JP4705529B2 - レンジ切替操作装置 - Google Patents
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Description
また、ユーザの意図しない操作手段に対する接触を考えたとき、その接触により操作手段が押し込まれる場合が多いものと推測されるが、その押し込み荷重は、ユーザが意識的に操作手段を押し込むときの荷重よりも小さいことが多い。よってその程度の荷重では、複数段階に亘って操作手段を押し込むには至らないであろうことを踏まえて、複数段階に亘って操作手段を押し込むようにしなければ切り替わらないレンジを設けるようにしている。従って、ユーザの意図しないこのようなレンジへの切り替わりを防止することができる。
特に、複数段階に亘る操作手段の押し込み操作を要するレンジへの切替に際して、切替先のレンジを選択するための操作と、その操作により選択されるレンジへの切替を確定させるための操作とが必要である。このため、ユーザの意図しない操作手段に対する接触により同操作手段が押し込まれて、切替先のレンジの選択に値する操作が行われたとしても、そのようにして選択されたレンジへの切替を確定させるための操作が行われない限り、レンジは切り替わらない。従って、ユーザの意図しないレンジへの切り替わりを防止することができる。
請求項3に記載の発明は、レンジを切り替えるために操作される操作手段を備えるレンジ切替操作装置において、レンジを切り替えるための前記操作手段を用いた操作は、前記操作手段を引っ張る操作を含んでおり、また、レンジを切り替えるための前記操作手段を用いた操作は、複数段階に亘る前記操作手段の押し込み操作を含んでおり、車両が前進状態となるDレンジへの切替に際して、前記操作手段が第1の方向へ操作されるとともに、車両が後進状態となるRレンジへの切替に際して、前記操作手段が前記第1の方向とは異なる第2の方向へ操作され、さらに、当該レンジ切替操作装置は、前記操作手段を用いた操作が解除されたとき、同操作手段が操作前の原点位置に復帰するモーメンタリ構造となっていることをその要旨としている。
同構成によると、ユーザの意図しない操作手段に対する接触を考えたとき、その接触により操作手段が押し込まれる場合が多いものと推測され、よってそれとは逆に操作手段を引っ張るようにしなければ切り替わらないレンジを設けるようにしている。従って、ユーザの意図しないこのようなレンジへの切り替わりを防止することができる。
また、ユーザの意図しない操作手段に対する接触を考えたとき、その接触により操作手段が押し込まれる場合が多いものと推測されるが、その押し込み荷重は、ユーザが意識的に操作手段を押し込むときの荷重よりも小さいことが多い。よってその程度の荷重では、複数段階に亘って操作手段を押し込むには至らないであろうことを踏まえて、複数段階に亘って操作手段を押し込むようにしなければ切り替わらないレンジを設けるようにしている。従って、ユーザの意図しないこのようなレンジへの切り替わりを防止することができる。
しかも、ユーザが操作手段の操作方向と切替先のレンジとを関連付けして認識していることを前提としたとき、Dレンジへ切り替えるつもりでRレンジへ切り替えてしまったり、或いはRレンジへ切り替えるつもりでDレンジへ切り替えてしまったり、ということがなくなる。従って、ユーザの意図しないレンジへの切り替わりを防止することができる。尚、本構成とは異なり、操作手段が同じ方向へ操作されることで、Dレンジへの切替とRレンジへの切替とが実現される構成であれば、Dレンジ及びRレンジの一方へ切り替えるつもりで勢い余ってDレンジ及びRレンジの他方へ切り替えてしまう虞がある。
さらに、レンジ切替操作装置がモーメンタリ構造となっていることに関して、操作手段は原点位置側へ常に付勢されている。このため、操作手段を原点位置から操作しようとするとき、かかる付勢力に抗してそれを行う必要がある訳であるが、これを言い換えると、ユーザの意図しない接触により操作手段が動かされようとしたとき、その付勢力によってそれが阻止される。つまり、ユーザが意識的に操作手段を操作する場合よりも小さな力で操作手段が動かされようとしても、その程度の力では前記付勢力に勝てず、結果として操作手段は原点位置にて保持されることになる。従って、ユーザの意図しないレンジへの切り替わりを防止することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のレンジ切替操作装置において、複数段階に亘る前記操作手段の押し込み操作を要するレンジへの切替に際して、複数段階に亘る前記操作手段の押し込み操作により選択されるレンジへの切替を確定させるための前記操作手段を用いた操作として、前記操作手段を下方へ押し下げる操作が必要であることをその要旨としている。
同構成によると、複数段階に亘る操作手段の押し込み操作を要するレンジへの切替に際して、切替先のレンジを選択するための操作と、その操作により選択されるレンジへの切替を確定させるための操作とが必要である。このため、ユーザの意図しない操作手段に対する接触により同操作手段が押し込まれて、切替先のレンジの選択に値する操作が行われたとしても、そのようにして選択されたレンジへの切替を確定させるための操作が行われない限り、レンジは切り替わらない。従って、ユーザの意図しないレンジへの切り替わりを防止することができる。
