JP2013055434A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 撮影記録用画像と焦点検出範囲画像の露光量を共に最適とする。
【解決手段】 撮影記録用に規定された1フレームレートを時系列に分割して複数画像が取り込めるような撮像装置において、撮影画像中での測光範囲が異なる第1及び第2の測光範囲を測光する測光手段とを有し、前記測光手段の結果にもとづいて1フレームレート内での前記第1及び第2の測光範囲における露光量を決定する手段を有する撮像装置とすること。
【選択図】 図1
【解決手段】 撮影記録用に規定された1フレームレートを時系列に分割して複数画像が取り込めるような撮像装置において、撮影画像中での測光範囲が異なる第1及び第2の測光範囲を測光する測光手段とを有し、前記測光手段の結果にもとづいて1フレームレート内での前記第1及び第2の測光範囲における露光量を決定する手段を有する撮像装置とすること。
【選択図】 図1
Description
本発明は、本発明は撮影機器の露出制御に関する。
屋外などにおいてデジタルカメラで撮影するとき、記録画像として最適な露光量条件にした際に焦点検出領域が撮影可能な輝度レンジ外となって、その階調情報を記録することができないために白飛び・黒潰れが発生することがある。
例えば、晴天時に屋外で人物撮影を行った際に背景の空や雲に焦点を合わせようとすると、焦点検出範囲画像の白飛びを防ぐために全体露光量をアンダーにする必要が生じてしまい、結果人物が黒潰れしてしまう。
逆に木陰に焦点を合わせようとすると、全体露光量がオーバーになるため人物像が白飛びを起こしてしまうため、ユーザーにとって低品位な記録画像となってしまう問題があった。
前記した黒潰れや白飛び現象の防止のために、過去においては特許文献1のように露光量を変化させて撮影を行った後に画像合成を行い撮影画像のダイナミックレンジ拡大を行うような提案もなされている。
しかしながら特許文献1は、記録画像の階調性のダイナミックレンジ拡大に関してのものであり焦点検出用画像を最適な露光量にするための物ではなかった、
そこで本発明は、記録用画像と焦点検出用画像を共に最適な露光量状態にする事で、正確な合焦のための焦点検出精度の向上と共に良好な記録画像の取得を達成するものである。
そこで本発明は、記録用画像と焦点検出用画像を共に最適な露光量状態にする事で、正確な合焦のための焦点検出精度の向上と共に良好な記録画像の取得を達成するものである。
前記の目的を達成するためには、撮影記録用に規定された1フレームレートを時系列に分割して複数画像が取り込めるような撮像装置において、撮影画像中での測光範囲が異なる第1及び第2の測光範囲を測光する複数の測光手段とを有し、前記測光手段の結果にもとづいて1フレームレート内での前記第1及び第2の測光範囲における露光量を決定する手段を設ける。
本発明によれば、記録用画像と焦点検出用画像が共に最適な露光量状態になることで、正確な合焦のための焦点検出精度の向上と共に良好な記録画像を取得できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の撮像装置の概略構成ブロック図の1例を示したものである。
図1中の撮像装置100において、101、102,103は撮影光学系を構成する光学系であって、それぞれ第1、第2、第3レンズを示している。
104は撮影光学系の光彩絞りを示しており、絞り制御手段112により絞り径の可変駆動を行う手段を有しているものである。
106は画像信号抽出手段であり、撮像素子105から出力される光電変換信号光電変換信号から画像領域範囲の異なる記録用画像信号と焦点検出用画像信号をそれぞれ生成するものである。
第1の測光手段107及び第2の測光手段108は、前記の記録用画像信号と焦点検出評価用画像信号に対し、それぞれの画像領域の測光評価を行う手段を有したものである。
露光量決定手段109は、前記の第1の測光手段107及び第2の測光手段108による測光の結果から、規定されている1フレーム長以内に収まる記録画像と焦点検出評価画像の適正な露光量の演算を行うものである。
そして前記記録画像と焦点検出評価画像が規定の1フレーム長以内に収まるようにするためにゲイン調整手段110にて撮像素子の出力信号強度コントロールを行う。
