JP5112208B2 - レギュレータ及び半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電源電圧から半導体装置の内部電圧を生成するレギュレータに関する。
この種のレギュレータとして、例えば特許文献1には、電圧変換回路の差動アンプの出力部をカレントミラ−構成のプシュプル出力構成とした構成が開示されている。図10を参照して、特許文献1に開示されている電圧変換回路を説明する。この電圧変換回路(レギュレータ)は、ノ−ドN1に誤差増幅出力を出力する差動アンプ構成の誤差増幅器と、その出力を受けてノ−ドN2に出力電圧Vout3を出力するバッファ回路とを備えている。誤差増幅器としての差動アンプは差動入力段と、カレントミラ−回路構成のプッシュプル型の出力部とを備えている。
より詳しくは、図10を参照すると、差動アンプの差動入力段は、ソースがグランドに接続され、ゲートにバイアス電圧BNを受けるnチャネルMOSトランジスタ(電流源トランジスタ)Q9と、共通接続されたソースが電流源トランジスタQ9のドレインに接続されたnチャネルMOSトランジスタQ1、Q2からなる差動対と、ソースが電源端子VDDに共通接続され、ドレインがトランジスタQ1、Q2のドレインにそれぞれ接続され、ダイオード接続されたpチャネルMOSトランジスタQ3、Q5とを備えている。
差動アンプ出力部(カレントミラ−回路構成のプッシュプル型出力部)は、ソースが電源端子VDDに接続されゲートがpチャネルMOSトランジスタQ3のゲートに接続されたpチャネルMOSトランジスタQ4と、ソースが電源端子VDDに接続されゲートがpチャネルMOSトランジスタQ5のゲートに接続されたpチャネルMOSトランジスタQ6と、ソースがグランドに接続されドレインとゲートがpチャネルMOSトランジスタQ4のドレインに接続されたnチャネルMOSトランジスタQ7と、ソースがグランドに接続されゲートがnチャネルMOSトランジスタQ7のゲートに接続されドレインがトランジスタQ6のドレインに接続されたnチャネルMOSトランジスタQ8と、を備えている。pチャネルMOSトランジスタQ3、Q4は第1のカレントミラー回路、pチャネルMOSトランジスタQ5、Q6は第2のカレントミラー回路、nチャネルMOSトランジスタQ7、Q8は第3のカレントミラー回路を構成している。
差動対を構成するnチャネルMOSトランジスタQ1のゲ−トには、図示されない基準電圧発生回路からの基準電圧Vrefが供給され、nチャネルMOSトランジスタQ2のゲ−トにはバッファ回路の出力Vout3が帰還入力される。電流源トランジスタQ9のゲ−トには、図示されないバイアス回路からのバイアス電圧BN(特許文献1ではF1)が供給される。
バッファ回路は、ソースが電源端子VDDに接続されゲートがノ−ドN1(差動アンプ出力部の出力)に接続されドレインがノ−ドN2(レギュレータの出力)に接続されているpチャネルMOSトランジスタ(駆動トランジスタ)Q10と、ノードN2とグランド間の抵抗素子R1と、を備えている。なお、特許文献1には、ノードN2とグランド間の抵抗素子R1は、ソースがグランドに接続されドレインがノードN2に接続されゲートにバイアス電圧を入力するnチャネルMOSトランジスタ(図10では不図示)から構成されている。このnチャネルMOSトランジスタは負荷電流I3が著しく小さくなったときでも駆動トランジスタQ10に適当な大きさの電流(アイドリング電流)が流れるようにするための電流源を構成するように設けられている。駆動トランジスタQ10は、このアイドリング電流によって負荷電流I3の大きな変化にかかわらず、適当な利得を持つような動作状態におかれる。さらに、特許文献1には、ソースが電源端子VDDに接続されゲートがバイアス電圧に接続されドレインがノードN1に接続されたpチャネルMOSトランジスタ(制御トランジスタ)(図10では不図示)を備えている。この制御トランジスタは、電流源トランジスタQ9のゲートバイアス電圧BN(特許文献1ではF1)を0Vにスイッチ制御する等により、電圧変換回路の動作を停止させたとき、それに同期して駆動トランジスタQ10を良好にカットオフさせるために設けられている。
図10の構成では、差動アンプにおいて、差動入力段とカレントミラー回路によってプッシュプル型出力部トランジスタQ6、Q8に流れる電流量を調整することにより、駆動トランジスタQ10のゲート電位をほぼグランド電位まで下げることが可能となり、駆動トランジスタQ10のゲート・ソース間電圧を増大させ、バッファ回路(駆動トランジスタQ10)の駆動能力を増加させることができる。
特開平10−64261号公報
以下に本発明による関連技術の分析を与える。
近年、大容量メモリ等においては、高速アクセスにより、レギュレータの出力負荷電流は増加の傾向がある。特に、メモリアクセス直後の過渡的な負荷電流の増加に対するレギュレータの応答速度は重要である。
レギュレータの応答速度が十分でないと、
・アクセス直後の出力電位ドロップ、
・アクセス後のオーバープリチャージによる誤判定、
・動作マージン縮小、
・過剰ストレス、
等の発生が懸念されるようになる。
したがって、低電源電圧化に対して、レギュレータの駆動トランジスタの駆動能力を大きくすることも重要であるが、レギュレータの応答速度のより高速化が求められている。
図10を参照して説明した構成の場合、メモリアクセス直後の過渡的な負荷電流の増加に対するレギュレータの応答速度を上げるには、消費電流が増大する。この点について以下に説明する。
図10において、差動アンプのプッシュプル型出力部のトランジスタQ6、Q8のパスに流れる電流は、電流源トランジスタQ9に流れる電流やカレントミラー回路のミラー比(トランジスタのディメンジョン)で決定される。差動アンプにおいて、電流源トランジスタQ9に流れる電流は一定(定電流)となっている。メモリアクセス直後の過渡的な負荷電流の増加に対するレギュレータの応答速度は、レギュレータの動作電流(すなわち電流源トランジスタQ9の電流)を増加させることで調整する必要があり、消費電流の増大になる。
例えば過渡的な負荷電流I3の増加に対して駆動トランジスタQ10の出力電流(ドレイン電流)を増加させるには、駆動トランジスタQ10のゲート電位をグランド電位側にプルダウンする必要がある。ここで、駆動トランジスタQ10のゲートを高速に放電してグランド電位にプルダウンするには、プッシュプル型出力部のnチャネルMOSトランジスタQ8のドレイン電流を増大させる必要がある。nチャネルMOSトランジスタQ8のドレイン電流はnチャネルMOSトランジスタQ7のミラー電流であり、nチャネルMOSトランジスタQ7のドレイン電流は、pチャネルMOSトランジスタQ4のドレイン電流(pチャネルMOSトランジスタQ3のドレイン電流のミラー電流)に等しいことから、結局、駆動トランジスタQ10のゲートノードN1を高速に放電するには、電流源トランジスタQ9の電流を大とする必要があり、消費電流の増大となる。
