JP2000113081A - 電子現金取引処理方法及び処理装置並びに電子財布カード - Google Patents

電子現金取引処理方法及び処理装置並びに電子財布カード

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JP2000113081A
JP2000113081A JP28511198A JP28511198A JP2000113081A JP 2000113081 A JP2000113081 A JP 2000113081A JP 28511198 A JP28511198 A JP 28511198A JP 28511198 A JP28511198 A JP 28511198A JP 2000113081 A JP2000113081 A JP 2000113081A
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Akihiko Yokochi
章彦 横地
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1台の電子現金取引処理装置で通貨単位の異
なる複数種類の電子現金情報を取扱えるようにする。 【解決手段】 電子財布カードに、第1の通貨単位の現
金情報と第2の通貨単位の現金情報と第1の通貨単位の
第2の通貨単位に対する為替レートとを電子的に記憶す
るとともに、電子現金取引処理装置に、同為替レートの
最新値を設定する。電子現金取引が発生すると、電子財
布カードの為替レートと為替レート最新値とを表示す
る。ここで、第1の通貨単位が選択されると、代金を為
替レート最新値で第1の通貨単位の金額に換算した後、
電子財布カードの第1の通貨単位の現金情報から引き去
ることで支払いを制御する。第2の通貨単位が選択され
ると、同代金を為替レート最新値で第2の通貨単位の金
額に換算した後、電子財布カードの第2の通貨単位の現
金情報から引き去ることで支払いを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子現金取引の処
理方法及び処理装置並びにこの電子現金取引で使用され
る電子財布カードに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子化された貨幣価値情報いわゆ
る電子現金情報を記憶するICカードいわゆる電子財布
カードを利用して、商取引で発生した代金の支払いを処
理する電子現金取引が実用化されつつある。
【0003】この電子現金取引は、銀行などの金融機関
に口座を開設した者に対してICカードからなる電子財
布カードが配付されるので、電子財布カード所有者は、
適宜、金融機関のホストコンピュータにオンライン接続
されたICカードリーダライタ付の電子現金補充装置を
利用して自らの口座から電子現金情報を引き出し、自分
の電子財布カードに補充する。このとき、金融機関のホ
ストコンピュータにおいては、電子財布カード所有者に
よって引き出された電子現金情報が浮遊資金として未決
口座にまとめて登録される。一方、電子現金取引による
商取引を取扱う店舗では、やはり金融機関のホストコン
ピュータにオンライン接続されたICカードリーダライ
タ付の電子現金取引処理装置を設置するとともに、その
金融機関に自店舗の口座を開設しておく。そして、電子
財布カード所有者との商取引が発生すると、前記電子現
金取引処理装置を利用して電子財布カードに記憶された
電子現金から商取引で発生した代金の金額を引き去ると
ともに、この電子現金取引に関する情報として電子財布
カードの識別情報,電子財布カード所有者のID情報及
び代金の金額情報等を金融機関のホストコンピュータに
オンラインで伝送する。これにより、金融機関のホスト
コンピュータにおいては、未決口座に蓄えられた浮遊資
金の中から電子財布カード所有者との商取引で発生した
代金の金額が該当店舗の口座に振り込まれる仕組みとな
っている。
【0004】ところで、従来の電子現金取引処理装置
は、使用できる電子現金情報の通貨単位が1種類に限定
されていた。このため、例えば電子現金情報の通貨単位
が日本円に限定された電子現金取引処理装置では、日本
円の電子現金情報が蓄えられた電子財布カードしか使用
できず、USドルやフラン等の他の通貨単位の電子現金
情報が蓄えられた電子財布カードを使用することはでき
なかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】我が国においても、1
998年4月から施行された外国為替及び外国貿易管理
法,いわゆる外為法の改正により日本円以外の通貨単位
で買い物ができるようになった。これにより、例えば日
本円とUSドルとを所有する消費者は、USドルに換金
したときの為替レート(日本円のUSドル1$に対する
レート:円/1$)と買い物をしたときの為替レート
(円/1$)とを比較し、後者の方がレートが高いつま
り円安のときにはUSドルで支払った方が有利であり、
後者の方がレートが低いつまり円高のときには日本円で
支払った方が有利である。
【0006】このことは、電子現金取引においても同じ
である。すなわち、1枚の電子財布カードに日本円の電
子現金情報とUSドルの電子現金情報とを記憶可能であ
った場合、USドルの電子現金情報を口座から引き出し
電子財布カードに補充したときの為替レートと、商取引
が発生したときの為替レートとの違いにより、日本円の
電子現金情報で支払った方が有利となる場合と、USド
ルの電子現金情報で支払った方が有利となる場合とがあ
った。
【0007】しかしながら、従来の電子現金取引におい
ては、店舗にそれぞれ設置される電子現金取引処理装置
が1種類の通貨単位の電子現金情報しか処理できなかっ
たので、1店舗で通貨単位の異なる複数種類の電子現金
情報を取扱えるようにするためには、その店舗に通貨単
位の種類数に一致した台数の電子現金取引処理装置を設
置しなければならないという問題があった。
【0008】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、1台の電子現金取
引処理装置で通貨単位の異なる複数種類の電子現金情報
を取扱うことができる電子現金取引処理方法を提供しよ
うとするものである。また本発明は、通貨単位の異なる
複数種類の電子現金情報を取扱うことができる電子現金
取引処理装置を提供しようとするものである。さらに本
発明は、通貨単位の異なる複数種類の電子現金情報を取
扱うことができる電子現金取引処理装置に使用して好適
な電子財布カードを提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、商取引で発生した代金を電子財布カードに電子的に
記憶された現金情報で支払い処理する電子現金取引の処
理方法であって、電子財布カードに、第1の通貨単位の
現金情報と該第1の通貨単位とは種類の異なる第2の通
貨単位の現金情報と第1の通貨単位の第2の通貨単位に
対する為替レートとを電子的に記憶するとともに、電子
