JP5723759B2 - 除電ユニット及びそれを備えたドラムユニット及び画像形成装置 - Google Patents

除電ユニット及びそれを備えたドラムユニット及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリ、それらの複合機等の像担持体上の残留電荷を除去する除電ユニット、及びそれを備えたドラムユニット及び画像形成装置に関するものである。
画像形成装置では、像担持体の周辺に帯電部、露光部、現像部、転写部、クリーニング部、及び除電装置等が設けられている。帯電部によって像担持体の表面が一様に帯電された後、露光部によって露光が行われて像担持体の表面に静電潜像が形成され、さらに静電潜像が現像部によって現像される。その後、現像されたトナー画像は転写部によって記録媒体上に転写され、記録媒体は定着部へと搬送されて定着された後、装置外へと排出される。転写の際に像担持体上に残留したトナーはクリーニング部によって除去される。また、転写後に除電装置によって像担持体上の残留電荷が除去され、像担持体は再び帯電部によって帯電される。帯電前に残留電荷を除去することで、その後の像担持体の表面を均一に帯電させることができる。残留電荷の除電には、光による除電等が用いられる。
例えば、特許文献1に記載の除電装置には、帯電部としてチャージワイヤーとグリッドがハウジングに設けられ、グリッドの一部を延長して、ハウジングを支持する保持部、及びグリッドを電気的に接続するとともに装置本体に取り付けるための接続部が形成される。保持部には除電ランプが保持され、保持部の付勢力によりグリッド及び除電ランプが像担持体に対して所定の位置に調整されている。この構成によって、部品点数を減少させ、また部品の組付けを簡単にして、除電装置のコストダウンを達成している。
また、特許文献2に記載の除電装置は、装置を小型化するために、光を屈折散光させる棒状の導光管と、導光管の一方端に取り付けられて導光管に除電するための光を照射する発光体とで除電器を構成し、除電器を取り付けるためのホルダーを備え、ホルダーの内側に長手方向に並行な凹溝部を設けるとともに、凹溝部の近傍に除電器を係止する係止部を設け、除電器をホルダーの凹溝部に取り付けている。
特開平5−19592号公報(段落[0010]〜[0014]、第1図) 特開2001−337571号公報(段落[0029]〜[0031]、第5図)
しかしながら、上述した特許文献1に記載の除電装置では、グリッドに保持部と接続部を一体形成するためにグリッドの形状が複雑となり、コストアップに繋がる。また、保持部と接続部がグリッドと一体化されるため、その分だけ部品点数は削減できるものの、グリッドのハウジング及び装置本体への取り付け作業が煩雑になるという不都合があった。
また、特許文献2に記載の除電装置では、除電器をホルダーの凹溝部に取り付けるために、除電器(導光管)の剛性を利用して屈曲させ凹溝部に挿入した後、除電器を係止部に固定しているが、除電器を適切な範囲で屈曲させて組み立てることが必要になり、除電器を適切な範囲で屈曲させることが難しい。除電器の屈曲が小さいと除電器をホルダーに組み込むことができず、一方、除電器を過度に屈曲させると、除電器が破損するおそれがある。特に発光ダイオードや抵抗等の電子部品を実装した基板を備える除電器では、基板を屈曲させることにより電子部品が破損するという不都合があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、基板や部品を破損させることなく簡単に組み立てられ、小型で低コストである除電ユニット及びそれを備えたドラムユニット及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1の発明は、像担持体上の残留電荷を除去する除電ユニットであって、前記像担持体の長手方向に沿って配列され、前記像担持体の表面に光を照射する発光部材と、前記像担持体の長手方向に延びて設けられ前記発光部材を実装した基板と、該基板が所定の位置に取り付けられるホルダーと、を備え、該ホルダーは、前記基板の長手方向の一端部を長手方向に沿って挿入可能とする開口部と、該開口部の反対側に形成された可撓性を有する第1案内部と、該第1案内部とともに前記基板の厚みより小さい隙間を形成する第2案内部と、を有してなり、前記基板の一端部を前記開口部に挿入した状態で、前記第1案内部の撓みによって前記基板の他端部側を前記第1及び第2案内部の隙間に挟持させ長手方向と略直交する方向に挿入することにより、前記基板が所定の位置に保持されることを特徴としている。
