JP2007013862A - アンテナ及びこれを用いた電波時計、キーレスエントリーシステム、rfidシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明の目的は、金属製の筐体内に磁気センサ型のアンテナを配置したものであって、設置面積を大きくせず渦電流損の問題を解消して高感度な出力を得ることができる小型で感度調整の容易なアンテナを提供することである。また、本発明の別の目的は、高S/N比化されたアンテナを提供することである。
【解決手段】 磁性体からなる磁心にコイルを巻回し該コイルを電気的に共振させて得られる信号出力電圧Sとノイズ電圧NとのS/N比が(S/N)Oである主磁路部材1aと、前記磁心と磁気的に接続して前記コイルを含む実質的な閉磁路を構成する副磁路部材3aとからなり、S/N比が(S/N)iで(S/N)iが(S/N)Oより大であるアンテナである。
【選択図】 図1
【解決手段】 磁性体からなる磁心にコイルを巻回し該コイルを電気的に共振させて得られる信号出力電圧Sとノイズ電圧NとのS/N比が(S/N)Oである主磁路部材1aと、前記磁心と磁気的に接続して前記コイルを含む実質的な閉磁路を構成する副磁路部材3aとからなり、S/N比が(S/N)iで(S/N)iが(S/N)Oより大であるアンテナである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、時刻情報を含む電磁波の中で磁界成分を受信して時刻を合わせる、電波時計、あるいは電磁波で所有者の接近を検知して自動車や住居のキーを開閉せしめるスマートキーレスエントリーシステム等(以下、キーレスエントリーシステムと言う)、あるいは電磁波に載せられた変調信号によって情報を授受するRFIDタグシステム等(以下、RFIDシステムと言う)に用いて好適な磁気センサ型の電磁波受信用アンテナに関するものである。
ここでは電波時計用のアンテナを例に背景技術の説明を行う。
電波時計は、所定周波数の搬送波によって送られる時刻情報を受信し、その時刻情報を基に自身の時刻を修正する時計を指し、現在置時計、掛け時計、腕時計等さまざまな形態で実用化されている。
電波時計等に用いられている電波は40kHz〜200kHz以下と、長波帯を使用しており、その電波の一波長は数kmという長さになる。この電波を、電界として効率よく受信するには数百mを越す長さのアンテナ長が必要となり、小型化が必要な腕時計、キーレスエントリーシステム、RFIDシステム等に使用することは事実上困難であり、磁心を用いて磁界成分を受信することが必要である。
具体的には上記搬送波は、日本においては40kHz及び60kHzの2種類の電波を使用している。海外においても主に100kHz以下の周波数を用いて時刻情報を提供しているため、これらの周波数の電波を受信するには電磁波の磁界成分を効率良く収束させるために磁性体を磁心とし、これにコイルを巻き回した磁気センサ型のアンテナが主に使用されている。
電波時計は、所定周波数の搬送波によって送られる時刻情報を受信し、その時刻情報を基に自身の時刻を修正する時計を指し、現在置時計、掛け時計、腕時計等さまざまな形態で実用化されている。
電波時計等に用いられている電波は40kHz〜200kHz以下と、長波帯を使用しており、その電波の一波長は数kmという長さになる。この電波を、電界として効率よく受信するには数百mを越す長さのアンテナ長が必要となり、小型化が必要な腕時計、キーレスエントリーシステム、RFIDシステム等に使用することは事実上困難であり、磁心を用いて磁界成分を受信することが必要である。
具体的には上記搬送波は、日本においては40kHz及び60kHzの2種類の電波を使用している。海外においても主に100kHz以下の周波数を用いて時刻情報を提供しているため、これらの周波数の電波を受信するには電磁波の磁界成分を効率良く収束させるために磁性体を磁心とし、これにコイルを巻き回した磁気センサ型のアンテナが主に使用されている。
従来、電波時計用のアンテナとして、例えば特許文献1には、アモルファス金属積層体からなる磁心にコイルを巻回した主に腕時計に使用する小型アンテナが開示されている。
