JP2007081770A - 電子カメラ及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 レンズ性能に対応したサイズの撮像素子により手ブレ補正を行いうるデジタルカメラ及びプログラムの提供
【解決手段】 手ブレ補正機能がオンに設定されていると(ステップS7−1)、制御部は、CCDの露光処理を実行すると同時に、露光期間中、姿勢センサから受け取るブレ検出値に応じてCCDを移動させるためのCCD駆動信号を生成し、それにより、CCDの位置をレンズの光軸に対して垂直にX方向、Y方向にシフトさせブレ補正を行う。(ステップS7−2)。次に、制御部50は、CCD32の手ブレ補正時使用範囲の内側を使用して撮像信号を出力させる(ステップS7−3)。また、手ブレ補正機能がオフの場合は、制御部50はCCDを中央位置に固定した状態でCCD32の露光処理を実行し、CCDエリアの全体を使用して撮像信号を出力させる(ステップS7−4)。
【選択図】 図6

Description

本発明は、デジタルカメラ等の電子カメラにおける手ブレ補正技術に関する。
デジタルカメラ等の電子カメラにおける手ブレ補正方法として、補正レンズを動作させるレンズシフト方式(例えば、特許文献1参照)と、光学系を固定し、その光軸に対し垂直に縦横方向にCCDを移動させるCCDセンサーシフト方式がある(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−80460号公報 特開平10−191144号公報
上記従来のCCDセンサーシフト方式による手ブレ補正方法では、通常のレンズを使用できるので補正レンズを使用しなくてもよいというメリットがあるものの、レンズからの光が届く範囲(イメージサークル)内において移動するCCDを配置する必要があるため、通常のCCDよりも小さいCCDを使用せざるを得ないといった課題があった。
図14は従来のCCDセンサーシフト方式の手ブレ補正におけるイメージサークルとCCDとの関係を示す説明図であり、符号101はイメージサークル、符号102はCCD可動範囲、符号105はCCDを示す。図14(a)はCCD105がイメージサークル101の中央に位置する場合、つまり、手ブレ補正をしない場合を示し、また、図14(b)は手ブレ補正のためCCD105をイメージサークル101の右下に移動させた例を示す。上述したようにCCD105の可動範囲102はイメージサークル101の範囲内に限定されるため、図示の如くCCD105のサイズはレンズ性能に比して小さなサイズのCCDしか用いることができなかった。例えば、1/1.8型CCD向けのレンズには1/2.5型のCCDしか取り付けられないことになるといった不都合があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、レンズ性能に対応したサイズの撮像素子により手ブレ補正を行いうる電子カメラ及びプログラムの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、光学系による結像を光電変換して撮像信号を出力する撮像素子と、カメラのブレを検出してブレ検出信号を出力するブレ検出手段と、ブレ検出手段からのブレ検出信号に基づいて撮像素子を移動させることにより手ブレ補正を行う手ブレ補正手段とを備えた電子カメラにおいて、手ブレ補正実行の要否を判定する手ブレ補正要否判定手段と、手ブレ補正要否判定手段により手ブレ補正を行うと判定された場合には撮像素子の所定エリアから読み出された撮像信号を処理対象とし、手ブレ補正を行わないと判定された場合には撮像素子の所定エリアより広い範囲から読み出された撮像信号を処理対象とする制御手段と、を備えたことを特徴とする電子カメラを提供する。
これにより、手ブレ補正の要否に応じて撮像素子から読み出された撮像信号の処理対象範囲を変更するので電子カメラの撮像素子としてそのレンズ性能に対応したサイズの撮像素子を用いることができる。
また、請求項2に記載の発明では、撮像素子から読み出された撮像信号を処理する撮像信号処理手段を備え、制御手段は、手ブレ補正要否判定手段により手ブレ補正を行うと判定された場合には撮像素子の所定エリアから読み出された撮像信号を処理するように撮像信号処理手段を制御し、手ブレ補正を行わないと判定された場合には撮像素子の所定エリアより広い範囲から読み出された撮像信号を処理するように撮像信号処理手段を制御する手段を含むことを特徴とする請求項1記載の電子カメラを提供する。
これにより、撮像信号処理手段は手ブレ補正処理を行うときには撮像素子の所定エリアから読み出された撮像信号を使用するのでケラレのない画像を得ることができる。また、手ブレ補正処理を行わないときには撮像素子の所定エリアより広い範囲から読み出された撮像信号を使用するのでより高解像度の画像を得ることができる。
また、請求項3に記載の発明では、撮像信号処理手段は、撮像素子から読み出された撮像信号を表示処理する撮像信号表示処理手段、又は撮像素子から読み出された撮像信号を記録処理する撮像信号記録処理手段を含むことを特徴とする請求項2記載の電子カメラを提供する。
これにより、手ブレ補正処理を行うときには撮像素子の所定エリアから読み出された撮像信号を使用するのでケラレのない画像を得て表示、または記録することができる。また、手ブレ補正処理を行わないときには撮像素子の所定エリアより広い範囲から読み出された撮像信号を使用するのでより高解像度の画像を得て表示し、記録することができる。
また、請求項4に記載の発明では、撮像素子に読み出させる撮像信号の読出範囲を切り換える読出範囲切換手段を備え、制御手段は、手ブレ補正要否判定手段により手ブレ補正を行うと判定された場合には撮像素子の所定読出範囲から撮像信号を読み出すように読出範囲切換手段を制御し、手ブレ補正を行わないと判定された場合には撮像素子の所定読出範囲より広い範囲から撮像信号を読み出すように読出範囲切換手段を制御する手段を含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の電子カメラを提供する。
これにより、手ブレ補正の要否に応じて撮像素子に読み出させる撮像信号の読出し範囲を撮像素子の所定読出範囲かそれより広い読出範囲に切換えるので、電子カメラのレンズ性能に対応したサイズの撮像素子を用いることができる。
また、請求項5に記載の発明では、撮像素子の所定部分は該撮像素子の固定の内部エリアであり、所定エリアより広い範囲は撮像素子の全体エリアであることを特徴とする請求項1に記載の電子カメラを提供する。
これにより、手ブレ補正処理を行うときには撮像素子の固定の内部エリアから読み出された撮像信号を使用するのでケラレのない画像を得ることができる。また、手ブレ補正処理を行わないときにはCCD全面から読み出された撮像信号を使用したより高解像度の画素を得ることができる。
また、請求項6に記載の発明では、更に、所定の撮影条件を取得する撮影条件取得手段を備え、手ブレ補正要否判定手段は、撮影条件取得手段によって取得された撮影条件を基に手ブレ補正実行の要否を判定する、ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の電子カメラを提供する。
これにより、取得した撮影条件を基に手ブレ補正の要否を自動判定するので、ユーザの負担が少なくなる。
また、請求項7に記載の発明では、更に、所定の撮影条件を取得する撮影条件取得手段を備え、制御手段は、手ブレ補正要否判定手段により手ブレ補正を行うと判定された場合に撮影条件取得手段によって取得された撮影条件を基に撮像素子の所定エリアを変更する手段を含むことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の電子カメラを提供する。
これにより、取得した撮影条件を基に手ブレ補正の要否を自動的に判定するのでユーザの負担が少なくなる。また、電子カメラのレンズ性能に対応したサイズの撮像素子を用いることができる。
また、請求項8に記載の発明では、所定の撮影条件は、ズーム段数およびシャッタースピードであることを特徴とする請求項6または7に記載の電子カメラを提供する。
これにより、ズーム段数およびシャッタースピードといったカメラの基本的な撮影条件を基に手ブレ補正の要否を判断し、手ブレ補正の要否を自動判定して切り替えるので、ユーザの負担が少なくなると共に、補正要否指示用のキー等を設けなくてすむ。
