JP2006306017A - 熱転写シート - Google Patents

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Abstract

【課題】印画時のシワ発生やカス発生を防止して、高エネルギー印画に十分対応可能な熱転写シートを提供すること。
【解決手段】基材の一方の面に染料層を設け、他方の面に耐熱滑性層を設けてなる熱転写シートにおいて、耐熱滑性層に、シリコーン変性樹脂と熱架橋剤とから成る塗膜形成樹脂と、金属石鹸とフィラー成分を含有させる。
【選択図】なし

Description

本発明は、熱転写シートに関し、さらに詳しくは基材の一方の面に耐熱滑性層を設け、その基材の他方の面に染料層を形成した熱転写シートに関する。
従来、種々の熱転写記録方法が知られているが、それらの中でも、昇華転写用染料を記録材とし、これをポリエステルフィルム等の基材上の一方の面に適当なバインダーで担持させた染料層を有する熱転写シートから、昇華染料で染着可能な被転写材、例えば、紙やプラスチックフィルム等に染料受容層を形成した熱転写受像シート上に昇華染料を熱転写し、各種のフルカラー画像を形成する方法が提案されている。この方法は、加熱手段として、プリンターのサーマルヘッドによる加熱によって、3色または4色の多数の加熱量が調整された色ドットを熱転写受像シートの受容層に転移させ、該多色の色ドットにより原稿のフルカラーを再現するものである。このように形成された画像は、使用する色材が染料であることから、非常に鮮明で、かつ透明性に優れているため、得られる画像は中間色の再現性や階調性に優れ、従来のオフセット印刷やグラビア印刷による画像と同様であり、かつフルカラー写真画像に匹敵する高品質画像の形成が可能である。
近年のプリンターの高速化は、サーマルヘッドのさらなる高速化、高分解能化を要しており、サーマルヘッドにかかる熱エネルギーは増加の一途をたどっている。そのため、画像形成の際のプリンターの発熱部の周囲温度はいきおい増加し、熱転写シートを構成する材料に大きな影響を与えている。このため、従来、基材の他方の面に耐熱性樹脂からなる耐熱滑性層を設け、サーマルヘッドからの熱により基材がサーマルヘッドに融着することによる印字不良(スティッキング)を防止することが提案されている。この耐熱滑性層に関しては、例えば、反応性有機官能基を有するシリコーン化合物と有機ポリイソシアネートとの反応生成物で変性した塗膜形成樹脂を用いる方法(特許文献1)や、水酸基を有する炭化水素化合物及び/又はシリコーン化合物をイソシアネート化合物と反応させた高分子化合物を用いる方法(特許文献2)が提案されている。また、Tgが200℃以上のポリアミドイミド樹脂とポリアミドイミドシリコーン樹脂を特定量混合したバインダーにアルキルリン酸エステルの多価金属塩(金属石鹸)とフィラーを添加した耐熱滑性層(特許文献3)が提案されている。
特開昭62−202786号公報 特開平6−99671号公報 特開2001−334760号公報
しかしながら、上記の方法はスティッキングの防止には一定の効果があるものの、以下のような問題があった。すなわち、特許文献1の方法では、印画時と非印画時の摩擦の差が大きく、さらに摩擦が印画時>非印画時となるため、印画時のシワを引き起こし易くなるという問題があった。また、特許文献2の方法では、高エネルギー印画の際に樹脂が熱負けもしくは基材・プライマーなどとの接着力が弱くなり、サーマルヘッドにカスが付着し易くなるという問題があった。特許文献3では、バインダー樹脂として高Tgのポリアミドイミド樹脂を使用しているため高コストとなり、市場の低コスト化のニーズに応えるのが困難となる。
そこで、本発明は上記の課題を解決し、印画時のシワ発生やカス発生を防止して、高エネルギー印画に十分対応可能な熱転写シートを提供することを目的とした。
上記課題を解決するため、本発明者らは鋭意努力し、耐熱滑性層にシリコーン変性樹脂とともに金属石鹸を用いると、印画時と非印画時の摩擦の差を小さくすることが可能なことを見出し、さらにシリコーン変性樹脂を熱架橋剤で熱硬化させてかつフィラー成分を添加することにより、耐熱滑性層からのフィラーの脱離がなく、サーマルヘッドにカスが付着することがない耐熱性の良好な耐熱滑性層を設けて本発明を完成させたものである。すなわち、本発明の熱転写シートは、基材の一方の面に染料層を設け、他方の面に耐熱滑性層を設けてなる熱転写シートにおいて、上記耐熱滑性層が、シリコーン変性樹脂と熱架橋剤とから成る塗膜形成樹脂と、金属石鹸と、フィラー成分とを含むことを特徴とする。
ここで、上記シリコーン変性樹脂には、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂から成る群から選択された少なくとも1種の熱可塑性樹脂を用いることができる。
また、耐熱滑性層中の該シリコーン変性樹脂100重量部に対して、金属石鹸を5〜40重量部、フィラー成分を5〜40重量部含むことができる。
従来、シリコーン変性樹脂のみでは高エネルギー印画時の摩擦を下げるのは困難であったが、本発明は、金属石鹸を添加することにより、高エネルギー印画時の滑性を向上させて、印画時と非印画時の摩擦の差を小さくすることを可能とした。これにより熱転写シートに、高エネルギー印画時も摩擦が上昇することのない安定した性能を付与することができ、高エネルギー印画時や高エネルギー印画部/低エネルギー印画部の境界部にもシワ発生のない熱転写シートを提供することが可能となる。
また、シリコーン変性樹脂を熱架橋剤で熱硬化させることにより、高滑性を維持しつつ耐熱性を向上させることができるだけでなく、フィラー成分の脱離を抑制することによりサーマルヘッドのクリーニング効果を向上させ、カスの付着を防止することができる。
本発明の熱転写シートは、耐熱滑性層が、シリコーン変性樹脂と熱架橋剤とから成る塗膜形成樹脂と、金属石鹸とフィラー成分を含むことを特徴とするものである。
本発明に用いる塗膜形成樹脂は、シリコーン変性樹脂を熱架橋剤により架橋したものである。ここで、本発明におけるシリコーン変性樹脂とは、その分子中の一部にポリシロキサン基が結合した樹脂をいい、例えば、以下に示す従来公知の方法により製造されたものを用いることができる。すなわち、ポリシロキサン含有ビニルモノマーと別のビニルモノマーとを共重合する方法や、熱可塑性樹脂にポリシロキサン含有ビニルモノマーをグラフト重合する方法や、熱可塑性樹脂に反応性シリコーンを反応させる方法を挙げることができる。本発明に用いるシリコーン変性樹脂は、熱可塑性樹脂にポリシロキサン含有ビニルモノマーをグラフト重合する方法あるいは反応性シリコーンを反応させる方法により製造された樹脂が好ましい。
ここで、ポリシロキサン含有ビニルモノマーや反応性シリコーン等の反応性のシリコーン化合物は、その分子中に反応性官能基を有している。すなわち、反応性シリコーンは、主鎖にポリシロキサン構造を有し、片末端又は両末端に、熱可塑性樹脂の官能基と反応する反応性官能基を有する化合物である。その反応性官能基には、アミノ基、水酸基、エポキシ基、ビニル基、カルボキシル基等を挙げることができる。片末端に反応性官能基を有する場合、熱可塑性樹脂の側鎖となり、また両末端に反応性官能基を有する場合、熱可塑性樹脂の架橋構造の一部となりいずれの場合においても摩擦低減に寄与する。なお、片末端と両末端の両者をブレンドして用いることもできる。また、ポリシロキサン含有ビニルモノマーも、その末端に上記の反応性官能基を有している