特許文献2には、フェライトからなる磁心にコイルを巻回してなる小型アンテナが開示されている。
また、特許文献3には、金属ケースとアンテナとの間に導電性を有するシール部材を設けたアンテナが開示されている。
さらに、特許文献4には、磁芯にコイルが巻回された主磁路と、磁芯にコイルが巻回されていない副磁路とを有し、磁芯に沿った閉ループ磁路の一部にエアギャップを設け、共振時には内部で発生した磁束が外部に漏れ難いようになしたアンテナが開示されている。
特許文献2には、フェライトからなる磁心にコイルを巻回してなる小型アンテナが開示されている。
また、特許文献3には、金属ケースとアンテナとの間に導電性を有するシール部材を設けたアンテナが開示されている。
さらに、特許文献4には、磁芯にコイルが巻回された主磁路と、磁芯にコイルが巻回されていない副磁路とを有し、磁芯に沿った閉ループ磁路の一部にエアギャップを設け、共振時には内部で発生した磁束が外部に漏れ難いようになしたアンテナが開示されている。
腕時計は、主に筐体(ケース)、ムーブメント(駆動部モジュール)とその周辺部品(文字盤、モータ、電池等)、非金属(ガラス)蓋および金属裏蓋とにより構成される。この中にアンテナを内蔵する場合、従来は筐体の外側に設けることが多かった。しかしながら、最近では小型軽量化の趨勢から筐体内部に設けることが求められるようになってきており、図11に示すようにムーブメント22と裏蓋24及び主として電池、時計針を動かすモータ等の周辺部品26との間の隙間に配置される。尚、図9の正面図のアンテナは構造を示すため実線で示しているが、実際は筐体25とムーブメント22、周辺部品26及び裏蓋24によって閉じられた空間に収められている。
上記した特許文献1、2のアンテナは、それぞれ磁心として比透磁率の高いアモルファス箔体やフェライトを用いて電磁波の磁界成分を収束させ、この収束させた磁束を磁心の外側に巻き回したコイルによって時間的に磁束が変化する成分を電圧として検知するアンテナである。従って、この点では筐体としては電磁波の磁界成分を阻害しない樹脂材とすることが望ましい。しかし、その反面一部を樹脂製にすると設計、デザイン面での制約がある。一般的に腕時計は意匠性がセールスポイントとなり、例えば金属製の筐体が高級感や審美性の面で好まれる。そこで中高級時計や自動車に代表される機器類には金属ケースで作られた筐体が多く採用されている。この場合、従来のアンテナ構造、また配置によっては金属ケース等が電磁波に対するシールドとして働き、受信感度が大幅に低下すると言う問題があった。そこで、特許文献3では、アンテナを金属ケースの外部でかつシールド部材を介して配置することによりQ値の維持を図っている。しかし、大型化とデザインの制約は免れ得ないものであった。
上記した特許文献1、2のアンテナは、それぞれ磁心として比透磁率の高いアモルファス箔体やフェライトを用いて電磁波の磁界成分を収束させ、この収束させた磁束を磁心の外側に巻き回したコイルによって時間的に磁束が変化する成分を電圧として検知するアンテナである。従って、この点では筐体としては電磁波の磁界成分を阻害しない樹脂材とすることが望ましい。しかし、その反面一部を樹脂製にすると設計、デザイン面での制約がある。一般的に腕時計は意匠性がセールスポイントとなり、例えば金属製の筐体が高級感や審美性の面で好まれる。そこで中高級時計や自動車に代表される機器類には金属ケースで作られた筐体が多く採用されている。この場合、従来のアンテナ構造、また配置によっては金属ケース等が電磁波に対するシールドとして働き、受信感度が大幅に低下すると言う問題があった。そこで、特許文献3では、アンテナを金属ケースの外部でかつシールド部材を介して配置することによりQ値の維持を図っている。しかし、大型化とデザインの制約は免れ得ないものであった。
