JP2007228339A - 発振回路を内蔵した通信用半導体集積回路 - Google Patents

発振回路を内蔵した通信用半導体集積回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2007228339A
JP2007228339A JP2006048023A JP2006048023A JP2007228339A JP 2007228339 A JP2007228339 A JP 2007228339A JP 2006048023 A JP2006048023 A JP 2006048023A JP 2006048023 A JP2006048023 A JP 2006048023A JP 2007228339 A JP2007228339 A JP 2007228339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
variable capacitance
frequency
oscillation
semiconductor integrated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006048023A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuya Ono
幾也 大野
Tamotsu Takahashi
高橋  保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Technology Corp
Original Assignee
Renesas Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Technology Corp filed Critical Renesas Technology Corp
Priority to JP2006048023A priority Critical patent/JP2007228339A/ja
Publication of JP2007228339A publication Critical patent/JP2007228339A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Abstract

【課題】 外付け部品点数が少なくて済み小型化を図ることができるとともに発振周波数の変動が少ない安定した基準発振回路を内蔵した通信用半導体集積回路(高周波IC)を提供する。
【解決手段】 複数の可変容量素子(Cv1〜Cvn)とこれらの容量素子に接続されたスイッチ素子(SW11〜SW1n)とを含む容量性負荷回路(13)を有する発振回路において、オフ状態のスイッチ素子に接続されている可変容量素子のスイッチ接続側の端子の電位を安定化させる手段(SW21〜SW2n,R6)を設けるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電圧制御発振回路(VCO:Voltage Controlled Oscillator)を内蔵した半導体集積回路に適用して有効な技術に関する。本発明は、例えば携帯電話機のような無線通信システムを構成する通信用半導体集積回路であって、送受信信号の変復調に用いられる高周波の発振信号を発生するPLL回路に必要とされる基準周波数信号を生成する発振回路を内蔵した通信用半導体集積回路に利用して有効な技術に関する。
携帯電話機のような無線通信システムにおいては、変復調のため送信信号や受信信号と合成される所定の周波数の局部発振信号を発生する発振器を含むPLL回路を備え、送信信号の変調や受信信号の復調を行う高周波用半導体集積回路(以下、高周波ICと称する)が用いられている。
PLL回路は、電圧制御発振回路を備え基準となる周波数の信号(以下、基準信号と称する)と電圧制御発振回路のフィードバック信号の位相とを比較して位相差を低減するように電圧制御発振回路が制御され、この電圧制御発振回路の発振周波数によって受信周波数や送信周波数が決定される。例えばGSM(Global System for Mobile Communication)方式の通信システムでは、基準信号に対して電圧制御発振回路の発生する周波数は変化率±23ppmというような非常に高い周波数精度が要求されている。
また、基準信号を発生する発振回路(以下、基準発振回路と称する)を内蔵する高周波ICにおいては、基準発振回路で発生する基準信号の周波数を基地局からの基準クロックに対して一致させるAFC(自動周波数制御)と呼ばれる制御が行なわれる。
一方、携帯電話機は小型、軽量化に対する要求が高いため、ICのチップサイズの低減はもちろんのこと外付け部品の点数削減および小型化が重要である。従来の携帯電話機に用いられる高周波ICにおいては、基準発振回路として外付けの水晶振動子とバラクタ・ダイオードなどからなる周波数調整のための可変容量素子とを有するコルピッツ型の電圧制御発振回路が用いられることが多かった。
特開2004−48589号公報
ところで、かかる基準発振回路にあっては、可変容量素子がAFC制御にとって不可欠であり省くことができない素子であるので、コストダウンのため精度は高くないが安価な振動素子を用い、それに伴う周波数のばらつきは可変容量素子によって調整する。つまり、可変容量素子によってAFC制御のための周波数制御と振動素子の製造ばらつきによる周波数誤差を調整するようにすることで、トータルのコストを下げることができる。
