JP2007139894A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】合焦検出を精度良く行えるようにすること。
【解決手段】ぼけの異なる複数の輝度情報を用いて算出した光学系12から被写体までの距離に対応するぼけパラメータに基づいて上記光学系の配置を決定する撮像装置において、被写体の種類を決定する被写体決定手段18と、この被写体決定手段の出力に応じて、撮影を行う際の撮影条件を算出する輝度情報取得位置計算手段20と、を備え、ぼけパラメータ演算手段32でぼけパラメータを算出するために用いるぼけの異なる複数の輝度情報の内の少なくとも1つの輝度情報を取得するための撮影条件を、上記輝度情報取得位置計算手段で算出した撮影条件に設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ぼけの異なる複数の画像から合焦検出を行うDFD法を利用した合焦検出装置を用いた撮像装置に関する。
特許文献1に開示された合焦検出方式では、ぼけの異なる複数の画像を演算処理することにより、ぼけパラメータを算出し、合焦判定するために、光路長の異なる2箇所で輝度情報を取得する方法が記載されている。この手法は、Depth From Defocus(DFD)と呼ばれる。ここで、ぼけパラメータとは、輝度情報のぼけ状態を示す代表値であり、光学系のポイントスプレッドファンクション(PSF)の分散値と相関のある値を示す。また、PSFとは、理想的な点像が光学系を通過した場合にどのように広がるかを表した関数である。
上記特許文献1に記載されているDFD合焦検出方法の概略ステップを説明すると、図12に示すようになる。これら概略ステップで行われる演算処理の詳細は、上記特許文献1に記載されているので、ここでは説明を省略する。
上記DFD合焦検出方法では、同一被写体、同一部位、同一視線方向からの最低2つの合焦判定用輝度情報を、撮像画像のぼけ状態に影響を与える撮影条件を最低1つ変更することによって取得する。撮影条件としては、フォーカスレンズ位置、撮像部である撮像素子の位置、絞り径、焦点距離などがあるが、本説明では、図13(A)及び(B)に示すように、フォーカスレンズ1の位置のみを変更する場合に限定して説明を行う。
本DFD合焦検出方法によるとまず、例えば図13(A)及び(B)の輝度情報取得手段である撮像部(図示せず)の像面2上に結像される像のぼけの状態を変えるために、フォーカスレンズ1を所定の第1の場所L1(図13(A))及び第2の場所L2(図13(B))に移動し(ステップS1A、ステップS1B)、それぞれ第1及び第2の輝度情報を取得する(ステップS12A,ステップS2B)。それぞれ取得された輝度情報は、電気的なノイズを除去するためのローパスフィルタ、第1及び第2の画像間で異なる倍率を補正する像倍率補正処理、輝度分布などの正規化処理が行われ(ステップS3A,ステップS3B)、必要であれば取得した輝度情報中の合焦判定をすべき領域を選択する(ステップS4A、ステップS4B)。選択はどちらか一方の輝度情報に対して行い、もう一方の輝度情報に対しては対応領域が選定される。そして、それら合焦判定をすべき領域における2つの正規化処理結果から、第1の輝度情報と第2の輝度情報との差分を演算する(ステップS5)。また、第1の輝度情報及び第2の輝度情報それぞれの2次微分を計算して(ステップS6A,ステップS6B)、それらの平均値を計算する(ステップS7)。そして、上記ステップS5で求めた第1の輝度情報と第2の輝度情報との差分から上記ステップS7で求めた輝度情報の2次微分の平均値を除算することで、PSFの分散と相関のあるぼけパラメータが算出される(ステップS8)。
この算出されたPSFのぼけパラメータから、被写体距離は、上記特許文献1に記載されているPSFの分散と被写体距離の関係式に基づいて求められる(ステップS26)。
米国特許第4,965,840号明細書
上記のようなDFD合焦検出方法では、輝度情報取得時の2つのレンズ位置の近傍に合焦レンズ位置が存在する場合に高い精度で被写体距離を求めることができるが、その2つのレンズ位置が合焦レンズ位置から離れるにしたがって合焦検出精度が悪くなる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、合焦検出を精度良く行うことが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の撮像装置の一態様は、被写体を撮影して当該被写体の画像を記録する撮像装置において、
当該被写体からの光を所定の位置に結像する光学系と、
上記光学系によって結像した光の輝度情報を取得することで撮影を行う輝度情報取得手段と、
上記輝度情報取得手段で取得したぼけの異なる複数の輝度情報を用いて、上記光学系から上記被写体までの距離に対応するぼけパラメータを算出するぼけパラメータ演算手段と、
上記ぼけパラメータ演算手段を用いて算出した上記ぼけパラメータに基づいて上記光学系又は上記輝度情報取得手段の配置を決定する配置決定手段と、
を具備し、
被写体の種類を決定する被写体決定手段と、
上記輝度情報取得手段により撮影を行う際の撮影条件を上記被写体決定手段による決定結果に応じて算出する条件計算手段と、
上記ぼけパラメータ演算手段によって上記ぼけパラメータを算出するために用いる上記ぼけの異なる複数の輝度情報の内の少なくとも1つの輝度情報を取得するための上記撮影条件を、上記条件計算手段で算出した上記撮影条件に設定する条件設定手段と、
を更に備えたことを特徴とする。
本発明によれば、合焦検出を精度良く行うことが可能な撮像装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
