JP2007236075A - 電動パワーステアリング制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータ電流検出回路やモータ電流フィードバック制御系の故障発生時でも、モータ印加電圧を制限して適切なモータ出力を維持した電動パワーステアリング制御装置を得る。
【解決手段】操舵系に補助力を発生するモータ4と、トルクセンサ3からの操舵トルク信号Tsを取り込む入力処理部と、モータ4を駆動する出力処理部と、操舵トルク信号Tsに基づいて出力処理部に指示を与える演算処理部20とを備え、演算処理部20は、操舵トルク信号Tsに応じてモータ4に対する操作量Vm*を演算する印加電圧演算部21、22と、印加電圧Vmを操舵トルク信号Tsの方向に応じた所定の制限値以下に制限する印加電圧制限部23とを含む。
【選択図】図3

Description

この発明は、車両などの運転者の操舵トルクに応じてモータから操舵系に補助力を出力する電動パワーステアリング制御装置に関し、特にモータ電流制御系の異常発生時におけるモータへの印加電圧を適切の制限するための新規な技術に関するものである。
従来の電動パワーステアリング制御装置は、モータから最適な操舵補助力を発生させるために、各種センサ手段(トルクセンサ、モータ電流検出回路など)、目標電流演算部、最大電流演算部、電流制御手段を備えており、目標電流演算部は、操舵トルク信号、車速信号およびモータ電圧信号などに基づき、モータに対する各種の目標電流を演算している(たとえば、特許文献1参照)。
また、モータ電圧信号などが異常になった場合においても、モータから適切な操舵補助力を発生させるために、最大電流演算部は、各目標電流の総和が操舵トルク信号などに基づく所定の目標電流の上限値となるように制限している。
これにより、トルクセンサやモータ端子電圧検出回路が故障した場合には、モータの目標電流が制限されて、モータからの適切な操舵補助力が維持される。
さらに、電流制御手段は、モータ電流検出回路により検出されたモータ検出電流を目標電流に一致させるために、フィードバック制御を行い、印加電圧を決定している。
特公平11−147479号公報
従来の電動パワーステアリング制御装置では、印加電圧の極性を制限する概念が無いことから、印加電圧を制限する手段を備えていないので、モータ電流検出回路の故障やモータ電流フィードバック制御の誤演算などが生じた場合には、モータへの通電を遮断しているが、通電を遮断するまでの間にわたって不正な電圧がモータに印加される可能性があるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、モータ電流検出回路の故障やモータ電流フィードバック制御の誤演算などの故障が生じた場合でも、印加電圧を制限して適切なモータ出力を維持することのできる電動パワーステアリング制御装置を得ることを目的とする。
この発明による電動パワーステアリング制御装置は、操舵系に対する運転者の操舵トルクを検出するトルクセンサと、操舵系に補助力を発生するモータと、トルクセンサからの操舵トルク信号を取り込む入力処理部と、モータを駆動する出力処理部と、操舵トルク信号に基づいて出力処理部に指示を与える演算処理部とを備えた電動パワーステアリング制御装置において、演算処理部は、操舵トルク信号に応じてモータに対する印加電圧を演算する印加電圧演算部と、印加電圧を操舵トルク信号の方向に応じた所定の制限値以下に制限する印加電圧制限部とを含むものである。
この発明によれば、モータ電流検出回路の故障やモータ電流フィードバック制御の誤演算などの故障が生じた場合でも、適切なモータ出力を維持することができる。
実施の形態1.