また、第2の発明では、上記の除電ユニットにおいて、前記ホルダーは、前記基板の長手方向の両端部の間にて前記基板の下面を保持する中間保持部を有することを特徴としている。
また、第3の発明では、上記の除電ユニットにおいて、前記基板は水平方向に対して傾斜して前記保持部に保持され、前記第1及び第2案内部は前記保持部と略同じ傾斜角にて配設されることを特徴としている。
また、第4の発明では、上記の除電ユニットにおいて、前記基板は、前記ホルダーの長手方向に沿った内壁面に形成される第1保持部と、前記第2案内部の案内面に形成される第2保持部と、前記第1案内部と、前記開口部とで構成される保持部に保持され、前記第1保持部及び第2保持部は前記基板の挿入方向の両端側を保持し、前記第1案内部及び前記開口部は前記基板の下面を保持することを特徴としている。
また、第5の発明では、上記の除電ユニットと、前記像担持体と、前記像担持体上に残留する現像剤を回収するクリーニング部と、少なくとも前記クリーニング部を保持するハウジングと、を備えたドラムユニットにおいて、前記除電ユニットは前記ハウジングに取り付けられ、前記基板は、前記ホルダーの長手方向に沿った内壁面に形成される第1保持部と、前記ハウジングの、前記基板の挿入方向の後端部に対向する位置に形成される第2保持部と、前記第1案内部と、前記開口部とで構成される保持部に保持され、前記第1保持部及び第2保持部は前記基板の挿入方向の両端側を保持し、前記第1案内部及び前記開口部は前記基板の下面を保持することを特徴としている。
また、第6の発明では、前記構成の除電ユニットを備えた画像形成装置である。
また、第7の発明では、前記構成のドラムユニットを備えた画像形成装置である。
第1の発明によれば、ホルダーの開口部に基板の一端部を挿入し、基板の他端部側を第1及び第2案内部の間に挿入することで、基板の他端部側が第1及び第2案内部によって所定の位置に向けて案内され、基板は所定の位置に保持される。このように、基板の一端部をホルダーの開口部に挿入し、基板の他端部側を第1及び第2案内部に沿って挿入するという簡単な作業によって基板がホルダーに組み付けられ、また、このように基板を組み込むと、基板の変形等によって基板や発光部材が破損することがなく、さらに基板を取り付ける構成が省スペースで収まり、除電ユニットを小型にすることができる。
本発明の実施形態に係るドラムユニットを備えた画像形成装置を示す概略図 本発明の第1実施形態に係るドラムユニットを示す断面図 第1実施形態に係る除電ユニットを示す斜視図 第1実施形態に係る除電ユニットの基板の一端部を挿入可能とする構成を示す斜視図 第1実施形態に係る除電ユニットの基板の中間部を保持する構成を示す斜視図 第1実施形態に係る除電ユニットの基板の他端部を保持する構成を示す斜視図 本発明の第2実施形態に係る除電ユニットの基板を保持する構成を示す断面図
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明は、この実施形態に限定されない。また発明の用途やここで示す用語等はこれに限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る除電ユニットを備えた画像形成装置の構成を示す図である。画像形成装置1はタンデム型のカラープリンターであり、回転自在である感光体ドラム11a〜11dは、感光層を形成する感光材料として、有機感光体(OPC感光体)が用いられ、ブラック、イエロー、シアン、及びマゼンタの各色に対応させて配設される。各感光体ドラム11a〜11dの周囲に、現像部2a〜2d、露光ユニット12、帯電部13a〜13d、クリーニング部14a〜14d、及び除電ユニット60a〜60dが配設される。
現像部2a〜2dは、感光体ドラム11a〜11dの右方に夫々対向して配置され、感光体ドラム11a〜11dにトナーを供給する。帯電部13a〜13dは、感光体ドラム11a〜11dの回転方向に対して現像部2a〜2dの上流側であって感光体ドラム11a〜11dの表面に対向して配置され、感光体ドラム11a〜11dの表面を一様に帯電させる。