本実施形態に係る撮像装置は、図1(A)に示すようなコンパクトカメラ10であり、図2に示すように、光学系12、撮像素子14、輝度信号制御部16、被写体決定手段18、輝度情報取得位置計算手段20、測光センサ22、露光条件計算手段24、光学系制御部26、及び距離推定計算手段28によって構成される。
ここで、光学系12は複数のレンズ群と絞りで構成され、画像を撮影することを目的としたレンズ群(テーキングレンズ)であり、そのうちの一部のレンズ群はフォーカスを調整するために光軸方向に駆動できる構成になっている。このレンズ群をフォーカスレンズと呼ぶ。テーキングレンズによって結像した被写体の像は、撮像素子14の光電変換素子によって電気信号に変換される。変換された電気信号は輝度信号制御部16でデジタル信号に変換される。この輝度信号制御部16によって変換されたデジタル信号を輝度情報と呼ぶ。即ち、上記撮像素子14と輝度信号制御部16とで、輝度情報取得手段30を構成している。この輝度情報取得手段30で取得された輝度情報は、距離推定計算手段28に入力される。
また、被写体決定手段18は、被写体の種類を決定するためのユーザインタフェースであり、撮影者はこのユーザインタフェースを通して撮影者が撮影しようとする被写体の種類を選択する。被写体の種類としては、近接した被写体、遠景の被写体、人物、夜景の被写体、標準の被写体の少なくとも5つの被写体の種類から選択できる。撮影条件の設定は、被写体決定手段18で選択された被写体の種類によって影響される。条件計算手段として輝度情報取得位置計算手段20は、この被写体決定手段18で選択した被写体の種類に応じて、合焦検出を行なうために最適なフォーカスレンズ位置を計算する。測光センサ22は、被写体からの入射光を感知するもので、露光条件計算手段24は、この測光センサ22の計測結果から、撮像素子14のシャッタスピードを計算する。さらに、条件設定手段としての光学系制御部26は、アクチュエータと該アクチュエータを駆動するための駆動回路とによって構成されており、光学系12におけるフォーカスレンズの位置と絞りの径を制御する。
なお、各部の動作制御は、当該コンパクトカメラ10を制御する不図示のコントローラにより為される。
ここで、上記距離推定計算手段28は、DFD合焦検出方法により被写体距離を推定するものである。この距離推定計算手段28は、ぼけパラメータ演算手段32、制御パラメータ計算手段34、LUT記憶部36によって構成される。
ぼけパラメータ演算手段32は、ぼけパラメータの算出のために必要な画像の差分を計算する差分演算部38と、画像の2次微分を計算し、ぼけの異なる複数(例えば2つ)の輝度情報から得られる2次微分の結果の平均を計算する2次微分演算部40と、差分演算部38で計算された画像の差分と2次微分演算部40で計算された2次微分との平均を除算して、ぼけパラメータを計算するぼけパラメータ演算部42と、複数の輝度情報をフォーカスレンズを異なる位置に配置し、異なる時刻で取得するため、1枚目に撮影した輝度情報とその2次微分の結果を保持するバッファ44と、を備えている。
LUT記憶部36は、ぼけパラメータと被写体からの光の合焦位置との関係として、ぼけパラメータと合焦レンズ位置との関係をルックアップテーブル(LUT)の形で記憶したものである。合焦レンズ位置に応じて、光学系12の配置が定まる。
配置決定手段としての制御パラメータ計算手段34は、上記LUT記憶部36のLUTを参照することにより、上記ぼけパラメータ演算部42で計算したぼけパラメータに対応したフォーカスレンズの位置である合焦レンズ位置を求めるものである。
上記のような構成の本実施形態におけるコンパクトカメラ10の合焦検出処理を、図3のフローチャートを参照して詳細に説明する。なおここでは、背景技術で説明したように、フォーカスレンズの位置を変更して取得したぼけの異なる輝度情報を使って、合焦検出する方法に限定して説明する。
即ち、まず、被写体決定手段18によって、被写体の種類を決定する(ステップS100)。本実施形態では、撮影者が撮影しようとする被写体の種類(少なくとも、「近接した被写体」、「遠景の被写体」、「人物」、「夜景の被写体」、「標準の被写体」)を、撮影者がユーザインタフェース(被写体決定手段18)を操作することにより選択する。被写体決定手段18は、この選択された被写体の種類を、撮影される被写体の種類として決定する。本実施形態では、撮像装置における撮影時のフォーカスレンズ位置や絞り径等の光学系12の配置や、シャッタスピード等の撮影条件は、決定された被写体の種類に影響される。被写体の種類の決定が行われると、図示しないコントローラの制御に従って、輝度情報取得位置計算手段20は、その被写体決定手段18で選択した被写体の種類に基づいて、合焦検出を行なうために最適なフォーカスレンズ位置L1を計算する(ステップS102)。
ここで、被写体決定手段18で決定した被写体の種類が近接した被写体の場合、主要被写体が近距離にあることを示している。光学系12の設計によって近接の被写体を撮影する場合の距離範囲は異なるが、例えば本実施形態では、主要被写体が撮像装置から0cmから60cm以内にあると推定する。輝度情報取得位置計算手段20が計算するフォーカスレンズ位置L1は、この範囲内における所定の位置である。また、被写体決定手段18で決定した被写体の種類が遠景や夜景の被写体である場合、主要被写体は無限遠に近い距離にあると推定する。よって、輝度情報取得位置計算手段20は、フォーカスレンズ位置L1を無限遠と計算する。また、被写体決定手段18で決定した被写体の種類が人物(ポートレート)の場合は、主要被写体の距離が約1mから5mの距離に存在すると推定して、輝度情報取得位置計算手段20が計算するフォーカスレンズ位置L1は、この範囲の所定の位置となる。一方、被写体決定手段18で決定した被写体の種類が標準の被写体となっている場合には、被写体の種類は特定の被写体に合致する被写体ではないため、撮影時の絞り径やシャッタスピード等の撮影条件の設定を予め定められた関数に基づいて設定する。よって、この場合は主要被写体の推定位置が未知であるため、輝度情報取得位置計算手段20は、距離に応じたフォーカスレンズ位置L1を計算する必要はなく、予め決められた所定の位置とすれば良い。
