JP2006313492A - 釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムおよび釣り用品のメンテナンス費用見積もりプログラム - Google Patents

釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムおよび釣り用品のメンテナンス費用見積もりプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 メンテナンス費用見積もりを簡易且つ精度よく行うことができる釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムおよび釣り用品のメンテナンス費用見積もりプログラムを提供する。
【解決手段】 釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステム100は、情報受付手段4と、交換部品判断手段5と、費用算出手段6と、表示手段7とを備える。情報受付手段4は、インターネットINを通じて閲覧されるウェブページを介して、製品情報と状態情報とを含む見積基礎情報を受け付ける。製品情報は、オーバーホールの見積もりの対象となるリールの製品名を特定するための情報である。状態情報は、リールの状態を特定するための情報である。交換部品判断手段5は、見積基礎情報に基づいて、交換が必要な部品を判断する。費用算出手段6は、部品の費用を含めたオーバーホール費用を算出する。表示手段7は、オーバーホール費用をウェブページ上に表示させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムおよび釣り用品のメンテナンス費用見積もりプログラムに関する。
釣り用品にはリールなどのように比較的複雑な構造を有する製品があり、これらの製品のオーバーホールや故障修理などのメンテナンスサービスが提供されている。このメンテナンスサービスは、通常、以下のように行われることが多い。
まず、メンテナンスの依頼者は、製品を販売店へ持ち込み、依頼票に記入して製品を販売店に預ける。販売店は、製品をメーカーへと送る。メーカーでは、メンテナンスの依頼があった製品のメンテナンスを行う。例えばオーバーホールでは、製品の分解、洗浄、点検などが行われ、必要に応じて部品の交換が行われる。故障修理では、故障原因の調査および部品の交換が行われる。メンテナンスが行われた製品は、販売店へと納品され、依頼者はメンテナンスに掛かった費用を販売店で支払って製品を受け取る(非特許文献1参照)。
カタログ「オーバーホールのご案内」株式会社シマノ、2005年1月25日
上記のようなメンテナンスを依頼する依頼者は、予めメンテナンスに必要な費用を知りたいと思うことが多い。しかし、メンテナンスに必要な費用を算出することは、製品がメーカーに送られて分解され各部品の状態が見られた後でなければ困難である。
また、部品の価格やメンテナンスの技術料の目安表をカタログやウェッブページ上で公開することも行われているが、実際にどの部品が交換されるかを判断することは困難である。例えば、リールであってもその中には様々な機種があり、機種が異なれば交換される部品やその価格が異なることも多い。このため、メンテナンス費用は、メンテナンスを実際に受けてみなければ分からず、その予測は困難である。
本発明の課題は、メンテナンス費用見積もりを簡易且つ精度よく行うことができる釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムおよび釣り用品のメンテナンス費用見積もりプログラムを提供することにある。
第1発明にかかる釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムは、情報受付手段と、交換部品判断手段と、費用算出手段と、表示手段とを備える。情報受付手段は、インターネットを通じて閲覧されるウェブページを介して、製品情報と状態情報とを含む見積基礎情報を受け付ける。製品情報は、メンテナンスの見積もりの対象となる釣り用品の製品名を特定するための情報である。状態情報は、釣り用品の状態を特定するための情報である。交換部品判断手段は、見積基礎情報に基づいて、交換が必要な部品を判断する。費用算出手段は、部品の費用を含めたメンテナンス費用を算出する。表示手段は、メンテナンス費用をウェブページ上に表示させる。
この釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムでは、ウェブページを介して製品情報と状態情報とが受け付けられ、製品情報と状態情報とに基づいて交換が必要な部品が判断される。このため、交換が必要な部品を精度よく予測することができる。そして、部品の費用を含めたメンテナンス費用が算出され、ウェブページ上に表示されるため、メンテナンス費用の見積もりを簡易且つ精度よく行うことができる。
第2発明にかかる釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムは、第1発明の釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムであって、表示手段は、見積書画面をウェブページ上に表示させる。見積書画面には、製品情報、交換が必要な部品およびメンテナンス費用が含まれる。
この釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムでは、見積書画面がウェブページ上に表示される。従って、ユーザーは、ウェブページ上の見積書画面をプリントアウトすることによって、これを見積書として利用することができる。
第3発明にかかる釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムは、第1発明から第2発明の釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムであって、情報受付手段は、ウェブページ上に表示された製品の状態を示す複数の状態パターンの中から選択された状態パターンを状態情報として受け付ける。
この釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムでは、製品の状態を示す複数の状態パターンがウェブページ上に表示されるので、ユーザーは該当する状態パターンを選択することができる。そして、選択された状態パターンが状態情報として受け付けられる。製品の状態は同様の状態であっても人によって表現が異なることが多いため、状態情報の処理が複雑になり易い。しかし、この釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムでは、複数の状態パターンから該当する状態が選択されるため状態情報を簡易に処理することができる。
第4発明にかかる釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムは、第3発明の釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムであって、記憶手段をさらに備える。記憶手段は、製品情報と、状態パターンと、製品情報および状態パターンに対応した交換が必要な部品を示す交換部品情報とを含む交換部品対応テーブルを記憶している。そして、交換部品判断手段は、交換部品対応テーブルを参照して交換が必要な部品を判断する。
この釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムでは、交換部品対応テーブルを参照して交換が必要な部品が判断される。このため、交換が必要な部品の判断が容易である。
