JP2007253912A - 自動変速機のシフト操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】特定のレンジからシフト操作のレンジ変更を適切にできる自動変速機のシフト操作装置を提供する。
【解決手段】パーキング位置(P位置)からのシフト操作によるシフトレバー31の位置の判断に、タイマによる所定時間内に変更許可操作素子であるパーキングロック解除スイッチ17の押圧操作があるか否かを判定し、シフトレバー31の他の位置(R位置、D位置、N位置)の確定時までパーキングロック解除スイッチ17を継続して押圧することにより、自動変速機のレンジ変更の指示許可をしている。これにより運転者がシフト操作する場合、シフト操作開始と同時あるいは所定時間内の遅れ時間内にパーキングロック解除スイッチ17を押圧した操作においても、確実にシフト操作を判定できるため、より操作性の向上ができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、シフト操作のレンジ変更を適切にできる車両に搭載される自動変速機のシフト操作装置に関する。
車両に搭載される自動変速機のシフト操作装置として、近年、装置の小型化や操作力の低減化において有利な、いわゆるシフト・バイ・ワイヤ方式のシフト操作装置が提案されている。
シフト・バイ・ワイヤ方式のシフト操作装置は、運転者がシフトレバーを操作したときのシフト位置をセンサ等によって検知し、その検知信号に基づいてアクチュエータで自動変速機(オートマチック・トランスミッション:以下、ATという。)のレンジを切り替える、つまり電気的制御によりATのレンジを切り替える構成となっている。これにより、シフトレバーの操作態様についても設計の自由度が広がり、例えば、所定のシフト位置に入れたレバーから手を離すと、このシフトレバーが復帰機構によって中立位置に自動的に復帰する、いわゆるモーメンタリ機能を持たせることができる。
また、シフト・バイ・ワイヤ方式のシフト操作装置では、シフトレバーとは別にP(パーキング)操作ボタンが設けられており、このP操作ボタンを押すとATのレンジがP(パーキング)レンジに選択されるのに応じて、電動アクチュエータの駆動によりパーキングロック機構を作動させて、ATの出力軸を機械的にロック(パーキングロック)するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
通常、このパーキングロックを解除するために、シフトレバーのノブには、パーキングロック解除スイッチが設けられている。運転者が、シフトレバーを、中立位置(ホーム位置)から例えば、D(ドライブ)位置にシフト操作して、ATをPレンジからDレンジに切り替える際には、運転者は、パーキングロック解除スイッチを押した後に、シフトレバーを傾けて、Pレンジから他のレンジ(例えば、D(ドライブ)レンジ)を選択することができる。また、パーキングロック解除スイッチを押さなくとも、シフトレバーを傾けることはできるが、制御装置(ECU)は、Pレンジから他のレンジを選択したことを許可しない設定になっている。
シフト・バイ・ワイヤ方式を併用しない通常のATにおいても、シフトノブに設けたパーキングロック解除スイッチを押さなければ、Pレンジからシフトレバーが移動しない設計となっている。
特開2002−264684号公報(段落0073、図2)
しかしながら、運転者が、シフトレバーをP位置(中立位置)から移動させるタイミングは、パーキングロック解除スイッチを押した後に、シフトレバーを傾けるとは限らないため、シフトレバーを傾ける動作を始めた直後、あるいは、傾ける動作途中で、パーキングロック解除スイッチを押しても、Pレンジから他のレンジへの変更ができない問題があった。すなわち、運転者が、実質的にシフトレバーを操作しているにもかかわらず、制御装置(ECU)は、レンジ変更を許可しないため、操作性が良好といえない問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するための発明であって、特定のレンジ(例えば、P(パーキング)レンジ)からシフト操作のレンジ変更を適切にできる自動変速機のシフト操作装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の本発明による自動変速機のシフト操作装置は、複数のシフト位置に変更できる操作子(例えば、シフトレバー31)と、自動変速機を特定のレンジから他のレンジへ変更するための変更許可操作素子(例えば、パーキングロック解除スイッチ17)と、操作子のシフト位置の検出信号により自動変速機のレンジを変更する制御手段(例えば、制御装置2)とを有する自動変速機のシフト操作装置であって、制御手段は、操作子が特定のレンジを選択するシフト位置から他のシフト位置へ移動する際、操作子が移動開始したことを検知してからの所定時間内に、変更許可操作素子の操作を検知した場合に、操作子の他のシフト位置への選択に対応したレンジへの変更を許容することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、制御手段は、運転者が操作子の操作を開始した後の所定時間内にロック解除操作素子を操作することを許容しているので、運転者の操作性がより向上する。
請求項2に記載の本発明による自動変速機のシフト操作装置は、複数のシフト位置に変更できる操作子と、自動変速機を特定のレンジから他のレンジへ変更するための変更許可操作素子と、操作子のシフト位置の検出信号により自動変速機のレンジを変更する制御手段とを有する自動変速機のシフト操作装置であって、制御手段は、操作子が特定のレンジを選択するシフト位置から他のシフト位置へ移動する際、操作子の移動開始したことを検知してからの所定時間内から操作子が他のシフト位置に到達するのを検出するまで、変更許可操作素子の操作を検知した場合に、操作子の他のシフト位置への選択に対応したレンジへの変更を許容することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、制御手段は、運転者が操作子の操作を開始した後の所定時間内から、操作子が他のシフト位置に到達するまで、ロック解除操作素子を操作が継続していることを監視しているため、運転者の操作誤り等を防止しながら操作性がより向上する。
