JP2007172775A - センスアンプ及び半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】微小セル電流を高速センスするセンスアンプを提供する。
【解決手段】センスアンプは、ドレインが第1及び第2の出力ノードに、ゲートが第2及び第1の出力ノードに、ソースが共通に基準電位端子に接続されたNMOSトランジスタ対、ドレインがNMOSトランジスタ対のそれと共通接続されソースが第1及び第2の入力ノードに接続されたPMOSトランジスタ対、ドレインが第1及び第2の入力ノードに接続されゲートが第2及び第1の出力ノードに接続され、ソースが共通に電流源スイッチ素子を介して電源端子に接続されたPMOSトランジスタ対、第1及び第2の出力ノードと基準電位端子との間に介在して、センス前にオン駆動されるNMOSトランジスタ対、第1及び第2の出力ノード間に介在させたイコライズ用トランジスタを有する。
【選択図】図7

Description

この発明は、半導体記憶装置のセルデータを読み出すためのセンスアンプ及びこれを用いた半導体記憶装置に関する。
NAND型フラッシュメモリは、モバイル機器などで画像や動画などの大容量のデータを扱う用途の増加と共に需要が急増している。特に、1つのメモリセルにおいて2ビットの情報を記憶することのできる多値技術の採用により、小さなチップ面積で、より多くの情報を記憶することを可能としている。
これに対して、例えば、二つのメモリセルをペアとして同時に選択して、それらのセル電流差を検出する電流検出型センスアンプを用いて高速センスを可能とするフラッシュメモリが既に提案されている(特許文献1参照)。
この様なフラッシュメモリにおいて、読み出しパフォーマンスを向上させるためには、微小なセル電流をより高速にセンスするセンスアンプ回路が必要になる。
特開2004−319007号公報
この発明は、微小セル電流を参照電流と比較して高速にデータセンスすることを可能としたセンスアンプを提供することを目的とする。
この発明の一態様によるセンスアンプは、第1及び第2の入力ノードの一方にセル電流が他方に参照電流が供給されて、それらの電流差によりセルデータをセンスするセンスアンプであって、
ドレインがそれぞれ第1及び第2の出力ノードに接続され、ゲートがそれぞれ第2及び第1の出力ノードに接続され、ソースが共通に基準電位端子に接続された第1及び第2のNMOSトランジスタと、
ドレインがそれぞれ前記第1及び第2のNMOSトランジスタのそれと共通接続されソースがそれぞれ前記第1及び第2の入力ノードに接続されて、前記第1及び第2のNMOSトランジスタと共にラッチを構成する第1及び第2のPMOSトランジスタと、
ドレインがそれぞれ前記第1及び第2の入力ノードに接続されゲートがそれぞれ前記第2及び第1の出力ノードに接続され、ソースが共通に電流源スイッチ素子を介して電源端子に接続された第3及び第4のPMOSトランジスタと、
前記第1及び第2の出力ノードと前記基準電位端子との間にそれぞれ介在して、センス前にオン駆動される第3及び第4のNMOSトランジスタと、
前記第1及び第2の出力ノード間に介在してセンス前に第1及び第2の出力ノード間を短絡するイコライズ用トランジスタとを有することを特徴とする。
この発明の他の態様によるセンスアンプは、第1及び第2の入力ノードの一方にセル電流が他方に参照電流が供給されて、それらの電流差によりセルデータをセンスするセンスアンプであって、
ドレインがそれぞれ第1及び第2の出力ノードに接続され、ゲートがそれぞれ第2及び第1の出力ノードに接続され、ソースが共通に基準電位端子に接続された第1及び第2のNMOSトランジスタと、
ドレインがそれぞれ前記第1及び第2のNMOSトランジスタのそれと共通接続されソースがそれぞれ前記第1及び第2の入力ノードに接続されて、前記第1及び第2のNMOSトランジスタと共にラッチを構成する第1及び第2のPMOSトランジスタと、
ソースがそれぞれ前記第1及び第2の入力ノードに接続されドレインが共通に電流源スイッチ素子を介して電源端子に接続されてセンス初期の電流を絞る働きをする第3及び第4のNMOSトランジスタと、
前記第1及び第2の出力ノードと前記基準電位端子との間にそれぞれ介在して、センス前にオン駆動される第5及び第6のNMOSトランジスタと、
前記第1及び第2の出力ノード間に介在してセンス前に第1及び第2の出力ノード間を短絡するイコライズ用トランジスタとを有することを特徴とする。
この発明によれば、微小セル電流を参照電流と比較して高速にデータセンスすることを可能としたセンスアンプを提供することができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態を説明する。
