JP2002024438A - 機械の保守契約管理システムおよび保守契約管理方法 - Google Patents

機械の保守契約管理システムおよび保守契約管理方法

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JP2002024438A JP2000209872A JP2000209872A JP2002024438A JP 2002024438 A JP2002024438 A JP 2002024438A JP 2000209872 A JP2000209872 A JP 2000209872A JP 2000209872 A JP2000209872 A JP 2000209872A JP 2002024438 A JP2002024438 A JP 2002024438A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保守契約を結ぶ双方の負担を適正に調整で
き、かつ、保守契約を容易に行うことができる保守契約
管理システム、方法を提供する。 【解決手段】 機械の各機種について、複数の契約ラン
ク毎にその契約稼働時間内または契約期間内の保守に関
する保守予測値を記憶した機種別保守ランクテーブル
(記憶手段26)と、保守契約をした機械の機種、契約
ランク、保守実績値を入力する入力手段と、入力された
機械の保守実績値を累計記憶する号機別保守管理データ
テーブル(記憶手段27)と、保守契約した機械の保守
契約満了後に、その機械の機種および契約ランクに対応
する保守予測値を機種別保守ランクテーブルから読み出
すとともに、その機械の保守実績値を号機別保守管理デ
ータテーブルから読み出し、保守契約予測値に対する保
守実績値の大小を判定する判定手段(制御手段)30と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械の保守契約管
理システムおよび保守契約管理方法に関する。具体的に
は、建設機械をはじめとする移動式作業機械、定置式作
業機械、発電機などの機械の保守契約を容易に行うため
の保守契約管理システムおよび保守契約管理方法に関す
る。
【0002】
【背景技術】比較的大型で高価な機械、たとえば、建設
機械をはじめとする移動式作業機械、定置式作業機械、
発電機などの機械の保守管理については、通常、その機
械を購入した購入者とメーカあるいは販売店との間で保
守契約を結び、メーカあるいは販売店の保守部門によっ
て行われることが多い。保守部門の担当者は、定期的に
機械の点検、整備を行い、あるいは、ある決められた稼
働時間経過後に部品交換やオーバホールを行う。一方、
保守を受ける側は、保守契約料を分割、あるいは、一括
で支払う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した機
械の管理経費は、その機械の使用条件や稼働環境条件な
どによって大きく変動するため、容易に算出することは
困難である。そのため、保守契約した予測額に対して、
保守点検実績額が下回ったり、逆に、大幅に超過する場
合もあり、保守契約の交渉に多くの時間と労力が必要と
されていた。
【0004】本発明の目的は、このような不具合を解消
し、保守契約を結ぶ双方の負担を適正に調整でき、か
つ、保守契約を容易に行うことができる機械の保守契約
管理システムおよび保守契約管理方法を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明にかか
る機械の保守契約管理システムおよび保守契約管理方法
は、前記目的を達成するため、次の構成を採用する。請
求項1に記載の発明は、機械の各機種について、複数の
契約ランク毎にその契約時間内または契約期間内の保守
に関する保守予測値を記憶した機種別保守ランクテーブ
ルと、保守契約をした機械の機種、契約ランク、保守実
績値を入力する入力手段と、前記入力手段によって入力
された機械の保守実績値を累計記憶する保守実績値記憶
手段と、前記保守契約をした機械の保守契約満了後に、
その機械の機種および契約ランクに対応する保守予測値
を前記機種別保守ランクテーブルから読み出すととも
に、その機械の保守実績値を前記保守実績値記憶手段か
ら読み出し、前記保守予測値に対する前記保守実績値の
大小を判定する判定手段とを備えたことを特徴とする機
械の保守契約管理システムである。ここで、保守予測値
とは、保守契約時間(たとえば、契約稼働時間)内また
は契約期間内において、保守に関して必要と予測される
費用の額、あるいは、その額を点数として表したポイン
トなどをいう。また、保守実績値とは、保守契約時間内
または契約期間内において、保守に関して実際にかかっ
た費用の額、あるいは、費用を伴わない作業が保守作業
に含まれる場合には、それらの作業や経費を点数として
表したポイントなどをいう。
【0006】この機械の保守契約管理システムによれ
ば、保守契約した機械の保守契約満了後に、その機械の