請求項3に記載の本発明による自動変速機のシフト操作装置は、変更許可操作素子は、操作子に設けられたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、ロック解除操作素子は、操作子に設けられているので、運転者は、操作子の操作とロック解除操作が同時に操作することができ操作性が向上する。
本発明によれば、制御装置は、所定時間中における変更許可操作素子(例えば、パーキングロック解除スイッチ17)の操作を許可するので、シフト操作のレンジ変更を適切にできる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
《第1の実施の形態》
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る車両に搭載される自動変速機のシフト操作装置を示す概略構成図である。図2は、本発明の第1の実施の形態に係るシフト装置を示す斜視図である。
図1に示すように、自動変速機(AT)1には、制御装置(ECU)2とシフト装置10とを備えたシフト操作装置20が接続されている。AT1は、トルクコンバータ3を介してエンジン4のエンジン出力軸(図示せず)に連結されている。AT1の油圧制御部5には、AT1のレンジ切り替えを行うための電動アクチュエータ6が設けられている。油圧制御部5および電動アクチュエータ6は、制御装置2からの制御信号に基づいて駆動制御される。
制御装置2は、車室内に設けられたシフト・バイ・ワイヤ方式のシフト装置10と電気的に接続されており、シフト装置10のシフト操作状況に応じた検知信号が、制御装置2に入力される。制御装置2は、シフト装置10から入力される検知信号に基づいて、油圧制御部5および電動アクチュエータ6に制御信号を出力して両者を駆動制御する。
AT1のシフトレンジは、本実施の形態では、P(パーキング)レンジ、R(リバース)レンジ、N(ニュートラル)レンジ、D(ドライブ)レンジ、サード(3rd)レンジ、セカンド(2nd)レンジ、およびロー(L)レンジを有しており、各レンジの配列はPレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジ、3rdレンジ、2ndレンジ、およびLレンジの順に設定されている。なお、AT1がNレンジに選択された場合は、AT1のエンジン4側と駆動輪(図示せず)側との動力伝達を遮断した中立状態に設定され、また、Pレンジに選択された場合は、エンジン4側と駆動輪側との動力伝達を遮断した中立状態に設定されるとともに、パーキングロック機構(図示せず)が作動してAT1の出力軸7を機械的にロックする。
図2に示すように、シフト装置10には、台座30に、ジョイスティック方式の操作子(シフトレバー)31と、2つのプッシュボタン方式の操作子(P操作ボタン、N操作ボタン)11、12とを備えている。シフトレバー31の上部側方には、変更許可操作素子としてのプッシュボタン方式のパーキングロック解除スイッチ(以下、PoutSWという。)17が設けられている。台座30の下部部分には、シフトレバー31の基部の点Aを中心として、前後左右の傾きを検出する4つの位置検知センサ、すなわち、R位置検知センサ13、D位置検知センサ14、−位置検知センサ(マイナス位置検知センサ)15、および+位置検知センサ(プラス位置検知センサ)16が設置されている。シフトレバー31が傾くと、それぞれの位置検知センサ13〜16は、シフトレバー31の傾きを検出する。運転者がシフトレバー31を前方に傾けることで、R位置検知センサ13は、R位置を検知しシフト位置を制御装置2に送信し、また、運転者がシフトレバー31を後方に傾けることで、D位置検知センサ14は、D位置を検知し、シフト位置を制御装置2に送信する。運転者が、シフトレバー31を左方に傾けると、−位置検知センサ15が−位置を検知しシフト位置を制御装置2に送信する。−位置は、現状よりも1段階低速側にAT1のレンジ設定の切り替えをするためである。また、運転者が、シフトレバー31を右方に傾けると、+位置検知センサ16が+位置を検知しシフト位置を制御装置2に送信する。+位置は、現状よりも1段階高速側にAT1のレンジ設定の切り替えをするためである。
シフトレバー31は、前後左右のいずれにも傾かない中立位置32を保持するように付勢されている。このため、運転者がシフトレバー31の操作後に、シフトレバー31から手を離せば、その中立位置(ホーム位置)32に自動復帰する構造となっている。以下、この中立状態のシフトレバーの位置をホーム位置という。台座30の下部(図示せず)には、ホーム位置を検知するH位置検知センサ18が設けられている。
なお、位置検知センサ13〜16および位置検知センサ18は、押されることにより信号を出力するものであってもよい。また、位置検知センサ13〜16および位置検知センサ18は、非接触センサ(例えば、ホールセンサ)であり、シフトレバー31の下端に固着した磁石(図示せず)と対向するように配置されていてもよい。
運転者がシフト装置10のシフトレバー31を操作して、例えば、ホーム位置からD位置に操作すると、この操作状況がD位置検知センサ14によって検知され、D位置検知センサ14からD位置に対応した信号が制御装置2に出力される。そして、制御装置2は、入力される信号(D位置信号)に応じてAT1のDレンジが選択されるように油圧制御部5および電動アクチュエータ6に制御信号を出力して、両者を駆動制御する。これにより、AT1のDレンジに対応したバルブ(図示せず)が駆動され、Dレンジに切り替えられる。