したがって、本発明の目的は、レギュレータの出力負荷電流が過渡的に大きくなった場合にも、消費電流を増加させることなく、高速応答を可能とし安定した出力電圧を保つことを可能とするレギュレータを提供することにある。
本願で開示される発明は、前記課題を解決するため概略以下の構成とされる。
本発明の1つの側面によれば、基準電圧とレギュレータの出力端子電圧を差動入力する差動入力段を備えた差動アンプと、レギュレータの出力端子に出力が接続され、前記差動アンプの出力に制御端子が接続された駆動トランジスタと、前記駆動トランジスタの制御端子と第1の電源端子間に直列に接続された第1及び第2のトランジスタと、前記駆動トランジスタの制御端子と第2の電源端子間に直列に接続された第3及び第4のトランジスタと、を備え、前記第1のトランジスタの制御端子と前記第3のトランジスタの制御端子は、前記差動入力段の出力に直接又は間接に接続され、前記第2のトランジスタの制御端子と前記第4のトランジスタの制御端子は、前記第2のトランジスタと前記第4のトランジスタのオン・オフを制御する第1の制御信号と第2の制御信号にそれぞれ接続されているレギュレータが提供される。本発明において、前記駆動トランジスタの制御端子電圧は、前記第1及び第2の制御信号に基づき、前記差動アンプの出力、又は、前記差動アンプの出力と前記第1のトランジスタ、又は、前記差動アンプの出力と前記第3のトランジスタによって制御される。
本発明によれば、レギュレータの出力負荷電流が過渡的に大きくなった場合にも、消費電流を増加させることなく、応答を高速化し安定した出力電圧を保つことができる。
本発明の実施の形態について説明する。本発明によれば、その1つの態様において、基準電圧(Vref)と出力端子電圧(Vout1)を差動入力する差動アンプと、出力がレギュレータの出力端子に接続され、差動アンプの出力に制御端子が接続され、制御端子電圧によって、出力電流が制御される駆動トランジスタ(Q10)と、駆動トランジスタ(Q10)の制御端子(N1)と第1の電源端子(GND)間に縦積み接続された第1及び第2のトランジスタ(Q11、Q12)と、駆動トランジスタ(Q10)の制御端子(N1)と第2の電源端子(VDD)間に縦積み接続された第3及び第4のトランジスタ(Q13、Q14)とを備えている。差動アンプは、電流源Q9、差動対(Q1、Q2)、負荷(Q3、Q5)からなる差動入力段を有する。あるいは、差動アンプは、該差動入力断と差動アンプ出力部(Q4、Q7、Q8、Q6)を有する。第1、第3のトランジスタ(Q11、Q13)の制御端子は、差動入力段の出力(差動対(Q1、Q2)の出力)に間接的に(例えばトランジスタQ3、Q4、Q7、Q8を介して間接的に)、又は直接、接続されている。第2、第4のトランジスタ(Q12、Q14)の制御端子は、第1、第2の制御信号(IN1、IN2)にそれぞれ接続される。駆動トランジスタ(Q10)の制御端子電圧を、第1の電源電圧(GND)側に変化させる場合、第1の制御信号(IN1)を活性化して第2のトランジスタ(Q12)をオンさせ、差動アンプの出力(Q8)と第1のトランジスタ(Q11)とにより、駆動トランジスタ(Q10)の制御端子電圧を第1の電源電圧(GND)側に変化させる。駆動トランジスタ(Q10)の制御端子電圧を第2の電源電圧(VDD)側に変化させる場合、第2の制御信号(IN2)を活性化し、第4のトランジスタ(Q14)をオンさせ、差動アンプの出力(Q6)と第3のトランジスタ(Q13)とにより、駆動トランジスタ(Q10)の制御端子電圧を第2の電源電圧(VDD)側に変化させる。以下実施例に即して説明する。
図1は、本発明の第1の実施例のレギュレータの構成を示す図である。本実施例において、レギュレータは、図10と同様、誤差増幅器としての差動アンプと、バッファ回路と、を備え、差動アンプは、差動入力段と、カレントミラ−構成のプッシュプル型の出力部と、を備えている。
図1において、差動アンプの差動入力段は、ソースがグランドに接続され、ゲートにバイアス電圧BNを受けるnチャネルMOSトランジスタ(電流源トランジスタ)Q9と、共通接続されたソースが電流源トランジスタQ9のドレインに接続されたnチャネルMOSトランジスタQ1、Q2からなる差動対と、ソースが電源端子VDDに共通接続され、ドレインがトランジスタQ1、Q2のドレインにそれぞれ接続され、ダイオード接続されたpチャネルMOSトランジスタQ3、Q5とを備えている。
差動アンプ出力部(カレントミラ−回路構成のプッシュプル型出力部)は、ソースが電源端子VDDに接続されゲートがpチャネルMOSトランジスタQ3のゲートに接続されたpチャネルMOSトランジスタQ4と、ソースが電源端子VDDに接続されゲートがpチャネルMOSトランジスタQ5のゲートに接続されたpチャネルMOSトランジスタQ6と、ソースがグランドに接続されドレインとゲートがpチャネルMOSトランジスタQ4のドレインに接続されたnチャネルMOSトランジスタQ7と、ソースがグランドに接続されゲートがnチャネルMOSトランジスタQ7のゲートに接続されドレインがトランジスタQ6のドレインに接続されたnチャネルMOSトランジスタQ8と、を備えている。pチャネルMOSトランジスタQ3、Q4は第1のカレントミラー回路、pチャネルMOSトランジスタQ5、Q6は第2のカレントミラー回路、nチャネルMOSトランジスタQ7、Q8は第3のカレントミラー回路を構成している。
差動対を構成するnチャネルMOSトランジスタQ1のゲ−トには、図示されない基準電圧発生回路からの基準電圧Vrefが供給され、nチャネルMOSトランジスタQ2のゲ−トにはレギュレータ出力Vout1が帰還入力される。電流源トランジスタQ9のゲ−トには、図示されないバイアス回路からのバイアス電圧BNが供給される。
バッファ回路は、ソースが電源端子VDDに接続されゲートがノ−ドN1(差動アンプ出力部の出力)に接続されドレインがノ−ドN2(レギュレータ出力)に接続されているpチャネルMOSトランジスタ(駆動トランジスタ)Q10と、ノードN2とグランド間の抵抗素子R1と、を備えている。