財布カードのデータ読取り,書込み機能を有した電子現
金取引処理装置に、第1の通貨単位と第2の通貨単位と
の為替レートの最新値を設定する。そして、電子現金取
引処理装置は、電子現金取引が発生すると、先ず、電子
財布カードから電子的に記憶された各通貨単位の現金情
報と為替レートとを読取る。次に、この電子財布カード
から読取ったデータ中の為替レートと為替レートの最新
値とを表示するとともにいずれか一方の通貨単位の選択
を可能とする。ここで、第1の通貨単位が選択された場
合には商取引で発生した代金を為替レートの最新値で第
1の通貨単位の金額に換算した後、その換算後の金額を
電子財布カードに記憶された第1の通貨単位の現金情報
から引き去ることで支払いを制御する。これに対し、第
2の通貨単位が選択された場合には同代金を為替レート
の最新値で第2の通貨単位の金額に換算した後、その換
算後の金額を電子財布カードに記憶された第2の通貨単
位の現金情報から引き去ることで支払いを制御するよう
にしたものである。
【0010】本願請求項2記載の発明は、電子現金取引
処理装置が、電子現金取引の発生に応じて電子財布カー
ドから電子的に記憶された各通貨単位の現金情報と為替
レートとを読取るまでは上記請求項1に記載された電子
現金取引処理方法と同様である。この請求項2記載の発
明は、電子現金取引処理装置が、電子財布カードから電
子的に記憶された各通貨単位の現金情報と為替レートと
を読取ると、この電子財布カードから読取ったデータ中
の為替レートと為替レートの最新値とを比較する。そし
て、最新値の方がレートが低いときには商取引で発生し
た代金を為替レートの最新値で第1の通貨単位の金額に
換算した後、その換算後の金額を電子財布カードに記憶
された第1の通貨単位の現金情報から引き去ることで支
払いを制御し、最新値の方がレートが高いときには同代
金を為替レートの最新値で第2の通貨単位の金額に換算
した後、その換算後の金額を電子財布カードに記憶され
た第2の通貨単位の現金情報から引き去ることで支払い
を制御するようにしたものである。
【0011】本願請求項3記載の発明は、上記請求項2
に記載された電子現金取引処理方法において、支払いを
制御するステップを、電子財布カードから読取ったデー
タ中の為替レートと該為替レートの最新値とを比較した
結果最新値の方がレートが低いときで、かつ、電子財布
カードに記憶された第1の通貨単位の現金情報が商取引
で発生した代金に対して不足しているときには、第1の
通貨単位の現金情報全額を引き去るとともに不足分を為
替レートの最新値で第2の通貨単位の金額に換算した
後、その換算後の金額を第2の通貨単位の現金情報から
引き去ることで支払いを制御し、最新値の方がレートが
高いときで、かつ、電子財布カードに記憶された第2の
通貨単位の現金情報が商取引で発生した代金に対して不
足しているときには、第2の通貨単位の現金情報全額を
引き去るとともに不足分を為替レートの最新値で第1の
通貨単位の金額に換算した後、その換算後の金額を第1
の通貨単位の現金情報から引き去ることで支払いを制御
するようにしたものである。
【0012】本願請求項4記載の発明は、第1の通貨単
位の現金情報と該第1の通貨単位とは種類の異なる第2
の通貨単位の現金情報と第1の通貨単位の第2の通貨単
位に対する為替レートとを電子的に記憶した電子財布カ
ードを用いて商取引で発生した代金の支払いを処理する
電子現金取引処理装置であって、第1の通貨単位の第2
の通貨単位に対する為替レートの最新値を記憶するレー
ト最新値メモリと、電子財布カードに電子的に記憶され
たデータの読取りを行う媒体データ読取り部と、この媒
体データ読取り部により電子財布カードからデータを読
取るとそのデータ中の為替レートとレート最新値メモリ
に記憶した為替レートの最新値とを表示するレート表示
手段と、第1の通貨単位と第2の通貨単位のいずれか一
方の通貨単位を選択する通貨単位選択手段と、レート表
示手段による為替レート表示後に通貨単位選択手段によ
り第1の通貨単位が選択されると、商取引で発生した代
金を為替レートの最新値で第1の通貨単位の金額に換算
した後、その換算後の金額を電子財布カードに記憶され
た第1の通貨単位の現金情報から引き去ることで支払い
を制御する第1の支払制御手段と、レート表示手段によ
る為替レート表示後に通貨単位選択手段により第2の通
貨単位が選択されると、商取引で発生した代金を為替レ
ートの最新値で第2の通貨単位の金額に換算した後、そ
の換算後の金額を電子財布カードに記憶された第2の通
貨単位の現金情報から引き去ることで支払いを制御する
第2の支払制御手段とを備えたものである。
【0013】本願請求項5記載の発明は、上記請求項4
に記載された電子現金取引処理装置のうち、レート表示
手段及び通貨単位選択手段に代えて、媒体データ読取り
部により電子財布カードからデータを読取るとそのデー
タ中の為替レートとレート最新値メモリに記憶した為替
レートの最新値とを比較するレート比較手段を設けると
ともに、第1の支払制御手段を、レート比較手段による
比較の結果最新値の方がレートが低いとき、商取引で発
生した代金を為替レートの最新値で第1の通貨単位の金
額に換算した後、その換算後の金額を電子財布カードに
記憶された第1の通貨単位の現金情報から引き去ること
で支払いを制御する手段とし、かつ第2の支払制御手段
を、レート比較手段による比較の結果最新値の方がレー
トが高いとき、商取引で発生した代金を為替レートの最
新値で第2の通貨単位の金額に換算した後、その換算後
の金額を電子財布カードに記憶された第2の通貨単位の
現金情報から引き去ることで支払いを制御する手段とし
たものである。
【0014】本願請求項6記載の発明は、上記請求項5
に記載された電子現金取引処理装置において、第1の支
払制御手段に、電子財布カードに記憶された第1の通貨
単位の現金情報が商取引で発生した代金に対して不足し
ているとき、第1の通貨単位の現金情報全額を引き去る
とともに不足分を為替レートの最新値で第2の通貨単位
の金額に換算した後、その換算後の金額を第2の通貨単
位の現金情報から引き去ることで支払いを制御する機能
を設け、第2の支払制御手段に、電子財布カードに記録
された第2の通貨単位の現金情報が商取引で発生した代
金に対して不足しているとき、第2の通貨単位の現金情
報全額を引き去るとともに不足分を為替レートの最新値
で第1の通貨単位の金額に換算した後、その換算後の金
額を第1の通貨単位の現金情報から引き去ることで支払
いを制御する機能を設けたものである。
【0015】本願請求項7記載の発明は、上記請求項4
乃至6にそれぞれ記載された電子現金取引処理装置で使
用可能なICカード等からなる電子財布カードであっ
て、第1の通貨単位の現金情報を電子的に記憶する第1
の現金領域と、第1の通貨単位とは種類の異なる第2の
通貨単位の現金情報を電子的に記憶する第2の現金領域
と、第2の現金領域に現金情報が加算記憶された際の第
1の通貨単位の第2の通貨単位に対する為替レートを電