(ブラシモータ電流PI制御器出力を制限)請求項1、2、7
図1はこの発明の実施の形態1に係る電動パワーステアリング制御装置を概略的に示すブロック構成図である。
図1において、操舵系を構成するステアリングホイール1は、ステアリング軸2の一端に設けられており、たとえば車両の運転者によって操舵される。
ステアリング軸2には、運転者の操舵力を検出するトルクセンサ3が設けられている。
トルクセンサ3からの操舵トルク信号Tsは、マイコンを含むコントローラ8(追って詳述する)に入力される。
一方、ステアリング軸2には、減速機5を介してモータ4が設けられている。
モータ4は、たとえばブラシ整流式のDCモータからなり、コントローラ8の制御下で駆動され、運転者の操舵力を補助するための補助力(アシストトルク)を、操舵系のステアリング軸2に発生する。
減速機5は、モータ4の出力トルクを適宜に減速してステアリング軸2に伝達する。
車速センサ6は車両の走行速度(車速)を検出し、車速信号Vsとしてコントローラ8に入力する。
車載のバッテリ7は、コントローラ8に対する駆動電源を構成している。
コントローラ8は、トルクセンサ3からの操舵トルク信号Tsと、車速センサ6からの車速信号Vsとに基づいて、目標電流Im*を算出するとともに、目標電流Im*に応じた操作量Vm*を算出し、操作量Vm*に相当する印加電圧Vmをモータ4に印加してモータ4を駆動する。
また、モータ4には、電流検出回路および電圧検出回路(後述する)が設けられており、各検出回路は、検出信号として、モータ電流Imsnsおよびモータ電圧Vmsnsとしてコントローラ8にフィードバックしている。
図2はコントローラ8の詳細なハードウェア構成を示す回路ブロック図であり、前述(図1参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して詳述を省略する。
図2において、コントローラ8は、主体となるマイクロコントローラ9と、モータ駆動回路10と、ゲート駆動回路11a、11bと、モータ電流検出回路12と、モータ電圧検出回路13と、トルクセンサ入力回路14と、車速センサ入力回路15とを備えている。
マイクロコントローラ9は、主体となるマイクロプロセッサMPUと、マイクロプロセッサMPUが動作するための制御プログラムが格納されたメモリ手段ROMと、マイクロプロセッサMPUの演算処理に用いられるメモリ手段RAMと、ゲート駆動回路11aにPWM信号を出力するPWM変調器PWMと、各検出回路12、13およびトルクセンサ入力回路14からのアナログ信号をデジタル信号に変換して取り込むAD変換器A/Dと、ゲート駆動回路11bに駆動パルスを出力するとともに車速センサ入力回路15からのパルス信号を取り込む入出力手段I/Oとを備えている。
モータ駆動回路10は、ブリッジ構成された4つのパワーMOSトランジスタP1〜P4からなり、各パワーMOSトランジスタP1〜P4には、それぞれダイオードが逆並列接続されている。
ゲート駆動回路11aは、モータ駆動回路10内の陽極側のパワーMOSトランジスタP1、P2をPWM駆動し、ゲート駆動回路11bは、モータ駆動回路10内のグランド側のパワーMOSトランジスタP3、P4をON/OFF駆動する。
モータ電流検出回路12は、モータ4の電機子電流をモータ電流Imsnsとして検出し、マイクロコントローラ9に入力する。
モータ電圧検出回路13は、モータ4の端子電圧をモータ電圧Vmsnsとして検出すし、マイクロコントローラ9に入力する。
トルクセンサ入力回路14は、トルクセンサ3からの操舵トルク信号Tsを取り込むための入力処理部を構成しており、操舵トルク信号Tsをマイクロコントローラ9に入力する。
同様に、車速センサ入力回路15は、車速センサ6からの車速信号Vsをマイクロコントローラ9に入力する。
モータ駆動回路10およびゲート駆動回路11a、11bは、モータ4を駆動するための出力処理部を構成している。
マイクロコントローラ9内のマイクロプロセッサMPUは、ソフトウェア動作により、操舵トルク信号Tsに基づいて出力処理部に指示を与えるための演算処理部を構成している。