図1において、上記した電流源トランジスタQ9、nチャネルMOSトランジスタ(差動対)Q1、Q2、pチャネルMOSトランジスタ(負荷回路)Q3、Q5、差動アンプ出力部を構成するpチャネルMOSトランジスタQ4(pチャネルMOSトランジスタQ3と第1のカレントミラー回路を構成)、pチャネルMOSトランジスタQ6(pチャネルMOSトランジスタQ5と第2のカレントミラー回路を構成)、nチャネルMOSトランジスタQ7、Q8(第3のカレントミラー回路を構成)、バッファ回路を構成する駆動トランジスタQ10は、それぞれ図10の同一参照符号のトランジスタと基本的に同一である。
図1を参照すると、本実施例のレギュレータにおいては、さらに、nチャネルMOSトランジスタQ11、Q12と、pチャネルMOSトランジスタQ13、Q14が追加されている。
nチャネルMOSトランジスタQ11のドレインはノードN1に接続され、そのゲートは、nチャネルMOSトランジスタQ7のドレインとゲートと、nチャネルMOSトランジスタQ8のゲートの共通接続点に接続されている。
nチャネルMOSトランジスタQ12のソースはグランド端子に接続され、そのゲートは第1のドライバ制御信号IN1に接続され、そのドレインはnチャネルMOSトランジスタQ11のソースに接続されている。
pチャネルMOSトランジスタQ13のドレインはノードN1に接続され、そのゲートは、pチャネルMOSトランジスタQ5のドレインとゲートとpチャネルMOSトランジスタQ6のゲートの共通接続点に接続されている。すなわち、pチャネルMOSトランジスタQ13のゲートは、差動入力段の差動出力の一つ(トランジスタQ5のドレイン)に直接接続されている。nチャネルMOSトランジスタQ11のゲートは、差動入力段の差動出力の他方(トランジスタQ3のドレイン)に、カレントミラー回路(Q3、Q4、Q7、Q8)を介して、間接的に接続されている。
pチャネルMOSトランジスタQ14のソースは電源端子VDDに接続され、そのゲートは第2のドライバ制御信号IN2に接続され、そのドレインはpチャネルMOSトランジスタQ13のソースに接続されている。
ノードN1とグランド端子間に縦積み接続されたnチャネルMOSトランジスタQ11、Q12は、ノードN1をグランド側にシフトさせる差動アンプ出力部のnチャネルMOSトランジスタQ8のサイズ(駆動能力)を等価的に増大させるように作用する。
電源端子VDDとノードN1間に縦積み接続されたpチャネルMOSトランジスタQ13、Q14は、ノードN1を電源電圧VDD側にシフトさせる差動アンプ出力部のpチャネルMOSトランジスタQ6のサイズ(駆動能力)を等価的に増大させるように作用する。
第1、第2のドライバ制御信号IN1、IN2は、それぞれ、nチャネルMOSトランジスタQ12とpチャネルMOSトランジスタQ14を制御する信号であり、差動アンプ出力部を構成するトランジスタQ8、Q6のサイズを切り替え制御するための信号である。
図2は、図1の動作を説明するための波形図である。図2には、図1の負荷電流I1の電流波形(過渡的変化)と、第1、第2のドライバ制御信号IN1、IN2の電圧波形、及び、レギュレータの出力電圧Vout1の波形が例示されている。
図2を参照すると、負荷電流I1が流れないとき(デフォルト時)、第1、第2のドライバ制御信号IN1、IN2ともに非活性(IN1はLow、IN2はHigh)となっており、図1のトランジスタQ12、Q14はともにオフ状態に設定される。したがって、トランジスタQ11、Q13もオフ状態とされる。このとき、駆動トランジスタQ10のゲートノードN1の電位は、差動アンプの出力部の出力(Q6、Q8)に基づき制御される。
負荷動作時等、負荷電流I1が流れると、レギュレータの出力電圧Vout1がドロップする。このとき、出力電位Vout1を早急に期待値まで回復させるには、駆動トランジスタQ10のゲートノードN1の電位をグランド電位側にシフトさせ、レギュレータの電流供給能力を早急に増大させる必要がある。
本実施例においては、第1のドライバ制御信号IN1をHighとしてnチャネルMOSトランジスタQ12をオンさせ、差動アンプの出力部のサイズを、nチャネルMOSトランジスタQ8から、nチャネルMOSトランジスタQ8とQ11の合計分にまで大きくして電流駆動能力を高め、ノードN1をグランド電位側に移行し易くしている。これにより、レギュレータのバッファ回路(駆動トランジスタQ10)の電流供給能力を早急に大きくしている。このとき、第2のドライバ制御信号IN2はHighとされており、pチャネルMOSトランジスタQ14はオフ状態であるため、pチャネルMOSトランジスタQ13からノードN1への電流供給(充電)はない。
特に制限されないが、例えば負荷電流I1が下がるタイミングで第1のドライバ制御信号IN1をLowとしてnチャネルMOSトランジスタQ12をオフさせ、nチャネルMOSトランジスタQ8のみでノードN1をグランド電位に放電する。このため、ノードN1のグランド電位への立ち下がりのスルーレートは低下し、これに伴い、レギュレータの出力電圧Vout1の電源電位VDD側への立ち上がりのスルーレートも低下する。
なお、図2において、「関連技術」で指示された出力電圧波形は、図10のレギュレータの出力電圧波形である。
図2から、本実施例のレギュレータの出力電圧Vout1(実施例で指示する)の応答特性は、関連技術の応答特性よりもすぐれていることがわかる。
なお、図1において、nチャネルMOSトランジスタQ12を削除し、ノードN1とグランド間に、nチャネルMOSトランジスタQ8とゲートを共通するnチャネルMOSトランジスタQ11だけを備える構成とし、nチャネルMOSトランジスタQ8とQ11でノードN1を放電する構成とした場合、ノードN1のグランド電位へのプルダウンは早まるが、駆動トランジスタQ10から負荷への過剰な電流供給によるオーバードライブが発生する場合がある。この場合、出力電圧の安定化にかえって時間を要することになる。
本実施例においては、ノードN1とグランド間に、nチャネルMOSトランジスタQ8とゲートを共通するトランジスタQ11と、ゲートに第1のドライバ制御信号IN1を入力するnチャネルMOSトランジスタQ12とを縦積み接続し、nチャネルMOSトランジスタQ12によってnチャネルMOSトランジスタQ11によるノードN1の電流引込を制限することで、駆動トランジスタQ10による負荷への過剰電流供給によるオーバードライブの発生を抑制している。
負荷電流I1が流れなくなると、レギュレータの供給能力を早急に平衡状態まで移行させるために、ノードN1を電源電位VDD側にシフトさせる必要がある。そこで、本実施例においては、第2のドライバ制御信号IN2をLowとして、pチャネルMOSトランジスタQ14をオンさせ、差動アンプの出力部のトランジスタサイズをpチャネルMOSトランジスタQ6から、pチャネルMOSトランジスタQ6とQ13の合計分まで大きくし、ノードN1が電源電位VDD側に移行し易くしている。第2のドライバ制御信号IN2がLowとなり、ノードN1が電源電位VDD側にシフトすることで、駆動トランジスタQ10の負荷への電流供給が減少し、出力電圧Vout1は基準電圧Vrefに向かって下がる。