露光ユニット12は、パーソナルコンピューター等から画像入力部(図略)に入力された文字や絵柄などの画像データに基づいて、各感光体ドラム11a〜11dを走査露光するためのものであり、現像部2a〜2dの下方に設けられる。露光ユニット12には、レーザー光源、ポリゴンミラーが設けられ、各感光体ドラム11a〜11dに対応して反射ミラー及びレンズが設けられる。レーザー光源から出射されたレーザー光が、ポリゴンミラー、反射ミラー及びレンズを介して、感光体ドラム11a〜11dの回転方向に対して帯電部13a〜13dの下流側から、各感光体ドラム11a〜11dの表面に照射される。照射されたレーザー光により、各感光体ドラム11a〜11dの表面には静電潜像が形成され、この静電潜像が各現像部2a〜2dによりトナー像に現像される。
無端状の中間転写ベルト17は、テンションローラー6、駆動ローラー25及び従動ローラー27に張架されている。駆動ローラー25は図示しないモーターによって回転駆動され、中間転写ベルト17は駆動ローラー25の回転によって循環駆動させられる。
この中間転写ベルト17に接触するように各感光体ドラム11a〜11dが中間転写ベルト17の下方で回転方向(図1の矢印方向)に沿って隣り合うように配列されている。1次転写ローラー26a〜26dは、中間転写ベルト17を介して感光体ドラム11a〜11dに対向し、中間転写ベルト17に圧接して1次転写部を形成する。この1次転写部において、中間転写ベルト17の回転とともに所定のタイミングで各感光体ドラム11a〜11dのトナー像が中間転写ベルト17に順次転写される。これにより、中間転写ベルト17表面にはマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4色のトナー像が重ね合わされたトナー像が形成される。
中間転写ベルト17にトナー像が転写された後、感光体ドラム11の表面に残留するトナーがクリーニング部14a〜14dによってクリーニングされて回収され、さらに除電ユニット60a〜60dによって感光体ドラム11の表面の残留電荷が除去される。
2次転写ローラー34は、中間転写ベルト17を介して駆動ローラー25に対向し、中間転写ベルト17に圧接して2次転写部を形成する。この2次転写部において、中間転写ベルト17表面のトナー像が用紙Pに転写される。転写後に、ベルトクリーニング部31が中間転写ベルト17に残存するトナーを清掃する。
画像形成装置1内の下方には、用紙Pを収納する給紙カセット32が配設され、給紙カセット32の右方には、手差しの用紙を供給するスタックトレイ35が配設される。給紙カセット32の左方には、給紙カセット32から送り出された用紙Pを中間転写ベルト17の2次転写部に搬送する第1用紙搬送路33が配設される。また、スタックトレイ35の左方には、スタックトレイ35から繰り出された用紙Pを2次転写部に搬送する第2用紙搬送路36が配設される。更に、画像形成装置1の左上方には、トナー像が形成された用紙Pの定着処理を行う定着部18と、定着処理の行われた用紙Pを用紙排出部37に搬送する第3用紙搬送路39とが配設される。
給紙カセット32は、装置の外部(図1の紙面表側)に引き出すことにより用紙Pの補充を可能にしたもので、収納されている用紙Pがピックアップローラー33b及び捌きローラー33aにより1枚ずつ第1用紙搬送路33側に繰り出される。
第1用紙搬送路33と第2用紙搬送路36とはレジストローラー対33cの手前で合流しており、レジストローラー対33cにより、中間転写ベルト17における画像形成動作と給紙動作とのタイミングを取って、用紙Pが2次転写部に搬送される。2次転写部に搬送された用紙Pは、バイアス電位が印加された2次転写ローラー34によって、中間転写ベルト17上のトナー像を2次転写され、定着部18に搬送される。
定着部18は、ヒーター等により加熱される定着ベルトと、定着ベルトに内接する定着ローラーと、定着ベルトを介して定着ローラーに圧接して配設された加圧ローラー等とを備え、未定着トナー像が転写された用紙Pを加熱及び加圧することにより定着処理を行う。用紙Pは、定着部18によってトナー像が定着された後、必要に応じて第4用紙搬送路40で反転されて用紙Pの裏面にも2次転写ローラー34によってトナー像が転写され、定着部18によって定着される。トナー像が定着された用紙Pは第3用紙搬送路39を通って、排出ローラー対19aにより用紙排出部37に排出される。