図3はマイクロコントローラ9内のソフトウェア構成からなる演算処理部20を示す機能ブロック図である。
図3において、演算処理部20は、目標電流演算部21と、減算器22aを有するモータ電流フィードバック演算部22と、印加電圧制限部23とを備えている。
目標電流演算部21およびモータ電流フィードバック演算部22は、操舵トルク信号Tsに応じてモータ4に対する印加電圧Vmを操作量Vm*として演算する印加電圧演算部を構成している。
目標電流演算部21は、車速センサ6からの車速信号Vsとトルクセンサ3からの操舵トルク信号Tsとに基づき、所定特性(たとえば、図4参照)にしたがって目標電流Im*を生成する。
減算器22aは、目標電流Im*と、モータ電流検出回路12からのモータ電流Imsnsとの電流偏差ΔIm(=Im*−Imsns)を算出する。
モータ電流フィードバック演算部22は、電流偏差ΔImに基づき、たとえばPI制御などのフィードバック制御アルゴリズムを用いて、モータ電流Imsnsを目標電流Im*に一致させる(電流偏差ΔIm=0にする)ための操作量Vm*を生成する。
印加電圧制限部23は、操作量Vm*および操舵トルク信号Tsに基づき、所定特性(たとえば、図5参照)にしたがって制限された印加電圧Vmを出力する。
印加電圧制限部23から出力される印加電圧Vmは、マイクロコントローラ9内のPWM変調器PWMによりPWM変調されて、ゲート駆動回路11aを介して駆動回路10内のパワーMOSFETP1、P2を駆動する。また、印加電圧Vmは、ゲート駆動回路11bを介して駆動回路10内のパワーMOSFETP3、P4をON/OFF駆動する。
印加電圧Vmとして印加される。
図4は目標電流演算部21の処理に用いられる目標電流Im*の算出特性を示す説明図である。
図4において、横軸は左右に対応した操舵トルク信号Ts、縦軸は左右に対応した目標電流Im*を示す。
目標電流Im*は、車速信号Vsが低速を示す場合には、操舵トルク信号Tsに基づき1点鎖線にしたがう特性で決定され、車速信号Vsが高速を示す場合には、操舵トルク信号Tsに基づき実線にしたがう特性で決定される。
図5は印加電圧制限部23の処理に用いられる印加電圧Vmの制限特性を示す説明図である。
図5において、横軸は左右に対応した操舵トルク信号Ts、縦軸は左右に対応した印加電圧Vmを示す。
また、所定の制限値として、操舵トルク信号Tsの左右方向に応じて、右制限値VRLと左制限値VLLとが設定される。
印加電圧Vmは、異常領域Z2またはZ3内の電圧が正常領域Z1内の電圧となるように、操舵トルク信号Tsの左右方向に応じた右制限値VRLまたは左制限値VLL以下(いずれも、電圧値を絶対値で考えた場合)に制限される。
次に、図4および図5を参照しながら、図3内の印加電圧制限部23による電圧抑制処理について、さらに詳細に説明する。
図3において、モータ電流フィードバック演算部22で算出される操作量Vm*は、モータ4の逆起電力やバッテリ7の電圧変動などの外乱影響を受けるため、操作量Vm*と目標電流Im*との関係は、単純な比例関係を示すことにはならない。
しかし、目標電流Im*が大きい場合には、操作量Vm*も大きくなる傾向にあり、また、操舵トルク信号Tsと目標電流Im*との関係は、図4のように単調増加の関係にあることから、図5内の正常領域Z1に示すように、概して、操舵トルク信号Ysが大きいときには、操作量Vm*も大きい傾向にある。
一方、図5において、異常領域Z2およびZ3における印加電圧Vmは、誤演算や回路故障などによる逆アシスト電流を生ずる値、または、電磁ノイズなどの影響による値であり、ステアリング制御システムの不要な動作を招く可能性のある電圧値であると考えられる。
そこで、印加電圧制限部23は、印加電圧Vmに相当する操作量Vm*を、図5内の正常領域Z1内の値に制限することにより、操作量Vm*が正常な場合に不必要に制限することなく、かつ、不正な印加電圧Vmを抑制するようになっている。
次に、図5とともに図6のフローチャートを参照しながら、印加電圧制限部23による上記処理動作について具体的に説明する。