ただし、そのようにするには、可変容量素子による周波数制御範囲が広いことつまり可変容量素子の容量可変範囲が広いことが必要である。ところが、オンチップのバラクタ・ダイオードは外付けのバラクタ・ダイオードに比べて容量変化率が小さいという不具合がある。そのため、従来は、可変容量素子として一般に外付けのバラクタ・ダイオードが用いられていた。
一方、携帯電話機の小型、軽量化を図るには、基準発振回路の可変容量素子をオンチップの素子として形成し外付け素子を減らすことが有効である。そこで、可変容量素子を複数の容量素子に分割して、接続される可変容量素子の数をスイッチによって変えるとともに、可変容量素子に印加する電圧を連続的に変化させてトータルの容量値を変化させ、所望の発振周波数を得る方式がある(例えば特許文献1)。
しかしながら、接続される可変容量素子の数をスイッチによって変えて発振周波数を変化させる方式にあっては、制御電圧立上げ直後に発振周波数が変動するつまり制御電圧を立ち上げてから発振周波数が安定するまでに長い時間がかかるという課題がある。しかも、その変動の大きさは、スイッチによって接続される可変容量素子のトータルの容量値により異なることを見出した。
本発明者らは、その原因を究明するため解析を行なった結果、オフ状態のスイッチ素子に接続されている可変容量素子のスイッチ接続側の端子が何れの電位にも固定されないフローティング状態になっており、そのフローティング状態の端子の電位がスイッチ素子や可変容量素子のリークによって変化することが原因であることが分かった。具体的には、16個のバラクタ・ダイオードDvを並列に接続してなる容量性負荷回路13を有する図6のようなコルピッツ型発振回路を準備した。そして、この発振回路において、外付けの振動子Xtalを取り外し、16個のバラクタ・ダイオードに制御電圧VAFCとして2.4Vを印加したときのバラクタ・ダイオードDvとスイッSWとの接続ノードの電位Vnの時間的な変化の様子を調べた。なお、スイッチSWは全てオフ状態とした。
図7は、そのシミュレーション結果を示す。図7において、Vn1,Vn2,Vn3,Vn4はそれぞれ1つのバラクタ・ダイオードDvの大きさを120fF,142fF,180fF,199fFとした場合の変化である。図7より、制御電圧VAFCを立ち上げてからバラクタ・ダイオードDvとスイッSWとの接続ノードの電位が安定するまでに、0.1〜0.15sec近く要していることが分かる。
この発明の目的は、周波数制御精度が高くかつ外付け部品点数が少なくて済み小型化を図ることができるとともに発振周波数の変動が少ない安定した基準発振回路を内蔵した通信用半導体集積回路(高周波IC)を提供することにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添附図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、複数の可変容量素子とこれらの容量素子に接続されたスイッチ素子とを含む容量性負荷回路を有し、可変容量素子と外付けの振動素子との合成容量値に応じた周波数で発振可能に構成された発振回路において、スイッチ素子がオフ状態の場合に、スイッチ素子に接続されている可変容量素子のスイッチ接続側の端子の電位を安定化させる手段を設けるようにした。
上記した手段によれば、スイッチ素子がオフ状態の場合に、スイッチ素子に接続されている可変容量素子のスイッチ接続側の端子の電位が変化するのを防止できるため、制御電圧立上げ直後に発振周波数が変動するのを防止することができる。また、容量性負荷回路を構成する複数の可変容量素子をオンチップの素子とすることで、外付けの可変容量素子が不要となり、部品点数が少なくて済み小型化を図ることができる
ここで、可変容量素子の端子の電位を安定化させる手段は、可変容量素子の周波数切替え用スイッチ接続側の端子にそれぞれ接続された新たなスイッチ素子と共通抵抗素子とを定電位点との間に設け、新たに設けたスイッチ素子を周波数切替え用のスイッチ素子と相補的に制御するように構成した回路で実現することができる。
上記共通抵抗素子の抵抗値の範囲は例えば数10kΩ〜数100kΩであり、より望ましい範囲は30kΩ〜100kΩであることをシミュレーションにより見出した。10kΩよりも小さな抵抗値の抵抗素子では、上記スイッチ素子がオフ状態の場合であっても上記新たに設けたスイッチ素子と上記共通抵抗素子を通じて上記定電位点と可変容量素子のスイッチ接続側の端子との間のインピーダンスが低く可変容量素子が有効に動作する状態、即ち上記スイッチ素子がオンの状態と等価な状態になり、スイッチ素子に接続されている可変容量素子の容量値がスイッチ素子がオフ状態であるにも関わらず上記制御電圧に応じて変化してしまう。また、数100kΩよりも大きな抵抗値の抵抗素子では、スイッチ素子がオフ状態の場合に上記新たに設けたスイッチ素子もオフしている状態、即ち上記新たに設けたスイッチ素子と上記共通抵抗素子の無い当初の状態と等価な状態になり、スイッチ素子に接続されている可変容量素子のスイッチ接続側の端子の電位がリークによってスイッチ素子がオフ状態であるにも関わらず変化してしまうためである。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりである。
すなわち、本発明に従うと、外付け部品点数が少なくて済み小型化を図ることができるとともに発振周波数の変動が少ない安定した基準発振回路を内蔵した通信用半導体集積回路(高周波IC)を実現することができる。
次に、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