図1は、一実施の形態によるNAND型フラッシュメモリのメモリコア回路構成を示している。メモリコア回路は、セルアレイ1t,1cとこれらが共有するセンスアンプ回路2及び、セルアレイ1t,1cのワード線(TWL,CWL,RWL)を選択駆動するロウデコード回路3t,3cを有する。
この実施の形態においては、セル電流を参照電流との比較で検出してデータ読み出しを行うため、センスアンプ回路3には電流検出型の差動アンプが用いられる。そのため、一方のセルアレイ1tには、複数の情報セル(T−cell)ブロックT−BLKに対して、参照電流を生成するための一つの参照セル(R−cell)ブロックR−BLKが配置されている。もう一方のセルアレイ1cには同様に、複数の情報セル(C−cell)ブロックC−BLKに対して、一つの参照セルブロックR−BLKが配置されている。
情報セルブロックT−BLK,C−BLKと参照セルブロックR−BLKの間に構成上の相違はない。即ち、セルアレイ1t,1cの中で多数のセルブロックの中の少なくとも一つずつが参照セルブロックとして選択されて使用される。そして、後に説明するように、情報セルブロックT−BLK,C−BLKの各セルには、例えば4値記憶であれば4つのデータレベルが書き込まれ、参照セルブロックR−BLK内の各セルには一つの参照レベルが書かれる。
セルブロックT−BLK(或いはC−BLK,R−BLK)は、図2に示すように、複数のNANDセルストリングT−NAND(或いはC−NAND,R−NAND)を配列して構成されている。各NANDセルストリングは、直列接続された複数の不揮発性メモリセルMC0−MC31と、その両端に配置された選択ゲートトランジスタS1及びS2を有する。
メモリセルMC0−MC31の制御ゲートは異なるワード線TWL0−TWL31(或いはCWL0−CWL31,RWL0−RWL31)に接続され、選択ゲートトランジスタS1,S2のゲートは選択ゲート線SGD,SGSに接続されている。
セルアレイ1t,1cのビット線BL,BBLは対をなして、センスアンプ回路2に接続される。一方のセルアレイ1t(1c)から一つの情報セルブロックT−BLK(C−BLK)が選択されるとき、他方のセルアレイ1c(1t)から参照セルブロックR−BLKが選択されて、それらの中の選択情報セルT−cell(C−cell)と選択参照セルR−cellのセル電流がビット線BL,BBLを介してセンスアンプ回路2に入る。
図3は、この実施の形態で4値データ記憶を行う場合について、情報セルT−cell,C−cellと参照セルR−cellに書かれるデータレベルの関係を示している。情報セルT−cell,C−cellには、セルしきい値で定義される4つのデータレベルL0−L3の一つが書かれる。参照セルR−cellには同じくセルしきい値で定義される参照レベルLrが書かれる。
最下位データレベルL0は、例えばベリファイ電圧P0で消去確認がなされるしきい値が負の消去状態である。データレベルL1−L3はそれぞれベリファイ電圧P1−P3で書き込み確認がなされる正のしきい値電圧状態である。参照レベルLrは、例えばベリファイ電圧Pr(=0V)で書き込み確認がなされる、略しきい値電圧0Vの状態である。
データ消去は、ブロック単位で、ブロック内の全ワード線を0Vとし、セルアレイが形成されたp型ウェルに消去電圧Veraを印加して、メモリセルの浮遊ゲートの電子を放出させる動作として行われる。データ消去は、情報セルブロックT−BLK,C−BLKも参照セルブロックR−BLKも同じである。
データ書き込みは、選択ブロック内の選択ワード線に書き込み電圧Vpgmを印加し、書き込みデータに応じてメモリセルの浮遊ゲートに電子を注入する動作として行われる。データ書き込みは、情報セルブロックT−BLK,C−BLKも参照セルブロックR−BLKも同じであり、書き込みベリファイ時に用いられるベリファイ電圧P1−P3及び参照ベリファイ電圧Prにより、図3に示すデータレベルL1−L3及び参照レベルLrが得られる。
セルアレイ1t側の情報セルT−cellとセルアレイ1c側の情報セルC−cellとは、同様のデータレベルが書かれるが、センスアンプ回路2では、参照セルR−cellとのセル電流差を検出することにより、逆データとしてセンスされる。従って、4つのデータレベルL0−L3のビット割付は、情報セルT−cellとC−cellの間で異なる。
具体的に説明すれば、4値データを上位ビットHBと下位ビットLBで(HB,LB)で表すものとして、例えばセルアレイ1t側の情報セルT−cellでは、L0=(1,0),L1=(1,1),L2=(0,1),L3=(0,0)とされる。これに対してセルアレイ1c側の情報セルC−cellでは、L0=(0,0),L1=(0,1),L2=(1,1),L3=(1,0)とされる。
