDPBAが、第1所定二次変化量DDPBAVE1(例えば0.13kPa(1mmHg))以上であるか否かを判別する(ステップS26)。この答が否定(NO)であるときは、過渡状態ではないと判定し、過渡判定フラグFAFMAVEを「1」に設定する(ステップS28)。
ステップS26で、DDPBA≧DDPBAVE1であるときは、過渡状態と判定し、過渡判定フラグFAFMAVEを「0」に設定する(ステップS27)。
ステップS23でDPBA<DPBAVE1であるときは、吸気圧変化量DPBAが、負の値に設定される第2所定変化量DPBAVE2(例えば−0.93kPa(7mmHg))より小さいか否かを判別する(ステップS24)。ステップS24の答が肯定(YES)であってエンジン1の減速中であるときは、さらに二次変化量DDPBAが負の値に設定される第2所定二次変化量DDPBAVE2(例えば−0.13kPa(1mmHg))より小さいか否かを判別する(ステップS25)。ステップS24またはステップS25の答が否定(NO)であるときは、過渡状態ではないと判定し、前記ステップS28に進む。
ステップS25の答が肯定(YES)であるときは、過渡状態と判定して前記ステップS27に進む。
過渡状態と判定されたときは、平均化演算により算出されるなまし値(GAIRAVE0,P3TCAVE,PBAVE)ではなく、平均化していない検出値(VGAIRX,PCTC,PBA)が、後述する処理において使用される。
図6は、エアバイパス弁7(バイパス通路9,10)を介して空気の還流が行われている状態(以下「空気還流状態」という)を判定する処理のフローチャートである。この処理は、所定時間(例えば10ミリ秒)毎にECU21のCPUで実行される。この「空気還流状態」が、エアバイパス弁7の「開作動状態」に相当する。
ステップS31では、切換弁フラグFABVSOLが「0」であるか否かを判別する。切換弁フラグFABVSOLは、後述する図8の処理で切換弁8を開弁可能状態に制御するとき「0」に設定され、開弁不可状態に制御するとき「1」に設定される。
ステップS31の答が否定(NO)であって切換弁8が開弁不可状態に制御されているときは、空気還流状態となることはないので、還流状態フラグFABVCRCを「0」に設定する(ステップS37)。
ステップS31の答が肯定(YES)であって切換弁8が開弁可能状態に制御されているときは、下記式(4)により差圧P3TCG10MSを算出する(ステップS32)。
P3TCG10MS=P3TC−PA (4)
ステップS33では、差圧P3TCG10MSに応じて図7に示すPABVOPXテーブルを検索し、判定圧PABVOPXを算出する。
ステップS34では、過給圧P3TCから吸気圧PBAを減算した値が、判定圧PABVOPXより大きいか否かを判別する。この答が肯定(YES)であるときは、差圧P3TCG10MSが還流開始圧PABVCRCG(例えば10.7kPa(80mmHg))より大きいか否かを判別する(ステップS35)。ステップS34またはS35の答が否定(NO)であるときは、空気還流状態ではないと判定し、前記ステップS37に進む。
ステップS35でP3TC10MS>PABVCRCGであるときは、空気還流状態であると判定し、還流状態フラグFABVCRCを「1」に設定する(ステップS36)。
図8は、切換弁8の切換制御を行う処理のフローチャートである。この処理は、所定時間(例えば10ミリ秒)毎にECU21のCPUで実行される。
ステップS41では、始動モードフラグFSTMODが「1」であるか否かを判別する。始動モードフラグFSTMODは、エンジン1の始動(クランキング)が行われているとき「1」に設定される。ステップS41の答が肯定(YES)であるときは、ダウンカウントタイマTABVを所定時間TMABV(例えば0.2秒)に設定してスタートさせる(ステップS42)。
ステップS41で、FSTMOD=0であるときは、体積流量QAIRTCを算出する(ステップS43)。体積流量QAIRTCは、検出吸入空気流量VGAIRX[g/sec]を体積流量の換算したものである。
ステップS44では、下記式(5)により、流量変化量DQAIRTCを算出する。
DQAIRTC=QAIRTC(i)−QAIRTC(i-1) (5)