図1には、本発明に係る電圧制御発振回路(VCO)の一実施例とそれを基準信号発生源として適用した高周波ICの要部の構成例が示されている。図1において、破線Aよりも左側に示されている回路は単結晶シリコンのような1個の半導体チップ上に半導体集積回路として形成される。
この実施例の電圧制御発振回路(VCO)10は、バイアス回路11と励振回路12と容量性負荷回路13と外付けの振動素子Xtalとによって構成されている。このうち、バイアス回路11は、電源電圧端子Vccと接地点との間に直列に接続された抵抗R1,R2,トランジスタQ1および抵抗R3からなる。励振回路12は、電源電圧端子Vccと接地点との間に直列に接続された抵抗R4,トランジスタQ2,Q3および抵抗R5からなる。VCO10により発生された発振信号は、バッファBFFを介して基準周波数信号φrefとして、チップ内部の回路へ供給されるとともに、外部端子P5を介してチップ外部へ出力可能にされている。
上記容量性負荷回路13は、上記励振回路12のトランジスタQ3のベース・エミッタ間に接続された容量素子C3と、トランジスタQ3のエミッタと接地点との間に接続された容量素子C4と、可変容量素子Cv1〜Cvnを有し容量値を調整可能な可変容量回路13aなどを備える。そして、前記バイアス回路11の抵抗R1とR2の接続ノードN0の電位がトランジスタQ2のベースに印加され、抵抗R2とトランジスタQ1のベース端子の接続ノードN1の電位がトランジスタQ3のベースに印加されている。
さらに、容量素子C3の一方の端子とトランジスタQ3のベース端子との接続ノードN2が外部端子P1に接続され、可変容量回路13aの可変容量素子Cv1〜Cvnの一方の共通接続ノードN3が外部端子P2に接続され、P1−P2間に外付けの振動素子Xtalとして例えば水晶振動子が接続されている。また、共通接続ノードN3は抵抗R0を介して外部端子P3に接続され、この外部端子P3にはチップ外のベースバンド回路からAFC制御電圧VAFCが印加されるようになっている。上記可変容量素子Cv1〜Cvnには、例えば半導体チップ内に形成されたPN接合からなるバラクタ・ダイオードが用いられている。
容量性負荷回路13は、さらに可変容量素子Cv1〜Cvnと直列に設けられたMOSFETからなるスイッチ素子SW11〜SW1nと、これらのスイッチ素子の制御コードを保持するレジスタREGと、該レジスタREGに設定された制御コードをデコードしてSW11〜SW1nのゲート制御信号を生成するデコーダDECを備える。スイッチ素子SW11〜SW1nの共通接続ノードN4は接地点に接続されている。
上記スイッチ素子SW11〜SW1nのオン状態、オフ状態をレジスタREGの制御コードで適宜設定することにより、発振回路の制御電圧−周波数特性を切り替えることができる。具体的には、n=6とすることにより、図2に示すように、制御電圧−周波数特性を64段階(64バンド)に切り替えることができる。図2において、VOC0,VOC31,VOC63は、それぞれのバンドを示す符号である。図2では、バンドVOC1〜VOC30,VOC32〜VOC62の特性は図示が省略されている。ひとつの可変容量素子の容量値の変化で発振周波数をリニアに変化させることができる範囲はあまり大きくない(±20ppm以下)が、接続される可変容量素子の数を変えることで±50ppm近くまで発振周波数をリニアに変化させることができる。
製造ばらつきがなければ、発振回路に要求される特性に最も近い特性はVOC31であるのでこれを選択すればよいが、実際の製品では発振回路を構成する素子のばらつきや使用する水晶振動子の特性およびそのばらつきによって、発振回路の制御電圧−周波数特性が設計値からずれる。そこで、本実施例では、使用する高周波ICごとに、図2のVOC0〜VOC63で示される64本の特性の中から設計値の特性に最も近いいずれかのバンドを選択するように、ベースバンド回路から図1のレジスタREGへ外部端子P4を介して制御コードを直接あるいは間接的に設定するようにされる。
これにより、発振回路の周波数制御精度を向上させることができる。なお、この実施例ではバンド数を64本としたが、それに限定されるものでない。バンド数が多いほど精度は高くなるが回路規模が大きくなるので、チップサイズと必要な精度との兼ね合いで適当なバンド数を決定すればよい。なお、図2において、一点鎖線Bで示されているのは、外付けのバラクタ・ダイオードを1つだけ設けた従来の発振回路における制御電圧−周波数特性を示す。一点鎖線Bの傾斜が大きいことから、外付けのバラクタ・ダイオードを使用した発振回路では制御電圧の僅かな変動で発振周波数が変動することが分かる。
さらに、この実施例の発振回路には、スイッチ素子SW11〜SW1nがオフ状態のときに可変容量素子Cv1〜Cvnのアノード側端子の電位を固定可能な電位固定回路13bが設けられている。この電位固定回路13bは、可変容量素子Cv1〜Cvnのアノード側端子にそれぞれ接続されたスイッチ素子SW21〜SW2nと、これらのスイッチ素子の共通接続ノードN5と接地点との間に接続された共通の抵抗R6と、デコーダDECの出力を反転するインバータG1〜Gnとからなる。共通抵抗R6の抵抗値は、この実施例では50kΩとした。
上記インバータG1〜Gnは、デコーダDECから出力されるスイッチ素子SW12〜SW1nのゲート制御信号を反転してSW21〜SW2nのゲート端子に印加することで、SW11〜SW1nとSW21〜SW2nとを相補的に制御する。すなわち、SW11〜SW1nのうちオン状態のものに対応する可変容量素子Cv1〜Cvnに接続されているSW21〜SW2nはオフ状態にされ、SW11〜SW1nのうちオフ状態のものに対応する可変容量素子Cv1〜Cvnに接続されているSW21〜SW2nはオン状態にされる。
