JP2012210721A - 熱転写シート - Google Patents

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Abstract

【課題】印画カス、印画不良、印画シワの生ずることのない熱転写シートを提供する。
【解決手段】基材1の一方の面に染料層3が設けられ、基材の他方の面に背面プライマー層4を介して背面層5が設けられた熱転写シート10であって、背面プライマー層は、少なくとも架橋剤と、ガラス転移温度が200℃以上のアクリル系樹脂とを含有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱転写シートに関し、特には、接着性と耐熱性に優れた背面プライマー層を備える熱転写シートに関する。
プリンタに用いられる一般的な熱転写シートとして、ポリエチレンテレフタレートフィルム等の基材と、基材の一方の面に形成された染料層と、基材の他方の面に形成された背面層とからなる熱転写シートが知られている。この熱転写シートを用いた画像の形成は、被転写体と熱転写シートの染料層とが対向するように重ねた後に、背面層とサーマルヘッド等の加熱デバイスとを接触させ、熱転写シートに一定のテンションをかけながら巻き取りつつ、サーマルヘッドに画像情報に応じたエネルギーを印加しながら背面層上を擦るように移動させることにより行われる。
近時、高速印画適性に優れたプリンタに対する市場の要求は高まりつつある。この要求を満たすためには、単位時間あたりにサーマルヘッドにかける熱エネルギーを高くせざるを得ず、印画時に背面層にかかる熱エネルギーも非常に高いものとなっている。このとき、基材との接着性が低い背面層を備える熱転写シートを用いた場合には、背面層がサーマルヘッドに付着し、背面層のスリップ性低下による印画シワや、熱転写シートの破断が生じたり、付着したカスにより画像欠陥が生ずることとなる。
このような状況下、近時、基材と背面層との接着性を向上させることを目的とし、基材と背面層との間に背面プライマー層を設けた種々の熱転写シートが提案されている。例えば、特許文献1には、背面プライマー層にポリビニルアルコールを含有させた熱転写シートが提案されている。その他、背面プライマー層にポリエステル樹脂を含有させた熱転写シートや、背面プライマー層にポリウレタン樹脂を含有させた熱転写シートも知られている。
特開2010−253837号公報
しかしながら、ポリエステル樹脂や、ポリウレタン樹脂を含有させた背面プライマー層を備える熱転写シートは、背面層と基材との接着性に優れるものの耐熱性が低い。上記のように、高速印画を行うべく背面層に高いエネルギーをかけた場合、耐熱性の低い接着層は軟化してしまい、接着不良に起因する印画カスが生じてしまう。また、画像形成時に熱転写シートは巻き取られながら搬送されることから、熱転写シート全体には一定の張力がかかることとなる。基材と背面層とが強固に接着している場合には、画像形成時に基材が伸びることを抑制することができるものの、上記の如く高速印画を行うべく背面層に高いエネルギーをかけた場合に、耐熱性の低い接着層は軟化してしまい、基材の伸びを抑制することができなくなる。その結果、基材が破断することによる印画不良、基材が伸びることによる印画シワが生ずることとなる。
一方、特許文献1に提案されている熱転写シートは、耐熱性が高く軟化しにくいことから、基材の伸びは抑制することができるものの、基材と背面層との接着性が低く、画像形成時に背面層が基材から剥がれ、印画カスが生ずることとなる。つまり、印画不良、印画シワ、印画カスを防止するためには、基材と背面層との間に設けられる背面プライマー層に、高い接着性と、耐熱性が必要とされるが、接着性と耐熱性はトレードオフの関係にあり、現在のところ、接着性と耐熱性とを両立させることができる背面プライマー層は存在していない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、接着性と耐熱性に優れた背面プライマー層を備え、印画カス、印画不良、印画シワの生ずることのない熱転写シートを提供することを主たる課題とする。
