JP2007069692A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】段差摩耗を軽減することのできる空気入りタイヤを提供すること。
【解決手段】トレッド面11に周方向溝20を3本形成し、これにより4つのリブ30を形成している。この4つのリブ30のうち、タイヤ幅方向内方側に位置する2つの中央リブ31のトレッド面11を、中央リブ中央域34から中央リブ外側端32に向かうに従って徐々に直径が小さくなるようにする。さらに、中央リブ外側端32の直径は、中央リブ31のタイヤ方向外方に位置するショルダーリブ35が有するショルダーリブ内側端37の直径以下の大きさにする。これにより、トレッド面11が接地した際における接地圧を、中央リブ31からショルダーリブ35に向かうに従ってなだらかに低くすることができる。この結果、段差摩耗を軽減することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、空気入りタイヤに関するものである。特に、この発明は、偏摩耗を低減できる空気入りタイヤに関するものである。
空気入りタイヤは、形状や使用状況などに偏摩耗が発生する場合があり、例えば、トラックやバス等に使用される重荷重用の空気入りタイヤにおいてトレッド部に複数のリブが形成されている場合、ショルダー側から数えて2番目のリブのショルダー側縁部がセンター側縁部よりも摩耗し、いわゆるレールウェイ摩耗が発生する虞がある。そこで、従来の空気入りタイヤでは、このリブのショルダー側縁部に細溝を形成し、このレールウェイ摩耗を低減しているものがある。
例えば、特許文献1では、ショルダー側から数えて2番目のリブのショルダー側縁部に細溝を形成して幅広リブと幅狭リブとに分割し、さらに、ショルダー側から数えて1番目のリブの幅狭リブ側となる内側部表面を、幅狭リブ側程タイヤ径方向内方に落ち込ませている。これにより、当該空気入りタイヤの接地時に幅狭リブは大きく撓むため、この幅狭リブを大きく摩耗させることができる。この結果、摩耗エネルギーを幅狭リブに集中させることができるので、幅広リブのショルダー側縁部の摩耗を低減でき、耐レールウェイ摩耗性を向上させることができる。
特開平11−321235号公報
しかしながら、空気入りタイヤの中には、タイヤ周方向に形成する周方向溝を3本にしてトレッド部のゴムの量を増やして、摩耗を低減しているものがある。この場合、周方向溝によって区画される陸部は4つになるが、4つの陸部のうち、内側の2つの陸部はタイヤ幅方向における幅が広くなっている場合がある。この場合、この内側2つの陸部のトレッド面は、トレッド面全体のタイヤ径方向における差が小さくなり、断面形状におけるトレッド面は、直線に近い形状になる。これに対して、4つの陸部のうち、外側の2つの陸部は、タイヤ幅方向内方からタイヤ幅方向外方に向かうに従って、トレッド面の径が小さくなっている。
このため、接地形状は、内側2つの陸部の接地長よりも外側2つの陸部の接地長の方が短くなっており、特に、内側2つの陸部は、断面形状におけるトレッド面が直線に近い形状になっているため、内側2つの陸部の接地形状のタイヤ幅方向外方の端部と、外側2つの陸部の接地形状のタイヤ幅方向内方の端部とでは、接地長が大きく異なっている。これにより、外側2つの陸部の接地圧は低くなるため摩耗し易くなるので、この陸部が大きく摩耗する段差摩耗が発生する虞があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、段差摩耗を軽減することのできる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明に係る空気入りタイヤは、トレッド部の表面であるトレッド面にタイヤ周方向に形成された3本の周方向溝と、前記3本の周方向溝により区画される4つの陸部とを有する空気入りタイヤであって、前記4つの陸部は、タイヤ幅方向内方に位置する前記陸部である2つの中央陸部と、前記2つの中央陸部のタイヤ幅方向外方に位置する前記陸部であるショルダー陸部と、からなり、前記中央陸部の前記トレッド面のうち、タイヤ幅方向内方側の端部を中央陸部内側端、タイヤ幅方向外方側の端部を中央陸部外側端とし、前記ショルダー陸部の前記トレッド面のうち、タイヤ幅方向内方側の端部をショルダー陸部内側端、タイヤ幅方向外方側の端部をショルダー陸部外側端とした場合に、正規リムにリム組みし、且つ、正規内圧を充填した状態において、前記中央陸部は、前記トレッド面が、前記中央陸部のタイヤ幅方向における中央に位置する中央域から前記中央陸部外側端に向かうに従って徐々に直径が小さくなっており、前記中央陸部外側端は、直径が、前記周方向溝を介して前記中央陸部外側端を有する前記中央陸部に隣接する前記ショルダー陸部の前記ショルダー陸部内側端の直径以下であることを特徴とする。