また、このシフト装置10では、運転者がP操作ボタン11およびN操作ボタン12を押すことで、ATのレンジ設定をPレンジ、Nレンジへの操作をそれぞれ行えるようになっている。P操作ボタン11およびN操作ボタン12も付勢力によって、運転者の操作後には、操作前の状態に自動復帰する構造となっている。
車両の停止(駐車)時に、運転者がシフト装置10のP操作ボタン11を押圧操作すると、駐車位置(P位置)に対応した信号が制御装置2に出力される。そして、制御装置2は、入力される信号(P位置信号)に応じてAT1のPレンジが選択されるように油圧制御部5および電動アクチュエータ6に制御信号を出力して、両者を駆動制御する。そして、これにより、Pレンジに対応したバルブが駆動され、エンジン4側と駆動輪側との動力伝達を遮断した中立状態に切り替えられる。さらに、制御装置2は入力される信号(P位置信号)に基づいて、パーキング用電動アクチュエータを駆動してパーキングロック機構を作動させ、AT1の出力軸7を機械的にロック(パーキングロック)する。
ところで、前記したP操作ボタン11の押圧による駐車操作状態のとき(このとき、シフトレバー31は、ホーム位置であり、AT1はPレンジである。)は、シフトレバー31が不用意にシフト操作できないように、シフトレバー31を傾けることはできるが、制御装置(ECU)2は、Pレンジから他のレンジを選択したことを許可しない制御ロジックになっている。そして、この駐車操作状態のときから、シフトレバー31を他の操作位置(例えば、D位置)にシフト操作する場合、パーキングロックを解除する必要がある。
以下、動作について説明する。
図3は、シフトレバーを駐車位置から他の位置にシフト操作するときの制御装置の動作を示すフローチャートである。運転者は、シフトレバー31を駐車位置(P位置)から他の位置に移動させるタイミングは、パーキングロック解除スイッチ17を押した後に、シフトレバー31を傾けるとは限らない。このため、運転者が、シフトレバー31を傾ける動作途中の所定時間内でパーキングロック解除スイッチ17が押圧された状態で、かつ、他の位置(例えば、R位置、D位置)が位置検出されて確定するときまでパーキングロック解除スイッチ17が継続して押圧されている場合において、制御装置2は、Pレンジから他のレンジへの変更があるとして、レンジを変更する指令をすることが特徴である。このため、本実施の形態では、例えば、運転者が、シフトレバー31を操作している途中で、パーキングロック解除スイッチ17を離した場合は、制御装置2は、Pレンジから他のレンジ変更がないと判定する。
制御装置2は、AT1のシフトレンジがPレンジか否かを判定する(ステップS101)。AT1のシフトレンジがPレンジの場合、制御装置2は、シフトレバー31が、H位置検知センサ18の信号によりホーム位置か否かを判定する(ステップS102)。シフトレバー31がホーム位置である場合には、制御装置2は、タイマを設定する。タイマを設定するとは、所定時間を設定することであり、例えば、20msに設定する(ステップS103)。シフトレバー31がホーム位置にない場合は、タイマ時間が減算していく(ステップS104)。そして、ステップS105に進む。タイマの所定時間が残っている場合(タイマ所定時間>0)、制御装置2は、パーキングロック解除スイッチ(PoutSW)17が押された状態か否かを判定する(ステップS107)。パーキングロック解除スイッチ17が押された状態の場合、制御装置2は、レンジ変更の許可フラグを1に設定する(ステップS109)。ステップS107においてパーキングロック解除スイッチ17が押されていない状態の場合、制御装置2は、レンジ変更の許可フラグを0に設定する(ステップS108)。そして、ステップS110に進む。
ステップS105において、タイマの所定時間が残っていない場合、制御装置2は、パーキングロック解除スイッチ17が継続して押されているか否かを判定する(ステップS106)。パーキングロック解除スイッチ17が継続して押されている場合、ステップS109に進む。ステップS106においてパーキングロック解除スイッチ17が継続して押されていない場合は、ステップS108に進む。
制御装置2は、レンジ変更の許可フラグが1であるか否かを判定する(ステップS110)。許可フラグが1である場合、制御装置2は、シフトレバー31の位置が他の位置か否か(例えば、D位置、R位置)を判定する(ステップS111)。シフトレバー31の位置がホーム位置でなく他の位置であると判定された場合、シフトレバー31の位置に従い、制御装置2は、AT1のレンジ変更指示を出す(ステップS112)。制御装置2は、AT1の変更指示のあるレンジが選択されるように油圧制御部5および電動アクチュエータ6に制御信号を出力して、両者を駆動制御する。そして、ステップS101に戻る。制御装置2は、ステップS111において、シフトレバー31の位置が他の位置であると判定されない場合、ステップS101に戻る。ステップS110において、許可フラグが1でない場合(許可フラグが0の場合)、ステップS101に戻る。ステップS101において、AT1のシフトレンジがPレンジでない場合、ステップS112に進む。
制御装置2は、一定の時間毎、例えば、1ms毎に、ステップS101〜S112のステップを繰り返し、運転者が操作するシフトレバー31のシフト位置を監視している。
図4〜図7において動作の詳細について、図3のフローチャートに基づいてさらに説明する。