また同時に、絞り制御手段111で絞り径の調整を行わせる命令を与え、再び撮像素子105からの光電変換信号の変化に対して最適な露光量状態になるように前記した処理を折り返したフィードバック制御を行うものである。
そして前記処理にて最適な露光量条件が決定された後、記録用画像生成手段112により記録画像が生成されて画像記録手段113でフラッシュメモリーやハードディスク等の記録媒体に画像信号を記録する。
一方、焦点検出を行って合焦動作を行う手順は、
先ず焦点検出評価用画像生成手段114において全画像範囲中の焦点検出範囲の画像信号の生成を行う。そして焦点検出演算手段115により合焦を行うためのフォーカス駆動量を求め、フォーカス駆動手段116によってフォーカス駆動を行うことである。
先ず焦点検出評価用画像生成手段114において全画像範囲中の焦点検出範囲の画像信号の生成を行う。そして焦点検出演算手段115により合焦を行うためのフォーカス駆動量を求め、フォーカス駆動手段116によってフォーカス駆動を行うことである。
尚、本案に用いられる前記焦点検出演算方式は、
フォーカスレンズや撮像素子に変調駆動を与えてフォーカス状態を微小変化させて焦点検出評価画像のコントラスト値変化から合焦状態の判断を行うコントラスト検知方式や、例えば特開平01―216306公報、特登録03592147等で提案されているような撮像素子の一部または全体を焦点検出用画素として一対の像信号から位相差検知を行って焦点検出状態を検出するような撮像面位相差方式を用いる。
フォーカスレンズや撮像素子に変調駆動を与えてフォーカス状態を微小変化させて焦点検出評価画像のコントラスト値変化から合焦状態の判断を行うコントラスト検知方式や、例えば特開平01―216306公報、特登録03592147等で提案されているような撮像素子の一部または全体を焦点検出用画素として一対の像信号から位相差検知を行って焦点検出状態を検出するような撮像面位相差方式を用いる。
図2は、本案が有効となる被写体の輝度状態を示したものである。
図中FAは、焦点検出を行うように指定した範囲を示しており、被写体全体の画像中で指定範囲の画像信号を部分的に読み出しすることで、特定範囲における焦点検出精度の向上と共に高速な読み出し処理や演算負荷の低減が行えるものである。
図2の(A)の被写体状態においては、照明が落とされた室内にて、ケーキの上に置かれた火の点いた蝋燭に焦点を合わせて人物画像を撮影しようとしている状況である。
この撮影条件においては、人物が明るくなるように露光量条件を設定すると蝋燭が白飛びしてしまい焦点検出不能となってしまい、一方蝋燭で焦点検出可能ぐらい露光量をアンダーに設定すると人物が黒くつぶれてしまうことになる。
また図2の(B)の被写体状態は、窓から光が差し込む室内において、机の側面の影となっている部分で焦点検出評価を行って撮影を行おうとしている状況である。
この場合においては上記図2の(A)とは逆に、焦点検出範囲を適正な露光量条件にすると机の上に置かれた花などの主被写体が白飛びをしてしまい、主被写体に適正になるように露光量条件を設定すると焦点検出範囲が黒つぶれして焦点検出不能となってしまうものである。
図3及び図4は、記録画像と焦点検出評価用画像の規定された1フレーム読み出し制御に関する図である。
ここでは規定されている1フレーム長(時間)は1/30秒に設定されているものとしている。
1フレーム長の時間内で記録用画像と焦点検出評価用画像をそれぞれの画像の露光量が適正なものとなるように分割を行っている。
図3の(A)は図2の(A)で説明したような、主被写体に対して焦点検出範囲の被写体が高輝度なものであった場合での記録用画像と焦点検出評価用画像の分割方法の例を示している。
ここでは高速シャッター速度が1/120秒に設定ができる使用となっており規定1フレーム内で4枚の画像を取得できることを想定している。
そして複数画像合成により記録用画像を生成することが可能なものとしている。
制御の流れは後に説明を行うが、ここでは撮像素子の電気信号の出力ゲイン量が適正に調整されているものとする。
制御の流れは後に説明を行うが、ここでは撮像素子の電気信号の出力ゲイン量が適正に調整されているものとする。
尚、記録画像範囲中における焦点検出範囲の部分的な被写体像読み出し構成に関しては、特開2009―207012公報等の過去の文献に記されているものである。
201〜203は記録画像に用いられる分割フレームであり、204は焦点検出評価用に用いられる分割フレームである。