ここでiは、本処理の実行周期(10ミリ秒)で離散化した制御時刻である。
ステップS45では、下記式(6)により、スロットル弁開度変化量DTHODLを算出する。
DTHODL=THO(i)−THO(i-DTHODLY) (6)
ここで、DTHODLYは例えば「5」に設定される所定値である。
ステップS46では、体積流量QAIRTCに応じて図9(a)に示すRCMPAXテーブルを検索し、下側圧力比閾値RCMPAXを算出する。ステップS47では、体積流量QAIRTCに応じて図9(a)に示すRCMPOVXテーブルを検索し、上側圧力比閾値RCMPOVXを算出する。ステップS48では、体積流量QAIRTCに応じて図9(b)に示すDTHODAXテーブルを検索し、開度変化量閾値DTHODAXを算出する。
ステップS49では、切換弁フラグFABVSOLが「0」であるか否かを判別する。この答が否定(NO)であって開弁不可状態であるときは、ダウンカウントタイマTABVを所定時間TMABVにセットしてスタートさせる(ステップS50)。次いでアイドルフラグFTHIDLEが「0」であるか否かを判別する(ステップS51)。アイドルフラグFTHIDLEは、エンジン1がアイドル状態にあるとき「0」に設定される。
ステップS51の答が否定(NO)であってアイドル状態でないときは、圧力比RCOMPTCが、上側圧力比閾値RCMPOVXより大きいか否かを判別する(ステップS52)。圧力比RCOMPTCは、大気圧PAに対する過給圧P3TCの比(P3TC/PA)である。ただし、過給圧センサ23はインタークーラ4の下流側に配置され、大気圧センサ29は図示しないエアクリーナの上流側に配置されるので、インタークーラ24の圧力損DPLI及びエアクリーナの圧力損DPLAを用いて下記式により圧力比RCOMPTCを算出することにより、より精度を向上させることができる。なお、圧力損DPLI及びDPLAは、吸入空気流量VGAIRXに応じて予め設定された圧力損テーブルを参照して算出される。圧力損テーブルは、吸入空気流量VGAIRXが増加するほど、圧力損が増加するように設定されている。
RCOMPTC=(P3TC+DPLI)/(PA−DPLA)
ステップS52の答が否定(NO)であるときは、スロットル弁開度変化量DTHODLが開度変化量閾値DTHODAXより小さいか否かを判別する(ステップS53)。ステップS53の答が否定(NO)であってスロットル弁開度THOが増加しているときは、ステップS58に進み、切換弁フラグFABVSOLを「1」に設定し、切換弁8の開弁不可状態を維持する。
ステップS51〜S53の何れかの答が肯定(YES)であるとき、すなわちエンジン1がアイドル状態にあるとき、圧力比RCOMPTCが上側圧力比閾値RMPOVXを越えているとき、またはスロットル弁開度THOが減少しているか若しくはほとんど増加していないときは、ステップS59に進み、切換弁フラグFABVSOLを「0」に設定し、切換弁8を開弁可能状態に切り換える。
ステップS49でFABVSOL=0であって、切換弁8が開弁可能状態にあるときは、タイマTABVの値が「0」であるか否かを判別する(ステップS54)。この答が否定(NO)である間は、前記ステップS59に進み、開弁可能状態を維持する。
ステップS54でTABV=0となると、ステップS55に進み、体積流量QAIRTCが所定流量QABVTH(例えば20リットル/秒)より大きいか否かを判別する。この答が肯定(YES)であるときは、圧力比RCOMPTCが下側圧力比閾値RCMPAXより小さいか否かを判別する(ステップS56)。この答が肯定(YES)であるときは、流量変化量DQAIRTCが所定変化量DQAIRTCA(例えば5リットル/秒)より大きいか否かを判別する(ステップS57)。ステップS57の答が肯定(YES)であって、体積流量QAIRTCが増加しているときは、前記ステップS58に進み、切換弁8を開弁不可状態に切り換える。
ステップS55〜S57のいずれかの答が否定(NO)であるとき、すなわち体積流量QAIRTCが所定流量QABVTH以下であるとき、圧力比RCOMPTCが下側圧力比閾値RCMPAX以上であるとき、または流量変化量DQAIRTCが所定変化量DQAIRTCA以下であるときは、前記ステップS59に進み、切換弁8の開弁可能状態を維持する。