図4は、ATのレンジの変更を許可する場合のパーキングロック解除スイッチ操作を示すタイミングチャートである。図4には、シフトレバーストローク、制御装置(ECU)2の判定シフトレバー位置、パーキングロック解除スイッチ(PoutSW)17の状態、およびAT1のレンジ指示の各波形を示している。横軸は、時間tを表す。つまり、図4には、運転者は、パーキングロック解除スイッチ17を押圧した後、シフトレバー31を操作した場合を示している。ここでは、シフトレバー31をホーム位置(H位置)から、D位置に傾けた場合について説明する。H位置から、他の位置(例えば、R位置、−位置、+位置)へのシフトレバー操作をする場合も同様である。時刻tは、運転者がシフトレバー31を操作して、制御装置2がH位置でないと判定した時刻である。時刻tは、時刻tからタイマが設定する所定時間後の時刻である。時刻tは、運転者がシフトレバー31を操作して、制御装置2が他の位置と判定した時刻である。特に、時刻tは、一定の時刻でなく、運転者のシフトレバー31の操作時間により変化する。
t<tにおいて、運転者は、パーキングロック解除スイッチ17を押圧する。すると、制御装置2は、AT1のシフトレンジをPレンジとして判定し(ステップS101)、シフトレバー31をホーム位置と判定する(ステップS102)。制御装置2は、タイマを設定し(ステップS103)、タイマの所定時間は正と判定し(ステップS105)、パーキングロック解除スイッチ17は押圧された状態であると判定する(ステップS107)。制御装置2は、AT1のレンジ変更の許可フラグを1に設定する(ステップS109)。制御装置2は、許可フラグが1と判定するが(ステップS110)、この時点ではシフトレバー位置がH位置と判定する(ステップS111)ので、ステップS101に戻る。
≦t<tにおいて、運転者は、パーキングロック解除スイッチ17を押圧して、シフトレバー31をH位置からD位置に傾け始めている。制御装置2は、AT1のシフトレンジをPレンジとして判定し(ステップS101)、シフトレバー31をホーム位置(H位置)でないと判定する(ステップS102)。制御装置2は、タイマの減算を始め(ステップS104)、タイマの所定時間は正と判定し(ステップS105)、パーキングロック解除スイッチ17は押圧された状態であると判定する(ステップS107)。制御装置2は、AT1のレンジ変更の許可フラグを1に設定する(ステップS109)。制御装置2は、許可フラグが1と判定するが(ステップS110)、この時点ではシフトレバー位置が他の位置に達していないので、他の位置と判定しない(ステップS111)ので、ステップS101に戻る。
≦t<tにおいて、運転者は、パーキングロック解除スイッチ17を押圧して、シフトレバー31をH位置からD位置への傾けを継続している。制御装置2は、AT1のシフトレンジをPレンジとして判定し(ステップS101)、シフトレバー31をホーム位置(H位置)でないと判定する(ステップS102)。制御装置2は、タイマの減算を続け(ステップS104)、タイマの所定時間は正でないと判定し(ステップS105)、パーキングロック解除スイッチ17は継続して押圧された状態であると判定する(ステップS106)。制御装置2は、AT1のレンジ変更の許可フラグを1に設定する(ステップS109)。制御装置2は、許可フラグが1と判定するが(ステップS110)、この時点ではシフトレバー位置が他の位置と判定しない(ステップS111)ので、ステップS101に戻る。
時刻tにおいて、運転者は、パーキングロック解除スイッチ17の押圧を継続して、シフトレバー31がD位置に到達する。制御装置2は、AT1のシフトレンジをPレンジとして判定し(ステップS101)、シフトレバー31をホーム位置(H位置)でないと判定する(ステップS102)。制御装置2は、タイマの減算を続け(ステップS104)、タイマの所定時間は正でないと判定し(ステップS105)、パーキングロック解除スイッチ17は継続して押圧された状態であると判定する(ステップS106)。制御装置2は、AT1のレンジ変更の許可フラグを1に設定する(ステップS109)。制御装置2は、許可フラグが1と判定し(ステップS110)、シフトレバー位置がD位置と判定し(ステップS111)、シフトレバー位置に従い、AT1のレンジの変更指示を出す(ステップS112)。
このように図4の例では、運転者が、パーキングロック解除スイッチ17を押圧してから、シフトレバー31をシフト操作して、他の位置(例えば、R位置、D位置)が位置検出されて確定するときまでパーキングロック解除スイッチ17が継続して押圧しているので、制御装置2は、Pレンジから他のレンジ変更があるとして、レンジの変更する指令をしている。すなわち、制御装置2は、シフトレバー31の他のシフト位置への選択を許容している。
図5は、ATのレンジの変更を不許可する場合のパーキングロック解除スイッチ操作を示すタイミングチャートである。図5には、運転者が、シフトレバー31の変更開始(時刻t)と同時にパーキングロック解除スイッチ17を押圧し、シフトレバー31を操作したが、t≦t<tにおいて、パーキングロック解除スイッチ17の押圧を中止して離した場合を示している。縦軸と横軸は、図4と同様であるので説明は省略する。
t<tにおいて、運転者は、シフトレバー31の操作は実施していない。制御装置2は、AT1のシフトレンジをPレンジとして判定し(ステップS101)、シフトレバー31をホーム位置と判定する(ステップS102)。制御装置2は、タイマを設定し(ステップS103)、タイマの所定時間は正と判定し(ステップS105)、パーキングロック解除スイッチ17は押圧されていない状態であると判定する(ステップS107)。制御装置2は、AT1のレンジ変更の許可フラグを0に設定する(ステップS108)。制御装置2は、許可フラグが1でない(許可フラグを0)と判定し(ステップS110)、ステップS101に戻る。
≦t<tにおいて、運転者は、パーキングロック解除スイッチ17を押圧して、シフトレバー31をH位置からD位置に傾け始めている。制御装置2は、AT1のシフトレンジをPレンジとして判定し(ステップS101)、シフトレバー31をホーム位置でないと判定する(ステップS102)。制御装置2は、タイマの減算を始め(ステップS104)、タイマの所定時間は正と判定し(ステップS105)、パーキングロック解除スイッチ17は押圧された状態であると判定する(ステップS107)。制御装置2は、AT1のレンジ変更の許可フラグを1に設定する(ステップS109)。制御装置2は、許可フラグが1と判定するが(ステップS110)、この時点ではシフトレバー位置が他の位置と判定しない(ステップS111)ので、ステップS101に戻る。