ここでは、204が焦点検出処理に適した露光量となるように前記ゲイン調整が行われており、記録用画像は201〜203分割フレーム画像の合成を行うことで適正な露光量の画像を生成するものである。
ここでは、204が焦点検出処理に適した露光量となるように前記ゲイン調整が行われており、記録用画像は201〜203分割フレーム画像の合成を行うことで適正な露光量の画像を生成するものである。
図3の(B)は、前記図3の(A)とは逆に図2の(B)で説明を行ったように、主被写体に対して焦点検出範囲の被写体が低輝度なものであった場合においての記録用画像と焦点検出評価用画像の分割方法の例を示しているものである。
ここでも図3の(A)と同様に撮像装置のシャッター速度が1/120秒の高速化に設定ができる仕様であり、規定された1フレーム長内で最高4枚の画像を取得可能であることを想定している。
そして取得した複数画像を合成することにより、焦点検出を行うための評価画像を生成することが可能なものである。
212〜214は焦点検出評価画像として用いられる分割フレームであり、211は記録画像として用いられる分割フレームである。
ここでは、211が記録画像として適した露光量となるように前記ゲイン調整が行われており、焦点検出評価用画像は212〜214分割フレーム画像の合成を行うことで適正な露光量の画像を取得できるものとする。
図4は、規定されている1/30秒の1フレーム長以内で分割される分割フレームの露光時間を可変にすることが可能な撮像素子を用いたものであることを前提としている。
図4の(A)は、前記した図3の(A)と同様な状況においての撮影状態に関するものである。
ここでは、222が焦点検出を行うに適した露光量となるように前記のゲイン調整が行われており、前記した図3の(A)における201〜203の分割フレームの合成露光量と等価な露光時間を設定したものを分割フレーム221としている。
また図4の(B)は、前記した図3の(B)と同様な状況での撮影状態に関するものである。
ここでは、231が記録画像として適した露光量となるように前記のゲイン調整が行われており、前記した図3の(B)における212〜214の分割フレームの合成露光量と等価な露光時間を設定したものを分割フレーム232としている。
図5〜図8は、図1で示した撮像装置の焦点検出動作に関する大まかな流れ図である。
前提として、何れもSTART時にはシャッターボタンの操作等で焦点検出動作が開始状態になっているとする。
またこの流れ図においては、1フレームにおける焦点検出工程や記録画像の取得を1区切りとしてENDとしているが、実際の撮影状態においてはENDとSTART間でループ処理がなされているものである。
また図5では、複数画像の合成処理を行うことで適正露光量になる画像を取得する手段を用いているものである。
ステップS101は規定された1フレーム長の撮影画像が適切な露光量になるように調整を行うもので、前記図1で説明した109の露光量調整手段により110のゲイン調整手段及び111の絞り制御手段に対して適正露光量になるような制御命令を与えるものである。
ここで、先ず初回の露光量の調整に関しては1フレーム画像の記録用画像と焦点検出用画像の露光量は等しいものとして焦点検出処理を開始する。
そして以下の処理により最適な露光量条件のフィードバック処理を行うものとする。
ステップS102は焦点検出を行う範囲の選択をするものである、そして選択は撮像装置に自動的に行わせても撮影者が任意に行っても良いものである。
ステップS103はステップS102で選択された焦点検出範囲の露光量の測定を行う。
ステップS103はステップS102で選択された焦点検出範囲の露光量の測定を行う。
そしてステップS104においてステップS103で測定された露光量が焦点検出を行うに際しての適正判断を行うものである。
前記ステップS104にて焦点検出範囲の露光量が適正であると判断された場合には、ステップS105はステップS101により得られている撮影画像をステップS110において指定された画像範囲での焦点検出処理を行い、一連の焦点検出フローを終了する。
一方、ステップS104にて焦点検出範囲の露光量がアンダーであると判断された場合には、処理はステップS106に移行する。
そして規定された1フレーム長内の1分割フレーム長が撮影画像の適正露光量になるように撮像素子の光電変換ゲイン値の調整処理を行う。