図10は、スロットル弁通過空気流量GAIRTH及び吸気管充填空気流量GAIRINVOを算出する処理のフローチャートである。この処理は、TDCパルスの発生に同期して、ECU21のCPUで実行される。スロットル弁通過空気流量GARITHは、スロットル弁5を通過する空気の流量であり、吸気管充填空気流量GAIRINVOは、吸気管2のスロットル弁5の下流側に充填される空気の流量である。
ステップS61では、還流状態フラグFABVCRCが「0」であるか否かを判別する。この答が肯定(YES)であって空気還流状態でないときは、なまし吸入空気流量GAIRAVE0に応じて、図11(a)に示すKTAAFMGHテーブル、KTAAFMGMテーブル、及びKTAAFMGLテーブルを検索し、第1係数値KTAAFMGH、第2係数値KTAAFMGM、及び第3係数値KTAAFMGLを算出する(ステップS63)。
ステップS64では、吸気温TAに応じて補間計算を行い、吸気温補正係数KTAAFMを算出する。例えば、図11(a)(b)に示すようになまし吸入空気流量GAIRAVE0がGA1であるときを例にとると、吸気温TAが第1所定吸気温TAAFML(例えば−30℃)以下であるときは、吸気温補正係数KTAAFMを第3係数値KTAAFMGLに設定し、吸気温TAが第1所定吸気温TAAFMLより高く第2所定吸気温TAAFMM(例えば25℃)以下であるときは、第2係数値KTAAFMGMと、第3係数値KTAAFMGLの補間計算により、吸気温補正係数KTAAFMを設定し、吸気温TAが第2所定吸気温TAAFMMより高く第3所定吸気温TAAFMH(例えば80℃)以下であるときは、第2係数値KTAAFMGMと、第1係数値KTAAFMGHの補間計算により、吸気温補正係数KTAAFMを設定し、吸気温TAが第3所定吸気温TAAFMHより高いときは、吸気温補正係数KTAAFMを第1係数値KTAAFMGHに設定する。
ステップS65では、なまし吸入空気流量GAIRAVE0に応じて図11(c)に示すKPAAFMGテーブルを検索し、高地用の係数値KPAAFMGを算出する。ステップS66では、大気圧PAに応じて補間計算を行い、大気圧補正係数KPAAFMを算出する。すなわち、図11(d)に示すように、大気圧PAが第1圧力値PAAFMH(例えば60kPa(450mmHg))以下であるときは、大気圧補正係数KPAAFMを、ステップS65で算出した係数値KPAAFMGに設定し、大気圧PAが第1圧力値PAAFMHより高く、かつ高度0の大気圧に相当する第2圧力値PAAFML以下であるときは、係数値KPAAFMGと「1.0」との補間計算により、大気圧補正係数KPAAFMを設定し、大気圧PAが第2圧力値PAAFMLより高いときは、大気圧補正係数KPAAFMを「1.0」に設定する。
ステップS67では、下記式(7)により、なまし吸入空気流量GAIRAVE0を補正して、補正なまし吸入空気流量GAIRAVEを算出する。
GAIRAVE=GAIRAVE0×KTAAFM×KPAAFM (7)
一方ステップS61の答が否定(NO)であって、空気還流状態であるときは、下記式(8)により、補正なまし吸入空気流量GAIRAVEを算出する(ステップS62)。
GAIRAVE=GAIRPB×NE/KCV1 (8)
ここで、GAIRPBは、吸気圧PBAに応じて図12の処理で算出される気筒吸入空気流量(以下「PB吸入空気流量」という)であり、KCV1は次元を合わせるための換算係数である。
ステップS68では、下記式(9)に、検出吸入空気流量VGAIRX及び補正係数KTAAFM,KPAAFMを適用し、補正吸入空気量VGAIRXTを算出する。
VGAIRXT=VGAIRX×KTAAFM×KPAAFM (9)
ステップS69では、過渡判定フラグFAFMAVEが「1」であるか否かを判別する。FAFMAVE=1であってエンジン運転状態が過渡状態でないときは、補正なまし吸入空気流量GAIRAVEを用いて下記式(10)により、スロットル弁通過空気流量GAIRTHを算出する(ステップS70)。
GAIRTH=GAIRAVE×KCV1/NE (10)