上記課題を解決するための本発明は、基材の一方の面に染料層が設けられ、基材の他方の面に背面プライマー層を介して背面層が設けられた熱転写シートであって、前記背面プライマー層が、少なくとも架橋剤と、ガラス転移温度が200℃以上のアクリル系樹脂とを含有することを特徴とする。
また、前記架橋剤が、カルボジイミド系架橋剤及びオキサゾリン系架橋剤の何れか一方又は双方であってもよい。
また、前記背面プライマー層が、さらに接着助剤を含有していてもよい。
本発明によれば、耐熱性と接着性に優れる背面プライマー層を備えることから、高速印画時においても、印画シワ、印画不良、印画カスが生ずることがない。
本願発明の熱転写シートの層構成を示す概略断面図である。
以下に、本発明の熱転写シート10について図面を用いて具体的に説明する。図1に示すように本発明の熱転写シート10は、基材1の一方の面に染料層3が設けられ、基材1の他方の面に背面プライマー層4を介して背面層5が設けられることにより形成されている。ここで、本発明の熱転写シート10は、背面プライマー層が、少なくとも架橋剤と、ガラス転移温度(Tg)が200℃以上のアクリル系樹脂とを含有する点に特徴を有する。以下、本発明について更に具体的に説明する。
(基材)
基材1は本発明の熱転写シート10における必須の構成である。基材1の材料については特に限定されないが、サーマルヘッド等の加熱デバイスにより加えられる熱に耐え、取り扱い上支障のない機械的特性を有することが望ましい。このような基材として、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル、ポリアリレート、ポリカーボネート、ポリウレタン、ポリイミド、ポリエーテルイミド、セルロース誘導体、ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ナイロン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル、ポリビニルフルオライド、テトラフルオロエチレン・エチレン、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリビニリデンフルオライド等の各種プラスチックフィルムまたはシートを挙げることができる。本発明では、上記基材のなかでも、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートを特に好適に使用可能である。
基材1の厚さは、その強度及び耐熱性が適切になるように材料に応じて適宜設定することができ、通常1〜100μm程度である。一方で、サーマルヘッド等の加熱デバイスから染料層3への熱伝導性を考慮すると、基材の厚さは可能な限り薄いことが好ましい。ここで、通常、基材の厚さを薄くしていった場合、例えば、厚さが6μm以下の基材を用いた場合であって、高速印画適性に対応すべく背面層に高いエネルギーを加えた場合には、画像形成時に印画シワが生ずる程度まで基材が伸びてしまうか、あるいは破断してしまうこととなる。本発明の熱転写シート10は、後述するように、耐熱性と接着性に優れる背面プライマー層4によって、基材1と背面層3とが強固に接着されている。したがって、厚さが6μm以下の基材を用いた場合であっても、背面プライマー層4が軟化することはなく画像形成中に基材1が伸びることを抑制することができる。したがって、本発明においては、6μm以下の厚さの基材、より具体的には1〜6μmの厚さの基材を用いる場合に特に好適である。
(背面プライマー層)
熱転写シートを用いた印画時における不良としては、(1)印画シワ、(2)印画不良、(3)印画カスを挙げることができる。(1)印画シワ、(2)印画不良は、背面プライマー層の耐熱性が低いことに起因して生じうる不良である。具体的には、印画時の熱により背面プライマー層が軟化し、基材の伸びを抑制することができず、基材が伸びてしまう、あるいは基材が破断してしまうことによるものである。(3)印画カスは、背面層の基材との接着性が低いことに起因して生じうる不良である。具体的には、印画時に背面層が基材から脱落、又は剥がれ落ちることによるものである。また、背面層が基材から脱落した場合には、上記(1)、(2)の不良も発生することとなる。つまり、これら(1)〜(3)の不良を防止するためには、背面プライマー層に高い耐熱性と、接着性を付与する必要があるが、耐熱性と接着性とはトレードオフの関係にあった。