この発明では、中央陸部のトレッド面を、中央域から中央陸部外側端に向かうに従って徐々に直径が小さくなっており、さらに、この中央陸部外側端の直径は、前記中央域に隣接するショルダー陸部内側端の直径以下になっている。これにより、中央陸部の接地形状からショルダー陸部の接地形状に向かうに従って、なだらかに接地長を短くすることができる。従って、中央陸部からショルダー陸部にかけての接地圧の差を低減することができ、中央陸部とショルダー陸部との間で接地圧が大きく変化することに起因して、ショルダー陸部が大きく摩耗することを抑制できる。この結果、段差摩耗を軽減することができる。
また、この発明に係る空気入りタイヤは、前記中央陸部外側端は、前記中央陸部内側端と、前記ショルダー陸部外側端とを通り、タイヤ幅方向における中心である幅方向中心線上に中心を有する円弧であるトレッド面円弧よりも、タイヤ径方向内方に位置していることを特徴とする。
この発明では、中央陸部外側端をトレッド面円弧よりもタイヤ径方向内方に位置させているので、中央陸部の接地形状からショルダー陸部の接地形状に向かうに従って、より確実になだらかに接地長を短くすることができる。この結果、段差摩耗を軽減することができる。
また、この発明に係る空気入りタイヤは、前記ショルダー陸部内側端は、前記トレッド面円弧よりもタイヤ径方向外方に位置していることを特徴とする。
この発明では、ショルダー陸部内側端を、トレッド面円弧よりもタイヤ径方向外方に位置させているので、中央陸部外側端をトレッド面円弧よりもタイヤ径方向内方に位置させるのみでは中央陸部外側端の接地長とショルダー陸部内側端の接地長との差を小さくするのが困難な場合でも、これらの差をより確実に小さくすることができる。この結果、より確実に段差摩耗を軽減することができる。
また、この発明に係る空気入りタイヤは、トレッド幅がタイヤの呼び幅の0.8倍以上であると共に、前記中央陸部のタイヤ幅方向における幅が前記トレッド幅の0.2倍以上であることを特徴とする。
この発明では、トレッド幅がタイヤ呼び幅の0.8倍以上になっているので、子午面断面においてトレッド面のタイヤ幅方向における中央付近は直線状になり易くなっており、中央陸部のタイヤ幅方向における幅がトレッド幅の0.2倍以上になっているので、中央陸部のトレッド面は、子午面断面において直線状になり易くなっている。このため、従来の空気入りタイヤでは、中央陸部とショルダー陸部とで、トレッド面の段差が生じ易くなるが、少なくとも中央陸部外側端を上述した形状にすることにより、中央陸部とショルダー陸部とのトレッド面の段差を低減することができる。この結果、より確実に段差摩耗を軽減することができる。
また、この発明に係る空気入りタイヤは、負荷接地状態における前記トレッド面の接地長は、前記中央陸部内側端の前記接地長をL1とし、前記中央陸部外側端の前記接地長をL2とし、前記ショルダー陸部内側端の前記接地長をL3とし、前記ショルダー陸部外側端の接地長をL4とした場合に、L1>L2≧L3>L4の関係を満たすことを特徴とする。
この発明では、中央陸部及びショルダー陸部の接地長が上記の関係になるように中央陸部及びショルダー陸部を形成することにより、中央陸部内側端からショルダー陸部外側端にかけてなだらかに接地圧を変化させることができる。この結果、より確実に段差摩耗を軽減することができる。
本発明に係る空気入りタイヤは、段差摩耗を軽減することができる、という効果を奏する。
以下に、本発明に係る空気入りタイヤの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
(実施の形態)