データ読み出し時、データレベルL0−L3を参照レベルLrとの関係で判別するために、3つ読み出しのステップでワード線に与えられる読み出し電圧が、R1,R2及びR3である。参照セルR−cellについては、ほぼその参照データレベルLr位置の読み出し電圧Rrが用いられる。書き込みベリファイ読み出し時には、情報セルについてベリファイ電圧P1,P2及びP3が、参照セルについてベリファイ電圧Pr(=Rr)が用いられる。
図4は、通常読み出し時及び書き込みベリファイ読み出し時の選択セルのバイアス関係を示している。ビット線BL側である情報セルNANDストリングT−NANDの中の一つの情報セルT−cellが選択され、同時にビット線BBL側で対応する参照セルNANDストリングR−NANDの中の一つの参照セルR−cellが選択される。選択された情報セル及び参照セルにつながるワード線には、読み出し電圧R1(又はR2,R3)とRrが与えられる。その以外の非選択ワード線及び選択ゲート線には、データによらずセルをオンさせる読み出しパス電圧Vreadが与えられる。
書き込みベリファイ時には、情報セルT−cellには読み出し電圧R1−R3に代わって、ベリファイ電圧P1−P3のいずれかが与えられ、参照セルR−cellにはベリファイ電圧Prが与えられる。
この様なバイアス条件で、情報セルNANDストリングに流れるセル電流Icと参照セルNANDストリングに流れる参照電流Irの差をセンスユニット21で検出することにより、データを判定する。
図5は、センスユニット21内のセンスアンプSAの基本構成を示している。センスユニット21は、センスアンプSAと、読み出し及び書き込みデータ保持を行うためのデータラッチLATを備えるが、以下ではセンスアンプSAのみに着目して説明する。
図5は、1μA程度のセル電流を高速でセンスすることを目的とするラッチタイプのセンスアンプSAである。このセンスアンプSAは、共通ドレインが第1の出力ノードOUTに接続され、共通ゲートGAが第2の出力ノードOUTBに接続されたPMOSトランジスタMP4とNMOSトランジスタMN1の対、及び共通ドレインが第2の出力ノードOUTBに接続され、共通ゲートGBが第1の出力ノードOUTに接続されたPMOSトランジスタMP5とNMOSトランジスタMN2の対を備えたラッチを主体として構成されている。
NMOSトランジスタMN1,MN2のソースは共通に接地端子Vssに接続されている。ゲートGA,GBと接地端子Vssの間には、定常状態でオンであり、センス信号SEn=“L”によりオフになるNMOSトランジスタMN3,MN4を介在させている。このNMOSトランジスタMN3,MN4がSEn=“H”であるセンス初期のセル電流増幅を行う。
PMOSトランジスタMP4,MP5のソースはそれぞれ、入力ノードINB,INとなる。これらの入力ノードINB,INと電源端子Vdd側の電流源スイッチ素子である活性化PMOSトランジスタMP1との間には、PMOSトランジスタMP2,MP3を介在させている。これらのPMOSトランジスタMP2,MP3のゲートはそれぞれ、共通ゲートGA,GBに接続されている。
ビット線BL,BBLがそれぞれ接続される入力ノードIN,INBには、活性化信号ACCnにより制御されるリセット用NMOSトランジスタMN5,MN6が接続されている。
図6は、このセンスアンプSAの動作波形を示している。センスアンプSAは、ACCn=SEn=“High”の非活性の間、PMOSトランジスタMP1がオフ、NMOSトランジスタMN3,MN4,MN5,MN6がオンである。従って、入力ノードIN,INB及び出力ノードOUT,OUTBは全て、低レベル=Vssに設定されている。
ACCn=“Low”にすると、活性化PMOSトランジスタMP1がオン、リセット用NMOSトランジスタMN5,MN6がオフになり、センスアンプSAに電源電流が供給される。同時に、ビット線BL,BBLを介して情報セルの電流(セル電流)Ic,参照セルの電流(参照電流)Irが流れることにより、その電流差に応じて、PMOSトランジスタMP5−NMOSトランジスタMN3の電流パス及びPMOSトランジスタMP4−NMOSトランジスタMN4の電流パスに微小な電流差が生じ、出力ノードOUT,OUTBに微小な電圧差が生じる。これがセンス初期の増幅動作である。
その後、センス信号SEnをSEn=“Low”として、NMOSトランジスタMN3,MN4をオフにすると、出力ノードOUT,OUTBの電圧差は、ラッチの正帰還により増幅され、最終的に一方がHigh(=Vdd)に、他方がLow(=Vss)に確定する。例えば、セル電流がIc>Irであれば、図6に示したように、OUT=“H”,OUTB=“L”となる。