スイッチ素子SW21〜SW2nが設けられていない場合には、SW11〜SW1nのうちオフ状態のものに対応する可変容量素子Cv1〜Cvnのアノード側端子は非常に高いインピーダンス状態となり、その電位はスイッチ素子SW21〜SW2nや可変容量素子Cv1〜Cvnに寄生するリークパスを介してリーク電流が流れることによって変化する。そして、それによって、容量性負荷回路13のトータルの容量値が変化して発振回路の発振周波数が変動するおそれがある。
図4(A)および(B)には、スイッチ素子SW21〜SW2nを設けていない発振回路において、電源電圧Vccを立ち上げるのと同時に制御電圧VAFCを0Vから2.4Vに立ち上げた際における発振周波数の変化を測定した結果を示す。このうち、図4(A)は図2のVCO0すなわち可変容量素子の接続数が「0」である場合のもの、図4(B)は図2のVCO31すなわち可変容量素子の接続数が半分の「31」である場合のものである。図4より、制御電圧立上げ後発振周波数が安定するまでに、6秒近く要することが分かる。
一方、図3には、スイッチSW21〜SW2nを設けた本実施例の発振回路において、電源電圧Vccを立ち上げるのと同時に制御電圧VAFCを0Vから2.4Vに立ち上げた際における発振周波数の変化を測定した結果を示す。図3より、本実施例の発振回路においては、制御電圧VAFCを立ち上げると速やかに目標発振周波数(ここでは26MHz)達して安定することが分かる。
このように発振周波数が安定するのは、スイッチ素子SW21〜SW2nがオン状態にされると、可変容量素子Cv1〜Cvnのうちオンされたスイッチに対応するもののアノード側端子の電位が抵抗R6を介して速やかに接地電位に固定される。そして、制御電圧VAFCが変化してもその電位が保持され、リーク電流が流れても変化しないためであると考えられる。本実施例の発振回路において、図6と同様なシミュレーションを行なったところ、図8のように可変容量素子Cv1〜Cvnのアノード側端子の電位V1〜Vnは制御電圧VAFCが立ち上がっても接地電位のままであることが確認された。
また、携帯電話機のような通信システムでは、図5(A)に示すように、電源が投入されると10秒程度かけて初期設定を行ない、基地局からの基準クロックに応じて基準発振回路の周波数の設定がなされる。その後、スリープ状態に移行して受信の待ち受けを開始し、基地局との通信の確認のため周期的に300msecのような短い時間のモニタを行なうような使い方がなされることがあるが、かかる周期的なモニタ動作の際には初期設定動作で決定された制御電圧VAFCを使用する。
そのため、制御電圧VAFCを立ち上げてから基準発振回路の周波数が安定するまでに数秒近く要してしまうことで周波数のずれが大きいと基地局との通信が不能となり、最も近い基地局を見つけるため図5(B)のように受信動作を繰り返し実行してしまい、無駄な電流を消費する原因となる。従って、本実施例を適用した高周波ICを携帯電話機に使用することで、そのような無駄な消費電流を減らし、1回の充電による最大待ち受け時間を長くすることができる。
なお、上記スイッチ素子SW21〜SW2nのソース側に接続された共通抵抗R6の抵抗値は、この実施例では50kΩとしたが、数10kΩ〜数100kΩの範囲、より望ましくは30kΩ〜100kΩの範囲であれば良い。10kΩよりも小さな抵抗値の抵抗素子では、上記スイッチ素子がオフ状態の場合であっても上記新たに設けたスイッチ素子と上記共通抵抗素子を通じて上記定電位点と可変容量素子のスイッチ接続側の端子との間のインピーダンスが低く可変容量素子が有効に動作する状態、即ち上記スイッチ素子がオンの状態と等価な状態になり、スイッチ素子に接続されている可変容量素子の容量値がスイッチ素子がオフ状態であるにも関わらず上記制御電圧に応じて変化してしまう[とともに、]。また、数100kΩよりも大きな抵抗値の抵抗素子では、スイッチ素子がオフ状態の場合に上記新たに設けたスイッチ素子もオフしている状態、即ち上記新たに設けたスイッチ素子と上記共通抵抗素子の無い当初の状態と等価な状態になり、スイッチ素子に接続されている可変容量素子のスイッチ接続側の端子の電位がリークによってスイッチ素子がオフ状態であるにも関わらず変化してしまうためである。
次に、図9を用いて、上記実施例の電圧制御発振回路(VCO)を基準信号発生源として適用した高周波ICとそれを用いた無線通信システムの一構成例を説明する。
図9に示されているように、この実施例の無線通信システムは、信号電波の送受信用アンテナ400、送受信切り替え用のスイッチ410、受信信号から不要波を除去するSAWフィルタなどからなるバンドパスフィルタ420a〜420d、送信信号を増幅する高周波電力増幅回路(パワーモジュール)430などを備える。また、受信信号を復調したり送信信号を変調したりする高周波IC200、送信データをI,Q信号に変換したり高周波IC200を制御したりするベースバンド回路300を備える。この実施例では、高周波IC200とベースバンド回路300は、各々別個の半導体チップ上に半導体集積回路として構成されている。
特に制限されるものでないが、この実施例の高周波IC200は、GSM850とGSM900、DCS1800、PCS1900の通信方式による4つの周波数帯の信号の変復調が可能に構成されている。また、これに応じて、バンドパスフィルタとして、GSM850、GSM900、DCS1800、PCS1900の周波数帯の受信信号をそれぞれ通過させるフィルタフィルタ420a、420b、420c、420dが設けられている。
本実施例の高周波IC200は、大きく分けると、受信系回路RXCと、送信系回路TXCと、それ以外の制御回路やクロック生成回路など送受信系に共通の回路からなる制御系回路とで構成される。