以下の説明において、タイヤ幅方向とは、空気入りタイヤの回転軸と平行な方向をいい、タイヤ幅方向内方とはタイヤ幅方向において赤道面に向かう方向、タイヤ幅方向外方とは、タイヤ幅方向において赤道面に向かう方向の反対方向をいう。また、タイヤ径方向とは、前記回転軸と直交する方向をいい、タイヤ周方向とは、前記回転軸を回転の中心となる軸として回転する方向をいう。図1は、本発明の実施の形態に係る空気入りタイヤの子午断面図である。図2は、図1のA部詳細図である。この空気入りタイヤ1は、子午面断面で見た場合、タイヤ径方向の最も外側にトレッド部10が形成されており、このトレッド部10の表面、即ち、当該空気入りタイヤ1を装着する車両(図示省略)が走行した場合に、路面と接触する部分はトレッド面11として形成されている。このトレッド部10のタイヤ径方向内方側には、ベルト層12が複数設けられている。さらに、トレッド部10のタイヤ幅方向における端部からタイヤ径方向内方側の所定の位置までは、サイドウォール部13が設けられている。
さらに、このサイドウォール部13のタイヤ径方向内方側には、ビード部14が設けられている。このビード部14は、当該空気入りタイヤ1の2箇所に設けられており、赤道面5を中心として対称になるように、タイヤ幅方向における赤道面5の両側に設けられている。このビード部14にはビードコア15が設けられており、ビードコア15のタイヤ径方向外方にはビードフィラー16が設けられている。また、前記ベルト層12のタイヤ径方向内方、及びサイドウォール部13の赤道面5側には、カーカス17が連続して設けられている。このカーカス17は、ビード部14でビードコア15に沿ってタイヤ幅方向外方に折り返されている。また、このカーカス17の内側、或いは、当該カーカス17の、空気入りタイヤ1における内部側には、インナーライナ18がカーカス17に沿って形成されている。
トレッド部10のトレッドパターンは、リブパターンになっている。つまり、トレッド部10には、タイヤ周方向に形成された周方向溝20が3本配設されており、3本の周方向溝20はストレート形状で形成され、タイヤ幅方向にほぼ平行に並んで配設されている。これらの3本の周方向溝20は、1本が赤道面5上に形成されており、残りの2本の周方向溝20は、赤道面5上に形成された周方向溝20を挟んでタイヤ幅方向における両側に2本ずつ形成されており、赤道面5を中心として線対称に形成されている。このように形成される周方向溝20は、3本の周方向溝20のうち、赤道面5上に位置する周方向溝20は中央溝21となっており、中央溝21を挟んで中央溝21のタイヤ幅方向外方に位置する2本の周方向溝20は外溝22となっている。なお、これらの周方向溝20は正確にタイヤ周方向に沿って形成されていなくてもよく、例えばタイヤ幅方向に傾いて斜めに形成されていたり、ジグザグ状に形成されていたりしてもよい。
また、トレッド面11には、3本の周方向溝20によって区画された4つの陸部であるリブ30が形成されている。このリブ30は、周方向溝20によって区画されているため、タイヤ幅方向において周方向溝20同士の間、または、周方向溝20よりもタイヤ幅方向外方に位置しており、これらの4つのリブ30は、全てタイヤ周方向に形成されている。このように形成されるリブ30は、タイヤ幅方向において中央溝21と外溝22との間に位置する2つのリブ30は中央陸部である中央リブ31となっており、外溝22よりもタイヤ幅方向外方に位置する2つのリブ30は、ショルダー陸部であるショルダーリブ35となっている。
これらのリブ30は、空気入りタイヤ1を正規リムにリム組みし、且つ、正規内圧を充填した状態において、当該空気入りタイヤ1を子午面断面で見た場合に、中央リブ31のトレッド面11のうち、タイヤ幅方向外方側の端部である中央陸部外側端となる中央リブ外側端32の直径が、ショルダーリブ35のトレッド面11のうち、タイヤ幅方向内方側の端部であるショルダー陸部内側端となるショルダーリブ内側端37の直径以下になっている。
即ち、中央リブ31のトレッド面11の形状は、中央リブ31のタイヤ幅方向における中央に位置する中央域である中央リブ中央域34から中央リブ外側端32の方向に向かうに従って徐々に直径が小さくなっており、このように中央リブ中央域34よりも直径が小さくなっている中央リブ外側端32の直径が、上述したように外溝を介して当該中央リブ31に隣接するショルダーリブ35のショルダーリブ内側端37の直径以下の大きさになっている。また、中央リブ31は、中央リブ中央域34から中央リブ外側端32に向かうに従って直径が小さくなっているため、中央リブ外側端32の直径は、同一の中央リブ31のトレッド面11の各部の直径において最も小さくなっている。なお、この中央リブ中央域34は、正確に中央リブ31のタイヤ幅方向における中央に位置している必要はなく、概ね中央リブ31のタイヤ幅方向における中央に位置していればよい。