機種および契約ランクに対応する保守予測値が機種別保
守ランクテーブルから読み出されるとともに、その機械
の保守実績値が保守実績値記憶手段から読み出され、保
守予測値に対する保守実績値の大小が判定される。その
結果、保守予測値に対して保守実績値が大幅に下回って
いれば、保守を受ける側が払い過ぎであるから、配当金
の支払い、保守契約時間や契約期間の延長、次期保守契
約時の減額など利益を保守を受ける側へ還元し、逆に、
保守予測値に対して保守実績値が大幅に上回っていれ
ば、保守を行う側の損失であるから、次期保守契約時点
での契約ランクの見直しや支払額の増額などで対応する
ことにより、保守契約を結ぶ双方の負担を適正に調整す
ることができる。しかも、保守予測値と、実際に保守に
伴ってかかった経費に基づく保守実績値とを対比してい
るから、以後の保守契約時の交渉も容易に行うことがで
きる。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の機械の保守契約管理システムにおいて、前記判定手段
は、前記保守予測値に対して前記保守実績値が小さいと
き、その両者の差が予め設定した値より超えていること
を条件として、配当金を算出する手段を有していること
を特徴とする機械の保守契約管理システムである。この
機械の保守契約管理システムによれば、保守予測値に対
して保守実績値が小さいとき、その差が予め設定した値
より超えていることを条件として、つまり、入力された
機械の機種および契約ランクに対応して予め予測した保
守予測値に対して、保守実績値が大きく下回っていると
きには、配当金が算出され、支払い側に還元されるか
ら、保守を受ける側が払い過ぎの不具合を解消できる。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の機械の保守契約管理システムにおい
て、前記機種別保守ランクテーブルの契約ランクは、機
械の使用条件および稼働環境条件に応じてランク分けさ
れていることを特徴とする機械の保守契約管理システム
である。この機械の保守契約管理システムによれば、契
約ランクが機械の使用条件および稼働環境条件に応じて
ランク分けされているから、たとえば、機械が砂塵地域
や高地地域などで使用されているか、あるいは、寒冷地
域や熱帯地域で稼働されているかに応じて、契約内容を
変えることができるから、これらの条件を考慮して適正
な保守契約を結ぶことができる。
【0009】請求項4に記載の発明は、クライアント端
末と、このクライアント端末にネットワークを介して接
続されたサーバとを備え、前記クライアント端末は、保
守契約をした機械の機種、契約ランク、保守実績値を入
力する入力手段と、表示手段と、前記サーバに対してデ
ータ要求を行うとともに、サーバから送信されたデータ
を前記表示手段に表示させる制御手段とを備え、前記サ
ーバは、機械の各機種について、複数の契約ランク毎に
その契約時間内または契約期間内の保守に関する保守予
測値を記憶した機種別保守ランクテーブルと、前記クラ
イアント端末から入力された機械の保守実績値を累計記
憶する保守実績値記憶手段と、前記保守契約した機械の
保守契約満了後に、その機械の機種および契約ランクに
対応する保守予測値を前記機種別保守ランクテーブルか
ら読み出すとともに、その機械の保守実績値を前記保守
実績値記憶手段から読み出し、前記保守予測値に対する
前記保守実績値の大小を判定する判定手段とを備えるこ
とを特徴とする機械の保守契約管理システムである。
【0010】この機械の保守契約管理システムによれ
ば、保守契約時、クライアント端末において、サーバか
ら機種別保守ランクテーブルをダウンロードして表示手
段に表示させ、この機種別保守ランクテーブルを確認し
ながら、保守契約を行おうとする機械の機種、契約ラン
クを入力する。さらに、保守を行う都度、保守実績値を
入力する。すると、それらがネットワークを介してサー
バへ送られる。サーバでは、機械の保守実績値を保守実
績値記憶手段に累計記憶させる。保守契約された機械の
保守契約満了後に、その機械の機種および契約ランクに
対応する保守予測値を機種別保守ランクテーブルから読
み出すとともに、その機械の保守実績値を保守実績値記
憶手段から読み出し、保守予測値に対する保守実績値の
大小を判定する。従って、この保守契約管理システムで
も、請求項1に記載の効果と同等の効果が期待できるほ
か、たとえば、営業担当がクライアント端末のみをもっ
て、機械の購入者へ出向き、そこで、保守契約内容を確
認しながら、決まった保守契約内容や保守実績値を入力
すればよいから、保守契約も容易にかつ簡便に行える。
しかも、クライアント端末には、機種別保守ランクテー
ブル、保守実績値記憶手段および判定手段などを持たせ
る必要がないから、安価でかつ汎用的な端末で対応でき
る。
【0011】請求項5に記載の発明は、機械の各機種に
ついて、複数の契約ランク毎にその契約時間内または契
