JP2007018035A - 通貨換算表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の通貨単位で表示された商品の価格を簡単に他の所望の通貨単位で表示できるようにする。
【解決手段】情報提供サーバ10よりインターネット20を介して提供された各国の通貨レートは、ホストコンピュータ100によって取得され、送信装置200よりアンテナ210を介して電波により配信される。この通貨レートは商品に貼付されたICタグ300によって受信され記憶される。レート表示器400を所望の商品のICタグ300に近づけると、そのICタグ300に記憶されている通貨レートがICタグスキャナ430によって読み取られ、商品の単価と通貨レートに基づいて他の通貨の単価に換算され、表示部410の画面に各国の通貨を表す通貨記号とともに表示される。
【選択図】図1

Description

本発明は通貨換算表示システムに関し、特に、所定の通貨単位で表示された商品の価格を現在の通貨レートに基づいて他の通貨単位で表示する通貨換算表示システムに関する。
従来、国際線主要ターミナルの免税品店では、商品の価格が各国の通貨で表示されている。手持ちの外貨単位と店頭で表示されている表示価格の通貨単位とが異なる場合、消費者は商品の価値が分からないため、購入意欲が低下し、手元に残った外貨をそのまま自国に持ち帰ることがある。あるいは、消費者自身が、または店員が電卓(電子式卓上計算機)等を用いて手動で、その商品の価格を消費者が希望する通貨単位に換算し、換算額を表示させてその商品の価値を知り、購入するか否かを判断するようにしていた。
この換算額の算出と表示を容易にするために、表示部に複数種類の通貨記号と通貨記号毎に入力欄を表示し、任意の通貨記号に対応する入力欄に任意の数値を入力すると、入力した数値を他の通貨にそれぞれ換算し、換算結果を対応する通貨記号の入力欄にそれぞれ表示するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−315195号公報
しかしながら、電卓等を用いて手動で商品の価格を所望の通貨単位に換算する場合、価格と通貨レートをその都度入力しなければならないため、面倒であった。一方、特許文献1の発明でも、商品の価格をその都度入力しなければならないため、操作が煩雑であり、入力ミスも起こり得るという問題があった。また、通貨レートは日々変化するが、常に最新の通貨レートをその都度入力設定する必要があり、この点でも操作が煩雑になるという問題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、簡単な操作で商品の価格を1または複数の所望の通貨単位で表示することができるようにするものである。
請求項1に記載の通貨換算表示システムは、少なくとも1国の通貨レートを配信する配信装置と、配信装置によって配信された通貨レートを受信して記憶する情報記憶媒体と、情報記憶媒体から少なくとも1国の通貨レートを読み出し、1または複数の所定の通貨に換算して表示する表示装置とからなる通貨換算表示システムであって、配信装置は、少なくとも1国の現在の通貨レートを収集する収集手段と、収集手段によって収集された通貨レートを記憶する第1の記憶手段と、第1の記憶手段によって記憶された通貨レートを配信する配信手段とを備え、情報記憶媒体は、配信手段によって配信された通貨レートを受信する受信手段と、受信手段によって受信された通貨レートを記憶する第2の記憶手段と、第2の記憶手段によって記憶された通貨レートを表示装置に提供する提供手段とを備え、表示装置は、情報記憶媒体によって提供される通貨レートを取得する取得手段と、取得手段によって取得された通貨レートを記憶する第3の記憶手段と、第3の記憶手段によって記憶された通貨レートに基づいて、所定の商品の価格を通貨レートに対応する各国の通貨に換算する換算手段と、換算手段によって各国の通貨に換算された商品の価格を各通貨の記号とともに表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の通貨換算表示システムは、少なくとも1国の通貨レートを配信する配信装置と、配信装置によって配信された通貨レートを受信し、受信した通貨レートに基づいて1または複数の所定の通貨に換算して表示する表示装置とからなる通貨換算表示システムであって、配信装置は、少なくとも1国の現在の通貨レートを収集する収集手段と、収集手段によって収集された通貨レートを記憶する第1の記憶手段と、第1の記憶手段によって記憶された通貨レートを配信する配信手段とを備え、表示装置は、配信手段によって配信された通貨レートを受信する受信手段と、受信手段によって受信された通貨レートを記憶する第2の記憶手段と、第2の記憶手段によって記憶された通貨レートに基づいて、所定の商品の価格を通貨レートに対応する各国の通貨に換算する換算手段と、換算手段によって各国の通貨に換算された商品の価格を各通貨の記号とともに表示する表示手段とを備えることを特徴とする通貨換算表示システム。