ステップS69で、FAFMAVE=0であってエンジン運転状態が過渡状態であるときは、補正吸入空気量VGAIRXTを用いて下記式(11)により、スロットル弁通過空気流量GAIRTHを算出する(ステップS71)。
GAIRTH=VGAIRXT×KCV1/NE (11)
ステップS72では、エンジン回転数NEに応じて図11(e)に示すKETCLYXテーブルを検索し、回転数補正係数KETCLYXを算出する。ステップS73では、下記式(12)に過給圧P3TC,回転数補正係数KETCLYX及び吸気温TAを適用して、流量上限値GCYLLMTを算出する。
Figure 2007255188
ここで、VCYLは気筒容積、KCV2は次元を合わせるための変換係数である。
ステップS74では、図12に示すKINVO算出処理を実行し、修正係数KINVOを算出する。ステップS75では、図12の処理で算出される修正吸気圧変化量DPBAIIR、修正係数KINVO、及び吸気温TAを下記式(13)に適用して、吸気管充填空気流量GAIRINVOを算出する。
Figure 2007255188
ここで、VINMANIは、吸気管2のスロットル弁5の下流側の容積である。
図12及び図13は、図10のステップS74で実行されるKINVO算出処理のフローチャートである。
ステップS81では、下記式(14)により、なまし吸気圧変化量DPBAVEを算出する。
DPBAVE=PBAVE(j)−PBAVE(j-1) (14)
ここでjは、CRKパルスの発生周期で離散化した制御時刻である。
ステップS82では、なまし吸気圧変化量DPBAVEが「0」以上であるか否かを判別する。ステップS82の答が肯定(YES)であって、加速中または定速運転中であるときは、なまし係数CDPBAIIRを加速用の値CDPBACC(例えば0.3)に設定する(ステップS83)。ステップS82の答が否定(NO)であって減速中であるときは、なまし係数CDPBAIIRを減速用の値CDPBDEC(例えば0.4)に設定する(ステップS84)。
ステップS85では、なまし係数CDPBAIIR及びなまし吸気圧変化量DPBAVEを下記式(15)に適用し、修正吸気圧変化量DPBAIIRを算出する。
DPBAIIR=CDPBAIIR×DPBAVE
(1−CDPBAIIR)×DPBAIIR (15)
ここで、右辺のDPBAIIRは、前回算出値である。
ステップS86では、バルブタイミングフラグFVTECが「1」であるか否かを判別する。バルブタイミングフラグFVTECは、エンジンの吸気弁及び排気弁の開閉時期が、エンジンの高速回転運転に適した高速バルブタイミングに設定されているとき「1」に設定され、エンジンの低速回転運転に適した低速バルブタイミングに設定されているとき「0」に設定される。
ステップS86でFVTEC=1であるときは、エンジン回転数NE及び吸気圧PBAに応じて、KETCNEPBHマップを検索し、高速回転用の値KETCNEPBHを算出するとともに、修正係数KETCPBをその高速回転用の値KETCNEPBHに設定する(ステップS87)。またFVTEC=0であるときは、エンジン回転数NE及び吸気圧PBAに応じて、KETCNEPBLマップを検索し、低速回転用の値KETCNEPBLを算出するとともに、修正係数KETCPBをその低速回転用の値KETCNEPBLに設定する(ステップS88)。
ステップS89では、過渡判定フラグFAFMAVEが「1」であるか否かを判別する。FAFMAVE=1であってエンジン運転状態が過渡状態でないときは、下記式(16)により、PB吸入空気流量GAIRPBを算出し(ステップS90)、FAFMAVE=0であってエンジン運転状態が過渡状態であるときは、下記式(17)により、PB吸入空気流量GAIRPBを算出する(ステップS91)。過渡状態では、なまし吸気圧PBAVEを使用すると、算出精度が低下するため、検出吸気圧PBAを使用して、PB吸入空気流量GAIRPBを算出する。
Figure 2007255188
ステップS92では、修正吸気圧変化量DPBAIIRに応じて図13に示すKINVOVNテーブルを検索し、係数値KINVOVNを算出するとともに、修正係数KINVOをその係数値KINVOVNに設定する。