また、ここでいう正規リムとは、JATMAで規定する「標準リム」、TRAで規定する「Design Rim」、あるいはETRTOで規定する「Measuring Rim」である。また、正規内圧とは、JATMAで規定する「最高空気圧」、TRAで規定する「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の最大値、あるいはETRTOで規定する「INFLATION PRESSURES」である。
また、ショルダーリブ35の詳細な形状は、トレッド面円弧40にトレッド面11がほぼ沿った形状になっている。このトレッド面円弧40は、中央リブ31のトレッド面11のうちのタイヤ幅方向内方側の端部である中央陸部内側端となる中央リブ内側端33に位置する点Fと、ショルダーリブ35のトレッド面11のうちのタイヤ幅方向外方側の端部であるショルダー陸部外側端となるショルダーリブ外側端36に位置する点Gとを通り、タイヤ幅方向における中心線である幅方向中心線41上に中心点(図示省略)が位置すると共に所定の半径Rで形成された円弧となっている。タイヤ幅方向の両端側に位置する2つのショルダーリブ35は、共にトレッド面11が、このトレッド面円弧40に沿った形状になっている。なお、この幅方向中心線41は、タイヤ幅方向における中心であるため、赤道面5と重なっている。
一方、中央リブ31のトレッド面11は、中央リブ中央域34よりも中央リブ内側端33側の部分はトレッド面円弧40にほぼ沿った形状になっているのに対し、中央リブ中央域34よりも中央リブ外側端32側の部分は、トレッド面円弧40よりもタイヤ径方向内方に位置している。つまり、中央リブ31のトレッド面11は、中央リブ中央域34から中央リブ外側端32に向かうに従って徐々に直径が小さくなっているので、トレッド面11とトレッド面円弧40との距離は、中央リブ中央域34から中央リブ外側端32に向かうに従って大きくなっており、中央リブ外側端32とトレッド面円弧40との距離が最も大きくなっており、中央リブ外側端32はトレッド面円弧40に対してタイヤ径方向内方に最も離れている。なお、この中央リブ外側端32とトレッド面円弧40と距離h1は、0.5mm〜3.0mmの範囲内となっているのが好ましい。また、トレッド面11は、これらのように幅方向中心線41上に中心が位置するトレッド面円弧40に概ね沿った形状になっているので、全体的に見た場合に、タイヤ径方向外方に凸となった形状になっている。
また、当該空気入りタイヤ1は、トレッド面11のタイヤ幅方向における幅であるトレッド幅Wが、タイヤの呼び幅SWの0.8倍以上になっている。また、各中央リブ31のタイヤ幅方向における幅Cは、トレッド幅Wの0.2倍以上になっている。ここで、タイヤの呼び幅SWとは、空気入りタイヤ1の、タイヤ幅方向における幅が最も広い部分の幅であり、具体的には、タイヤ幅方向の両側に位置するサイドウォール部13同士の、最もタイヤ幅方向外方に位置している部分同士のタイヤ幅方向における距離をいう。
図3は、図1の空気入りタイヤの接地形状を示す図である。この空気入りタイヤ1のトレッド面11を接地させ、正規荷重をかけた状態での接地部分の形状、即ち接地形状50は、タイヤ幅方向における中心付近からタイヤ幅方向外方に向かうに従って、前後方向における長さ、或いは空気入りタイヤ1のタイヤ周方向における長さである接地長が短くなっている。つまり、接地形状50において、回転中の空気入りタイヤ1の進行方向側を前方、進行方向の反対方向を後方とした場合に、接地形状50を全体的に見た場合の前方側の縁部である前縁51は、前方に概ね凸となっている。また、接地形状50を全体的に見た場合の後方側の縁部である後縁52は、後方に概ね凸になっている。なお、ここでいう正規荷重とは、JATMAで規定する「最大負荷能力」、TRAで規定する「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の最大値、あるいはETRTOで規定する「LOAD CAPACITY」である。
詳しくは、接地形状50はトレッド部10のリブ30に対応しており、中央リブ31の接地形状50は中央リブ接地形状55、ショルダーリブ35の接地形状50はショルダーリブ接地形状56となっている。このため、これらの接地形状50はリブ30と同様に、タイヤ幅方向における中央側に2つの中央リブ接地形状55が、タイヤ幅方向に並んで位置しており、2つの中央リブ接地形状55のタイヤ幅方向外方に、2つのショルダーリブ接地形状56が位置している。つまり、タイヤ幅方向における両端に位置する2つのショルダーリブ接地形状56によって2つの中央リブ接地形状55は挟まれるように位置しており、接地形状50のタイヤ幅方向における中心の線である接地形状中心線60を中心として、接地形状50は線対称になっている。また、空気入りタイヤ1のリブ30は、周方向溝20によって中央リブ31同士、及び中央リブ31とショルダーリブ35とがタイヤ幅方向に離れているので、接地形状50の中央リブ接地形状55同士、及び中央リブ接地形状55とショルダーリブ接地形状56とは離れている。