また、アンテナとしては外部から入ってきた電磁波による磁束が磁心に通った結果としてコイルに電圧が誘起される。図7の等価回路図に示すように、この電圧はコイル8と並列に接続されたコンデンサCにより所望の周波数に共振するようになっており、共振させることによりコイル8にはQ倍の電圧が発生し、コイル8にはその共振電流が流れる。この共振電流によってコイル8の周囲には磁界が発生し、磁束は主として磁心の両端から出入りする。ここで、アンテナの周囲に金属が接近して配置されていると、この共振電流によって発生した磁束が金属を貫いて金属に渦電流を発生させる。即ち、アンテナの近くに電気抵抗の小さな金属類があると、共振時の磁界エネルギーは渦電流損として失われ、アンテナコイルの損失となって現われ、結果、Q値が低下し実効的にアンテナ感度の低下を招くものである。この点で、特許文献4に開示されたアンテナによれば、共振時に外部に向かう磁束の流れをエアギャップを設けた副磁路側に選択的に誘導することになり、磁束を外部に漏れ難くし、よって渦電流損によるQ値の低下を抑えることが出来るとしたものである。しかしながら、この構造のアンテナで重要なことは安定した特性を得る為にはS/N比も高くなければならないと言うことである。特許文献4の発明ではS/N比について考慮されておらず、副磁路を設けた結果Q値の低下を抑制できてもS/N比が低下してしまう現象が多く認められる。S/N比が低いと取得した時刻情報のエラー率が高くなるという問題点がある。
同様な問題点は磁気センサ型のアンテナを金属筐体の中に、或いは金属部品に近接して収容するキーレスエントリーシステム、またはRFIDシステムでも同様に存在する。キーレスエントリーシステムとは、例えば、乗用車等の車両の鍵を遠隔操作可能としたもので、特定の電磁波により開閉動作するアンテナを備えた送受信ユニットからなり、当該ユニットであるキーを持つ所有者の遠近により開閉遠隔操作が非接触で出来るものである。また、RFID(Radio Frequency Identification)システムは、タグに記憶された情報を特定の電磁波によって作動するアンテナにより情報を授受するもので、例えば、バス等の行先情報等が入力されたRFIDタグをバスに取り付け、時刻表情報が入力されたRFIDタグを乗り場の表示板等に埋設しておくと、利用者は非接触で各種の交通情報が認識できると言うものである。これらのシステムにおいても、筐体並びにアンテナの小型化と共にアンテナの高感度化と高S/N比化が要求されている。
以上のことより本発明の目的は、金属製の筐体内に磁気センサ型のアンテナを配置したものであって、設置面積を大きくせず渦電流損の問題を解消して高感度な出力を得ることができる小型で感度調整の容易なアンテナを提供することである。また、本発明の別の目的は、高S/N比化されたアンテナを提供することである。特に限られた小スペース内で高いアンテナ特性を発揮できるもので、電波時計、特に電波腕時計やキーレスエントリーシステム、RFIDシステムに適したアンテナ及びこれを用いた前記システムを提供する。
本願第一の発明は、磁性体からなる磁心にコイルを巻回し該コイルを電気的に共振させて得られる信号出力電圧Sとノイズ電圧NとのS/N比が(S/N)Oである主磁路部材と、前記磁心と磁気的に接続して前記コイルを含む実質的な閉磁路を構成する副磁路部材とからなり、S/N比が(S/N)iで(S/N)iが(S/N)Oより大であることを特徴とするアンテナである。副磁路部材側の比透磁率を主磁路部材の比透磁率より小さい値としかつ空気の比透磁率より大きい値とする。これにより、外から内へ入る磁界の磁束は主磁路部材の両端を通過し共振を促し、他方、共振時に発生する内から外へ向かう磁束は、閉磁路側に流れ易く閉磁路を回帰する。よって、渦電流損が少なく、磁心に入射した磁束のコイルに対する通過量が実効的に増加し高感度なアンテナとなる。このときの磁束の流れ易さは副磁路部材を形成する素材の比透磁率や副磁路部材の断面積、主磁路との対向面積によって調整されるが、これは副磁路に設けるエアギャップを調整するよりも製造が容易であり極めて量産性に優れている。
本願第二の発明は、金属製筐体、ムーブメント(周辺部品含む)、非金属製蓋、金属製裏蓋を有し前記金属製筐体内に請求項1に記載のアンテナを内蔵したことを特徴とする電波時計である。
本願第三の発明は、請求項1に記載のアンテナを当該アンテナを内蔵する送受信器の何れかに用いたことを特徴とするキーレスエントリーシステムである。
本願第四の発明は、請求項1に記載のアンテナをRFIDタグに内蔵して用いたことを特徴とするRFIDシステムである。