そこで、本発明の熱転写シート10は、図1に示すように、基材1の他方の面(図1に示す場合にあっては、基材1の裏面)には、背面プライマー層4が形成されており、この背面プライマー層4が、少なくとも架橋剤と、ガラス転移温度が200℃以上のアクリル系樹脂とを含有している。架橋剤とガラス転移温度が200℃以上のアクリル系樹脂とを含有する背面プライマー層4によれば、該背面プライマー層に、相反する特性である耐熱性と、接着性とを付与することができる。
ガラス転移温度が200℃以上との条件を満たす限りアクリル系樹脂について特に限定はなく、アクリル系樹脂は、アクリル樹脂であってもよく、メタクリル樹脂等のアクリル誘導体であってもよい。このようなアクリル系樹脂としては、例えば、ポリメチルメタクリレート、ポリアクリルアミド、アクリルポリオール樹脂、スチレンアクリル共重合体等を挙げることができる。
また、これらのアクリル系樹脂は、有機溶媒系のアクリル系樹脂であってもよく、水溶性のアクリル系樹脂であってもよく、アクリル系樹脂を含むアクリル系樹脂エマルジョンであってもよい。アクリル系樹脂エマルジョンは、アクリル系樹脂粒子を界面活性剤とともに水に混合することによって、あるいは、アクリル系モノマーを従来公知の乳化重合法によって直接合成することによって得ることができる。アクリル系エマルジョンとしては、シェル部がアクリルアミド系樹脂(ガラス転移温度:218℃)でコア部がアクリル系樹脂(ガラス転移温度:10℃)からなるコア・シェル型アクリル系エマルジョン(三井化学社製、バリアスター(登録商標)B−1000、コア部:シェル部の重量比(1:1.5)、固形分20%)等を好適に用いることができる。なお、本発明において、コア・シェル型アクリル系エマルジョンのガラス転移温度とは、シェル部のアクリル系樹脂のガラス転移温度を意味する。
また、背面プライマー層4には、該背面プライマー層4に優れた接着性を付与するための架橋剤が含有されている。背面プライマー層4に使用することができる架橋剤としては、上記のガラス転移温度が200℃以上のアクリル系樹脂を架橋することができるものであれば特に限定されることはなく、例えば、オキサゾリン系架橋剤、カルボジイミド系架橋剤、イソシアネート系架橋剤、エポキシ樹脂等を使用することができるが、本発明においては、オキサゾリン系架橋剤、カルボジイミド系架橋剤を架橋剤として好ましく使用することができる。
本発明は、ガラス転移温度が200℃以上のアクリル系樹脂を、架橋剤によって架橋させることで、背面プライマー層4に優れた耐熱性と接着性とを付与している。
また、架橋剤の含有量は、背面プライマー層4を構成するガラス転移温度が200℃以上のアクリル系樹脂100質量部(固形分)に対し、1〜100質量部の範囲内で含有されていることが好ましく、5〜40質量部の範囲内がより好ましい。架橋剤の含有量をこの範囲とすることで、強固な架橋構造を形成することができる。架橋剤の含有量が1質量部未満では、架橋構造が形成されず背面プライマー層4に所望の接着性を付与することができない場合があり、一方、100質量部より多く含有させた場合には、未反応のまま残存した架橋剤の可塑化により塗膜強度を低下させる場合があるためである。
また、背面プライマー層4には、接着助剤が含有されていることが好ましい。接着助剤を含有させることで、背面プライマー層4の接着性を更に向上させることができる。接着助剤としては、従来公知のものを適宜選択して用いることができるが、ガラス転移温度が50℃未満のものを使用した場合には、その含有量によっては、背面プライマー層4の耐熱性が低下するおそれが生じうる。したがって、接着助剤としては、ガラス転移温度が50℃以上のものを好適に使用することができる。このような、接着助剤としては、ガラス転移温度が50℃以上の、水系ポリウレタン、水系ポリエステル、水系アクリル等を挙げることができる。