約期間内の保守に関する保守予測値を機種別保守ランク
テーブルに記憶させる手順と、保守契約をした機械の機
種、契約ランク、保守実績値を入力する手順と、入力さ
れた機械の保守実績値を保守実績値記憶手段に累計記憶
させる手順と、保守契約した機械の保守契約満了後に、
その機械の機種おび契約ランクに対応する保守予測値を
前記機種別保守ランクテーブルから読み出すとともに、
その機械の保守実績値を前記保守実績値記憶手段から読
み出す手順と、前記保守予測値に対する前記保守実績値
の大小を判定する手順とを備えたことを特徴とする機械
の保守契約管理方法である。この機械の保守契約管理方
法によれば、請求項1に記載の効果と同様な効果を奏す
ることができる。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の機械の保守契約管理方法において、前記保守予測値に
対して前記保守実績値が小さいとき、その両者の差が予
め設定した値より超えていることを条件として、配当金
を算出、支払うことを特徴とする機械の保守契約管理方
法である。この機械の保守契約管理方法によれば、請求
項2と同様に、保守を受ける側が払い過ぎの不具合を解
消できる。
【0013】請求項7に記載の発明は、請求項5または
請求項6に記載の機械の保守契約管理方法において、前
記保守予測値と前記保守実績値との差が予め設定した値
より超えていることを条件として、前記機種別保守ラン
クテーブルにおける契約ランクを見直し、以後の契約時
に見直した契約ランクを入力することを特徴とする機械
の保守契約管理方法である。この機械の保守契約管理方
法によれば、保守予測値と保守実績値との差が予め設定
した値より超えていることを条件として、つまり、保守
予測値に対して保守実績値が大きく下回っている場合、
および、保守予測値に対して保守実績値が大きく上回っ
ている場合、機種別保守ランクテーブルにおける契約ラ
ンクが見直され、以後の契約時に見直した契約ランクが
入力されるから、以後の保守契約時にあってはより適正
な保守契約を結ぶことができる。
【0014】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の機械の保守契約管理方法において、前記機種別保守ラ
ンクテーブルにおける契約ランクを見直しする際、機械
の使用条件および稼働環境条件を加味して見直しするこ
とを特徴とする機械の保守契約管理方法である。この機
械の保守契約管理方法によれば、機種別保守ランクテー
ブルにおける契約ランクが機械の使用条件および稼働環
境条件を加味して見直しされるから、個々の機械の状況
にあった適正な保守契約を結ぶことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。 [全体構成]本実施形態の保守契約管理システムは、図
1に示すように、各クライアントC1,C2が所有する
駆動源を有する機械(たとえば、建設機械)M1,M2
の保守契約をメーカMにおいて一括管理し、かつ、代理
店Dnにおいて、保守管理に伴うサービスを行う例であ
る。この保守管理システムは、インターネットなどのコ
ンピュータネットワーク1と、各クライアントC1,C
2に配置され前記コンピュータネットワーク1に接続さ
れたクライアント端末CT1,CT2と、代理店Dnに
配置され前記コンピュータネットワーク1に接続された
クライアント(代理店)端末DTと、メーカM側に配置
され前記クライアント端末CT1,CT2およびクライ
アント(代理店)端末DTにコンピュータネットワーク
1を介して接続されたサーバSVとを含んで構成されて
いる。
【0016】[クライアント端末]クライアント(代理
店)端末DTは、機械M1,M2の号機、機種、契約ラ
ンク、保守契約開始日、保守契約稼働時間、稼働時間、
保守実績値、使用条件、稼働環境条件などを入力するキ
ーボードなどの入力手段11、液晶画面などからなる表
示手段12、記憶手段13および制御手段14などを備
えている。クライアント端末CT1,CT2も、クライ
アント端末DTと同様に、入力手段11、表示手段1
2、記憶手段および制御手段(図示省略)を備えてい
る。また、各機械M1,M2には、その機械M1,M2
の各部の状態を計測する状態計測手段15が付設され、
この状態計測手段15からの計測情報がクライアント端
末CT1,CT2およびコンピュータネットワーク1を
通じてサーバSVへリアルタイムで送信されるようにな
っている。制御手段14(クライアント端末CT1,C
T2の制御手段も同じ)は、前記入力手段11から入力
された各種データをコンピュータネットワーク1を介し
て前記サーバSVに送信するとともに、前記サーバSV
に対してデータやテーブルなどの情報を要求し、かつ、
それに応答して配信された情報を表示手段12に表示す
る機能を備えている。
【0017】[サーバ]サーバSVは、図2に示すよう
に、表示手段20と、入力制御手段21と、出力制御手
段22と、メインプログラムや各種データベースを記憶