またステップS107では複数画像合成を行うために、規定された画像枚数内の画像合成により最適な露光量の画像が取得可能かの判断を行う。
そして規定枚数の合成では適正な露光量にならないと判断される場合においては、ステップS114で警告情報を発生させてステップS101に戻る。
他方、規定枚数の画像合成により適正な露光量の画像が取得可能であると判断された場合には、ステップS108にて焦点検出範囲の画像合成処理を適正な枚数分折り返して行う。
次にステップS109で合成画像を焦点検出用画像として、ステップS110で焦点検出画像範囲での焦点検出処理を行う、そして一連の焦点検出フローを終了する。
一方、ステップS104にて焦点検出範囲の露光量がオーバーであると判断された場合には、前記ステップS106以降の処理において撮影記録用画像と焦点検出用画像の扱いを逆になるような処理を行うものである。
具体的にはステップS111において、規定された1フレーム長内の1分割フレーム長が焦点検出用画像の適正露光量になるように撮像素子の光電変換ゲイン値の調整処理を行うものである。
そして次のステップS112で規定された画像枚数内での画像合成で撮影画像が適正露光量になるかどうかの判断を行う。
もしステップS112で規定された画像枚数内での画像合成では撮影画像の露光量のアンダー状態が改善できないと判断された場合にはステップS115で警告情報を発生してステップS101に戻るような処理を行う。
他方ステップS112において、規定画像枚数内で画像合成を行うことで撮影画像が適正な露光量になると判断された場合には、ステップS113で適正な露光量状態としている1分割フレームの焦点検出用画像を用いてステップS110で焦点検出処理を行った後に一連のフローを終えるものである。
図6は、図5で示した焦点検出動作に関する処理の流れと同時に行なわれる、記録画像処理の流れを示すものである。
図6においては図5と共通する処理に関しては同じステップ番号で示してある、そして図5で説明を行った箇所とは異なる処理に関してのみ説明を行うものである。
図6においては図5と共通する処理に関しては同じステップ番号で示してある、そして図5で説明を行った箇所とは異なる処理に関してのみ説明を行うものである。
ステップS202は、前記ステップS104にて焦点検出範囲の露光量がオーバーであると判断を行った際には、S111でゲイン調整を行った後に撮影画像が規定枚数合成を行うことで適正露光量画像の取得が可能であると判断された場合に行う処理である。
そしてここでは適正露光量になるまで撮影用の画像合成を行うものである。
そしてステップS203で撮影用の合成画像を取得した後に、ステップS204にて撮影画像をフラッシュメモリーやハードディスク等に記録を行うものである。
他方ステップS201は、前記ステップS104にて焦点検出範囲の露光量がアンダーであると判断された場合の処理である。
撮影画像が次なるステップS106で1分割フレームが適正露光量になるようにゲイン調整処理を行い、ステップS107にて規定された画像枚数内で画像合成を行うことで焦点検出用画像が適正露光量になるかの判断を行うものである。
そして適正露光量になると判断した際には、先に適正露光量としている1分割フレームを撮影画像として用いる。
そしてステップS204で撮影用画像の記録を行い、フローを終了する。
図7は、1フレーム内での記録用画像と焦点検出用画像の蓄積時間配分の設定において、互いの画像が適正露光量になるような手段を用いているものである。
図7中のステップS101は規定された1フレーム長の撮影画像が前記図1で説明をしたようなゲイン調整や絞り径制御により適切な露光量になるような調整を行うものである。
ステップS102は焦点検出を行う範囲の選択をするものである。
選択方法は撮像装置に自動的に行わせても良く、撮影者が任意に行っても良いものである。
選択方法は撮像装置に自動的に行わせても良く、撮影者が任意に行っても良いものである。
ステップS103はステップS102で選択された焦点検出範囲の露光量の測定を行うものであり、ステップS104においてステップS103で測定された露光量が焦点検出を行うに際して適正であるかどうかの判断を行う。
前記ステップS104にて焦点検出範囲の露光量が適正であると判断された場合においては、ステップS105で撮影画像を測距用画像とし、指定されている焦点検出用画像範囲をステップS110で焦点検出処理を行った後に一連の焦点検出フローを終了する。