また、請求項9に記載の発明では、更に、ブレ検出手段からのブレ検出信号に基づくブレ補正により移動した撮像素子の位置を取得する移動位置取得手段を備え、制御手段は、手ブレ補正要否判定手段により手ブレ補正を行うと判定された場合に移動位置所得手段によって取得された撮像素子の位置に基づいて撮像素子の所定エリアを変更する手段を含むことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の電子カメラを提供する。
これにより、手ブレ補正処理を行うときにはブレ補正により移動した撮像素子の位置に応じて撮像素子の使用エリアを変更するのでケラレのない画像を得ることができる。
また、請求項10に記載の発明では、光学系による結像を光電変換して撮像信号を出力する撮像素子と、カメラのブレを検出してブレ検出信号を出力するブレ検出手段と、ブレ検出手段からのブレ検出信号に基づいて撮像素子を移動させることにより手ブレ補正を行う手ブレ補正手段とを備えた電子カメラのコンピュータに、手ブレ補正実行の要否を判定する機能と、判定機能により手ブレ補正を行うと判定された場合には撮像素子の所定エリアから読み出された撮像信号を処理対象とし、手ブレ補正を行わないと判定された場合には撮像素子の所定エリアより広い範囲から読み出された撮像信号を処理対象とする制御する機能と、を実行させるプログラムを提供する。
これにより、電子カメラは、手ブレ補正の要否に応じて撮像素子から読み出された撮像信号の処理対象範囲を変更できる。したがって、電子カメラの撮像素子としてそのレンズ性能に対応したサイズの撮像素子を用いることができる。また、手ブレ補正処理を行うときには撮像素子の所定エリアから読み出された撮像信号を使用できるのでケラレのない画像を得ることができる。また、手ブレ補正処理を行わないときには撮像素子の所定エリアより広い範囲から読み出された撮像信号を使用できるのでより高解像度の画像を得ることができる。
本発明によれば、手ブレ補正の要否に応じて撮像信号の使用範囲を変更するので、電子カメラの撮像素子としてそのレンズ性能に対応したサイズの撮像素子により手ブレ補正を行うことができる。
図1は本発明に基づくデジタルカメラの手ブレ補正の原理を示す図であり、符号101はイメージサークル、符号32はCCD、符号102はCCD可動範囲、符号104は手ブレ補正時のCCD102のエリアの使用範囲(以下、使用範囲104)を示す。また、図1(a)はCCD32がイメージサークル101の中央に位置する場合、つまり、手ブレ補正をしない場合(手ブレ補正機能をオフしている場合)を示し、図1(b)は手ブレ補正機能をオンしており、手ブレ補正のためCCD32をイメージサークル101の右下に移動した例を示す。
本発明の手ブレ補正方法は、手ブレ補正をしない場合は図1(a)に示すようにCCD32のエリア全面を用い、手ブレ補正をする場合は図1(b)に示すようにCCD32の特定のエリア(つまり、使用範囲104)を用いるようにCCD32の使用エリアを制御する。これにより、電子カメラのレンズ性能に見合ったサイズのCCDを用いた電子カメラを提供することができる。
図2は、本発明に係る電子カメラの一実施例であるデジタルカメラ1の外観を示す図であり、ここでは主として正面(図2(a))及び背面(図2(b))の外観を示す。
デジタルカメラ1は図2(a)に示すように、正面側にストロボ発光部1および撮像レンズ(レンズ群)2を有している。また、デジタルカメラ1の背面には図2(b)に示すように、モードダイアル(モードダイアル)3、液晶モニタ画面4、カーソルキー5、SETキー6、ズームキー7(Wボタン7−1、Tボタン7−2)、キー10等が設けられている。また、上面にはシャッターキー8、電源ボタン9が設けられ、図示されていないが側部にはパーソナルコンピュータ(以下、パソコン)やモデム等の外部装置とUSBケーブルに接続する場合に用いるUSB端子接続部が設けられている。
図3は、デジタルカメラ1の回路構成の一実施例を示すブロック図である。このデジタルカメラ1は、光学ズーム機能とオートフォーカス(AF)機能とを備えたものであって、それを実現するためのレンズブロック11を有している。
レンズブロック11には、光軸方向に移動可能に配置されたズームレンズ及びフォーカスレンズからなるレンズ群2と、このレンズ群2におけるズーム位置(ズーム段数)用及びフォーカス位置用の位置検出センサ12、13と、ズームレンズを移動するズームモータ14及びフォーカスレンズを移動するフォーカスモータ15と、図示しない絞りを開閉する絞り用アクチュエータ16と、メカニカルシャッターを開閉するシャッター用アクチュエータ17とが設けられている。また、上記の各モータ及びアクチュエータ14〜17は、モータードライバー・ブロック20に設けられたズーム用(ZOOM)、フォーカス用(Focus)、絞り用(Iris)、シャッター用(Shutter)の各ドライバー21〜24によって駆動される。
上記位置検出センサ12、13、及びモータードライバー・ブロック20の各ドライバー21〜24はレンズコントロールブロック58からの制御信号によって動作し、センサ出力及びモータ回転数等の情報をレンズコントロールブロック58を介して制御部(CPU/ASIC(Application Specific Integrated Circuit))50に送出する。
また、デジタルカメラ1は、主としてレンズ群2の撮影光軸後方に配置されたCCDベース(CCD BASE)31上のCCD32(撮像素子)と、CDS(Correlated Double Sampling)/ADCブロック33と、TG(Timing Generator;タイミングジェネレータ)34からなるCCD撮像系ブロック30を有している。
CCDベース31は手ブレ補正機能がオンのとき、CCDベース31を制御部50の制御下でCCD可動範囲内でレンズの光軸に対し垂直に縦横方向に移動(シフト)する。
CCD32は、デジタルカメラが記録モードに設定されているとき、レンズ群2によって結像された被写体の光学像を光電変換すると共に、TG34によって走査駆動され一定周期毎に光電変換出力を1画面分出力する。また、手ブレ補正をする場合は図1(b)に示したようにCCD32の特定のエリア(つまり、使用範囲104)を用いるように制御部50によって制御される。つまり、CCD32は、制御部50の制御により使用範囲104内の画素データのみを読み出して出力するように一部切出駆動される。
CDS/ADCブロック33は、CCD32から出力された後、RGBの色成分毎に適宜ゲイン調整されたアナログの出力信号に対する相関二重サンプリングによるノイズ除去、及びデジタル信号への変換を行ない、カラープロセス回路41へ出力する。なお、CCD32は撮像素子の一種であってCMOSなど他の素子でもよい。
音声系ブロック(音声CODEC)35は、音声を入力してアナログ音声信号に変換するマイクロフォン(MIC)36、及びアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換してフィルター38を介して制御部50に送出するA/D変換器(ADC)37等からなる音声入力系と、制御部50からフィルター38を介して受け取ったデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換するD/A変換器(DAC)39、及びアナログ音声信号を変換して音声を再生し増幅して外部に出力するスピーカ(Speaker)40等からなる音声出力系とを備えている。
また、マイクロフォン36、A/D変換器37を介して制御部50に送出された音声信号はワークメモリ60に取り込まれ、記録時に、音声圧縮処理を施された後、圧縮された動画像ファイルと共に動画ファイル(動画データ+音声データ)として画像記録部80に着脱自在に装着される記録媒体(例えば、SDカード)に記録保存される。
カラープロセス回路41は、入力した撮像信号に対し画素補間処理を行うカラープロセス処理を施し、デジタル値の輝度信号(Y)及び色差信号(Cb、Cr)を生成して、本発明の制御手段であってデジタルカメラ1全体を制御する制御部50へ出力する。
JPEG/MPEG部45は静止画撮影モードでは、記録時に、ワークメモリ60に取り込まれている静止画像データをADCT(Adaptive Discrete Cosine Transform:適応離散コサイン変換)、エントロピ符号化方式であるハフマン符号化等の処理によりJPEGデータ圧縮する。そして得た符号データを1画像のデータファイルとしてJPEG/MPEG回路27から読出し、画像記録部80のSDカードに記録保存する。