本発明によれば、ユーザの意図しないレンジへの切り替わりを防止することができる。
図1に示すように、運転席前方のステアリングホイール1の裏側には、自動変速機のレンジを切り替えるために用いられるコラムタイプのシフトレバー装置2が設けられている。即ち、ステアリングコラム3には、操作レバー4が上下方向に傾動可能に設けられるとともに、その操作レバー4の先端部には、操作ノブ5が左右方向にスライド可能に設けられている。尚、本実施形態では、操作ノブ5及び操作レバー4を操作することによって、R位置(後進位置)、N位置(中立位置)、D位置(前進位置)、の3つのシフト位置に設定できるようになっている。そして、特定のシフト位置(例えばR位置)に設定することにより、そのシフト位置に応じて自動変速機のレンジを切り替えることができるようになっている。
(1)自動変速機70のレンジを切り替えるための操作ノブ5を用いた操作は、操作ノブ5を引っ張る操作を含んでいる。即ち、ユーザの意図しない操作ノブ5に対する接触を考えたとき、その接触により操作ノブ5が押し込まれる場合が多いものと推測され、よってそれとは逆に操作ノブ5を引っ張るようにしなければ切り替わらないレンジ(本実施形態ではRレンジ)を設けるようにしている。従って、ユーザの意図しないこのようなレンジへの切り替わりを防止することができる。
(6)シフトレバー装置2がモーメンタリ構造となっていることに関して、操作ノブ5はノブ原点位置側へ常に付勢されるとともに、操作レバー4はレバー原点位置側へ常に付勢されている。このため、操作ノブ5(操作レバー4)をノブ原点位置(レバー原点位置)から操作しようとするとき、かかる付勢力に抗してそれを行う必要がある訳であるが、これを言い換えると、ユーザの意図しない接触により操作レバー4や操作ノブ5が動かされようとしたとき、その付勢力によってそれが阻止される。つまり、ユーザが意識的に操作レバー4や操作ノブ5を操作する場合よりも小さな力で操作レバー4や操作ノブ5が動かされようとしても、その程度の力では前記付勢力に勝てず、結果として操作ノブ5(操作レバー4)はノブ原点位置(レバー原点位置)にて保持されることになる。従って、ユーザの意図しないレンジへの切り替わりを防止することができる。
・切替先のレンジとしてDレンジを選択するための操作が完了されたことを条件として、Dレンジへの切替を確定させるための操作が可能となる構成を採用してもよい。例えば、操作ノブ5が左方向へ2段階に亘ってスライドされたことを条件として、それまで傾動操作が規制されていた操作レバー4の傾動操作が許容される構成を採用してもよい。
・操作ノブ5に関して、内方へ1段階に亘ってのみ押し込むことが可能な構成を採用してもよい。或いは、操作ノブ5に関して、内方へ3段階以上に亘って押し込むことが可能な構成を採用してもよい。
・操作ノブ5に関して、左右方向にスライド可能な構成に代えて、前後方向にスライド可能な構成を採用してもよい。
・操作レバー4に関して、傾動可能な構成に代えて、回動可能な構成、或いはスライド可能な構成を採用してもよい。
Claims (4)
- レンジを切り替えるために操作される操作手段を備えるレンジ切替操作装置において、
レンジを切り替えるための前記操作手段を用いた操作は、前記操作手段を引っ張る操作を含んでおり、
また、レンジを切り替えるための前記操作手段を用いた操作は、複数段階に亘る前記操作手段の押し込み操作を含んでおり、
複数段階に亘る前記操作手段の押し込み操作を要するレンジへの切替に際して、複数段階に亘る前記操作手段の押し込み操作により選択されるレンジへの切替を確定させるための前記操作手段を用いた操作として、前記操作手段を下方へ押し下げる操作が必要であることを特徴とするレンジ切替操作装置。 - 請求項1に記載のレンジ切替操作装置において、
車両が前進状態となるDレンジへの切替に際して、前記操作手段が第1の方向へ操作されるとともに、車両が後進状態となるRレンジへの切替に際して、前記操作手段が前記第1の方向とは異なる第2の方向へ操作されることを特徴とするレンジ切替操作装置。 - レンジを切り替えるために操作される操作手段を備えるレンジ切替操作装置において、
レンジを切り替えるための前記操作手段を用いた操作は、前記操作手段を引っ張る操作を含んでおり、
また、レンジを切り替えるための前記操作手段を用いた操作は、複数段階に亘る前記操作手段の押し込み操作を含んでおり、
車両が前進状態となるDレンジへの切替に際して、前記操作手段が第1の方向へ操作されるとともに、車両が後進状態となるRレンジへの切替に際して、前記操作手段が前記第1の方向とは異なる第2の方向へ操作され、
さらに、当該レンジ切替操作装置は、前記操作手段を用いた操作が解除されたとき、同操作手段が操作前の原点位置に復帰するモーメンタリ構造となっていることを特徴とするレンジ切替操作装置。 - 請求項3に記載のレンジ切替操作装置において、
複数段階に亘る前記操作手段の押し込み操作を要するレンジへの切替に際して、複数段階に亘る前記操作手段の押し込み操作により選択されるレンジへの切替を確定させるための前記操作手段を用いた操作として、前記操作手段を下方へ押し下げる操作が必要であることを特徴とするレンジ切替操作装置。
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