受信系回路RXCは、GSM850、GSM900、DCS1800、PCS1900の各周波数帯の受信信号をそれぞれ増幅するロウノイズアンプ210a〜210dと、高周波発振回路(RFVCO)250で生成された局部発振信号φRFを分周し互いに90°位相がずれた直交信号を生成する分周移相回路211を備える。また、受信系回路RXCは、ロウノイズアンプ210a〜210dで増幅された受信信号に分周移相回路211で生成された直交信号をミキシングすることによりI信号とQ信号の復調およびダウンコンバートを行なうミキサ回路212a,212bを備える。さらに、受信系回路RXCは、復調されたI,Q信号をそれぞれ増幅してベースバンドLSI300へ出力する各周波数帯に共通の高利得増幅部220A,220Bを備える。
高利得増幅部220Aは、複数のロウパスフィルタLPF11,LPF12,LPF13,LPF14と利得制御アンプPGA11,PGA12,PGA13とが交互に直列形態に接続され、最終段にアンプAMP1が接続された構成を有しており、復調されたQ信号を、不要波を除去しつつ所定の振幅レベルまで増幅する。高利得増幅部220Bも同様な構成を有しており、復調された I信号を所定の振幅レベルまで増幅する。この高利得増幅部220A,220Bには、内部のアンプの入力DCオフセットをキャンセルするためのオフセットキャンセル回路213が設けられている。
送信系回路TXCは、例えば640MHzのような中間周波数の発振信号φIFを生成する発振回路(IFVCO)230と、該発振回路230で生成された発振信号φIFを分周しかつ互いに90°位相がずれた直交信号を生成する分周移相回路232を備える。また、生成された直交信号をベースバンド回路300から供給されるI信号とQ信号により変調をかけるミキサからなる直交変調回路233a,233bと、変調された信号を合成する加算器234と、所定の周波数の送信信号φTXを発生する送信用発振回路(TXVCO)240を備える。
さらに、送信用発振回路240から出力される送信信号φTXをカプラ等で抽出したフィードバック信号と高周波用発振回路(RFVCO)250で生成された発振信号φRFを分周した信号φRF’とを合成することでそれらの周波数差に相当する周波数の信号を生成するオフセットミキサ235を備える。また、オフセットミキサ235の出力と前記加算器234で合成された信号TXIFとを比較して周波数差および位相差を検出する位相比較回路236と、該位相検出回路236の出力に応じた電圧を生成するループフィルタ237と、TXVCO240の出力を分周してGSM系の送信信号を生成する分周器238を備える。さらに、分周器238で分周された信号とTXVCO240の出力信号をそれぞれ増幅する可変利得アンプ239a,239bと、差動出力をシングルの信号に変換して出力するバッファ回路241a,241bを備える。バッファ回路241a,241bのうち一方はGSM用の850〜900MHz帯の信号を出力する回路、他方はDCSおよびPCS用の1800〜1900MHz帯の信号を出力する回路である。
さらに、この送信系回路TXCは、前記可変利得アンプ239a,239bの出力側から取り出された出力のフィードバック信号を増幅してオフセットミキサ235へ供給するバッファアンプ242、該アンプで増幅されたフィードバック信号と前記加算器236で合成された信号TXIFとを比較して振幅差を検出する振幅比較回路243を備える。また、振幅比較回路243の出力を帯域制限するループフィルタ244、振幅制御ループの電圧を電流に変換する電圧−電流変換回路245、電流を電圧に変換する容量C5、容量C5の電圧をインピーダンス変換し前記可変利得アンプ239a,239bの制御電圧を生成するボルテージフォロワ246などからなる振幅制御ループが設けられている。これにより、振幅変調と位相変調を行なうEDGEモードに対応できるようにされている。
また、特に制限されるものでないが、本実施例では、送信系のPLLの位相比較回路236には精度の高いアナログ位相比較回路236aと動作速度の速いディジタル位相比較回路236bが並列に設けられている。動作開始初期には速度の速いディジタル位相比較回路を動作させ、位相がほぼ一致した後は精度の高いアナログ位相比較回路に切り替える。このようにすることによって、PLL回路の動作開始時における引込み動作を早くしかつ精度を高くすることができる。
さらに、この実施例の高周波IC200のチップ上には、チップ全体を制御する制御回路260と、前記高周波用発振回路(RFVCO)250と共にRF用PLL回路を構成するRFシンセサイザ261およびループフィルタ263が設けられている。また、前記中間周波数の発振回路(IFVCO)230と共にIF用PLL回路を構成するIFシンセサイザ262およびループフィルタ264と、これらのシンセサイザ261および262の基準信号φrefを生成する基準発振回路(DCXO)265、送信用発振回路のキャリブレーションを行なう特性補正回路247が設けられている。
基準発振回路(DCXO)265として、水晶振動子を外付け素子とする前記実施例の発振回路が用いられる。基準信号φrefとしては、26MHzあるいは13MHzのような周波数が選択される。図示しないが、シンセサイザ261および262は、それぞれVCO250,230の発振信号を分周する可変分周回路や位相比較回路、チャージポンプなどで構成される。