第2のドライバ制御信号IN2がLowのとき、第1のドライバ制御信号IN1はLowとされ、nチャネルMOSトランジスタQ12はオフとされるため、nチャネルMOSトランジスタQ11からの電流消費はない。
なお、図1において、pチャネルMOSトランジスタQ14を削除し、ノードN1と電源端子VDD間に、pチャネルMOSトランジスタQ6とゲートを共通するpチャネルMOSトランジスタQ13だけを備えた場合、ノードN1の電源電位VDD側へのプルアップが早まり、駆動トランジスタQ10から負荷への電流供給が過少となり、必要以上に出力電圧がドロップし、安定するまでに時間を要する事態が生じる。
本実施例においては、ノードN1と電源端子VDD間に、pチャネルMOSトランジスタQ6とゲートを共通するpチャネルMOSトランジスタQ13と、ゲートに第2のドライバ制御信号IN2を入力するpチャネルMOSトランジスタQ14とを縦積み接続し、pチャネルMOSトランジスタQ14によってpチャネルMOSトランジスタQ13からのノードN1への電流供給を制限することにより、駆動トランジスタQ10からの電流供給が過少となり、出力電圧Vout1がドロップする事態の発生を抑制している。
図2において、第2のドライバ制御信号IN2を、実線で示すタイミングよりも早め、破線で示すタイミングでLowとしてもよい。第1のドライバ制御信号IN1がHighからLowとなると、nチャネルMOSトランジスタQ12がオフし、nチャネルMOSトランジスタQ8のみでノードN1の電荷をグランド電位に放電する。このとき、第2のドライバ制御信号IN2を破線のタイミングでLowとすると、pチャネルMOSトランジスタQ14がオンし、ノードN1は、出力電圧Vout1と基準電圧Vrefとの差電位に応じて、nチャネルMOSトランジスタQ8で放電されるとともにpチャネルMOSトランジスタQ13で充電されることになり、ノードN1のグランド電位への立ち下がりのスルーレートが下がる。このため、レギュレータの出力電圧Vout1の電源電位VDD側への立ち上がりのスルーレートも下がる。ただし、この場合も、負荷電流の増大に対するレギュレータの出力電圧の応答特性は、関連技術よりも高速である。
なお、ノードN2とグランド間の抵抗素子R1を、電流源トランジスタで置き換えてもよい。すなわち、ソースがグランドに接続されドレインがノードN2に接続されゲートにバイアス電圧を入力するnチャネルMOSトランジスタで置き換えてもよい。このnチャネルMOSトランジスタは負荷電流I1が著しく小さくなったときでも駆動トランジスタQ10に適当な大きさの電流(アイドリング電流)が流れるようにするための電流源を構成する。さらに、ソースが電源端子VDDに接続されゲートがバイアス電圧に接続されドレインがノードN1に接続されたpチャネルMOSトランジスタ(制御トランジスタ)を備えた構成としてもよいことは勿論である。この制御トランジスタは、電流源トランジスタQ9のゲートバイアス電圧BNを例えば0Vにスイッチ制御する等により、レギュレータの動作を停止させたとき、それに同期して駆動トランジスタQ10を良好にカットオフさせる。
図3は、本発明の第2の実施例のレギュレータの構成を示す図である。本実施例は、図1に示した、差動入力段とカレントミラ−構成のプッシュプル型の出力部とを有する前記第1の実施例の差動アンプを、差動入力段のみの構成に置き換えたものである。
図3を参照すると、本実施例において、差動アンプは、ソースがグランドに接続されバイアス電圧BNをゲートに受ける電流源トランジスタQ9と、共通ソースが電流源トランジスタQ9のドレインに接続され、ゲートに基準電圧Vrefと出力電圧Vout2を受けるnチャネルMOSトランジスタQ1、Q2よりなる差動対と、ソースが電源端子VDDに接続されドレインがトランジスタQ1のドレインに接続されたpチャネルMOSトランジスタQ3と、ソースが電源端子VDDに接続されゲートとドレインが接続されトランジスタQ3のゲートに接続されるとともにトランジスタQ2のドレインに接続されたpチャネルMOSトランジスタQ5とを備えている。ソースが電源端子VDDに接続されドレインがノードN2に接続されたpチャネルMOSトランジスタ(駆動トランジスタ)Q10のゲートは、差動対を構成するnチャネルMOSトランジスタQ1のドレインと、負荷素子を構成するpチャネルMOSトランジスタQ3のドレインの接続点(差動入力段の差動出力の一方)に接続されている。
本実施例においては、電源端子VDDと駆動トランジスタQ10のゲートノードN1間に縦積みされたpチャネルMOSトランジスタQ13、Q14と、グランドと駆動トランジスタQ10のゲートノードN1間に縦積みされたnチャネルMOSトランジスタQ12、Q11を備えている。nチャネルMOSトランジスタQ12のゲートには、第1のドライバ制御信号IN1が入力される。またpチャネルMOSトランジスタQ14のゲートには、第2のドライバ制御信号IN2が入力される。
pチャネルMOSトランジスタQ13とnチャネルMOSトランジスタQ11のゲートは、差動対を構成するnチャネルMOSトランジスタQ2のドレインと、負荷素子を構成するpチャネルMOSトランジスタQ5のゲートとドレインとの接続点であるノードN3(差動入力段の差動出力の他方)に共通に接続されている。
本実施例においても、デフォルト時は、第1、第2のドライバ制御信号IN1、IN2はともに非活性に設定されており、トランジスタQ12、Q14はオフしている。駆動トランジスタQ10のゲートノードの電位は、差動アンプの出力(Q1の出力)によって制御される。
負荷電流I2が流れ、出力電位Vout2がドロップすると、出力電圧Vout2を早急に期待値まで回復させるためには、駆動トランジスタQ10のゲートノードN1をグランド側にシフトさせ、レギュレータの供給能力を早急に大きくする必要がある。
第1のドライバ制御信号IN1を活性化させることにより、差動対を構成するnチャネルMOSトランジスタQ1のサイズを、nチャネルMOSトランジスタQ1+Q11にまで大きくし、ノードN1がグランド電位側に移行し易くし、レギュレータからの電流供給能力を早急に大きくしている。このとき、pチャネルMOSトランジスタQ13はオフとされ、pチャネルMOSトランジスタQ13からノードN1への電流供給はない。すなわち、nチャネルMOSトランジスタQ11とpチャネルMOSトランジスタQ13の各パスが、同時にオンすることはないため、レギュレータ本体の消費電流を増加させることはない。