ここで、前記した副磁路部材は、軟磁性フェライト粉末あるいは軟磁性金属粉末又は軟磁性金属フレークと、樹脂又はゴムとを混合してなる柔軟性複合材であることが望ましい。即ち、外部から入射する磁束は主磁路部材で受けるが、内部から放射する磁束は外部に漏れ難い構成とした副磁路部材は主磁路部材の比透磁率より小なるものであるが、100以上であると主磁路に磁束を集中して受け入れ難くなる。よって副磁路部材の比透磁率は100〜5が好ましく、更に好ましくは60〜10である。そこで柔軟性を有する複合材の場合、軟磁性の粉末と樹脂材等の混合比を調節することで適切な比透磁率を調整できるし、また厚みも容易に調節できるので好ましい。また柔軟性を有するのでエアギャップを容易に埋めることができ加工度も高いので扱いやすい。但し、柔軟性は必須ではない。
本発明のアンテナにおいて、前記主磁路部材の磁心を軟磁性フェライトあるいは軟磁性金属薄板を積層した積層体から構成し、副磁路部材についても軟磁性金属薄板を積層した積層体あるいは軟磁性フェライトから構成することができる。主磁路部材の磁心、副磁路部材は金属薄板の他に、フェライト、アモルファス、ナノ結晶材料等の棒状、板状、線状のいずれの形態でも可能である。上記磁心を構成する軟磁性材料は、珪素鋼、パーマロイ、アモルファス金属、ナノ結晶金属、フェライト等5000〜100000程度の高比透磁率材料が望ましい。
本発明は、金属製筐体、ムーブメント(周辺部品含む)、非金属製蓋、金属製裏蓋を有する腕時計に磁気センサ型のアンテナを内蔵した電波時計において、前記磁気センサ型のアンテナは、上記した何れかのアンテナを用いて前記主磁路部材が前記金属筐体の内部側に、副磁路を含む副磁路部材が金属筐体の周縁部側に配置した電波時計である。一般に筐体の内部側にはスペース上の制約が多く、必ずしも副磁路側を配置できるものではない。そもそも感度調整をする副磁路側が時計内部に向いていると調整作業性に問題がある。この点で、副磁路部材を柔軟性のある複合材で形成し、さらに周縁側に沿って設ければスペースを有効活用できるし、副磁路の厚みや面積の調整が容易で組立て性に優れている。これによりむしろ渦電流による悪影響を相殺しそれ以上の効果を期待できる。しかしながら、主磁路部材が金属筐体の周縁部側に、前記副磁路部材が金属筐体の内部側に配置することを妨げるものではない。この場合は外から内へ入る磁界は金属筐体に近い主磁路の磁心に収束し易く、他方副磁路は金属筐体から遠いので内から外へ漏れる磁界は筐体方向には向かい難く渦電流が発生し難い効果を期待できる。よって、個々の情況や求める効果によってこれらの構成を選択することが望ましいと言える。
以上により、本発明のアンテナは、時刻情報を含む電波を受信して時刻を合わせる小型の電波腕時計に用いることに適している。また、乗用車や住居等の鍵の開閉を遠隔操作するキーレスエントリーシステムに用いることに適している。さらに、情報を記憶したタグを用いて情報を授受するRFIDシステムに用いることに適している。
本発明のアンテナによれば、外部より入射した磁束は主磁路部材により受けとめ、共振時の放射磁束については主磁路から副磁路部材側に磁束を導き、磁気回路内を効率よく帰還することができる。その結果、高い出力電圧が得られ、Q値を高いまま保持できる。また、このとき副磁路部材により、特に比透磁率の低い柔軟性複合材を用い厚さを調整することにより磁束の帰還具合を調節し、高いS/N比を得ることができる。
以上により、電波時計内の設置面積は同じでありながら金属部を避けて配置したのと同等の感度及びQ値が得られる。また共振電流による磁束の流出を抑えて実効的な感度を高く得られる。そして作業性、組立て性が良好である。以上の相乗効果により、設置面積は小さいが、配置自由度は高くデザイン的な制約も比較的小さい高感度のアンテナとなる。
また、この様なアンテナは、小型高性能の電波時計、電波腕時計、キーレスエントリーシステム、RFIDシステム等で好適に使用できる。
以上により、電波時計内の設置面積は同じでありながら金属部を避けて配置したのと同等の感度及びQ値が得られる。また共振電流による磁束の流出を抑えて実効的な感度を高く得られる。そして作業性、組立て性が良好である。以上の相乗効果により、設置面積は小さいが、配置自由度は高くデザイン的な制約も比較的小さい高感度のアンテナとなる。