また、動画撮影モードでは、記録時に、ワークメモリ60に取り込まれている一連の動画像データをMPEG(Moving Picture Experts Group)方式等によりデータ圧縮する。そして得た符号データを動画像のデータファイルとしてJPEG/MPEG回路27から読出し、画像記録部80のSDカードに記録保存する。
上記JPEG/MPEG部45は複数の圧縮率に対応しており、圧縮率に対応させて記憶するモードは圧縮率の低い高解像度(一般に、高精密、ファイン、ノーマルなどと呼ばれる)に対応するモードと圧縮率の高い低解像度(一般にエコノミーなどと呼ばれる)モードがある。
また、高画素数から低画素数にも対応している。例えば、QXGA(Quad eXtended Graphics Array(2048×1536))、UXGA(Ultra eXtended Graphics Array(1600×1200))、SXGA+(SXGA Plus(1400×1050))、SXGA(Super eXtended Graphics Array(1280×1024))、XGA(eXtended Graphics Array(1024×786))、SVGA(Super Video Graphics Array(800×600))、VGA(Video Graphics Array(640×480))、QVGA(Quarter VGA(320×240))、等と呼ばれる画素サイズがある。
制御部50は、実際にはRAMやフラッシュメモリ等の内部メモリや各種の演算処理回路、データの入出力インターフェイス等を備えたマイクロプロセッサーであり、制御部50に送られたデジタル信号(画像信号)はDRAM等のワークメモリ60に一時保存されると共に画像表示部70に送られたり、ワークメモリ60に一時保存されている1フレーム分の輝度及び色差信号の圧縮処理及び画像記録部80の記録媒体(例えば、SDカード)への全圧縮データの書込み処理を実行する。
また、制御部50は、各種のレンズ動作プログラムやキー回路95からの操作信号等に基づき、レンズコントロールブロック58に対して、前述したモータドライバー・ブロック20の各種ドライバー21〜24に送る駆動信号を生成させ、それによりズームレンズやフォーカスレンズの位置制御、絞りの開度、メカニカルシャッターの開閉動作を制御する。その際、制御部50には、レンズコントロールブロック58を介して、ズーム位置用及びフォーカス位置用の位置検出センサ12、13によって検出したズームレンズやフォーカスレンズのレンズの位置情報が逐次入力される。
更に、制御部50は、手ブレ補正機能がオンの場合(または手ブレ補正を必要とすると判定した場合)に姿勢センサ65からの姿勢検出信号を処理し、CCDベース31をX方向、Y方向に移動させるためCCDシフトドライバー55に送る駆動信号を生成し、それにより、前述したCCD用アクチュエータ18によるCCDベース31(つまり、CCD32)の移動(シフト)動作を制御する。また、その際、CCD32が一部切出駆動されることによりCCD32から出力される手ブレ補正時使用範囲内の画像信号が適切に処理されるようにCDS/ADCブロック33及びカラープロセス回路41を制御する。
なお、CCD32を一部切出駆動せずに、CCD32のエリア全面を使用して撮像された画像信号をワークメモリ60に一旦記憶させた後、手ブレ補正時使用範囲内の画像信号のみを読み出して(切り出して)画像表示部70に表示させたり、画像記録部80のSDカードに記録保存するようにしてもよい。
また、CCD32を一部切出駆動させずに、CCD32のエリア全面を使用して撮像された画像信号を、CDS/ADCブロック33又はカラープロセス回路41において一部切出処理(トリミング処理)を行なうようにしてもよい。
なお、CCD32の画素読み出し範囲とCCDから出力された撮像信号の切り出し(トリミング)範囲の両方を制御して手ブレ補正時使用範囲の撮像信号を得るようにしてもよい。例えば、使用する撮像信号の読み出し範囲の切出しをCCD32で行い、出力された撮像信号の切り出しをカラープロセス回路41で行うようにしてもよい。
姿勢センサ65はデジタルカメラ1のブレを検出するものであり、たとえば、加速度センサを用いることができる。姿勢センサ65での姿勢検出結果はブレ検出信号として制御部50に出力される。
画像表示部70は、ビデオエンコーダ、VRAMコントローラ、VRAM、液晶モニタ及びその駆動回路を含み、送られたデジタル信号に基づくビデオ信号をビデオエンコーダによって生成し、それに基づく表示画像、すなわちCCD32により撮像された被写体のスルー画像やメニューデータ等、を液晶モニタ画面4に表示する。
また、画像表示部70はモニタ表示部(電子ファインダ)として機能するもので、ビデオエンコーダからのビデオ信号に基づいた表示を行うことで、その時点でVRAMコントローラから取込んでいる画像情報に基づく画像をリアルタイムに表示することになる。
画像記録部80は、具体的にはカードインターフェイス、及びそれを介して制御部50に接続され、かつカメラ本体に着脱自在に装着される不揮発性の各種メモリカード(例えば、SDカード)から構成される。画像記録部80に記録された画像データは、再生モードにおいて制御部50に読み出され、JPEG/MPEG部45によって伸張された後、画像表示部70へ送られ、液晶モニタ画面4に表示される。また、静止画撮影モードにおいて画像表示部70にその時点での画像がモニタ画像としてリアルタイムに表示されているいわゆるスルー画像の表示状態で、上記シャッターキー8を操作するとトリガ信号を発生する。制御部50はこのトリガ信号に応じてスルー画像撮像処理を停止して静止画撮影処理を開始し、この静止画撮像処理によりCCD32から取込まれた1画面分の輝度及び色差信号のワークメモリ60へのDMA転送の終了後、スルー画像撮像処理を再開すると共にワークメモリ60に記憶されている1画面分の輝度及び色差信号をJPEG/MPEG部45によりJPEG圧縮して画像記録部80のSDカードに記録保存する。ここで、スルー画像撮像処理は、CCD32を画素加算駆動させたり、CDS/ADCブロック33やカラープロセス回路41において画素間引処理を行うことにより画像信号の解像度(画素数)を落とし、撮像処理を高速で行なえるようにするものである。また、静止画撮影処理は、CCD32を全画素駆動させたり、露光時間をスルー画像撮像処理時よりも長くすることにより画像信号の画質を上げるようにするものである。
また、動画撮影モードにおいて画像表示部70にその時点での画像がモニタ画像としてリアルタイムに表示されているいわゆるスルー画像の表示状態で、上記シャッターキー8を操作するとトリガ信号を発生する。制御部50はこのトリガ信号に応じてスルー画像撮像処理及びスルー画像表示処理を継続させつつ、CCD32から取込まれ、ワークメモリ60に順次記憶される1画面分の輝度及び色差信号をJPEG/MPEG部45によりMPEG圧縮して画像記録部80のSDカードに記録保存する。なお、再度、上記シャッターキー8が操作された場合やSDカードがフルになった場合には、圧縮処理及び記録処理を停止してスルー画像の表示状態に復帰する。
サブマイコン90は、キー回路95に設けられている各種キーの操作に応じた信号を制御部50に送るサブCPU/ASIC(図示せず)により構成されている。なお、サブマイコン90は必要に応じモードダイアルの状態を示す状態信号(以下、キー情報)を制御部50に送る。また、サブマイコン90は電源回路96のオン/オフ制御等を行う。
キー回路95は、図2に示したように、モードダイアル3、液晶モニタ画面4、カーソルキー5、SETキー6、ズームキー7(Wボタン7−1、Tボタン7−2)、シャッターキー8、および電源ボタン9等が設けられている。これらのキーが操作されるとキーの種類および操作状態に応じた信号がサブマイコン90に出力される。
モードダイアル3は動画撮影モードと静止画撮影モードをワンタッチで切り替えるボタンであり、動画撮影モード中にモードダイアル3を押すと静止画撮影モードになり、静止画撮影モード中にモードダイアル3を押すと動画撮影モードとなる。
カーソルキー5はモード設定やメニュー選択等に際して液晶モニタ画面4に表示されるメニューやアイコン等をカーソルでポイント(指定)する際に操作するキーであり、カーソルキー5の操作によりカーソルを上下又は左右に移動させることができる。また、SETキー6はカーソルキー5によってカーソル表示されている項目を選択設定若しくは確認する際に押す確認キーである。