この接地形状50は、上記のように前縁51は前方に概ね凸となっており、後縁52は後方に概ね凸になっているため、タイヤ幅方向における中央側に位置する中央リブ接地形状55の接地長よりも、タイヤ幅方向における両端に位置するショルダーリブ接地形状56の接地長の方が短くなっている。さらに、この接地長は、中央リブ内側端33が位置する部分の接地長である中央リブ内側端接地長をL1とし、中央リブ外側端32が位置する部分の接地長である中央リブ外側端接地長をL2とし、ショルダーリブ内側端37が位置する部分の接地長であるショルダーリブ内側端接地長をL3とし、ショルダーリブ外側端36が位置する部分の接地長であるショルダーリブ外側端接地長をL4とした場合に、各接地長の関係はL1>L2≧L3>L4となっている。つまり、当該空気入りタイヤ1は、中央リブ内側端接地長L1と、中央リブ外側端接地長L2と、ショルダーリブ内側端接地長L3と、ショルダーリブ外側端接地長L4との関係が、L1>L2≧L3>L4となるように形成されている。
なお、これらの中央リブ内側端接地長L1と中央リブ外側端接地長L2との関係は、(0.98L1≧L2≧0.95L1)の範囲内であるのが好ましく、また、中央リブ内側端接地長L1とショルダーリブ内側端接地長L3との関係は、(0.95L1≧L3≧0.90L1)の範囲内であるのが好ましく、また、中央リブ内側端接地長L1とショルダーリブ外側端接地長L4との関係は、(0.90L1≧L4≧0.85L1)の範囲内であるのが好ましい。
この空気入りタイヤ1を車両に装着して走行すると、トレッド面11のうち下方に位置するトレッド面11が路面(図示省略)に接触しながら当該空気入りタイヤ1は回転する。車両走行時には、このようにトレッド面11が路面に接触するため、トレッド面11には車両の重量などによる荷重が作用し、トレッド面11の各部には、その荷重の応じた接地圧が作用する。この接地圧は、車両の走行状態やトレッド面11の形状によって変化するが、トレッド面11には、3本の周方向溝20が形成されており、この3本の周方向溝20によって2つの中央リブ31及び2つのショルダーリブ35が形成されている。
これらのリブ30のうち、中央リブ31のトレッド面11は、中央リブ中央域34から中央リブ外側端32に向かうに従って徐々に直径が小さくなっている。また、中央リブ外側端32の直径は、当該中央リブ外側端32を有する中央リブ31と外溝22を介して隣接しているショルダーリブ35が有するショルダーリブ内側端37の直径以下の大きさになっている。これにより、前記トレッド面11が接地した際における接地形状50を、中央リブ接地形状55からショルダーリブ接地形状56に向かうに従って、なだらかに接地長を短くすることができる。トレッド面11が接地した際の接地長は、接地圧が高くなるほど長くなるが、このように接地長を中央リブ接地形状55からショルダーリブ接地形状56に向かうに従ってなだらかに変化させることにより、中央リブ31からショルダーリブ35に向かうに従ってなだらかに接地圧を低くすることができる。従って、中央リブ31からショルダーリブ35にかけての接地圧の差を低減することができ、中央リブ31とショルダーリブ35との間で接地圧が大きく変化することに起因して、ショルダーリブ35が大きく摩耗することを抑制できる。この結果、段差摩耗を軽減することができる。
また、中央リブ外側端32をトレッド面円弧40よりもタイヤ径方向内方に位置させているので、トレッド面11が接地した場合に、中央リブ接地形状55のショルダーリブ接地形状56寄りの部分の接地長を短くすることができる。これにより、中央リブ接地形状55のショルダーリブ接地形状寄りの部分とショルダーリブ接地形状56の中央リブ接地形状55寄りの部分との接地長の差を低減できるので、中央リブ接地形状55からショルダーリブ接地形状56に向かうに従って、より確実になだらかに接地長を短くすることができる。この結果、段差摩耗を軽減することができる。