また、この様なアンテナは、小型高性能の電波時計、電波腕時計、キーレスエントリーシステム、RFIDシステム等で好適に使用できる。
以下、本発明のアンテナの実施態様を図面と共に説明する。
図1は第1の実施例を示すアンテナの平面図(a)と側面図(b)であり、ボビン等のケースは省略した説明用の概略図である(以下の実施例も同様)。アンテナの磁心1aはフェライト又はアモルファス合金、Fe-Cu-Nb-Si-B系等のナノ結晶磁性合金、Fe-Si系磁性合金等の軟磁性金属箔帯(板厚20μm以下)を図示のようなバーベル形状に加工又は打ち抜いたもので、この薄板6aを30枚〜40枚を絶縁体を介して積層し一体化している。この磁心の中央部に800〜1400ターン程度のコイル2aを巻回して主磁路部材4aとしている。磁心1aの両端の下端面5aには、エアギャップを設けることなく比透磁率が100以下の副磁路部材3aを接続して閉磁路を構成している。この副磁路部材により共振時の磁束の回帰ルートを作るのであるが、この回帰量はアンテナの置かれた筐体金属の材質、形状、寸法によって最適値が異なるため、部材の比透磁率、断面積、主磁路との接触面積等を適宜増減させて最適値を決定する。これについては下述する。
図1は第1の実施例を示すアンテナの平面図(a)と側面図(b)であり、ボビン等のケースは省略した説明用の概略図である(以下の実施例も同様)。アンテナの磁心1aはフェライト又はアモルファス合金、Fe-Cu-Nb-Si-B系等のナノ結晶磁性合金、Fe-Si系磁性合金等の軟磁性金属箔帯(板厚20μm以下)を図示のようなバーベル形状に加工又は打ち抜いたもので、この薄板6aを30枚〜40枚を絶縁体を介して積層し一体化している。この磁心の中央部に800〜1400ターン程度のコイル2aを巻回して主磁路部材4aとしている。磁心1aの両端の下端面5aには、エアギャップを設けることなく比透磁率が100以下の副磁路部材3aを接続して閉磁路を構成している。この副磁路部材により共振時の磁束の回帰ルートを作るのであるが、この回帰量はアンテナの置かれた筐体金属の材質、形状、寸法によって最適値が異なるため、部材の比透磁率、断面積、主磁路との接触面積等を適宜増減させて最適値を決定する。これについては下述する。
本発明のアンテナの作用について以下に説明する。まず、電波の角周波数をωとし、アンテナとコンデンサで構成される共振回路の抵抗分をR、コイル部の自己インダクタンスをLとするとき、Q値はωL/Rで定義される。ここで述べるRはコイルの直流抵抗と交流抵抗の総和である。特に金属ケースに入れたアンテナの交流抵抗は増大する。その理由は磁束を集めた磁心が巻き回したコイルと外部に付加したコンデンサで共振してQ倍の共振電圧となり、この共振電流によってコイル両端には高い電圧が発生し、その電圧によってアンテナ自身の両端近くから磁束が発生するからである。その共振現象による磁束が金属を貫くときに発生するのが渦電流損失である。この渦電流損失を低減することが重要となるが、ここで低比透磁率の部材あるいは低比透磁率部材と副磁路部材による閉磁路を設けることにより、磁心に流入した磁束はコイルを通過し磁心の他端から流出するだけでなくその一部は副磁路部材による閉磁路に還流して再び外部から流入する磁束と合流してコイル内部を通過し、より多くの電圧を発生させる作用をなす。また、共振電流によって発生する磁束が副磁路部材による閉磁路を介して還流することにより、アンテナ両端から外部に出る磁束総量を少なくすることができ、近接する金属筐体を貫通する磁束が少なくなり渦電流損が低減し、等価的に交流抵抗の増大が抑えられる。よって、上述の抵抗分Rの増加が最小限に抑えられ、Q値の高いアンテナを得ることが出来る。
これらのアンテナを内蔵した電波腕時計の平面図を図2に示す。平面図のアンテナの図示は配置などが分かりやすいようにあえて実線で示している。電波腕時計は金属製(例えばステンレス製)の筐体ケース21、その中に配置されるムーブメントと周辺部品、ガラス製の蓋23および金属製(例えばステンレス製)の裏蓋とからなり、アンテナ1をムーブメント(周辺部品含む)と裏蓋との間であって横方向に寝かせて配置している。アンテナ1の配置は、主磁路部材4側が筐体内の内部(中央)側に向かい、副磁路部材7側が筐体の周縁部側に沿って配置とすることで、アンテナ特性をさらに高めることができる。この様な配置は、比較的自由度があり感度調整や組立て性に優れた配置である。