なお、図6に示すプログラムは、図2内のマイクロコントローラ9に内蔵されたメモリ手段ROMに保持されており、マイクロプロセッサMPUにより周期的に呼び出されて実行されるものである。
図6において、ステップS21は、目標電流演算部21の処理動作に相当し、ステップS22は、モータ電流フィードバック演算部22の処理動作に相当し、ステップS231〜S237は、印加電圧制限部23の処理動作に相当する。
まず、目標電流演算部21は、目標電流Im*を演算する(ステップS21)。
続いて、モータ電流フィードバック演算部22は、減算器22aで算出された電流偏差ΔIm(=Im*−Imsns)に基づいて、モータ電流Imsnsのフィードバック演算を行い、操作量Vm*を演算する(ステップS22)。
次に、印加電圧制限部23は、以下のステップS231〜S237の処理により、適正に制限された印加電圧Vmでモータ4をPWM駆動する。
このとき、マイクロコントローラ9内のメモリ手段RAMには、図5のように、正常領域Z1を区別するための右制限値VRLおよび左制限値VLLが、データテーブルとして保持されているものとする。
印加電圧制限部23は、まず、操舵トルク信号Tsに基づき、図5のデータテーブルを参照し、右制限値VRL、左制限値VLLをテーブル演算により取得する(ステップS231)。
続いて、ステップS22で演算された操作量Vm*と右制限値VRLとを比較し、操作量Vm*が右制限値VRLよりも大きいか否かを判定する(ステップS232)。
ステップS232において、Vm*>VRL(すなわち、YES)と判定されれば、印加電圧Vmを右制限値VRL以下とするために、Vm=VRLと設定する(ステップS233)。
これにより、印加電圧Vmは、右制限値VRL以下となるように制限される。
一方、ステップS232において、Vm*≦VRL(すなわち、NO)と判定されれば、Vm=Vm*として、印加電圧Vmを操作量Vm*のままに保持する(ステップS234)。
次に、印加電圧制限部23は、上記右制限値VRLに基づく処理(ステップS232〜S234)と同様に、左制限値VLLについても制限処理(ステップS235、S236)を行う。
まず、ステップS233またはS234で設定された印加電圧Vmが、左制限値VLL(左方向を負極性とした場合)よりも小さいか否かを判定し(ステップS235)、Vm<VRL(すなわち、YES)と判定されれば、印加電圧Vmを左制限値VLL以上とするために、Vm=VLLと設定する(ステップS236)。
これにより、印加電圧Vmは、左制限値VLL以上となるように制限される。
なお、ステップS235において、図5内の左方向の印加電圧Vmの値は、絶対値ではなく、左方向を負極性の値として扱うものとする。
一方、ステップS235において、Vm≧VRL(すなわち、NO)と判定されれば、すでに正常領域Z1内の値であることが明らかなので、制限処理(ステップS236)を実行せずに次の処理に進む。
つまり、操作量Vm*が各制限値VLL〜VRLの範囲内(正常領域Z1内)にある場合には、ステップS234で設定された印加電圧Vmが保持され、Vm=Vm*となる。
上記ステップS231〜S237の処理により、印加電圧Vmは、図5の正常領域Z1の範囲内に制限される。
最後に、印加電圧制限部23は、正常領域Z1内に制限された印加電圧Vmを、マイクロコントローラ9内のPWM変調器PWMと、ゲート駆動回路11aおよび駆動回路10と(図2参照)を介して出力し、モータ4をPWM駆動する(ステップS237)。
また、演算処理部20は、所定の1周期が経過したか否かを判定し(ステップS24)、1周期が経過していない(すなわち、NO)と判定されれば、ステップS24に戻り、上記ステップS21〜S237が一定周期で実行されるように、所定時間だけ待機する。
一方、ステップS24において、1周期が経過した(すなわち、YES)と判定されれば、ステップS21に戻り、上記処理(ステップS21〜S237)を、一定周期で繰り返し実行する。