図14は、吸気管2のインタークーラ4の下流側でスロットル弁5の上流側の部分に充填される空気の流量(以下「過給空気流量」という)GAIR3を算出する処理のフローチャートである。この処理は、TDCパルスの発生に同期してECU21のCPUで実行される。
ステップS111では、下記式(19)により、なまし過給圧変化量DP3AVEを算出する。
DP3AVE=P3TCAVE(j)−P3TCAVE(j-1) (19)
ステップS112では、なまし過給圧変化量DP3AVEが「0」以上であるか否かを判別する。ステップS112の答が肯定(YES)であって過給圧P3TCが上昇または停滞しているときは、下記式(20)になまし過給圧変化量DP3AVEを適用して、第1のなまし値DP3AVER1を算出する(ステップS113)。
DP3AVER1=CDP3ACC×DP3AVE
+(1−CDP3ACC)×DP3AVER1 (20)
ここで、CDP3ACCは、0から1の間の値に設定されるなまし係数であり、右辺のDP3AVER1は前回算出値である。
そして、二次なまし過給圧変化量DP3AVERを第1のなまし値DP3AVER1に設定する(ステップS114)。その後ステップS117に進む。
ステップS112の答が否定(NO)であって過給圧P3TCが低下しているときは、下記式(21)になまし過給圧変化量DP3AVEを適用して、第2のなまし値DP3AVER2を算出する(ステップS115)。
DP3AVER2=CDP3DEC×DP3AVE
+(1−CDP3DEC)×DP3AVER2 (21)
ここで、CDP3DECは、0から1の間の値で設定されるなまし係数であり、右辺のDP3AVER2は前回算出値である。
そして、二次なまし過給圧変化量DP3AVERを第2のなまし値DP3AVER2に設定する(ステップS116)。その後ステップS117に進む。
ステップS117では、過渡判定フラグFAFMAVEが「1」であるか否かを判別する。FAFMAVE=1であってエンジン運転状態が過渡状態でないときは、ステップS118に進み、二次なまし過給圧変化量DP3AVERに応じて図15(a)に示すKV3TCテーブルを検索し、係数値KV3TCを算出するとともに、修正係数KV3TCXを係数値KV3TCに設定する。その後、ステップS120に進む。
ステップS117でFAMFAVE=0であってエンジン運転状態が過渡状態であるときは、なまし過給圧変化量DP3AVEに応じて、図15(b)に示すKV3NTCテーブルを検索し、係数値KV3NTCを算出するとともに、修正係数KV3TCXを係数値KV3NTCに設定する(ステップS119)。その後、ステップS120に進む。
ステップS120では、二次なまし過給圧変化量DP3AVER及び修正係数KV3TCXを下記式(22)に適用し、過給空気流量GAIR3を算出する。
Figure 2007255188
ここで、V3TCは、吸気管2のインタークーラ4からスロットル弁5までの部分の容積である。
図16は、気筒吸入空気流量GAIRCYLNを算出する処理のフローチャートである。この処理はTDCパルスの発生に同期して、ECU21のCPUで実行される。
ステップS131では、還流状態フラグFABVCRCが「0」であるか否かを判別する。FABVCRC=0であって空気還流状態でないときは、スロットル弁通過空気流量GAIRTH、吸気管充填空気流量GAIRINVO、及び過給空気流量GAIR3を、下記式(23)に適用し、気筒吸入空気流量GAIRCYLNを算出する(ステップS132)。
GAIRCYLN=GAIRTH−GAIRINVO−GAIR3 (23)
このように吸入空気流量センサ22の出力に応じて算出されるスロットル弁通過空気流量GAIRTHを、吸気管充填空気流量GAIRINVO及び過給空気流量GAIR3で補正することにより、正確な気筒吸入空気流量GAIRCYLNを得ることができる。
一方、FABVCRC=1であって空気還流状態であるときは、気筒吸入空気流量GAIRCYLNをPB吸入空気流量GAIRPBに設定する(ステップS133)。