以下、実施例の試験結果について説明する。ここでは図6に示す電波腕時計に模した試験装置と図8に示す等価回路に沿って本発明のアンテナの出力電圧等を測定した。図8において、Lがアンテナの磁心1aと巻線8で構成されるコイルである。Rがコイルの直流抵抗と交流抵抗の総和である。このコイルに磁束の時間変化による電圧Vが検出される。ここでアンテナと並列にコンデンサCが接続され、このコンデンサCと先に述べたコイルLが電気的に共振し、コンデンサCの両端にはQ倍の電圧が発生し、アンテナとして動作する。試験は図6に示す電波腕時計の筐体ケースに模した厚さ1mmの金属製(ステンレスSUS403)の筐体70の中に副磁路部材の厚さ寸法を変えて作製した評価用アンテナ1を配置した。
(実施例)
実施例1は、図1に示すアンテナ構造のもので、アンテナの磁心1aはMn-Zn系フェライト(日立金属製フェライトMT80D)を巻線部1a(2mm角×長さ8.4mm)とその両端の磁心端部1b(4mm角×長さ0.8mm)とを有する形状に加工して得た。巻線8はフェライトコアの表面に絶縁した線径65μmのエナメル被膜銅線1180ターンを長さ8.4mmの範囲で巻き付けた。磁心1aの比透磁率は7000である。次に、副磁路部材3aには幅4mm×長さ10mm×板厚tmm、比透磁率8.5の柔軟性複合材を用い磁心1aとの接触断面積を一定として磁心1aに貼り付けた。柔軟性複合材には高透磁率ナノ結晶軟磁性材料ファインメット(日立金属社登録商標)粉末を樹脂と混合しシート化したものを必要寸法に切断して使用した。フレキシブルで取り扱いが容易であり耐衝撃性も高いためアンテナの副磁路部材として好適である。副磁路部材3aの板厚は表1に示す通りである。実施例4では2本の0.5mm厚の副磁路部材3aを磁心端部1bの二面に貼り付けた。
実施例1は、図1に示すアンテナ構造のもので、アンテナの磁心1aはMn-Zn系フェライト(日立金属製フェライトMT80D)を巻線部1a(2mm角×長さ8.4mm)とその両端の磁心端部1b(4mm角×長さ0.8mm)とを有する形状に加工して得た。巻線8はフェライトコアの表面に絶縁した線径65μmのエナメル被膜銅線1180ターンを長さ8.4mmの範囲で巻き付けた。磁心1aの比透磁率は7000である。次に、副磁路部材3aには幅4mm×長さ10mm×板厚tmm、比透磁率8.5の柔軟性複合材を用い磁心1aとの接触断面積を一定として磁心1aに貼り付けた。柔軟性複合材には高透磁率ナノ結晶軟磁性材料ファインメット(日立金属社登録商標)粉末を樹脂と混合しシート化したものを必要寸法に切断して使用した。フレキシブルで取り扱いが容易であり耐衝撃性も高いためアンテナの副磁路部材として好適である。副磁路部材3aの板厚は表1に示す通りである。実施例4では2本の0.5mm厚の副磁路部材3aを磁心端部1bの二面に貼り付けた。
このアンテナ1を図6に示す金属ケース70の中に設置した。アンテナ1と金属ケース70の位置関係は図7の平面図と側面図に示すとおりである。副磁路部材が最も近い金属ケース70の側壁と対向するようにした。到来する電磁波の磁界成分に相当する交流磁界の実効値として周波数40kHz、磁界強度14pTの磁界を外部より金属ケース70に印加し、コンデンサCの容量を調整して共振させて信号出力電圧S(感度),ノイズ電圧N,Q値を測定した。測定は図9に示すlock-in-AMP方式によって行った。これはアンテナを電子回路と接続することにより電波時計の中で使用される電気的状態に近づけて、より正確にアンテナ特性を測定することを可能とするものである。この状態でコンデンサCの両端子間の出力電圧を測定した。
各々の結果を図3,4,5に示す。図3はQ値の変化である。副磁路部材を厚くするにつれてQ値が単純に増大することがわかった。このことからは副磁路部材は厚くするほど良いことになる。しかし図4に示すとおり信号出力Sとノイズ電圧Nの変化をみると副磁路部材を厚くするにつれてノイズ電圧Nも単純に増大することがわかった。図4の信号出力Sとノイズ電圧Nの関係をS/N比(20×log(S/N))としてプロットし直したのが図5である。副磁路部材を設けないときのS/N比に対して厚さ.13AB横の副磁路部材を設けたときに最もS/N比が高くなることがわかる。