接着助剤の含有量についても特に限定はないが、背面プライマー層4を構成する全固形分量に対して、10〜50質量%であることが好ましく、10〜30質量%であることがより好ましい。
また、背面プライマー層4には、接着助剤にかえて、又はこれとともに帯電防止剤を含有させることもできる。帯電防止剤を含有することで、本発明の熱転写シートに帯電防止性能を付与できる。帯電防止剤としては、例えば、酸化スズ等の金属酸化物の微粉末や、スルホン化ポリアニリン、ポリチオフェン、ポリピロール等のπ電子共役系構造を有する導電性材料を挙げることができる。
背面プライマー層4の形成方法としては、必須の成分であるガラス転移温度が200℃以上のアクリル系樹脂、架橋剤、その他必要に応じて、接着助剤、帯電防止剤等を、適当な有機溶剤に溶解させ、或いは、水に溶解又は分散させることで得られた背面層形成用塗工液を、例えば、グラビア印刷法、クラビア版を用いたリバースロールコーティング法、ロールコーター、バーコーター等の形成手段により、基材上に塗布し、乾燥・硬化させることにより形成することができる。
背面プライマー層4の厚さについても特に限定はないが、染料層3への熱伝導性や、背面プライマー層4の耐熱性、接着性を考慮すると0.01g/m2〜3.0g/m2の厚さの範囲内であることが好ましい。
(背面層)
図1に示すように、基材の他方の面(図1に示す場合にあっては下面)には、上記で説明した背面プライマー層4を介して背面層5が形成されている。背面層5を形成する樹脂としては、従来公知のものであればよく、例えば、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアセトアセタール樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエーテル樹脂、ポリブタジエン樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリルポリオール、ポリウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリエーテルアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタンまたはエポキシのプレポリマー、ニトロセルロース樹脂、セルロースナイトレート樹脂、セルロースアセテートプロピオネート樹脂、セルロースアセテートブチレート樹脂、セルロースアセテートヒドロジエンフタレート樹脂、酢酸セルロース樹脂、芳香族ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩素化ポリオレフィン樹脂等が挙げられる。
これらの樹脂からなる背面層に添加あるいは上塗りする滑り性付与剤としては、リン酸エステル、金属石鹸、シリコーンオイル、グラファイトパウダー、シリコーン系グラフトポリマー、フッ素系グラフトポリマー、アクリルシリコーングラフトポリマー、アクリルシロキサン、アリールシロキサン等のシリコーン重合体が挙げられるが、好ましくは、ポリオール、例えば、ポリアルコール高分子化合物とポリイソシアネート化合物およびリン酸エステル系化合物からなる層であり、さらに充填剤を添加することがより好ましい。
背面層5は、上記で説明した背面プライマー層4上に、上記に記載した樹脂、必要に応じて、滑り性付与剤、充填剤等を、適当な溶剤により、溶解または分散させて、背面層形成用塗工液を調製し、これを、例えば、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバースロールコーティング法等の形成手段により塗工し、乾燥して形成することができる。背面層5の塗工量は、固形分で、0.1g/m2〜3.0g/m2が好ましい。
(染料層)