子的に記憶するレート領域とを有したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、この実施の形態では、日本
円とUSドルの2種類の通貨単位の電子現金情報を記憶
したICカードからなる電子財布カードを用いて行われ
る電子現金取引を処理可能な電子現金取引処理装置に本
発明を適用する場合について述べる。
【0017】図1は本実施の形態における電子現金取引
処理装置の外観構成を示す斜視図であり、図2は同電子
現金取引処理装置の内部構成を示すブロック図である。
図1に示すように、同電子現金取引処理装置は、POS
(Point Of Sales:販売時点情報管理)ターミナルを主
体とした電子現金取引処理装置本体1と、ICカードか
らなる電子財布カードCに対してデータの読取り及び書
込みを行うICカード処理端末2とからなり、両者を通
信手段としてのインタフェースケーブル3で接続してい
る。
【0018】前記電子現金取引処理装置本体1は、電子
現金取引の処理に必要な各種キーを配設したキーボード
11、キー入力データ等を表示する表示器12、電子現
金取引伝票等を印字発行するプリンタ13などを備えて
いる。そして、図2に示すように、これらの入出力デバ
イスを含む電子現金取引処理装置全般の動作を制御し、
電子現金取引処理を実行する制御部本体として、CPU
(Central ProcessingUnit )41を搭載している。
【0019】また、上記CPU41の制御プログラムな
どを格納したROM(Read Only Memory)42、各種デ
ータを一時格納するメモリエリアを形成するRAM(Ra
ndomAccess Memory)43、前記インタフェースケーブ
ル3を介してICカード処理端末2との間で行うデータ
通信を制御する通信インタフェース44、前記キーボー
ド11から入力キーのキー信号を取込むキーボードコン
トローラ45、前記表示器12のデータ表示を制御する
表示コントローラ46、前記プリンタ13による印字動
作を制御するプリンタコントローラ47、オンライン接
続された銀行等の金融機関のホストコンピュータとのデ
ータ伝送を制御する伝送コントローラ48などを搭載し
ている。そして、前記CPU41と、ROM42,RA
M43,通信インタフェース44および各コントローラ
45〜48とを、アドレスバス,データバスなどのバス
ライン49で接続して、電子現金取引処理装置本体1の
制御回路を構成している。
【0020】前記ICカード処理端末2は、キーボード
21,表示器22及びICカードリーダライタ23を備
えている。また、ICカードリーダライタ23に電子財
布カードCが装着されているか否かを検知するカードセ
ンサ24を設けている。そして、図2に示すように、こ
れらの入出力デバイスを含むICカード処理端末全般の
動作を制御する制御部本体として、CPU51を搭載し
ている。
【0021】また、上記CPU51の制御プログラムな
どを格納したROM52、各種データを一時格納するメ
モリエリアを形成するRAM53、前記インタフェース
ケーブル3を介して電子現金取引処理装置本体1との間
で行うデータ通信を制御する通信インタフェース54、
前記キーボード21から入力キーのキー信号を取込むキ
ーボードコントローラ55、前記表示器22のデータ表
示を制御する表示コントローラ56、前記ICカードリ
ーダライタ23のカードデータ読取り動作及びカードデ
ータ書込み動作を制御するカードリーダライタコントロ
ーラ57、前記カードセンサ24からの信号を入力する
入力ポート58などを搭載している。そして、前記CP
U51と、ROM52,RAM53,通信インタフェー
ス54,入力ポート58および各コントローラ55〜5
7とを、アドレスバス,データバスなどのバスライン5
9で接続して、ICカード処理端末2の制御回路を構成
している。
【0022】かかる構成の電子現金取引処理装置におい
て、電子現金取引処理装置本体1のキーボード11に
は、商取引で発生した代金の金額などを入力するテンキ
ーの他、特に、電子現金取引の処理開始を宣言する実行
キーK1,上記代金の通貨単位が日本円であることを宣
言する円キーK2及び同代金の通貨単位がUSドルであ
ることを宣言する$キーK3等を配設している。他方、
ICカード処理端末2のキーボード21には、テンキー
の他、特に、電子財布カードCの所有者が電子現金取引
の内容を確認し了承した際に押下する確認キーK4や、
電子現金取引の内容を確認し取りやめる際に押下する取
消キーK5等を配設している。
【0023】また、電子現金取引処理装置1のRAM4
3には、特に、処理済みの電子現金取引に関する情報と
して、電子財布カードCの識別情報,電子財布カード所
有者のID情報及び代金の金額情報等を蓄積記憶する電
子現金取引売上メモリ61と、日本円のUSドル1$に
対する為替レート(円/1$)の最新値を更新記憶する
レート最新値メモリ62とを形成している。
【0024】しかして、電子現金取引処理装置1のCP
U41は、例えば1日の閉店後に実行される精算業務の
中で図4の流れ図に示す処理を実行するものとなってい
る。先ず、ST(ステップ)1として伝送コントローラ
48を制御してオンライン接続された金融機関のホスト
コンピュータとの回線を接続する。そして回線が接続さ
れたならば、ST2として上記電子現金取引売上メモリ
61に蓄積された情報すなわち電子現金取引売上データ
を上記ホストコンピュータに送信する。
【0025】ここで、上記ホストコンピュータは、電子
取引処理装置から電子現金取引売上データを受信する
と、それに応答して日本円のUSドル1$に対する為替
レート(円/1$)の最新値を売上データ送信元の電子
取引処理装置に送信するものとなっている。
【0026】そこでCPU41は、ST3として上記ホ
ストコンピュータから為替レートの最新値を受信する
と、ST4として前記レート最新値メモリ62のデータ
を今回受信した最新値に書換え更新する。しかる後、S
T5として電子現金取引売上メモリ61をクリアして、
この処理を終了するものとなっている。
【0027】さて、本実施の形態において使用される電
子財布カードCは、その内蔵ICのメモリに、図5に示
すように、カードの種類や発行元などを特定するカード
識別情報及びディジタル署名などのカード所有者を特定
する所有者ID情報を固定的に記憶している。また、第
1の通貨単位である日本円の電子現金情報を記憶する第
1の電子現金情報エリア(第1の現金領域)71と、第
2の通貨単位であるUSドルの電子現金情報を記憶する
第2の電子現金情報エリア(第2の現金領域)72と、
日本円のUSドル1$に対する為替レートを記憶する為
替レートエリア(レート領域)73とを形成している。
そして、金融機関のホストコンピュータにオンライン接
続されたICカードリーダライタ付の電子現金補充装置
によってカード所有者の口座から電子現金情報がUSド
ルに換算されて引き出され、電子財布カードCの第2の
電子現金情報エリア72に補充される毎に、その時点の