ズームキー7は、ズーム操作に用いられ、光学ズームの場合はズームキー7(Wボタン7−1またはTボタン7−2)の操作に対応してズームレンズ(可変焦点距離レンズ)がワイド側またテレ側に移動され、ズームキー7の操作に対応してズーム値が決定され、ズーム値の変化に追従して画角が実際に変化し、液晶モニタ画面4にはワイド(広角)画像又はテレ(望遠)画像が表示される。デジタルズームの場合はズームキー7の操作に対応してズーム値が決定されるが、実際の画角は変化せず、液晶モニタ画面4にはズーム値に応じたサイズの画像がトリミングされて表示される。
シャッターキー8は、静止画撮影モード時にレリーズ操作を行うもので、2段階のストロークを有しており、1段目の操作(半押し状態)でオートフォーカス(AF)と自動露出(AE)を行わせるための合焦指示信号を発生し、2段目の操作(全押し状態)で撮影処理を行うための撮影指示信号を発生する。また、シャッターキー8は、動画撮影モード時において、動画撮影開始ボタン及び動画撮影終了ボタンとして用いることもできる。
キー10はメニューキーとして機能するキーであり、キー10が押されるとその時点で選択可能な機能をメニュー表示し、ユーザはカーソル操作等により表示されたメニューを選択できる。また、キー10を手ブレ補正機能設定キーとして用いることもできる。
図4は本発明の手ブレ補正機能を備えたデジタルカメラの概略動作を示すプロセスフローチャートであり、このフローチャートはデジタルカメラ1に本発明の手ブレ補正機能を実現させるためのプログラムを説明するためのものである。以下に示す処理は基本的に制御部50が予めフラッシュメモリ等のプログラムメモリに記憶されたプログラムに従って実行する例で説明するが、全ての機能をプログラムメモリに格納する必要はなく、必要に応じて、その一部若しくは全部をネットワークを介して受信して実現するようにしてもよい。以下、図1〜図4に基いて説明する。なお、デジタルカメラ1はズーム機能およびオートフォーカス機能を備えているものとして以下、説明する。また、図4で、大きい矩形(ステップS2、S8)は本発明の手ブレ補正用の処理を示すステップであり、小さい矩形(ステップS1、S3〜S7、S9)は撮影モードにおけるスルー画像表示〜撮影、撮影画像の記録にいたる各処理を示すステップである。
図4で、ユーザの電源ボタン9の操作によりデジタルカメラ1の主電源がオンになり、ユーザがモードダイアル3を操作して静止画撮影モードを選択すると、選択された静止画撮影モード用の初期値や初期撮影条件が設定される。静止画撮影モード選択後の初期設定では手ブレ補正機能はオフとされる(ステップS1)。
スルー画像表示時に制御部50は手ブレ補正機能のオン/オフ(若しくは要否)に応じて手ブレ補正を行うためのCCDベース31の移動やCCD32の使用エリアサイズを制御するためにスルー画像表示時の手ブレ補正処理を実行する。スルー画像表示時の手ブレ補正処理について実施形態1では図5に示すフローチャート、実施形態2では図7に示すフローチャート、実施形態3では図10に示すフローチャートを基に説明する(ステップS2)。
制御部50はキー回路95からの信号を基にズーム指示があったか否か(ズームボタン7−1または7−2の操作の有無)を調べ、ズーム指示があった場合はステップS4に進み、ズーム指示がなかった場合はステップS5に進む(ステップS3)。
ズーム指示があった場合は制御部50はレンズブロック11を制御してズーム処理を行わせる。つまり、モータードライバー・ブロック20に設けられたズーム用(ZOOM)ドライバー21に制御信号を送り、ズームモータ14を駆動して指定されたズーム段に対応するズーム位置にズームレンズを移動させる(ステップS4)。
制御部50はキー回路95からの信号を基にシャッターキー8の半押し操作があったか否かを調べ、半押し操作があった場合はステップS6に進み、そうでない場合はステップS2に戻る(ステップS5)。
シャッターキー8が半押しされると、制御部50は、その時点で選択されているズーム位置(ズーム段数)に対応した焦点距離でオートフォーカス(AF)処理、オートアイリス(AE)処理、およびホワイトバランス処理(AWB)を実行し(ステップS5)、CCD撮像系ブロック30、カラープロセス回路41を得て生成された画像データを画像表示部70のモニタ画面にスルー表示しながらシャッターキー8が全押しされたか否かを調べ、シャッターキー8が全押しされた場合はステップS8に進み、そうでない場合はスルー画像を表示する動作を繰り返す(ステップS7)。
静止画撮影が指示されたとき、つまり、シャッターキー8が全押しされた場合は、制御部50は手ブレ補正機能のオン/オフ判定(若しくは手ブレ補正の要否判断)を行い、その判断結果に基づいてCCDベース31の移動およびCCD32の使用エリアサイズの設定等の撮影時の手ブレ補正処理を実行する。静止画撮影時の手ブレ補正処理については実施形態1では図6のフローチャート、実施形態2では図8のフローチャート、実施形態3では図11のフローチャート、実施形態4では図13のフローチャートを基にそれぞれ説明する(ステップS8)。
次に、ワークメモリ60に記憶している1フレーム分の画像データ(静止画像データ)をJPEG/MPEG部45でJPEG圧縮処理し、圧縮された静止画像データを画像記録部80のSDカードに記録して1フレーム分の静止画像の撮影処理を終了する(ステップS9)。
(実施形態1)
本実施形態は、図4のフローチャートのステップS2で手ブレ補正機能の設定およびスルー画像表示時の手ブレ補正処理を行い(図5)、図4のステップS7で静止画撮影時の手ブレ補正処理(図6)を行うようにした例である。また、図5は本実施形態に係わるスルー画像表示時の手ブレ補正処理の一実施例を示すフローチャートであり、図4のステップS2の詳細なフローチャートに相当する。以下、図1〜図5を基に説明する。
図4のステップS1の初期設定後、制御部50はその時点の撮影条件でスルー画像用のAE処理を実行しカラープロセス回路41でCCD32から画像データを得ると共にホワイトバランス(AWB)処理を施した上でワークメモリ60への転送を開始すると共に画像表示部70の液晶モニタ画面4へのスルー画像表示を開始する(ステップS2−1)。
次に、制御部50はキー回路95からの信号を基にユーザがキー10を押したか否かを調べ、キー10が押されると手ブレ補正機能選択メニューを含むメニュー画面(図示せず)を表示してユーザの選択を促す(ステップS2−2)。
制御部50は更にキー回路95からの信号を調べ、ユーザが手ブレ補正機能を選択すると手ブレ補正機能をオンにしてステップS2−4に進み、そうでない場合はステップS2−6に進む。手ブレ補正機能のオン/オフ設定はRAMにブレ補正機能のオン/オフ設定フラグ領域(図示せず)を確保し、手ブレ補正機能のオン/オフに応じてフラグ値(例えば、オン→1、オフ→0)を記憶することにより行うことができる(ステップS2−3)。
制御部50は、上記ステップS2−3で手ブレ補正機能がオンにされると、制御部50は、姿勢センサ65から受け取るブレ検出値に応じてCCDシフトドライバー55に送る駆動信号を生成し、それにより、前述したCCD用アクチュエータ18によるCCDベース31(つまり、CCD32)の位置をCCD可動範囲102内でレンズの光軸に対して垂直にX方向、Y方向に移動させて変更し、ステップS2−5に進む(ステップS2−4)。
次に、制御部50は、CCD32の使用範囲104の内側を使用して撮像信号をCDS/ADCブロック33を介してカラープロセス回路41へ出力させ、図4のステップS3に進む。なお、スルー画像表示時は画素混合読み出しや画素間引き処理を行っているので、画像サイズは静止画撮影時より小さく(例えば、512×384ピクセル)設定される(ステップS2−5)。
手ブレ補正機能がオフの場合は、制御部50はCCDベース31(つまり、CCD32)を中央位置に固定し、更に、CCD32のエリアの全体を使用して撮像信号をCDS/ADCブロック33を介してカラープロセス回路41へ出力させ、図4のステップS3に進む。なお、この場合も、スルー画像表示時は画素混合読み出しや画素間引き処理を行っているので、画像サイズは静止画撮影時より小さく(例えば、640×480ピクセル)設定される(ステップS2−6)。なお、上記ステップS2−5及びステップS2−6において出力された画像信号がステップS2−1でスルー画像表示されることになる。