こうして輝度情報取得位置計算手段20がフォーカスレンズ位置L1を計算したならば、図示しないコントローラの制御に従って、光学系制御部26により光学系12のフォーカスレンズや絞り径を駆動し(ステップS104)、合焦検出を行っていくことになる。このようなフォーカスレンズ位置L1でDFDによる合焦検出を行うことにより、2枚のぼけ画像のうち1枚は合焦した画像に近くなるため、ぼけパラメータの算出精度が高くなり、結果的に高い精度で被写体距離が求まる。この結果、被写体の種類に応じて合焦検出を高い精度で行うことができる。
また、本実施形態においては、合焦検出法は、ぼけの大きさを輝度情報から推定するため、できるだけぼけが顕著に表れる露光条件で輝度情報を取得することが好ましい。そのため、測光センサ22により、被写体からの入射光を計測し(ステップS106)、その結果から、図示しないコントローラの制御に従って、露光条件計算手段24によって撮像素子14のシャッタスピードを計算する(ステップS108)。このとき、選択した被写体の種類に応じたシャッタスピードを計算するようにしても良い。また、絞り径は、開放の状態とする。選択した被写体に応じた絞り径としても良い。
そして、上記ステップS104で駆動設定されたフォーカスレンズ位置L1で、図示しないコントローラの制御に従って、輝度情報取得手段30により被写体の1枚目の輝度情報を取得し、距離推定計算手段28のぼけパラメータ演算手段32におけるバッファ44にその取得した1枚目の輝度情報を記憶する(ステップS110)。
その後、不図示コントローラの制御に従って、光学系制御部26によって光学系12のフォーカスレンズを、上記フォーカスレンズ位置L1とは異なる予め決められた第2のフォーカスレンズ位置L2に駆動し、輝度情報取得手段30によって被写体の2枚目の輝度情報を取得する(ステップS112)。この取得された2枚目の輝度情報は、距離推定計算手段28に供給される。
上記2枚目の輝度情報の取得が完了すると、不図示コントローラの制御に従って、距離推定計算手段28において、ぼけパラメータの計算が行われる。即ち、ぼけパラメータ演算手段32において、差分演算部38が、上記1枚目の輝度情報をバッファ44から読み出し、上記輝度情報取得手段30から供給される2枚目の輝度情報との差分を計算する。また、2次微分演算部40が、上記輝度情報取得手段30から供給される2枚目の輝度情報の2次微分を計算し、それが計算されたならば、更に、上記1枚目の輝度情報をバッファ44から読み出して、その2次微分を計算する。そして、それら計算した1枚目と2枚目の2次微分の平均値を計算し、それら2枚の画像の2次微分の平均値が閾値を超える値の存在するブロックを、ぼけパラメータを計算する領域として抽出する(ステップS114)。そして、ぼけパラメータ演算部42は、上記抽出した領域について、上記差分演算部38で演算した差分の結果と上記2次微分演算部40で演算した2次微分の平均値との除算を計算して、ぼけパラメータを得る(ステップS116)。
ぼけパラメータは、被写体距離の逆数に対して線形な関係があり、更に、被写体距離と合焦レンズ位置の関係は1対1対応であるので、ぼけパラメータと合焦レンズ位置の関係も、図1(B)に示すように、1対1対応の関係が保存される。この関係は、LUT記憶部36にテーブル(LUT)として記憶されている。制御パラメータ計算手段34は、ぼけパラメータに対応する被写体距離の値を算出する距離情報算出手段である。被写体距離の値に対応する距離情報は、フォーカスレンズの位置で表される。よって、制御パラメータ計算手段34では、ぼけパラメータ演算手段32で求められたぼけパラメータとLUT記憶部36に記憶されているテーブル(LUT)の情報を使用して、被写体に対する合焦レンズ位置DFD_LFを線形補間によって求める(ステップS118)。
続いて、制御パラメータ計算手段34は、上記推定した合焦レンズ位置DFD_LFを光学系制御部26に入力する。こうして距離推定計算手段28から合焦レンズ位置DFD_LFが入力されると、光学系制御部26の駆動回路は、それを目標レンズ位置としてフォーカスレンズを配置するための信号を生成し、アクチュエータにその信号を入力してフォーカスレンズを所望の位置に配置する(ステップS120)。
そして、その目標レンズ位置にフォーカスレンズが駆動されたならば、合焦検出が完了する(ステップS122)。
[第1実施形態の変形例1]
上記第1実施形態はコンパクトカメラの場合であるが、本実施形態に係る撮像装置は、図1(C)に示すような一眼レフレックスカメラ46としても構成することができる。
即ち、本変形例としてのこの一眼レフレックスカメラ46の場合光学系12は、テーキングレンズ12A、レフミラー12B、合焦検出用のAF撮像素子14A,14Bに光線を導くためのAF光学系12C,12Dによって構成される。また、テーキングレンズ12Aにはフォーカスを調整するためのフォーカスレンズがある。テーキングレンズ12Aによって結像した被写体の像は、撮像素子でデジタル信号に変換される。撮像素子は、撮影を目的とした撮影用撮像素子14Cと2つのAF撮像素子(14A,14B)があり、AF撮像素子のうち一つは撮影用撮像素子14Cと光学的に同等の位置に配置されている。本実施形態ではAF撮像素子14Aがその配置であるとする。