第5発明にかかる釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムは、第4発明の釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムであって、第1蓄積手段と、メンテナンス実施情報受付手段と、第2蓄積手段と、交換部品対応テーブル更新手段とを備える。第1蓄積手段は、見積基礎情報を蓄積する。メンテナンス実施情報受付手段は、実施されたメンテナンスの内容を示すメンテナンス実施情報を受け付ける。第2蓄積手段は、メンテナンス実施情報を蓄積する。そして、交換部品対応テーブル更新手段は、蓄積された見積基礎情報とメンテナンス実施情報とに基づいて交換部品対応テーブルを更新する。
この釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムでは、蓄積された見積基礎情報とメンテナンス実施情報とに基づいて交換部品対応テーブルが更新される。このため、交換が必要な部品の判断の精度をより向上させることができる。
第6発明にかかる釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムは、第1発明から第5発明のいずれかの釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムであって、情報受付手段は、メンテナンスを受けるために釣り用品が預けられる店舗を特定するための店舗情報をウェブページを介して受け付ける。また、この釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムは、交換部品判断手段の判断結果と店舗情報とに基づいて釣り用品の予定納期を算出する第1予定納期算出手段をさらに備えており、表示手段は、第1予定納期算出手段によって算出された予定納期をウェブページ上に表示させる。
この釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムでは、第1予定納期算出手段によって予定納期が算出され、算出された予定納期がウェブページ上に表示される。このため、ユーザーは予定納期を容易に知ることができる。
第7発明にかかる釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムは、第1発明から第6発明のいずれかの釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムであって、情報受付手段は、メンテナンスを受けるために店舗に預けられた際に釣り用品に付される受付番号をウェブページを介して受け付ける。また、釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムは、進行情報受付手段と、第2予定納期算出手段とをさらに備える。進行情報受付手段は、釣り用品のメンテナンスの進行状況を示す進行情報を受け付ける。第2予定納期算出手段は、進行情報に基づいて、釣り用品の予定納期を算出する。そして、表示手段は、情報受付手段によって受け付けられた受付番号に対応する釣り用品について第2予定納期算出手段によって算出された予定納期をウェブページ上に表示させる。
この釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムでは、メンテナンスの依頼を受けた釣り用品のメンテナンスの進行状況を示す進行情報が受け付けられる。この進行情報は、メンテナンスを実施するメーカーにおいて入力されるものであり、例えば、メンテナンスが未実施である状況、品質管理部門での検査待ちである状況、メンテナンスが完了して配送中である状況などを示す。そして、情報受付手段によって受け付けられた受付番号に対応する釣り用品について第2予定納期算出手段によって算出された予定納期がウェブページ上に表示されるため、利用者は、受付番号をウェブページを介して入力することによって、預けた釣り用品の予定納期を容易に知ることができる。
第8発明にかかる釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムは、第1発明から第7発明のいずれかの釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムであって、表示手段は、釣り用品に取付可能なオプション部品のリストをウェブページ上に表示させる。情報受付手段は、オプション部品の選択をウェブページを介して受け付ける。そして、費用算出手段は、選択されたオプション部品の費用を含めてメンテナンス費用を算出する。
この釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムでは、オプション部品の選択が受け付けられ、選択されたオプション部品の費用を含めたメンテナンス費用が算出される。このため、メンテナンスを受けるついでに釣り用品のカスタマイズを容易に行うことができる。
第9発明にかかる釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムは、第8発明の釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムであって、表示手段は、オプション部品のリストと共にオプション部品の在庫の有無を表示させる。
この釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムでは、オプション部品の在庫の有無がウェブページ上に表示されるため、ユーザーは、オプション部品の取付が直ぐに実行可能であるかを容易に知ることができる。
第10発明にかかる釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムは、第8発明または第9発明の釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムであって、表示手段は、交換部品判断手段によって判断された交換が必要な部品に代えて選択されたオプション部品が利用可能である場合には、費用算出手段が算出したオプション部品を含めたメンテナンス費用と、交換が必要な部品に代えてオプション部品を利用した場合のメンテナンス費用との間に差額が生じる旨を表示させる。
この釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムでは、交換が必要な部品に代えて選択されたオプション部品が利用可能である場合には、費用算出手段がオプション部品を含めて算出したメンテナンス費用と、交換が必要な部品に代えてオプション部品を利用した場合のメンテナンス費用との間に差額が生じることを利用者が容易に知ることができる。これにより、ユーザーは、オプション部品を選択した場合に実際に支払う必要のある費用を容易に知ることができる。
第11発明にかかる釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムは、第1発明から第10発明のいずれかの釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムであって、釣り用品はリールである。
リールは釣り用品の中でも極めて複雑な構造を有しており部品数が100に近いものもあるため、その見積もりを行うことは従来困難であった。しかし、本発明によれば、リールのメンテナンスに必要な費用であっても、容易に見積もりを行うことができる。
第12発明にかかる釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムは、第1発明から第11発明のいずれかの釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムであって、メンテナンスは、釣り用品の整備を行うオーバーホールである。
この釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムでは、釣り用品のオーバーホールに必要な費用の見積もりを簡易且つ精度よく行うことができる。
第13発明にかかる釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムは、第1発明から第11発明のいずれかの釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムであって、メンテナンスは、故障した釣り用品の修理である。
この釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムでは、釣り用品の故障修理に必要な費用の見積もりを簡易且つ精度よく行うことができる。
第14発明にかかる釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムは、第1発明から第13発明のいずれかの釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムであって、情報受付手段は、釣り用品の使用期間を受け付け、交換部品判断手段は、使用期間に基づいて交換が必要な部品を判断する。
この釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムでは、釣り用品の使用期間を考慮して交換が必要な部品が判断される。釣り用品の使用期間は部品の消耗度に影響を与えるため、これを考慮することによって、より精度よく交換が必要な部品を判断することができる。
第15発明にかかる釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムは、第1発明から第13発明のいずれかの釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムであって、情報受付手段は、釣り用品の使用回数を受け付け、交換部品判断手段は、使用回数に基づいて交換が必要な部品を判断する。
この釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムでは、釣り用品の使用回数を考慮して交換が必要な部品が判断される。釣り用品の使用回数は部品の消耗度に影響を与えるため、これを考慮することによって、より精度よく交換が必要な部品を判断することができる。
第16発明にかかる釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムは、第1発明から第15発明の釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムであって、情報受付手段は、釣り用品の製造ロット番号を示す製造ロット番号情報を受け付け、交換部品判断手段は、製造ロット番号情報に基づいて交換が必要な部品を判断する。
この釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムでは、釣り用品の製造ロット番号情報を考慮して交換が必要な部品が判断される。特定の製造ロット番号の釣り用品に共通して交換の必要な部品がある場合には、これを考慮することによって、より精度よく交換が必要な部品を判断することができる。
第17発明にかかる釣り用品のメンテナンス費用見積もりプログラムは、情報受付処理と、交換部品判断処理と、費用算出処理とをコンピューターに実行させるプログラムである。情報受付処理では、インターネットを通じて閲覧されるウェブページを介して、メンテナンスの見積もりの対象となる釣り用品の製品名を特定するための製品情報と、前記釣り用品の状態を特定するための状態情報とを含む見積基礎情報が受け付けられる。交換部品判断処理では、見積基礎情報に基づいて交換が必要な部品が判断される。費用算出処理では、部品の費用を含めたメンテナンス費用が算出される。表示処理では、メンテナンス費用がウェブページ上に表示される。
この釣り用品のメンテナンス費用見積もりプログラムでは、ウェブページを介して製品情報と状態情報とが受け付けられ、製品情報と状態情報とに基づいて交換が必要な部品が判断される。このため、交換が必要な部品を精度よく予測することができる。そして、部品の費用を含めたメンテナンス費用が算出され、ウェブページ上に表示されるため、メンテナンス費用の見積もりを簡易且つ精度よく行うことができる。
本発明によれば、ウェブページを介して製品情報と状態情報とが受け付けられ、製品情報と状態情報とに基づいて交換が必要な部品が判断される。このため、交換が必要な部品を精度よく予測することができる。そして、部品の費用を含めたメンテナンス費用が算出され、ウェブページ上に表示されるため、メンテナンス費用の見積もりを簡易且つ精度よく行うことができる。
(第1実施形態)
<システムの構成>
本発明の一実施形態にかかる釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステム100の構成を示すブロック図を図1に示す。この釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステム100は、インターネットINを通じてユーザーのコンピューター端末3に表示されるウェブページ上でリールのオーバーホール費用の見積もりを自動的に行うことができるオーバーホール費用見積もり機能を有している。釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステム100は、サーバー1および記憶装置2(記憶手段、第1蓄積手段、第2蓄積手段)を備える。
〈サーバー〉
サーバー1は、オーバーホール費用見積もり用のウェブページを運営するウェブサーバーである。サーバー1は、インターネットINに接続されており、ユーザーのコンピューター端末3からインターネットINを介してアクセス可能とされている。記憶装置2はサーバー1と接続されており、オーバーホール費用見積もり用のウェブページを運営するために必要なメンテナンス費用見積もりプログラムと、必要なデータとが記憶されている。サーバー1は、記憶装置2に記憶されたメンテナンス費用見積もりプログラムとデータとを用いてオーバーホール費用見積もり機能および他の機能を実行する。サーバー1は、情報受付手段4と、交換部品判断手段5と、費用算出手段6と、表示手段7とを備える。
情報受付手段4は、インターネットINを通じて閲覧されるウェブページを介して、製品情報と状態情報とを含む見積基礎情報などの情報を受け付ける。これらの情報は、ユーザーのコンピューター端末3において入力され、インターネットINを介してサーバー1へ送信される。ユーザーのコンピューター端末3には、図2から図5、図7および図9に示すウェブページ画面が表示され、これらの画面において見積基礎情報などの情報の入力が行われ、情報受付手段4に受け付けられる。
図2はウェブページの初期画面であり、この初期画面は、説明表示欄SC1と選択リスト表示欄SC2とを含んでいる。説明表示欄SC1には、オーバーホールの見積もりを実行するための操作の手順が表示される。選択リスト表示欄SC2には、オーバーホールの見積もりの対象となるリールの製品名を特定するためのリストが表示される。選択リスト表示欄SC2には、まず、図3に示すリールのシリーズ名リストが表示される。ユーザーが、シリーズ名リストの中から、オーバーホールの見積もりを依頼したいリールのシリーズ名をクリックして選択すると、図4に示す製品名リストが表示される。製品名リストには、選択されたシリーズに属する製品名とその製品コードとが含まれている。ユーザーが製品名または製品コードをクリックして選択することにより、オーバーホールの見積もりの対象となるリールの製品名が特定される。情報受付手段4は、選択されたリールのシリーズ名および製品名を製品情報として受け付け、オーバーホールの見積もりの対象となるリールを特定する。
