JP2007248848A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドラムユニットにおける帯電ローラへの給電経路に接触不良が発生する不具合を防止すること。
【解決手段】プリンタ200は、片方の本体側壁60に配設された貫通穴64から挿入されて本体側壁60及び62間に装着されるドラムユニットDUを備えている。ドラムユニットDUの帯電ケース80の一端部には、ドラムユニットDUが本体側壁60及び62間に装着されると、片方の本体側壁60に配設された端子150に圧接される給電用圧縮コイルばね142と、給電用圧縮コイルばね142と帯電ケース80の一端部側に配設された片方の押圧用圧縮コイルばね140とを連結する導電部材144とが備えられ、これらの部材は、弾性を有しかつ導電性を有する1本の線材から形成される。
【選択図】図5

Description

本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリなどの静電写真式画像形成装置、更に詳しくは、相互に間隔をおいて配設された一対の本体側壁であって、片方の本体側壁にドラムユニット挿入用の貫通穴が形成された一対の本体側壁と、該貫通穴から挿入されて本体側壁間に装着されるドラムユニットとを備えた画像形成装置に関する。
装置本体に相互に間隔をおいて配設された一対の本体側壁であって、片方の本体側壁にドラムユニット挿入用の貫通穴が形成された一対の本体側壁と、該貫通穴から挿入されて本体側壁間に離脱自在に装着されるドラムユニットとを備えた画像形成装置は、既に開示されている(特許文献1参照)。ドラムユニットには、一般的に感光体ドラムと帯電手段とが備えられる。そして帯電手段として帯電ローラが備えられた場合には、帯電ローラは、ばね手段により感光体ドラムに押圧される。
上記形態の画像形成装置においては、ドラムユニットが本体側壁間に装着された状態において、帯電ローラと、装置本体に配設された電源とを接続して帯電ローラに電圧を印可する必要がある。このためには、片方の本体側壁に、電源に接続された端子を配設し、ドラムユニット側に、ドラムユニットが本体側壁間に装着されたときに、片方の本体側壁の端子に圧接される端子を配設し、更に、ドラムユニット側に配設された端子と、帯電ローラの金属製の軸とを接続する導電部材を配設することが考えられる。しかしながら、片方の本体側壁の端子とドラムユニットの端子との間、ドラムユニットの端子と導電部材との間、導電部材と帯電ローラの軸との間において、それぞれ接触部が存在するので、接触不良が生ずる可能性が高くなる。帯電ローラへの給電経路に接触不良が生ずると、感光体ドラムの表面に帯電不良が生ずるので、所要の良好な画像が得られなくなる。また、部品点数が多く、コストアップとなる。
特開2004−294631号公報
本発明の目的は、ドラムユニットにおける帯電ローラへの給電経路に接触不良が発生する不具合を防止しかつ、給電経路を構成する部品点数を最少にしてコストダウンを可能にする、新規な画像形成装置を提供することである
本発明によれば、
相互に間隔をおいて配設された一対の本体側壁であって、片方の本体側壁に貫通穴が形成された一対の本体側壁と、該貫通穴から挿入されて本体側壁間に装着されるドラムユニットとを備えた画像形成装置において、
片方の本体側壁には電源に接続された給電用の端子が配設され、ドラムユニットには感光体ドラムと感光体ドラムの軸方向に延在する帯電ユニットが配設され、帯電ユニットは、非導電性の帯電ケースと、帯電ケースの両端部に装着された導電性を有する軸受部材を介して回転自在に支持された帯電ローラとを備え、帯電ケースの両端部と、対応する軸受部材との間には、帯電ローラが感光体ドラムに押圧されるよう、軸受部材を付勢する押圧用圧縮コイルばねが配設され、帯電ケースの一端部には、該軸方向に直交する方向に延び出す突出部が形成されかつ、該突出部から帯電ケースの他端方向に突出するよう配設されると共にドラムユニットが本体側壁間に装着されると該端子に圧接される給電用圧縮コイルばねと、給電用圧縮コイルばねと帯電ケースの一端部側に配設された片方の押圧用圧縮コイルばねとを連結する導電部材とが備えられ、給電用圧縮コイルばねと片方の押圧用圧縮コイルばねと導電部材とは、弾性を有しかつ導電性を有する1本の線材から形成される、
ことを特徴とする画像形成装置、が提供される。
