JP3870858B2 - 電子棚札システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スーパーマーケットなどで商品陳列に用いる電子棚札システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数の表示装置(電子棚札)をそれぞれ商品陳列位置の棚に配置するとともに、管理装置(電子棚札コントローラ)に無線などで接続し、商品の売価や値引き情報等の商品情報を表示し、売価変更等をリアルタイムで行ういわゆる電子棚札システムが既に実用化されている。このような電子棚札システムを導入している店舗でも、実際に入荷された商品を予め決められた陳列棚の位置へ短時間で陳列させることが求められている。これは特に人気商品などの場合、いち早くお客の前に当該商品を並べ、ビジネスチャンスを失わない為にも重要な意味を持つ。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えばアルバイトのような不慣れな作業員の場合、各商品の売場での陳列位置を正確に把握していない為、商品陳列に時間がかかる場合がある。また、たとえ熟練の作業者であっても、商品そのものが入れ替わったり、あるいは陳列位置が変更されたりする場合がある為、正確な商品陳列位置を全ての商品について把握しておくことは困難であり、結果的に商品陳列作業の効率が悪いという問題がある。
【0004】
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、商品陳列作業時に商品の陳列位置が容易にわかり、作業効率を向上させることができる電子棚札システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の電子棚札システムは、商品陳列棚に陳列されている商品に対応付けられて配置された複数の表示装置と、前記表示装置と有線または無線により通信接続する管理装置とからなり、前記管理装置との通信により前記表示装置に商品情報を表示する電子棚札システムであって、商品に付けられた商品識別情報を読み込んで前記管理装置に送信する無線携帯端末と、前記商品識別情報と前記表示装置の装置識別情報とが予め対応付けて設定されたファイルと、前記表示装置上に設けられ、該当する商品の陳列位置を報知する報知手段と、前記無線携帯端末により読み込まれた商品識別情報に基づき該当する前記表示装置の報知手段を動作させ、第1の商品識別情報に該当する前記表示装置の報知手段が動作中において、前記無線携帯端末により第2の商品識別情報が読み込まれた場合に、前記動作中の報知手段を動作停止し、且つ前記第2の商品識別情報に該当する前記表示装置の報知手段を動作させるための処理を行う前記管理装置の制御処理手段と、を備えることを特徴としている。
【0006】
請求項2に記載の電子棚札システムにおいては、前記報知手段としてLEDを用いたことを特徴とする。
請求項3に記載の電子棚札システムにおいては、前記無線携帯端末は、前記管理装置と前記表示装置間で用いられる無線通信方式により前記管理装置と通信接続する通信手段を備えることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による電子棚札システム20を利用した商品販売システムの構成を示すブロック図である。この図1において、POSシステム10は、チェックアウト場に配置され、客の購入商品の登録及び代金積算処理を行う複数台のPOSレジスタ11と、POSレジスタ11で使用するPLUファイル(商品ファイル)を記憶すると共にオンラインにリアルタイムでPOSレジスタ11からの登録商品データ等を累計記憶する店舗サーバー(PC)12と、ブラウザソフトウェアを搭載し店舗サーバ12が記憶している各種データをブラウザソフトウェアで閲覧するWEBサーバ(PC)13とから構成されている。なお、上述した商品毎の売上実績データが記憶されているファイルを実績ファイルと呼ぶ。
上記店舗サーバ12及びWEBサーバ13は、マウスやキーボードからなる入力部、画面表示部、記憶装置を備えている、いわゆるコンピュータシステムである。なお、上記店舗サーバ12の記憶装置には、商品ファイル、売上実積ファイル等の種々のファイルが格納されている。
【0009】
図2に示すように、上記商品ファイル101には、商品に付けられるバーコードの内容である商品コード(商品識別情報)、商品名、売価、内容量、当該商品が陳列されている陳列棚に配置された該当する表示装置(電子棚札表示器)の装置識別情報(棚札ID)等がそれぞれ対応付けられている商品データが格納されている。
また、図3に示すように、売上実績ファイル102には、商品コード、売上金額、売上点数等がそれぞれ対応付けられた売上実績データが格納されている。
【0010】
