JPH04172596A

JPH04172596A - 電子式キャッシュレジスタ

Info

Publication number: JPH04172596A
Application number: JP29996990A
Authority: JP
Inventors: Yoshinori Hanai; 花井　美徳
Original assignee: Tokyo Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 1990-11-07
Filing date: 1990-11-07
Publication date: 1992-06-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野コ本発明は、各種の通貨単位で商品の販売を行う店で利用
される電子式キャッシュレジスタに関する。

［従来の技術］従来、各種の通貨単位で販売される商品の販売データを
処理できる電子式キャッシュレジスタとしては、特開昭
５７−１０５０７４号公報に開示されたものがある。こ
のものは、各種通貨単位を指定する指定手段を設けると
ともに、予め定められた特定通貨単位に対する各種通貨
単位の換算レートをプリセットするメモリを設け、指定
手段により通貨単位の指定が行われると、特定の通貨単
位で客が買い上げる商品の金額を入力しても、その客の
合計金額を指定通貨単位の換算レートで換算して表示器
に表示するとともにレシートに印字するようにしたもの
である。こうすることにより、操作性を損ねることなく
客との金銭授受の作業性向上をはかれるようになる。

［発明が解決しようとする課題］しかるに、上記公報に開示された電子式キャッシュレジ
スタにおいては、登録される１商品の金額の表示及びレ
シート印字は通貨単位の指定有無によらず特定の通貨単
位で行われていた。このため、特定通貨単位以外の通貨
単位を指定して支払いを行う客は商品登録中の表示を見
てもその登録商品の指定通貨単位による金額を知り得ず
、また登録後に受は取ったレシートからもそれを確認す
ることはできず、解決が望まれていた。

そこで本発明は、販売登録される１商品の金額を指定さ
れた通貨単位の金額に換算して表示及びレシート印字で
き、サービス性の向上をはかり得る電子式キャッシュレ
ジスタを提供しようとするものである。

［課題を解決するための手段］本発明の電子式キャッシュレジスタは、商品の金額を予
め定められた特定の通貨単位で当該商品を特定するコー
ドとともに入力する商品登録手段と、少なくともコード
及び金額表示を行う表示器と、各種の通貨単位を指定す
る指定手段と、特定の通貨単位に対する各種通貨単位の
換算レートをプリセットする換算レートプリセットテー
ブルと、商品登録手段により入力された特定通貨単位の
金額を登録用メモリにコード別に分類して登録処理する
登録処理手段と、この登録処理手段により登録処理され
る特定通貨単位の金額を指定手段により指定された通貨
単位に対応する換算レートプリセットテーブルの換算レ
ートで指定通貨単位の金額に換算する金額換算手段と、
この換算手段により指定通貨単位に換算された金額を表
示器にコードとともに表示させる表示制御手段と、上記
換算手段により指定通貨単位に換算された金額を１畜骨
合計する合計金額メモリと、上記換算手段により指定通
貨単位に換算された金額及び合計金額メモリ内の合計金
額をレシートにプリントアウトしてレシート発行を行う
プリンタとを備えたものである。

［作　用コこのような構成の本発明においては、指定手段により客
が希望する通貨単位の指定を行った後、商品登録手段に
よりその客が買上げる商品の金額及びコードを入力する
。この場合、金額は予め設定された特定の通貨単位で行
う。そうすると、当該商品の金額が特定通貨単位のまま
登録用メモリに登録処理されるとともに、その金額が指
定手段により指定された通貨単位の換算レートで換算さ
れて表示器に表示される。また、換算後の金額が合計金
額メモリに加算処理される。そうして、その客が買い上
げる全商品の登録を終了すると、プリンタによりその全
商品の換算後の金額と上記合計金額メモリ内の合計金額
とか印字されたレシートが発行される。