した記憶手段23〜28と、制御手段30とを備えてい
る。記憶手段23には標準条件DB(データベース)
が、記憶手段24には稼働環境条件DB(データベー
ス)が、記憶手段25には使用条件DB(データベー
ス)が、記憶手段26には機種別DB(データベース)
が、記憶手段27には号機別DB(データベース)が、
記憶手段28にはメインプログラムが、それぞれ記憶さ
れている。
【0018】標準条件DBは、図3に示すように、機種
毎(機種A,B,C)に保守管理項目テーブル23A,
23B,23Cを備えている。各保守管理項目テーブル
23A〜23Cには、予め設定した保守管理項目(総体
部、潤滑油、足まわり、エンジンなどについての保守管
理項目)について、いつの時点(たとえば、時間H1,
H2…間隔)で点検や整備を実施するかが設定されてい
る。稼働環境条件DBは、機種毎に、稼働環境条件に応
じた各種保守管理項目テーブルを備えている。たとえ
ば、機種Aの場合には、図4に示すように、砂塵地域、
高地地域、勾配現場毎に保守管理項目テーブル24A,
24B,24Cを備えている。各保守管理項目テーブル
24A〜24Cには、予め設定した保守管理項目につい
て、いつの時点(たとえば、時間H1,H2…間隔)で
点検や整備を実施するかが設定されている。使用条件D
Bは、各機種毎に、使用条件に応じた各種保守管理項目
テーブルを備えている。たとえば、機種Aの場合には、
図5に示すように、異なる条件1(低質潤滑油、低質燃
料)、条件2、条件3毎に保守管理項目テーブル25
A,25B,25Cを備えている。各保守管理項目テー
ブル25A〜25Cには、予め設定した保守管理項目に
ついて、いつの時点(たとえば、時間H1,H2…間
隔)で点検や整備を実施するかが設定されている。
【0019】機種別DBは、図6に示すような、機種別
保守ランクテーブル26Aを備えている。機種別保守ラ
ンクテーブル26Aには、機械の各機種(A〜Z)につ
いて、複数の契約ランク(R1〜R4)毎にその保守契
約稼働時間内の保守に関する保守予測値が記憶されてい
る。ここで、契約ランクは、機械の使用条件や稼働環境
条件に応じて複数ランクに区分けされている。また、保
守予測値としては、保守契約稼働時間内において、保守
に関し必要と予測される費用の総額が記憶されている。
号機別DBは、図7に示すように、保守実績値記憶手段
としての号機別保守管理データテーブル27Aを備えて
いる。号機別保守管理データテーブル27Aには、各号
機毎に、機種、契約ランク、保守契約開始日、保守契約
稼働時間、稼働時間、保守作業履歴、保守実績値
[J]、使用条件、稼働環境条件などが記憶されてい
る。号機、機種、契約ランク、保守契約開始日、保守契
約稼働時間、使用条件、稼働環境条件については保守契
約時に入力されるが、稼働時間については定期的に、ま
た、保守実績値については保守作業終了後にその都度入
力される。保守実績値としては、保守契約稼働時間内に
おいて、保守に関して実際にかかった費用の総額が記憶
されている。
【0020】前記制御手段30は、前記クライアント端
末DT,CT1,CT2から送られてきたデータを所定
の記憶手段に記憶させる手段と、機械の保守契約満了後
に、その機械の機種および契約ランクに対応する保守予
測値を前記機種別保守ランクテーブル26Aから読み出
すとともに、その機械の保守実績値を前記号機別保守管
理データテーブル27Aから読み出し、保守予測値に対
する保守実績値の大小を判定する判定手段を備える。判
定手段は、保守予測値に対して保守実績値が小さいと
き、その差が予め設定した値より超えていることを条件
として、配当金を算出する手段を有する。
【0021】[管理方法]ここでは、代理店Dnが、機
械M1を所有するクライアントC1と保守契約を行い、
機械M1を保守管理する場合について、図8および図9
を参照しながら説明する。保守契約時、クライアント
(代理店)端末Dnにおいて、サーバSVに対して機種
別保守ランクテーブル26Aを要求すると、これに応答
してサーバSVから機種別保守ランクテーブル26Aが
送られ、表示手段12に表示される。ここで、表示手段
12に表示された機種別保守ランクテーブル26Aの機
種(A〜Z)や契約ランク(R1〜R4)を確認しなが
ら、保守契約を行う。この際、契約ランクを決めるに
は、機械M1の使用条件や稼働環境条件を考慮し、それ
らにあった契約ランクを選択し、それらの保守契約内容
を入力手段11から入力する。つまり、機械M1の号機
番号、機種、契約ランク、保守契約開始日、保守契約稼
働時間、使用条件、稼働環境条件を入力する。すると、
これらのデータは、コンピュータネットワーク1を介し
てサーバSVへ送信され、サーバSV内の号機別保守管
理データテーブル27Aに格納される。
【0022】サーバSV側では、まず、機種データに対
応する保守管理項目テーブル23A〜23Cを標準条件
DBから抽出したのち、入力された稼働環境条件および
使用条件に対応する保守管理項目テーブル24A〜24