また、表示手段によって表示される通貨を指定する指定手段をさらに備え、換算手段は、商品の価格を指定手段によって指定された通貨に換算し、表示手段は、商品の価格を指定手段によって指定された通貨に換算して各通貨の記号とともに表示するようにすることができる。
請求項4に記載の表示装置は、少なくとも1国の通貨レートを配信する配信装置から配信された通貨レートに基づいて商品の価格を1または複数の所定の通貨に換算して表示する表示装置であって、配信装置によって配信された通貨レートを受信する受信手段と、受信手段によって受信された通貨レートを記憶する第1の記憶手段と、商品の識別情報を読み取る読み取り手段と、商品の識別情報と商品の価格を対応付けて記憶する第2の記憶手段と、第1の記憶手段によって記憶された通貨レートに基づいて、第2の記憶手段によって記憶されている識別情報に対応する商品の価格を通貨レートに対応する各国の通貨に換算する換算手段と、換算手段によって各国の通貨に換算された商品の価格を各通貨の記号とともに表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
本発明の通貨換算表示装置によれば、商品の価格を簡単に所望の通貨単位で表示することができるようにしたので、商品の価値を容易に知ることができる。これにより、消費者の購買意欲の低下を抑制し、消費行動の機会損失を防止することができる。
図1は、本発明の通貨換算表示システムの第1の実施の形態の構成例を示す図である。同図に示すように、本実施の形態は、インターネット20に接続され、通貨レート等の各種データを提供する情報提供サーバ10と、インターネット20に接続され、情報提供サーバ10が提供する通貨レート等のデータを収集し、収集した通貨レート等のデータを後述する送信装置200を介して配信する配信装置としてのホストコンピュータ100と、ホストコンピュータ100に接続され、ホストコンピュータ100より供給された通貨レート等のデータをアンテナ210より電波によって送信する送信装置200と、送信装置200からアンテナ210を介して電波により送信されたデータを図示しないアンテナを介して受信し、受信したデータおよび商品名、単価等の商品データを図示しないメモリに保存するとともに、それらのデータを要求に応じて送信するIC(Integrated Circuit)タグ300と、ICタグ(RFID(Radio Frequency-Identification)タグ)300から通貨レートや商品データ等を読み取り、商品の表示価格を所望の通貨に換算して表示するレート表示器400とから構成されている。
情報提供サーバ10は、図示しない制御部の制御によりインターネット20を介して現在の各国の通貨レートを配信するようになっている。ホストコンピュータ100は、記憶装置111を有し、図示しない制御部の制御によりインターネット20を介して情報提供サーバ10が提供する各国の通貨レートを示すデータを収集し、記憶装置111に保存するようになっている。あるいは、ユーザが後述する操作部109を操作して入力した各国の通貨レートを記憶装置111に保存することもできる。
送信装置200は、ホストコンピュータ100より供給された各国の通貨レートに対応するデータをアンテナ210を介して電波により送信するようになっている。
ICタグ300は、図示しないICチップとアンテナより構成され、ICチップは、データを記憶するメモリ、各部を制御するCPU(Central Processing Unit)、通信を制御する通信制御部等からなり、アンテナを介して受信した電波によって各部を駆動するための電力を発生するとともに、アンテナを介して通貨レート等のデータを送受信するようになっている。
レート表示器400は、ICタグ300から通貨レートを読み込むICタグスキャナ430と、各種データやコマンドを入力するための操作部420と、各国の通貨毎の商品価格等を表示する表示部410等から構成されている。
図2は、ホストコンピュータ100の構成例を示すブロック図である。同図に示すように、ホストコンピュータ100は、各部を制御するCPU101と、CPU101が動作するための各種プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)102と、CPU101が各種処理を実行する上で必要となる各種データを記憶するRAM(Random Access Memory)103と、電源がオフされても記憶しておきたい各種設定値等を記憶するEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)104と、CPU101の制御下、インターネット20を介した通信を制御する通信制御部105と、後述するインタフェース(I/F)106より供給された制御信号に従って各種データを表示する表示部107と、CPU101よりバス113を介して供給された制御信号を表示部107に対して供給するインタフェース(I/F)106と、各種データやコマンドを入力するための操作部109と、操作部109から入力された各種データやコマンドをバス113を介してCPU101に供給するインタフェース(I/F)108と、通貨レート等の各種データを記憶する記憶装置111と、後述する送信装置200に対して送信すべきデータを供給するとともに、送信装置200による無線通信を制御する無線通信制御部112等から構成されている。