［実施例］以下、本発明の一実施例を図面を参照しなから説明する
。なお、この実施例では予め設定される特定の通貨単位
を「円」とした場合について述べる。

第２図は電子式キャッシュレジスタの概略構成を示すブ
ロック図であって、制御部本体を構成するＣＰＵＩに、
パスライン２を介して、ＲＯＭ３及びＲＡＭ４のメモリ
部が接続されている。上記ＲＯＭ３には、ＣＰＵ１が実
行するプログラムデータや表示文字及び印字文字のキャ
ラクタジェネレータデータ等の固定的データが記憶され
ている。

一方、ＲＡＭ４には、各種演算に使用されるワークメモ
リや、表示バッファ、印字バッファ等が形成されている
。

また現在の日時を計時する時計回路５、モードスイッチ
６の信号が入力されるＩ１０ポート７、キーボード８か
ら入カキ−に対応するキーデータを取込むキーボード回
路９、表示器１０を駆動制御して表示データに対応する
文字等を表示させる表示制御回路１１、レシート及びジ
ャーナル等に印字を行いレシートを発行させるためのプ
リンタ１２を動作させるプリンタ駆動回路１３と、現金
等を収納するためのドロワ１４を開放させるドロワ開放
装置１５とにそれぞれ駆動信号を出力するＩ１０ボート
１６、等の各部が前記パスライン２を介してＣＰＵＩに
それぞれ接続されている。

上記モードスイッチ６は、電源のオン、オフを制御する
とともに、「登録」　「点検」　「精算」「設定」等の
各種業務モードを選択しその実行を前記ＣＰＵＩに知ら
せるための制御スイッチである。

上記キーボード８は、第１図に示すように、販売商品の
金額や点数等の数値データを入力するための置数キー２
１、各商品を分類する部門コードがそれぞれプリセット
される複数の部門キー２２、数値データが乗数であるこ
とを指示する乗算キー２３、小計額の出力を指示するた
めの小計キー２４、現金による支払いを指示する預／現
計キー２５、置数クリアやエラー解除を指示するクリア
キー２６等の他、「円」、「トル」、「フラン」、「マ
ルク」、「ボンド」の各種通貨単位を指定する指定手段
としての通貨キー２７　、＋　２７２１２７３　＋’　
２７４，２７５を配列して構成されている。

上記表示器１０は、商品のコード及び金額や合計金額等
を電光表示するドツト表示管と、指定通貨単位の種類や
登録中、精算中等の各種状態を表示するトライマーク表
示素子とから構成されている。

また前記ＲＡＭ４には、特に第３図に示すように、商品
の販売点数、販売金額をコード別に累計処理するための
販売データ登録用メモリ３１．１客が買上げる商品の合
計金額を記憶する合計金額メモリ３２、及び前記各通貨
キー２１．〜２７、によって指定される各種通貨単位の
特定通貨単位に対する換算レートをプリセットする換算
レートプリセットテーブル３３か設けられている。

すなわち、同テーブル３３には「円」に対応する換算レ
ートとして〔１］がプリセットされており、「ドル」、
「フラン」、「マルク」、［ポンド」に対応する換算レ
ートとしてそれぞれ現在の「円」に対するレートがプリ
セットされている。なお、同テーブル３３に対する各種
通貨単位の換算レートのプリセット作業は、例えば１日
の開店前の設定業務によって行われる。また、同テーブ
ル３３には指定有無を示すフラグＦ１〜Ｆ５が各種通貨
単位に対応して設けられている。これらフラグＦ１〜Ｆ
５のうち「円」に対応するフラグＦ１は例えば１日の開
店前の電源立上げ処理により“１“にセットされ、他の
フラグＦ２〜Ｆ５はそれぞれ“Ｏ”にリセットされる。

その後は、上記各通貨キー２１□〜２７５の指定操作に
応動してセット／リセットが切替わるように制御されて
いる。

しかして、前記ＣＰＵＩは、モードスイッチ６により「
登録」業務が選択されると、特に第４図に示す処理を実
行するようにプログラム設定されている。すなわち、１
客の最初の商品登録が行われる前に通貨キー２７．〜２
７．の１つがキー人力されると、換算レートプリセット
テーブル３３の入カキ−に対応する通貨単位のフラグを
セットし、他の全ての通貨単位のフラグをリセットする
。