図1に示すように、基材1の一方の面上(図1に示す場合にあっては基材1の上面)には、1色以上の染料層が形成されている。なお、染料層3は本発明の熱転写シート10における必須の構成である。染料層3は、所望の画像がモノカラーである場合には、染料層3として適宜選択した1色の層のみ形成してもよいし、所望の画像がフルカラー画像である場合には、イエロー、マゼンダ、シアン、必要に応じてブラック等の色相の異なる染料を含む複数の染料層3を、同一基材の同一面に面順次に、繰り返し形成してもよい。
また、本発明の熱転写シート10が、昇華型熱転写シートである場合には、染料層3として昇華性の染料を含む染料層3を形成し、熱溶融型の熱転写シートである場合には、染料層3として顔料等で着色した染料層3を形成する。以下、昇華型熱転写シートの場合を例に挙げて説明するが、本発明の熱転写シート10は昇華型熱転写シートのみに限定されるものではない。
昇華型の染料層3に用いられる昇華性の染料としては、特に限定されず、従来公知のものを使用することができる。上記昇華性の染料として、例えば、ジアリールメタン系染料;トリアリールメタン系染料;チアゾール系染料;メロシアニン染料;ピラゾロン染料;メチン系染料;インドアニリン系染料;アセトフェノンアゾメチン、ピラゾロアゾメチン、イミダゾルアゾメチン、イミダゾアゾメチン、ピリドンアゾメチン等のアゾメチン系染料;キサンテン系染料;オキサジン系染料;ジシアノスチレン、トリシアノスチレン等のシアノスチレン系染料;チアジン系染料;アジン系染料;アクリジン系染料;ベンゼンアゾ系染料;ピリドンアゾ、チオフェンアゾ、イソチアゾールアゾ、ピロールアゾ、ピラゾールアゾ、イミダゾールアゾ、チアジアゾールアゾ、トリアゾールアゾ、ジスアゾ等のアゾ系染料;スピロピラン系染料;インドリノスピロピラン系染料;フルオラン系染料;ローダミンラクタム系染料;ナフトキノン系染料;アントラキノン系染料;キノフタロン系染料;等が挙げられる。
上記染料層3において、昇華性の染料は染料層3の全固形分に対し5〜90質量%、好ましくは10〜70質量%の量である。昇華性の染料の使用量が、上記範囲未満であると印字濃度が低くなることがあり、上記範囲を越えると保存性等が低下することがある。
上記染料を担持するためのバインダー樹脂としては、一般に、耐熱性を有し、染料と適度の親和性があるものを使用することができる。バインダー樹脂としては、例えば、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、エチルヒドロキシセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、酢酸セルロース、酪酸セルロース等のセルロース系樹脂;ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセトアセタール、ポリビニルピロリドン等のビニル系樹脂;ポリ(メタ)アクリレート、ポリ(メタ)アクリルアミド等のアクリル樹脂;ポリウレタン系樹脂;ポリアミド系樹脂;ポリエステル系樹脂;等が挙げられる。なかでも、耐熱性、染料の移行性等の点、セルロース系樹脂、ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂等が好ましく、ビニル系樹脂がより好ましく、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセトアセタール等が更に好ましい。
上記染料層3は、所望により、離型剤、無機微粒子、有機微粒子等の添加剤を使用してもよい。離型剤としては、シリコーンオイル、リン酸エステル等が挙げられ、無機微粒子としては、カーボンブラック、アルミニウム、二硫化モリブデン等が挙げられ、有機微粒子としては、ポリエチレンワックス等が挙げられる。
また、上記染料層3は、上述の染料とバインダー樹脂とを、必要に応じて添加する添加剤とともに、適当な有機溶剤や水に溶解又は分散して塗工液を調製し、更に、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバースロールコーティング印刷法等の公知の手段により、上述の基材フィルムの一方の面に上記塗工液を塗布し、乾燥することにより形成することができる。上記有機溶剤としては、トルエン、メチルエチルケトン、エタノール、イソプロピルアルコール、シクロヘキサノン、ジメチルホルムアミド〔DMF〕等が挙げられる。また、上記着色熱転写層の塗工量は、乾燥固形基準で0.2〜6.0g/m2、好ましくは0.2〜3.0g/m2程度である。