USドル1ドル当たりの日本円のUSドル1$に対する
為替レートが同カードCの為替レートエリア73に自動
的に書込まれるようになっている。
【0028】かかる構成の電子財布カードCを使用する
本実施の形態の電子現金取引処理装置は、ICカード処
理端末2のCPU51が図6の流れ図に示す処理を実行
し、それに応じて電子現金取引処理装置本体1のCPU
41が図7の流れ図に示す処理を実行するものとなって
いる。
【0029】はじめに、ICカード処理端末2のCPU
51は、ICカードリーダライタ23に電子財布カード
Cが装着されるのを待機している(図6−ST1)。こ
こで、カードセンサ24からの信号によりICカードリ
ーダライタ23に電子財布カードCが装着されたことを
検知したならば(図6−ST1のYES)、このICカ
ードリーダライタ23のカードデータ読取り動作を制御
して、電子財布カードCに内蔵されたICのメモリから
カード識別情報,所有者ID情報,日本円の電子現金情
報,USドルの電子現金情報及び日本円のUSドル1ド
ルに対する為替レートxからなる電子財布データを読取
る(図6−ST2)。そして、この電子財布データ中の
2種類の電子現金情報とUSドルによる電子現金情報補
充時の為替レートxとを、表示器22に表示させる(図
6−ST3)。この状態で、電子取引処理装置本体1か
ら電子財布データの読取りコマンドが送られてくるのを
待機する(図6−ST4)。
【0030】一方、電子現金取引処理装置本体1のCP
U41は、キーボード11の実行キーK1が押下された
ことを検知すると、図7の流れ図に示す実行キー処理を
開始し、先ず、通信インタフェース44を介して接続さ
れたICカード処理端末2に対して電子財布データの読
込みコマンドを送信する(図7−ST2)。
【0031】そこでICカード処理端末2のCPU51
は、通信インタフェース54を介して接続された電子現
金取引処理装置本体1から上記電子財布データの読込み
コマンドを受信すると(図6−ST4のYES)、IC
カードリーダライタ23で読取った電子財布カードCの
電子財布データ(カード識別情報,所有者ID情報,日
本円の電子現金情報,USドルの電子現金情報及び為替
レートx)を通信インタフェース54を介して上記電子
現金取引処理装置本体1に送信する(図6−ST5)。
この状態で、電子現金取引処理装置本体12から電子現
金の支払い通知データが送られてくるのを待機する(図
6−ST6)。
【0032】電子現金取引処理装置本体1のCPU41
は、通信インタフェース44を介して接続されたICカ
ード処理端末2に電子財布データの読込みコマンドを送
信後、所定時間内に同ICカード処理端末2から電子財
布カードCの電子財布データを受信すると(図7−ST
2のYES)、この電子財布データをRAM43のワー
クエリアに記憶するとともに、受信した電子財布データ
から日本円とUSドルの電子現金情報をそれぞれ読出し
て、表示器12に表示させる(図7−ST3)。この状
態で、商取引で発生した代金とその金額の通貨単位とが
キー入力されるのを待機する(図7−ST4)。
【0033】ここで、キーボードコントローラ45を介
して入力されるキー信号によりテンキーと円キーK2
(またはドルキーK3)との押下を検知すると(図7−
ST4のYES)、テンキーで置数された数値を代金と
しその通貨単位が円(またはドル)であると認識して上
記ワークエリアに記憶する(図7−ST5)。また、レ
ート最新値メモリ62に設定されているレート最新値y
を読出すとともに、受信した電子財布データからUSド
ルの電子現金情報補充時の為替レートxを読出す。そし
て、この2種類の為替レートx,yを表示器12に表示
させる(図7−ST6)。
【0034】次に、上記2種類の為替レートx,yを比
較する(図7−ST7)。その結果、USドルの電子現
金情報補充時の為替レートxよりも為替レート最新値y
の方が小さい場合には(図7−ST7のNO)、USド
ルの電子現金情報補充時よりも商取引発生時の方が円安
が進んでおり、USドルで支払いを行った方が電子財布
カード所有者にとって有利なので、図8に具体的に示す
USドルによる支払い請求処理を実行する(図7−ST
8)。
【0035】すなわち、電子現金取引処理装置本体1の
CPU41は、先ず、ワークエリアに格納した代金Aの
通貨単位がUSドルなのか日本円なのかを判断し、日本
円の場合には、レート最新値メモリ62に記憶した為替
レートの最新値でその代金A(円)をUSドルに換算す
る。次に、このUSドルの代金A($)とワークエリア
に格納した電子財布データ中のUSドルの電子現金情報
B($)とを比較する。その結果、USドルの電子現金
情報B($)が代金A($)以上ある場合には、USド
ルの電子現金情報のみで代金の支払いが可能なので、U
Sドルの電子現金情報のみで代金A($)を支払うこと
ができる旨を通知する支払い通知情報の伝文を通信イン
タフェース44を介して接続されたICカード処理端末
2に送信する。また、この支払い通知情報の内容「代金
=A$は電子現金で徴収します」を表示器12に表示さ
せる。
【0036】これに対し、USドルの電子現金情報B
($)が代金A($)に満たない場合には、USドルの
電子現金情報だけでは代金の支払いに不足があるので、
その不足額CをUSドルで算出する。次に、ワークエリ
アに格納した電子財布データ中の日本円の電子現金情報
D(円)が0か否かを判断する。そして0の場合には、
代金A($)のうちB($)まではUSドルの電子現金
情報で支払うことができるものの、不足額C($)が生
じる旨を通知する支払い通知情報の伝文を上記ICカー
ド処理端末2に送信する。また、この支払い通知情報の
内容「代金=A$のうちB$を電子現金で徴収します。
不足額C$を現金で支払って下さい」を表示器12に表
示させる。
【0037】これに対し、電子財布データ中の日本円の
電子現金情報D(円)が0より大きい場合には、不足額
C($)を日本円の電子現金情報で支払うことができる
か否かをチェックするために、その不足額C($)をレ
ート最新値メモリ62に記憶した為替レートの最新値で
日本円に換算する。そして、この日本円に換算された不
足額C(円)と電子財布データ中の日本円の電子現金情
報D(円)とを比較する。その結果、日本円の電子現金
情報D(円)が不足額C(円)以上ある場合には、日本
円の電子現金情報で不足額C(円)を支払うことができ
るので、代金A($)のうちB($)をUSドルの電子
現金情報で支払い、残りのC(円)を日本円の電子現金
情報で支払うことができる旨を通知する支払い通知情報
の伝文を上記ICカード処理端末2に送信する。また、
この支払い通知情報の内容「代金=A$はその一部B$
をUSドルによる電子現金で徴収し、残りC円を日本円
による電子現金で徴収します」を表示器12に表示させ
る。
【0038】これに対し、日本円の電子現金情報D
(円)が不足額C(円)に満たない場合には、USドル
の電子現金情報に日本円の電子現金情報を合わせても代