C,25A〜25Cを稼働環境条件DBおよび使用条件
DBより抽出し、このうち、標準条件DBの保守管理項
目テーブル23A〜23Cと異なる項目を抽出し、これ
を標準条件DBの保守管理項目テーブル23A〜23C
に置き換える。これにより、入力された稼働環境条件お
よび使用条件での必要な部品やサービスが抽出されるか
ら、これらから各稼働時間での保守管理推奨情報(たと
えば、ある稼働時間での部品の交換推奨情報など)を予
測し、これを保守管理推奨情報として、クライアント端
末DT、CT1,CT2へ送信する。代理店では、これ
らの情報を基に、保守サービスを実行し、その都度、そ
れに伴う経費を入力手段11から入力する。また、稼働
時間についても定期的に入力する。すると、これらのデ
ータも、コンピュータネットワーク1を介してサーバS
Vへ送信され、サーバSV内の号機別保守管理データテ
ーブル27Aに格納される。
【0023】号機別保守管理データテーブル27Aの保
守実績値[J]欄に累計される保守実績値Jは、機械M
1の稼働時間(または契約期間)が増えるに従って次第
に増加していく。たとえば、図8に示すように、機械M
1の稼働時間Hの増加に伴って保守実績値Jも増加して
いく。ここで、保守実績値Jが緩やかに上昇している部
分は、通常の保守点検作業を行った場合を示し、保守実
績値Jが急激に上昇している部分は、オーバホール(た
とえば、エンジン)やコンポーネントの修理などの高額
費用を伴う作業を行った場合を示している。なお、図8
において、Kは保守予測値で、保守契約稼働時間内にお
いて、保守に関して必要と予測される費用の額である。
また、AおよびBは保守予測値Kに対してマイナス側に
予め設定した値で、保守予測値Kとの差額でる。ただ
し、A<Bである。
【0024】一方、サーバSV側では、稼働時間が保守
契約稼働時間に達した号機に対して、図9に示す処理を
実行する。ST(ステップ)1において、号機別保守管
理データテーブル27Aの中から、稼働時間が保守契約
稼働時間に達する号機データを抽出する。ST2におい
て、抽出した号機データの機種、契約ランクに対応する
保守予測値を機種別保守ランクテーブル26Aから読み
出す。ST3において、保守予測値Kと保守実績値Jと
の差が予め設定した値Bより超えているか否かを判定す
る。つまり、B<K−Jの計算を行う。その結果、B<
K−JであればST4へ進み、B<K−JでなければS
T5へ進む。
【0025】ST4において、配当金を算出する。その
場合、保守予測値Kと保守実績値Jとの差額をそのまま
配当金としてもよいが、差額に対して所定の割合を配当
金として算出するようにしてもよい。処理後、ST6へ
進む。ST5において、保守予測値Kと保守実績値Jと
の差が予め設定した値A,Bの範囲内であるか否かを判
定する。つまり、B≧K−J≧Aの計算を行う。その結
果、B≧K−J≧Aであればエンドへ進み、B≧K−J
≧AでなければST6へ進む。ST6において、機種別
保守ランクテーブル26Aの契約ランクの見直しを行
う。つまり、保守予測値Kと保守実績値Jとの差が、予
め設定した値A以上である場合については、許容誤差内
ではないとして、機種別保守ランクテーブル26Aの契
約ランクの見直しを行う。具体的には、号機別保守管理
データテーブル27Aに記憶された機械の使用条件およ
び稼働環境条件を加味して、機種別保守ランクテーブル
26Aにおける契約ランクを上下させる。つまり、保守
予測値Kが保守実績値Jに近づくように、契約ランクを
上下させる。そして、以後の保守契約時には、この見直
した契約ランクで保守契約を結ぶ。なお、保守予測値K
に対して保守実績値Jが上回る場合についても、契約ラ
ンクを見直し、以後の保守契約時に見直した契約ランク
で保守契約を結ぶ。
【0026】[実施形態の効果] (1)保守契約した機械の保守契約満了後に、その機械
の機種および契約ランクに対応する保守予測値を機種別
保守ランクテーブル26Aから読み出すととに、その機
械の保守実績値Jを号機別保守管理データテーブル27
Aから読み出し、保守予測値Kに対する保守実績値Jの
大小を判定する。従って、保守予測値Kに対して保守実
績値Jが大幅に下回っていれば、利益を保守を受ける側
へ還元し、かつ、契約ランクの見直しをし、逆に、保守
予測値Kに対して保守実績値Jが上回っていれば、契約
ランクを見直しすることにより、保守契約を結ぶ双方の
負担を適正に調整することができる。しかも、保守予測
値Kと、実際に保守に伴ってかかった経費に基づく保守
実績値Jとを対比しているから、以後の保守契約時の交
渉も容易に行うことができる。
【0027】(2)特に、本システムは、クライアント
端末DT,CT1,CT2と、このクライアント端末D
T,CT1,CT2にネットワーク1を介して接続され
たサーバSVとを備えた構成であるから、営業担当がク
ライアント端末のみをもって、機械の購入者へ出向き、
そこで、保守契約内容を確認しながら、決まった保守契