以上のように、この発明の実施の形態1に係る電動パワーステアリング制御装置は、操舵系(ステアリングホイール1、ステアリング軸2)に対する運転者の操舵トルクを検出するトルクセンサ3と、操舵系に補助力を発生するモータ4と、トルクセンサ3からの操舵トルク信号Tsを取り込む入力処理部(トルクセンサ入力回路14)と、モータ4を駆動する出力処理部(モータ駆動回路10、ゲート駆動回路11a、11b)と、操舵トルク信号Tsに基づいて出力処理部に指示を与える演算処理部20とを備え、演算処理部20は、操舵トルク信号Tsに応じてモータ4に対する印加電圧Vmを演算する印加電圧演算部(目標電流演算部21、モータ電流フィードバック演算部22)と、印加電圧Vmを操舵トルク信号Tsの方向に応じた所定の制限値VRL、VLL以下に制限する印加電圧制限部23とを含む。
このように、操舵トルク信号Tsに応じた電圧極性制限によって印加電圧の振幅を制限することにより、モータ電流フィードバック演算部22で算出される操作量Vm*(印加電圧Vmに相当)は、操舵トルク信号Tsの方向と大きさに基づき、所定範囲(正常領域Z1)内に制限されるので、操作量Vm*がマイクロコントローラ9の誤演算などにより不正な値となっても、印加電圧Vmは常に正常値(正常領域Z1内の値)近傍に制限され、ステアリング制御システムの挙動に与える悪影響を抑制することができる。
また、図5の電圧制限特性に示すように、制限値は、操舵トルク信号Tsと同一方向の第1の制限値(操舵トルク信号Tsが右方向の場合には、右制限値VRL)と、操舵トルク信号Tsとは逆方向の第2の制限値(操舵トルク信号Tsが右方向の場合には、左制限値VLL)とを含み、電圧値を絶対値で考えた場合、第1の制限値は、第2の制限値以上に設定されている。
すなわち、操舵トルク信号Tsと同一方向の制限値よりも、操舵トルク信号Tsとは逆方向の制限値の方が絶対値が小さいか、または両者が同じ値なので、モータ4が操舵トルク信号Tsと逆方向に駆動されることを防止しつつ、操舵トルク信号Tsと同一方向への駆動を許可することができる。
したがって、操舵アシスト機能をある程度維持しつつ、ステアリング制御システムの挙動への悪影響を一層抑制することができる。
さらに、演算処理部20を構成する印加電圧演算部(目標電流演算部21、モータ電流フィードバック演算部22)および印加電圧制限部23は、同一のマイクロコントローラ9内に構成されているので、ハードウェア構成を簡略化することができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、モータ4としてブラシ整流式のDCモータを用いた場合を示したが、ブラシレスの3相モータを用いてもよい。
この場合、演算処理部20内の印加電圧演算部は、印加電圧Vmとして、モータ4の磁束を制御するための磁束分電圧と、モータ4の出力トルクを制御ためのトルク分電圧とを演算し、印加電圧制限部23は、トルク分電圧を、制限値以下に制限するように構成される。
一般に、ブラシレスの3相モータは、3相交流電圧をd軸電圧(磁束分電圧)およびq軸電圧(トルク分電圧)に変換することによって制御されるが、この発明の実施の形態2によれば、印加電圧制限部23がq軸電圧を制限値以下に制限することにより、上記と同様の効果を奏することができる。
実施の形態3.
なお、上記実施の形態1、2では、演算処理部20(図3参照)を構成する印加電圧演算部(目標電流演算部21、モータ電流フィードバック演算部22)および印加電圧制限部23の制御プログラムを、同一のマイクロコントローラ9のメモリ手段ROM(図2参照)内に保持して実行したが、コントローラ8(図1参照)内にマイクロコントローラ9と同様のマイクロコントローラ(図示せず)を増設し、2つのマイクロコントローラ内にそれぞれ個別に構成してもよい。
このように、この発明の実施の形態3によれば、複数のマイクロコントローラにより、モータ電流フィードバック演算部22と、印加電圧制限部23とが冗長系として作用することになるので、モータ電流フィードバック演算部22および印加電圧制限部23が同時に故障して冗長系として作用しなくなる確率を低減させることができ、さらに厳密で信頼性の高い監視機能を実現することができる。
実施の形態4.