≦t<tにおいて、運転者は、パーキングロック解除スイッチ17を押圧を中止して離した。しかしながら、運転者は、シフトレバー31をH位置からD位置への傾けを継続している。制御装置2は、AT1のシフトレンジをPレンジとして判定し(ステップS101)、シフトレバー31をホーム位置でないと判定する(ステップS102)。制御装置2は、タイマの減算を続け(ステップS104)、タイマの所定時間は正でないと判定し(ステップS105)、パーキングロック解除スイッチ17は押圧されていない状態であると判定する(ステップS106)。制御装置2は、AT1のレンジ変更の許可フラグを0に設定する(ステップS108)。制御装置2は、許可フラグが1でない(許可フラグを0)と判定し(ステップS110)、ステップS101に戻る。
時刻tにおいて、運転者は、パーキングロック解除スイッチ17を離した状態で、シフトレバー31がD位置に到達する。制御装置2は、AT1のシフトレンジをPレンジとして判定し(ステップS101)、シフトレバー31をホーム位置でないと判定する(ステップS102)。制御装置2は、タイマの減算を続け(ステップS104)、タイマの所定時間は正でないと判定し(ステップS105)、パーキングロック解除スイッチ17は押圧されていない状態であると判定する(ステップS106)。制御装置2は、AT1のレンジ変更の許可フラグを0に設定する(ステップS108)。制御装置2は、許可フラグが1でない(許可フラグを0)と判定し(ステップS110)、ステップS101に戻る。
このように図5の例では、運転者が、パーキングロック解除スイッチ17を押圧したと同時にシフトレバー31をシフト操作しているが、他の位置(例えば、R位置、D位置)が位置検出されて確定する前にパーキングロック解除スイッチ17を離しているので、制御装置2は、Pレンジから他のレンジ変更がないとしている。すなわち、制御装置2は、シフトレバー31の他のシフト位置への選択を許容していない。
図6は、ATのレンジの変更を許可する場合の他のパーキングロック解除スイッチ操作を示すタイミングチャートである。図6には、運転者が、シフトレバー31の操作を開始し、t≦t<tにおいて、パーキングロック解除スイッチ17を押圧し、継続して押圧し続けた場合を示している。縦軸と横軸は、図4と同様であるので説明は省略する。
t<tにおいて、運転者は、シフトレバー31の操作をしていない。制御装置2は、AT1のシフトレンジをPレンジとして判定し(ステップS101)、シフトレバー31をホーム位置と判定する(ステップS102)。制御装置2は、タイマを設定し(ステップS103)、タイマの所定時間は正と判定し(ステップS105)、パーキングロック解除スイッチ17は押圧されていない状態であると判定する(ステップS107)。制御装置2は、AT1のレンジ変更の許可フラグを0に設定する(ステップS108)。制御装置2は、許可フラグが1でない(許可フラグを0)と判定し(ステップS110)、ステップS101に戻る。
≦t<tにおいて、運転者は、シフトレバー31の操作を開始し、パーキングロック解除スイッチ17を押圧する。制御装置2は、AT1のシフトレンジをPレンジとして判定し(ステップS101)、シフトレバー31をホーム位置(H位置)でないと判定する(ステップS102)。制御装置2は、タイマの減算を始め(ステップS104)、タイマの所定時間は正と判定し(ステップS105)、パーキングロック解除スイッチ17は押圧された状態であると判定する(ステップS107)。制御装置2は、AT1のレンジ変更の許可フラグを1に設定する(ステップS109)。制御装置2は、許可フラグが1と判定するが(ステップS110)、この時点ではシフトレバー位置が他の位置と判定しない(ステップS111)ので、ステップS101に戻る。
≦t<tにおいて、運転者は、パーキングロック解除スイッチ17を押圧して、シフトレバー31をH位置からD位置への傾けを継続している。制御装置2は、AT1のシフトレンジをPレンジとして判定し(ステップS101)、シフトレバー31をホーム位置(H位置)でないと判定する(ステップS102)。制御装置2は、タイマの減算を続け(ステップS104)、タイマの所定時間は正でないと判定し(ステップS105)、パーキングロック解除スイッチ17は継続して押圧された状態であると判定する(ステップS106)。制御装置2は、AT1のレンジ変更の許可フラグを1に設定する(ステップS109)。制御装置2は、許可フラグが1と判定するが(ステップS110)、この時点ではシフトレバー位置が他の位置と判定しない(ステップS111)ので、ステップS101に戻る。
時刻tにおいて、運転者は、パーキングロック解除スイッチ17の押圧を継続して、シフトレバー31がD位置に到達する。制御装置2は、AT1のシフトレンジをPレンジとして判定し(ステップS101)、シフトレバー31をホーム位置(H位置)でないと判定する(ステップS102)。制御装置2は、タイマの減算を続け(ステップS104)、タイマの所定時間は正でないと判定し(ステップS105)、パーキングロック解除スイッチ17は継続して押圧された状態であると判定する(ステップS106)。制御装置2は、AT1のレンジ変更の許可フラグを1に設定する(ステップS109)。制御装置2は、許可フラグが1と判定し(ステップS110)、シフトレバー位置がD位置と判定し(ステップS111)、シフトレバー位置に従い、AT1のレンジの変更指示を出す(ステップS112)。