オーバーホールの見積もりの対象となるリールの製品名が特定されると、図5に示すようにその製品に対応した状態パターンリストが表示される。状態パターンリストは、製品の状態を示す複数の状態パターンを含んでおり、例えば、「ハンドルが全く回らなくなった」、「ハンドルを回すとき、回転が重くなったと感じる」などの症例が状態パターンとして含まれている。また、状態パターンリストは、状態パターンに対応してそれぞれ付された番号を含んでおり、ユーザーはこれらの番号の中から該当する状態パターンに対応する番号を選択することができる。なお、1つの状態パターンに限らず複数の状態パターンの組合せに対しても番号が付されている。ユーザーが1つの番号をクリックして選択すると、選択された番号に対応する状態パターンが状態情報として特定される。例えば、図5において、「1」がクリックされると、「ハンドルが全く回らなくなった」という状態パターンが状態情報として特定される。特定された状態情報はサーバー1へと送信されて受け付けられ、オーバーホールの見積もりの対象となるリールの状態が特定される。
交換部品判断手段5は、見積基礎情報に基づいて、交換が必要な部品を判断する。交換部品判断手段5は、記憶装置2に記憶されている交換部品対応テーブルを参照して交換が必要な部品を判断する。交換部品対応テーブルは製品毎に用意されており、例えば、図6に示すようなものである。交換部品対応テーブルは、製品情報と、状態パターンと、製品情報および状態パターンに対応した交換が必要な部品を示す交換部品情報と、部品の交換に必要な費用である部品価格情報とを含む。例えば、「6.ラインローラーの回転が悪くなった。ラインに負荷をかけると、糸よれがする。」という2つの状態パターンの組合せの場合は、交換部品情報としてアームローラー用ベアリングを2つ交換することが交換部品情報として記憶されており、部品価格情報としてアームローラー用ベアリングの単価600円が記憶されている。従って、この状態パターンに対応した交換が必要な部品の合計金額は1200円となる。なお、交換が必要な部品は、1種類に限られるものではなく、状態パターンによっては複数の部品の交換が必要な場合もある。例えば、「5.ハンドルを回すと時々引っかかることがある。スプールが上下するとき、上下のターン時に回転が重く感じる。」という状態パターンの組合せに対しては、クロスギア軸、クロスギア用ギアおよびクロスギアピンという3種類の部品が交換部品情報として記憶されている。
費用算出手段6は、交換が必要な部品の費用を含めたオーバーホール費用を算出する。費用算出手段6は、交換が必要な部品の価格の合計およびオーバーホールの手数料および必要な場合は税金を合計した金額をオーバーホール費用として算出する。
表示手段7は、上述した初期画面などの所定の画面をウェブページ上に表示させる。また、表示手段7は図7に示す見積書画面をウェブページ上に表示させる。見積書画面には、オーバーホール費用とその明細が含まれる。具体的には、製品情報として製品名、交換が必要な部品の名称および単価、オーバーホールの工賃としての手数料およびオーバーホール費用および照会番号が表示される。また、ユーザーが選択した状態パターンが今回の症状として表示される。
〈記憶装置〉
記憶装置2は、上記のシリーズ名リスト、製品名リスト、交換部品対応テーブル、部品の価格、オーバーホールの手数料などのオーバーホール費用見積もりサービスの提供に必要な情報を記憶している。また、オーバーホールの見積もりが実行されると、照会番号と共に見積結果が記憶装置2に蓄積される。
<処理フロー>
次に、上述したオーバーホール費用見積もり機能の処理フローを図8に基づいて説明する。
まず、第1ステップS1において初期画面の表示が行われる。ここでは、オーバーホール費用見積もり機能の初期画面がウェブページ上に表示される。これにより、初期画面がユーザーのコンピューター端末3に表示される。
ユーザーが初期画面のシリーズ名リストから所望のシリーズ名をクリックして選択すると、第2ステップS2においてシリーズ名の受付が行われる。ここでは、選択されたシリーズ名がユーザーのコンピューター端末3からサーバー1へと送信され、サーバー1に受け付けられる。
シリーズ名の選択が受け付けられると、第3ステップS3において製品名リストの表示が行われる。ここでは、選択されたシリーズ名に対応する製品名リストがウェブページ上に表示される。製品名リストはサーバー1からユーザーのコンピューター端末3に送信され、ユーザーのコンピューター端末3上に表示される。
ユーザーが製品名リストから所望の製品名またはその製品コードをクリックして選択すると、第4ステップS4(情報受付処理)において製品名の受付が行われる。ここでは、選択された製品名が、ユーザーのコンピューター端末3からサーバー1へと送信され、サーバー1に受け付けられる。
製品名の選択が受け付けられると、第5ステップS5において状態パターンリストの表示が行われる。ここでは、選択された製品名に対応する状態パターンリストがウェブページ上に表示される。これにより、状態パターンリストがユーザーのコンピューター端末3上に表示される。
ユーザーが状態パターンリストから所定の番号を選択すると、第6ステップS6において、状態パターン番号の受付が行われる。ここでは、ユーザーが選択した状態パターンリスト上の番号がユーザーのコンピューター端末3からサーバー1へ送信され、サーバー1に受け付けられる。
次に、第7ステップS7において、確認画面の表示が行われる。ここでは、図9に示す確認画面がウェブページ上に表示され、ユーザーのコンピューター端末3に表示される。この確認画面には、製品名、選択された状態パターンに記載された症状が含まれている。
ユーザーが確認画面上に表示される確認ボタンをクリックすると、第8ステップS8(交換部品判断処理)において、交換部品の判断が行われる。ここでは、サーバー1において交換部品対応テーブルが参照され、特定された製品名および状態パターンに基づいて交換が必要な部品が判断され決定される。
次に、第9ステップS9(費用算出処理)において、費用の算出が行われる。ここでは、サーバー1において交換が必要な部品の価格の合計、オーバーホールの手数料および税金などが合計され、オーバーホール費用として算出される。なお、交換が必要な部品がない場合には、オーバーホールの手数料および税金の合計がオーバーホール費用として算出される。
次に、第10ステップS10(表示処理)において、見積書画面の表示が行われる。ここでは、図7の見積書画面がウェブページ上に表示される。見積書画面には、照会番号、オーバーホール費用およびその明細が含まれており、これらがユーザーのコンピューター端末3に表示される。見積書画面の内容は、見積結果として記憶装置2に記憶される。
ユーザーは、見積画面で見積もりの内容を確認し、オーバーホールを希望する場合には見積画面を印刷して見積書として使用することができる。ユーザーは、印刷された見積書にオーバーホール費用の上限金額などの補足事項を記入後、釣り用品の販売店に見積書とリールとを預ける。販売店は、預かったリールと見積書とをメーカーへ送る。メーカーでは、見積書が参照されてリールのオーバーホールが行われ、オーバーホールが完了するとオーバーホールの内容、交換された部品、コメント等を含む完了報告書が作成される。なお、完了報告書の内容は、後述するメンテナンス実施情報として記憶装置2に記憶される。オーバーホール済みのリールと完了報告書とは、販売店を介してユーザーに返送される。
<他の機能>
この釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステム100は、上記のオーバーホール費用見積もり機能の他に、交換部品対応テーブル更新機能、見積もり段階での予定納期照会機能、販売店へ依頼後の予定納期照会機能およびオプション部品の選択機能を有している。これらの機能はウェブページ上で選択可能とされるが、上記のオーバーホール費用見積もり機能と共に実行されてもよい。以下、各機能の内容について説明する。
〈交換部品対応テーブル更新機能〉
交換部品対応テーブル更新機能は、交換部品対応テーブルを自動的に更新する機能であり、サーバー1は、図1に示すように、メンテナンス実施情報受付手段8と、交換部品対応テーブル更新手段9とを備えている。
メンテナンス実施情報受付手段8は、実施されたオーバーホールの内容を示すメンテナンス実施情報を受け付ける。メンテナンス実施情報は、完了報告書に記載されたオーバーホールの実施内容であり、交換された部品の情報などを含む。メンテナンス実施情報は、オーバーホールを実施したメーカーの技術者等によって入力され、記憶装置2に蓄積される。なお、入力されたメンテナンス実施情報には、それぞれメンテナンス実施番号が付される。このメンテナンス実施番号は、オーバーホールの実施時にメーカーにおいて付される番号であってもよく、また、販売店においてオーバーホールの受付が行われるときに依頼票に付される受付番号であってもよい。
交換部品対応テーブル更新手段9は、記憶装置2に蓄積された見積基礎情報とメンテナンス実施情報とに基づいて交換部品対応テーブルを更新する。すなわち、交換部品対応テーブル更新手段9は、記憶装置2に蓄積されたオーバーホールの見積結果と、メンテナンス実施情報とを付き合わせることによって、状態パターンの表現がユーザーが本当に言いたかった症例になるように改善する。ここで、交換部品対応テーブル更新手段9は、見積結果の照会番号とメンテナンス実施情報のメンテナンス実施番号とに基づいて対応する見積結果とメンテナンス実施情報とを呼び出し、ユーザーが選択した状態パターンと実施されたオーバーホールの内容とを比較する。そして、状態パターンに表された症例の再現性を高めるための最適表現を求め、交換部品対応テーブルを更新する。この交換部品対応テーブルの更新は定期的に行われ、再現性すなわち実際のオーバーホールの実施内容と症例との一致している比率が向上しているかが確認される。なお、すでに存在していた状態パターンの表現が他の表現に更新されるだけではなく、新たな状態パターンが追加されたり、不適切な状態パターンが削除されたりしてもよい。
この交換部品対応テーブル更新機能は、図10に示す処理フローによって実行される。
まず、第11ステップS11において、オーバーホール見積もり機能の実行が行われる。ここでは、上述したオーバーホール見積もり機能が実行され、オーバーホール費用の算出等が行われる。
そして、第12ステップS12において、見積結果の記憶が行われる。ここでは、オーバーホール見積もり機能が実行された案件について、照会番号、オーバーホール費用およびその明細を含む見積結果が記憶装置2に記憶される。
次に、第13ステップS13において、メンテナンス実施情報の受付が行われる。ここでは、オーバーホールの依頼を受けたリールのオーバーホールが行われることによって得られたメンテナンス実施情報が技術者等によって端末等から入力されてサーバー1に受け付けられる。
そして、第14ステップS14において、メンテナンス実施情報の記憶が行われる。ここでは、受け付けられたメンテナンス実施情報が、メンテナンス実施番号と共に記憶装置2に記憶される。
上記の第11ステップS11から第14ステップS14が繰り返されることによって、多数の見積結果とメンテナンス実施情報とが記憶装置2に蓄積される。
次に、第15ステップS15において、交換部品対応テーブルの更新が行われる。ここでは、記憶装置2に蓄積されたオーバーホールの見積結果と、メンテナンス実施情報とが比較されて、状態パターンに表された症例の再現性を高めるための最適表現が求められて、交換部品対応テーブルが更新される。
そして、更新された交換部品対応テーブルが次回のオーバーホール見積もり機能の実行から利用される。
〈見積もり段階での予定納期照会機能〉
見積もり段階での予定納期照会機能は、オーバーホールを依頼した場合の予定納期を見積もり段階でウェブページ上において照会することができる機能である。
この予定納期照会機能では、情報受付手段4は、交換部品の判断後に、オーバーホールを受けるためにリールが預けられる販売店を特定するための店舗情報をウェブページを介して受け付ける。店舗情報は、リールが預けられる販売店の店舗名であり、ユーザーがコンピューター端末3によって入力し、サーバー1へと送信される。
サーバー1は、図1に示すように、交換部品判断手段5の判断結果と店舗情報とに基づいてリールの予定納期を算出する第1予定納期算出手段10を備えている。第1予定納期算出手段10は、オーバーホールが実施されてリールが預けられた販売店に届けられる概算必要日数を算出する。記憶装置2にはオーバーホールを受け付ける販売店の店舗名と共に、直送店であるか、非直送店であるかの別が記憶されている。直送店とは、預けられたリールが販売店からメーカーへおよびメーカーから販売店へ個々に直接配送される店舗であり、非直送店とは複数の販売店を巡回訪問する配送者によって所定期間毎に預けられたリールがまとめて販売店からメーカーへおよびメーカーから販売店へと配送される店舗である。直送店の場合、それまでのリールの直送に要した日数の履歴が記憶装置2に記憶されている。また、非直送店の場合は、それまでの巡回訪問のサイクルの履歴が記憶装置2に記憶されている。第1予定納期算出手段10はこれらの情報を参照して、予定納期を算出する。
表示手段7は、第1予定納期算出手段10によって算出された予定納期をウェブページ上に表示させる。
この見積もり段階での予定納期照会機能は、図11に示す処理フローによって実行される。
まず、第21ステップS21において、店舗情報の受付が行われる。ここでは、ユーザーがコンピューター端末3によってウェブページ上で入力した店舗情報がサーバー1に送信され受け付けられる。
次に、第22ステップS22において、予定納期の算出が行われる。ここでは、第1予定納期算出手段10が、上記のオーバーホール費用見積もり機能において交換部品判断手段5が行った判断結果と、店舗情報とに基づいてリールの予定納期を算出する。
そして、第23ステップにおいて、予定納期の表示が行われる。ここでは、表示手段7が、第1予定納期算出手段10によって算出された予定納期をウェブページ上に表示させる。これにより、ユーザーのコンピューター端末3に予定納期が表示される。
なお、この見積もり段階での予定納期照会機能は、上述したオーバーホール費用の見積もりが完了した後に、ウェブページ上で照会番号が入力され受け付けられることによって行われてもよく、オーバーホール費用の見積もり機能の処理の途中または処理に続けて行われてもよい。
〈販売店への依頼後の予定納期照会機能〉
販売店への依頼後の予定納期照会機能は、オーバーホールを依頼した場合の予定納期を販売店へのオーバーホールの依頼後にウェブページ上において照会することができる機能である。
この販売店への依頼後の予定納期照会機能では、情報受付手段4は、販売店に預けられる際にリールに付される受付番号をウェブページを介して受け付ける。この受付番号は、店舗においてオーバーホールが受け付けられる場合に依頼票に付されている番号であり、メーカーへの配送後もオーバーホールを実施するリールの管理番号として登録され記憶装置2に記憶される。ユーザーがコンピューター端末3から受付番号を入力すると、受付番号がサーバー1へと送信され受け付けられる。