なお、上記実施の形態1〜3では、演算処理部20内の印加電圧制限部23により、単に印加電圧Vmを所定範囲(正常領域Z1)内に制限したが、図7のように、演算処理部20A内にモータ遮断手段24を設け、印加電圧演算部(モータ電流フィードバック演算部22)で算出された印加電圧(操作量Vm*)または印加電圧制限部23(各制限値VRL、VLL)で制限された印加電圧Vmが異常値を示す場合に、モータ4への通電を遮断するように構成してもよい。
図7はこの発明の実施の形態4に係る電動パワーステアリング制御装置の演算処理部20Aを示す機能ブロック図であり、前述(図3参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または符号の後に「A」を付して詳述を省略する。
図7において、演算処理部20Aは、前述と同様に、マイクロコントローラ9(図2参照)内のソフトウェア構成(制御プログラム)からなる。
演算処理部20Aは、モータ遮断手段24を備えており、モータ遮断手段24は、モータ電流フィードバック演算部22および印加電圧制限部23の少なくとも一方に関連している。
モータ遮断手段24は、モータ4に対するフェールラッチ手段として機能し、たとえば、モータ電流フィードバック演算部22で算出された操作量Vm*が正常領域Z1から著しく逸脱して、操作量Vm*と制限値(VRL、VLL)との電圧偏差が最大許容値以上を示す場合には、演算処理部20Aの異常発生状態と見なして、モータ4への通電を遮断する。
モータ遮断手段24によるモータ4の遮断状態は、マイクロコントローラ9が再起動されるまで保持される。
このように、この発明の実施の形態4によれば、モータ遮断手段24を設けることにより、演算処理部20Aが故障して操作量Vm*が異常値を示す場合に、モータ4への不正な電圧印加を防止して、フェイルセーフ処理を実現することができる。
また、モータ遮断手段24は、操作量Vm*が、所定時間以上にわたって継続して、正常領域Z1から逸脱した(制限値VRL、VLLを超えた)場合に、モータ4への通電を遮断してもよい。
すなわち、モータ遮断手段24は、印加電圧演算部により演算されたモータ4への印加電圧が、印加電圧制限部23の制限値を超える状態が、所定時間以上継続した場合に、モータ4への通電を遮断して、上述と同様のフェイルセーフ処理を行う。
また、モータ遮断手段24は、モータ電圧検出回路13で検出されたモータ電圧Vmsnsを、印加電圧制限部23で制限された印加電圧Vmとして読取り(または、印加電圧Vmを印加電圧制限部23から直接読取り)、印加電圧Vmと制限値(VRL、VLL)との電圧偏差が所定値以上を示す場合に、モータ4への通電を遮断して、同様にフェイルセーフ処理を行う。
この場合、印加電圧制限部23が故障したとしても、モータ4への不正な電圧印加を防止することができる。
また、モータ遮断手段24は、印加電圧制限部23と同一のマイクロコントローラ9内(演算処理部20A内)に構成してもよいし、異なるマイクロコントローラを増設して、印加電圧制限部23とは別のマイクロコントローラ内に構成してもよい。
実施の形態5.