また、熱可塑性樹脂には、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリイミド樹脂等を挙げることができるが、特にアクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂が好ましい。
また、熱架橋剤は、シリコーン変性樹脂中の熱可塑性樹脂及び/又は反応性シリコーンと熱により反応してシリコーン変性樹脂を架橋する化合物であり、イソシアネート化合物、カルボジイミド、キレート化合物、メラミン樹脂などを挙げることができる。特にイソシアネート化合物は室温でのインキ安定性(ポットライフ)や加熱乾燥時の反応性の面で好ましく用いることができる。また、シリコーン変性されたイソシアネートを使用することにより、さらなる高滑性化が可能となる。
また、金属石鹸としては、アルキルリン酸エステルの多価金属塩やアルキルカルボン酸の金属塩などを用いることができる。アルキル基の炭素数は12以上であることが望ましく、特に12〜18が好ましい。一方、金属には、バリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、アルミニウム等を用いることができる。より好ましくはJIS K2207に記載された軟化点試験方法により測定された軟化点が100℃以上のものが好ましい。例えば、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウムやステアリルリン酸亜鉛である。また、金属石鹸の添加量は、シリコーン変性樹脂100重量部に対して5〜40重量部が好ましい。添加量が5重量部未満であると金属石鹸の効果が十分に発揮されず、40重量部より多いとシリコーン変性樹脂の割合が減少することにより被膜強度が低下し、印画シワやカスの原因となる。
また、耐熱滑性層の中に添加するフィラー成分はサーマルヘッドに付着するカスのクリーニングや、耐熱滑性層の滑性を変化させることが可能である。また、巻き形態でのインクリボン保存時における染料層塗工面とのブロッキングや染料移行を軽減させることができる。従来公知のフィラーはいずれも使用することが可能であるが、例えば、タルク、カオリン、マイカ、グラファイト、炭酸カルシウム、二硫化モリブデン、シリコーンゴムフィラー、ベンゾグアナミン樹脂、メラミン・ホルムアルデヒド縮合物などを用いることができる。より好ましくは、タルク、シリコーンゴムフィラー、メラミン・ホルムアルデヒド縮合物である。フィラー成分の添加量は、シリコーン変性樹脂100重量部に対して5〜40重量部が好ましい。添加量が5重量部未満であるとフィラー成分の効果を十分に発現するに至らず、40重量部より多いと被膜強度の低下によるカスの発生やフィラーの脱離がおこることがある。
本発明の耐熱滑性層は、例えば、以下の方法により形成することができる。基材シートの上に、上記のシリコーン変性樹脂、熱架橋剤、金属石鹸、フィラー成分を、適当な溶剤により、溶解又は分散させて、耐熱滑性層塗工液を調製し、これを、例えば、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバースロールコーティング法等の形成手段により塗工し、乾燥して形成することができる。耐熱滑性層の乾燥時の塗工量は、0.1g/m〜3.0g/mが好ましい。
本発明に用いる熱転写シートの基材としては、従来公知のある程度の耐熱性と強度を有するものであればいずれのものでも良く、例えば、0.5〜50μm、好ましくは1〜10μm程度の厚さのポリエチレンテレフタレートフィルム、1,4−ポリシクロヘキシレンジメチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリフェニレンサルフィドフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリサルホンフィルム、アラミドフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、セロハン、酢酸セルロース等のセルロース誘導体、ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ナイロンフィルム、ポリイミドフィルム、アイオノマーフィルム等が挙げられるが、ポリエチレンテレフタレートフィルムが好ましい。
本発明の染料層は、1色の単一層で構成したり、あるいは色相の異なる染料を含む複数の染料層を、同一基材の同一面に面順次に、繰り返し形成することもできる。染料層は、熱移行性染料を任意のバインダーにより担持してなる層である。使用する染料としては、熱により、溶融、拡散もしくは昇華移行する染料であって、従来公知の昇華転写型熱転写シートに使用されている染料は、いずれも本発明に使用可能であるが、色相、印画濃度、耐光性、保存性、バインダーへの溶解性等を考慮して選択することができる。
染料としては、例えばジアリールメタン系、トリアリールメタン系、チアゾール系、メロシアニン、ピラゾロンメチン等のメチン系、インドアニリン、アセトフェノンアゾメチン、ピラゾロアゾメチン、イミダゾルアゾメチン、イミダゾアゾメチン、ピリドンアゾメチンに代表されるアゾメチン系、キサンテン系、オキサジン系、ジシアノスチレン、トリシアノスチレンに代表されるシアノメチレン系、チアジン系、アジン系、アクリジン系、ベンゼンアゾ系、ピリドンアゾ、チオフェンアゾ、イソチアゾールアゾ、ピロールアゾ、ピラールアゾ、イミダゾールアゾ、チアジアゾールアゾ、トリアゾールアゾ、ジズアゾ等のアゾ系、スピロピラン系、インドリノスピロピラン系、フルオラン系、ローダミンラクタム系、ナフトキノン系、アントラキノン系、キノフタロン系等のものが挙げられる。
また、染料層のバインダーとしては、従来公知の樹脂バインダーがいずれも使用でき、好ましいものを例示すれば、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、エチルヒドロキシセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、酢酸セルロース、酪酸セルロース等のセルロース系樹脂、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド等のビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、フェノキシ樹脂等が挙げられる。これらの中で、耐熱性、染料の移行性等の観点から、セルロース系樹脂、ビニル系樹脂及びポリエステル系樹脂等が特に好ましい。
染料層は、上記染料、バインダーと、その他必要に応じて従来公知の各種添加剤を加えてもよい。その添加剤として、例えば、受像シートとの離型性やインキの塗工適性を向上させるために、ポリエチレンワックス等の有機微粒子、無機微粒子、シリコーンオイル、リン酸エステルなどが挙げられる。このような染料層は、通常、適当な溶剤中に上記染料、バインダーと、必要に応じて添加剤を加えて、各成分を溶解または分散させて塗工液を調製し、その後、この塗工液を基材の上に塗布、乾燥させて形成することができる。この塗布方法は、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバースロールコーティング法等の公知の手段を用いることができる。このように形成された染料層の乾燥時の塗工量は0.2〜6.0g/m、好ましくは0.2〜3.0g/mである。