負荷電流I2がなくなると、レギュレータの電流供給能力を早急に平衡状態まで移行させるために、ノードN1を電源電位VDD側にシフトさせる必要がある。このとき、本実施例においては、第2のドライバ制御信号IN2により、pチャネルMOSトランジスタQ14をオンさせ、差動アンプの出力部のトータルドライバサイズを、pチャネルMOSトランジスタQ3から、pチャネルMOSトランジスタQ3+Q13分まで大きくし、ノードN1が電源電位VDD側に移行し易くしている。
以上説明した通り、上記した本実施例のレギュレータにおいては、駆動トランジスタQ10のゲート電位を制御する差動対のトランジスタサイズを、制御信号に基づき、等価的に変更させるトランジスタQ11、Q12、Q13、Q14を備え、レギュレータ出力負荷電流の変化に対して、レギュレータの応答を高速化し、レギュレータ出力電圧の変動を抑える。これにより、回路動作のばらつきを小さくし、高速動作を可能としている。
次に、上記した本発明のレギュレータを備えた半導体装置について説明する。図4は、本実施例のレギュレータを備えた半導体集積回路装置の構成を示す図である。図1を参照すると、半導体集積回路装置1は、レギュレータ部(REG1/REG2)10と、メモリブロック部20と、周辺回路部30と、入出力インタフェース部40とを含む。レギュレータ部(REG1、REG2)10は、図1乃至図3を参照して説明したレギュレータを複数備え、基準電圧Vrefを受け、電源電圧VDDから内部電源(VREG1、VREG2)を生成する。特に制限されないが、図4に示す例では、レギュレータ(REG1)からの内部電源(VREG1)はメモリブロック部20に供給され、レギュレータ(REG2)からの内部電源VREG2は周辺回路部30に供給される。内部電源(VREG1、VREG2)は電源電圧VDDのばらつきによらず、安定したレベルとされる。なお、レギュレータ部(REG1/REG2)10のレギュレータの個数は2個に限定されるものでないことは勿論である。
メモリブロック部20は、メモリアレイ、デコード回路、センスアンプ、タイミング回路(いずれも不図示)を備え、内部電源VREG1を電源として回路動作を行う。
周辺回路部30は、入出力インタフェース部40を介したチップ外信号−メモリアレイ間のアドレス/データ信号の転送を制御する回路や各種モードエントリ制御回路、タイミング回路(いずれも不図示)を備え、内部電源VREG2を電源として受け回路動作を行う。周辺回路部30は、アドレス情報やメモリセルデータ、センスアンプ活性信号をメモリブロック部20に供給する。
入出力インタフェース部40は、チップ外信号と周辺回路部30との間に配置され、アドレス/データ/各種コマンド信号のバッファやレベル変換回路(いずれも不図示)を備えている。特に制限されないが、図1の例では、制御信号として、チップセレクト信号CE、出力イネーブル信号OE、アドレス信号ADDを入力し、データDATAを入力/出力する。
図5は、図4のメモリブロック部20の構成を示す図である。図5を参照すると、メモリブロック部20は、メモリセル(特に制限されないが、例えばFlashMemory等のEEPROM(Electricallay Erasable Programmable Read Only Memory)セル)、タイミング回路21、デコード回路22、センスアンプ25を備えている。なお、図5では、簡単のため、メモリセルとして選択セル(C1)が1つ示されており、ビット線のリファレンス電圧を与えるリファレンスセル(ダミーセル)C2が示されている。
デコード回路22は、アドレス情報をデコードして生成した信号によりメモリセルを選択する。図5では、デコード回路22は、アドレス情報のXアドレス(ロウアドレス)をデコードしてワード線WLを選択するXデコーダ(不図示)と、アドレス情報のYアドレス(カラムアドレス)をデコードしてYスイッチを選択するYセレクタを出力するYデコーダ(不図示)を備えている。
メモリアレイのビット線のうちYスイッチ(Y1、Y2)で選択されたビット線BL1と、リファレンスとなるビット線BL2がセンスアンプ25に接続される。なお、図2では、簡単のため、メモリアレイの複数のビット線のうち、選択セルC1に接続するビット線とリファレンスセルC2に接続するビット線のみが示されている。
タイミング回路21は、周辺回路部30から入力されたセンスアンプ活性信号から、プリチャージ信号PRE、センシング信号(センスイネーブル信号)SEN、センスラッチ信号LATを生成し、センスアンプ25およびビット線BL用プリチャージ回路に供給する。
ビット線BL用プリチャージ回路は、プリチャージ用電源端子とビット線BL1間に接続され、ゲートにプリチャージ信号PREを入力するnチャネルMOSトランジスタM1と、プリチャージ用電源端子とビット線BL2間に接続され、ゲートにプリチャージ信号PREを入力するnチャネルMOSトランジスタM2とを備えている。
センスアンプ25は、センシング信号(センスイネーブル信号)SENをゲートに入力し、YスイッチY1、Y2の一端をセンスアンプ25側のビット線BL1、BL2に接続するスイッチ(パストランジスタ)S1、S2と、入力と出力が互いに接続され、センスラッチ信号LATにより活性化/非活性化が制御されるクロックド・インバータ24、24’を備え、クロックド・インバータ24の入力と出力(クロックド・インバータ24’の出力と入力)はセンスアンプ25側のビット線BL1、BL2に接続される。クロックド・インバータ24の入力とクロックド・インバータ24’の出力の接続点は、センスラッチ信号LATによりオン・オフ制御されるnチャネルMOSトランジスタ(パストランジスタ)23を介してセンスアンプ出力SAOUTとして出力される。
リファレンスC2は、選択セルC1とTrue(正転)/Bar(反転)の関係をなし、固定閾値に設定されたリファレンスセルやリファレンストランジスタ等で構成される。図2の例では、リファレンスはリファレンスセルC2で構成されている。
図6は、図5におけるREAD時の動作を示すタイミング波形図である。図6には、チップイネーブル信号CE、出力イネーブル信号OE、アドレス信号ADD、プリチャージ信号PRE、センシング信号SEN、センスラッチ信号LAT、ワード線/Yスイッチ、選択セルのオン時/オフ時のビット線BLの電圧波形がそれぞれ示されている。
チップイネーブル信号CEと出力イネーブル信号OEが活性化され(ともにLowレベルで活性化)、入出力インタフェース部40を介して、外部アドレス信号ADDと共に周辺回路部30に供給される。