図2は、上述の画像形成装置1に用いられる除電ユニット及び感光体ドラムを含むドラムユニットの構成を示す断面図であり、図1に示す画像形成装値1の裏面側から見たものである。なお、以下の説明では、図1に示す感光体ドラム11aを含むドラムユニットの構成について説明するが、感光体ドラム11b〜11dを含むドラムユニットの構成については図2に示すドラムユニットと同様であり、説明を省略し、また各色の感光体ドラム等を示すa〜dの符号を省略する。
ドラムユニット10は、像担持体である感光体ドラム11と、帯電部13と、クリーニング部14と、除電ユニット60とを備える。
感光体ドラム11は、中間転写ベルト17の下側で図示しないハウジングに回転可能に保持される。帯電部13は、感光体ドラム11の表面に接触し感光体ドラム11の表面を帯電させる帯電ローラー71と、帯電ローラー71に付着しているトナーや用紙の紙粉等を除去する清掃ローラー72とを有し、感光体ドラム11の下側でハウジングに保持される。尚、帯電部13は、チャージワイヤーを感光体ドラム11に対して非接触に配置し、コロナ放電により感光体ドラム11の表面を帯電させるものであってもよい。
クリーニング部14は、感光体ドラム11の表面に当接し感光体ドラム11の表面に付着したトナーを掻き取るクリーニングブレード51と、クリーニングブレード51によって掻き取られたトナーを回収する回収スクリュー52とを有し、感光体ドラム11の右側に配設される。クリーニングブレード51はハウジング53に固定され、回収スクリュー52はハウジング53に回転可能に保持される。ハウジング53は樹脂によって所定の形状に形成され、感光体ドラム11、帯電部13を保持するハウジングに取り付けられる。尚、クリーニングブレード51の替わりにブラシ或いは研磨ローラー等のクリーニング部材によって、感光体ドラム11の表面に付着したトナーを掻き取るようにしてもよい。
除電ユニット60は、クリーニング部14の上側で且つ中間転写ベルト17の下側に配設され、中間転写ベルト17へトナー像を転写した後に感光体ドラム11の表面に残留する電荷を除電する。感光体ドラム11の表面の残留電荷を除電するために、除電ユニット60は、感光体ドラム11の長手方向(回転軸線方向)に沿って延びた基板62を有し、基板62には、発光部材である複数の発光ダイオード61が実装される。発光ダイオード61は、発光面を感光体ドラム11の表面に向けて基板62の長手方向(感光体ドラム11の回転軸線方向)に複数配列され、また、図示しない駆動回路に接続され、駆動電流が与えられると、感光体ドラム11の表面を回転軸線方向に均一に光を照射する。各発光ダイオード61から感光体ドラム11の表面に光を照射することで、感光体ドラム11の表面に残留する電荷が除電される。
発光ダイオード61を実装した基板62は、図3に示すようにホルダー65に取り付けられる。図3は、基板62をホルダー65に取り付けた本発明の第1実施形態の除電ユニット60を示す斜視図である。
図3に示すように、ホルダー65は、断面視略「フ」字状で長手方向(感光体ドラム11の回転軸線方向)に延びて樹脂によって形成される。ホルダー65の左側の壁面には、開口部65aが形成され、またホルダー65の右側には、第1案内部65b及び第2案内部65cが形成される。基板62をホルダー65に取り付ける際には、基板62の一端部(図3の左側)を図3の前面側から開口部65aに挿入するとともに、基板62の他端部(図3の右側)を第1及び第2案内部65b、65cの隙間に挿入する。これにより、基板62は所定の位置に向けて案内され、所定の位置にて後述する保持部によって保持される。
上記のように基板62の一端部を開口部65aに挿入し、基板62の他端部側を第1及び第2案内部65b、65cに沿って挿入するという簡単な作業によって基板62がホルダー65に組み付けられ、また、このように基板62を組み付けると、基板62の変形等によって基板62及び発光ダイオード61が破損することがなく、さらに基板62を取り付ける構成が省スペースで収まり、除電ユニット60を小型にすることができる。
さらにホルダー65の長手方向の両側部の間には、複数の中間保持部65dが配置される。中間保持部65dは、基板62の下面を保持するものであり、ホルダー65の奥側の壁面65jから薄板円弧状に突出して形成される。