また、置数キー２１により商品の販売金額が置数され続
いて部門キー２２の１つがキー人力されて１客の最初の
商品登録が行われると（商品登録手段）、ＳＴ（ステッ
プ）１として置数された販売金額及び販売点数（当該商
品登録の前に乗数が入力されているならばその乗数、入
力されていなければ［１］）を販売データ登録用メモリ
３１に部門コード別に分類して登録処理する（登録処理
手段）。次に、ＳＴ２として換算レートプリセットテー
ブル３３の各フラグＦ１〜Ｆ５を調べ、セット状態のフ
ラグに対応する通貨単位の換算レートで置数された販売
金額を換算する（金額換算手段）。そして、ＳＴ３とし
て換算後の金額を合計金額メモリ３２の記憶値に加算し
その加算値を同メモリ３２に記憶させる。また、Ｓｒ１
として換算後の金額を部門コードとともに表示器１０に
表示させるとともに（表示制御手段）、プリンタ１２を
駆動制御してレシート及びジャーナルにやはり換算後の
金額と部門コードとを印字出力する。

その後、当該客の次の商品登録が行われると、上記ＳＴ
２〜ＳＴ４の処理を繰り返し実行する。

そして、当該客が買上げる全ての商品登録が終了し、例
えば小計キー２４がキー操作されると、支払い処理に移
行する。

この支払い処理においては、小計キー２４のキー人力に
応じて合計金額メモリ３２の記憶値を指定通貨単位によ
る小計類として表示器１０に表示させるとともにプリン
タ１２によりレシート及びジャーナルに印字させる。次
に置数キー２１により預り金額が置数され続いて預／現
計キー２５がキー人力されると、置数された預り金額か
ら上記小計類を減算して指定通貨単位による釣銭を算出
し、表示器１０に表示させる。またプリンタ１２により
預り金額及び釣銭をレシート及びジャーナルに印字させ
て、レシート発行を行う。その後、合計金額メモリ３２
を“０”にクリアして、次客の最初の商品登録、あるい
は通貨キー２１．〜２７、による通貨単位の指定操作を
待つことになる。

次に、このように構成された本実施例の作用を説明する
。なお、説明の便宜上、特定通貨単位として「円」が予
め設定されている店で、第１部門に属する３、００００
円の商品Ａと、第３部門に属する１５００円の商品Ｂと
を買い上げる客かＦトルゴて支払う場合について述べる
。

この場合、店員は先ず「ドル」の通貨キー２７゜を操作
して客が申し出た通貨単位を指定する。次いで、商品Ａ
を登録するために置数キー２１によりｒ３００００Ｊを
置数した後、第１部門の部門キー２２を操作する。そう
すると、販売金額３００００円、販売点数１点の商品販
売データが販売データ登録用メモリ３１の第１部門エリ
アに累計処理される。また、販売金額３００００円が「
ドル」の換算レートＣ例：１トル一１５０円）によって
換算され、換算後の金額２００ドルが算出される。そし
て、その金額２００ドルが合計金額メモリ３２に記憶さ
れる。また、第５図に示すように表示器１０には換算後
の金額２００ドルが部門コード及び置敷金額とともに表
示される。

さらに、プリンタ１２により換算後の金額２００ドルと
部門コードとかレシート印字される。次に、店員は商品
Ｂを登録するために置数キー２１によりｒ１５００Ｊを
置数した後、第３部門の部門キー２２を操作する。そう
すると、上記と同様に販売金額１５００円、販売点数１
点の商品販売データが販売データ登録用メモリ３１の第
３部門エリアに累計処理される。また、販売金額１５０
０円が「ドル」の換算レートによって換算され、換算後
の金額１０ドルが算出される。そして、その金額１０ド
ルが合計金額メモリ３２の内容に加算されるとともに、
表示器１０に表示されかつレシート印字される。