本変形例における一眼レフレックスカメラ46は、図4に示すように、輝度情報取得手段30の撮像素子として上記AF撮像素子14A,14Bを使用することと、距離推定計算手段28のぼけパラメータ演算手段32からバッファ44を省略したことが、上記第1実施形態におけるコンパクトカメラ10との構成上の違いである。即ち、本変形例では、AF撮像素子14A,14Bにより変換された電気信号は輝度信号制御部16で2つの輝度情報に変換されて、距離推定計算手段28のぼけパラメータ演算手段32の差分演算部38と2次微分演算部40とに供給されるようになっている。
上記のような構成の本変形例における一眼レフレックスカメラ46の合焦検出処理は、図5のフローチャートに示すようになる。なおここでは、配置の異なる2つの撮像素子(AF撮像素子14A,14B)によって取得した2枚のぼけの異なる輝度情報を使って、合焦検出する方法に限定して説明する。
即ち、上記第1実施形態で説明したように、撮影者がユーザインタフェース(被写体決定手段18)によって選択した被写体の種類を撮影する被写体の種類として決定し(ステップS100)、そのユーザ指定の被写体の種類に基づいて、輝度情報取得位置計算手段20が合焦検出を行うための最適なフォーカスレンズ位置L1を計算して(ステップS102)、光学系制御部26により光学系12のテーキングレンズ12Aにおけるフォーカスレンズを駆動する(ステップS104)。また、測光センサ22により、被写体からの入射光を計測し(ステップS106)、その結果から、露光条件計算手段24にて、撮像素子14のシャッタスピードや絞り径等の撮影条件を計算する(ステップS108)。
そして、本変形例では、上記ステップS104で駆動設定されたフォーカスレンズ位置L1で、図示しないコントローラの制御に従って、輝度情報取得手段30で2つの輝度情報を同時に取得し、それら同時に取得された2つの輝度情報を用いて、距離推定計算手段28において合焦レンズ位置を算出することになる。即ち、上記フォーカスレンズ位置L1で、位置の異なる撮像素子14A,14Bから同時にぼけの異なる2つの輝度情報の取得を行う(ステップS130A,ステップS130B)。次に、距離推定計算手段28のぼけパラメータ演算手段32における差分演算部38で、それら2つの輝度情報の差分を計算し、また、それら2つの輝度情報の2次微分を2次微分演算部40で一度に計算してその平均値を求める。そして、それら2枚の画像の2次微分の平均値が閾値を超える値の存在するブロックを、ぼけパラメータを計算する領域として抽出する(ステップS114)。その後、ぼけパラメータ演算部42により、抽出した領域について、差分の結果と2次微分の平均を除算し、ぼけパラメータを算出する(ステップS116)。その後、第1実施形態と同様にして、制御パラメータ計算手段34、LUT記憶部36、光学系制御部26を用いて、ぼけパラメータに対応する合焦レンズ位置に光学系12のフォーカスレンズを駆動配置して(ステップS118〜S120)、合焦検出を完了する(ステップS122)。
この様な構造を有することにより、DFDを使用した合焦検出において一眼レフレックスカメラ46でも、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第1実施形態の変形例2]
次に、本発明の第1実施形態の変形例2を説明する。本変形例に係る撮像装置は、図1(A)に示すようなコンパクトカメラ10であり、第1実施形態と同様の部分についてはその説明を省略し、主として構造の異なる点についてのみ、以下に説明する。
本変形例におけるコンパクトカメラ10では、図6に示すように、上記第1実施形態の構成に加えて、輝度情報取得手段制御部48を備えている。即ち、本変形例におけるコンパクトカメラ10では、光学系12は、複数のレンズ群と絞りとで構成され、画像を撮影することを目的としたレンズ群(テーキングレンズ)である。上記第1実施形態では、そのうちの一部のレンズ群はフォーカスを調整するために光軸方向に駆動できる構成となっていたが、本変形例では、撮像素子14を光軸方向に駆動することにより、フォーカスを調整する構成となっている。輝度情報取得手段制御部48は、アクチュエータと該アクチュエータを駆動するための駆動回路によって構成されており、撮像素子14の位置を制御する。また、光学系制御部26は、本変形例では、光学系12の絞り径のみを制御する。更に、本変形例では、距離推定計算手段28のLUT記憶部36は、ぼけパラメータと被写体からの光の合焦位置との関係として、ぼけパラメータと合焦撮像素子位置との関係をルックアップテーブル(LUT)の形で記憶している。
上記のような構成の変形例におけるコンパクトカメラ10の合焦検出処理を、図7のフローチャートを参照して説明する。なおここでは、撮像素子14の位置を変更して取得した2枚のぼけの異なる輝度情報を使って、合焦検出する方法に限定して説明する。
即ち、まず、上記第1実施形態で説明したように、撮影者がユーザインタフェース(被写体決定手段18)によって選択した被写体の種類を撮影する被写体の種類として決定し(ステップS100)、そのユーザ指定の被写体の種類に基づいて、輝度情報取得位置計算手段20が、合焦検出を行なうために最適な撮像素子位置D1を計算する(ステップS140)。そして、輝度情報取得手段制御部48は、その計算された撮像素子位置D1に撮像素子14を駆動設定する(ステップS142)。
また、上記第1実施形態と同様に、測光センサ22及び露光条件計算手段24によりシャッタスピードや絞り径を計算する(ステップS106,S108)。
そして、合焦検出を行なう際には、まず、上記撮像素子位置D1で1枚目の輝度情報を取得する(ステップS144)。その後、不図示コントローラの制御に従って、輝度情報取得手段制御部48によって撮像素子14を、上記撮像素子位置D1とは異なる予め決められた第2の撮像素子位置D2に駆動し、輝度情報取得手段30によって被写体の2枚目の輝度情報を取得する(ステップS146)。そして、ぼけパラメータ演算手段32にて、これら2つの輝度情報を使用して、上記第1実施形態と同様にしてぼけパラメータを計算する(S114,S116)。