また、本実施例の高周波ICの制御回路260には、ベースバンドIC300から高周波IC200に対して同期用のクロック信号CLKと、データ信号SDATAと、制御信号としてロードイネーブル信号LENとが供給されている。制御回路260は、ロードイネーブル信号LENが有効レベルにアサートされると、ベースバンドIC300から伝送されてくるデータ信号SDATAをクロック信号CLKに同期して順次取り込んで、上記コントロールレジスタにセットしセットされた内容に応じてIC内部の各回路に対する制御信号を生成する。
データ信号SDATAには、ベースバンドIC300から高周波IC200へ与えるコマンドが含まれる。前記基準発振回路265のレジスタREGには、ベースバンドIC300からの制御コードが設定される。制御回路260は、スリープモード時に電源電圧がオフされて低消費電力モードに入るが、その間も基準発振回路265のレジスタREGには電源が供給され、レジスタの設定値が失われないように構成される。
なお、上記実施例の高周波IC200は、これに水晶振動子を外付けして1個のセラミックのような絶縁基板上に実装してモジュールとして構成することができる。また、高周波IC200と水晶振動子が実装されたセラミック基板上にさらに前記フィルタ420a〜420dを実装したモジュールとして構成してもよい。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものでない。例えば前記実施例においては、容量性負荷回路の可変容量回路として、可変容量素子Cv1〜Cvnとスイッチ素子SW11〜SW1nとからなるものが使用されているが、可変容量素子Cv1〜Cvnと並列に複数の固定容量素子を設けて、可変容量素子Cv1〜Cvnと同様に切替え可能に構成しても良い。
この固定容量素子には、例えば半導体チップ上に窒化シリコンのような絶縁膜を挟んで対抗するように形成された金属膜からなるMIM容量を用いることができる。そして、この場合にも、MIM容量にリークがあるならば、非接続の固定容量素子の端子電位を抵抗を介して接地点に接続するためのスイッチ素子を設けるように構成するのが望ましい。さらに、前記実施例では、複数の可変容量素子Cv1〜Cvnにそれぞれスイッチ素子を接続しているが、いずれか一つの可変容量素子にはスイッチ素子を接続しないようにしても良い。
また、前記実施例では、非接続の可変容量素子をスイッチ素子および共通抵抗を介して接地点に接続しているが、接地点以外の定電位(例えば電源電圧Vcc)が印加されるノードに接続しても良い。あるいは、共通抵抗R6を省略する一方、入力端子が図1の外部端子P3に接続されたボルテージフォロワを設けて、ベースバンド回路から供給される周波数制御電圧VAFCと同一レベルの電位を、非接続の可変容量素子のアノード端子側に印加するように構成しても良い。
さらに、前記実施例では、入力制御コード(レジスタの設定値)に基づいて固定容量素子と可変容量素子を選択的に接続するスイッチ素子SW11〜SW1n,SW21〜SW2nを制御する信号を生成する回路としてデコーダ回路を用いているが、ランダムロジック回路やROM(読出し専用メモリ)により構成するようにしても良い。また、上記実施例では外付けの水晶振動子を接続しているが、必要とされる精度を満たす振動素子であれば、例えばセラミック発振子を適用することも出来る。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明をその背景となった利用分野である携帯電話機のような無線通信システムに用いられる高周波ICに適用した場合について説明したが、本発明はそれに限定されるものでなく、無線LAN用の高周波ICその他、発振信号を生成するVCOを有する半導体集積回路一般に利用することができる。
本発明に係る電圧制御発振回路(VCO)の一実施例とそれを基準信号発生源として適用した高周波ICの要部の構成例を示す回路構成図である。 実施例の発振回路における制御電圧VAFCと周波数可変範囲との関係を示す特性図である。 実施例の発振回路における制御電圧VAFC立上げ後の発振周波数の変化を示すタイムチャートである。 電位固定用のスイッチ(SW21〜SW2n)と抵抗(R6)を設けない発振回路における制御電圧VAFC立上げ後の発振周波数の変化を示すタイムチャートで、(A)は周波数切替え用のスイッチ(SW11〜SW1n)をすべてオフした場合、(B)はスイッチ(SW11〜SW1n)を半数だけオフした場合のタイムチャートである。 発振回路を内蔵した高周波ICを適用した携帯電話機における電源投入後の動作状態の変化を示すタイムチャートで、(A)は発振回路の周波数安定時間が短い場合、(B)は発振回路の周波数安定時間が長い場合のタイムチャートである。 電位固定用のスイッチ(SW21〜SW2n)と抵抗(R6)を設けない発振回路について行なったシミュレーションの際に使用した回路の構成を示す回路図である。 電位固定用のスイッチ(SW21〜SW2n)と抵抗(R6)を設けない発振回路における制御電圧VAFC立上げ後のバラクタ・ダイオードのアノード側電位の変化のシミュレーション結果を示すタイムチャートである。 実施例の発振回路における制御電圧VAFC立上げ後のバラクタ・ダイオードのアノード側電位の変化のシミュレーション結果を示すタイムチャートである。 実施例の発振回路を適用した通信用半導体集積回路(高周波IC)及びそれを用いた無線通信システムの一構成例を示すブロック図である。
符号の説明
10 基準発振回路(DCXO)
11 バイアス回路
12 励振回路
13 容量性負荷回路
13a 可変容量回路
13b 電位固定回路
200 高周波IC
211 ロウノイズアンプ
212 復調&ダウンコンバート用ミキサ
220 高利得増幅回路
233 変調&アップコンバート用ミキサ
240 送信用発振回路(TXVCO)
250 高周波発振回路(RFVCO)