(任意の層)
上記で説明した染料層は、基材の一方の面上に直接的に形成されていてもよいが、例えば、接着層や、中間層等を介して間接的に形成されていてもよい。
また、図示しないが、本発明の熱転写シートは、上記で説明した染料層3と任意の層である転写性保護層とを基材1上に面順次に設けることもできる。転写性保護層は、基材1と適当な剥離性をもち、被転写体上に転写された後は被転写体の表面保護層として所望の物性を有する樹脂を使用することができる。例えば、エチルセルロース、ニトロセルロース、酢酸セルロース等のセルロース誘導体、ポリメタリル酸メチル、ポリメタリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチル等のアクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール等のビニル重合体の熱可塑性樹脂や、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、アミノアルキッド樹脂等の熱硬化型樹脂を転写性保護層の樹脂組成物として用いることができる。
以上、本発明の熱転写シート10について説明を行ったが、本発明は上記各実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。以下、特に断りのない限り、部または%は質量基準である。
(実施例1)
基材として厚さ4.5μmの易接着処理がされたポリエチレンテレフタレートフィルムを用い、該基材の一方の面上に、下記組成の染料層形成用塗工液を、乾燥塗布量が0.8g/m2になるように塗布し、80℃で1分乾燥し染料層を形成した。次いで、基材の染料層が形成された面とは異なる面上に、下記組成の背面プライマー層用塗工液1を、乾燥塗布量が0.1g/m2になるように塗布し、100℃で1分乾燥して背面プライマー層を形成した。次いで、背面プライマー層上に下記組成の背面層形成用塗工液を、乾燥塗布量が0.8g/m2になるように塗布し、100℃で1分乾燥して背面層を形成し、背面層形成後50℃で1時間保存して実施例1の熱転写シートを得た。
<染料層形成用塗工液>
・C.I.ソルベントブルー22 5部
・セルロースアセテートプロピオネート樹脂 3部
(CAP482−20 イーストマンケミカル(株)製)
・メチルエチルケトン 46部
・トルエン 46部
<背面プライマー層形成用塗工液1>
・水系アクリルエマルジョン 100部
(バリアスターB−1000(固形20%) Tg=218℃ 三井化学(株)製)
・カルボジイミド系架橋剤 20部
(カルボジライトSV−02 日清紡ケミカル(株)製)
・帯電防止剤 20部
(aquaPASS−01x(固形5%) 三菱レイヨン(株)製)
・水 270部
・IPA 270部
<背面層形成用塗工液>
・ポリビニルブチラール樹脂 10部
(エスレックBX−1 積水化学工業(株)製)
・ポリイソシアネート硬化剤 2部
(タケネートD218 武田薬品工業(株)製)
・リン酸エステル 2部
(プライサーフA208S 第一工業製薬(株)製
・メチルエチルケトン 43部
・トルエン 43部
(実施例2)
背面プライマー層形成用塗工液1を、下記組成の背面プライマー層形成用塗工液2に変更した以外は、全て実施例1と同様にして、実施例2の熱転写シートを得た。
<背面プライマー層形成用塗工液2>
・水系アクリルエマルジョン 100部
(バリアスターB−1000(固形20%) Tg=218℃ 三井化学(株)製)
・オキサゾリン系架橋剤 32部
(エポクロスWS−700(固形25%) (株)日本触媒製)
・帯電防止剤 20部
(aquaPASS−01x(固形5%) 三菱レイヨン(株)製)
・水 265部
・IPA 265部
(実施例3)
背面プライマー層形成用塗工液1を、下記組成の背面プライマー層形成用塗工液3に変更した以外は、全て実施例1と同様にして、実施例3の熱転写シートを得た。