図6は本実施形態に係わる静止画撮影時の手ブレ補正処理の一実施例を示すフローチャートであり、図4のステップS7の詳細なフローチャートに相当する。以下、図1〜図4、および図6を基に説明する。
図4のステップS6でシャッターキー8が全押しされると、制御部50はオン/オフ設定フラグ領域を調べ、手ブレ補正機能がオンに設定されている場合はステップS7−2に進み、そうでない場合はステップS7−4に進む(ステップS7−1)。
手ブレ補正機能がオンのとき、制御部50は、CCD32の露光処理を実行すると同時に、露光期間中、姿勢センサ65から受け取るブレ検出値に応じてCCDシフトドライバー55に送る駆動信号を生成し、それにより、CCDベース31(つまり、CCD32)の位置をCCD可動範囲102内でレンズの光軸に対して垂直にX方向、Y方向に移動させて変更する(ステップS7−2)。
制御部50は、CCD32の使用範囲104の内側を使用して所定画素サイズ分(例えば、2560×1920ピクセル)の撮像信号をCDS/ADCブロック33を介してカラープロセス回路41へ出力させ、ステップS7−6に進む(ステップS7−3)。
手ブレ補正機能がオフの場合は、制御部50は、CCDベース31(つまり、CCD32)を中央位置に固定した状態でステップS7−1で取得したシャッタースピード等の撮影条件に応じたCCD32の露光処理を実行し(ステップS7−4)、更に、CCD32のエリアの全体を使用して所定画像サイズ分(例えば、3200×2400ピクセル)の撮像信号をCDS/ADCブロック33を介してカラープロセス回路41へ出力させ、ステップS7−6に進む(ステップS7−5)。
カラープロセス回路41において、入力した撮像信号に対し画素補間処理を行うカラープロセス処理を施し、YUV変換を行ってデジタル値の輝度信号(Y)及び色差信号(Cb、Cr)を生成し、上記ステップS7−3またはステップS7−5で規定された画像サイズに従って拡大/縮小処理を施し、図4のステップS9に進む(ステップS7−6)。
上記図5および図6のフローチャートに示した動作により、デジタルカメラ1は手ブレ補正機能のオン/オフに応じてスルー画像表示時および静止画撮影時(静止画露出期間中)にCCD32の使用エリアを変更するので、デジタルカメラ1のCCDとしてそのレンズ性能に対応したサイズのCCDを用いることができる。そして、手ブレ補正処理を行うときには有効領域内の画素を使用するのでケラレのない画像を得ることができる。また、手ブレ補正処理を行わないときにはCCD全面を使用するようにしたことにより高解像度の画像を得ることができる。
(実施形態2)
上記実施形態1ではユーザがスルー画像表示中に手ブレ補正機能のオンオフを任意に設定するようにしたが、手ブレの量はズーム倍率と、被写体の明るさとCCD感度の関係によるシャッタースピードに依存するので、手ブレ補正機能のオンオフを手動で設定するのではなく、ズーム倍率やシャッタースピード等の撮影条件に応じてブレ補正の要否を自動的に判断するように構成することもできる。つまり、一般に被写体が十分明るく、広角側で撮影する場合には手ブレはあまり気にしなくてもよいことから、上述の撮影条件をスルー画像表示時および静止画撮影時に判定することにより、手ブレ補正の要否を決定し、CCDエリアのどの部分を使用すればよいかを決定できる。
本実施形態では図4のフローチャートのステップS2で、スルー画像表示時の撮影条件による手ブレ要否判断に基づく手ブレ補正処理(図7)を行うようにし、図4のステップS7で撮影条件による手ブレ要否判断に基づく手ブレ補正処理(図8)を行うようにした例である。また、図7は本実施形態に係わるスルー画像表示時の手ブレ補正処理の一実施例を示すフローチャートであり、図4のステップS2の詳細なフローチャートに相当する。以下、図1〜図4および図7を基に説明する。
図7で、制御部50はその時点のズーム位置情報およびシャッタースピード等の撮影条件を取得し(ステップS2−1)、取得したズーム位置に対応した焦点距離でスルー画像用のAE処理を実行しカラープロセス回路41でCCD32から画像データを得ると共にホワイトバランス(AWB)処理を施した上でワークメモリ60への転送を開始すると共に画像表示部70の液晶モニタ画面4へのスルー画像表示を開始する。なお、ステップS2−1で取得されるシャッタースピードは、ユーザによるマニュアル設定により設定された値を取得するものであってもよいし、スルー画像表示のためにCCD32により取り込まれた画像信号の明るさに基づき自動設定される値を取得するものであってもよい(ステップS2−2)。
制御部50は上記ステップS2−1で取得したズーム位置情報からズーム倍率を得て、このズーム倍率と上記ステップS2−1で取得したシャッタースピードを基に手ブレ補正の要否を判定し、手ブレ補正を要する場合はステップS2−4に進み、そうでない場合はステップS2−6に進む。手ブレ補正の要否は、例えば、上記ステップS2−1で取得したシャッタースピードを基に被写体の明るさが所定値以上か否かを判定し、更に、上記ステップS2−1で取得したズーム位置を基に広角側での撮影か否かを判定し、この判定結果を基に被写体の明るさが所定値以上で且つ広角側での撮影を行なう場合は手ブレ補正を要せず、これ以外の場合は手ブレ補正が必要として判定することができる(ステップS2−3)。
ステップS2−3において手ブレ補正を要すると判定されたときは、制御部50は、更に、姿勢センサ65から受け取るブレ検出値に応じてCCDシフトドライバー55に送る駆動信号を生成し、CCDベース31(つまり、CCD32)の位置をCCD可動範囲102内でレンズの光軸に対して垂直にX方向、Y方向に移動させて変更し、ステップS2−5に進む(ステップS2−4)。
次に、制御部50は、CCD32の使用範囲104の内側を使用して撮像信号をCDS/ADCブロック33を介してカラープロセス回路41へ出力させ、図4のステップS3に進む。なお、スルー画像表示時は画素混合読み出しや画素間引き処理を行っているので、画像サイズは静止画撮影時より小さく(例えば、512×384ピクセル)設定される(ステップS2−5)。
ステップS2−3において手ブレ補正を行わないと判定されたときは、制御部50はCCDベース31(つまり、CCD32)を中央位置に固定し、更に、CCD32のエリアの全体を使用するように使用エリアの設定を行い、撮像信号をCDS/ADCブロック33を介してカラープロセス回路41へ出力させ、図4のステップS3に進む。なお、この場合も、スルー画像表示時は画素混合読み出しや画素間引き処理を行っているので、画像サイズは静止画撮影時より小さく(例えば、640×480ピクセル)設定される(ステップS2−6)。
なお、上記ステップS2−5及びステップS2−6において出力された画像信号がステップS2−2でスルー画像表示され、また、上記ステップS3でズーム倍率が変更された場合、この変更後のズーム倍率が上記ステップS2−1で取得されることになる。
図8は本実施形態に係わる静止画撮影時の手ブレ補正処理の一実施例を示すフローチャートであり、図4のステップS7の詳細なフローチャートに相当する。以下、図1〜図4、および図8を基に説明する。
図4のステップS6でシャッターキー8が全押しされると、制御部50はその時点のズーム位置およびシャッタースピード等の撮影条件を取得し(ステップS7−1)、取得したシャッタースピードおよびズーム倍率を基に手ブレ補正の要否を判定し、手ブレ補正を要する場合はステップS7−3に進み、そうでない場合はステップS7−5に進む。手ブレ補正の要否は、例えば、上記図7のステップS2−3と同様にして判定できる(ステップS7−2)。
ステップS7−2において手ブレ補正を要すると判定されたときは、制御部50は、ステップS7−1で取得したシャッタースピード等の撮影条件に応じたCCD32の露光処理を実行すると同時に、露光期間中、姿勢センサ65から受け取るブレ検出値に応じてCCDシフトドライバー55に送る駆動信号を生成し、それにより、CCDベース31(つまり、CCD32)の位置をCCD可動範囲102内でレンズの光軸に対して垂直にX方向、Y方向に移動させて変更する(ステップS7−3)。
次に、制御部50は、CCD32のエリアの内側を使用して所定画像サイズ分(例えば、2560×1920ピクセル)の撮像信号をCDS/ADCブロック33を介してカラープロセス回路41へ出力させ、ステップS7−7に進む(ステップS7−4)。