約内容や保守実績値を入力するだけでよいから、保守契
約も容易にかつ簡便に行える。しかも、クライアント端
末DT,CT1,CT2には、機種別保守ランクテーブ
ル26A、号機別保守管理データテーブル27Aおよび
判定手段などを持たせる必要がないから、安価でかつ汎
用的な端末で対応できる。
【0028】(3)機種別保守ランクテーブル26Aの
契約ランクを、機械の使用条件および稼働環境条件に応
じてランク分けしたので、たとえば、機械が砂塵地域や
高地地域などで使用されているか、あるいは、寒冷地域
や熱帯地域で稼働されているかに応じて、契約内容を変
えることができる。よって、これの条件を考慮して保守
契約を結ぶことができる。
【0029】(4)保守予測値Kに対して保守実績値J
が小さいとき、両者の差が予め設定した値Bより超えて
いることを条件として、つまり、実際にかかった保守経
費が保守予測値よりある一定額以上少ないときには、配
当金が算出され、その配当金が保守を受ける側に支払わ
れるから、保守を受ける側が払い過ぎの不具合を解消で
きる。従って、特に、機械をより良好な稼働環境、使用
条件の下で使用している契約者、あるいは、機械の取扱
が良好な契約者に対しては、配当金が還元されるという
大きなメリットが得られる。
【0030】(5)保守予測値Kと保守実績値Jとの差
が予め設定した値Aより超えていることを条件として、
つまり、保守実績値Jが保守予測値Kに対する許容範囲
を超えた場合には、機種別保守ランクテーブル26Aに
おける契約ランクを見直し、以後の契約時に見直した契
約ランクを入力するようにしたから、以後の契約時にあ
ってはより適正な保守契約を結ぶことができる。
【0031】(6)機種別保守ランクテーブル26Aに
おける契約ランクの見直しにあたっては、機械の使用条
件および稼働環境条件を加味して見直しするようにした
から、個々の機械の状況にあった適正な保守契約を結ぶ
ことができる。
【0032】(7)サーバSVは、クライアント端末C
T1,CT2,DTから送信された機械M1,M2の機
種データ、稼働環境条件および使用条件に対応する保守
管理項目テーブルを抽出し、この保守管理項目テーブル
に規定されたメンテナンス条件を基に機械M1,M2の
ある稼働時間での保守管理推奨情報を予測し、その予測
した保守管理推奨情報を表示手段20に表示するから、
ユーザや代理店に負担をかけることなく、機械M1,M
2の個々の稼働環境条件や使用条件を考慮した最適な保
守管理推奨情報を容易に得ることができる。そのため、
ユーザや代理店における機械の管理作業も容易になり、
とくに、整備やオーバホールなどの管理スケジュールも
容易に立てることができるから、機械管理の工数削減が
実現できる。しかも、機械生涯の経費も予測できる。
【0033】(8)サーバSVにおいて、各クライアン
トC1,C2が所有する機械M1,M2の保守を一元的
に管理することができるから、機械を所有するクライア
ントC1,C2や保守などを担当する代理店などにも負
担、つまり、設備に伴う負担や管理作業に伴う負担をか
けることなく保守管理を行うことができるから、保守管
理のための経費も低減できる。
【0034】(9)予測した保守管理推奨情報がクライ
アント端末CT1,CT2,DTに配信されるから、た
とえば、ユーザに対しては必要な保守管理を促すことが
でき、また、代理店に対しては必要な作業の準備や部品
の供給を指示すことができる。もとより、メーカにおい
ては、必要な部品の在庫確認、不足する場合には事前に
生産調達できる。
【0035】[変形例]なお、前記実施形態では、クラ
イアント(代理店)端末DTにおいて、保守契約内容
(つまり、機械の号機番号、機種、契約ランク、保守契
約開始日、保守契約稼働時間、稼働時間、使用条件、稼
働環境条件、保守実績値など)を入力し、サーバSVに
おいて、機械の保守契約満了後に、その機械の機種およ
び契約ランクに対応する保守予測値を機種別保守ランク
テーブル26Aから読み出すとともに、機械の保守実績
値を号機別保守管理データテーブル27Aから読み出
し、保守予測値に対する保守実績値の大小を判定するよ
うにしたが、サーバSVには機種別保守ランクテーブル
26Aのみを設けておき、クライアント(代理店)端末
DTにおいて、サーバSVから機種別保守ランクテーブ
ル26Aをダウンロードして、保守予測値に対する保守
実績値の大小を判定するようにしてもよい。
【0036】また、前記実施形態では、稼働時間を基準
に保守契約を結び、稼働時間が保守契約稼働時間に達し
たときに、保守予測値Kと保守実績値Jとを比較するよ
うにしたが、期間を基準に保守契約を結び、その契約期
間の満了日になったときに、保守予測値Kと保守実績値
Jとを比較するようにしてもよい。この場合、機種別保
守ランクテーブル26Aには、機械の各機種(A〜Z)
について、複数の契約ランク(R1〜R4)毎にその保
守契約期間内の保守に関する保守予測値を記憶してお
く。また、号機別保守管理データテーブル27Aには、