<背面プライマー層形成用塗工液3>
・水系アクリルエマルジョン 100部
(バリアスターB−1000(固形20%) Tg=218℃ 三井化学(株)製)
・カルボジイミド系架橋剤 10部
(カルボジライトSV−02(固形40%) 日清紡ケミカル(株)製)
・帯電防止剤 20部
(aquaPASS−01x(固形5%) 三菱レイヨン(株)製)
・水 235部
・IPA 235部
(実施例4)
背面プライマー層形成用塗工液1を、下記組成の背面プライマー層形成用塗工液4に変更した以外は、全て実施例1と同様にして、実施例4の熱転写シートを得た。
<背面プライマー層形成用塗工液4>
・水系アクリルエマルジョン 100部
(バリアスターB−1000(固形20%) Tg=218℃ 三井化学(株)製)
・カルボジイミド系架橋剤 10部
(カルボジライトSV−02(固形40%) 日清紡ケミカル(株)製)
・水系ポリエステル 17部
(バイロナールMD−1245(固形30%) Tg=61℃ 東洋紡(株)製)
・帯電防止剤 20部
(aquaPASS−01x(固形5%) 三菱レイヨン(株)製)
・水 275部
・IPA 275部
(実施例5)
背面プライマー層形成用塗工液1を、下記組成の背面プライマー層形成用塗工液5に変更した以外は、全て実施例1と同様にして、実施例5の熱転写シートを得た。
<背面プライマー層形成用塗工液5>
・水系アクリルエマルジョン 100部
(バリアスターB−1000(固形20%) Tg=218℃ 三井化学(株)製)
・カルボジイミド系架橋剤 10部
(カルボジライトSV−02(固形40%) 日清紡ケミカル(株)製)
・水系ポリウレタン 14部
(ハイドランAP−40N(固形35%) Tg=55℃ DIC(株)製)
・帯電防止剤 20部
(aquaPASS−01x(固形5%) 三菱レイヨン(株)製)
・水 275部
・IPA 275部
(実施例6)
背面プライマー層形成用塗工液1を、下記組成の背面プライマー層形成用塗工液6に変更した以外は、全て実施例1と同様にして、実施例6の熱転写シートを得た。
<背面プライマー層形成用塗工液6>
・水系アクリルエマルジョン 100部
(バリアスターB−1000(固形20%) Tg=218℃ 三井化学(株)製)
・カルボジイミド系架橋剤 10部
(カルボジライトSV−02(固形40%) 日清紡ケミカル(株)製)
・水系ポリエステル 67部
(バイロナールMD−1245(固形30%) Tg=61℃ 東洋紡(株)製)
・帯電防止剤 20部
(aquaPASS−01x(固形5%) 三菱レイヨン(株)製)
・水 400部
・IPA 400部
(比較例1)
背面プライマー層形成用塗工液1を、下記組成の背面プライマー層形成用塗工液7に変更した以外は、全て実施例1と同様にして、比較例1の熱転写シートを得た。
<背面プライマー層形成用塗工液7>
・水系アクリルエマルジョン 100部
(バリアスターB−1000(固形20%) Tg=218℃ 三井化学(株)製)
・帯電防止剤 20部
(aquaPASS−01x(固形5%) 三菱レイヨン(株)製)
・水 200部
・IPA 200部
(比較例2)
背面プライマー層形成用塗工液1を、下記組成の背面プライマー層形成用塗工液8に変更した以外は、全て実施例1と同様にして、比較例2の熱転写シートを得た。
<背面プライマー層形成用塗工液8>
・水系アクリルエマルジョン 100部
(バリアスターB−1000(固形20%) Tg=218℃ 三井化学(株)製)
・水系ポリエステル 17部
(バイロナールMD−1245(固形30%) Tg=61℃ 東洋紡(株)製)
・帯電防止剤 20部
(aquaPASS−01x(固形5%) 三菱レイヨン(株)製)
・水 240部
・IPA 240部
(比較例3)
背面プライマー層形成用塗工液1を、下記組成の背面プライマー層形成用塗工液9に変更した以外は、全て実施例1と同様にして、比較例3の熱転写シートを得た。
<背面プライマー層形成用塗工液9>
・水系アクリルエマルジョン 100部