ホルダー65の下側の中央部には一対の係止部65eが形成され、ホルダー65の長手方向の両側部の上側には一対の突起部65fが形成される。係止部65e及び突起部65fは、ホルダー65をハウジング53(図2参照)に対して位置決めして取り付けるものである。係止部65eは、ホルダー65本体から弾性を有する形状でL字状に延び、先端をフック状に形成される。一対の突起部65fをハウジング53の図示しない孔に差し込んでハウジング53に対してホルダー65を位置決めした後、係止部65eをハウジング53の図示しない孔に係止部65eの弾性に抗して差し込むと、係止部65eが孔に係止される。これによって、ホルダー65は所定の位置(図2参照)にてハウジング53に取り付けられる。尚、クリーニング部14を保持するハウジング53にホルダー65を取り付けることに替えて、クリーニング部14とともに感光体ドラム11や帯電部13を保持するハウジングにホルダー65を取り付ける構成としてもよい。
具体的には、図4〜図6に示すようにホルダー65は構成される。図4は基板62の一端部を挿入する開口部65a周辺の構成を示す部分斜視図であり、図5は基板62の中間部を保持する中間保持部65d周辺の構成を示す部分斜視図であり、また図6は基板62の他端部を保持する第1及び第2案内部65b、65c周辺の構成を示す部分斜視図である。
図4示すように、ホルダー65の長手方向の一側面には開口部65aが形成される。基板62の一端部62a及び他端部62b(図6参照)は、発光ダイオード61を実装する中央部より幅が小さく形成され、開口部65aは基板62の一端部62aを収容するサイズを有する。発光ダイオード61を実装した基板62を矢印A方向(長手方向と略直交する方向)からホルダー65の奥側に挿入し、基板62を図4の左側に寄せながら基板62の一端部62aを開口部65aに挿入する。基板62は、開口部65aの挿入方向Aの手前側の開口内壁面65mに当接するために、開口部65aから抜け出ることがない。そして基板62の下面が中間保持部65dに保持される。
図5に示すように、中間保持部65dは、ホルダー65の長手方向の一端部側(図4参照)に設けられるとともに、ホルダー65の長手方向の中央部に設けられ、更にホルダー65の長手方向の他端部側(図6参照)に設けられ、基板62の両端部62a、62bの間にて夫々基板62の下面を保持する。このように構成することで、大きいサイズの用紙を印刷する画像形成装置1に除電ユニット60を適用した場合、基板62が長手方向に長くなるが、基板62の下面が中間保持部65dによって保持されるために、発光ダイオード61等の電子部品を実装した基板62が自重によって下側に撓み、変形するおそれがない。
ホルダー65の奥側に形成される内壁面65jには複数の第1保持部65kが形成される。第1保持部65kは、後述する第2保持部65i(図6参照)とともに基板62の挿入方向Aの両端部を保持するものである。第1保持部65kは、基板62の挿入方向Aの前端部を当接可能に保持する。
図6に示すように、ホルダー65の長手方向の他端部側には、第1案内部65b及び第2案内部65cが形成される。
第1案内部65bは、上下方向に可撓性を有する構成とするために、内壁面65jから挿入方向Aの手前側に延び上下方向に薄板状に形成される。第1案内部65bには、第1案内面65g及び挿入面65nが設けられる。挿入面65nは、基板62の他端部62bを挿入し易くするために、下側に円弧状に形成される。第1案内面65gは、基板62の他端部62bの挿入時、基板62の下面に当接し、所定の保持位置へ案内する。
第2案内部65cは、第1案内部65bに対して長手方向の端部側の近傍で上側に配置され、内壁面65jから挿入方向Aの手前側に延びて形成される。第2案内部65cには、第2案内面65hと第2保持部65iが設けられる。
第2案内面65hは、基板62の他端部62bの挿入時、基板62の他端部62bの上面に当接し、所定の保持位置である第1保持部65k(図5参照)と第2保持部65iとの間へ案内する。また、第2案内面65hは、第1案内面65gとともに基板62の厚みより小さい隙間を形成するように設けられる。従って、基板62が第1及び第2案内部65b、65cの間に挿入されると、第1案内部65bは下側に撓み、第1案内部65bの撓みによって、基板62は第1及び第2案内面65g、65hに挟持され第1及び第2保持部65k、65iに案内される。