図3は、レート表示器400の構成例を示すブロック図である。同図に示すように、レート表示器400は、各部を制御するCPU401と、CPU401が動作するための各種プログラムを記憶するROM402と、CPU401が各種処理を実行する上で必要となる各種データを記憶するRAM403と、電源がオフされても記憶しておきたい各種設定値等を記憶するEEPROM404と、ICタグ300の図示しないICチップに記憶されている通貨レート等のデータを読み取り、読み取ったデータをスキャナ制御部405に供給するICタグスキャナ430と、ICタグスキャナ430を制御し、ICタグスキャナ430より供給されたデータをバス408を介してCPU401に供給するスキャナ制御部405と、表示部410に対してCPU401より供給された表示データに対応する制御信号を供給するインタフェース(I/F)406と、インタフェース406より供給された制御信号に従って表示データを表示する表示部410と、操作部420に対してユーザにより行われた操作に対応する操作データをバス408を介してCPU401に供給するインタフェース(I/F)407等から構成されている。
図4は、商品が陳列されるラックの構成例を示している。同図に示すように、ラックには上下方向に複数の棚220(この例では、棚220−1,220−2等)が配置され、各棚220の前面には棚札230(この例では、棚札230−1,230−2等)が設けられている。この棚札230には、商品の名称および価格等が印刷されている。
棚220の上に置かれた各商品には、ICタグ300(この例では、ICタグ300−1,300−2,300−3,・・・,300−7等)がそれぞれ貼付されている。各ICタグ300の図示しないICチップには、商品の単価等の商品データと、送信装置200より送信された現在の各国の通貨レート等が記憶されている。
図5は、ICタグ300の図示しないICチップに記憶されている通貨レートを示している。このように、ICチップには、各国毎の通貨レートが記憶されている。この例では、通貨単位ドルに対して通貨レート108が、通貨単位ユーロに対して通貨レート135が、通貨単位ポンドに対して196がそれぞれ記憶されている。
図6は、ICタグ300のICチップに記憶されている商品データの例を示している。このように、ICタグ300が貼付された商品の商品名と単価からなる商品データが固定情報(通貨レートのように頻繁に更新されない情報)としてICタグ300を構成するICチップに記憶されている。図6(a)は、商品名が「キャラメル」の商品に貼付されたICタグ300のICチップに記憶されている商品データの例を示しており、商品名「キャラメル」と単価「100」とからなる。図6(b)は、商品名が「チョコレート」の商品に貼付されたICタグ300のICチップに記憶されている商品データの例を示しており、商品名「チョコレート」と単価「200」とからなる。図6(c)は、商品名が「ガム」に貼付されたICタグ300のICチップに記憶されている商品データの例を示しており、商品名「ガム」と単価「50」とからなる。
図7は、レート表示器400の表示部410の画面に所定の商品の各国の通貨に対応する単価が表示された表示例を示している。例えば、商品名「キャラメル」の単価が、各国の通貨記号とともに表示されている。この例では、通貨「円」に対応する通貨記号に対応して単価「100」が表示されている。また、通貨「ドル」に対応する通貨記号に対応して単価「108」が表示されている。また、通貨「ユーロ」に対応する通貨記号に対応して単価「135」が表示されている。また、通貨「ポンド」に対応する通貨記号に対応して単価「196」が表示されている。
画面の右端には、上スクロールボタン411および下スクロールボタン412が表示され、上スクロールボタン411を操作することにより、画面に表示された各項目が下方向にスクロールし、画面に表示できなかった項目がある場合には、それらの項目を表示させることができるようになっている。また、下スクロールボタン412を操作することにより、画面に表示された各項目が上方向にスクロールし、画面に表示できなかった項目がある場合には、それらの項目を画面に表示させることができるようになっている。
次に、図8のフローチャートを参照して、ホストコンピュータ100の動作について説明する。まず、ステップS1において、インターネット20を介して通貨レートの収集が行われる。即ち、CPU101は、通信制御部105を制御し、インターネット20を介して情報提供サーバ10が提供する各国の通貨レートを収集する。