また、このように中央リブ外側端32をトレッド面円弧40よりもタイヤ径方向内方に位置させた場合において、中央リブ外側端32とトレッド面円弧40との距離h1を0.5mm〜3.0mmの範囲内にすることにより、より確実に偏摩耗の低減を図ることができる。つまり、中央リブ外側端32とトレッド面円弧40との距離h1を0.5mm以上にすることにより、中央リブ外側端32の直径をショルダーリブ内側端37の直径に対してより確実に小さくすることができるので、中央リブ外側端32の接地圧をより確実に低くすることができる。また、中央リブ外側端32とトレッド面円弧40との距離h1を3.0mm以下にすることにより、より確実に偏摩耗を軽減することができる。即ち、中央リブ外側端32とトレッド面円弧40との距離h1を3.0mmよりも大きくした場合には、中央リブ外側端32の直径がショルダーリブ内側端37の直径に対して小さくなり過ぎる虞があり、この場合、中央リブ外側端32の接地圧が低くなり過ぎて中央リブ外側端32付近が大きく摩耗する、いわゆるレール摩耗が発生する虞がある。そこで、中央リブ外側端32とトレッド面円弧40との距離h1を0.5mm〜3.0mmの範囲内にすることにより、トレッド面11の接地圧を、より確実に中央リブ31からショルダーリブ35に向かうに従ってなだらかに低くすることができる。この結果、より確実に偏摩耗の低減を図ることができる。
また、トレッド面11が接地した際に、中央リブ内側端接地長L1と、中央リブ外側端接地長L2と、ショルダーリブ内側端接地長L3と、ショルダーリブ外側端接地長L4との関係が、L1>L2≧L3>L4の関係を満たすように中央リブ31及びショルダーリブ35を形成しているので、中央リブ内側端33からショルダーリブ外側端36にかけて、なだらかに接地長を短くするこができる。これにより、中央リブ内側端33からショルダーリブ外側端36にかけて、なだらかに接地圧を変化させることができる。この結果、より確実に段差摩耗を軽減することができる。
さらに、これらの中央リブ内側端接地長L1、中央リブ外側端接地長L2、ショルダーリブ内側端接地長L3及びショルダーリブ外側端接地長L4の関係が、(0.98L1≧L2≧0.95L1)、(0.95L1≧L3≧0.90L1)、(0.90L1≧L4≧0.85L1)の範囲内になるようにすることにより、より確実に、中央リブ内側端33からショルダーリブ外側端36にかけて、なだらかに接地圧を変化させることができる。この結果、より確実に段差摩耗を軽減することができる。
また、トレッド幅Wがタイヤ呼び幅SWの0.8倍以上になっているので、子午面断面においてトレッド面11のタイヤ幅方向における中央付近は直線状になり易くなっており、中央リブ31のタイヤ幅方向における幅Cがトレッド幅Wの0.2倍以上になっているので、中央リブ31のトレッド面11は、子午面断面において直線状になり易くなっている。このため、従来の空気入りタイヤでは、中央リブとショルダーリブとで、トレッド面の段差が生じ易くなるが、上述したように中央リブ31を、中央リブ中央域34から中央リブ外側端32に向かうに従って直径が徐々に小さくなるようにし、中央リブ外側端32の直径がショルダーリブ内側端37の直径以下の大きさになるようにすることにより、中央リブ31とショルダーリブ35とのトレッド面11の段差を低減することができる。この結果、段差摩耗が生じ易い形状の空気入りタイヤ1においても、より確実に段差摩耗を軽減することができる。
図4は、実施の形態に係る空気入りタイヤの変形例を示す要部断面図である。なお、上述した空気入りタイヤ1では、ショルダーリブ35のトレッド面11は、トレッド面円弧40にほぼ沿った形状になっているが、ショルダーリブ35のトレッド面11は、トレッド面円弧40から離れた部分を有していてもよい。例えば、図4に示すように、ショルダーリブ35は、ショルダーリブ内側端37がトレッド面円弧40よりもタイヤ径方向外方に位置するように形成してもよい。具体的には、ショルダーリブ35は、ショルダーリブ35のトレッド面11においてショルダーリブ内側端37がトレッド面円弧40から最も離れるようにトレッド面円弧40のタイヤ径方向外方に位置するようにし、ショルダーリブ内側端37からショルダーリブ外側端36に向かうに従って徐々にトレッド面円弧40との距離が近くなるようにしてもよい。つまり、ショルダーリブ35のトレッド面11は、トレッド面円弧40よりもタイヤ径方向外方に位置している部分を有していてもよい。