次に実施例を挙げて、本発明を更に具体的に説明する。尚、文中、部または%とあるのは、特に断りのない限り重量基準である。
(実施例1)
基材シートして、厚さ6μmの易接着処理されたポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)(三菱化学ポリエステルフィルム(株)製、ダイヤホイルK203E)の易接着処理面に、下記組成の染料層塗工液をグラビアコーティングにより、乾燥塗布量が0.8g/mになるように塗布、乾燥して染料層を形成し、また上記基材シートの他方の面に、下記組成の耐熱滑性層塗工液Aをグラビアコーティングにより、乾燥塗布量が0.5g/mになるように塗布、110℃5分間乾燥して、耐熱滑性層を形成し、実施例1の熱転写シートを作製した。
<染料層塗工液>
C.I.ソルベントブルー63 3.0部
ポリビニルブチラール樹脂 3.0部
(エスレックBX−1 積水化学工業(株)製)
メチルエチルケトン 41.0部
トルエン 41.0部
<耐熱滑性層組成液A>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
イソシアネート化合物 15.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
ステアリルリン酸亜鉛 4.0部
(LBT−1830精製 融点220〜240℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
タルク 3.0部
(ミクロエースP−3 平均粒径5.1μm モース硬度3 固形分100wt% 日本タルク(株)製)
(実施例2)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層の乾燥塗布量を0.2g/mに変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例2の熱転写シートを作製した。
(実施例3)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層の乾燥塗布量を0.8g/mに変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例3の熱転写シートを作製した。
(実施例4)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液Bに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、実施例4の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液B>
シリコーン変性アクリル樹脂 100.0部
(サイマックUS−380 固形分30wt% 東亞合成(株)製)
イソシアネート化合物 20.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
ステアリルリン酸亜鉛 6.0部
(LBT−1830精製 融点220〜240℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
タルク 4.5部
(ミクロエースP−3 平均粒径5.1μm モース硬度3 固形分100wt% 日本タルク(株)製)
(実施例5)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液Cに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、実施例5の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液C>
シリコーン変性ポリエステル樹脂 100.0部
(TSR187 固形分50wt% GE東芝シリコーン(株)製)
イソシアネート化合物(シリコーン変性) 40.0部
(ダイアロマーSP−901 大日精化工業(株)製)
ステアリルリン酸亜鉛 10.0部
(LBT−1830精製 融点220〜240℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
タルク 7.5部
(ミクロエースP−3 平均粒径5.1μm モース硬度3 固形分100wt% 日本タルク(株)製)
(実施例6)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液Dに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、実施例6の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液D>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
イソシアネート化合物 15.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
ステアリルリン酸亜鉛 8.0部
(LBT−1830精製 融点220〜240℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
タルク 3.0部
(ミクロエースP−3 平均粒径5.1μm モース硬度3 固形分100wt% 日本タルク(株)製)
(実施例7)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液Eに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、実施例7の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液E>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
イソシアネート化合物 15.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
ステアリルリン酸亜鉛 1.0部
(LBT−1830精製 融点220〜240℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
タルク 3.0部
(ミクロエースP−3 平均粒径5.1μm モース硬度3 固形分100wt% 日本タルク(株)製)
(実施例8)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液Fに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、実施例8の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液F>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