距離推定計算手段28のLUT記憶部36は、ぼけパラメータと合焦撮像素子位置の対応関係を記憶しており、制御パラメータ計算手段34は、このLUT記憶部36に記憶されているテーブル(LUT)を使用して、被写体に対する合焦撮像素子位置DFD_DFを計算する(ステップS148)。続いて、その計算した合焦撮像素子位置DFD_DFを輝度情報取得手段制御部48に入力する。こうして距離推定計算手段28から合焦撮像素子位置DFD_DFが入力されると、輝度情報取得手段制御部48の駆動回路は、それを目標撮像素子位置として撮像素子14を配置するための信号を生成し、アクチュエータにその信号を入力して撮像素子14を所望の位置に配置する(ステップS150)。
そして、その目標撮像素子位置に撮像素子14が駆動されたならば、合焦検出が完了する(ステップS122)。
この様な構成とすることにより、DFDを使用した合焦検出において、撮像素子14の配置を変更することでぼけの異なる複数の輝度情報を取得して、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を説明する。本実施形態に係る撮像装置は、図1(A)に示すようなコンパクトカメラ10であり、第1実施形態と同様の部分についてはその説明を省略し、主として構造の異なる点についてのみ、以下に説明する。
即ち、上記第1実施形態におけるコンパクトカメラ10では、被写体決定手段18がユーザインタフェースの入力に従って被写体の種類を決定していたが、本実施形態におけるコンパクトカメラ10では、図8に示すように、被写体決定手段18は、撮像素子14と輝度信号制御部16で構成した輝度情報取得手段30で取得した輝度情報を使用して被写体の種類を決定するように構成されている。
上記のような構成の本実施形態におけるコンパクトカメラ10の合焦検出処理を、図9のフローチャートを参照して説明する。なおここでは、背景技術で説明したように、フォーカスレンズの位置を変更して取得した2枚のぼけの異なる輝度情報を使って、合焦検出する方法に限定して説明する。
即ち、まず、図示しないコントローラの制御に従って、光学系制御部26により光学系12のフォーカスレンズ位置を、最近点を示すレンズ位置L0に駆動し、そのレンズ位置L0で輝度情報取得手段30にて被写体の輝度情報を取得する(ステップS160)。被写体決定手段18は、その取得した輝度情報から、被写体の種類を識別し、撮影する被写体の種類を決定する。
ここで、この被写体決定手段18における被写体の認識手法について説明する。被写体が遠景である場合は、輝度情報の色情報の内、彩度が低くなり、また色調が太陽光や雲を通った自然光により形成される。さらに、輝度分布においては、階調の分散が小さく、似たような明るさの像となる。そのため、本実施形態では、被写体決定手段18は、輝度情報が低彩度で、自然光による色調を持ち、階調の分散が小さい場合には、被写体の種類は遠景の被写体であると決定する。逆に、被写体が近景の場合は、彩度が低くなり、階調の分散が大きい。また、色調が白熱球や蛍光灯などの室内光で形成されていた場合は、近景撮影と認識できる。そのため、本実施形態では、被写体決定手段18は、輝度情報が高彩度で、室内光による色調を持ち、階調の分散が大きな場合は、被写体の種類は近景の被写体であると決定する。また、特定の領域で色情報が肌色を示す場合は、被写体が人物であると認識する。また、エッジ情報を使用して像面全体のエッジ強度の合計値が所定の値より小さく、かつ色情報が黒を示す場合は、被写体の種類は夜景の被写体であると決定する。なお、本実施形態では、ベイヤ配列の撮像素子14を使用することで、上述のような色に関する情報を得ている。
上記の設定に従って被写体決定手段18は輝度情報から被写体の種類を決定する(ステップS162)。そして、輝度情報取得位置計算手段20は、上記被写体決定手段18が決定した被写体の種類に応じてレンズ位置L1を計算する(ステップS102)。
そして、合焦検出を行なう際に、光学系制御部26によりこの範囲内における所定の位置L1にフォーカスレンズを駆動し、上記第1実施形態と同様にして合焦検出を行う(Sステップ104〜S122)。
この様な構成とすることにより、DFDを使用した合焦検出においてユーザが撮影シーンを選択することなく、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第2実施形態の変形例]
次に、本発明の第2実施形態の変形例を説明する。本変形例に係る撮像装置は、図1(A)に示すようなコンパクトカメラ10であり、第2実施形態と同様の部分についてはその説明を省略し、主として構造の異なる点についてのみ、以下に説明する。
本変形例におけるコンパクトカメラ10では、図10に示すように、上記第2実施形態の構成に加えて、輝度情報取得手段制御部48を備えている。即ち、本変形例におけるコンパクトカメラ10では、光学系12は、複数のレンズ群と絞りとで構成され、画像を撮影することを目的としたレンズ群(テーキングレンズ)である。上記第2実施形態では、そのうちの一部のレンズ群はフォーカスを調整するために光軸方向に駆動できる構成となっていたが、本変形例では、撮像素子14を光軸方向に駆動することにより、フォーカスを調整する構成となっている。輝度情報取得手段制御部48は、アクチュエータと該アクチュエータを駆動するための駆動回路によって構成されており、撮像素子14の位置を制御する。また、光学系制御部26は、本変形例では、光学系12の絞り径のみを制御する。更に、本変形例では、距離推定計算手段28のLUT記憶部36は、ぼけパラメータと被写体からの光の合焦位置との関係として、ぼけパラメータと合焦撮像素子位置との関係をルックアップテーブル(LUT)の形で記憶している。