金の支払いに不足があるので、その不足額Eを日本円で
一旦算出した後、レート最新値メモリ62に記憶した為
替レートの最新値でUSドルに換算する。そして、代金
A($)のうちB($)まではUSドルの電子現金情報
で支払い、残りC(円)のうちD(円)までは日本円の
電子現金情報で支払うことができるものの、不足額E
($)が生じる旨を通知する支払い通知情報の伝文を上
記ICカード処理端末2に送信する。また、この支払い
通知情報の内容「代金=A$はその一部B$をUSドル
による電子現金で徴収し、残りのC円のうちD円を日本
円による電子現金で徴収します。不足額E$を現金で支
払って下さい」を表示器12に表示させる。以上で、U
Sドルによる支払い請求処理を終了する。
【0039】一方、レート最新値yがUSドルの電子現
金情報補充時の為替レートxと変わらないかそれより大
きい場合には(図7−ST7のYES)、USドルの電
子現金情報補充時と商取引発生時とで貨幣価値が変化な
いか円高が進んでおり、円高が進んでいる場合には日本
円で支払いを行った方が電子財布カード所有者にとって
有利なので、図9に具体的に示す日本円による支払い請
求処理を実行する(図7−ST9)。
【0040】すなわち、電子現金取引処理装置本体1の
CPU41は、先ず、ワークエリアに格納した代金Aの
通貨単位がUSドルなのか日本円なのかを判断し、US
ドルの場合には、レート最新値メモリ62に記憶した為
替レートの最新値でその代金A($)を日本円に換算す
る。次に、この日本円の代金A(円)とワークエリアに
格納した電子財布データ中の日本円の電子現金情報D
(円)とを比較する。その結果、日本円の電子現金情報
D(円)が代金A(円)以上ある場合には、日本円の電
子現金情報のみで代金の支払いが可能なので、日本円の
電子現金情報で代金A(円)を支払うことができる旨を
通知する支払い通知情報の伝文を通信インタフェース4
4を介して接続されたICカード処理端末2に送信す
る。また、この支払い通知情報の内容「代金=A円は電
子現金で徴収します」を表示器12に表示させる。
【0041】これに対し、日本円の電子現金情報D
(円)が代金A(円)に満たない場合には、日本円の電
子現金情報だけでは代金の支払いに不足があるので、そ
の不足額Cを日本円で算出する。次に、ワークエリアに
格納した電子財布データ中のUSドルの電子現金情報B
($)が0か否かを判断する。そして0の場合には、代
金A($)のうちD(円)までは日本円の電子現金情報
で支払うことができるものの、不足額C(円)が生じる
旨を通知する支払い通知情報の伝文を上記ICカード処
理端末2に送信する。また、この支払い通知情報の内容
「代金=A円のうちD円を電子現金で徴収します。不足
額C円を現金で支払って下さい」を表示器12に表示さ
せる。
【0042】これに対し、電子財布データ中のUSドル
による電子現金情報B($)が0より大きい場合には、
不足額C(円)をUSドルの電子現金情報で支払うこと
ができるか否かをチェックするために、その不足額C
(円)をレート最新値メモリ62に記憶した為替レート
の最新値でUSドルに換算する。次に、このUSドルに
換算された不足額C($)と電子財布データ中のUSド
ルの電子現金情報B($)とを比較する。その結果、U
Sドルの電子現金情報B($)が不足額C($)以上あ
る場合には、USドルの電子現金情報で不足額C($)
を支払うことができるので、代金A(円)のうちD
(円)を日本円の電子現金情報で支払い、残りのC
($)をUSドルの電子現金情報で支払うことができる
旨を通知する支払い通知情報の伝文を上記ICカード処
理端末2に送信する。また、この支払い通知情報の内容
「代金=A円はその一部D円を日本円による電子現金で
徴収し、残りC$をUSドルによる電子現金で徴収しま
す」を表示器12に表示させる。
【0043】これに対し、USドルの電子現金情報B
($)が不足額C($)に満たない場合には、日本円の
電子現金情報にUSドルの電子現金情報を合わせても代
金の支払いに不足があるので、その不足額EをUSドル
で一旦算出した後、レート最新値メモリ62に記憶した
為替レートの最新値で日本円に換算する。そして、代金
A(円)のうちD(円)までは日本円の電子現金情報で
支払い、残りC($)のうちB($)まではUSドルの
電子現金情報で支払うことができるものの、不足額E
(円)が生じることを通知する支払い通知情報の伝文を
上記ICカード処理端末2に送信する。また、この支払
い通知情報の内容「代金=A円はその一部D円を日本円
による電子現金で徴収し、残りのC$のうちB$をUS
ドルによる電子現金で徴収します。不足額E円を現金で
支払って下さい」を表示器12に表示させる。以上で、
日本円による支払い請求処理を終了する。
【0044】こうして、電子現金取引処理装置本体1の
CPU41は、USドルまたは日本円による支払い請求
処理を終了すると、ICカード処理端末2からの応答を
待機する(図7−ST10)。一方、ICカード処理端
末2のCPU51は、電子現金取引処理装置本体1から
通信インタフェース54を介して支払い通知情報の伝文
を受信すると(図6−ST6のYES)、前記電子現金
取引処理装置本体1と同様に、その支払い通知情報の内
容を表示器22に表示する(図6−ST7)。
【0045】この状態で、確認キーK4または取消キー
K5の入力を待機する。そして、キーボードコントロー
ラ55を介して入力されるキー信号により確認キーK4
の押下を検知した場合には(図6−ST8のYES)、
電子財布カード所有者が表示器22に表示された支払い
内容を了承したので、通信インタフェース54を介して
接続された電子現金取引処理装置本体1に確認応答伝文
を送信する(図6−ST9)。
【0046】しかる後、上記電子現金取引処理装置本体
1から受信した支払い通知情報に日本円の電子現金情報
による支払金額が含まれている場合には(図6−ST1
0のYES)、ICカードリーダライタ23に装着され
ている電子財布カードCの第1の電子現金情報エリア7
1からこの日本円の電子現金情報による支払金額分を引
き去る(図6−ST11)。また、USドルの電子現金
情報による支払金額が含まれている場合には(図6−S
T12のYES)、同電子財布カードCの第2の電子現
金情報エリア72からこのUSドルの電子現金情報によ
る支払金額分を引き去る(図6−ST13)。その後、
ICカードリーダライタ23から電子財布カードCを排
出させたならば(図6−ST14)、今回の処理を終了
する。
【0047】なお、キーボードコントローラ55を介し
て入力されるキー信号が確認キーK4のものでなく(図
6−ST8のNO)、取消キーK5のものであった場合
には(図6−ST15のYES)、電子財布カード所有
者が表示器22に表示された支払い内容を了承できず取
り消したので、上記電子現金取引処理装置本体1に取消
応答伝文を送信する(図6−ST16)。その後、IC
カードリーダライタ23から電子財布カードCを排出さ
せたならば(図6−ST14)、今回の処理を終了す
る。