各号機毎に保守契約期間の満了日(保守契約開始日から
保守契約期間だけ経過した日)を記憶しておく。そし
て、サーバSVの制御手段30は、図10に示す処理を
行えばよい。即ち、ST11において、指定日(任意の
日付)を入力する。続いて、ST12において、入力さ
れた指定日に満了日となる号機データを号機別保守管理
データテーブル27Aから抽出し、以後、前述したST
2〜ST6の処理を行う。
【0037】また、前記実施形態では、保守契約を保守
契約稼働時間または契約期間で行い、これらの契約稼働
時間または契約期間(満了日)を基準に図9、図10の
処理を実行するようにしたが、通常の使用では、契約期
間と契約稼働時間とは図11に示すように、比例関係と
なるため、いずれか一方を基準として、他方を図11の
関係から求めるようにすれば、1種類の機種別保守ラン
クテーブル26Aで、保守契約を保守契約稼働時間およ
び契約期間のいずれにも対応できる。この際、稼働時間
を基準とする場合、最新の稼働時間を入力するようにす
るとよい。たとえば、機種別保守ランクテーブル26A
については、契約稼働時間を基に保守予測値を設定して
おき、保守契約が契約期間で行われた場合には、その契
約期間に対応する契約稼働時間を図11の関係から算出
し、この契約稼働時間に対応する保守予測値を機種別保
守ランクテーブル26Aから読み出すようにすればよ
い。あるいは、状態計測手段15から最新の稼働時間を
入手して、稼働時間に対応する保守予測値を機種別保守
ランクテーブル26Aから読み出すようにしてもよい。
【0038】また、クライアント端末CT1,CT2,
DTとしては、パーソナルコンピュータのほか、たとえ
ば、プラウザ機能を有する携帯電話や携帯情報端末(P
DA)などであってもよい。このような端末を用いれ
ば、有線の通信回線や商用電源が整備されていない建設
現場などの場所からでも、ネットワークを介して本シス
テムを有効に利用できる。
【0039】また、本発明のシステムを、ネットワーク
1を介して接続されたクライアント端末CT1,CT
2,DTとサーバSVとで構成するほか、スタンドアロ
ンタイプのコンピュータで実現してもよい。このような
場合でも、同様な作用効果が期待できる。
【0040】また、の記録媒体としては、サーバやクラ
イアント端末の記憶手段を構成するハードディスクなど
のほか、このようなハードディスクにプログラムをイン
ストールするために用いられる光ディスクなどであって
もよく、本システムを実行するためのコンピュータプロ
グラムが記憶された任意の記録媒体を含む。
【0041】なお、前記実施形態では、建設機械の管理
システムについて説明したが、本発明のシステムは、こ
れに限らず、移動式作業機械、定置式作業機械、発電機
などの駆動源を備えた機械一般に適用することができ
る。
【0042】
【発明の効果】本発明の保守契約管理システムおよび保
守契約管理方法によれば、保守契約を結ぶ双方の負担を
適正に調整でき、かつ、保守契約を容易に行うことがで
きるという効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる機械の保守契約管
理システム全体を示す模式図である。
【図2】同上実施形態におけるサーバを示すブロック図
である。
【図3】同上実施形態におけるサーバに記憶された標準
条件DB(データベース)を示す模式図である。
【図4】同上実施形態におけるサーバに記憶された稼働
環境条件DB(データベース)を示す模式図である。
【図5】同上実施形態におけるサーバに記憶された使用
条件DB(データベース)を示す模式図である。
【図6】同上実施形態におけるサーバに記憶された機種
別保守ランクテーブルを示す模式図である。
【図7】同上実施形態におけるサーバに記憶された号機
別保守管理データテーブルを示す模式図である。
【図8】同上実施形態における保守予測値と保守実績値
との関係を示す図である。
【図9】同上実施形態におけるサーバの処理の流れを示
すフローチャートである。
【図10】本発明の他の実施形態におけるサーバの処理
の流れを示すフローチャートである。
【図11】契約期間と契約稼働時間との関係を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 コンピュータネットワーク 11 入力手段 12 表示手段 14 制御手段 26A 機種別保守ランクテーブル 27A 号機別保守管理データテーブル(保守実績値記
憶手段) 30 制御手段(判定手段) CT1,CT2,DT クライアント端末 M1,M2 機械 SV サーバ
フロントページの続き (72)発明者 山崎 收 東京都港区赤坂2−3−6 株式会社小松 製作所内 Fターム(参考) 5B049 AA06 BB00 BB07 CC38 EE02 GG07 GG09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械の各機種について、複数の契約ラン