次に、ステップS2において、CPU101は、収集した各国の通貨レートをバス113およびインタフェース(I/F)110を介して記憶装置111に供給する。記憶装置111は、CPU101よりバス113およびインタフェース110を介して供給された各国の通貨レートを各国毎に記憶する。
次に、ステップS3において、CPU101は、記憶装置111に記憶された各国の通貨レートを読み出し、無線通信制御部112に供給するとともに、各国の通貨レートを電波により送信するよう指令する。この指令を受けた無線通信制御部112は、CPU101より供給された各国の通貨レートに対応するデータを送信装置200に供給するとともに、このデータを電波により送信するよう指令する制御信号を供給する。
この指令を受けた送信装置200は、無線通信制御部112より供給された各国の通貨レートに対応するデータをアンテナ210より電波によって送信する。このとき、無線通信制御部112は、各ICタグ300毎に、ICタグ300の固有識別情報に基づいて個別にICタグ300を呼び出し、通貨レートに対応するデータを送信するようにすることができる。あるいは、全てのICタグ300に対して通貨レートを一斉に配信するようにしてもよい。
次に、ステップS4において、CPU101により、本処理の終了が指示されたか否かが判定される。本処理の終了が指示されていないと判定された場合、ステップS1に戻り、ステップS1以降の処理が繰り返し実行される。一方、例えば、操作部109から処理の終了を指示するコマンドが入力されるなどして本処理の終了が指示されたと判定された場合、本処理を終了する。
図8のフローチャートに示した手順でホストコンピュータ100に接続された送信装置200よりアンテナ210を介して送信された通貨レートに対応するデータは、各商品に貼付されているICタグ300によって図示しないアンテナを介して受信され、ICタグ300を構成する図示しないICチップに記憶される。このように、ICタグ300のICチップに記憶されている各国の通貨レートは、所定のタイミングで最新のものに更新される。
次に、図9のフローチャートを参照して、レート表示器400の動作について説明する。ユーザである消費者がレート表示器400を所望の商品に貼付されているICタグ300に近づけると、以下のような手順でレート表示器400はその商品に貼付されているICタグ300の図示しないICチップに記憶されている通貨レートおよび商品データ等を読み取り、その商品の単価を各国の通貨に対応する単価に変換して表示部410に表示する。
まず、ステップS11において、CPU401は、スキャナ制御部405に対して、商品に貼付されているICタグ300から、各国の通貨レートおよび商品データ等を読み出すよう指令する。
この指令を受けたスキャナ制御部405は、ICタグスキャナ430に対して、ICタグ300から各国の通貨レート等のデータを読み出すよう指示する制御信号を供給する。この制御信号の供給を受けたICタグスキャナ430は、ICタグ300との間で通信を行い、ICタグ300のICチップに記憶されている各国の通貨レート、および商品名、商品の単価等からなる商品データを読み出し、スキャナ制御部405に供給する。
スキャナ制御部405は、ICタグスキャナ430より供給された各国の通貨レート、商品名、商品の単価等のデータをバス408を介してCPU401に供給する。
次に、ステップS12において、CPU401は、バス408を介してスキャナ制御部405より供給された各国の通貨レートと、商品の単価に基づいて、各国の通貨に対応する単価に換算する。
次に、ステップS13において、CPU401は、ステップS12において換算された各国の通貨に対応する単価を、各国の通貨記号とともに表示するための表示データを生成し、その表示データをインタフェース406に供給する。インタフェース406は、CPU401より供給された表示データに対応する制御信号を表示部410に供給する。
表示部410は、インタフェース406より供給された制御信号に従って駆動され、表示データに対応する文字や図形等を画面に表示する。例えば、上述した図7に示したように、商品名と、各国の通貨記号および各通貨記号で表される通貨に換算した商品の単価がそれぞれ表示される。