260 制御回路
265 基準発振回路(DCXO)
300 ベースバンド回路
400 送受信用アンテナ
410 送受信切り替え用のスイッチ
420 フィルタ
430 高周波電力増幅回路

Claims (5)

  1. 複数の可変容量素子と、これらの可変容量素子に接続された複数のスイッチ素子と、を含み、前記複数のスイッチ素子により選択接続された可変容量素子と外付けの振動素子との合成容量値と前記可変容量素子に印加される制御電圧に応じた周波数で発振動作可能に構成された発振回路と、
    前記複数のスイッチ素子のオン、オフ状態を制御する制御信号を生成する信号生成回路と、を内蔵した通信用半導体集積回路であって、
    前記発振回路は、前記複数のスイッチ素子のうちオフ状態のものに接続されている可変容量素子のスイッチ素子接続側の端子の電位を安定化させる電位安定化手段を有することを特徴とする通信用半導体集積回路。
  2. 前記電位安定化手段は、前記複数のスイッチ素子と前記複数の可変容量素子のそれぞれの接続ノードに一方の端子が接続された複数の第2スイッチ素子と、前記第2のスイッチ素子の共通接続ノードと定電位点との間に接続された抵抗素子とからなり、前記複数の第2のスイッチ素子は、これらの第2のスイッチ素子に接続されている可変容量素子に対応する前記スイッチ素子と相補的にオン、オフ制御されるように構成されている請求項1に記載の通信用半導体集積回路。
  3. 前記抵抗素子の抵抗値は、数10kΩ〜数100kΩである請求項2に記載の通信用半導体集積回路。
  4. 前記可変容量素子は、バラクタ・ダイオードである請求項1〜3のいずれかに記載の通信用半導体集積回路。
  5. 受信信号を復調する復調回路または送信信号を変調する変調回路と、前記復調回路における復調または前記変調回路における変調に用いられる高周波信号を生成する高周波信号生成回路を備え、前記発振回路で生成された発振信号が前記高周波信号生成回路に基準周波数信号として供給される請求項1〜4のいずれかに記載の通信用半導体集積回路。
JP2006048023A 2006-02-24 2006-02-24 発振回路を内蔵した通信用半導体集積回路 Pending JP2007228339A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006048023A JP2007228339A (ja) 2006-02-24 2006-02-24 発振回路を内蔵した通信用半導体集積回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006048023A JP2007228339A (ja) 2006-02-24 2006-02-24 発振回路を内蔵した通信用半導体集積回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007228339A true JP2007228339A (ja) 2007-09-06

Family

ID=38549683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006048023A Pending JP2007228339A (ja) 2006-02-24 2006-02-24 発振回路を内蔵した通信用半導体集積回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007228339A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008085857A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Mitsumi Electric Co Ltd 電圧制御型発振回路

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60145720A (ja) * 1984-01-10 1985-08-01 Toshiba Corp マルチバイブレ−タ
JPS6286907A (ja) * 1985-10-11 1987-04-21 Matsushima Kogyo Co Ltd 水晶発振回路
JP2000165143A (ja) * 1998-11-30 2000-06-16 Nec Eng Ltd ディジタル制御水晶発振回路
JP2004048589A (ja) * 2002-07-15 2004-02-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電圧制御発振器
JP2004282118A (ja) * 2003-03-12 2004-10-07 Nec Corp 周波数補正方法、装置、および移動端末
JP2005051428A (ja) * 2003-07-31 2005-02-24 Kyocera Corp 周波数シンセサイザおよび通信装置
JP2005529536A (ja) * 2002-06-10 2005-09-29 ジーシーティー セミコンダクター インコーポレイテッド 広帯域同調範囲および低位相ノイズをもつlc発振器

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60145720A (ja) * 1984-01-10 1985-08-01 Toshiba Corp マルチバイブレ−タ
JPS6286907A (ja) * 1985-10-11 1987-04-21 Matsushima Kogyo Co Ltd 水晶発振回路