以上詳述したように、本実施形態では、空気還流状態でないとき、すなわちエアバイパス弁7を介した空気還流が行われていないときは、吸入空気流量センサ22の出力に応じて算出されるスロットル弁通過空気流量GAIRTHから、吸気管充填空気流量GAIRINVO及び過給空気流量GAIR3を減算することによって、気筒吸入空気流量GAIRCYLNが算出される。一方、空気還流状態では、以下に説明するように吸入空気流量センサ出力VGAIRが脈動するために、式(23)では正確な気筒吸入空気流量GAIRCYLNが得られない。そこで、気筒吸入空気流量GAIRCYLNを、吸気圧PBAに応じて式(16)または(17)(図12)により算出されるPB吸入空気流量GAIRPBに設定している。これにより、吸入空気流量センサ出力の脈動の影響を排除してより正確な気筒吸入空気流量GAIRCYLNを得ることができる。したがって、気筒吸入空気流量GAIRCYLNに応じた量の燃料を供給することにより、燃焼室内の空燃比を適切に制御して良好な排気特性を維持することができる。
図17は、コンプレッサ3が作動している状態で、スロットル弁5が急激に閉弁されたときに発生する問題点を説明するためのタイムチャートである。同図(a)〜(f)は、それぞれスロットル弁開度THO,還流状態フラグFABVCRC,過給圧P3TC及び吸気圧PBA,吸入空気流量センサ出力VGAIR,エアバイパス弁7のリフト量(開度)LABV,並びに検出当量比KACTの推移を示す。
時刻t0において、スロットル弁5が閉弁されると(同図(a))、水撃によって吸気管内の空気の流れが遮られるため、吸入空気流量センサ出力VGAIRは急激に低下し、さらに水撃の収束により、遮られていた空気が一気に流れるために急激に増加する(同図(d)、A部)。また、スロットル弁5の閉弁により、切換弁8が開弁可能状態に制御され、エアバイパス弁7のリフト量LABVが徐々に増加する(同図(e))。このリフト量LABVの増加に伴って、エアバイパス弁7を介して還流される空気量が増加し、吸入空気量センサ22近傍の空気流速が低下し、センサ出力VGAIRが、実際の吸入空気流量より低い値を示す(同図(d),B部)。その結果、燃焼室内の空燃比がオーバリーンとなる(同図(f),C部)。その後、還流される空気量が減少するので、空燃比は徐々に理論空燃比に復帰する。
本実施形態では、還流状態フラグFABVCRC(同図(b))が「1」になると、気筒吸入空気流量GAIRCYLNは、PB吸入空気流量GAIRPBに切り換えられる(図16)。図17(c)に示すように、吸気圧PBAは水撃の影響を受けずに滑らかに減少していくので、吸気圧PBAに基づいて算出されるPB吸入空気流量GAIRPBは、同様に滑らかに減少していく。したがって、図17(f)に示すような空燃比のオーバリーン状態が発生することを防止し、良好な排気特性を維持することができる。
本実施形態では、過給圧センサ23、吸気圧センサ24、大気圧センサ29、及び吸入空気流量センサ22が、それぞれ過給圧検出手段、吸気圧検出手段、大気圧検出手段、及び吸入空気流量検出手段を構成し、クランク角度位置センサ26が回転数検出手段を構成し、ECU21が吸入空気流量推定手段及び燃料量制御手段を構成する。具体的には、図3,5,6,8,10,12,13,15,及び17の処理が吸入空気流量推定手段に相当し、式(1)による燃料噴射時間TOUTの演算が燃料量制御手段に相当する。
なお本発明は上述した実施形態に限るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上述した実施形態では、通常制御中は、吸入空気流量センサ出力VGAIRに応じて算出される検出吸入空気量VGAIRXを、吸気管充填空気流量GAIRINVO及び過給空気流量GAIR3により補正することにより、気筒吸入空気流量GAIRCYLNを算出しているが、本願発明は、このような吸気管充填空気流量GAIRINVO及び過給空気流量GAIR3による補正を行わない制御装置にも適用可能である。
また図8のステップS45では、スロットル弁開度変化量DTHODLを算出し、ステップS53の判別に適用しているが、スロットル弁開度変化量DTHODLに代えて、スロットル弁開口面積比変化量DRTHODLを用いることにより、より制御精度を向上させることができる。なお、その場合には、ステップS53で適用される閾値DTHODAXは、−5%(一定値)とする。
スロットル弁開口面積比変化量DRTHODLは、下記式により算出される。
DRTHODL=RTHO(i)−RTHO(i−DRTHODLY)