一対の軸受部材には、帯電ローラの表面をクリーニングするクリーニングローラが回転自在に支持される、ことが好ましい。
以下、本発明に従って構成された画像形成装置の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図7を参照して、画像形成装置であるレーザプリンタ(以下、単に「プリンタ」と略称する)200は、ほぼ直方体形状の装置本体であるプリンタ本体10を備えている。プリンタ本体10の上面12には排紙トレイ14が形成されている。排紙トレイ14の排紙方向上流端(図7において左端)と、上面12のとの間で形成される上下方向の段部には、用紙の排出口16が形成されている。
プリンタ本体2内のほぼ中央部には感光体ドラム18が配設されている。感光体ドラム18の周囲には、帯電ユニット20、現像装置22、転写ローラ24、クリーニング装置26及び図示しない除電器などが配設されている。感光体ドラム18、帯電ユニット20及びクリーニング装置26は、後述するドラムユニットDUに配設されている。プリンタ本体10内の上部位置には、入力された画像情報をレーザ光に変換し、感光体ドラム18の表面に照射するレーザスキャニングユニットLSUが配設されている。プリンタ本体2の前側面(図7において右側面)側には、手差し用の給紙トレイ28が斜め上方に向って突出するよう配設されている。給紙トレイ28は、プリンタ本体2の前側面に沿って延在するよう折り畳むことができる。
プリンタ本体2内における上下方向のほぼ中央部には、用紙を搬送するための主搬送路30が配設され、また、下端部には給紙カセット32が、図1において右方に前側面の外方に引き出し可能に装着されている。主搬送路30は、感光体ドラム18と転写ローラ24との間を通ってそれらの接線方向にほぼ水平に延在している。主搬送路30の上流端領域は、下方に反転して上記給紙カセット32に接続されている。主搬送路30における、感光体ドラム18の上流側には、分離ローラ対34、搬送ローラ対36及びレジストローラ対38が主搬送路30に沿ってかつ、上流から下流に向ってその順に配設されている。給紙カセット32内には、一端が軸40まわりに回動自在に支持された用紙載置板である底板42と、底板42の他端を上方に押し上げる図示しない圧縮コイルばねなどが配設されている。底板42上に積層・収容された図示しない用紙の先端部における上面は、プリンタ本体2内に配設されたピックアップローラ44に圧接される。
主搬送路30における感光体ドラム18の下流側には、定着ユニット50が配設されている。定着ユニット50には、定着装置52と、定着装置52の下流側に配設された搬送ローラ対54とが備えられている。定着装置52は、熱定着ローラ52Aと、熱定着ローラ52Aに圧接された圧ローラ52Bとを備えている。定着ユニット50の下流側には排出搬送路56が配設されている。排出搬送路56は、プリンタ本体2の一側面である後側面(図1において左側面)の上端領域における内側を該上端領域に沿って上下方向に延在する。排出搬送路56の、上下方向におけるほぼ中央位置には、搬送ローラ対57が配設されている。排出搬送路56の上端部は、排出口16に向って上方にかつ前側面4方向にカーブしており、排出搬送路56の上端(下流端)には、排出ローラ対58が配設されている。
周知のとおりにして給紙カセット32から給紙された図示しない用紙が主搬送路30を搬送される間に、トナー像が片面(上面)に記録され、定着装置52により該トナー像が定着される。該トナー像が定着された用紙は、搬送ローラ対54により排出搬送路56に搬送される。排出搬送路56に搬送された用紙は、搬送ローラ対57及び排出ローラ対58により、排紙口16を通って排紙トレイ14にフェイスダウンの状態で排出される。
図6を参照して、プリンタ本体10には、一対の本体側壁60及び62が相互に間隔をおいて対向するよう配設されている。片方の本体側壁60には、ドラムユニットDU挿入用の貫通穴64が形成されている。ドラムユニットDUは、貫通穴64から挿入されて本体側壁60及び62間に支持される。ドラムユニットDUの装着については後述する。