JP2000165143A (ja) * 1998-11-30 2000-06-16 Nec Eng Ltd ディジタル制御水晶発振回路
JP2005529536A (ja) * 2002-06-10 2005-09-29 ジーシーティー セミコンダクター インコーポレイテッド 広帯域同調範囲および低位相ノイズをもつlc発振器
JP2004048589A (ja) * 2002-07-15 2004-02-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電圧制御発振器
JP2004282118A (ja) * 2003-03-12 2004-10-07 Nec Corp 周波数補正方法、装置、および移動端末
JP2005051428A (ja) * 2003-07-31 2005-02-24 Kyocera Corp 周波数シンセサイザおよび通信装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008085857A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Mitsumi Electric Co Ltd 電圧制御型発振回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6906596B2 (en) Oscillation circuit and a communication semiconductor integrated circuit
US7689191B2 (en) Semiconductor integrated circuit having built-in PLL circuit
US7020444B2 (en) High frequency semiconductor integrated circuit and radio communication system
US20060114074A1 (en) Semiconductor integrated circuit for communication incorporating oscillator, communication system, and method for manufacturing the semiconductor integrated circuit
US7242916B2 (en) Communication semiconductor integrated circuit device and wireless communication system
US20050239499A1 (en) Communication semiconductor integrated circuit and radio communication system
US7279991B2 (en) Semiconductor integrated circuit with PLL circuit
JP2006261714A (ja) 通信用半導体集積回路および携帯通信端末
US7626470B2 (en) Voltage-controlled oscillator for multi-band and RF communication apparatus having the same
US7139548B2 (en) Semiconductor integrated circuit device and wireless communication system
JP2008109243A (ja) Rf通信用半導体集積回路
US20050116781A1 (en) Communication semiconductor integrated circuit device and wireless communication system
US7050779B2 (en) Semiconductor integrated circuit device
JP2001044872A (ja) 受信信号処理用半導体集積回路
US7375601B2 (en) Dual-band oscillator
JP2007228493A (ja) 通信用半導体集積回路
JP2007228339A (ja) 発振回路を内蔵した通信用半導体集積回路
JP2005094427A (ja) 通信用半導体集積回路
JP2007189607A (ja) ミキサ回路および通信用半導体集積回路
JP2007158750A (ja) 電圧制御発振回路およびそれを用いた半導体集積回路
JP2004104724A (ja) 通信用半導体集積回路
JP2006033071A (ja) 周波数コンバータをおよびこれを用いたrf受信装置
KR20020011721A (ko) 이중모드 이동통신단말기의 아날로그 복조 장치
JP2005285938A (ja) 容量可変回路、発振回路、及び無線通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090212

A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20100527

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110623

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20110707

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111208