また、サーバー1は、図1に示すように、進行情報受付手段11と、第2予定納期算出手段12とをさらに備える。
進行情報受付手段11は、リールのオーバーホールの進行状況を示す進行情報を受け付ける。この進行情報は、オーバーホールを実施するメーカーにおいて入力されるものであり、例えば、オーバーホールが未実施である状況、品質管理部門での検査待ちである状況、オーバーホールが完了し配送中である状況などを示す。進行情報は、受付番号毎に登録され記憶装置2に記憶される。なお、進行情報は、オーバーホールの進行状況が変わると更新される。
第2予定納期算出手段12は、進行情報に基づいて、リールの予定納期を算出する。
表示手段7は、情報受付手段4によって受け付けられた受付番号に対応するリールについて第2予定納期算出手段12によって算出された予定納期をウェブページ上に表示させる。
この販売店への依頼後の予定納期照会機能は、図12に示す処理フローによって実行される。
まず、第31ステップS31において、進行情報の受付が行われる。ここでは、メーカーの担当者が端末等を用いて入力した進行情報がサーバー1に受け付けられ、記憶装置2に記憶される。
次に、第32ステップS32において、受付番号の受付が行われる。ここでは、ユーザーがウェブページ上で入力した受付番号がサーバー1へ送信されて受け付けられる。なお、この受付番号は、ユーザーがオーバーホールの申し込みをしたときに販売店において記入した依頼票の写しに付されている。
受付番号が受け付けられると、第33ステップS33において、予定納期の算出が行われる。ここでは、受け付けられた受付番号に該当するリールの進行情報が第2予定納期算出手段12によって記憶装置2から呼び出され、進行情報に基づいてリールの予定納期が算出される。なお、このとき、見積段階での予定納期の算出方法と同様に店舗情報が合わせて参照されてもよい。
そして、第34ステップS34において、予定納期の表示が行われる。ここでは、表示手段7が、第2予定納期算出手段12によって算出された予定納期をウェブページ上に表示させる。これにより、ユーザーのコンピューター端末3に予定納期が表示される。
〈オプション部品の選択機能〉
オプション部品の選択機能は、オーバーホール費用の見積もり時に希望のオプション部品を選択してその費用を見積もることができる機能である。
このオプション部品の選択機能では、記憶装置2は、各リールに取り付け可能なオプション部品の名称および価格を記憶している。
表示手段7は、オプション部品のリストをウェブページ上に表示させる。これにより、ユーザーのコンピューター端末3上にユーザーが選択可能なオプション部品のリストが表示される。また、表示手段7は、オプション部品のリストと共にオプション部品の在庫の有無を表示させ、在庫が無く且つ入庫予定がある場合にはその入庫予定日を合わせて表示させる。
情報受付手段4は、オプション部品の選択をウェブページを介して受け付ける。ユーザーはコンピューター端末3によってオプション部品の名称を入力またはリスト中のオプション部品の表示をクリックすることにより取付を希望するオプション部品の選択を行い、オプション部品の選択結果がサーバー1へと送信され受け付けられる。
費用算出手段6は、選択されたオプション部品の費用を含めてオーバーホール費用を算出し、表示手段7は、費用算出手段6によって算出されたオーバーホール費用を含めた見積書画面を表示させる。このとき、表示手段7は、交換部品判断手段5によって判断された交換が必要な部品に代えて選択されたオプション部品が利用可能である場合には、費用算出手段6が算出したオプション部品を含めたオーバーホール費用と、交換が必要な部品に代えてオプション部品を利用した場合のオーバーホール費用との間に差額が生じる旨を表示させる。すなわち、交換が必要な部品をオプション部品で代用するため、交換が必要な部品の費用が減額される旨が表示される。なお、この場合、減額後の金額がオーバーホール費用として表示されてもよい。
このオプション部品の選択機能は、図13に示す処理フローによって実行される。
まず、第41ステップS41において、オプション部品リストの表示が行われる。ここでは、表示手段7によってオプション部品のリストがウェブページ上に表示される。これにより、ユーザーのコンピューター端末3にオプション部品のリストが表示される。
次に、第42ステップS42において、オプション部品の選択の受付が行われる。ここでは、ユーザーが行ったオプション部品の選択がユーザーのコンピューター端末3からサーバー1へ送信され受け付けられる。
次に、第43ステップS43において、オーバーホール費用の算出が行われる。ここでは、費用算出手段6が、選択されたオプション部品の費用を含めてオーバーホール費用を算出する。費用算出手段6は、上述したオーバーホール費用見積もり機能の第8ステップS8と同様の処理にオプション部品の金額の算出処理を加えてオーバーホール費用を算出する。
次に、第44ステップS44において、見積書画面の表示が行われる。ここでは、照会番号、オーバーホール費用およびその明細を含む見積書画面がウェブページ上に表示される。
他の処理については、上述したオーバーホール費用見積もり機能の処理フローと同様である。
<特徴>
(1)
このメンテナンス費用見積もりシステム100では、ウェブページ上で簡易且つ精度よくオーバーホールの見積もりを行うことができる。このため、ユーザーはオーバーホールを実際に依頼する前に概算のオーバーホール費用を把握することができ、オーバーホールを依頼した場合に必要な費用を予測することができる。これにより、多額の費用を請求されるのではないかというユーザーの不安を解消することができ、顧客満足度を向上させることができる。
また、ユーザーは、補足事項としてオーバーホール費用の上限金額を見積書に記入する際に見積書に表示されたオーバーホール費用を参考にして上限金額を決定することができる。このため、ユーザーは、上限金額として記入する金額の目処を容易に立てることができ、金額を適切に決定することができる。
(2)
このメンテナンス費用見積もりシステム100では、オーバーホールを実施するメーカーは、ユーザーがウェブページから印刷して提出した見積書を参考にしてオーバーホールを実施することができる。このため、見積もりのためだけにリールを預かって分解・点検し、部品の交換が必要な場合はメーカーの担当者が見積書をユーザーに発送してユーザーの了解を得ていた従来のシステムに比べて、オーバーホールのための必要時間を削減し、迅速にオーバーホールを実施することができる。また、オーバーホールの見積もりにかかるコストを削減することができる。
(3)
従来、ユーザーがオーバーホールの依頼時に依頼票に記入する「不具合内容」の大半は漠然とした表現が多いため、ユーザーがイメージしている「不具合内容」を修理時に再現できない場合も多い。このため、不調・不具合箇所を突き止めることが困難である。
しかし、このメンテナンス費用見積もりシステム100では、ユーザーは、状態パターンとして表示される症例の表現の中から自分がイメージしている症例を選択することによって不具合内容を特定することができる。このため、リ−ルの不調・不具合箇所をより正確に突き止めることができる。
(4)
従来、リ−ル修理一般についてユ−ザ−の知識・経験で記載された「不具合内容」が、実際に点検、分解してみると再現できないことも少なくない。再現できないのはリールの回転フィ−リングの場合に多いが、負荷の大きさ、ハンドルを回す速さ、不調の起きる頻度などでも不具合の症状が異なる場合がある。従って、状態パターンとして記載される症例を充実させてそのリ−ルの不調・不具合の真の原因を把握することが肝要である。