上記のような構成の変形例におけるコンパクトカメラ10の合焦検出処理を、図11のフローチャートを参照して説明する。なおここでは、撮像素子14の位置を変更して取得した2枚のぼけの異なる輝度情報を使って、合焦検出する方法に限定して説明する。
即ち、まず、図示しないコントローラの制御に従って、輝度情報取得手段制御部48は、撮像素子14のフォーカス位置が最近点を示す撮像素子位置D0に撮像素子14を駆動し、輝度情報取得手段30から被写体の輝度情報を取得する(ステップS170)。被写体決定手段18は、上記第2実施形態と同様に、輝度情報から被写体の種類を決定する(ステップS162)。次に、輝度情報取得位置計算手段20は、上記第1実施形態で説明したような被写体ごとに想定した距離に合焦する撮像素子位置D1を計算する(ステップS140)。そして、輝度情報取得手段制御部48は、その計算された撮像素子位置D1に撮像素子14を駆動設定する(ステップS142)。
また、上記第1及び第2実施形態と同様に、測光センサ22及び露光条件計算手段24によりシャッタスピードや絞り径を計算する(ステップS106,S108)。
そして、合焦検出を行なう際には、まず、上記撮像素子位置D1で1枚目の輝度情報を取得する(ステップS144)。その後、不図示コントローラの制御に従って、輝度情報取得手段制御部48によって撮像素子14を、上記撮像素子位置D1とは異なる予め決められた第2の撮像素子位置D2に駆動し、輝度情報取得手段30によって被写体の2枚目の輝度情報を取得する(ステップS146)。そして、ぼけパラメータ演算手段32にて、これら2つの輝度情報を使用して、上記第1及び第2実施形態と同様にしてぼけパラメータを計算する(S114,S116)。
距離推定計算手段28のLUT記憶部36は、ぼけパラメータと合焦撮像素子位置の対応関係を記憶しており、制御パラメータ計算手段34は、このLUT記憶部36に記憶されているテーブル(LUT)を使用して、被写体に対する合焦撮像素子位置DFD_DFを計算する(ステップS148)。続いて、その計算した合焦撮像素子位置DFD_DFを輝度情報取得手段制御部48に入力する。こうして距離推定計算手段28から合焦撮像素子位置DFD_DFが入力されると、輝度情報取得手段制御部48の駆動回路は、それを目標撮像素子位置として撮像素子14を配置するための信号を生成し、アクチュエータにその信号を入力して撮像素子14を所望の位置に配置する(ステップS150)。
そして、その目標撮像素子位置に撮像素子14が駆動されたならば、合焦検出が完了する(ステップS122)。
この様な構成とすることにより、DFDを使用した合焦検出において、上記第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
例えば、上記実施形態では、フォーカスレンズの位置や撮像素子を駆動して2つのぼけの異なる輝度情報を取得するものとしたが、絞り径を変更することで、ぼけの異なる輝度情報を取得する構成であっても、上記実施形態と同様の効果が得られる。
また、各演算部や計算手段を、DSPやCPU等の一つのハードウェアによって構成しても構わない。
(付記)
前記の具体的実施形態から、以下のような構成の発明を抽出することができる。
(1) 被写体を撮影して当該被写体の画像を記録する撮像装置において、
当該被写体からの光を所定の位置に結像する光学系と、
上記光学系によって結像した光の輝度情報を取得することで撮影を行う輝度情報取得手段と、
上記輝度情報取得手段で取得したぼけの異なる複数の輝度情報を用いて、上記光学系から上記被写体までの距離に対応するぼけパラメータを算出するぼけパラメータ演算手段と、
上記ぼけパラメータ演算手段を用いて算出した上記ぼけパラメータに基づいて上記光学系又は上記輝度情報取得手段の配置を決定する配置決定手段と、
を具備し、
被写体の種類を決定する被写体決定手段と、
上記輝度情報取得手段により撮影を行う際の撮影条件を上記被写体決定手段による決定結果に応じて算出する条件計算手段と、
上記ぼけパラメータ演算手段によって上記ぼけパラメータを算出するために用いる上記ぼけの異なる複数の輝度情報の内の少なくとも1つの輝度情報を取得するための上記撮影条件を、上記条件計算手段で算出した上記撮影条件に設定する条件設定手段と、
を更に備えたことを特徴とする撮像装置。
(対応する実施形態)
この(1)に記載の撮像装置に関する実施形態は、第1及び第2実施形態が対応する。
(作用効果)
DFDはぼけパラメータから被写体距離を推定し、被写体距離と合焦するフォーカス位置の関係を使って合焦状態を得る。この(1)に記載の撮像装置によれば、撮影状況に応じた撮影条件の選択により、フォーカス位置を合焦するフォーカス位置の近傍に設定し、ぼけパラメータのSN比を大きくすることで合焦精度が向上する。
(2) 上記撮影条件は、上記光学系の配置又は上記輝度情報取得手段の配置であることを特徴とする(1)に記載の撮像装置。
(対応する実施形態)
この(2)に記載の撮像装置に関する実施形態は、第1及び第2実施形態が対応する。
(作用効果)
この(2)に記載の撮像装置によれば、撮影状況に応じた撮影条件の選択により、光学系の配置又は輝度情報取得手段の配置を、フォーカス位置を合焦するフォーカス位置の近傍となるように設定し、ぼけパラメータのSN比を大きくすることで合焦精度が向上する。
(3) 上記被写体決定手段は、撮影者が撮影しようとする上記被写体の種類の選択操作によって被写体の種類を決定することを特徴とする(1)又は(2)に記載の撮像装置。
(対応する実施形態)
この(3)に記載の撮像装置に関する実施形態は、第1実施形態が対応する。
(作用効果)
この(3)に記載の撮像装置によれば、ユーザが所望の被写体に合わせて設定するので、合焦精度を向上させることができる。