【0048】一方、電子現金取引処理装置本体1のCP
U41は、USドルまたは日本円による支払い請求処理
を終了後、通信インタフェース44を介して接続された
ICカード処理端末2から確認応答伝文を受信した場合
には(図7−ST10のYES)、ワークメモリに格納
した電子財布データ中のカード識別情報及び所有者ID
コードと、日本円の電子現金情報による支払金額と、U
Sドルの電子現金情報による支払金額とを電子現金取引
売上メモリ61に登録処理する(図7−ST11)。ま
た、プリンタ13の駆動を制御して、今回の電子現金取
引による売上伝票を印字し発行したならば(図7−ST
12)、今回の処理を終了する。
【0049】なお、USドルまたは日本円による支払い
請求処理を終了後、上記ICカード処理端末2から取消
応答伝文を受信した場合には(図7−ST10のN
O)、取引中止処理を実行し、電子現金取引売上メモリ
61に対する売上登録処理や電子現金取引による売上伝
票の印字処理等は行わない。
【0050】このように本実施の形態においては、日本
円とUSドルの2種類の通貨単位の電子現金情報をそれ
ぞれ記憶可能な電子財布カードCを用いている。そし
て、この電子財布カードCには、金融機関の口座からU
Sドルの電子現金情報を引き出して補充する毎に、その
時点のUSドル1$に対する日本円の為替レートも同時
に格納されるようになっている。
【0051】一方、上記電子財布カードCのデータ読取
り及び書込み機能を有するICカード処理端末2を接続
してなる電子現金取引処理装置本体1には、上記為替レ
ートの最新値を記憶するためのレート最新値メモリ62
が設けられている。そして、毎閉店後に実行される精算
業務の中で電子現金取引売上メモリ61の内容が金融機
関のホストコンピュータに送信される毎に、その時点の
USドル1$に対する日本円の為替レートがレート最新
値メモリ62に格納されるようになっている。
【0052】そして、かかる構成の電子現金取引処理装
置本体1は、電子現金取引が発生すると、ICカード処
理端末2から電子財布カードCに電子的に記憶された日
本円及びUSドルの電子現金情報とともに為替レートを
読取る。そして、この電子財布カードCから読取った電
子財布データ中の為替レートとレート最新値メモリ62
に記憶された為替レートの最新値とを比較する。その結
果、最新値の方がレートが低いときには、商取引で発生
した代金がUSドルであれば日本円に換算し、電子財布
カードCに記憶された日本円の電子現金情報からその日
本円に換算された代金を引き去ることで代金の支払いを
制御する。他方、最新値の方がレートが高いときには、
同代金が日本円であればUSドルに換算し、電子財布カ
ードCに記憶されたUSドルの電子現金情報からそのU
Sドルに換算された代金を引き去ることで代金の支払い
を制御するものとなっている。
【0053】したがって、本実施の形態によれば、日本
円とUSドルの2種類の電子現金情報をそれぞれ格納し
た電子財布カードCを使用するにより、電子現金取引処
理装置本体1とICカード処理端末2とからなる電子現
金取引処理装置1台で、日本円の電子現金情報で商取引
の代金支払いが行われる電子現金取引とUSドルの電子
現金情報で商取引の代金支払いが行われる電子現金取引
とを処理できるようになる。
【0054】しかも、USドルの電子現金情報を金融機
関の口座から引き出して電子財布カードCに補充したと
きの為替レートと商取引が発生したとき為替レートとを
比較し、前者よりも後者の方がレートが低いつまり円高
のときには自動的に日本円の電子現金情報で商取引の代
金支払いが処理され、逆に前者よりも後者の方がレート
が高いつまり円安のときには自動的にUSドルの電子現
金情報で商取引の代金支払いが処理されるので、常に、
電子財布カード所有者にとって有利な方法で代金支払い
が処理されるものとなってといる。したがって、電子財
布カード所有者に対して電子財布カードCの利便性を強
くアピールすることができ、販売の促進が期待できる。
【0055】また、本実施の形態においては、円高時
に、商取引で発生した代金に対して電子財布カードCに
記憶された日本円の電子現金情報が不足しているときに
は、電子財布カードCから日本円の電子現金情報全額を
引き去るとともに不足分をUSドルの電子現金情報で支
払うようにし、円安時に、商取引で発生した代金に対し
て電子財布カードCに記憶されたUSドルの電子現金情
報が不足しているときには、電子財布カードCからUS
ドルの電子現金情報全額を引き去るとともに不足分を日
本円の電子現金情報で支払うようにしている。
【0056】したがって、電子財布カード所有者にとっ
て有利な通貨単位の電子現金情報が不足している場合で
も、最大限に有利となる方法で代金支払いが処理される
ので、この点においても、電子財布カード所有者に対す
るサービス性を損なうことはない。
【0057】なお、前記一実施の形態では、電子財布カ
ード所有者にとって有利な通貨単位を電子現金取引処理
装置本体1側で自動的に決定する場合を示したが、その
決定を電子財布カード所有者あるいは電子現金取引処理
装置本体1のオペレータが判断するようにしてもよい。
【0058】すなわち、図10の実行キー処理に示すよ
うに、電子現金取引処理装置本体1のCPU41は、図
7のST1〜ST6と同様な処理を実行して、レート最
新値メモリ62に設定されているレート最新値yと、I
Dカード処理端末2から読込んだ電子財布データ中の為
替レートxとを表示器12に表示させたならば、キー入
力を待機する(ST13)。そして、キーボード11の
$キーK3が押下されたことを検知した場合には、US
ドルの電子現金情報による代金支払いが選択されたの
で、図8に具体的に示したUSドルによる支払い請求処
理を実行する。これに対し、キーボード11の円キーK
2が押下されたことを検知した場合には、日本円の電子
現金情報による代金支払いが選択されたので、図9に具
体的に示した日本円による支払い請求処理を実行する。
このように構成することにより、電子財布カード所有者
あるいは電子現金取引処理装置本体1のオペレータが、
USドル補充時の為替レートと商取引発生時の為替レー
トとを見て、日本円の電子現金情報により代金支払いを
処理するか、USドルの電子現金情報により代金支払い
を処理するかを決定できるようになる。
【0059】また、前記一実施の形態では、本発明を2
種類の通貨単位の電子現金情報を取扱うものとして説明
したが、本発明は、3種類以上の通貨単位の電子現金情
報を取扱う場合にも適用できるものである。例えば3種
類の通貨単位の電子現金情報を取扱う場合には、電子財
布カードに、第1乃至第3の通貨単位の現金情報ととも
に第1の通貨単位の第2の通貨単位に対する為替レート
及び同第1の通貨単位の第3の通貨単位に対する為替レ
ートをそれぞれ電子的に記憶する。また、電子現金取引
処理装置本体1に、各為替レートの最新値をそれぞれ設
定する。そして、電子現金取引が発生すると、電子財布
カードから読取った各為替レートとその為替レートの最