次に、ステップS14において、CPU401により、本処理の終了が指示されたか否かが判定される。本処理の終了が指示されていないと判定された場合、ステップS11に戻り、ステップS11以降の処理が繰り返し実行される。一方、例えば、操作部420から処理の終了を指示するコマンドが入力されるなどして本処理の終了が指示されたと判定された場合、本処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態においては、ユーザがレート表示器400を商品に近づけるだけで、その商品の単価が各国の通貨に対応する単価に換算され、表示部410に表示される。従って、ユーザは、その商品の単価を自国の通貨の単価で知ることができ、商品の価値を容易に把握することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図10は、本発明の通貨換算表示システムの第2の実施の形態の構成例を示す図である。本実施の形態では、図1に示した第1の実施の形態におけるレート表示器400とは構造が異なるレート表示器500が用いられる。また、本実施の形態では、ICタグ300は用いられない。その他、情報提供サーバ10、ホストコンピュータ100、および送信装置200の動作は図1に示した実施の形態の場合と同様である。
即ち、図10に示した第2の実施の形態におけるレート表示器500の場合、ホストコンピュータ100に接続された送信装置200からアンテナ210を介して送信された通貨レート等を表すデータを受信するためのアンテナ530と、棚札230等に印刷等によって形成されたバーコード240により記録された商品コード等のバーコードデータを読み取るバーコードリーダ540が設けられている。さらに、レート表示器500には、レート表示器400の場合と同様に、各種情報を表示する表示部510と、各種データやコマンドを入力するための操作部520とが設けられている。
図11は、図10に示した第2の実施の形態のレート表示器500の構成例を示すブロック図である。同図に示すように、レート表示器500は、各部を制御するCPU501と、CPU501が動作するための各種プログラムを記憶するROM502と、CPU501が各種処理を実行する上で必要となる各種データを記憶するRAM503と、電源がオフされても記憶しておきたい各種設定値等を記憶するEEPROM504と、アンテナ530と、アンテナ530を介してホストコンピュータ100に接続された送信装置200との間で無線通信を行う無線通信制御部505と、表示部510に対してCPU501より供給された表示データに対応する制御信号を供給するインタフェース(I/F)506と、インタフェース506より供給された制御信号に従って表示データを表示する表示部510と、ユーザによる操作部520の操作に対応する操作データをバス509を介してCPU501に供給するインタフェース(I/F)507と、バーコードによって表されたバーコードデータを読み取り、バーコードリーダ制御部508に供給するバーコードリーダ540と、バーコードリーダ540に対して制御信号を供給してバーコードリーダ540を制御し、バーコードリーダ540によって読み取られたバーコードデータをバス509を介してCPU501に供給するバーコードリーダ制御部508等から構成されている。
EEPROM504には、例えば、図12に示したような商品データからなる商品情報データベースが予め構築されている。この商品情報データベースを構成する各商品の商品データは、ユーザが操作部520を操作して入力し、記憶させることができる。この例では、商品データは、商品コード、商品名、単価等からなる。
次に、図13のフローチャートを参照して、レート表示器500の動作について説明する。まず、ステップS21において、CPU501の制御下、無線通信制御部505は、送信装置200よりアンテナ210を介して送信された通貨レート等のデータをアンテナ530を介して受信し、受信した通貨レート等のデータをCPU501にバス509を介して供給する。
次に、ステップS22において、CPU501は、無線通信制御部505より供給された通貨レート等のデータをRAM503に供給し、記憶させる。
次に、ステップS23において、CPU501の制御下、バーコードリーダ制御部508は、バーコードリーダ540に対してバーコードデータの読み取りを指示する制御信号を供給する。
バーコードリーダ540は、バーコードリーダ制御部508より供給された制御信号に従って棚札230のバーコードによって表されるバーコードデータを読み取る。バーコードデータは、この場合、少なくとも、棚札230に印刷されている商品名に対応する商品コードを含む。
次に、ステップS24において、CPU501は、バーコードデータに含まれる商品コードに対応する単価をEEPROM504の商品情報データベースから検索し、取得する。
次に、ステップS25において、いま商品情報データベースから読み出した商品の単価と、ステップS22においてRAM503に記憶された最新の各国の通貨レートに基づいて、棚札230に印刷された商品名に対応する商品の各国の通貨に対応する単価をそれぞれ算出する。
次に、ステップS26において、CPU501は、バーコードリーダ540によって読み取られたバーコードデータに含まれる商品コードに対応する商品名と、各国の通貨に対応する単価を表示するための表示データを生成し、インタフェース506に供給する。