周辺回路部30は、チップイネーブル信号CE、出力イネーブル信号OEの値から、READモードであることを認識し、メモリブロック部20にアドレス情報とセンスアンプ活性信号(図3では不図示)を予め定められたタイミングで送る。
選択セルC1とリファレンスC2のワード線WL、YセレクタY1、Y2がデコード回路22により選択され、ワード線WL、YセレクタがHighレベルに立ち上がる。ほぼ同じタイミングで、周辺回路部30は、センシング信号SENとプリチャージ信号PREを活性化し、ビット線BL1とBL2のHigh電位へのプリチャージが開始される。
次にプリチャージ信号PREが非活性(Low)となり、プリチャージ回路のトランジスタM1、M2がオフ状態とされる。ビット線BL1、BL2のプリチャージが完了すると、リファレンスセルC2のビット線BL2は、一定の割合で、グランド電位側にディスチャージされていく。
選択セルC1がオン・セル(ビット線とグランド間の電流パスがオン)の場合、該選択セルC1のビット線BL1(図6の選択セル:オンセルの実線)は、リファレンスセルC2のビット線BL2(図6の選択セル:オンセルの破線)よりも速くグランド側にディスチャージされる。
選択セルC1がオフ・セルの場合、選択セルC1のビット線BL1(図6の選択セル:オフセルの実線)は、リファレンスセルC2のビット線BL2(図6の選択セル:オフセルの破線)よりも遅く、グランド側にディスチャージされる。
ビット線BL1とBL2の電位差がある程度(たとえば20mV〜50mV)開いたタイミングで、ラッチ信号LATが活性化され、インバータ24、24’よりなるフリップフロップからの出力信号(インバータ24’の出力)がSAOUTとして出力される。なお、ラッチ信号LATのLowからHighへの遷移時点で、センシング信号SENは非活性(Low)とされ、スイッチS1とS2がオフし、センスアンプ25側のビット線BL1、BL2はメモリアレイ側のビット線と切り離される。このため、セル方向へのリークパスはなくなる。また、このとき、ワード線WL、Yセレクタも非活性となる。
ラッチ信号LATの活性化時(図6のLATのHighパルス期間)、センスアンプ25は、メモリアレイ側のビット線と切り離された状態で、ビット線BL1、BL2をラッチして差動出力する(ビット線BL1、BL2の一方をHigh、他方をLowとする)。ビット線BL1に接続するセルC1がオン・セルの場合、ラッチ信号LATの活性化時、SAOUTには、値0が出力され、セルC1がオフ・セルの場合は、ラッチ信号LATの活性化時、SAOUTには、値1が出力される。
ラッチ信号LATが活性状態(High)から非活性状態(Low)になると、センスアンプ25におけるセンス動作は完了し、SAOUTは、ラッチされた状態を保つ(図6のBLの丸印参照)。ラッチ信号LATが非活性化され、パストランジスタ23がオフのとき、SAOUTには、前回の読み出しデータが保持され、ラッチ信号LATが活性化され、パストランジスタ23がオンのとき、SAOUTには、今回の読み出しデータが出力される。SAOUTは、周辺回路PERI、入出力インタフェースIFを介して、チップ外部にDATAとして出力される。
図7は、図4のレギュレータ部10に、図1を参照して説明したレギュレータを用いた場合のメモリブロック部20のREAD(読み出し)時の動作を説明する波形図であり、図6に示した波形(CE、OE、ADD、PRE、SEN、LAT、SAOUT)と図2の波形(I1、IN1、IN2、Vout1)をタイミング動作を関連付けて示した図である。
周辺回路部30により、センシング信号SENとプリチャージ信号PREがHighに設定され、メモリブロック部20において、ビット線BL1とBL2のプリチャージが開始されると、レギュレータ部(REG1)10の出力負荷電流が増大する。本実施例においては、センシング信号SENとプリチャージ信号PREがHighとなるとき、第1のドライバ制御信号IN1がHighに設定され、図1のnチャネルMOSトランジスタQ8とQ11により、駆動トランジスタQ10のゲートノードN1の電位をグランド電位側にプルダウンし、駆動トランジスタQ10の負荷への電流供給能力を高めている。センシング信号SENが非活性状態(Low)になると、第2のドライバ制御信号IN2がLowに設定され、図1のpチャネルMOSトランジスタQ6、Q13により、駆動トランジスタQ10のゲートノードN1の電位を電源電位VDD側にプルアップし、駆動トランジスタQ10の負荷への電流供給能力を低め、出力電圧Vout1は下がり基準電圧Vrefに近づく。図7において、「関連技術」で指示される出力電圧Vout1は、図10の関連技術の出力電圧であり、負荷電流I1の増加に対する応答が遅れ、負荷電流I1の増加に対する駆動トランジスタQ10の電流供給増加により出力電圧が上昇したのち、出力電圧が基準電圧に下がるまでの時間も遅れる。
図7において、第1のドライバ制御信号IN1は、プリチャージ信号PREのHighへの立ち上がりのタイミングでHighに立ち上がり、プリチャージ信号PREのLowへの立ち下がり前にLowにセットされているが、第1のドライバ制御信号IN1の活性期間(High期間)は、プリチャージの開始から任意の時間までとされる。強制ドライブとはならないため、必要以上の過剰供給によるオーバードライブは少なくてすむ。
プリチャージが終了すると、負荷電流はなくなるため、レギュレータの電流供給能力を早急に平衡状態まで移行させるために、ノードN1を電源電位VDD側にシフトさせる必要がある。そのために、第2のドライバ制御信号IN2により、pチャネルMOSトランジスタQ14をオンさせ、差動アンプの出力部のトータルドライバサイズを、pチャネルMOSトランジスタQ6からpチャネルMOSトランジスタQ6+Q13分まで大きくし、ノードN1がVDD側に移行しやすいようにしている。このとき、nチャネルMOSトランジスタQ12からの電流消費はない。
第2のドライバ制御信号IN2の活性期間(High期間)は、センスラッチ動作の開始(ラッチ信号LATの立ち上がりエッジ)やプリチャージの終了(プリチャージ信号PREの立ち下りエッジ、図7のIN2の破線参照)をトリガとし開始し、任意の時間までとされる。強制ドライブとはならないため、必要以上の過少供給によるVout2ドロップにはならない。
図8は、図4のメモリブロック部20の別の構成例を示す図である。図5には、Flashセル等EEPROMセルの構成を示したが、図8のメモリブロック部20’は、データ保持にリフレッシュ動作を必要とするDRAMセルからなる。メモリブロック部20’において、デコード回路27は、ロウアドレスをデコードし選択ワード線WLを活性化する。