このセンスアンプSAは電流センス型であって、基本的に入力ノードIN,INBに接続されるビット線BL,BBLの容量がセンス速度に影響しない。従って、数pFのビット線容量を持ち、数百nA程度のセル電流しかない流れないNAND型フラッシュメモリにおいても十分に高速なセンスが可能である。
現在実用されているNAND型フラッシュメモリでは、メモリセルのオン/オフによってビット線の充電電荷が放電されるか否かを検出することで読み出しを行っており、参照セルは存在しない。これに対して電流センス型のセンスアンプでは、参照セルを導入する必要があるが、図1〜図4で説明したように、参照セルを通常のメモリセルと同様のセル構造としてセルアレイ内に配置すれば、面積的なオーバーヘッドはほとんどない。
しかしながら、セル電流が200nA程度しかない場合、参照電流を100nAとすると、これらの電流差は100nA程度しかない。センスアンプSAを構成する各ペアトランジスタのしきい値やゲート長などのバラツキを考えた場合、これらのペアトランジスタのバラツキによる電流差が100nA以上あれば、バラツキ自体に起因する電流差がセル電流差を越えてしまい、データセンスが不可能となる。
たとえば、センスアンプSAに供給する電流を10μAとする。この時、ペアのトランジスタMN3,MN4の間のゲート長のバラツキが0.02μmあるとすると、トランジスタのバラツキによる電流差を50nA以下に抑えるために必要とするゲート長x[μm]は、10[μA]×0.02[μm]/x[μm]=50[nA]から、x=4μm程度にする必要がある。
すべてのトランジスタのゲート長をこの程度まで大きくすると、レイアウト面積が大きくなるだけでなく、トランジスタのコンダクタンスは低下し、センス速度が遅くなる。よって、より少ないセル電流で、高速センスを実現するためには、トランジスタ間のバラツキを十分低く抑えると共に、トランジスタのコンダクタンスを稼げるサイズを選択しなければならない。
以下の実施の形態では、図5のセンスアンプSAを基本としてこれを改良し、トランジスタ間のバラツキに対して十分なマージンを有し、数十nA程度の電流差を数ns程度で高速センス可能とする。
図7に示すセンスアンプSAは、図5のそれの改良型であり、次の点で図5と異なる。
第1は、センスアンプSAの活性化に先立って、センスアンプの電流源トランジスタMP1とは独立にビット線BL,BBLをプリチャージするために、ビット線プリチャージ用NMOSトランジスタMN12,MN13を入力ノードIN,INBに接続していることである。これらのトランジスタMN12,MN13のゲートは、活性化信号ACCnが“L”になる前に一定時間“H”となるプリチャージ制御信号ACCprにより制御される。
これらのトランジスタMN12,MN13によりビット線プリチャージを行う間、ビット線BL,BBLとセンスアンプ本体の間を切り離すために、入力ノードIN,INBにはNMOSトランジスタMN10,MN11が挿入されている。これらのNMOSトランジスタMN10,MN11は、活性化信号ACCnと補の信号ACCによりゲート駆動される。
第2は、データラッチの共通ゲートノードGA,GBの間、従って出力ノードOUT,OUTBの間に、これらを短絡するためのイコライズ用NMOSトランジスタMN14を介在させている。このNMOSトランジスタMN14のゲートは、NMOSトランジスタMN3,MN4と共に、センス信号SEnでゲートが駆動される。即ち、ACCn=“L”によりセンスアンプSAが活性化された後、SEn=“H”により、トランジスタNM1,MN2,MP4,MP5によるセンス動作が行われるまでのセンス初期において、NMOSトランジスタMN14がオンで、出力ノードOUT,OUTB間を短絡する。
図8は、この実施の形態のセンスアンプSAの動作波形を示している。活性化信号ACCnを“L”にすることによりセンスアンプSAに電流供給を開始し、これに遅れてセンス信号SEnを“L”にすることにより、データセンスする。その基本動作は、図5のセンスアンプと同じである。
この実施の形態では、ACCn=“L”にする前に、一定時間ACCpr=“H”によりビット線BL,BBLのプリチャージを行う。その間、ACC=“L”によりNMOSトランジスタMN10,MN11をオフに保ち、ビット線BL,BBLをセンスアンプから切り離した状態とする。センスアンプを活性化するときには、ビット線プリチャージ用トランジスタMN12,MN13をオフにし、またNMOSトランジスタMN10,MN11をオンさせて、ビット線BL,BBLをセンスアンプに接続する。
メモリセルが電流を流すためには、メモリセルのドレイン電圧をあるレベル(NAND型の場合で0.5V)以上まであげる必要があるが、ビット線の抵抗、寄生容量が大きいメモリではその時定数のため、ある程度の時間を要する。図7に示すように、センスアンプ活性化に先立つビット線プリチャージ中はビット線とセンスアンプを分離することにより、センスアンプへの無用な電流を遮断して、消費電流を削減することができる。