第2保持部65iは、第2案内面65hの奥側で第2案内面65hに対して上側に窪んだ部分の手前側の壁面にて形成される。第2保持部65iは、内壁面65jに形成される第1保持部65k(図5参照)とともに基板62の他端部62bを挿入方向Aに保持する。基板62が第1及び第2案内面65g、65hによって案内され、基板62の後端部(挿入方向Aの後端)が第2保持部65iに至ると、第1案内部65bの撓みが解消され第1案内部65bは元の形状に戻る。これによって、基板62の他端部62bの後端部は第2保持部65iに当接可能に保持される。また基板62の前端部は第1保持部65kに当接可能に保持される。さらに、基板62の下面は、第1案内部65bの第1案内面65gに保持されるとともに、複数の中間保持部65dに保持される。
基板62をホルダー65に取り付ける手順については、図4に示すように、発光ダイオード61を実装した基板62を矢印A方向からホルダー65の奥側に挿入する。このとき、基板62を挿入方向Aに傾斜させて挿入する。即ち、基板62の一端部62a側を挿入方向Aの奥側にして、基板62の他端部62b側を挿入方向Aの手前側に傾斜させて、基板62の一端部62aを開口部65aに挿入する。次に、基板62の一端部62aを開口部65aに挿入した状態で、図6に示すように、基板62の他端部62b側を第1及び第2案内部65b、65cの間に挿入することで、第1案内部65bの撓みによって、基板62は第1及び第2案内部65b、65cに挟持されるとともに案内される。基板62をさらに挿入することで、基板62は第1保持部65kと第2保持部65iとの間に至り、基板62の挿入方向の両端部は第1及び第2保持部65k、65iに保持され、また基板62の下面は第1案内部65bの第1案内面65gと中間保持部65dに保持される。
上記実施形態によれば、図3に示すように、基板62が水平方向に対して基板62の後端部側を下側に傾斜して保持される場合、第1及び第2案内部65b、65cの各案内面65g、65hを第1及び第2保持部65k、65iと略同じ傾斜角で配設することで、基板62は各案内面65g、65hによって滑らかに案内され、基板62を第1及び第2保持部65k、65iに容易に保持することができる。また、基板62が水平方向に対して基板62の後端部側を上側に傾斜して保持される場合においても、第1及び第2案内部65b、65cの各案内面65g、65hを第1及び第2保持部65k、65iと略同じ傾斜角で配設するとよい。また、基板62が水平方向に保持される場合、各案内面65g、65hを水平方向に配設するとよい。
また、基板62が長手方向に比較的に短い場合、ホルダー65に中間保持部65dを設けずに、ホルダー65の開口部65aの下側壁面を基板62の一端部62aの下面に当接させる構成として、基板62の下面を開口部65aの下側壁面と第1案内部65bの第1案内面65gとで保持するようにしてもよく、この構成によって、基板62が下側に撓むことなく保持される。
(第2実施形態)
図7は、本発明の第2実施形態に係る除電ユニット60の基板62を保持する構成を示す断面図である。第2実施形態では、基板62は挿入方向の両端側を第1保持部65k及びハウジング53に保持される。第1実施形態と異なる、保持部について主に説明し、以降、第1実施形態と同じ部分の説明を省略する。
クリーニング部14を保持するハウジング53は、断面視で円弧状に形成され、更にその下側に延びるフレームを有する。円弧状のハウジング53の外形部53aが第2保持部を構成する。第1保持部65kは第1実施形態と同様にホルダー65の内壁面65jに形成される。基板62の下面は、第1実施形態と同様に、第1案内部65bの第1案内面65g(図6参照)と開口部65a(図4参照)の下側壁面に保持される。或いは基板62の下面は中間保持部65d(図5参照)に保持されるようにしてもよい。
基板62をホルダー65に取り付ける手順については、図4に示すように、発光ダイオード61を実装した基板62を矢印A方向からホルダー65の奥側に挿入する。このとき、基板62を挿入方向Aに傾斜させて挿入する。即ち、基板62の一端部62a側を挿入方向Aの奥側にして、基板62の他端部62b側を挿入方向Aの手前側に傾斜させて、基板62の一端部62aを開口部65aに挿入する。次に、基板62の一端部62aを開口部65aに挿入した状態で、図6に示すように、基板62の他端部62b側を第1及び第2案内部65b、65cの間に挿入することで、第1案内部65bの撓みによって、基板62は第1及び第2案内部65b、65cに挟持される。基板62の一端部62aが開口部65aに挿入され、基板62の他端部62b側が第1及び第2案内部65b、65cに挟持された状態で、図7に示すように、ホルダー65をハウジング53に取り付ける。ホルダー65をハウジング53に取り付けることで、基板62の挿入方向の後端部がハウジング53の外形部(第2保持部)53aに対向し、さらに第2保持部53aが基板62の後端部をホルダー65の奥側に押す。基板62がホルダー65の奥側に押されることで、基板62は第1保持部65kに至り、基板62の前端部は第1保持部65kに当接可能に保持されるとともに、基板62の後端部は第2保持部53aに当接可能に保持される。また基板62の下面は第1案内部65bの第1案内面65gと開口部65aの下側壁面に保持される。