新値とを比較して、電子財布カード所有者にとって最も
有利な通貨単位1種類を決定し、その通貨単位の電子現
金情報から商取引で発生した代金を引き去ることで支払
い処理を制御するようにすればよい。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように本願請求項1記載の
発明によれば、1台の電子現金取引処理装置で通貨単位
の異なる複数種類の電子現金情報を取扱うことができる
電子現金取引処理方法を提供できる。また、本願請求項
2及び3記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明
の効果に加えて、電子財布カード所有者にとって最も有
利な方法で商取引の代金支払いを処理できる効果を奏し
得る電子現金取引処理方法を提供できる。また、本願請
求項4記載の発明によれば、通貨単位の異なる複数種類
の電子現金情報を取扱うことができる電子現金取引処理
装置を提供できる。また、本願請求項5及び6記載の発
明によれば、上記請求項4記載の発明の効果に加えて、
電子財布カード所有者にとって最も有利な方法で商取引
の代金支払いを処理できる効果を奏し得る電子現金取引
処理装置を提供できる。また、本願請求項7記載の発明
によれば、通貨単位の異なる複数種類の電子現金情報を
取扱うことができる電子現金取引処理装置に使用して好
適な電子財布カードを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である電子現金取引処
理装置の外観構成を示す斜視図。
【図2】 同電子現金取引処理装置の内部構成を示すブ
ロック図。
【図3】 同電子現金取引処理装置を構成する電子現金
取引処理装置本体のRAMに形成する主要なメモリエリ
アを示す図。
【図4】 同電子現金取引処理装置を構成する電子現金
取引処理装置本体のCPUが実行する精算処理の要部を
示す流れ図。
【図5】 本発明の一実施の形態である電子財布カード
のメモリ構成を示す図。
【図6】 本発明の一実施の形態である電子現金取引処
理装置を構成するICカード処理端末のCPUが実行す
るメイン処理の要部を示す流れ図。
【図7】 同電子現金取引処理装置を構成する電子現金
取引処理装置本体のCPUが実行する実行キー処理の要
部を示す流れ図。
【図8】 図7におけるUSドルによる支払い請求処理
を具体的に示す流れ図。
【図9】 図7における日本円による支払い請求処理を
具体的に示す流れ図。
【図10】本発明の他の実施の形態における電子現金取
引処理装置本体のCPUが実行する実行キー処理を示す
流れ図。
【符号の説明】
1…電子現金取引処理装置本体 2…ICカード処理端末 11,21…キーボード 12,22…表示器 23…ICカードリーダライタ 62…レート最新値メモリ 71…第1の電子現金情報エリア 72…第2の電子現金情報エリア 73…為替レートエリア K2…円キー K3…$キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 7/12 G06F 15/30 350 5B055 G07G 1/12 321 G07D 9/00 476 5B058 G07F 7/08 B Fターム(参考) 3E040 AA03 EA10 3E042 BA08 BA09 CC02 3E044 AA20 BA04 5B019 HG22 JA10 5B049 CC39 EE21 GG01 GG04 5B055 BB10 KK05 KK16 5B058 KA06 KA08 YA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商取引で発生した代金を電子財布カード
    に電子的に記憶された現金情報で支払い処理する電子現
    金取引の処理方法であって、 前記電子財布カードに、第1の通貨単位の現金情報と該
    第1の通貨単位とは種類の異なる第2の通貨単位の現金
    情報と前記第1の通貨単位の第2の通貨単位に対する為
    替レートとを電子的に記憶するとともに、 前記電子財布カードのデータ読取り,書込み機能を有し
    た電子現金取引処理装置に、前記第1の通貨単位の第2
    の通貨単位に対する為替レートの最新値を設定し、 前記電子現金取引処理装置は、電子現金取引が発生する
    と、前記電子財布カードから電子的に記憶された各通貨
    単位の現金情報と為替レートとを読取り、 この電子財布カードから読取ったデータ中の為替レート
    と前記為替レートの最新値とを表示するとともにいずれ
    か一方の通貨単位の選択を可能とし、 第1の通貨単位が選択された場合には前記商取引で発生
    した代金を前記為替レートの最新値で第1の通貨単位の
    金額に換算した後、その換算後の金額を前記電子財布カ
    ードに記憶された第1の通貨単位の現金情報から引き去
    ることで支払いを制御し、 第2の通貨単位が選択された場合には同代金を前記為替
    レートの最新値で第2の通貨単位の金額に換算した後、
    その換算後の金額を前記電子財布カードに記憶された第
    2の通貨単位の現金情報から引き去ることで支払いを制
    御するようにしたことを特徴とする電子現金取引処理方
    法。
  2. 【請求項2】 商取引で発生した代金を電子財布カード
    に電子的に記憶された現金情報で支払い処理する電子現
    金取引の処理方法であって、 前記電子財布カードに、第1の通貨単位の現金情報と該
    第1の通貨単位とは種類の異なる第2の通貨単位の現金
    情報と前記第1の通貨単位の第2の通貨単位に対する為
    替レートとを電子的に記憶するとともに、 前記電子財布カードのデータ読取り,書込み機能を有し
    た電子現金取引処理装置に、前記第1の通貨単位の第2
    の通貨単位に対する為替レートの最新値を設定し、 前記電子現金取引処理装置は、電子現金取引が発生する
    と、前記電子財布カードから電子的に記憶された各通貨
    単位の現金情報と為替レートとを読取り、 この電子財布カードから読取ったデータ中の為替レート
    と前記為替レートの最新値とを比較し、 最新値の方がレートが低いときには前記商取引で発生し
    た代金を前記為替レートの最新値で第1の通貨単位の金
    額に換算した後、その換算後の金額を前記電子財布カー
    ドに記憶された第1の通貨単位の現金情報から引き去る
    ことで支払いを制御し、 最新値の方がレートが高いときには同代金を前記為替レ
    ートの最新値で第2の通貨単位の金額に換算した後、そ
    の換算後の金額を前記電子財布カードに記憶された第2
    の通貨単位の現金情報から引き去ることで支払いを制御
    するようにしたことを特徴とする電子現金取引処理方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電子現金取引処理方法に
    おいて、支払いを制御するステップは、 前記電子財布カードから読取ったデータ中の為替レート