図1及び図2を参照して、ドラムユニットDUは、相互に相互に間隔をおいて対向する一対のユニット側壁66及び68を含むユニットフレームUFを備えている。適宜の合成樹脂から形成することができるユニットフレームUFには、それぞれ図7に示す、感光体ドラム18と、帯電ユニット20と、クリーニング装置26が備えられている。感光体ドラム18は、ユニット側壁66及び68間に固定された軸70に回転自在に支持されている。クリーニング装置26は、感光体ドラム18の、図1及び図2において裏側におけるユニットフレームUF内に配設されいるので、図1及び図2には現れていない。クリーニング装置26は、図7において符号を付さずに図示されている、クリーニングローラ、クリーニングブレード及びトナー回収ローラを備えている。クリーニングローラ及びクリーニングブレードは、感光体ドラム18の表面に接触させられている。
図2〜図4を参照して、帯電ユニット20は、帯電ケース80を備えている。非導電性を有する適宜の合成樹脂(例えばポリカーボネート)から形成することができる帯電ケース80は、実質的に一定の幅をもって長手方向に直線状に細長く延在する天壁82と、天壁82の両側から相互に対向するよう下方に延び出す一対の側壁84及び86と、天壁82の長手方向両端から下方に延び出す一対の端壁88及び90とを備え、全体として、ほぼ、下方に開放された箱形状をなしている。帯電ケース80の端壁88の外側における上端領域89(帯電ケース80の一端部に存在する)は、帯電ケース80の長手方向と一致する方向に一定の幅をもって、帯電ケース80の幅方向と一致する方向に、他方の側壁86から片方の側壁84を越えて側外方に直角に延び出している。上端領域89は、実質的に矩形状の天壁92と、天壁92の一端であって、端壁88に対し遠い側の一端から下方に延び出しかつ、端壁88に対し平行に延在する端壁94と、天壁92の他端であって、側壁84から延び出した領域の他端から下方に延び出しかつ、端壁94に平行に延在する他の端壁96と、天壁92の一側である先端から下方に延び出す側壁98と、天壁92の他側から下方に延び出す他の側壁100とを備えている。他の側壁100は、側壁86の延長上に存在する。上端領域89の、片方の側壁84から側外方に直角に延び出した部分は、突出部91を構成する。上端領域89の、片方の側壁84から側外方に延び出さない領域における天壁92は、天壁82の延長上に存在する
上端領域89の端壁94には、端壁94から帯電ケース80の長手方向外方に延び出す矩形平板状の突片102が形成されている。上端領域89の最下面は実質的に同一平面上に存在する。帯電ケース80の一端部89の下方における端壁88には、端壁88から帯電ケース80の長手方向に延び出す突起104が形成されている。突起104は矩形横断面を有し、平面から見て、先端部が先端に向って幅が狭くなるよう、実質的にV形状に形成されている。帯電ケース80の端壁90(図2)には、弾性を有する係止片106が配設されている。係止片106は、端壁90の外面を帯電ケース80の長手方向に見て上下方向に細長い矩形平板状の本体を有しかつ、下端のみが端壁90に一体に連結されて、上端部が該長手方向に弾性的に変位可能に形成されている。係止片106の本体の上端部には、該長手方向外方に水平に延び出す上面と、上面の先端から本体に向って下方に傾斜する傾斜面とを有する係止突部を備えている。
図5を参照して、帯電ローラ110及びクリーニングローラ112は、一対の軸受部材114(図5においては片方の軸受部材114のみが示されている)に回転自在に支持される。軸受部材114の各々は、相互に実質的に同じ形状及び大きさを有するので、片方の軸受部材114の構成について説明する。
導電性を有する適宜の合成樹脂(例えばポリアセタール)から一体に形成されている軸受部材114は、矩形板状の本体116と、本体116の上端部及び下端部にそれぞれ配設された上軸受部118及び下軸受部120とを備えている。上軸受部118は、上下方向に長い長穴形状を有している。下軸受部120は、半円より大きな円弧形状を有しかつ、下方に開放されている。上軸受部118及び下軸受部120は、本体116の両面から突出しており、相互の軸線は平行で、本体116の両面に直交する方向に延在する。本体116の両側における上端部及び下端部には、それぞれ、側外方に延び出す上突起122及び下突起124が形成されている。相互に実質的に同じ形状及び大きさを有する上突起122の各々は、本体116の、対応する側面から直角に延び出す下面122aと、下面122aの先端から本体116の上端面116aに向って傾斜する傾斜面122bとを備えている。相互に実質的に同じ形状及び大きさを有する下突起124の各々の幅は、上突起122の幅(上軸受部118及び下軸受部120における軸方向の幅)よりも広い。本体116の上端面116aの中央部には、上方に延び出す突起117が形成されている。