次に、上記構成からなるPOSシステム10の動作について簡単に説明する。消費者が購入する商品のバーコードをPOSレジスタ11のスキャナーで読み取ると、読み取ったバーコードデータ(商品コード)はLAN50を介して店舗サーバ12に送信される。
店舗サーバ12は、受信した商品コードによって特定される商品データを商品ファイル101から読み出し、読み出した商品データを当該商品コードの送信元であるPOSレジスタ11へ送信するとともに、売上実績ファイル102を更新する。
商品データを受信したPOSレジスタ11は、商品データを表示するとともに、そのデータに基づいてチェックアウト処理を行う。
【0011】
なお、店舗サーバ12に格納されている商品ファイル101、売上実績ファイル102等の種々のファイルは、WEBサーバ13、電子棚札システム20をはじめとしてLAN50に接続されている他の装置で必要に応じて適宜参照できるようになっている。
【0012】
次に、電子棚札システム20は、電子棚札コントローラ(PC)21と、電子棚札コントローラ21にトランシーバ22を介して無線(赤外線通信)で接続された複数の電子棚札表示器(以下、電子棚札と称する)23と、トランシーバ22を介して電子棚札コントローラ21から商品ファイル101などの所望のデータを入手及び表示することができる無線携帯端末24と、から構成されている。
【0013】
電子棚札23は、図4,5に示すように、CPU31、ROM32、RAM33、赤外線信号受光センサ34aを有する赤外線信号の受信部34、液晶(LCD)表示部36、およびLEDランプ37を備え、太陽電池38で駆動するようになっている。また太陽電池38のバックアップ用としてリチウム電池等のボタン電池39が内蔵されている。
【0014】
LEDランプ37は、客または店員の注意を引きたい場合に用いられる。LCD表示部36は、図5に示すように、上部に5桁数値を表示可能な大型の表示部36a、左下側の5桁数値を表示可能な小型の表示部36b、および右下側の3桁数値を表示可能な小型の表示部36cから構成される。これら表示部36a〜cには、電子棚札コントローラ21から受信した商品情報(商品の値段や値引き率など)が表示される。
また、電子棚札23の左側のスペースには、商品情報ラベル40が貼付されている。商品情報ラベル40は、品名41、棚札ID42、バーコード43などが印字された表記となっている。
【0015】
上記構成からなる電子棚札23は、商品陳列棚に陳列されている各商品にそれぞれ対応付けられて配置され、電子棚札コントローラ21から送信されてくる情報(例えば商品の値段等)をRAM33に記憶するとともに液晶表示器36にリアルタイムに表示する。
【0016】
電子棚札コントローラ21(管理装置)は、電子棚札23を制御するために、各商品の商品コードと該商品コードに対応する電子棚札23の棚札IDとを対応付けて、図6に示すような棚札IDファイル103に設定し記憶している。この棚札IDファイル103に設定する商品コードおよび棚札IDの関連付け情報は、上記図2に示す商品ファイル101の商品データを店舗サーバ12からダウンロードして得たものである。このダウンロードは、商品ファイル101の更新の際に実行される。
【0017】
棚札IDとは、各電子棚札23に割り振られた固有の例えば6桁の識別番号である。図2に示すように、商品ファイル101には、各商品コードに予め棚札IDが設定されていて、この情報をもとに当該商品が陳列されている陳列棚に配置された該当する電子棚札23を識別し、その位置を把握することができるようになっている。従って、商品の陳列位置が急遽変更になったような場合でも、商品ファイル101上において当該商品と電子棚札23の対応付けを変更すれば、電子棚札コントローラ21は、該商品ファイル101に基づいた棚札IDファイル103を検索して棚札IDを得ることによって、所望の商品に対応する電子棚札23を把握でき、該電子棚札23のLEDランプ37の制御をはじめ、種々の制御を行うことが可能となる。
【0018】
電子棚札23のLEDランプ37を点灯させるか、あるいは消灯させるか又は点滅させるかの制御は、LEDランプ37の制御を行う対象となる電子棚札23の棚札IDとともに点灯コマンド、消灯コマンド、点滅コマンドのいずれかを送信することにより行う。また、終了コマンドを送信することによって、全ての電子棚札23のLEDランプ37を消灯させることができる。
【0019】
上記電子棚札コントローラ21は、一般のパーソナルコンピュータと同等のハードウェア構成であり、CPU及びメモリ(ROM、RAM)等からなるコンピュータ本体をはじめ、マウスやキーボード、画面表示装置を備えている。そして、内蔵あるいは外部の記憶装置には、上記棚札IDファイル103や、無線携帯端末24から送信されてくる商品コードなどが保存されている。
【0020】