空気入りタイヤ1の使用時の状態やトレッド面11の形状よっては、中央リブ外側端32をトレッド面円弧40よりもタイヤ径方向内方に位置させるのみでは、中央リブ外側端32の接地長とショルダーリブ内側端37の接地長との差を小さくするのが困難な場合も考えられるが、このような場合でも、ショルダーリブ内側端37を、トレッド面円弧40よりもタイヤ径方向外方に位置させることにより、これらの差をより確実に小さくすることができる。この結果、より確実に段差摩耗を軽減することができる。
また、このようにショルダーリブ内側端37をトレッド面円弧40のタイヤ径方向外方に位置させる場合には、ショルダーリブ内側端37とトレッド面円弧40との距離h2は、0.0mm<h2≦3.0mmの範囲内となっているのが好ましい。このように、ショルダーリブ内側端37をトレッド面円弧40のタイヤ径方向外方に位置させる場合には、ショルダーリブ内側端37とトレッド面円弧40と距離h2を3.0mm以下にすることにより、ショルダーリブ内側端37の直径が中央リブ外側端32の直径に対して大きくなり過ぎることを抑制することができる。これにより、ショルダーリブ内側端37よりも中央リブ外側端32の方が接地圧が高くなることに起因して、ショルダーリブ内側端37よりも中央リブ外側端32の方が摩耗し易くなることを抑制することができる。この結果、より確実に偏摩耗の軽減を図ることができる。
また、上記の説明では、空気入りタイヤ1の一例として、トレッド面11に形成される溝部として周方向溝20のみが形成されたリブパターンを有する空気入りタイヤ1を説明しているが、本発明を適用する空気入りタイヤ1はリブパターン以外でもよく、例えば、トレッドパターンがリブラグパターンで形成された空気入りタイヤでもよい。本発明を適用する空気入りタイヤ1のトレッドパターンは、周方向溝20を有するトレッドパターンであれば、リブパターン以外でもよい。どのようなトレッドパターンであっても、周方向溝20によって区画される陸部を上述した形状にすることにより、段差摩耗を軽減することができる。
以下、上記の空気入りタイヤ1について、従来の空気入りタイヤと本発明の空気入りタイヤ1とについて行なった性能の評価試験について説明する。性能評価試験は、段差摩耗量を測定することにより行なった。
試験方法は、295/80R22.5サイズの空気入りタイヤ1をリムに組み付け、この空気入りタイヤ1をGVW25トン車のフロント軸に装着してテスト走行をすることによって行なった。試験で使用する空気入りタイヤ1は、3本の周方向溝20が形成されており、さらに、タイヤ幅方向の溝、即ちラグ溝も形成された全天候型の空気入りタイヤ1となっている。性能評価試験の評価方法は、前記車両で3万km走行し、走行後の段差摩耗量を測定することにより行なった。段差摩耗量が1.0mm以内の場合に、効果があるものとして判断する。
試験を行なう空気入りタイヤ1は、本発明が3種類、本発明と比較する比較例として1種類、そして、1種類の従来例を、上記の方法で試験する。従来例は、中央リブ外側端32とトレッド面円弧40と距離h1が、−1.0mmになっている。つまり、中央リブ外側端32は、トレッド面円弧40よりもタイヤ径方向外方に位置しており、トレッド面円弧40からタイヤ径方向外方に1.0mm離れている。また、比較例1は、中央リブ外側端32とトレッド面円弧40との距離h1が、0.0mmになっている。つまり、中央リブ外側端32は、トレッド面円弧40上に位置している。
これに対し、本発明1は、中央リブ外側端32とトレッド面円弧40との距離h1が、0.5mmになっている。つまり、中央リブ外側端32は、トレッド面円弧40よりもタイヤ径方向内方に位置しており、トレッド面円弧40からタイヤ径方向内方に0.5mm離れている。また、本発明2は、中央リブ外側端32とトレッド面円弧40との距離h1が、2.0mmになっており、中央リブ外側端32はトレッド面円弧40よりもタイヤ径方向内方に位置し、トレッド面円弧40からタイヤ径方向内方に2.0mm離れている。また、本発明3は、中央リブ外側端32とトレッド面円弧40との距離h1が、3.0mmになっており、中央リブ外側端32はトレッド面円弧40よりもタイヤ径方向内方に位置し、トレッド面円弧40からタイヤ径方向内方に3.0mm離れている。これらの従来例、比較例1、本発明1〜3の空気入りタイヤ1を上記の方法で評価試験をし、得られた結果を表1に示す。なお、表1に示す段差摩耗量は、中央リブ31の摩耗量よりもショルダーリブ35の摩耗量の方が多い場合には+(プラス)とし、ショルダーリブ35の摩耗量よりも中央リブ31の摩耗量の方が多い場合には−(マイナス)として表示してある。