また、ビット線が非常に長い大容量のメモリでは、ビット線の抵抗および寄生容量が大きくなり、電流センスアンプであっても、センスアンプから最も離れた位置に存在するメモリセルのセル電流が、センスアンプの入力ノードに伝わるまでには時間がかかるため、センス時間は短くても、センス開始までに十分な時間待たなければならなくなる。この実施の形態のようにセンスアンプとビット線BL,BBLを接続するNMOSトランジスタMN10,MN11を導入すると、そのクランプ作用によって、セル電流を増幅した結果をセンスアンプに入力することが可能となる。
更に、センスアンプのトランジスタにバラツキがないものすると、ACCn=“L”にした後、SEn=“L”にするまでの間、NMOSトランジスタMN3,MN4に流れる電流の差は、PMOSトランジスタMP5,MP4を流れる電流の差(セル電流Icと参照電流Irの差)に等しい。いま、Ic−Ir=ΔIcとして、初期増幅動作を行うNMOSトランジスタMN3,MN4間のバラツキによる電流差がΔIc以上ある場合は、そのバラツキ自体が増幅されてセンスされるため、ΔIcのセンスが不可能となる。
この実施の形態では、出力ノードOUT,OUTB間を短絡するイコライズ用NMOSトランジスタMN14を用いて、SEn=“H”の間、出力ノードOUT,OUTB間を短絡している。これにより、NMOSトランジスタMN3,MN4のゲート長を大きくすることなく、それらの間のバラツキの影響を最小限に抑えて、電流差ΔIcをセンスすることが可能となる。
具体的に説明する。NMOSトランジスタMN3,MN4及びMN14を流れる電流をIm3,Im4及びIm14とすると、トランジスタMN14がない場合はIm3−Im4=ΔIcが信号量となる。トランジスタMN14がある場合には、Im3−Im4−2Im14=ΔIcとなり2Im14だけΔIcが少なくなったことと等価になる。即ち信号量が小さくなり、その分センス速度は若干遅くなるが、バラツキに対して強くすることができる。
次に、図7においてPMOSトランジスタMP4,MP5に注目した場合、SEn=Highの期間は、NMOSトランジスタMN14の導入により、PMOSトランジスタMP4,MP5のバラツキが補正される。しかし、SEn=Lowになると、PMOSトランジスタMP4,MP5のバラツキが出力ノードOUT,OUTBに伝わり、ラッチ回路の正帰還動作によりさらにそのバラツキを増幅してしまう。
図9は、その様な問題を解決するセンスアンプSAの構成を示している。図7の回路と異なる点は、ラッチを構成するPMOSトランジスタMP4,MP5のゲートを、出力ノードOUT,OUTBではなく、共通に接地端子Vssに接続していることである。それ以外は、図7と変わらない。
このセンスアンプ回路構成の利点は、第1に、PMOSトランジスタMP4,MP5のゲートが共通であるため、これらのトランジスタによる正帰還動作がなくなり、トランジスタMP4,MP5がそれらのバラツキを増幅することがなくなることである。第2に、トランジスタMP4,MP5は、ゲート電圧がVssのため、常にコンダクタンスの高い状態であり、SEn=Lowになると瞬時に出力ノードOUT,OUTBをNMOSトランジスタのしきい値程度まで上昇させることが可能となる。この様に出力ノードOUT,OUTBを急速にNMOSトランジスタのしきい値程度まで増加させれば、初期増幅期間で増幅した信号を、NMOSトランジスタMN1,MN2の正帰還動作で高速にラッチすることが可能となる。
次に、図7のセンスアンプ回路で、PMOSトランジスタMP2,MP3に注目したとき、それらの電流は、ビット線BL,BBLに流れる電流とPMOSトランジスタMP4,MP5に流れる電流とに分かれる。従って、これらのPMOSトランジスタMP2,MP3の間の電流にΔIc以上のバラツキがある場合も、センスすべき入力電流差ΔIcを打ち消してしまい、センス不可能となる。
これらのトランジスタMP2,MP3のバラツキを小さくするために、そのトランジスタ長を大きくした場合は、センスアンプに流れる電流自体が少なくなり、センス速度を大幅に遅くする原因となってしまう。
図10は、この難点を解決するセンスアンプ回路構成を示している。これは、図9のセンスアンプSAを基本としたもので、図9の構成に加えて、PMOSトランジスタMP2とMP4の間及び、PMOSトランジスタMP3とMP5の間に、電流制限用NMOSトランジスタMN15及びMN16を介在させている。これらのトランジスタMN15,MN16のゲートは共通に制御信号VRRで制御される。