    ク毎にその契約時間内または契約期間内の保守に関する
    保守予測値を記憶した機種別保守ランクテーブルと、 保守契約をした機械の機種、契約ランク、保守実績値を
    入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された機械の保守実績値を累
    計記憶する保守実績値記憶手段と、 前記保守契約をした機械の保守契約満了後に、その機械
    の機種および契約ランクに対応する保守予測値を前記機
    種別保守ランクテーブルから読み出すとともに、その機
    械の保守実績値を前記保守実績値記憶手段から読み出
    し、前記保守予測値に対する前記保守実績値の大小を判
    定する判定手段とを備えたことを特徴とする機械の保守
    契約管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の機械の保守契約管理シ
    ステムにおいて、 前記判定手段は、前記保守予測値に対して前記保守実績
    値が小さいとき、その両者の差が予め設定した値より超
    えていることを条件として、配当金を算出する手段を有
    していることを特徴とする機械の保守契約管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の機械の
    保守契約管理システムにおいて、 前記機種別保守ランクテーブルの契約ランクは、機械の
    使用条件および稼働環境条件に応じてランク分けされて
    いることを特徴とする機械の保守契約管理システム。
  4. 【請求項4】 クライアント端末と、このクライアント
    端末にネットワークを介して接続されたサーバとを備
    え、 前記クライアント端末は、保守契約をした機械の機種、
    契約ランク、保守実績値を入力する入力手段と、表示手
    段と、前記サーバに対してデータ要求を行うとともに、
    サーバから送信されたデータを前記表示手段に表示させ
    る制御手段とを備え、 前記サーバは、機械の各機種について、複数の契約ラン
    ク毎にその契約時間内または契約期間内の保守に関する
    保守予測値を記憶した機種別保守ランクテーブルと、前
    記クライアント端末から入力された機械の保守実績値を
    累計記憶する保守実績値記憶手段と、前記保守契約した
    機械の保守契約満了後に、その機械の機種および契約ラ
    ンクに対応する保守予測値を前記機種別保守ランクテー
    ブルから読み出すとともに、その機械の保守実績値を前
    記保守実績値記憶手段から読み出し、前記保守予測値に
    対する前記保守実績値の大小を判定する判定手段とを備
    えることを特徴とする機械の保守契約管理システム。
  5. 【請求項5】 機械の各機種について、複数の契約ラン
    ク毎にその契約時間内または契約期間内の保守に関する
    保守予測値を機種別保守ランクテーブルに記憶させる手
    順と、 保守契約をした機械の機種、契約ランク、保守実績値を
    入力する手順と、 入力された機械の保守実績値を保守実績値記憶手段に累
    計記憶させる手順と、 保守契約した機械の保守契約満了後に、その機械の機種
    おび契約ランクに対応する保守予測値を前記機種別保守
    ランクテーブルから読み出すとともに、その機械の保守
    実績値を前記保守実績値記憶手段から読み出す手順と、 前記保守予測値に対する前記保守実績値の大小を判定す
    る手順とを備えたこと を特徴とする機械の保守契約管理方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の機械の保守契約管理方
    法において、 前記保守予測値に対して前記保守実績値が小さいとき、
    その両者の差が予め設定した値より超えていることを条
    件として、配当金を算出、支払うことを特徴とする機械
    の保守契約管理方法。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載の機械の
    保守契約管理方法において、 前記保守予測値と前記保守実績値との差が予め設定した
    値より超えていることを条件として、前記機種別保守ラ
    ンクテーブルにおける契約ランクを見直し、以後の保守
    契約時に見直した契約ランクを入力することを特徴とす
    る機械の保守契約管理方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の機械の保守契約管理方
    法において、 前記機種別保守ランクテーブルにおける契約ランクを見
    直しする際、機械の使用条件および稼働環境条件を加味
    して見直しすることを特徴とする機械の保守契約管理方
    法。
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