イソシアネート化合物 15.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
ステアリン酸亜鉛 4.0部
(SZ−PF 融点116〜125℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
タルク 3.0部
(ミクロエースP−3 平均粒径5.1μm モース硬度3 固形分100wt% 日本タルク(株)製)
(実施例9)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液Gに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、実施例9の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液G>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
イソシアネート化合物 15.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
ステアリン酸亜鉛 4.0部
(GF−200 融点116〜125℃ 平均粒径25μm 固形分100wt% 日本油脂(株)製)
タルク 3.0部
(ミクロエースP−3 平均粒径5.1μm モース硬度3 固形分100wt% 日本タルク(株)製)
(実施例10)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液Hに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、実施例10の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液H>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
イソシアネート化合物 15.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
ステアリン酸アルミニウム 4.0部
(アルミニウムステアレート#600 融点140〜155℃ 固形分100wt% 日本油脂(株)製)
タルク 3.0部
(ミクロエースP−3 平均粒径5.1μm モース硬度3 固形分100wt% 日本タルク(株)製)
(実施例11)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液Iに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、実施例11の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液I>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
イソシアネート化合物 15.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
ステアリルリン酸亜鉛 2.0部
(LBT−1830精製 融点220〜240℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
ステアリン酸亜鉛 2.0部
(SZ−PF 融点116〜125℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
タルク 3.0部
(ミクロエースP−3 平均粒径5.1μm モース硬度3 固形分100wt% 日本タルク(株)製)
(実施例12)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液Jに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、実施例12の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液J>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
イソシアネート化合物 15.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
ステアリルリン酸亜鉛 4.0部
(LBT−1830精製 融点220〜240℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
タルク 8.0部
(ミクロエースP−3 平均粒径5.1μm モース硬度3 固形分100wt% 日本タルク(株)製)
(実施例13)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液Kに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、実施例13の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液K>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
イソシアネート化合物 15.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
ステアリルリン酸亜鉛 4.0部
(LBT−1830精製 融点220〜240℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
タルク 1.0部
(ミクロエースP−3 平均粒径5.1μm モース硬度3 固形分100wt% 日本タルク(株)製)
(実施例14)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液Lに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、実施例14の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液L>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
イソシアネート化合物 15.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
ステアリルリン酸亜鉛 4.0部
(LBT−1830精製 融点220〜240℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
タルク 3.0部
(ミクロエースL−1 平均粒径4.9μm モース硬度7 固形分100wt%日本タルク(株)製)
(実施例15)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液Mに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、実施例15の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液M>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