電流制限用トランジスタMN15,MN16は、センス初期においてセンスアンプ電流を絞り、センス後期には十分な電流が流れるように制御される。具体的に説明する。センス初期即ち、ACCn=“L”でありかつ、SEn=“H”である期間、トランジスタMN15,MN16を流れる電流差がΔIc以上にならないように、制御信号VRRを低い電圧値に設定して電流を絞る。例えばこのとき制御信号VRRは、NMOSトランジスタのしきい値落ちを考慮した上で、トランジスタMP4,MP5に電流が流れるように、MP4,MP5のしきい値以上の電圧が通せるように設定する。具体的に、NMOSトランジスタのしきい値電圧をVthnとし、PMOSトランジスタのしきい値電圧をVthpとして、センス初期の制御信号VRRを、VRR=│Vthp│+Vthnとする。これによって、センスアンプに余分な電流を流すことなく、セル電流差ΔIcを増幅できる状態にする。
次に、SEn=“L”のラッチ期間では、センスアンプに十分な電流を供給して、ラッチ回路によって信号を増幅させる必要があるため、制御信号VRRをトランジスタMN15,MN16のソース側にしきい値降下のない電圧を通せるように、Vdd+Vthn以上の電圧とする。
制御信号VRRをセンス初期段階(SEn=High)とラッチ期間(SEn=Low)で変化させることによる利点は、AC解析により次のように確認できる。
電圧ゲインをG=Vout/Voutb、ループゲインをLG=(Vout)/(Voutb)とし、セル電流Icと参照電流Irの関係をIc>Irとする。制御信号VRRの電圧が低い状態では、G<1になる。これは、セル電流IcがPMOSトランジスタMP5を介して、SEnの変化により増幅された電圧信号として、出力ノードOUTBに出力される。
Ic>Irのためラッチ回路の正帰還がかからなければ、VOUTBの変化の方が大きいためG<1になる。制御信号VRRの電圧が低い期間にラッチ回路の正帰還が働いていないことは、センスアンプ自体のバラツキをラッチ回路が増幅することを抑制するため、ΔIcの情報だけを増幅することが可能になる。よって、センス初期段階では微小な電流であってもバラツキに対して十分なマージンを有している。
次に、制御信号VRRを高くすると、トランジスタMN15,MN16でのしきい値電圧降下がなくなり、トランジスタMP4、MP5、MN1及びMN2によるラッチ回路を形成することが可能になる。このラッチ回路の正帰還増幅によりVOUTの振幅が大きくなり、LG>1となる。即ち、初期状態でのセル電流に従った増幅信号をラッチ回路の正帰還によりさらに増幅することで、高速センスが可能となる。
NMOSトランジスタMN1,MN2は最終的なラッチ動作において動作するのみであり、それ以前に十分に信号は増幅されているため、これらのNMOSトランジスタMN1,MN2のバラツキはセンスマージンにはあまり影響しない。
以上の改良型センスアンプは、セル電流Icがトランジスタのばらつきに起因するセンスアンプ電流のばらつきとほぼ同じ程度の値の場合に有効となる。しかし、セル電流Icが数μA程度ある場合は、別の構成も可能である。
図12のセンスアンプSAはその一例であり、図10のセンスアンプSAを基本として、電流制限用NMOSトランジスタMN15,MN16を導入した代わりに、その電源側のPMOSトランジスタMP2,MP3を削除したものである。PMOSトランジスタMP4,MP5のゲートは、図7の回路と同様に、それぞれ出力ノードOUTB,OUTに接続している。
ラッチ回路はPMOSトランジスタMP4,MP5とNMOSトランジスタMN1,MN2とにより構成可能であるため、PMOSトランジスタMP2,MP3を省くことができる。これにより、PMOSトランジスタMP2,MP3のバラツキの影響がなくなり、バラツキ要因を少なくすることが可能になる。同時に、PMOSトランジスタMP2,MP3の抵抗成分もなくなるため、制御信号VRRの電圧を高くした際に、より多くの電流を流せるようになり、センス速度の高速化にもつながる。
図13は、更にシンプルなセンスアンプ構成を示している。これは、ラッチを構成するPMOSトランジスタMP4,MP5のゲートを共通に接地する図9の回路を基本として、図9のイコライズ用NMOSトランジスタMN14を削除したものである。セル電流Icがある程度大きければ、センス初期に出力ノードOUT,OUTB間のイコライズを行う必要がなく、その分より高速のセンスが可能となる。
次に、図10のセンスアンプSAについてのシミュレーションデータを説明する。図14は、シミュレーションに用いた図10に示すセンスアンプSAの各トランジスタサイズ(チャネル幅Wとチャネル長Lの比W/L)を示している。図15はシミュレーション結果であり、センス信号SEnを“L”にした後の出力ノードOUT,OUTBの電圧遷移を示している。