一方ステップS104にて焦点検出範囲の露光量がアンダーであると判断された場合はステップS106に処理の移行を行い、規定された1フレーム長以内の時間で1分割フレームの電荷蓄積時間が撮影画像の適正露光量になるようにするために前記図1で説明を行ったようなゲイン値の調整を行う。
そしてステップS307において規定された1フレーム長以内での蓄積時間で焦点検出用画像が最適な露光量が得られるかの判断を行う。
この際、もし規定枚数の合成では適正な露光量にならないと判断された場合は、ステップS114で警告情報を発生させた後にステップS101に戻る処理を行う。
他方、規定された1フレーム長以内で適正な露光量の画像が取得できると判断した際には、ステップS308にて焦点検出範囲の適正露光量処理を行う。
そしてステップS110で指定された画像範囲での焦点検出処理を行い一連の焦点検出フローを終了する。
他方ステップS104で焦点検出範囲画像の露光量がオーバーであると判断された場合には、前記したステップS106以降の処理とは撮影記録用画像と焦点検出用画像の扱いを逆になるような処理を行うものである。
具体的には、次のステップS111において規定された1フレーム長の時間内で1分割フレームの蓄積時間が焦点検出用画像の適正露光量になるようにゲイン値の調整を行うものである。
そしてステップS312にて規定された1フレーム長以内の蓄積時間で撮影画像が適正露光量になるかの判断を行う。
もしステップS312で規定された1フレーム長時間内の蓄積時間では撮影画像の露光量のアンダー状態が改善できないと判断された場合にはステップS115で警告情報を発生した後にステップS101に戻る処理を行う。
他方ステップS312において、規定1フレーム長以内の蓄積時間で適正な露光量の撮影画像が得られると判断された場合には、ステップS113で適正露光量状態としている1分割フレーム画像を焦点検出用画像と設定して、ステップS110で焦点検出範囲での焦点検出処理を行った後に一連のフローを終える処理を行う。
図8は、前記図7の説明で示した焦点検出動作に関する処理の流れと同時に処理を行う記録画像処理の流れを示すものである。
図8においては図7と共通する処理に関しては同じステップ番号で示してあり、以下では図7で説明を行った箇所とは異なる処理に関してのみ説明を行うものである。
ステップS302は、前記ステップS104で焦点検出範囲の露光量がオーバーであると判断が行われた場合に、ステップS111にてゲイン調整処理を行うことで撮影画像が規定された1フレーム長時間内での蓄積時間で適正露光量状態の画像を取得すると判断される場合に行う処理である。
そして適正露光量状態になると判断された場合においては、適正露光量になるように蓄積時間を設定した後にステップS203で撮影用の合成画像を取得する処理を行い、その後にステップS204で撮影画像をフラッシュメモリーやハードディスク等に記録するものである。
他方ステップS301は、前記ステップS104にて焦点検出範囲の露光量がアンダーであると判断を行った場合の処理である。
具体的には、ステップS106で1分割フレームが撮影画像の適正露光量になるようにゲイン調整を行った後にステップS107にて規定1フレーム長時間内の蓄積時間で焦点検出用画像が適正露光量になるかの判断を行うものである。
そして適正露光量になると判断した際には、先の1分割フレームを撮影画像用として用い、S204にて撮影用画像の記録を行ってフローを終了する。
以上述べたような処理を行うことで、記録用画像と焦点検出用画像が共に最適な露光量状態となり、合焦精度の向上と良好な記録画像を取得できるような撮像装置を達成することができる。
以上述べた手段は、一眼レフカメラやコンパクトデジタルカメラの他にビデオカメラ等の撮像装置にも応用できるものである。
100:撮像装置
101:第1レンズ群
102:第2レンズ群
103:第3レンズ群
104:絞り機構
105:撮像素子
106:画像信号抽出手段
107:第1の測光手段
108:第2の測光手段
109:露光量決定手段
110:ゲイン調整手段
111:絞り制御手段
112:記録用画像生成手段
113:画像記録手段
114:焦点検出評価用画像生成手段
115:焦点検出演算手段
116:フォーカス駆動手段