なお、上記実施の形態1〜4では、印加電圧制限部23(図3、図7参照)に操舵トルク信号Tsを入力し、操舵トルク信号Tsに基づく電圧制限特性(図5参照)を用いて印加電圧Vm(操作量Vm*)を制限することにより、最終的なモータ4への印加電圧Vmを求めたが、図8のように、印加電圧制限部23Bに目標電流Im*を入力し、目標電流Im*に基づく電圧制限特性(図9参照)を用いて操作量Vm*を制限することにより、最終的な印加電圧Vmを求めてもよい。
図8はこの発明の実施の形態5に係る電動パワーステアリング制御装置の演算処理部20Bを示す機能ブロック図であり、前述(図3参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または符号の後に「B」を付して詳述を省略する。
図8において、演算処理部20Bは、前述と同様に、マイクロコントローラ9(図2参照)内のソフトウェア構成(制御プログラム)からなる。
また、図9は演算処理部20B内の印加電圧制限部23Bで用いられる電圧制限特性を示す説明図であり、前述(図5参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して詳述を省略する。
図9において、横軸が左右に対応した「目標電流Im*」である点を除けば、図5と同様である。
この場合、印加電圧制限部23Bは、最終的なモータ4への印加電圧Vmを、目標電流Im*に応じた所定の制限値(VRL、VLL)以下に制限する。
また、前述と同様に、目標電流Im*と同一方向の第1の制限値は、目標電流Im*とは逆方向の第2の制限値以上に設定されている。
この発明の実施の形態5によれば、印加電圧制限部23Bは、図9の電圧制限特性に基づいて、正常領域Z1内に印加電圧Vmを制限するので、前述と同様に、モータ電流検出回路12の故障や、モータ電流Imsnsのフィードバック制御の誤演算などの故障が生じた場合でも、適切なモータ出力を維持することができる。
なお、モータ4が3相モータの場合には、目標電流演算部21は、目標電流Im*として、モータ4の磁束を制御するための磁束分電流と、モータ4の出力トルクを制御するためのトルク分電流とを演算し、印加電圧演算部(モータ電流フィードバック演算部22)は、印加電圧Vm(操作量Vm*)として前述の磁束分電圧およびトルク分電圧を演算し、印加電圧制限部23Bは、トルク分電圧を、トルク分電流に応じた制限値以下に制限することにより、前述と同様にq軸電圧を制限値以下に制限することができる。
この発明の実施の形態1に係る電動パワーステアリング制御装置を概略的に示すブロック構成図である。 図1内のコントローラの詳細なハードウェア構成を示す回路ブロック図である。 図2内のマイクロコントローラ内のソフトウェア構成からなる演算処理部を示す機能ブロック図である。 図3内の目標電流演算部の処理に用いられる目標電流の算出特性を示す説明図である。 図3内の印加電圧制限部の処理に用いられる印加電圧の制限特性を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係る電動パワーステアリング制御装置の印加電圧制限部による処理動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4に係る電動パワーステアリング制御装置のマイクロコントローラ内のソフトウェア構成からなる演算処理部を示す機能ブロック図である。 この発明の実施の形態5に係る電動パワーステアリング制御装置のマイクロコントローラ内のソフトウェア構成からなる演算処理部を示す機能ブロック図である。 図8内の印加電圧制限部による印加電圧の制限特性を示す説明図である。
符号の説明
1 ステアリングホイール(操舵系)、2 ステアリング軸(操舵系)、3 トルクセンサ、4 モータ、6 車速センサ、7 バッテリ、8 コントローラ、9 マイクロコントローラ、10 モータ駆動回路、11a、11b ゲート駆動回路、12 モータ電流検出回路、13 モータ電圧検出回路、14 トルクセンサ入力回路、15 車速センサ入力回路、20、20A、20B 演算処理部、21 目標電流演算部、22a 減算器、22 モータ電流フィードバック演算部、23、23B 印加電圧制限部、24 モータ遮断手段、Im* 目標電流、Imsns モータ電流、ΔIm 電流偏差、Ts 操舵トルク信号、Vm* 操作量(印加電圧演算部で算出した印加電圧)、Vm 印加電圧(制限された印加電圧)、Vmsns モータ電圧、Vs 車速信号、VRL 右制限値、VLL 左制限値、Z1 正常領域、Z2、Z3 異常領域。

Claims (14)

  1. 操舵系に対する運転者の操舵トルクを検出するトルクセンサと、
    前記操舵系に補助力を発生するモータと、
    前記トルクセンサからの操舵トルク信号を取り込む入力処理部と、
    前記モータを駆動する出力処理部と、
    前記操舵トルク信号に基づいて前記出力処理部に指示を与える演算処理部と
    を備えた電動パワーステアリング制御装置において、
    前記演算処理部は、
    前記操舵トルク信号に応じて前記モータに対する印加電圧を演算する印加電圧演算部と、