Figure 2007069692
表1に示した上記の試験結果で明らかなように、中央リブ外側端32を、トレッド面円弧40よりもタイヤ径方向内方に位置させることにより、トレッド面11が接地した際の接地長を、中央リブ接地形状55からショルダーリブ接地形状56に向かうに従ってなだらかに変化させることができ、中央リブ31からショルダーリブ35に向かうに従ってなだらかに接地圧を低くすることができる。従って、中央リブ31とショルダーリブ35との間で接地圧が大きく変化することに起因して、ショルダーリブ35が大きく摩耗することを抑制できる。この結果、段差摩耗を軽減することができる。
以上のように、本発明に係る空気入りタイヤは、周方向溝が3本形成されている場合に有用であり、特に、偏摩耗の抑制を図る場合に適している。
本発明の実施の形態に係る空気入りタイヤの子午断面図である。 図1のA部詳細図である。 図1の空気入りタイヤの接地形状を示す図である。 実施の形態に係る空気入りタイヤの変形例を示す要部断面図である。
符号の説明
1 空気入りタイヤ
5 赤道面
10 トレッド部
11 トレッド面
12 ベルト層
13 サイドウォール部
14 ビード部
15 ビードコア
16 ビードフィラー
17 カーカス
18 インナーライナ
20 周方向溝
21 中央溝
22 外溝
30 リブ
31 中央リブ
32 中央リブ外側端
33 中央リブ内側端
34 中央リブ中央域
35 ショルダーリブ
36 ショルダーリブ外側端
37 ショルダーリブ内側端
40 トレッド面円弧
41 幅方向中心線
50 接地形状
51 前縁
52 後縁
55 中央リブ接地形状
56 ショルダーリブ接地形状
60 接地形状中央線

Claims (5)

  1. トレッド部の表面であるトレッド面にタイヤ周方向に形成された3本の周方向溝と、前記3本の周方向溝により区画される4つの陸部とを有する空気入りタイヤであって、
    前記4つの陸部は、タイヤ幅方向内方に位置する前記陸部である2つの中央陸部と、前記2つの中央陸部のタイヤ幅方向外方に位置する前記陸部であるショルダー陸部と、からなり、
    前記中央陸部の前記トレッド面のうち、タイヤ幅方向内方側の端部を中央陸部内側端、タイヤ幅方向外方側の端部を中央陸部外側端とし、前記ショルダー陸部の前記トレッド面のうち、タイヤ幅方向内方側の端部をショルダー陸部内側端、タイヤ幅方向外方側の端部をショルダー陸部外側端とした場合に、
    正規リムにリム組みし、且つ、正規内圧を充填した状態において、
    前記中央陸部は、前記トレッド面が、前記中央陸部のタイヤ幅方向における中央に位置する中央域から前記中央陸部外側端に向かうに従って徐々に直径が小さくなっており、
    前記中央陸部外側端は、直径が、前記周方向溝を介して前記中央陸部外側端を有する前記中央陸部に隣接する前記ショルダー陸部の前記ショルダー陸部内側端の直径以下であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記中央陸部外側端は、前記中央陸部内側端と、前記ショルダー陸部外側端とを通り、タイヤ幅方向における中心である幅方向中心線上に中心を有する円弧であるトレッド面円弧よりも、タイヤ径方向内方に位置していることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記ショルダー陸部内側端は、前記トレッド面円弧よりもタイヤ径方向外方に位置していることを特徴とする請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. トレッド幅がタイヤの呼び幅の0.8倍以上であると共に、前記中央陸部のタイヤ幅方向における幅が前記トレッド幅の0.2倍以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 負荷接地状態における前記トレッド面の接地長は、前記中央陸部内側端の前記接地長をL1とし、前記中央陸部外側端の前記接地長をL2とし、前記ショルダー陸部内側端の前記接地長をL3とし、前記ショルダー陸部外側端の接地長をL4とした場合に、L1>L2≧L3>L4の関係を満たすことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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