シミュレーションにおいては、ビット線を抵抗60kΩ、容量1pFとし、セル電流をIc=150nA、参照電流をIr=50nA、従って電流差ΔIc=100nAとしている。センス信号SEnが“H”の間、制御信号VRR=3.6Vであり、SEn=“L”にしてから、約15nsec遅れて制御信号VRR=4.2Vにする。
図15の結果から、センス信号をSEn=“L”にしてから、約13.5nsecで出力ノードOUT,OUTBの“H”,“L”が確定している。この実施の形態のセンスアンプを用いると、100nAという微小電流差を、15nsec弱という高速でセンスできることが分かる。
本発明は、NAND型フラッシュメモリに限らず、セル電流を参照電流との比較で検出してデータセンスを行う他のフラッシュメモリへの応用が可能である。
この発明の実施の形態によるNAND型フラッシュメモリのメモリコア構成を示す図である。 同メモリコアのセルブロック構成を示す図である。 同フラッシュメモリが4値データ記憶を行う場合のデータレベルを示す図である。 同フラッシュメモリの読み出し原理を説明するための図である。 同メモリコアのセンスアンプの基本構成を示す図である。 同センスアンプの動作波形を示す図である。 他の実施の形態のセンスアンプの構成を示す図である。 同センスアンプの動作波形を示す図である。 他の実施の形態のセンスアンプの構成を示す図である。 他の実施の形態のセンスアンプの構成を示す図である。 同センスアンプの動作波形を示す図である。 他の実施の形態のセンスアンプの構成を示す図である。 他の実施の形態のセンスアンプの構成を示す図である。 シミュレーションに用いた図10のセンスアンプのサイズ関係を示す図である。 センス動作のシミュレーション結果を示す図である。
符号の説明
1t,1c…セルアレイ、2…センスアンプ回路、21…センスユニット、3t,3c…ロウデコーダ、T−NAND,C−NAND…情報セルNANDストリング、R−NAND…参照セルNANDストリング、T−BLK,C−BLK…情報セルブロック、R−BLK…参照セルブロック、SA…センスアンプ、MN1〜MN6,MN10〜MN16…NMOSトランジスタ、MP1〜MP5…PMOSトランジスタ。

Claims (7)

  1. 第1及び第2の入力ノードの一方にセル電流が他方に参照電流が供給されて、それらの電流差によりセルデータをセンスするセンスアンプであって、
    ドレインがそれぞれ第1及び第2の出力ノードに接続され、ゲートがそれぞれ第2及び第1の出力ノードに接続され、ソースが共通に基準電位端子に接続された第1及び第2のNMOSトランジスタと、
    ドレインがそれぞれ前記第1及び第2のNMOSトランジスタのそれと共通接続されソースがそれぞれ前記第1及び第2の入力ノードに接続されて、前記第1及び第2のNMOSトランジスタと共にラッチを構成する第1及び第2のPMOSトランジスタと、
    ドレインがそれぞれ前記第1及び第2の入力ノードに接続されゲートがそれぞれ前記第2及び第1の出力ノードに接続され、ソースが共通に電流源スイッチ素子を介して電源端子に接続された第3及び第4のPMOSトランジスタと、
    前記第1及び第2の出力ノードと前記基準電位端子との間にそれぞれ介在して、センス前にオン駆動される第3及び第4のNMOSトランジスタと、
    前記第1及び第2の出力ノード間に介在してセンス前に第1及び第2の出力ノード間を短絡するイコライズ用トランジスタとを有する
    ことを特徴とするセンスアンプ。
  2. 前記電流源スイッチ素子は、活性化信号によりオン駆動される第5のPMOSトランジスタであり、
    前記第3及び第4のNMOSトランジスタは、前記活性化信号に遅れて発生させるセンス信号によりオフ駆動されるものであり、
    前記イコライズ用トランジスタは、前記センス信号により前記第3及び第4のNMOSトランジスタと同時にオフ駆動される第5のNMOSトランジスタである
    ことを特徴とする請求項1記載のセンスアンプ。
  3. 前記第3及び第4のPMOSトランジスタのソース側に、センス初期の電流を絞るために介在させた第1及び第2の電流制限用NMOSトランジスタを更に備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のセンスアンプ。
  4. 前記第1及び第2のPMOSトランジスタのゲートは、それぞれ前記第1及び第2のNMOSトランジスタのゲートと共通接続されるか、或いは共通に前記基準電位端子に接続される
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のセンスアンプ。
  5. 第1及び第2の入力ノードの一方にセル電流が他方に参照電流が供給されて、それらの電流差によりセルデータをセンスするセンスアンプであって、