FA:焦点検出を行う範囲
201:撮影記録用の1番目の分割フレーム
202:撮影記録用の2番目の分割フレーム
203:撮影記録用の3番目の分割フレーム
204:焦点検出評価用の1番目の分割フレーム
211:
撮影記録用の1番目の分割フレーム
212:焦点検出評価用の1番目の分割フレーム
213:焦点検出評価用の2番目の分割フレーム
214:焦点検出評価用の3番目の分割フレーム
221:撮影記録用の分割フレーム
222:焦点検出評価用の分割フレーム
231:撮影記録用の分割フレーム
232:焦点検出評価用の分割フレーム
101:第1レンズ群
102:第2レンズ群
103:第3レンズ群
104:絞り機構
105:撮像素子
106:画像信号抽出手段
107:第1の測光手段
108:第2の測光手段
109:露光量決定手段
110:ゲイン調整手段
111:絞り制御手段
112:記録用画像生成手段
113:画像記録手段
114:焦点検出評価用画像生成手段
115:焦点検出演算手段
116:フォーカス駆動手段
FA:焦点検出を行う範囲
201:撮影記録用の1番目の分割フレーム
202:撮影記録用の2番目の分割フレーム
203:撮影記録用の3番目の分割フレーム
204:焦点検出評価用の1番目の分割フレーム
211:
撮影記録用の1番目の分割フレーム
212:焦点検出評価用の1番目の分割フレーム
213:焦点検出評価用の2番目の分割フレーム
214:焦点検出評価用の3番目の分割フレーム
221:撮影記録用の分割フレーム
222:焦点検出評価用の分割フレーム
231:撮影記録用の分割フレーム
232:焦点検出評価用の分割フレーム
Claims (3)
- 撮影記録用に規定された1フレームレートを時系列に分割して複数画像が取り込めるような撮像装置において、
撮影画像中での測光範囲が異なる第1及び第2の測光範囲を測光する測光手段とを有し、前記測光手段の結果にもとづいて1フレームレート内での前記第1及び第2の測光範囲における露光量を決定する手段を有する撮像装置。 - 前記露光量の決定結果に基づいて、記録用画像及び焦点検出用画像を何枚合成するかを判断するための画像合成判断手段を有することを特徴する請求項に1記載の撮像装置。
- 前記露光量の決定結果に基づいて、1フレームレート内での記録用画像及び焦点検出用画像の露光時間を決定する露光時間決定手段を有することを特徴する請求項1に記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011191174A JP2013055434A (ja) | 2011-09-02 | 2011-09-02 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011191174A JP2013055434A (ja) | 2011-09-02 | 2011-09-02 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013055434A true JP2013055434A (ja) | 2013-03-21 |
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JP2011191174A Withdrawn JP2013055434A (ja) | 2011-09-02 | 2011-09-02 | 撮像装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015012577A (ja) * | 2013-07-02 | 2015-01-19 | オリンパス株式会社 | 撮像装置、撮像方法およびプログラム |
JP2015154447A (ja) * | 2014-02-19 | 2015-08-24 | キヤノン株式会社 | 撮像装置、その制御方法及びプログラム |
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- 2011-09-02 JP JP2011191174A patent/JP2013055434A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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