イソシアネート化合物 15.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
ステアリルリン酸亜鉛 4.0部
(LBT−1830精製 融点220〜240℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
タルク 3.0部
(SG−2000 平均粒径1.0μm モース硬度3 日本タルク(株)製)
(実施例16)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液Nに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、実施例16の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液N>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
イソシアネート化合物 15.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
ステアリルリン酸亜鉛 4.0部
(LBT−1830精製 融点220〜240℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
メラミン・ホルムアルデヒド縮合物フィラー 3.0部
(エポスターS 平均粒径0.1〜0.3μm (株)日本触媒製)
(実施例17)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液Oに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、実施例17の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液O>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
イソシアネート化合物 15.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
ステアリルリン酸亜鉛 4.0部
(LBT−1830精製 融点220〜240℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
シリコーンゴムフィラー 3.0部
(KMP−597 平均粒径5μm 信越化学工業(株)製)
(実施例18)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液Pに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、実施例18の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液P>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
イソシアネート化合物(シリコーン変性) 30.0部
(ダイアロマーSP−901 大日精化工業(株)製)
ステアリルリン酸亜鉛 4.0部
(LBT−1830精製 融点220〜240℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
タルク 3.0部
(ミクロエースP−3 平均粒径5.1μm モース硬度3 固形分100wt% 日本タルク(株)製)
(実施例19)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液Qに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、実施例19の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液Q>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
カルボジイミド硬化剤 10.0部
(カルボジライトV−03 日清紡績(株)製)
ステアリルリン酸亜鉛 4.0部
(LBT−1830精製 融点220〜240℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
タルク 3.0部
(ミクロエースP−3 平均粒径5.1μm モース硬度3 固形分100wt% 日本タルク(株)製)
(実施例20)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液Rに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、実施例20の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液R>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
キレート化合物 20.0部
(オルガチックスTC−100 (株)マツモト交商製)
ステアリルリン酸亜鉛 4.0部
(LBT−1830精製 融点220〜240℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
タルク 3.0部
(ミクロエースP−3 平均粒径5.1μm モース硬度3 固形分100wt% 日本タルク(株)製)
(比較例1)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液Sに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、比較例1の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液S>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
イソシアネート化合物 15.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
(比較例2)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液Tに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、比較例2の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液T>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
イソシアネート化合物(シリコーン変性) 30.0部
(ダイアロマーSP−901 大日精化工業(株)製)
(比較例3)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液Uに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、比較例3の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液U>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