(4) 上記被写体決定手段は、上記輝度情報に基づいて上記被写体の種類を識別することによって被写体の種類を決定することを特徴とする(1)又は(2)に記載の撮像装置。
(対応する実施形態)
この(4)に記載の撮像装置に関する実施形態は、第2実施形態が対応する。
(作用効果)
この(4)に記載の撮像装置によれば、ユーザが撮影シーンを選択する手間がなく、合焦精度を向上させることができる。
(5) 上記被写体の種類には近接した被写体を含み、
上記条件計算手段は、上記被写体決定手段によって上記被写体の種類として近接した被写体が決定された際に、近接した被写体に応じた撮影条件を算出することを特徴とする(1)乃至(4)の何れかに記載の撮像装置。
(対応する実施形態)
この(5)に記載の撮像装置に関する実施形態は、第1及び第2実施形態が対応する。
(作用効果)
この(5)に記載の撮像装置によれば、近接撮影に最適な撮影条件を設定することで、近接撮影時に高精度の合焦検出を行うことができる。
(6) 上記被写体の種類には遠景の被写体を含み、
上記条件計算手段は、上記被写体決定手段によって上記被写体の種類として遠景の被写体が決定された際に、遠景の被写体に応じた撮影条件を算出することを特徴とする(1)乃至(4)の何れかに記載の撮像装置。
(対応する実施形態)
この(6)に記載の撮像装置に関する実施形態は、第1及び第2実施形態が対応する。
(作用効果)
この(6)に記載の撮像装置によれば、遠景撮影に最適な撮影条件を設定することで、遠景撮影時に高精度の合焦検出を行うことができる。
(7) 上記被写体の種類には人物を含み、
上記条件計算手段は、上記被写体決定手段によって上記被写体の種類として人物が決定された際に、人物に応じた撮影条件を算出することを特徴とする(1)乃至(4)の何れかに記載の撮像装置。
(対応する実施形態)
この(7)に記載の撮像装置に関する実施形態は、第1及び第2実施形態が対応する。
(作用効果)
この(7)に記載の撮像装置によれば、ポートレート撮影に最適な撮影条件を設定することで、ポートレート撮影時に高精度の合焦検出を行うことができる。
(8) 上記被写体の種類には夜景の被写体を含み、
上記条件計算手段は、上記被写体決定手段によって上記被写体の種類として夜景の被写体が決定された際に、夜景の被写体に応じた撮影条件を算出することを特徴とする(1)乃至(4)の何れかに記載の撮像装置。
(対応する実施形態)
この(8)に記載の撮像装置に関する実施形態は、第1及び第2実施形態が対応する。
(作用効果)
この(8)に記載の撮像装置によれば、夜景撮影に最適な撮影条件を設定することで、夜景撮影時に高精度の合焦検出を行うことができる。
(9) 上記被写体の種類には特定の被写体に分類しない被写体を含み、
上記条件計算手段は、上記被写体決定手段によって上記被写体の種類として特定の被写体に分類しない被写体が決定された際に、特定の被写体に分類しない被写体に応じた撮影条件を算出することを特徴とする(1)乃至(4)の何れかに記載の撮像装置。
(対応する実施形態)
この(9)に記載の撮像装置に関する実施形態は、第1及び第2実施形態が対応する。
(作用効果)
この(9)に記載の撮像装置によれば、標準撮影に最適な撮影条件を設定することで、標準撮影時に高精度の合焦検出を行うことができる。
(10) 上記被写体決定手段は、輝度情報の色情報を用いて被写体の種類を決定することを特徴とする(4)に記載の撮像装置。
(対応する実施形態)
この(10)に記載の撮像装置に関する実施形態は、第2実施形態が対応する。
(作用効果)
この(10)に記載の撮像装置によれば、特徴的な色分布の認識によって被写体を特定でき、その特定被写体を撮影する場合に多く使用される撮影条件で高精度の合焦検出を行える。
(11) 上記被写体決定手段は、輝度情報のエッジ情報を用いて被写体の種類を決定することを特徴とする(4)に記載の撮像装置。
(対応する実施形態)
この(11)に記載の撮像装置に関する実施形態は、第2実施形態が対応する。
(作用効果)
この(11)に記載の撮像装置によれば、特徴的なエッジ構造を持つ被写体を特定でき、その特定被写体を撮影する場合に多く使用される撮影条件で高精度の合焦検出を行える。
(12) 上記被写体決定手段は、輝度情報の輝度分布を用いて被写体の種類を決定することを特徴とする(4)に記載の撮像装置。
(対応する実施形態)
この(12)に記載の撮像装置に関する実施形態は、第2実施形態が対応する。
(作用効果)
この(12)に記載の撮像装置によれば、特徴的な輝度分布の認識によって被写体を特定でき、その特定被写体を撮影する場合に多く使用される撮影条件で高精度の合焦検出を行える。
図1(A)は、本発明の第1実施形態に係る撮像装置としてのコンパクトカメラの構成を示す図、図1(B)は、ぼけパラメータと合焦レンズ位置との関係を示す図であり、図1(C)は、本発明の第1実施形態の変形例1に係る撮像装置としての一眼レフレックスカメラの構成を示す図である。 図2は、図1(A)のコンパクトカメラのブロック構成図である。 図3は、図2のコンパクトカメラの処理を説明するためのフローチャートを示す図である。 図4は、図1(C)の一眼レフレックスカメラのブロック構成図である。 図5は、図4の一眼レフレックスカメラの処理を説明するためのフローチャートを示す図である。 図6は、本発明の第1実施形態の変形例2に係る撮像装置としてのコンパクトカメラのブロック構成図である。 図7は、図6のコンパクトカメラの処理を説明するためのフローチャートを示す図である。 図8は、本発明の第2実施形態に係る撮像装置としてのコンパクトカメラのブロック構成図である。 図9は、図8のコンパクトカメラの処理を説明するためのフローチャートを示す図である。 図10は、本発明の第2実施形態の変形例に係る撮像装置としてのコンパクトカメラのブロック構成図である。 図11は、図10のコンパクトカメラの処理を説明するためのフローチャートを示す図である。 図12は、特許文献1に記載されているDFD合焦検出方法の概略ステップを示す図である。 図13(A)は、フォーカスレンズが第1の場所にある場合のぼけの状態を示す図であり、図13(B)は、フォーカスレンズが第2の場所にある場合のぼけの状態を示す図である。