センスアンプは、ビット線対BLT、BLB間に直列に接続されたnチャネルMOSトランジスタN11、N12と、ビット線対BLT、BLB間に直列に接続されたpチャネルMOSトランジスタP11、P12と、を備えている。nチャネルMOSトランジスタN11のゲートとpチャネルMOSP11のゲートはビット線BLBに共通接続され、nチャネルMOSトランジスタN12のゲートとpチャネルMOSトランジスタP12のゲートはビット線BLTに共通接続され、nチャネルMOSトランジスタN11、N12の接続点とグランド間には、タイミング回路21からのセンス信号SENをゲートに入力するnチャネルMOSトランジスタN13が接続されている。
pチャネルMOSトランジスタP11、P12の接続点と電源VDL間には、タイミング回路26からのセンス信号SEPをゲートに入力するpチャネルMOSトランジスタP13が接続されている。nチャネルMOSトランジスタN11、N12の接続点とGND
間には、タイミング回路26からのセンス信号SENをゲートに入力するnチャネルMOSトランジスタN13が接続されている。センス信号SAP/SENは、セル選択後のビット線BLT、BLB間の電位差を大きくするために、センスアンプ回路(N11、N12、P11、P12)に供給される。すなわち、SAPがHigh、SENがLowのとき、センスアンプ回路(N11、N12、P11、P12)が動作する。ビット線対BLT、BLBがそれぞれ論理閾値よりも大、小のとき、トランジスタP11、N12がオンし(トランジスタP12、N11はオフ)、BLT、BLBはトランジスタP13、N13によりそれぞれVDL、GND電位に設定される。ビット線対BLT、BLBがそれぞれ論理閾値よりも小、大のとき、トランジスタP12、N11がオンし(トランジスタP11、N12はオフ)、BLT、BLBはトランジスタN13、P13によりそれぞれGND、VDL電位に設定される。
ビット線対BLT、BLB間には、タイミング回路26からのプリチャージ信号PREをゲートに入力するpチャネルMOSトランジスタP1、P2が直列に接続され、pチャネルMOSトランジスタP1、P2の接続点にはVBLが接続され、プリチャージ信号PREがLowレベルのときオンし、ビット線BLT、BLBを電圧VBL(例えばVDLの半分の電圧)にプリチャージする。ビット線対BLT、BLB間に接続されたpチャネルMOSトランジスタP3は、プリチャージ信号PREがLowレベルのときオンし、ビット線対BLT、BLBをイコライズするイコライザである。
YSW(Yスイッチ)回路28はカラムアドレスをデコードして選択されたYスイッチをオンする。
リードアンプ29は、リードアンプ活性信号SAEの活性化時に活性化され、YスイッチY1、Y2を介して入力した読み出しデータを増幅する。YSW回路28より出力されるYSW信号は、リードアンプ29の出力SAOUTに出力されるカラムのデコード選択を行う。図8に示したビット線対を複数備え、それぞれのビット線対はYスイッチを介してリードアンプ29に接続され、YSW回路28で選択された1対のビット線対がリードアンプ29に接続される。
図9は、図8の回路のREAD時の動作を示すタイミング波形図である。図9には、プリチャージ信号PRE、SAP/SAN、YSW、SAE、ワード線、BLT/BLB、SAOUTの電圧波形がそれぞれ示されている。
タイミング回路26により生成されたプリチャージ(イコライズ)信号PREが活性状態(Low)のとき、ビット線対BLT、BLBをVBL電位(VDLの1/2)にプリチャージ及びイコライズを行う。
指定アドレスが選択されると、プリチャージ(イコライズ)信号PREが非活性(High)となりプリチャージとイコライズが停止する。同時に、選択ワード線WLが活性化され、セルトランジスタC1、C2が選択される。
ワード線WLの電位が選択セルの閾値を越えると、セル容量により、C1はVBLレベルより高く、C2はVBLレベルより低い方向に遷移する。
センス信号SAP/SANにより、ビット線対BLT/BLBは、それぞれ電源電位VDL、GND(グランド)電位に増幅される。YSWにより選択されたデータは、リードアンプ29によりラッチされ、SAOUTとして、周辺回路部(図4の30)、入出力インタフェース部(図4の40)を介してチップ外部に読み出しデータとして出力される。
本発明に係るレギュレータは、図8のメモリブロック用のレギュレータに用いて好適とされる。すなわち、メモリブロックへのアクセスが開始されると、プリチャージ動作などにより回路動作時の負荷電流が流れ、出力電圧がドロップするが、出力電圧のドロップを早急に期待値まで回復させるためには、図1の駆動トランジスタQ10のゲート電位N1をグランド(GND)側にシフトさせ、レギュレータの供給能力を早急に大きくする必要がある。本実施例によれば、制御信号IN1により、nチャネルMOSトランジスタQ12をオンさせ、差動アンプの出力部のトータルドライバサイズを、nチャネルMOSトランジスタQ8からQ8+Q11分まで大きくし(図3では、nチャネルMOSトランジスタQ1からQ1+Q11分まで大きくし)、駆動トランジスタQ10のゲートノードN1がGND側に移行し易くすることで、レギュレータの駆動能力を早急に大きくしている。このとき、pチャネルMOSトランジスタQ13からの電流供給はない。第1のドライバ制御信号IN1の活性期間(High期間)は、センス信号SEP/SENの活性から任意の時間までパルス調整をする。強制ドライブとはならないため、必要以上の過剰供給によるオーバードライブは少なくてすむ。
プリチャージが終了すると、負荷電流はなくなるため、レギュレータの供給能力を早急に平衡状態まで移行させるためにノードN1を電源電位VDD側にシフトさせる必要がある。そのために、第2のドライバ制御信号IN2により、図1のpチャネルMOSトランジスタQ14をオンさせ、差動アンプの出力部のトータルドライバサイズをpチャネルMOSトランジスタQ6からpチャネルMOSトランジスタQ6+Q13分まで大きくし(但し、図3では、pチャネルMOSトランジスタQ3からQ3+Q13分まで大きくし)、ノードN1がVDD側に移行しやすいようにしている。このとき、nチャネルMOSトランジスタQ12からの電流消費はない。第2のドライバ制御信号IN2の活性期間(High期間)は、リードアンプ29の活性開始や、第1のドライバ制御信号IN1の非活性化をトリガに、任意の時間までパルス調整をする。強制ドライブとはならないため、必要以上の過少供給によるVout2ドロップにはならない。
本発明によれば、レギュレータ出力の負荷電流が大きくなった場合にも、レギュレータ出力電圧のバラツキを小さく抑えることで回路動作ばらつきを小さくし、高速アクセスが可能となる。