ステップS7−2において手ブレ補正を行わないと判定された場合は、制御部50は、CCDベース31(つまり、CCD32)を中央位置に固定した状態でステップS7−1で取得したシャッタースピード等の撮影条件に応じたCCD32の露光処理を実行し(ステップS7−5)、更に、CCD32のエリアの全体を使用して所定画像サイズ分(例えば、3200×2400ピクセル)の撮像信号をCDS/ADCブロック33を介してカラープロセス回路41へ出力させ、ステップS7−7に進む(ステップS7−6)。
カラープロセス回路41において、入力した撮像信号に対し画素補間処理を行うカラープロセス処理を施し、YUV変換を行ってデジタル値の輝度信号(Y)及び色差信号(Cb、Cr)を生成し、上記ステップS7−4またはステップS7−6で規定された画像サイズに従って拡大/縮小処理を施し、図4のステップS9に進む(ステップS7−7)。
上記図7および図8のフローチャートに示した動作により、デジタルカメラ1はズーム倍率およびシャッタースピード等の撮影条件を基に手ブレ補正の要否を判断し、判断結果に応じてスルー画像表示時および静止画撮影時(静止画露出期間中)にCCD32の使用エリアを変更するので、デジタルカメラ1のCCDとしてそのレンズ性能に対応したサイズのCCDを用いることができる。そして、手ブレ補正処理を行うときには有効領域内の画素を使用するのでケラレのない画像を得ることができる。また、手ブレ補正処理を行わないときにはCCD全面を使用するようにしたことにより高解像度の画像を得ることができる。更に、手ブレ補正の要否を自動判定して切り替えることができるので、ユーザの負担が少なくなる。
(実施形態3)
上記実施形態2ではズーム倍率やシャッタースピード等の撮影条件に応じてブレ補正の要否を自動的に決定し、CCDエリアのどの部分を使用すればよいかを決定するようにしたが、最広角側から望遠側にズームするに従って手ブレの量が大きくなるので、ズーム位置によってブレ量の最大値を予測することが可能であることからズーム位置に従ってCCDエリアの中央における手ブレ補正時の使用範囲(切り取り範囲)を決定できる。つまり、図9に示すように手ブレ補正時のCCD32の使用範囲104のサイズはズーム位置に従って可変である(ズーム位置に応じて使用範囲104は大きくなったり小さくなったりする)。
本実施形態では、図4のフローチャートのステップS2でスルー画像表示時の撮影条件による手ブレ要否判断に基づく手ブレ補正処理(図10)を行うようにし、図4のステップS7で撮影条件による手ブレ要否判断に基づく手ブレ補正処理(図11)を行うようにした例である。なお、図10は本実施形態に係わるスルー画像表示時の手ブレ補正処理の一実施例を示すフローチャートであり、図4のステップS2の詳細なフローチャートに相当する。以下、図1〜図4および図9、図10を基に説明する。
図10で、制御部50はその時点のズーム位置情報およびシャッタースピード等の撮影条件を取得し(ステップS2−1)、取得したズーム位置に対応した焦点距離でスルー画像用のAE処理を実行しカラープロセス回路41でCCD32から画像データを得ると共にホワイトバランス(AWB)処理を施した上でワークメモリ60への転送を開始すると共に画像表示部70の液晶モニタ画面4へのスルー画像表示を開始する(ステップS2−2)。なお、ステップS2−1で取得されるシャッタースピードは、ユーザによるマニュアル設定により設定された値を取得するものであってもよいし、スルー画像表示のためにCCD32により取り込まれた画像信号の明るさに基づき自動設定される値を取得するものであってもよい。
制御部50は上記ステップS2−1で取得したズーム位置情報からズーム倍率を得て、このズーム倍率と上記ステップS2−1で取得したシャッタースピードを基に手ブレ補正の要否を判定し、手ブレ補正を要する場合はステップS2−4に進み、そうでない場合はステップS2−8に進む。手ブレ補正の要否は、例えば、図7のステップS2−3と同様にして判定することができる(ステップS2−3)。
ステップS2−3において手ブレ補正を要すると判定されたときは、制御部50は上記ステップS2−1で取得したズーム位置情報を基にそのズーム位置におけるブレ量の最大値を所定の算出方式により算出する。なお、ズーム位置とブレ量の最大値の予測値(以下、最大予測値と記す)を対応付けたテーブルを予め作成してプログラムメモリ等のメモリに登録しておき、ズーム位置に応じて取り出すようにしてもよい。この場合、取得したズーム位置情報が登録されたズーム位置以外のズーム位置の場合はテーブルに登録した値で補間計算を行ってそのズーム位置におけるブレ量の最大値を算出できる(ステップS2−4)。
次に、制御部50は、上記ステップS2−4で取得したブレ量の最大予測値を基にCCDエリアの中央における手ブレ補正時の使用範囲を決定し、ステップS2−6に進む(ステップS2−5)。ここで、上記ステップS2−4で取得したブレ量の最大予測値が大きくなるに従って手ブレ補正時の使用範囲が小さくなっていく。
なお、上記ステップS2−4において上記ステップS2−1で取得したズーム位置情報を基にそのズーム位置におけるブレ量の最大予測値を取得し、上記ステップS2−5でブレ量の最大予測値を基にCCDエリアの中央における手ブレ補正時の使用範囲を決定するようにしたが、上記ステップS2−4を省略して、上記ステップS2−1で取得したズーム位置情報を基にCCDエリアの中央における手ブレ補正時の使用範囲を直接的に決定するようにしてもよい。
制御部50は、更に、CCD32の露光処理を実行すると同時に、露光期間中、姿勢センサ65から受け取るブレ検出値に応じてCCDシフトドライバー55に送る駆動信号を生成し、CCDベース31(つまり、CCD32)の位置をCCD可動範囲102内でレンズの光軸に対して垂直にX方向、Y方向に移動させて変更し、ステップS2−7に進む(ステップS2−6)。
次に、制御部50は、上記ステップS2−5で決定したCCD32のエリアの使用範囲を使用して撮像信号をCDS/ADCブロック33を介してカラープロセス回路41へ出力させ、図4のステップS8に進む。なお、スルー画像表示時は画素混合読み出しや画素間引き処理を行っているので、画像サイズは静止画撮影時より小さく(例えば、512×384ピクセル)設定される(ステップS2−7)。
また、ステップS2−3において手ブレ補正を行わないと判定されたときは、制御部50はCCDベース31(つまり、CCD32)を中央位置に固定した状態でCCD32の露光処理を実行し、更に、CCD32のエリアの全体を使用するように使用エリアの設定を行い、図4のステップS8に進む。なお、この場合も、スルー画像表示時は画素混合読み出しや画素間引き処理を行っているので、画像サイズは静止画撮影時より小さく(例えば、640×480ピクセル)設定される(ステップS2−8)。なお、上記ステップS2−7及びステップS2−8において出力された画像信号がステップS2−2でスルー画像表示され、また、上記ステップS3でズーム倍率が変更された場合、この変更後のズーム倍率が上記ステップS2−1で取得されることになる。
図11は本実施形態に係わる静止画撮影時の手ブレ補正処理の一実施例を示すフローチャートであり、図4のステップS7の詳細なフローチャートに相当する。以下、図1〜図4、図9および図11を基に説明する。
図4のステップS6でシャッターキー8が全押しされると、制御部50はその時点のズーム位置およびシャッタースピード等の撮影条件を取得し(ステップS7−1)、取得したシャッタースピードおよびズーム倍率を基に手ブレ補正の要否を判定し、手ブレ補正を要する場合はステップS7−3に進み、そうでない場合はステップS7−7に進む。手ブレ補正の要否は、例えば、上記図7のステップS2−3と同様にして判定できる(ステップS7−2)。
ステップS7−2において手ブレ補正を要すると判定されたときは、制御部50は上記ステップS7−1で取得したズーム位置情報を基にそのズーム位置におけるブレ量の最大予測値を所定の算出方式により算出する。なお、ブレ量の最大予測値は、例えば、図10のステップS2−4と同様にして算出できる(ステップS7−3)。
次に、制御部50は、上記ステップS7−3で取得したブレ量の最大予測値を基にCCDエリアの中央における手ブレ補正時の使用範囲を決定し、ステップS7−5に進む。ここで、上記ステップS7−3で取得したブレ量の最大予測値が大きくなるに従って手ブレ補正時の使用範囲が小さくなっていく(ステップS7−4)。