次に、無線携帯端末24は、トランシーバ22を介して電子棚札コントローラ21と通信し、電子棚札コントローラ21から必要な情報を適時入手することができる。トランシーバ22との間のデータの送受信には、トランシーバ22と電子棚札23間のデータの送受信に使用されるのと同じ通信媒体である赤外線を用いている。このように、既存の電子棚札システムの通信媒体である赤外線を使用してトランシーバ22を共用するので、新たに無線交信用のシステムを構築する必要が無い為、非常に安価に無線携帯端末の導入を行うことができる。
【0021】
図7に無線携帯端末24の外観を示し、図8にその内部構成を示す。図8において、ROM51には各種の制御プログラムが記憶されており、RAM52には電子棚札コントローラ21から受信した商品ファイルや、スキャナー部53で読み込んだバーコード情報を格納する。スキャナー部53は、商品に貼付されているバーコードを読み取りCPU54へ出力する。CPU54は、該バーコード情報を、無線交信部55によりトランシーバ22を介して電子棚札コントローラ21へ送信する。無線交信部55は、トランシーバ22と赤外線を通信媒体にしてデータを送受する。
【0022】
操作部56は、図7に示すように複数のキーによって構成されている。表示部57は、操作部56から入力された情報や、無線交信部55を介して受信した情報等を表示する液晶表示パネル等によって構成される。また、タッチ入力部58は、タッチペン59でペン入力及び手書き入力を可能とするためのものである。なお、このタッチ入力部58は、上記表示部57の上層に形成された膜状のものであり、タッチペン59等でこの膜に接触することにより、種々の入力操作を行うことができる。更に、インターフェース60を備えることにより、このインターフェース60を介して外部の装置、例えばPC等と接続してデータの送受信を行うことができる。
【0023】
図9、図10に無線携帯端末24の画面表示例を示す。図9の画面201は、無線携帯端末24を使用して実行するモードを選択するためのメニュー画面である。図10の画面202は、図9の画面201で「スキャン点灯モード」を選択した場合に表示されるものである。この画面202によって、作業者はバーコードのスキャン開始、あるいは終了等の指示を行うことができる。バーコードのスキャン開始が指示された場合には、無線携帯端末24のCPU54は、バーコードから読み込んだバーコード情報に含まれる商品コードに対応する電子棚札23のLEDランプ37の点灯と、必要に応じて前回点灯した電子棚札23のLEDランプ37の消灯とを電子棚札コントローラ21へ指示するための処理を行う。バーコードのスキャン終了が指示された場合には、全電子棚札23のLEDランプ37の消灯を電子棚札コントローラ21へ指示するための処理を行う。
【0024】
なお、無線携帯端末24により商品に貼付してあるバーコードをスキャンすることで、電子棚札コントローラ21を介して商品ファイル101上に商品の登録を行ったり、あるいは商品の売価変更を行ったりすることができる。
【0025】
次に、上述した電子棚札システム20の動作を説明する。なお、以下の説明において、電子棚札コントローラ21と無線携帯端末24との間のデータの送受信は、図1及び図8に記載されているトランシーバ22を介して行われている。
初めに、図11を参照して無線携帯端末24の動作を説明する。図11は、無線携帯端末24のCPU54(制御処理手段)が行う処理の流れを示すフローチャートである。図11において、無線携帯端末24のCPU54は、図9の画面201でいずれのモードが選択されたか判断し(ステップST1)、「スキャン点灯モード」が選択された場合にステップST2へ進み、他のモードが選択された場合にはステップST9で該当する処理を実行する。
【0026】
ステップST2では、CPU54は、スキャン点灯モードに係る初期化(RAM52の使用エリアのクリア等)を実行し、図10の画面202を表示し、画面202によりいずれの指示が選択されたか判断する(ステップST2)。この結果、「する」が選択された場合にステップST3へ進み、他の指示が選択された場合にはステップST10で該当する処理を実行する。
【0027】
ステップST3では、CPU54は、スキャナー部53により商品に貼付されているバーコードの読み込みを実行する。次いで、CPU54は、RAM52に設けた前回エリアに記憶してあるバーコード情報と消灯コマンドを電子棚札コントローラ21へ送信する(ステップST4)。これにより、電子棚札コントローラ21によって、前回点灯した電子棚札23のLEDランプ37が消灯される。電子棚札コントローラ21の処理については後述する。但し、ステップST4において、CPU54は、上記ステップST2の初期化後、初めてバーコードを読み込む場合には、RAM52の前回エリアにバーコード情報が記憶されていないので、上記ステップST4の処理をスキップする。
【0028】