符号の説明
10…コンパクトカメラ、 12…光学系、 12A…テーキングレンズ、 12B…レフミラー、 12C…AF光学系、 14…撮像素子、 14A,14B…AF撮像素子、 14C…撮影用撮像素子、 16…輝度信号制御部、 18…被写体決定手段、 20…輝度情報取得位置計算手段、 22…測光センサ、 24…露光条件計算手段、 26…光学系制御部、 28…距離推定計算手段、 30…輝度情報取得手段、 32…パラメータ演算手段、 34…制御パラメータ計算手段、 36…LUT記憶部、 38…差分演算部、 40…2次微分演算部、 42…パラメータ演算部、 44…バッファ、 46…一眼レフレックスカメラ、 48…輝度情報取得手段制御部。

Claims (12)

  1. 被写体を撮影して当該被写体の画像を記録する撮像装置において、
    当該被写体からの光を所定の位置に結像する光学系と、
    上記光学系によって結像した光の輝度情報を取得することで撮影を行う輝度情報取得手段と、
    上記輝度情報取得手段で取得したぼけの異なる複数の輝度情報を用いて、上記光学系から上記被写体までの距離に対応するぼけパラメータを算出するぼけパラメータ演算手段と、
    上記ぼけパラメータ演算手段を用いて算出した上記ぼけパラメータに基づいて上記光学系又は上記輝度情報取得手段の配置を決定する配置決定手段と、
    を具備し、
    被写体の種類を決定する被写体決定手段と、
    上記輝度情報取得手段により撮影を行う際の撮影条件を上記被写体決定手段による決定結果に応じて算出する条件計算手段と、
    上記ぼけパラメータ演算手段によって上記ぼけパラメータを算出するために用いる上記ぼけの異なる複数の輝度情報の内の少なくとも1つの輝度情報を取得するための上記撮影条件を、上記条件計算手段で算出した上記撮影条件に設定する条件設定手段と、
    を更に備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 上記撮影条件は、上記光学系の配置又は上記輝度情報取得手段の配置であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 上記被写体決定手段は、撮影者が撮影しようとする上記被写体の種類の選択操作によって被写体の種類を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 上記被写体決定手段は、上記輝度情報に基づいて上記被写体の種類を識別することによって被写体の種類を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  5. 上記被写体の種類には近接した被写体を含み、
    上記条件計算手段は、上記被写体決定手段によって上記被写体の種類として近接した被写体が決定された際に、近接した被写体に応じた撮影条件を算出することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の撮像装置。
  6. 上記被写体の種類には遠景の被写体を含み、
    上記条件計算手段は、上記被写体決定手段によって上記被写体の種類として遠景の被写体が決定された際に、遠景の被写体に応じた撮影条件を算出することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の撮像装置。
  7. 上記被写体の種類には人物を含み、
    上記条件計算手段は、上記被写体決定手段によって上記被写体の種類として人物が決定された際に、人物に応じた撮影条件を算出することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の撮像装置。
  8. 上記被写体の種類には夜景の被写体を含み、
    上記条件計算手段は、上記被写体決定手段によって上記被写体の種類として夜景の被写体が決定された際に、夜景の被写体に応じた撮影条件を算出することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の撮像装置。
  9. 上記被写体の種類には特定の被写体に分類しない被写体を含み、
    上記条件計算手段は、上記被写体決定手段によって上記被写体の種類として特定の被写体に分類しない被写体が決定された際に、特定の被写体に分類しない被写体に応じた撮影条件を算出することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の撮像装置。
  10. 上記被写体決定手段は、輝度情報の色情報を用いて被写体の種類を決定することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  11. 上記被写体決定手段は、輝度情報のエッジ情報を用いて被写体の種類を決定することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  12. 上記被写体決定手段は、輝度情報の輝度分布を用いて被写体の種類を決定することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
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