制御部50は、ステップS7−1で取得したシャッタースピード等の撮影条件に応じたCCD32の露光処理を実行すると同時に、露光期間中、姿勢センサ65から受け取るブレ検出値に応じてCCDシフトドライバー55に送る駆動信号を生成し、それにより、CCDベース31(つまり、CCD32)の位置をCCD可動範囲102内でレンズの光軸に対して垂直にX方向、Y方向に移動させて変更する(ステップS7−5)。
制御部50は、上記ステップS7−4で決定されたCCDエリアの使用範囲を使用して撮像信号をCDS/ADCブロック33を介してカラープロセス回路41へ出力させ、ステップS7−9に進む(ステップS7−6)。
また、ステップS7−2において手ブレ補正を行わないと判定された場合は、制御部50は、CCDベース31(つまり、CCD32)を中央位置に固定した状態でステップS7−1で取得したシャッタースピード等の撮影条件に応じたCCD32の露光処理を実行し(ステップS2−7)、更に、CCD32のエリアの全体を使用して所定画像サイズ分(例えば、3200×2400ピクセル)の撮像信号をCDS/ADCブロック33を介してカラープロセス回路41へ出力させ、ステップS7−9に進む(ステップS7−8)。
カラープロセス回路41において、入力した撮像信号に対し画素補間処理を行うカラープロセス処理を施し、YUV変換を行ってデジタル値の輝度信号(Y)及び色差信号(Cb、Cr)を生成し、上記ステップS7−6またはステップS7−8で規定された画像サイズに従って拡大/縮小処理を施し、図4のステップS9に進む(ステップS7−9)。
なお、上記ステップS7−3において上記ステップS7−1で取得したズーム位置情報を基にそのズーム位置におけるブレ量の最大予測値を取得し、上記ステップS7−4でブレ量の最大予測値を基にCCDエリアの中央における手ブレ補正時の使用範囲を決定するようにしたが、上記ステップS7−3を省略して、上記ステップS7−1で取得したズーム位置情報を基にCCDエリアの中央における手ブレ補正時の使用範囲を直接的に決定するようにしてもよい。
上記図10および図11のフローチャートに示した動作により、前述した実施形態2と同様にデジタルカメラ1のCCDとしてそのレンズ性能に対応したサイズのCCDを用いることができる。そして、手ブレ補正処理を行うときにはなるべく大きな有効領域内の画素を使用しつつケラレのない画像を得ることができる。また、手ブレ補正処理を行わないときにはCCD全面を使用するようにしたことにより高解像度の画像を得ることができる。更に、手ブレ補正の要否を自動判定して切り替えることができるので、ユーザの負担が少なくなると共に、補正時にもより高解像度の画像を得ることができる。
なお、上記図10、図11のフローチャートでは手ブレ補正の要否判断を撮影条件を取得して自動的に判定するようにしたが、ユーザが手動で手ブレ補正機能をオンオフにするようにしてもよい。例えば、図10のステップS2−1を「制御部50はキー回路95からの信号を調べ、キー10が押された場合は手ブレ機能をオンとする」ように構成し、図10のステップS2−3を「手ブレ補正機能がオンの場合はステップS2−4に進み、そうでない場合はステップS2−8に進む。」ように構成し、図11のS7−2を「手ブレ補正機能がオンの場合はステップS7−3に進み、そうでない場合はステップS7−7に進む」ように構成すればよい。
(実施形態4)
上記実施形態1〜実施形態3では使用するCCDエリア(図12の手ブレ補正時の使用範囲106)はCCDの中央部に位置していたが、本実施形態では手ブレ補正時の軌跡と連動して使用するCCDエリアを決定する。すなわち、実際に手ブレ補正によりCCDベース31を移動させた軌跡を取得し、露光開始時間から露光終了時間までにおいてイメージサークル101からどれだけはみ出たかを求める。
図12は、手ブレ補正の軌跡と連動して使用する手ブレ補正時のCCD32の使用範囲の説明図であり、CCD可動範囲102内でCCD32を右下に移動させたときの使用範囲106の一例を示す図である。図示のように、CCDがイメージサークル101からはみ出したとき、使用範囲106が最大になるようなイメージサークル101上の点107を求めることにより使用範囲106を決定することができる。
図13は実施形態4に係わる静止画撮影時の手ブレ補正処理の一実施例を示すフローチャートであり、図4のステップS7の詳細なフローチャートに相当する。以下、図1〜図4、および図12、図13を基に説明する。
図4のステップS6でシャッターキー8が全押しされると、制御部50はその時点のズーム位置およびシャッタースピード等の撮影条件を取得し(ステップS7−1)、取得したシャッタースピードおよびズーム倍率を基に手ブレ補正の要否を判定し、手ブレ補正を要する場合はステップS7−3に進み、そうでない場合はステップS7−7に進む。手ブレ補正の要否は、例えば、上記図7のステップS2−3と同様にして判定できる(ステップS7−2)。
ステップS7−2において手ブレ補正を要すると判定されたときは、制御部50はステップS7−1で取得したシャッタースピード等の撮影条件に応じたCCD32の露光処理を実行すると同時に、露光期間中、姿勢センサ65から受け取るブレ検出値に応じてCCDシフトドライバー55に送る駆動信号を生成し、それにより、CCDベース31(つまり、CCD32)の位置をCD可動範囲102内でレンズの光軸に対して垂直にX方向、Y方向に移動させて変更する(ステップS7−3)。
制御部50は、露光時の手ブレ補正の軌跡、つまり、上記ステップS7−3で移動させたCCDベース31の中心点(=CCDエリアの中心点)の位置、を取得して露光開始時間から露光終了時間までにおいてCCD32がイメージサークル101からどれだけはみ出したかを調べ(ステップS7−4)、CCD32がイメージサークル101からはみ出していない場合はCCD32のエリアの全てを使用範囲106として決定し、イメージサークルからはみ出した場合は、使用範囲106が最大になるようなイメージサークル101上の点107を求めて最大使用範囲106を決定する。なお、点107は例えばCCDベース31の中心点とイメージサークル101の周との距離が最短になる点として算出することができる(ステップS7−5)。
制御部50は、上記ステップS7−5で決定されたCCDエリアの使用範囲を使用して撮像信号をCDS/ADCブロック33を介してカラープロセス回路41へ出力させ、ステップS7−9に進む(ステップS7−6)。
また、ステップS7−2において手ブレ補正を行わないと判定された場合は、制御部50はCCDベース31(つまり、CCD32)を中央位置に固定した状態でステップS7−1で取得したシャッタースピード等の撮影条件に応じたCCD32の露光処理を実行し、(ステップS7−7)、更に、CCD32のエリアの全体を使用して所定画像サイズ分(例えば、3200×2400ピクセル)の撮像信号をCDS/ADCブロック33を介してカラープロセス回路41へ出力させ、ステップS7−9に進む(ステップS7−8)。
カラープロセス回路41において、入力した撮像信号に対し画素補間処理を行うカラープロセス処理を施し、YUV変換を行ってデジタル値の輝度信号(Y)及び色差信号(Cb、Cr)を生成し、上記ステップS7−6またはステップS7−8で規定された画像サイズに従って拡大/縮小処理を施し、図4のステップS9に進む(ステップS7−9)。
上記図13のフローチャートに示した動作により、前述した実施形態2および実施形態3の場合と同様に、デジタルカメラ1のCCDとしてそのレンズ性能に対応したサイズのCCDを用いることができる。そして、手ブレ補正処理を行うときにはなるべく大きな有効領域内の画素を使用しつつケラレのない画像を得ることができる。また、手ブレ補正処理を行わないときにはCCD全面を使用するようにしたことより高解像度の画像を得ることができる。更に、手ブレ補正の要否を自動判定して切り替えることができるので、ユーザの負担が少なくなると共に、補正時にも最大限高解像度の画像を得ることができる。
なお、上記図13のフローチャートでは手ブレ補正の要否判断を撮影条件を取得して自動的に判定するようにしたが、ユーザが手動で手ブレ補正機能をオンにするようにしてもよい。例えば、図4のステップS2に「制御部50はキー回路95からの信号を調べ、キー10が押された場合は手ブレ機能をオンとする」といったような構成を追加し、図13のステップS7−2を「手ブレ補正機能がオンの場合はステップS7−3に進み、そうでない場合はステップS7−7に進む」ように構成すればよい。
上記各実施形態の説明(図5〜図8、図10、図11、図13に示したフローチャート参照)において、手ブレ補正を行わない場合にはCCDのエリアの全体を使用して得られた撮像信号を用いるようにしたが、必ずしも全体でなくてもよく、手ブレ補正を行う場合の使用範囲よりも広い範囲であればよい。