このように図6の例では、運転者が、シフトレバー31のシフト操作を開始してから、パーキングロック解除スイッチ17を押圧し、他の位置(例えば、R位置、D位置)が位置検出されて確定するときまでパーキングロック解除スイッチ17が継続して押圧しているので、制御装置2は、Pレンジから他のレンジ変更があるとして、レンジの変更する指令をしている。すなわち、制御装置2は、シフトレバー31の他のシフト位置への選択を許容している。
図7は、ATのレンジの変更を不許可する場合の他のパーキングロック解除スイッチ操作を示すタイミングチャートである。図6には、運転者が、シフトレバー31の操作を開始し、t≦t<tにおいて、パーキングロック解除スイッチ17を押圧したが、途中(t≦t<tにおいて)で押圧を中止した場合を示している。縦軸と横軸は、図4と同様であるので説明は省略する。
t<tにおいて、運転者は、シフトレバー31の操作をしていない。制御装置2は、AT1のシフトレンジをPレンジとして判定し(ステップS101)、シフトレバー31をホーム位置と判定する(ステップS102)。制御装置2は、タイマを設定し(ステップS103)、タイマの所定時間は正と判定し(ステップS105)、パーキングロック解除スイッチ17は押圧されていない状態であると判定する(ステップS107)。制御装置2は、AT1のレンジ変更の許可フラグを0に設定する(ステップS108)。制御装置2は、許可フラグが1でない(許可フラグを0)と判定し(ステップS110)、ステップS101に戻る。
≦t<tにおいて、運転者は、シフトレバー31の操作を開始し、パーキングロック解除スイッチ17を押圧する。制御装置2は、AT1のシフトレンジをPレンジとして判定し(ステップS101)、シフトレバー31をホーム位置(H位置)でないと判定する(ステップS102)。制御装置2は、タイマの減算を始め(ステップS104)、タイマの所定時間は正と判定し(ステップS105)、パーキングロック解除スイッチ17は押圧された状態であると判定する(ステップS107)。制御装置2は、AT1のレンジ変更の許可フラグを1に設定する(ステップS109)。制御装置2は、許可フラグが1と判定するが(ステップS110)、この時点ではシフトレバー位置が他の位置と判定しない(ステップS111)ので、ステップS101に戻る。
≦t<tにおいて、運転者は、途中で、パーキングロック解除スイッチ17の押圧を中止したが、シフトレバー31をH位置からD位置への傾けを継続している。制御装置2は、AT1のシフトレンジをPレンジとして判定し(ステップS101)、シフトレバー31をホーム位置(H位置)でないと判定する(ステップS102)。制御装置2は、タイマの減算を続け(ステップS104)、タイマの所定時間は正でないと判定し(ステップS105)、パーキングロック解除スイッチ17は継続して押圧されていない状態であると判定する(ステップS106)。制御装置2は、AT1のレンジ変更の許可フラグを0に設定する(ステップS108)。制御装置2は、許可フラグが1でない(許可フラグを0)と判定し(ステップS110)、ステップS101に戻る。
時刻tにおいて、運転者が、パーキングロック解除スイッチ17の押圧していない状態で、シフトレバー31がD位置に到達する。制御装置2は、AT1のシフトレンジをPレンジとして判定し(ステップS101)、シフトレバー31をホーム位置(H位置)でないと判定する(ステップS102)。制御装置2は、タイマの減算を続け(ステップS104)、タイマの所定時間は正でないと判定し(ステップS105)、パーキングロック解除スイッチ17は継続して押圧されていない状態であると判定する(ステップS106)。制御装置2は、AT1のレンジ変更の許可フラグを0に設定する(ステップS108)。制御装置2は、許可フラグが1でない(許可フラグを0)と判定し(ステップS110)、ステップS101に戻る。
このように図7の例では、運転者が、シフトレバー31のシフト操作を開始してから、パーキングロック解除スイッチ17を押圧し、他の位置(例えば、R位置、D位置)が位置検出されて確定する前にパーキングロック解除スイッチ17を離しているので、制御装置2は、Pレンジから他のレンジ変更がないとしている。すなわち、制御装置2は、シフトレバー31の他のシフト位置への選択を許容していない。
図8は、各種のパーキングロック解除スイッチ操作におけるATのレンジ変更の許可・不許可を示す説明図である。図8には、シフトレバーストローク、各種のパーキングロック解除スイッチ(PoutSW)操作(A)〜(G)が示されている。横軸は、時間tを表す。制御装置2がAT1のレンジ変更を許可するか(許可フラグを1に設定)否か(許可フラグを0に設定)は、タイマの所定時間内に、パーキングロック解除スイッチ17が押圧され、制御装置2のシフトレバー31がP位置から他の位置に位置検出されて確定するときまで、パーキングロック解除スイッチ17が押圧され続けているかにより判定している。すなわち、t≦t(所定時間)<tおいて、パーキングロック解除スイッチ17が押圧され、P位置から他の位置に位置検出されて確定する時刻(t)にいたるまで、パーキングロック解除スイッチ17が押圧され続けていれば、制御装置2は、AT1のレンジ変更を許可する。
制御装置2がAT1のレンジ変更を許可する場合は、PoutSW操作(A)およびPoutSW操作(C)である。
制御装置2がAT1のレンジ変更を不許可にする場合は、PoutSW操作(B)、PoutSW操作(D)、PoutSW操作(E)、PoutSW操作(F)、およびPoutSW操作(G)である。PoutSW操作(B)およびPoutSW操作(D)の場合、PoutSWが継続して押されていないので不許可となる。PoutSW操作(E)およびPoutSW操作(G)の場合は、途中でPoutSWの押圧を中止しているため不許可となる。PoutSW操作(F)の場合、シフトレバー31が操作され所定時間内に、PoutSWが押圧されていないために不許可となる。