なお、上記各実施例では、メモリブロックとして、Flashセル等のEEPROMセル、DRAMセルを例示したが、ROM、SRAM(Static Random Access Memory)等であってもよいことは勿論である。
なお、上記の特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明のレギュレータの第1の実施例の構成を示す図である。 本発明のレギュレータの第1の実施例の動作を説明するタイミング波形図である。 本発明のレギュレータの第2の実施例の構成を示す図である。 本発明のレギュレータを備えた半導体集積回路装置の構成を模式的に示す図である。 図4のメモリブロック部の構成の一例を示す図である。 図5の動作を説明するタイミング波形図である。 本発明の実施例の動作を説明するタイミング波形図である。 図4のメモリブロック部の別の構成例を示す図である。 本発明の実施例の動作を説明するタイミング波形図である。 関連技術のレギュレータの構成を示す図である。
符号の説明
1 半導体集積回路装置
10 レギュレータ部
20、20’ メモリブロック部
21、26 タイミング回路
22、27 デコード回路
23 トランジスタ(スイッチ)
24、24’ クロックド・インバータ
25 センスアンプ
28 YSW回路
29 リードアンプ
30 周辺回路部
40 入出力インタフェース部

Claims (11)

  1. 基準電圧とレギュレータの出力端子電圧を差動入力する差動入力段を有する差動アンプと、
    レギュレータの出力端子に出力が接続され、前記差動アンプの出力に制御端子が接続された駆動トランジスタと、
    前記駆動トランジスタの制御端子と第1の電源端子間に直列に接続された第1及び第2のトランジスタと、
    前記駆動トランジスタの制御端子と第2の電源端子間に直列に接続された第3及び第4のトランジスタと、
    を備え、
    前記第1のトランジスタの制御端子と前記第3のトランジスタの制御端子は、前記差動入力段の出力に直接又は間接に接続され、
    前記第2のトランジスタの制御端子と前記第4のトランジスタの制御端子は、前記第2のトランジスタと前記第4のトランジスタのオン・オフを制御する第1の制御信号と第2の制御信号にそれぞれ接続されている、ことを特徴とするレギュレータ。
  2. 前記駆動トランジスタの制御端子電圧は、前記第1及び第2の制御信号に基づき、
    前記差動アンプの出力、又は、
    前記差動アンプの出力と前記第1のトランジスタ、又は、
    前記差動アンプの出力と前記第3のトランジスタ
    によって制御される、ことを特徴とする請求項1記載のレギュレータ。
  3. 前記第1の制御信号を活性化し前記第2の制御信号を非活性化させて前記第2のトランジスタをオン、前記第4のトランジスタをオフとし、前記差動アンプの出力と前記第1のトランジスタとにより、前記駆動トランジスタの制御端子電圧を前記第1の電源電圧側に変化させ、
    前記第2の制御信号を活性化し前記第1の制御信号を非活性化させて前記第4のトランジスタをオン、前記第2のトランジスタをオフとし、前記差動アンプの出力と前記第3のトランジスタとにより、前記駆動トランジスタの制御端子電圧を前記第2の電源電圧側に変化させる、ことを特徴とする請求項1又は2記載のレギュレータ。
  4. 前記差動アンプは、前記差動入力段の差動出力をそれぞれ第1、第2のカレントミラーで折り返して出力するプッシュプル構成の差動アンプ出力部を備え、
    前記第1のトランジスタの制御端子と前記第3のトランジスタの制御端子は、前記差動アンプ出力部のプッシュプル構成の2つのトランジスタの制御端子にそれぞれ接続され、
    前記駆動トランジスタの制御端子は、前記差動アンプ出力部の前記プッシュプル構成の2つのトランジスタの出力の接続点に接続されている、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレギュレータ。
  5. 前記差動アンプの前記差動入力段は、電流源で駆動され、前記基準電圧と前記出力端子電圧を差動入力するトランジスタ対よりなる差動対と、前記差動対の負荷回路と、
    を備え、
    前記差動アンプの出力部は、
    第1乃至第3のカレントミラー回路を備え、
    前記第1のカレントミラー回路の入力側のトランジスタは、前記差動対の第1の出力の負荷回路をなし、
    前記第2のカレントミラー回路の入力側のトランジスタは、前記差動対の第2の出力の負荷回路をなし、
    前記第3のカレントミラー回路は、前記第2のカレントミラー回路の出力電流を入力し、
    前記第1のカレントミラー回路の出力側のトランジスタと前記第3のカレントミラー回路の出力側のトランジスタとが、プッシュプル構成の2つのトランジスタをなし、
    前記駆動トランジスタの制御端子は、前記第1のカレントミラー回路の出力側のトランジスタと前記第3のカレントミラー回路の出力側のトランジスタの接続点に接続されている、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のレギュレータ。
  6. 前記差動アンプの前記差動入力段は、電流源で駆動され、前記基準電圧と前記出力端子電圧を差動入力するトランジスタ対よりなる差動対と、前記差動対の負荷回路と、
    を備え、
    前記駆動トランジスタの制御端子は、前記差動アンプの出力をなす前記差動入力段の差動出力の一方に接続され、
    前記第1のトランジスタの制御端子と前記第3のトランジスタの制御端子は、前記差動入力段の差動出力の他方に共通接続されている、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレギュレータ。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のレギュレータを備えた半導体装置。
  8. 前記レギュレータを1つ又は複数の回路ブロックに対応させて備え、前記1つ又は複数のレギュレータは対応する前記1つ又は複数の回路ブロックに電源電圧を供給する、請求項7記載の半導体装置。
  9. 前記回路ブロックがメモリブロックを含む、請求項8記載の半導体装置。
  10. 前記回路ブロックが、フラッシュメモリを含む、請求項8記載の半導体装置。
  11. 前記回路ブロックが、ダイナミックランダムアクセスメモリを含む、請求項8記載の半導体装置。
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