上記各実施形態では手ブレ補正をスルー画像表示および静止画撮影時に行なう場合を例として説明したが、本発明の適用範囲はスルー画像表示および静止画撮影時に限定されず、動画撮影時にも適用できる。また、本発明はデジタルカメラに限定されるものではなく、種々の変形実施が可能であることはいうまでもない。例えば電子カメラという用語は、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話機のほか、撮像部を有する情報機器などにも適用し得るものである。
以上、本発明のいくつかの実施例について説明したが、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその主旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示されている全構成要素の中からいくつかの構成要素を削除してもよい。
また、上記実施形態において記載した手法は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、例えば、フラッシュメモリやハードディスク、あるいは着脱可能なメモリカード等の記録媒体に書き込んで各種装置に適用したり、そのプログラム自体をネットワーク等の伝送媒体により伝送して各装置に適用することも可能である。各種装置のコンピュータは記録媒体に記録されたプログラムあるいは伝送媒体を介して提供されたプログラムを読み込み、このプログラムによって動作が制御されることにより、各処理を実行して本手法を実現する。
本発明に基づくデジタルカメラの手ブレ補正の原理を示す図である。 デジタルカメラの一実施例の外観図を示す図である。 デジタルカメラの回路構成の一実施例を示すブロック図である。 本発明の手ブレ補正機能を備えたデジタルカメラの概略動作を示すプロセスフローチャートである。 実施形態1に係わるスルー画像表示時の手ブレ補正処理の一実施例を示すフローチャートである。 実施形態1に係わる静止画撮影時の手ブレ補正処理の一実施例を示すフローチャートである。 実施形態2に係わるスルー画像表示時の手ブレ補正処理の一実施例を示すフローチャートである。 実施形態2に係わる静止画撮影時の手ブレ補正処理の一実施例を示すフローチャートである。 ズーム位置によって変化する手ブレ補正時のCCDの使用範囲の説明図である。 実施形態3に係わるスルー画像表示時の手ブレ補正処理の一実施例を示すフローチャートである。 実施形態3に係わる静止画撮影時の手ブレ補正処理の一実施例を示すフローチャートである。 手ブレ補正の軌跡と連動して使用する手ブレ補正時のCCDの使用範囲の説明図である。 実施形態4に係わる静止画撮影時の手ブレ補正処理の一実施例を示すフローチャートである。 従来のCCDセンサーシフト方式の手ブレ補正におけるイメージサークルとCCDとの関係を示す説明図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ(電子カメラ)
12、13 移動位置検出センサ(撮影条件取得手段)
31 CCDベース(撮像素子)
32 CCD(撮像素子)
33 CDS/ADC(撮像信号処理手段)
41 カラープロセス回路(撮像信号処理手段)
50 制御部(手ブレ要否判定手段、制御手段、読出し範囲切換手段、撮影条件取得手段、移動位置取得手段)
55 CCDシフトドライバー(移動位置取得手段)
58 レンズコントロールブロック(撮影条件取得手段)
65 姿勢センサ(ブレ検出手段)
70 画像処理部(撮像信号表示処理手段)
80 画像記録部(撮像信号記録処理手段)
101 イメージサークル

Claims (10)

  1. 光学系による結像を光電変換して撮像信号を出力する撮像素子と、カメラのブレを検出してブレ検出信号を出力するブレ検出手段と、前記ブレ検出手段からのブレ検出信号に基づいて前記撮像素子を移動させることにより手ブレ補正を行う手ブレ補正手段とを備えた電子カメラにおいて、
    手ブレ補正実行の要否を判定する手ブレ補正要否判定手段と、
    前記手ブレ補正要否判定手段により手ブレ補正を行うと判定された場合には前記撮像素子の所定エリアから読み出された撮像信号を処理対象とし、手ブレ補正を行わないと判定された場合には前記撮像素子の前記所定エリアより広い範囲から読み出された撮像信号を処理対象とする制御手段と、
    を備えたことを特徴とする電子カメラ。
  2. 前記撮像素子から読み出された撮像信号を処理する撮像信号処理手段を備え、
    前記制御手段は、前記手ブレ補正要否判定手段により手ブレ補正を行うと判定された場合には前記撮像素子の所定エリアから読み出された撮像信号を処理するように前記撮像信号処理手段を制御し、手ブレ補正を行わないと判定された場合には前記撮像素子の前記所定エリアより広い範囲から読み出された撮像信号を処理するように前記撮像信号処理手段を制御する手段を含むことを特徴とする請求項1記載の電子カメラ。
  3. 前記撮像信号処理手段は、前記撮像素子から読み出された撮像信号を表示処理する撮像信号表示処理手段、又は前記撮像素子から読み出された撮像信号を記録処理する撮像信号記録処理手段を含むことを特徴とする請求項2記載の電子カメラ。
  4. 前記撮像素子に読み出させる撮像信号の読出範囲を切り換える読出範囲切換手段を備え、
    前記制御手段は、前記手ブレ補正要否判定手段により手ブレ補正を行うと判定された場合には前記撮像素子の所定読出範囲から撮像信号を読み出すように前記読出範囲切換手段を制御し、手ブレ補正を行わないと判定された場合には前記撮像素子の前記所定読出範囲より広い範囲から撮像信号を読み出すように前記読出範囲切換手段を制御する手段を含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の電子カメラ。
  5. 前記撮像素子の所定エリアは該撮像素子の固定の内部エリアであり、前記所定エリアより広い範囲は前記撮像素子の全体エリアであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の電子カメラ。
  6. 更に、所定の撮影条件を取得する撮影条件取得手段を備え、
    前記手ブレ補正要否判定手段は、前記撮影条件取得手段によって取得された撮影条件を基に手ブレ補正実行の要否を判定する
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の電子カメラ。
  7. 更に、所定の撮影条件を取得する撮影条件取得手段を備え、
    前記制御手段は、前記手ブレ補正要否判定手段により手ブレ補正を行うと判定された場合に前記撮影条件取得手段によって取得された撮影条件を基に前記撮像素子の所定エリアを変更する手段を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の電子カメラ。
  8. 前記所定の撮影条件は、ズーム倍率又はシャッタースピードを含むことを特徴とする請求項6または7に記載の電子カメラ。
  9. 更に、前記ブレ検出手段からのブレ検出信号に基づくブレ補正により移動した前記撮像素子の位置を取得する移動位置取得手段を備え、前記制御手段は、前記手ブレ補正要否判定手段により手ブレ補正を行うと判定された場合に前記移動位置所得手段によって取得された撮像素子の位置に基づいて前記撮像素子の所定エリアを変更する手段を含むことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の電子カメラ。
  10. 光学系による結像を光電変換して撮像信号を出力する撮像素子と、カメラのブレを検出してブレ検出信号を出力するブレ検出手段と、前記ブレ検出手段からのブレ検出信号に基づいて前記撮像素子を移動させることにより手ブレ補正を行う手ブレ補正手段とを備えた電子カメラのコンピュータに、
    手ブレ補正実行の要否を判定する機能と、
    前記判定機能により手ブレ補正を行うと判定された場合には前記撮像素子の所定エリアから読み出された撮像信号を処理対象とし、手ブレ補正を行わないと判定された場合には前記撮像素子の前記所定エリアより広い範囲から読み出された撮像信号を処理対象とする制御する機能と、
    を実行させるプログラム。
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