    と該為替レートの最新値とを比較した結果最新値の方が
    レートが低いときで、かつ、前記電子財布カードに記憶
    された第1の通貨単位の現金情報が前記商取引で発生し
    た代金に対して不足しているときには、その第1の通貨
    単位の現金情報全額を引き去るとともに不足分を前記為
    替レートの最新値で第2の通貨単位の金額に換算した
    後、その換算後の金額を前記第2の通貨単位の現金情報
    から引き去ることで支払いを制御し、 最新値の方がレートが高いときで、かつ、前記電子財布
    カードに記憶された第2の通貨単位の現金情報が前記商
    取引で発生した代金に対して不足しているときには、そ
    の第2の通貨単位の現金情報全額を引き去るとともに不
    足分を前記為替レートの最新値で第1の通貨単位の金額
    に換算した後、その換算後の金額を前記第1の通貨単位
    の現金情報から引き去ることで支払いを制御するように
    したことを特徴とする電子現金取引処理方法。
  4. 【請求項4】 第1の通貨単位の現金情報と該第1の通
    貨単位とは種類の異なる第2の通貨単位の現金情報と前
    記第1の通貨単位の第2の通貨単位に対する為替レート
    とを電子的に記憶した電子財布カードを用いて商取引で
    発生した代金の支払いを処理する電子現金取引処理装置
    であって、 前記第1の通貨単位の第2の通貨単位に対する為替レー
    トの最新値を記憶するレート最新値メモリと、 前記電子財布カードに電子的に記憶されたデータの読取
    りを行う媒体データ読取り部と、 この媒体データ読取り部により前記電子財布カードから
    データを読取るとそのデータ中の為替レートと前記レー
    ト最新値メモリに記憶した為替レートの最新値とを表示
    するレート表示手段と、 前記第1の通貨単位と第2の通貨単位のいずれか一方の
    通貨単位を選択する通貨単位選択手段と、 前記レート表示手段による為替レート表示後に前記通貨
    単位選択手段により第1の通貨単位が選択されると、前
    記商取引で発生した代金を前記為替レートの最新値で第
    1の通貨単位の金額に換算した後、その換算後の金額を
    前記電子財布カードに記憶された第1の通貨単位の現金
    情報から引き去ることで支払いを制御する第1の支払制
    御手段と、 前記レート表示手段による為替レート表示後に前記通貨
    単位選択手段により第2の通貨単位が選択されると、前
    記商取引で発生した代金を前記為替レートの最新値で第
    2の通貨単位の金額に換算した後、その換算後の金額を
    前記電子財布カードに記憶された第2の通貨単位の現金
    情報から引き去ることで支払いを制御する第2の支払制
    御手段と、を具備したことを特徴とする電子現金取引処
    理装置。
  5. 【請求項5】 第1の通貨単位の現金情報と該第1の通
    貨単位とは種類の異なる第2の通貨単位の現金情報と前
    記第1の通貨単位の第2の通貨単位に対する為替レート
    とを電子的に記憶した電子財布カードを用いて商取引で
    発生した代金の支払いを処理する電子現金取引処理装置
    であって、 前記第1の通貨単位の第2の通貨単位に対する為替レー
    トの最新値を記憶するレート最新値メモリと、 前記電子財布カードに電子的に記憶されたデータの読取
    りを行う媒体データ読取り部と、 この媒体データ読取り部により前記電子財布カードから
    データを読取るとそのデータ中の為替レートと前記レー
    ト最新値メモリに記憶した為替レートの最新値とを比較
    するレート比較手段と、 このレート比較手段による比較の結果最新値の方がレー
    トが低いとき、前記商取引で発生した代金を前記為替レ
    ートの最新値で第1の通貨単位の金額に換算した後、そ
    の換算後の金額を前記電子財布カードに記憶された第1
    の通貨単位の現金情報から引き去ることで支払いを制御
    する第1の支払制御手段と、 前記レート比較手段による比較の結果最新値の方がレー
    トが高いとき、前記商取引で発生した代金を前記為替レ
    ートの最新値で第2の通貨単位の金額に換算した後、そ
    の換算後の金額を前記電子財布カードに記憶された第2
    の通貨単位の現金情報から引き去ることで支払いを制御
    する第2の支払制御手段と、を具備したことを特徴とす
    る電子現金取引処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の電子現金取引処理装置に
    おいて、 前記第1の支払制御手段は、前記電子財布カードに記憶
    された第1の通貨単位の現金情報が前記商取引で発生し
    た代金に対して不足しているとき、その第1の通貨単位
    の現金情報全額を引き去るとともに不足分を前記為替レ
    ートの最新値で第2の通貨単位の金額に換算した後、そ
    の換算後の金額を前記第2の通貨単位の現金情報から引
    き去ることで支払いを制御する手段を有し、 前記第2の支払制御手段は、前記電子財布カードに記録
    された第2の通貨単位の現金情報が前記商取引で発生し
    た代金に対して不足しているとき、その第2の通貨単位
    の現金情報全額を引き去るとともに不足分を前記為替レ
    ートの最新値で第1の通貨単位の金額に換算した後、そ
    の換算後の金額を前記第1の通貨単位の現金情報から引
    き去ることで支払いを制御する手段を有したことを特徴
    とする電子現金取引処理装置。
  7. 【請求項7】 第1の通貨単位の現金情報を電子的に記
    憶する第1の現金領域と、前記第1の通貨単位とは種類
    の異なる第2の通貨単位の現金情報を電子的に記憶する
    第2の現金領域と、前記第2の現金領域に現金情報が加
    算記憶された際の前記第1の通貨単位の第2の通貨単位
    に対する為替レートを電子的に記憶するレート領域とを
    有したことを特徴とする電子財布カード。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003296766A (ja) * 2002-03-29 2003-10-17 Mitsubishi Electric Corp 搭乗管理システム
JP2007018035A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Sato Corp 通貨換算表示システム
JP2008046921A (ja) * 2006-08-17 2008-02-28 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置及び自動取引システム

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