    前記印加電圧を前記操舵トルク信号の方向に応じた所定の制限値以下に制限する印加電圧制限部と
    を含むことを特徴とする電動パワーステアリング制御装置。
  2. 前記制限値は、前記操舵トルク信号と同一方向の第1の制限値と、前記操舵トルク信号とは逆方向の第2の制限値とを含み、
    前記第1の制限値は、前記第2の制限値以上に設定されたことを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング制御装置。
  3. 前記モータは3相モータからなり、
    前記印加電圧演算部は、前記印加電圧として、前記モータの磁束を制御するための磁束分電圧と、前記モータの出力トルクを制御ためのトルク分電圧とを演算し、
    前記印加電圧制限部は、前記トルク分電圧を、前記制限値以下に制限することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電動パワーステアリング制御装置。
  4. 操舵系に対する運転者の操舵トルクを検出するトルクセンサと、
    前記操舵系に作用するモータと、
    前記トルクセンサからの操舵トルク信号を取り込む入力処理部と、
    前記モータを駆動する出力処理部と、
    前記操舵トルク信号に基づいて前記出力処理部に指示を与える演算処理部と
    を備えた電動パワーステアリング制御装置において、
    前記演算処理部は、
    前記操舵トルク信号に応じて前記モータに通流する目標電流を演算する目標電流演算部と、
    前記モータに対する印加電圧を演算する印加電圧演算部と、
    前記印加電圧を前記目標電流に応じた所定の制限値以下に制限する印加電圧制限部と
    を含むことを特徴とする電動パワーステアリング制御装置。
  5. 前記制限値は、前記目標電流と同一方向の第1の制限値と、前記目標電流とは逆方向の第2の制限値とを含み、
    前記第1の制限値は、前記第2の制限値以上に設定されたことを特徴とする請求項4に記載の電動パワーステアリング制御装置。
  6. 前記モータは3相モータからなり、
    前記目標電流演算部は、前記目標電流として、前記モータの磁束を制御するための磁束分電流と、前記モータの出力トルクを制御するためのトルク分電流とを演算し、
    前記印加電圧演算部は、前記印加電圧として、前記モータの磁束を制御するための磁束分電圧と、前記モータの出力トルクを制御するためのトルク分電圧とを演算し、
    前記印加電圧制限部は、前記トルク分電圧を、前記トルク分電流に応じた前記制限値以下に制限することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の電動パワーステアリング制御装置。
  7. 前記印加電圧演算部および前記印加電圧制限部は、同一のマイクロコントローラ内に構成されたことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の電動パワーステアリング制御装置。
  8. 前記印加電圧演算部および前記印加電圧制限部は、それぞれ異なるマイクロコントローラ内に構成されたことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の電動パワーステアリング制御装置。
  9. 前記演算処理部は、モータ遮断手段を含み、
    前記モータ遮断手段は、前記印加電圧演算部により算出された印加電圧または前記印加電圧制限部により制限された印加電圧が異常値を示す場合に、前記モータへの通電を遮断することを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の電動パワーステアリング制御装置。
  10. 前記モータ遮断手段は、前記印加電圧演算部により算出された印加電圧と前記制限値との電圧偏差が最大許容値以上を示す場合に、前記モータへの通電を遮断することを特徴とする請求項9に記載の電動パワーステアリング制御装置。
  11. 前記モータ遮断手段は、前記印加電圧演算部により演算された印加電圧が、所定時間以上にわたって継続して前記制限値を超えた場合に、前記モータへの通電を遮断することを特徴とする請求項9または請求項10に記載の電動パワーステアリング制御装置。
  12. 前記モータ遮断手段は、前記制限値により制限された印加電圧と前記制限値との電圧偏差が所定値以上を示す場合に、前記モータへの通電を遮断することを特徴とする請求項9から請求項11までのいずれか1項に記載の電動パワーステアリング制御装置。
  13. 前記印加電圧制限部および前記モータ遮断手段は、同一のマイクロコントローラ内に構成されたことを特徴とする請求項9から請求項12までのいずれか1項に記載の電動パワーステアリング制御装置。
  14. 前記印加電圧制限部および前記モータ遮断手段は、それぞれ異なるマイクロコントローラ内に実現されたことを特徴とする請求項9から請求項12までのいずれか1項に記載の電動パワーステアリング制御装置。
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