カルボジイミド硬化剤 10.0部
(カルボジライトV−03 日清紡績(株)製)
(比較例4)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液Vに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、比較例4の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液V>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
キレート化合物 20.0部
(オルガチックスTC−100 (株)マツモト交商製)
(比較例5)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液Wに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、比較例5の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液W>
シリコーン変性アクリル樹脂 100.0部
(サイマックUS−380 固形分30wt% 東亞合成(株)製)
イソシアネート化合物 20.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
(比較例6)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液Xに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、比較例6の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液X>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
イソシアネート化合物 15.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
タルク 3.0部
(ミクロエースP−3 平均粒径5.1μm モース硬度3 固形分100wt% 日本タルク(株)製)
(比較例7)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液Yに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、比較例7の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液Y>
シリコーン変性アクリル樹脂 100.0部
(サイマックUS−380 固形分30wt% 東亞合成(株)製)
イソシアネート化合物 20.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
タルク 4.5部
(ミクロエースP−3 平均粒径5.1μm モース硬度3 固形分100wt% 日本タルク(株)製)
(比較例8)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液Zに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、比較例8の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液Z>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
イソシアネート化合物 15.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
ステアリルリン酸亜鉛 4.0部
(LBT−1830精製 融点220〜240℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
(比較例9)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液aに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、比較例9の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液a>
シリコーン変性アクリル樹脂 100.0部
(サイマックUS−380 固形分30wt% 東亞合成(株)製)
イソシアネート化合物 20.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
ステアリルリン酸亜鉛 6.0部
(LBT−1830精製 融点220〜240℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
(比較例10)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液bに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、比較例10の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液b>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
イソシアネート化合物 15.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
ステアリルリン酸亜鉛 10.0部
(LBT−1830精製 融点220〜240℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
タルク 3.0部
(ミクロエースP−3 平均粒径5.1μm モース硬度3 固形分100wt% 日本タルク(株)製)
(比較例11)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液cに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、比較例11の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液c>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
イソシアネート化合物 15.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
ステアリルリン酸亜鉛 0.6部
(LBT−1830精製 融点220〜240℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
タルク 3.0部
(ミクロエースP−3 平均粒径5.1μm モース硬度3 固形分100wt% 日本タルク(株)製)
(比較例12)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液dに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、比較例12の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液d>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