このメンテナンス費用見積もりシステム100は、交換部品対応テーブル更新機能を有しており、交換部品対応テーブルが自動的に更新され、その再現の精度を向上させることができる。これにより、オーバーホールにおける修理のスピ−ド、正確さ、更には見積金額の信頼性も向上させることができる。
なお、状態パターンの表現の更新に限らず、状態パターンに対応した交換が必要な部品の組み合わせが更新されてもよい。
(5)
メンテナンス費用見積もりシステム100は、見積もり段階での予定納期照会機能を有している。この機能が実行されると、ユーザーのコンピューター端末3上に予定納期が表示され、ユーザーは見積もり段階での予定納期を把握することができる。
なお、店舗情報と共にリールを販売店に預ける予定の年月日が受け付けられ、預けられたリールが販売店に納品される年月日が算出され表示されてもよい。
(6)
メンテナンス費用見積もりシステム100は、販売店への依頼後の予定納期照会機能を有している。この機能が実行されると、ユーザーのコンピューター端末3に予定納期が表示され、ユーザーは販売店への依頼後の予定納期を把握することができる。また、この予定納期は、オーバーホールの進行情報の更新に伴って更新されるため、ユーザーはオーバーホールの進行状況に応じた最新の予定納期を把握することができる。
(7)
オーバーホールはそのリ−ルを初期性能までに近づけて蘇生させるという目的が第一であるが、メーカーで修理を行うついでにメーカーが純正部品として販売しているオプションパ−ツ部品をメーカーで取付け・調整を行ってほしいという潜在的要求がユーザーにある。
このメンテナンス費用見積もりシステム100は、オプション部品の選択機能を有している。この機能により、上記のようなユーザーの潜在的要求に応えることができ、オプション部品の取り付けに必要な費用の見積もりを合わせて行うことができる。
(第2実施形態)
<構成>
上記の第1実施形態では、釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステム100は、リールの分解・整備を行うオーバーホールに必要な費用を見積もるオーバーホール費用見積もり機能を有しているが、故障したリールの修理を行う故障修理費用見積もり機能を有するものであってもよい。
この故障修理費用見積もり機能では、ウェブページ上に「故障発生期間」と「製造ロット」の選択キーが表示される。
使用者がコンピューター端末3を介して故障発生期間を選択すると、入力または選択された故障発生期間情報がサーバー1に送信され情報受付手段4に受け付けられる。なお、故障発生期間とは、リールが使用されてきた使用期間である。記憶装置2には、リールのシリーズ、製品名、状態パターンおよび故障発生期間で故障修理費用の見積もりが算出できるデ−タが記憶されている。例えば、上述した交換部品対応テーブルにおいて故障発生期間が考慮される。ここでは、故障発生期間が考慮されることによって、故障が、設計・製造上の要因で発生する初期故障と、耐用年数による経年劣化故障、例外的使用方法による故障等に分類される。そして、これらの分類がさらに考慮されて、故障原因が特定され、交換が必要な部品が判断される。なお、故障発生期間に代えて又は故障発生期間と共にリールの使用回数が考慮されてもよい。
また、使用者がコンピューター端末3を介して製造ロット番号を選択すると、選択された製造ロット番号情報がサーバー1に送信され情報受付手段4に受け付けられる。交換部品判断手段5は、製造ロット番号情報を更に考慮して交換が必要な部品を判断する。すなわち、製造ロット番号がさらに考慮されて、故障原因が特定され交換が必要な部品が判断される。また、記憶装置2には、製造ロット番号による修理無償部品データーが記憶されている。費用算出手段6は、見積もりの対象となっているリールの製造ロット番号と、交換が必要な部品とが、修理無償部品データーに該当する場合には、修理無償部品の費用を見積もり費用から減額する。
なお、記憶装置2に記憶されている故障発生期間と製造ロットに関するデーターは、それぞれ独立して使用されてもよく、相互に組み合わされて使用されてもよい。
他の処理フローについては第1実施形態のオーバーホール費用見積もり機能と同様である。
<特徴>
このメンテナンス費用見積もりシステム100では、故障発生期間や使用回数が考慮されることによって、より精度よく故障修理費用の見積もりを行うことができる。また、特定の製造ロット番号のリールに共通して交換が必要な部品が存在する場合には、製造ロット番号が考慮されることにより、より容易に故障原因を特定することができ、より簡易且つ精度よく故障修理費用の見積もりを行うことができる。
特に、故障原因の予測は困難であるため、故障修理費用の見積もりは困難な場合が多い。しかし、このメンテナンス費用見積もりシステム100では、豊富且つ細緻な症例が状態パターンとして記憶装置2に蓄積され、上述した交換部品対応テーブル更新機能により、交換部品対応テーブルの更新が行われる。これにより、故障原因の予測の精度を高め、故障修理費用の見積もりを精度よく行うことができる。
<他の実施形態>
(1)
上記の実施形態では、オーバーホールや故障修理の依頼を希望するユーザーは、販売店においてオーバーホール等の申し込みを行い、販売店にリールを預けているが、メーカーへオーバーホール等の申し込みを直接行ってもよい。この場合、表示手段7は、ウェブページ上に配送業者の地区別運賃表と請求費用別の代引き手数料表とを表示させるとよい。オーバーホール等の施工を希望するリールをメーカーに送って直接依頼したいユーザーは、配送業者の代引きシステムを利用してリールをメーカーへと配送することができる。
この場合、着払い運賃および代引き手数料が必要となるが、近所に釣り用品の販売店が無い又は仕事などで販売店に行く時間が無いユーザーであって、販売店に持ち込む方法より費用が割高になっても構わない場合には便利である。
(2)
上記の各機能を実行する際の処理の一部がサーバー1以外のコンピューターで行われてもよい。
(3)
記憶装置2は一つのものに限らず、複数のものが利用され、記憶されるデータが分けられてもよい。
(4)
上記の実施形態では、リールのオーバーホール費用や故障修理費用の見積もりが行われているが、リールに限らずロッドやクーラーボックス、その他の釣り用品のオーバーホール費用や故障修理費用の見積もりが行われてもよい。
本発明は、メンテナンス費用見積もりを簡易且つ精度よく行うことができる効果を有し、釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムおよび釣り用品のメンテナンス費用見積もりプログラムとして有用である。
釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステムの構成を示すブロック図 ウェブページの初期画面を示す図 リールのシリーズ名リストを示す図 リールの製品名リストを示す図 状態パターンリストを示す図 交換部品対応テーブルを示す図 見積書画面を示す図 オーバーホール費用見積もり機能の処理フロー 確認画面を示す図 交換部品対応テーブル更新機能の処理フロー 見積もり段階での予定納期照会機能の処理フロー 販売店への依頼後の予定納期照会機能の処理フロー オプション部品の選択機能の処理フロー
符号の説明
2 記憶装置(記憶手段、第1蓄積手段、第2蓄積手段)
4 情報受付手段
5 交換部品判断手段
6 費用算出手段
7 表示手段
8 メンテナンス実施情報受付手段
9 交換部品対応テーブル更新手段
10 第1予定納期算出手段
11 進行情報受付手段
12 第2予定納期算出手段
100 釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステム
IN インターネット
S4 第4ステップ(情報受付処理)
S8 第8ステップ(交換部品判断処理)
S9 第9ステップ(費用算出処理)
S10 第10ステップ(表示処理)