帯電ローラ110及びクリーニングローラ112は、それぞれ金属製の軸110a及び112aを備えている。帯電ローラ110の軸110aの両端部は、対応する軸受部材114の下軸受部120に回転自在に支持される。帯電ローラ110は、軸110と、軸110の周囲を実質的に一定の厚さで覆う、導電性を有する弾性層(合成ゴム層)110bとを備えている。クリーニングローラ112の軸112aの両端部は、対応する軸受部材114の上軸受部118に回転自在にかつ上下動可能に支持される。クリーニングローラ112は、軸112aと、軸112a周囲を覆うブラシ112bとを備えている。クリーニングローラ112のブラシ112bの外周部は、帯電ローラ110の弾性層110bの表面に接触させられる。
図3及び図4を参照して、帯電ケース80の一端部(図1及び図2において左端部)における側壁84及び86の内側には、下端から天壁82に至るそれぞれ一対のガイドリブ130が形成されている。ガイドリブ130の各対において、ガイドリブ130の各々は、相互に平行に直線状に延在する。側壁84の一対のガイドリブ130と、側壁86の一対のガイドリブ130とは、相互に対向する。側壁84及び86の、一対のガイドリブ130の間には、天壁82から下方に向って延在する貫通穴132が形成されている。貫通穴132の各々の下端は、側壁84及び86の上下方向中央よりも、若干下方寄りの位置にある。図示はされていないが、帯電ケース80の他端部における側壁84及び86にも、帯電ケース80の一端端部におけるのと実質的に同じ構成を有する一対のガイドリブ130及び貫通穴132が形成されている。
帯電ローラ110及びクリーニングローラ112が支持された軸受部材114の各々の上突起122及び下突起124を、帯電ケース80の両端部に形成されたそれぞれ2対のガイドリブ130間に沿って挿入すると、上突起122の各々における下面122aの先端部が、対応する貫通穴132の下端面132a上に突出する(図3)。帯電ローラ110及びクリーニングローラ112は軸受部材114の各々を介して帯電ケース80に回転自在に支持される。このような作動は、帯電ケース80の側壁84及び86の先端から、対応する貫通穴132の下端面まで、上突起122の各々の先端で側壁84及び86の間隔を広げるよう弾性変形させながら挿入することにより可能となる(上突起122の各々の先端間の間隔は、側壁84及び86の、対応する内側面の間隔よりもわずかに広く形成される)。帯電ローラ110の表面の下端領域は、帯電ケース80の側壁84及び86の下端から下方に突出して位置付けられる。
図3〜図5を参照して、帯電ケース80の両端部と、対応する軸受部材114との間には、帯電ローラ110が感光体ドラム18に押圧されるよう、軸受部材114を付勢する押圧用圧縮コイルばね140が配設される(図3〜図5において、片方の押圧用圧縮コイルばね140のみが図示されている)。帯電ケース80の一端部における天壁82の下面であって、ガイドリブ130の各対が対向する領域の下面における中央部には、下方に延び出す突起134(図3)が形成され、片方の軸受部材114を付勢する片方の押圧用圧縮コイルばね140の一端部が突起134に嵌合・保持される。帯電ケース80の他端部(図2において右端部)において、図示しない他方の押圧用圧縮コイルばね140の一端は、図示しない他方の軸受部材114の本体116(図5)における上端面116aに形成された突起117に嵌合・保持される。
帯電ケース80の一端部には、給電用圧縮コイルばね142と、給電用圧縮コイルばね142と帯電ケース80の一端部側に配設された片方の押圧用圧縮コイルばね140とを連結する導電部材144とが備えられている。給電用圧縮コイルばね142は、帯電ケース80の突出部91から帯電ケース80の他端方向に突出するよう配設される。図3及び図4に示されているように、突出部91の側壁94には、側壁94の内側面から帯電ケース80の他端方向に延び出す突起146が形成されている。突出部91の側壁96であって、突起146の延長上には、貫通穴148が形成されている。給電用圧縮コイルばね142の一端部は突起146に巻き掛けられ、他端部は貫通穴148を通って側壁96から帯電ケース80の他端方向に延び出している。