ここで、RTHOは、スロットル弁5の開口面積比であり、スロットル弁開度THOに応じて図18に示すRTHOテーブルを検索することにより、算出される。またDRTHODLYは例えば「5」に設定される所定値である。
また本発明は、クランク軸を鉛直方向とした船外機などのような船舶推進機用エンジンなどの燃料供給制御にも適用が可能である。
本発明の一実施形態にかかる内燃機関及びその制御装置の構成を示す図である。 エアバイパス弁の作動特性を説明するための図である。 センサ出力に応じて制御に用いるパラメータを算出する処理のフローチャートである。 図3の処理で参照されるテーブルを示す図である。 エンジン運転状態の過渡状態を判定する処理のフローチャートである。 エアバイパス弁を介した空気の還流が行われている状態を判定する処理のフローチャートである。 図6の処理で参照されるテーブルを示す図である。 エアバイパス弁に供給する圧力を切り換える切換弁の制御を行う処理のフローチャートである。 図8の処理で参照されるテーブルを示す図である。 スロットル弁通過空気流量(GAIRTH)及び吸気管充填空気流量(GAIRINVO)を算出する処理のフローチャートである。 図10の処理で参照されるテーブルを示す図である。 吸気管充填空気流量の算出に使用される修正係数(KINVO)を算出する処理のフローチャートである。 図12の処理で参照されるテーブルを示す図である。 過給空気流量(GAIR3)を算出する処理のフローチャートである。 図14の処理で参照されるテーブルを示す図である。 気筒吸入空気流量(GAIRCYLN)を算出する処理のフローチャートである。 スロットル弁を急激に閉弁したときの問題点を説明するためのタイムチャートである。 スロットル弁開度(THO)をスロットル弁の開口面積比(RTHO)に変換するためのテーブルを示す図である。
符号の説明
1 内燃機関
2 吸気管
3 コンプレッサ
5 スロットル弁
6 燃料噴射弁
21 電子制御ユニット(吸入空気流量算出手段、燃料量制御手段)
22 吸入空気流量センサ(吸入空気流量検出手段
23 過給圧センサ(過給圧検出手段)
24 吸気圧センサ(吸気圧検出手段)
26 クランク角度位置センサ(回転数検出手段)
29 大気圧センサ(大気圧検出手段)

Claims (3)

  1. 吸気通路と、該吸気通路に設置されたコンプレッサと、前記吸気通路の前記コンプレッサ下流側に設けられたスロットル弁と、前記コンプレッサの上流側と下流側とを連通するバイパス通路と、該バイパス通路に設けられたエアバイパス弁とを備える内燃機関の燃料制御装置において、
    前記スロットル弁の下流側で吸気圧を検出する吸気圧検出手段と、
    前記機関の回転数を検出する回転数検出手段と、
    前記エアバイパス弁の開作動状態を判定する開作動状態判定手段と、
    前記エアバイパス弁が開作動状態にあるときは、検出される機関回転数及び吸気圧に基づいて前記機関の吸入空気流量を算出する吸入空気流量算出手段と、
    算出された吸入空気流量に応じて前記機関に供給する燃料量を制御する燃料量制御手段とを備えることを特徴とする内燃機関の燃料制御装置。
  2. 前記開作動状態判定手段は、前記コンプレッサの下流側で過給圧を検出する過給圧検出手段と、大気圧を検出する大気圧検出手段とを備え、前記エアバイパス弁が開弁可能な状態にあり、かつ前記過給圧と大気圧との差圧が所定圧以上のとき、前記エアバイパス弁が開作動状態にあると判定することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃料制御装置。
  3. 前記バイパス通路が前記コンプレッサの上流側で前記吸気通路に接続される接続部より上流側で、吸入空気流量を検出する吸入空気流量検出手段を備え、前記吸入空気流量算出手段は、前記エアバイパス弁が開作動状態にないときは、前記吸入空気流量検出手段により検出される吸入空気流量に応じて、前記機関の吸入空気流量を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の燃料制御装置。
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