Claims (17)

  1. インターネットを通じて閲覧されるウェブページを介して、メンテナンスの見積もりの対象となる釣り用品の製品名を特定するための製品情報と、前記釣り用品の状態を特定するための状態情報とを含む見積基礎情報を受け付ける情報受付手段と、
    前記見積基礎情報に基づいて交換が必要な部品を判断する交換部品判断手段と、
    前記部品の費用を含めたメンテナンス費用を算出する費用算出手段と、
    前記メンテナンス費用を前記ウェブページ上に表示させる表示手段と、
    を備える釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステム。
  2. 前記表示手段は、前記製品情報、交換が必要な前記部品および前記メンテナンス費用を含む見積書画面を前記ウェブページ上に表示させる、
    請求項1に記載の釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステム。
  3. 前記情報受付手段は、前記ウェブページ上に表示された前記製品の状態を示す複数の状態パターンの中から選択された前記状態パターンを前記状態情報として受け付ける、
    請求項1または2に記載の釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステム。
  4. 前記製品情報と、前記状態パターンと、前記製品情報および前記状態パターンに対応した交換が必要な前記部品を示す交換部品情報とを含む交換部品対応テーブルを記憶した記憶手段をさらに備え、
    前記交換部品判断手段は、前記交換部品対応テーブルを参照して交換が必要な前記部品を判断する、
    請求項3に記載の釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステム。
  5. 前記見積基礎情報を蓄積する第1蓄積手段と、
    実施されたメンテナンスの内容を示すメンテナンス実施情報を受け付けるメンテナンス実施情報受付手段と、
    前記メンテナンス実施情報を蓄積する第2蓄積手段と、
    蓄積された前記見積基礎情報と前記メンテナンス実施情報とに基づいて前記交換部品対応テーブルを更新する交換部品対応テーブル更新手段と、
    をさらに備える、
    請求項4に記載の釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステム。
  6. 前記情報受付手段は、メンテナンスを受けるために前記釣り用品が預けられる店舗を特定するための店舗情報をウェブページを介して受け付け、
    前記交換部品判断手段の判断結果と前記店舗情報とに基づいて前記釣り用品の予定納期を算出する第1予定納期算出手段をさらに備え、
    前記表示手段は、前記第1予定納期算出手段によって算出された予定納期を前記ウェブページ上に表示させる、
    請求項1から5のいずれかに記載の釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステム。
  7. 前記情報受付手段は、メンテナンスを受けるために店舗に預けられた際に前記釣り用品に付される受付番号をウェブページを介して受け付け、
    前記釣り用品のメンテナンスの進行状況を示す進行情報を受け付ける進行情報受付手段と、
    前記進行情報に基づいて前記釣り用品の予定納期を算出する第2予定納期算出手段と、
    をさらに備え、
    前記表示手段は、前記情報受付手段によって受け付けられた受付番号に対応する前記釣り用品について前記第2予定納期算出手段によって算出された予定納期をウェブページ上に表示させる、
    請求項1から6のいずれかに記載の釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステム。
  8. 前記表示手段は、前記釣り用品に取付可能なオプション部品のリストをウェブページ上に表示させ、
    前記情報受付手段は、前記オプション部品の選択をウェブページを介して受け付け、
    前記費用算出手段は、選択された前記オプション部品の費用を含めて前記メンテナンス費用を算出する、
    請求項1から7のいずれかに記載の釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステム。
  9. 前記表示手段は、前記オプション部品のリストと共に前記オプション部品の在庫の有無を表示させる、
    請求項8に記載の釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステム。
  10. 前記表示手段は、交換部品判断手段によって判断された交換が必要な前記部品に代えて選択された前記オプション部品が利用可能である場合には、前記費用算出手段が算出した前記オプション部品を含めたメンテナンス費用と、交換が必要な前記部品に代えて前記オプション部品を利用した場合のメンテナンス費用との間に差額が生じる旨を表示させる、
    請求項8または9に記載の釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステム。
  11. 前記釣り用品はリールである、
    請求項1から10のいずれかに記載の釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステム。
  12. 前記メンテナンスは、釣り用品の整備を行うオーバーホールである、
    請求項1から11のいずれかに記載の釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステム。
  13. 前記メンテナンスは、故障した釣り用品の修理である、
    請求項1から11のいずれかに記載の釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステム。
  14. 前記情報受付手段は、前記釣り用品の使用期間を受け付け、
    前記交換部品判断手段は、前記使用期間に基づいて交換が必要な部品を判断する、
    請求項1から13に記載の釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステム。
  15. 前記情報受付手段は、前記釣り用品の使用回数を受け付け、
    前記交換部品判断手段は、前記使用回数に基づいて交換が必要な部品を判断する、
    請求項1から13に記載の釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステム。
  16. 前記情報受付手段は、前記釣り用品の製造ロット番号を示す製造ロット番号情報を受け付け、
    前記交換部品判断手段は、前記製造ロット番号情報に基づいて交換が必要な前記部品を判断する、
    請求項1から15のいずれかに記載の釣り用品のメンテナンス費用見積もりシステム。
  17. インターネットを通じて閲覧されるウェブページを介して、メンテナンスの見積もりの対象となる釣り用品の製品名を特定するための製品情報と、前記釣り用品の状態を特定するための状態情報とを含む見積基礎情報が受け付けられる情報受付処理と、
    前記見積基礎情報に基づいて交換が必要な部品が判断される交換部品判断処理と、
    前記部品の費用を含めたメンテナンス費用が算出される費用算出処理と、
    前記メンテナンス費用が前記ウェブページ上に表示される表示処理と、
    をコンピューターに実行させる釣り用品のメンテナンス費用見積もりプログラム。
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