次いで、CPU54は、上記ステップST3により直前に読み込んだバーコード情報と点灯コマンドを電子棚札コントローラ21へ送信し、該バーコード情報をRAM52の前回エリアに記憶する(ステップST5、ST6)。これにより、電子棚札コントローラ21によって、送信したバーコード情報に含まれる商品コードに対応する電子棚札23のLEDランプ37が点灯される。また、バーコードのスキャン終了指示がなされないまま、継続して次に別の商品のバーコードを読み込んだ際には、前回エリアに今回記憶したバーコード情報により今回点灯した電子棚札23のLEDランプ37が消灯されることになる。
【0029】
次いで、CPU54は、画面202により「終了」の指示が選択されたか判断し、選択された場合に終了コマンドを電子棚札コントローラ21へ送信し、その処理を終了する(ステップST7、ST8)。これにより、電子棚札コントローラ21によって、点灯されている電子棚札23のLEDランプ37が消灯される。
他方、「終了」の指示が選択されず、スキャン開始「する」が選択された場合には上記ステップST3へ戻り、継続して商品のバーコード読み取り処理を行う。また、スキャン開始「しない」が選択された場合には特に処理を行わず、そのままステップST7で「終了」あるいはスキャン開始「する」の指示がなされるのを待つ。
【0030】
次に、図12を参照して電子棚札コントローラ21の動作を説明する。図12は、電子棚札コントローラ21のCPUが行う処理の流れを示すフローチャートである。図12において、電子棚札コントローラ21は、点灯コマンドとバーコード情報を無線携帯端末24から受信したか否かを判断し、受信した場合はステップST12へ進み、受信していない場合にはステップST13へ進む(ステップST11)。
【0031】
ステップST12では、電子棚札コントローラ21は、棚札IDファイル103を検索して、受信したバーコード情報に含まれる商品コードに対応する棚札IDを得る。そして、この棚札IDとともに点灯コマンドを送信することによって、該当する電子棚札23のLEDランプ37を点灯させる。この処理完了後にステップST11へ戻る。
【0032】
ステップST13では、電子棚札コントローラ21は、消灯コマンドとバーコード情報を無線携帯端末24から受信したか否かを判断し、受信した場合はステップST14へ進み、受信していない場合にはステップST15へ進む。
ステップST14では、電子棚札コントローラ21は、棚札IDファイル103を検索して、受信したバーコード情報に含まれる商品コードに対応する棚札IDを得る。そして、この棚札IDとともに消灯コマンドを送信することによって、該当する電子棚札23のLEDランプ37を消灯させる。この処理完了後にステップST11へ戻る。
【0033】
ステップST15では、電子棚札コントローラ21は、終了コマンドを無線携帯端末24から受信したか否かを判断し、受信した場合はステップST16へ進み、受信していない場合にはステップST17へ進む。
ステップST16では、電子棚札コントローラ21は、終了コマンドを送信することによって、全ての電子棚札23のLEDランプ37を消灯させる。この処理完了後にステップST11へ戻る。
ステップST17では、電子棚札コントローラ21は、管理、保守等の他の処理を実行し処理完了後にステップST11へ戻る。
【0034】
上述したように本実施形態によれば、作業者が入荷商品を陳列する際に、無線携帯端末24に該入荷商品に貼付されているバーコードのスキャン開始を指示すれば、当該商品が陳列されている陳列棚に配置されている該当する電子棚札23のLEDランプ37が点灯する。これにより、商品の陳列位置が報知されるので、作業者は商品陳列作業時に商品の陳列位置を容易に把握することができ、この結果として作業効率が向上するという効果が得られる。特に入荷商品数が多い大型スーパーマーケットなどではその効果は顕著である。
【0035】
以上、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、本発明の目的を達成できる構成であれば、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば図7〜図10に示した無線携帯端末24の構成及び表示画面例は単なる一例であり、この構成に限定されない。
【0036】
また、上述した実施形態においては、電子棚札23のLEDランプ37を点灯して商品の陳列位置を報知するようにしたが、LEDランプ37を点滅させるようにしてもよい。また、電子棚札23の表示部36a〜cを点滅させてもよい。すなわち、無線携帯端末24のスキャナー部53でバーコードを読み込んだ商品に対応する電子棚札23とその他の電子棚札23との表示態様を異なるものとすることにより、作業者に対して商品の陳列位置を報知することができればよい。
【0037】
また、棚札IDについては6桁で示したが、棚札IDの構成については限定せず、電子棚札23を個別に識別できる構成であればよい。また、棚札IDファイル103には商品コード毎に棚札IDを設定するようにしたが、棚札IDファイル103の構成は商品と電子棚札23との対応付けが一義的に定められるものであれば、どのような構成であってもよい。例えば、棚札ID毎に商品コードを設定するようにしてもよく、あるいは棚札ID毎に商品コードを設定したファイルを別に設けてもよい。