インタフェース506は、CPU501より供給された表示データに対応する制御信号を表示部510に供給する。これにより、表示部510の画面には、例えば、図7に示したように、商品名と、各国毎に、各国の通貨に対応する通貨記号およびその通貨に対応する商品の単価が表示される。また、画面の右隅には、表示項目を画面に対して下方向に移動させる上スクロールボタン411と、表示項目を画面に対して上方向にスクロールさせる下スクロールボタン412とが表示される。
次に、ステップS27において、CPU501により、本処理の終了が指示されたか否かが判定される。本処理の終了が指示されていないと判定された場合、ステップS21に戻り、ステップS21以降の処理が繰り返し実行される。一方、例えば、操作部520から処理の終了を指示するコマンドが入力されるなどして本処理の終了が指示されたと判定された場合、本処理を終了する。
以上説明したように、図10乃至図12に示した第2の実施の形態においては、ユーザがレート表示器500を用いて商品が陳列されている棚220に取り付けられている棚札230に近づけて棚札230に印刷等により形成されたバーコードによって表されるバーコードデータを読み取るだけで、その棚札230に印刷された商品名に対応する商品の単価が各国の通貨に対応する単価に換算され、表示部510の画面にそれぞれ表示される。従って、ユーザは、その商品の単価を自国の通貨の単価で知ることができ、商品の価値を容易に把握することができる。
なお、第1の実施の形態においては、商品にICタグ300を貼付するようにしたが、その商品が陳列される棚220に取り付けられた棚札230にICタグ300を貼付するようにしてもよい。
また、上記第1の実施の形態においては、ICタグ300のICチップには、商品名と単価を記憶させるようにしたが、商品名に代えて商品コードとすることができ、この場合には、レート表示器400のEEPROM404に商品コードに対応する商品名を記憶させておくようにして、商品コードに対応する商品名が表示部410に表示されるようにすることができる。
また、上記第1の実施の形態においては、レート表示器400は携帯可能なものとしたが、据え置き型にしてもよい。その場合、据え置き型のレート表示器400が設置された場所まで商品を持ち運んで商品に貼付されたICタグ300を据え置き型のレート表示器400に読み取らせるようにすればよい。
また、上記第2の実施の形態においては、ホストコンピュータ100はレート表示器500に無線によりデータの送信を行うようにしたが、ホストコンピュータ100とレート表示器500とを有線で結び、有線を介してデータを供給するようにすることもできる。
また、携帯電話機がICタグ300のデータを読み取る機能やバーコードからバーコードデータを読み取る機能を備えるようにし、通貨レートを所定のサーバから携帯電話機自身が持つ本来の通信機能を用いて収集するようにしても、上記各実施の形態と同様の処理を行うことができる。
また、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
本発明の活用例として、例えば、携帯型または据え置き型のレート表示器400に各国の通貨で商品の単価を表示する場合だけでなく、携帯電話機等を用いて自国の通貨で商品の単価を表示させる場合にも本発明を適用することができる。
本発明の通貨換算表示システムの第1の実施の形態の構成例を示す図である。 ホストコンピュータの構成例を示すブロック図である。 レート表示器の構成例を示すブロック図である。 商品が陳列されるラックの構成例を示す図である。 ICタグの図示しないICチップに記憶されている各国の通貨レートを示す図である。 ICタグのICチップに記憶されている商品データの例を示す図である。 レート表示器の表示部に所定の商品の各国の通貨に対応する単価が表示された表示例を示す図である。 ホストコンピュータの動作を説明するためのフローチャートである。 レート表示器の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の通貨換算表示システムの第2の実施の形態の構成例を示す図である。 第2の実施の形態のレート表示器の構成例を示すブロック図である。 第2の実施の形態のレート表示器のEEPROMに記憶されている商品データの例を示す図である。 図10のレート表示器の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 情報提供サーバ
20 インターネット
100 ホストコンピュータ
101,401,501 CPU
102,402,502 ROM
103,403,503 RAM
104,404,504 EEPROM
105 通信制御部
106,108,110,406,407,506,507 インタフェース(I/F)
107 表示部
109,420,520 操作部
111 記憶装置
112,505 無線通信制御部
113,408,509 バス
200 送信装置
210,530 アンテナ