その後、店員は小計キー２４を操作する。そうすると、
合計金額メモリ３２の記憶値ｒ２１０Ｊが小計類として
表示器１０に表示されるとともにレシート印字される。

そこで、客は表示された小計類２１０ドルに見合った支
払いを行うことになる。今、客が２１０ドル丁度を支払
ったとすると、店員は置数キー２１によりｒ２１０Ｊを
置数した後、預／現計キー２５を操作する。そうすると
、表示器１０には釣銭Ｏドルが表示されるとともに、プ
リンタ１２により預かり金額２１０ドル及び釣銭０ドル
がレシート印字され、第６図に示すレシート４０か発行
される。

このように本実施例によれば、予め設定されている特定
通貨単位以外の通貨単位での代金支払いを希望する客に
対し、その客が買上げる商品の電子式キャッシュレジス
タへの登録時において、商品の金額を客が希望する通貨
単位に自動的に換算して表示器１０に表示させるように
したので、客は表示内容から自身が希望する通貨単位で
各商品の金額を知ることができる。また、同様の客に発
行されるレシートにも、第６図に示すように各商品の金
額を客が希望する通貨単位に換算して印字出力するよう
にしたので、客は印字結果から自身か希望する通貨単位
で各商品の金額を確認することかできる。その結果、予
め設定されている特定通貨単位以外の通貨単位での代金
支払いを希望する客との間のトラブルを低減できる。

なお、前記実施例は特定通過単位を「円」として述べた
か、「ドル」、「フラン」、「マルタ」、「ポンド」を
特定通貨単位に設定してもよいのは言うまでもないこと
である。また、上記各種通貨単位以外の通貨単位（例え
ば「リラ」　「ウオン」「パーツ」等）についても同様
に適用できるのは勿論である。

［発明の効果コ以上詳述したように本発明によれば、販売登録される１
商品の金額を指定された通貨単位の金額に換算して表示
及びレシート印字でき、サービス性の向上をはかり得る
電子式キャッシュレジスタを提供できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示す図であって、第１図はキー
ボードのキー配置図、第２図は電子式キャッシュレジス
タのブロック図、第３図はＲＡ　Ｍの主要なメモリ構成
図、第４図はＣＰＵ０本発明に関わる処理を示す流れ図
、第５図は表示例を示す図、第６図はレシート印字例を
示す図である。１・・・ＣＰＵ、３・・・ＲＯＭ、４・・・ＲＡ　Ｍ、
６・・５・モードスイッチ、８・・・キーボード、１０
・・・表示器、１２・・・プリンタ、２１・置数キー、
２２・・・部門キー、２５・・・預／現計キー、２７１
〜２７．・・・通貨キー、３１・・・販売データ登録用メモリ、３２・・・合計金額メモリ、３３・・・換算レートプリセットテーブル。田願人代理人　弁理士　鈴江武彦第２図第４図

Claims

【特許請求の範囲】商品の金額を予め定められた特定の通貨単位で当該商品
を特定するコードとともに入力する商品登録手段と、少なくともコード及び金額表示を行う表示器と、各種の
通貨単位を指定する指定手段と、前記特定の通貨単位に
対する各種通貨単位の換算レートをプリセットする換算
レートプリセットテーブルと、前記商品登録手段により入力された特定通貨単位の金額
を登録用メモリにコード別に分類して登録処理する登録
処理手段と、この登録処理手段により登録処理される特定通貨単位の
金額を前記指定手段により指定された通貨単位に対応す
る前記換算レートプリセットテーブルの換算レートで指
定通貨単位の金額に換算する金額換算手段と、この換算手段により指定通貨単位に換算された金額を前
記表示器にコードとともに表示させる表示制御手段と、前記換算手段により指定通貨単位に換算された金額を１
客分合計する合計金額メモリと、前記換算手段により指
定通貨単位に換算された金額及び前記合計金額メモリ内
の合計金額をレシートにプリントアウトしてレシート発
行を行うプリンタと、を具備したことを特徴とする電子式キャッシュレジスタ
。