イソシアネート化合物 15.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
ステアリルリン酸亜鉛 4.0部
(LBT−1830精製 融点220〜240℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
タルク 10.0部
(ミクロエースP−3 平均粒径5.1μm モース硬度3 固形分100wt% 日本タルク(株)製)
(比較例13)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液eに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、比較例13の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液e>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
イソシアネート化合物 15.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
ステアリルリン酸亜鉛 4.0部
(LBT−1830精製 融点220〜240℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
タルク 0.6部
(ミクロエースP−3 平均粒径5.1μm モース硬度3 固形分100wt% 日本タルク(株)製)
(比較例14)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液fに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、比較例14の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液f>
シリコーン変性ウレタン樹脂 100.0部
(ダイアロマーSP−2105 固形分20wt% 大日精化工業(株)製)
ステアリルリン酸亜鉛 4.0部
(LBT−1830精製 融点220〜240℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
タルク 3.0部
(ミクロエースP−3 平均粒径5.1μm モース硬度3 固形分100wt% 日本タルク(株)製)
(比較例15)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液gに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、比較例15の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液g>
ポリウレタン樹脂(シリコーン未変性) 100.0部
(ニッポラン5199 固形分30wt% 日本ポリウレタン工業(株)製)
イソシアネート化合物 20.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
ステアリルリン酸亜鉛 6.0部
(LBT−1830精製 融点220〜240℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
タルク 4.5部
(ミクロエースP−3 平均粒径5.1μm モース硬度3 固形分100wt% 日本タルク(株)製)
(比較例16)
実施例1で作製した熱転写シートの条件で、耐熱滑性層組成液Aを下記組成の耐熱滑性層組成液hに変更して耐熱滑性層を形成した以外は、実施例1と同様にして、比較例16の熱転写シートを作製した。
<耐熱滑性層組成液h>
アクリル樹脂(シリコーン未変性) 100.0部
(ダイヤナールBR−77 固形分30wt% 三菱レイヨン(株)製)
イソシアネート化合物 15.0部
(クロスネートD−70 大日精化工業(株)製)
ステアリルリン酸亜鉛 6.0部
(LBT−1830精製 融点220〜240℃ 平均粒径10μm 固形分100wt% 堺化学工業(株)製)
タルク 4.5部
(ミクロエースP−3 平均粒径5.1μm モース硬度3 固形分100wt% 日本タルク(株)製)
上記に作製した各実施例及び比較例の熱転写シートを用いて、印画適性評価を以下に示す方法で行なった。
(印画適性評価)
アルテック(株)製、デジタルフォトプリンターメガピクセルIIを用い、実施例及び比較例で作製した熱転写シートと、メガピクセルII純正印画紙(ポストカードサイズ)の組み合わせで、ベタ(階調値255/255:濃度マックス)と白部(階調値0/255)の碁盤状の印画パターンで印画し、得られた印画物のシワ、転写ムラ、転写抜け等の印画不良の有無を確認した。評価は以下の基準にて行なった。
○:印画物にシワ、転写ムラ、転写抜け等の印画不良の発生がない。
×:印画物にシワ、転写ムラ、転写抜け等の印画不良の発生がある。
(摩擦評価)
京セラ製サーマルヘッドKST−105−13FANを用いこれに4KgWの荷重、印画エネルギー0.11W/dotでベタ(階調値255/255:濃度マックス)と白部(階調値0/255)を印圧30Nで印画し、サーマルヘッドと耐熱滑性層の動摩擦力を測定した。動摩擦力を印圧で割ることにより、摩擦係数を求めた。
評価は以下の基準で行なった。
ベタ印画時における摩擦係数(μ255)と白部印画時における摩擦係数(μ0)の比をμ255/μ0とした時、
○:0.7≦μ255/μ0≦1.2
×:μ255/μ0>1.2またはμ255/μ0<0.7。
(ヘッドカス付着性評価)
京セラ製サーマルヘッドKST−105−13FANを用い、これに4KgWの荷重、印画エネルギー0.11W/dotでベタ(階調値255/255)パターンを50m印画した際、サーマルヘッド発熱体上の付着物の量を顕微鏡で観測した。
評価は以下の基準にて行なった。
◎:付着物の厚みが3000Å以下
○:付着物の厚みが3000〜5000Å
×:付着物の厚みが5000Å以上
上記の実施例及び比較例の各評価結果を、下記の表1と表2に示す。
Figure 2006306017
Figure 2006306017

Claims (3)

  1. 基材の一方の面に染料層を設け、他方の面に耐熱滑性層を設けてなる熱転写シートにおいて、上記耐熱滑性層が、シリコーン変性樹脂と熱架橋剤とから成る塗膜形成樹脂と、金属石鹸とフィラー成分とを含む熱転写シート。
  2. 上記シリコーン変性樹脂が、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂から成る群から選択された少なくとも1種の熱可塑性樹脂から成る請求項1記載の熱転写シート。
  3. 上記耐熱滑性層中の該シリコーン変性樹脂100重量部に対して、金属石鹸を5〜40重量部、フィラー成分を5〜40重量部含む請求項1又は2に記載の熱転写シート。


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