以上の通り副磁路部材を設けることによりQ値及びS/N比が向上することが確認された。柔軟性複合材の厚みを変化させることによりQ値及びS/N比が変化する。これにより副磁路部材の効果を引き出す最適値を調整することができる。尚、厚み調節、即ち断面積の調節に代えて接触面積を変えることによっても同様の調節が可能である。
(その他の実施例)
本発明のアンテナを内蔵したRFIDタグの一種であるキーレスエントリーシステム用のキー本体の平面図を図10に示す。平面図のアンテナの図示は配置などが分かりやすいようにあえて実線で示している。キー本体は樹脂製の筐体ケース74と、キーの開閉ボタン73と、受発信のための回路基板71と、アンテナ90から主に構成されている。また、図示するように筐体ケースの内面形状に合わせるように、両端の外周が略円弧形状に形成され、キー本体内のスペースを有効活用するために、内部側に端部が向いている。副磁路部材は、キー本体内のスペースを有効活用するために周縁部側に沿って設けている。
送受信器やタグを用いるキーレスエントリーシステムやRFIDシステムにおいては、電波時計と同様にアンテナを筐体内の金属で囲まれた狭いスペースに収容することが求められるので、本発明のアンテナが有効であり、その効果も上記実施例と同様に得ることができる。
本発明のアンテナを内蔵したRFIDタグの一種であるキーレスエントリーシステム用のキー本体の平面図を図10に示す。平面図のアンテナの図示は配置などが分かりやすいようにあえて実線で示している。キー本体は樹脂製の筐体ケース74と、キーの開閉ボタン73と、受発信のための回路基板71と、アンテナ90から主に構成されている。また、図示するように筐体ケースの内面形状に合わせるように、両端の外周が略円弧形状に形成され、キー本体内のスペースを有効活用するために、内部側に端部が向いている。副磁路部材は、キー本体内のスペースを有効活用するために周縁部側に沿って設けている。
送受信器やタグを用いるキーレスエントリーシステムやRFIDシステムにおいては、電波時計と同様にアンテナを筐体内の金属で囲まれた狭いスペースに収容することが求められるので、本発明のアンテナが有効であり、その効果も上記実施例と同様に得ることができる。
本発明のアンテナは、電波時計に用いられる電波受信用アンテナや自動車、住宅等のキーレスエントリーシステム、RFIDタグシステムに用いることができる。特に形状の自由度が大きいので電波腕時計に適している。
1:アンテナ
1a:磁心(巻線部)
1b:磁心端部
2a:巻き線(コイル)
3a:副磁路部材
4a:主磁路部材
6a:積層磁心
8:コイル、巻線
21:金属製筐体
22:ムーブメント
23:ガラス製蓋
24:裏蓋
25:樹脂製筐体
26:周辺部品
70:金属製筐体
1a:磁心(巻線部)
1b:磁心端部
2a:巻き線(コイル)
3a:副磁路部材
4a:主磁路部材
6a:積層磁心
8:コイル、巻線
21:金属製筐体
22:ムーブメント
23:ガラス製蓋
24:裏蓋
25:樹脂製筐体
26:周辺部品
70:金属製筐体
Claims (4)
- 磁性体からなる磁心にコイルを巻回し該コイルを電気的に共振させて得られる信号出力電圧Sとノイズ電圧NとのS/N比が(S/N)Oである主磁路部材と、前記磁心と磁気的に接続して前記コイルを含む実質的な閉磁路を構成する副磁路部材とからなり、S/N比が(S/N)iで(S/N)iが(S/N)Oより大であることを特徴とするアンテナ。
- 金属製筐体、ムーブメント(周辺部品含む)、非金属製蓋、金属製裏蓋を有し前記金属製筐体内に請求項1に記載のアンテナを内蔵したことを特徴とする電波時計。
- 請求項1に記載のアンテナを当該アンテナを内蔵する送受信器の何れかに用いたことを特徴とするキーレスエントリーシステム。
- 請求項1に記載のアンテナをRFIDタグに内蔵して用いたことを特徴とするRFIDシステム。
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