上記のように基板62の一端部62aを開口部65aに挿入し、基板65の他端部62b側を第1及び第2案内部65b、65cに沿って挿入するという簡単な作業によって基板62がホルダー65に組み付けられ、また、このように基板62を組み付けると、基板62の変形等によって基板62及び発光ダイオード61が破損することがなく、さらに基板62を取り付ける構成が省スペースで収まり、除電ユニット60を小型にすることができる。
本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリ、それらの複合機等の像担持体上の残留電荷を除去する除電ユニット、及びそれを備えたドラムユニット及び画像形成装置に利用することができる。
1 画像形成装置
10 ドラムユニット
11 感光体ドラム(像担持体)
13 帯電部
14 クリーニング部
53 ハウジング
53a 外形部(第2保持部)
60 除電ユニット
61 発光ダイオード(発光部材)
62 基板
62a 一端部
62b 他端部
65 ホルダー
65a 開口部
65b 第1案内部
65c 第2案内部
65d 中間保持部
65e 係止部
65f 突起部
65g 第1案内面
65h 第2案内面
65i 第2保持部
65j 内壁面
65k 第1保持部
65m 開口内壁面

Claims (6)

  1. 像担持体上の残留電荷を除去する除電ユニットであって、
    前記像担持体の長手方向に沿って配列され、前記像担持体の表面に光を照射する発光部材と、
    前記像担持体の長手方向に延びて設けられ前記発光部材を実装した基板と、
    該基板が所定の位置に取り付けられるホルダーと、を備え、
    該ホルダーは、前記基板の長手方向の一端部を長手方向に沿って挿入可能とする開口部と、該開口部の反対側に形成された可撓性を有する第1案内部と、該第1案内部とともに前記基板の厚みより小さい隙間を形成する第2案内部と、を有してなり、
    前記基板の一端部を前記開口部に挿入した状態で、前記第1案内部の撓みによって前記基板の他端部側を前記第1及び第2案内部の隙間に挟持させ長手方向と略直交する方向に挿入することにより、前記基板が所定の位置に保持され
    前記基板は、前記ホルダーの長手方向に沿った内壁面に形成される第1保持部と、前記第2案内部の案内面に形成される第2保持部と、前記第1案内部と、前記開口部とで構成される保持部に保持され、
    前記第1保持部及び第2保持部は前記基板の挿入方向の両端側を保持し、前記第1案内部及び前記開口部は前記基板の下面を保持することを特徴とする除電ユニット。
  2. 前記ホルダーは、前記基板の長手方向の両端部の間にて前記基板の下面を保持する中間保持部を有することを特徴とする請求項1に記載の除電ユニット。
  3. 前記基板は水平方向に対して傾斜して前記保持部に保持され、前記第1及び第2案内部は前記保持部と略同じ傾斜角にて配設されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の除電ユニット。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の除電ユニットと、前記像担持体と、前記像担持体上に残留する現像剤を回収するクリーニング部と、少なくとも前記クリーニング部を保持するハウジングと、を備えたドラムユニットにおいて、
    前記除電ユニットは前記ハウジングに取り付けられることを特徴とするドラムユニット。
  5. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の除電ユニットを備えた画像形成装置。
  6. 請求項4に記載のドラムユニットを備えた画像形成装置。
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