片方の押圧用圧縮コイルばね140の一端(突起134に嵌合・保持された天壁82の内側面(下面)に最も近い位置に存在する一端)と、給電用圧縮コイルばね142の一端(突起146に巻き掛けられた側壁94の内側面に最も近い位置に存在する一端)とは、導電部材144により連結されている。導電部材144は、片方の押圧用圧縮コイルばね140の一端から、天壁82及び92の内側面(下面)に沿って上端領域89の側壁94の内側まで延び、続いて側壁94及び天壁92に沿って給電用圧縮コイルばね142の一端まで延在する。帯電ケース80の端壁88と天壁82との間には、導電部材144が通過可能な隙間が形成されている。上記給電用圧縮コイルばね142と片方の押圧用圧縮コイルばね140と導電部材144とは、弾性を有しかつ導電性を有する1本の線材から形成される。弾性を有しかつ導電性を有する1本の線材は、実施形態において、金属製の1本の線材、例えば1本のSUS304CSPからなる線材から形成される。
図2を参照して、ユニットフレームUFの側壁66及び68における、感光体ドラム18よりも上方領域は、感光体ドラム18の軸方向に相互に対向するよう形成されている。該上方領域における片方の側壁66には、高い側壁66Aと、低い側壁66Bが形成されている。低い側壁66Bは、高い側壁66Aに対し、該軸方向の内側に存在する。高い側壁66Aと低い側壁66Bとの間には水平段部66Cが形成される。高い側壁66Aと水平段部66Cとの境界部には、帯電ケース80の端壁94(図3、図4)に形成された突片102を受け入れるための図示しない穴が形成されている。また、低い側壁66Bには、帯電ケース80の端壁88(図3、図4)に形成された突起104を受け入れるための図示しない穴が形成されている。該上方領域における他方の側壁68には、帯電ケース80の係止片106(図1)がいわゆるスナップフィットされる図示しない係止穴が形成されている。
図2〜図4を参照して、上記の如く構成された帯電ユニット20は、帯電ケース80の一端における上端部に形成された突片102(図3、図4)を、高い側壁66Aと水平段部66Cとの境界部に形成された図示しない穴に挿入しかつ、帯電ケース80の突起104(図3、図4)を、低い側壁66Bに形成された図示しない穴に挿入しながら帯電ケース80の他端を側壁68の内側に沿って下降させると、帯電ケース80の係止片106(図1)が他方の側壁68の図示しない係止穴に弾性変形した後に係止される(いわゆるスナップフィットされる)。帯電ケース80の一端側に形成された上端領域89(図3、図4)の下端面(実質的に共通の平面上に存在する)は、水平段部66C上に載置される。以上のとおりにして帯電ユニット20は、ユニットフレームUFの側壁66及び68間に離脱自在に、実質的にワンタッチで装着される。帯電ローラ110は、感光体ドラム18により相対的に押圧用圧縮コイルばね140の各々のばね力に抗して若干押し上げられるので、帯電ローラ110は、押圧用圧縮コイルばね140の各々のばね力により、感光体ドラム18に押圧される。なお、帯電ローラ110(図5)の軸110aとクリーニングローラ112の軸112aには、図示しないギヤが一体回転しうるよう配設されて相互に噛み合わされ、帯電ローラ110(図5)の軸110aに配設されたギヤが感光体ドラム18の駆動ギヤ18a(図1、図2)に噛み合わされる。
図1、図5及び図6を参照して、ドラムユニットDUは、片方の本体側壁60の貫通穴64から、側壁68を先頭にして水平方向に挿入される。側壁68から突出している感光体ドラム18の軸70が、他方の本体側壁62に配設された図示しない軸受に回動自在に嵌合・支持される。また、側壁68から突出している係止ピン68P(図1)が、他方の本体側壁62に配設された図示しない係止穴に嵌合・係止される。このようにして、ドラムユニットDUの側壁68は、他方の本体側壁62に離脱自在に支持される。なお、感光体ドラム18は、他方の本体側壁62に配設された駆動ギヤに図示しないカップリングを介して駆動結合される。ドラムユニットDUの側壁66には、図示しない複数の係止ピン及びフックが配設されている。そして、係止ピンの各々が片方の本体側壁60に配設された、対応する図示しない係止穴に嵌合・係止され、フックが片方の本体側壁60に配設された図示しない係止部に係止される。このようにして、ドラムユニットDUの側壁66は、片方の本体側壁60に離脱自在に支持される。