220 棚
230 棚札
300 ICタグ
400,500 レート表示器
405 スキャナ制御部
410,510 表示部
430 ICタグスキャナ
508 バーコードリーダ制御部
540 バーコードリーダ


Claims (4)

  1. 少なくとも1国の通貨レートを配信する配信装置と、前記配信装置によって配信された前記通貨レートを受信して記憶する情報記憶媒体と、前記情報記憶媒体から少なくとも1国の通貨レートを読み出し、1または複数の所定の通貨に換算して表示する表示装置とからなる通貨換算表示システムであって、
    前記配信装置は、
    少なくとも1国の現在の通貨レートを収集する収集手段と、
    前記収集手段によって収集された前記通貨レートを記憶する第1の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段によって記憶された前記通貨レートを配信する配信手段と
    を備え、
    前記情報記憶媒体は、
    前記配信手段によって配信された前記通貨レートを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記通貨レートを記憶する第2の記憶手段と、
    前記第2の記憶手段によって記憶された前記通貨レートを前記表示装置に提供する提供手段と
    を備え、
    前記表示装置は、
    前記情報記憶媒体によって提供される前記通貨レートを取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記通貨レートを記憶する第3の記憶手段と、
    前記第3の記憶手段によって記憶された前記通貨レートに基づいて、所定の商品の価格を前記通貨レートに対応する各国の通貨に換算する換算手段と、
    前記換算手段によって各国の通貨に換算された前記商品の価格を各通貨の記号とともに表示する表示手段と
    を備える
    ことを特徴とする通貨換算表示システム。
  2. 少なくとも1国の通貨レートを配信する配信装置と、前記配信装置によって配信された前記通貨レートを受信し、受信した前記通貨レートに基づいて1または複数の所定の通貨に換算して表示する表示装置とからなる通貨換算表示システムであって、
    前記配信装置は、
    少なくとも1国の現在の通貨レートを収集する収集手段と、
    前記収集手段によって収集された前記通貨レートを記憶する第1の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段によって記憶された前記通貨レートを配信する配信手段と
    を備え、
    前記表示装置は、
    前記配信手段によって配信された前記通貨レートを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記通貨レートを記憶する第2の記憶手段と、
    前記第2の記憶手段によって記憶された前記通貨レートに基づいて、所定の商品の価格を前記通貨レートに対応する各国の通貨に換算する換算手段と、
    前記換算手段によって各国の通貨に換算された前記商品の価格を各通貨の記号とともに表示する表示手段と
    を備える
    ことを特徴とする通貨換算表示システム。
  3. 前記表示手段によって表示される通貨を指定する指定手段をさらに備え、
    前記換算手段は、前記商品の価格を前記指定手段によって指定された通貨に換算し、
    前記表示手段は、前記商品の価格を前記指定手段によって指定された前記通貨に換算して各通貨の記号とともに表示する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の通貨換算表示システム。
  4. 少なくとも1国の通貨レートを配信する配信装置から配信された前記通貨レートに基づいて商品の価格を1または複数の所定の通貨に換算して表示する表示装置であって、
    前記配信装置によって配信された前記通貨レートを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記通貨レートを記憶する第1の記憶手段と、
    前記商品の識別情報を読み取る読み取り手段と、
    前記商品の前記識別情報と前記商品の価格を対応付けて記憶する第2の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段によって記憶された前記通貨レートに基づいて、前記第2の記憶手段によって記憶されている前記識別情報に対応する前記商品の価格を前記通貨レートに対応する各国の通貨に換算する換算手段と、
    前記換算手段によって各国の通貨に換算された前記商品の価格を各通貨の記号とともに表示する表示手段と
    を備えることを特徴とする表示装置。


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