【0038】
なお、図1に示すWEBサーバー13に電子棚札コントローラ21の機能を持たせるようにしてもよい。
【0039】
また、上述した実施形態では、電子棚札23と電子棚札コントローラ21との間の通信を無線により実現したが、有線により実現してもよい。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、例えばスーパーマーケットなどの売場への商品陳列作業時に陳列する商品の商品識別情報の読み込みを行えば、当該商品の陳列位置が報知されるので、作業者は商品の陳列位置を容易に把握することができ、この結果として作業効率が向上するという効果が得られる。そして、一つの商品の陳列終了後、別の商品を陳列する際に、該商品の商品識別情報の読み込みを行えば、今まで陳列していた商品の陳列位置に代えてこれから陳列する商品の陳列位置が報知されるので、作業を簡単にすることができる。
【0041】
また、請求項3に記載の発明によれば、管理装置(電子棚札コントローラ)と表示装置(電子棚札)間の通信に使用される通信媒体と、管理装置と読み込み手段(無線携帯端末)間の通信に使用される通信媒体とが同じになるので、通信媒体を変換させるような特別の装置を必要とせず、簡易に且つ安価にシステムを構築することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による電子棚札システム20を利用した商品販売システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 商品ファイル101の構成例を示す図である。
【図3】 売上実績ファイル102の構成例を示す図である。
【図4】 電子棚札23の電気回路の構成を示すブロック図である。
【図5】 電子棚札23の外観構成を示す図である。
【図6】 棚札IDファイル103の構成例を示す図である。
【図7】 無線携帯端末24の外観構成を示す図である。
【図8】 無線携帯端末24の電気回路の構成を示すブロック図である。
【図9】 無線携帯端末24の第1の画面表示例を示す図である。
【図10】 無線携帯端末24の第2の画面表示例を示す図である。
【図11】 無線携帯端末24のCPU54が行う処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】 電子棚札コントローラ21のCPUが行う処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…POSシステム、11…POSレジスタ、12…店舗サーバー、13…WEBサーバー、20…電子棚札システム、21…電子棚札コントローラ(管理装置)、22…トランシーバ、23…電子棚札(表示装置)、24…無線携帯端末、31,54…CPU、32,51…ROM、33,52…RAM、34…受信部、34a…赤外線信号受光センサ、36…LCD表示部、37…LEDランプ、38…太陽電池、39…ボタン電池、53…スキャナー部、55…無線交信部、56…操作部、57…表示部、58…タッチ入力部、59…タッチペン、60…インターフェース、50…LAN
Claims (3)
- 商品陳列棚に陳列されている商品に対応付けられて配置された複数の表示装置と、前記表示装置と有線または無線により通信接続する管理装置とからなり、前記管理装置との通信により前記表示装置に商品情報を表示する電子棚札システムであって、
商品に付けられた商品識別情報を読み込んで前記管理装置に送信する無線携帯端末と、
前記商品識別情報と前記表示装置の装置識別情報とが予め対応付けて設定されたファイルと、
前記表示装置上に設けられ、該当する商品の陳列位置を報知する報知手段と、
前記無線携帯端末により読み込まれた商品識別情報に基づき該当する前記表示装置の報知手段を動作させ、第1の商品識別情報に該当する前記表示装置の報知手段が動作中において、前記無線携帯端末により第2の商品識別情報が読み込まれた場合に、前記動作中の報知手段を動作停止し、且つ前記第2の商品識別情報に該当する前記表示装置の報知手段を動作させるための処理を行う前記管理装置の制御処理手段と、を備える
ことを特徴とする電子棚札システム。 - 前記報知手段としてLEDを用いたことを特徴とする請求項1に記載の電子棚札システム。
- 前記無線携帯端末は、前記管理装置と前記表示装置間で用いられる無線通信方式により前記管理装置と通信接続する通信手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子棚札システム。
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