以上のように、この実施の形態では、パーキング位置(P位置)からのシフト操作によるシフトレバー31の位置の判断に、タイマによる所定時間内にパーキングロック解除スイッチ17の押圧操作があるか否かを判定し、シフトレバー31の他の位置(R位置、D位置、N位置)の確定時までパーキングロック解除スイッチ17を継続して押圧することにより、AT1のレンジ変更の指示許可をしている。これにより、運転者は、ホーム位置からシフト操作する場合、シフト操作開始と同時あるいは所定時間内の遅れ時間内にパーキングロック解除スイッチ17を押圧した操作においても、確実にシフト操作ができるため、運転者にとって、より操作性の向上ができる。
《第2の実施の形態》
図9は、本発明の第2の実施の形態に係るシフトレバーを駐車位置から他の位置にシフト操作するときの制御装置の動作を示すフローチャートである。運転者は、シフトレバー31を駐車位置(P位置)から移動させるタイミングは、パーキングロック解除スイッチ17を押した後に、シフトレバー31を傾けるとは限らない。このため、運転者が、シフトレバー31を傾ける動作途中の所定時間内でパーキングロック解除スイッチ17が押圧された状態において、制御装置2は、Pレンジから他のレンジへの変更があるとして、レンジを変更する指令をすることが特徴である。図9は、図3のフローチャートと比較して、ステップS106を除いた場合である。同一動作のステップについては、同一番号を付している。
制御装置2は、AT1のシフトレンジがPレンジか否かを判定する(ステップS101)。AT1のシフトレンジがPレンジの場合、制御装置2は、シフトレバー31が、H位置検知センサ18の信号によりホーム位置か否かを判定する(ステップS102)。シフトレバー31がホーム位置である場合には、制御装置2は、タイマを設定する。タイマを設定するとは、所定時間を設定することであり、例えば、20msに設定する(ステップS103)。シフトレバー31がホーム位置にない場合は、タイマ時間が減算していく(ステップS104)。そして、ステップS105に進む。タイマの所定時間が残っている場合(タイマ所定時間>0)、制御装置2は、パーキングロック解除スイッチ(PoutSW)17が押された状態か否かを判定する(ステップS107)。パーキングロック解除スイッチ17が押された状態の場合、制御装置2は、レンジ変更の許可フラグを1に設定する(ステップS109)。ステップS107においてパーキングロック解除スイッチ17が押されていない状態の場合、制御装置2は、レンジ変更の許可フラグを0に設定する(ステップS108)。そして、ステップS110に進む。ステップS105において、タイマの所定時間が残っていない場合、ステップS110に進む。
制御装置2は、レンジ変更の許可フラグが1であるか否かを判定する(ステップS110)。許可フラグが1である場合、制御装置2は、シフトレバー31の位置が他の位置か否か(例えば、D位置、R位置)を判定する(ステップS111)。シフトレバー31の位置がホーム位置でなく他の位置であると判定された場合、シフトレバー31の位置に従い、制御装置2は、AT1のレンジ変更指示を出す(ステップS112)。制御装置2は、AT1の変更指示のあるレンジが選択されるように油圧制御部5および電動アクチュエータ6に制御信号を出力して、両者を駆動制御する。そして、ステップS101に戻る。制御装置2は、ステップS111において、シフトレバー31の位置が他の位置であると判定されない場合、ステップS101に戻る。ステップS110において、許可フラグが1でない場合(許可フラグが0の場合)、ステップS101に戻る。ステップS101において、AT1のシフトレンジがPレンジでない場合、ステップS112に進む。
図10は、各種のパーキングロック解除スイッチ操作におけるATのレンジ変更の許可・不許可を示す説明図である。図10には、シフトレバーストローク、各種のパーキングロック解除スイッチ(PoutSW)操作(A)〜(G)が示されている。横軸は、時間tを表す。制御装置2は、タイマの所定時間内に、パーキングロック解除スイッチ17が押圧され、シフトレバー31がP位置から他の位置に位置検出されて確定したときに判定している。すなわち、t≦t(所定時間)<tおいて、パーキングロック解除スイッチ17が押圧され、P位置から他の位置に位置検出されていれば、制御装置2は、AT1のレンジ変更を許可する。
制御装置2がAT1のレンジ変更を許可する場合は、PoutSW操作(A)、PoutSW操作(B)、PoutSW操作(C)、PoutSW操作(D)、およびPoutSW操作(G)である。
制御装置2がAT1のレンジ変更を不許可にする場合は、PoutSW操作(E)およびPoutSW操作(F)である。PoutSW操作(E)の場合は、t≦t(所定時間)<tおいて途中でPoutSWの押圧を中止しているため不許可となる。PoutSW操作(F)の場合は、t≦t(所定時間)<tおいてPoutSWの押圧がされていないため不許可となる。
以上のように、この実施の形態では、パーキング位置(P位置)からのシフト操作によるシフトレバー31の位置の判断に、タイマによる所定時間内にパーキングロック解除スイッチ17の押圧操作があるか否かを判定することにより、AT1のレンジ変更の指示許可をしている。これにより、運転者は、ホーム位置からシフト操作する場合、シフト操作開始と同時あるいは所定時間内の遅れ時間内にパーキングロック解除スイッチ17を押圧した操作においても、確実にシフト操作ができるため、運転者にとって、より操作性の向上ができる。
以上述べた実施の形態においては、変更許可操作素子として、パーキング解除スイッチ17として説明した。しかし、変更許可操作素子としては、必ずしもこのパーキング解除スイッチ17に限らない。例えば、図2において、N操作ボタン12が押された場合、NレンジからDレンジまたはNレンジからRレンジへの変更するための変更許可操作素子としての変更許可操作スイッチ(以下、変更許可操作素子を変更許可操作スイッチという。)としてもよい。また、DレンジからRレンジへの変更、あるいは、RレンジからDレンジへの変更するための変更許可操作スイッチとしてもよい。