    ドレインがそれぞれ第1及び第2の出力ノードに接続され、ゲートがそれぞれ第2及び第1の出力ノードに接続され、ソースが共通に基準電位端子に接続された第1及び第2のNMOSトランジスタと、
    ドレインがそれぞれ前記第1及び第2のNMOSトランジスタのそれと共通接続されソースがそれぞれ前記第1及び第2の入力ノードに接続されて、前記第1及び第2のNMOSトランジスタと共にラッチを構成する第1及び第2のPMOSトランジスタと、
    ソースがそれぞれ前記第1及び第2の入力ノードに接続されドレインが共通に電流源スイッチ素子を介して電源端子に接続されてセンス初期の電流を絞る働きをする第3及び第4のNMOSトランジスタと、
    前記第1及び第2の出力ノードと前記基準電位端子との間にそれぞれ介在して、センス前にオン駆動される第5及び第6のNMOSトランジスタと、
    前記第1及び第2の出力ノード間に介在してセンス前に第1及び第2の出力ノード間を短絡するイコライズ用トランジスタとを有する
    ことを特徴とするセンスアンプ。
  6. 電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルが配列され、複数個ずつのメモリセルが直列接続されたNANDストリングを構成するセルアレイと、
    前記セルアレイの選択メモリセルのデータをセンスする電流検出型のセンスアンプとを備え、
    前記センスアンプは、
    一方にセル電流が他方に参照電流が供給される第1及び第2の入力ノードと、
    セル電流と参照電流との電流差を増幅したセルデータが出力される第1及び第2の出力ノードと、
    ドレインがそれぞれ前記第1及び第2の出力ノードに接続され、ゲートがそれぞれ前記第2及び第1の出力ノードに接続され、ソースが共通に基準電位端子に接続された第1及び第2のNMOSトランジスタと、
    ドレインがそれぞれ前記第1及び第2のNMOSトランジスタのそれと共通接続されソースがそれぞれ前記第1及び第2の入力ノードに接続されて、前記第1及び第2のNMOSトランジスタと共にラッチを構成する第1及び第2のPMOSトランジスタと、
    ドレインがそれぞれ前記第1及び第2の入力ノードに接続されゲートがそれぞれ前記第2及び第1の出力ノードに接続され、ソースが共通に電流源スイッチ素子を介して電源端子に接続された第3及び第4のPMOSトランジスタと、
    前記第1及び第2の出力ノードと前記基準電位端子との間にそれぞれ介在して、センス前にオン駆動される第3及び第4のNMOSトランジスタと、
    前記第1及び第2の出力ノード間に介在してセンス前に第1及び第2の出力ノード間を短絡するイコライズ用トランジスタとを有する
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  7. 電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルが配列され、複数個ずつのメモリセルが直列接続されたNANDストリングを構成するセルアレイと、
    前記セルアレイの選択メモリセルのデータをセンスする電流検出型のセンスアンプとを備え、
    前記センスアンプは、
    一方にセル電流が他方に参照電流が供給される第1及び第2の入力ノードと、
    セル電流と参照電流との電流差を増幅したセルデータが出力される第1及び第2の出力ノードと、
    ドレインがそれぞれ第1及び第2の出力ノードに接続され、ゲートがそれぞれ第2及び第1の出力ノードに接続され、ソースが共通に基準電位端子に接続された第1及び第2のNMOSトランジスタと、
    ドレインがそれぞれ前記第1及び第2のNMOSトランジスタのそれと共通接続されソースがそれぞれ前記第1及び第2の入力ノードに接続されて、前記第1及び第2のNMOSトランジスタと共にラッチを構成する第1及び第2のPMOSトランジスタと、
    ソースがそれぞれ前記第1及び第2の入力ノードに接続されドレインが共通に電流源スイッチ素子を介して電源端子に接続されてセンス初期の電流を絞る働きをする第3及び第4のNMOSトランジスタと、
    前記第1及び第2の出力ノードと前記基準電位端子との間にそれぞれ介在して、センス前にオン駆動される第5及び第6のNMOSトランジスタと、
    前記第1及び第2の出力ノード間に介在してセンス前に第1及び第2の出力ノード間を短絡するイコライズ用トランジスタとを有する
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
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