片方の本体側壁60には、プリンタ本体2に配設された図示しない電源に接続された給電用の端子150(図5)が配設されている。そして、ドラムユニットDUが本体側壁60及び62間に装着されると、ドラムユニットDUの帯電ケース80に配設された給電用圧縮コイルばね142が、片方の本体側壁60に配設された端子150に圧接される(図5において、矢印は、端子150が、給電用圧縮コイルばね142を相対的に押圧する方向を示している)。これにより、プリンタ本体2に配設された図示しない電源から、給電用圧縮コイルばね142、導電部材144、片方の押圧用圧縮コイルばね140及び軸受部材144を介して帯電ローラ110に所定の電圧を印可することが可能になる。上記給電用圧縮コイルばね142と片方の押圧用圧縮コイルばね140と導電部材144とは、弾性を有しかつ導電性を有する1本の線材から形成されるので、ドラムユニットDUにおける帯電ローラ110への給電経路に接触不良が発生する不具合を防止しかつ、給電経路を構成する部品点数を最少にしてコストダウンを可能にする。また、一対の軸受部材144には、帯電ローラ110の表面をクリーニングするクリーニングローラ112が回転自在に支持されているので、クリーニングローラ112を帯電ローラ110と同電位にすることができる。その結果、帯電ローラ110に印可される電圧のリークが防止され、感光体ドラム18の表面の帯電ムラを防止することができる。なお、クリーニングローラ112を配設しない場合には、一対の軸受部材144には、帯電ローラ110のみが支持される。
図7に示すレーザプリンタに備えられたドラムユニットの斜視図である。 図1に示すドラムユニットにおいて、帯電ユニットを分離して示す斜視図である。 図2に示す帯電ユニットの一端部を示す斜視図である。 図3に示す帯電ユニットの内側を示す斜視図である。 図3に示す帯電ユニットの要部を概略的に示す斜視図である。 図1に示すドラムユニットがプリンタ本体の本体側壁に装着された状態を示す斜視図である。 本発明に従って構成されたレーザプリンタの実施形態の全体構成を示す断面図である。
符号の説明
2:プリンタ本体
18:感光体ドラム
20:帯電ユニット
60、62:本体側壁
64:貫通穴
66、68:帯電ケースの側壁
80:帯電ケース
91:帯電ケースの突出部
110:帯電ローラ
112:クリーニングローラ
114:軸受部材
140:押圧用圧縮コイルばね
142:給電用圧縮コイルばね
144:導電部材
150:給電用の端子
200:レーザプリンタ
DU:ドラムユニット
UF:ユニットフレーム

Claims (2)

  1. 相互に間隔をおいて配設された一対の本体側壁であって、片方の本体側壁に貫通穴が形成された一対の本体側壁と、該貫通穴から挿入されて本体側壁間に装着されるドラムユニットとを備えた画像形成装置において、
    片方の本体側壁には電源に接続された給電用の端子が配設され、ドラムユニットには感光体ドラムと感光体ドラムの軸方向に延在する帯電ユニットが配設され、帯電ユニットは、非導電性の帯電ケースと、帯電ケースの両端部に装着された導電性を有する軸受部材を介して回転自在に支持された帯電ローラとを備え、帯電ケースの両端部と、対応する軸受部材との間には、帯電ローラが感光体ドラムに押圧されるよう、軸受部材を付勢する押圧用圧縮コイルばねが配設され、帯電ケースの一端部には、該軸方向に直交する方向に延び出す突出部が形成されかつ、該突出部から帯電ケースの他端方向に突出するよう配設されると共にドラムユニットが本体側壁間に装着されると該端子に圧接される給電用圧縮コイルばねと、給電用圧縮コイルばねと帯電ケースの一端部側に配設された片方の押圧用圧縮コイルばねとを連結する導電部材とが備えられ、給電用圧縮コイルばねと片方の押圧用圧縮コイルばねと導電部材とは、弾性を有しかつ導電性を有する1本の線材から形成される、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 一対の軸受部材には、帯電ローラの表面をクリーニングするクリーニングローラが回転自在に支持される、請求項1記載の画像形成装置。
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