また、以上述べた実施の形態においては、図2において、シフトレバー31が左右前後のいずれにも傾かない中立位置を保持するように付勢されている構成としているが、必ずしも、シフトレバー31は、中立位置に保持する構成にする必要がない。例えば、運転者が、シフトレバー31を中立位置からD位置へ変更操作した場合、シフトレバー31は、D位置でロックされ、制御装置2がシフトレバー位置に従い、AT1のレンジをDレンジに変更してもよい。
運転者が、D位置からR位置に変更操作する場合、シフトレバー31に設けられている変更許可操作素子(変更許可操作スイッチ)を押して、R位置へ操作変更する。このとき、第1の実施の形態では、D位置からのシフト操作によるシフトレバー31の位置の判断に、タイマによる所定時間内に変更許可操作スイッチの押圧操作があるか否かを判定し、シフトレバー31のR位置の確定時まで変更許可操作スイッチを継続して押圧することにより、AT1のレンジ変更の指示許可をしている。これにより、運転者は、D位置からシフト操作する場合、シフト操作開始と同時あるいは所定時間内の遅れ時間内に変更許可操作スイッチを押圧した操作においても、確実にシフト操作ができるため、運転者にとって、より操作性の向上ができる。
運転者が、D位置からR位置に変更操作する場合、シフトレバー31に設けられている変更許可操作素子(変更許可操作スイッチ)を押して、R位置へ操作変更する。このとき第2の実施の形態では、D位置からのシフト操作によるシフトレバー31の位置の判断に、タイマによる所定時間内に変更許可操作スイッチの押圧操作があるか否かを判定することにより、AT1のレンジ変更の指示許可をしている。これにより、運転者は、D位置からシフト操作する場合、シフト操作開始と同時あるいは所定時間内の遅れ時間内に変更許可操作スイッチを押圧した操作においても、確実にシフト操作ができるため、運転者にとって、より操作性の向上ができる。
本発明は、シフト操作のレンジ変更を適切にできる車両に搭載される自動変速機のシフト操作装置の用途に適用でき、例えば、運転者が、シフトレバー操作しながらパーキングロック解除しても、確実にパーキングロック解除操作を判定する用途に適用できる。
本発明の第1の実施の形態に係る車両に搭載される自動変速機のシフト操作装置を示す概略構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係るシフト装置を示す斜視図である。 シフトレバーを駐車位置から他の位置にシフト操作するときの制御装置の動作を示すフローチャートである。 ATのレンジの変更を許可する場合のパーキングロック解除スイッチ操作を示すタイミングチャートである。 ATのレンジの変更を不許可する場合のパーキングロック解除スイッチ操作を示すタイミングチャートである。 ATのレンジの変更を許可する場合の他のパーキングロック解除スイッチ操作を示すタイミングチャートである。 ATのレンジの変更を不許可する場合の他のパーキングロック解除スイッチ操作を示すタイミングチャートである。 各種のパーキングロック解除スイッチ操作におけるATのレンジ変更の許可・不許可を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係るシフトレバーを駐車位置から他の位置にシフト操作するときの制御装置の動作を示すフローチャートである。 各種のパーキングロック解除スイッチ操作におけるATのレンジ変更の許可・不許可を示す説明図である。
符号の説明
1 自動変速機(AT)
2 制御装置(ECU)
3 トルクコンバータ
4 エンジン
5 油圧制御部
6 電動アクチュエータ
7 出力軸
10 シフト装置
11 P操作ボタン
12 N操作ボタン
13 R位置検知センサ
14 D位置検知センサ
15 −位置検知センサ
16 +位置検知センサ
17 パーキングロック解除スイッチ(PoutSW)
18 H位置検知センサ
20 シフト操作装置
30 台座
31 シフトレバー

Claims (3)

  1. 複数のシフト位置に変更できる操作子と、自動変速機を特定のレンジから他のレンジへ変更するための変更許可操作素子と、前記操作子のシフト位置の検出信号により自動変速機のレンジを変更する制御手段とを有する自動変速機のシフト操作装置であって、
    前記制御手段は、前記操作子が前記特定のレンジを選択するシフト位置から他のシフト位置へ移動する際、前記操作子が移動開始したことを検知してからの所定時間内に、前記変更許可操作素子の操作を検知した場合に、前記操作子の他のシフト位置への選択に対応したレンジへの変更を許容する
    ことを特徴とする自動変速機のシフト操作装置。
  2. 複数のシフト位置に変更できる操作子と、自動変速機を特定のレンジから他のレンジへ変更するための変更許可操作素子と、前記操作子のシフト位置の検出信号により自動変速機のレンジを変更する制御手段とを有する自動変速機のシフト操作装置であって、
    前記制御手段は、前記操作子が前記特定のレンジを選択するシフト位置から他のシフト位置へ移動する際、前記操作子の移動開始したことを検知してからの所定時間内から前記操作子が他のシフト位置に到達するのを検出するまで、前記変更許可操作素子の操作を検知した場合に、前記操作子の他のシフト位置への選択に対応したレンジへの変更を許容する
    ことを特徴とする自動変速機のシフト操作装置。
  3. 前記変更許可操作素子は、前記操作子に設けられた
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動変速機のシフト操作装置。
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