(バリアスターB−1000(固形20%) Tg=218℃ 三井化学(株)製)
・水系ポリエステル 20部
(バイロナールMD−1480(固形25%) Tg=20℃ 東洋紡(株)製)
・帯電防止剤 20部
(aquaPASS−01x(固形5%) 三菱レイヨン(株)製)
・水 240部
・IPA 240部
(比較例4)
背面プライマー層形成用塗工液1を、下記組成の背面プライマー層形成用塗工液10に変更した以外は、全て実施例1と同様にして、比較例4の熱転写シートを得た。
<背面プライマー層形成用塗工液10>
・水系アクリルエマルジョン 100部
(AE173A(固形35%) Tg=60℃ JSR(株)製)
・帯電防止剤 35部
(aquaPASS−01x(固形5%) 三菱レイヨン(株)製)
・水 350部
・IPA 350部
(比較例5)
背面プライマー層形成用塗工液1を、下記組成の背面プライマー層形成用塗工液11に変更した以外は、全て実施例1と同様にして、比較例5の熱転写シートを得た。
<背面プライマー層形成用塗工液11>
・水系アクリルエマルジョン 100部
(AE173A(固形35%) Tg=60℃ JSR(株)製)
・カルボジイミド系架橋剤 35部
(カルボジライトSV−02(固形40%) 日清紡ケミカル(株)製)
・帯電防止剤 35部
(aquaPASS−01x(固形5%) 三菱レイヨン(株)製)
・水 470部
・IPA 470部
(比較例6)
背面プライマー層形成用塗工液1を、下記組成の背面プライマー層形成用塗工液12に変更した以外は、全て実施例1と同様にして、比較例6の熱転写シートを得た。
<背面プライマー層形成用塗工液12>
・水系アクリルエマルジョン 100部
(AE173A(固形35%) Tg=60℃ JSR(株)製)
・オキサゾリン系架橋剤 56部
(エポクロスWS−700(固形25%) (株)日本触媒製)
・帯電防止剤 35部
(aquaPASS−01x(固形5%) 三菱レイヨン(株)製)
・水 460部
・IPA 460部
(比較例7)
背面プライマー層形成用塗工液1を、下記組成の背面プライマー層形成用塗工液13に変更した以外は、全て実施例1と同様にして、比較例7の熱転写シートを得た。
<背面プライマー層形成用塗工液13>
・水系アクリルエマルジョン 100部
(AE173A(固形35%) Tg=60℃ JSR(株)製)
・カルボジイミド系架橋剤 17部
(カルボジライトSV−02(固形40%) 日清紡ケミカル(株)製)
・水系ポリエステル 29部
(バイロナールMD−1245(固形30%) Tg=61℃ 東洋紡(株)製)
・帯電防止剤 35部
(aquaPASS−01x(固形5%) 三菱レイヨン(株)製)
・水 480部
・IPA 480部
(印画シワ評価)
CW−01プリンタ用メディアセットCW−MS46のペーパーと、実施例1〜6および比較例1〜7の熱転写シートを用いて、CW−01プリンタ(シチズン・システム(株)製)を使用し、5℃、10%RHの環境下で、ベタ(階調255/255)パターンの印画を行い、印画物にみられるシワを確認し、以下の評価基準により印画シワ評価を行った。評価結果を表1に示す。
「評価基準」
○・・・印画シワが発生していない。
△・・・印画シワが発生している。
×・・・印画シワが多数発生している。
(印画不良評価)
CW−01プリンタ用メディアセットCW−MS46のペーパーと、実施例1〜6および比較例1〜7の熱転写シートを用いて、CW−01プリンタ(シチズン・システム(株)製)を使用し、5℃、10%RHの環境下で、ベタ(階調255/255)パターンの印画を行い、以下の評価基準により印画不良の評価を行った。評価結果を表1に示す。
「評価基準」
○・・・印画停止が起こらず、熱転写シートが破断していない。
△・・・印画停止は起こらないが、熱転写シートが一部破断している。
×・・・熱転写シート破断による印画停止が起こる。
(印画カス評価)
CW−01プリンタ用メディアセットCW−MS46のペーパーと、実施例1〜6および比較例1〜7の熱転写シートを用いて、CW−01プリンタ(シチズン・システム(株)製)を使用し、5℃、10%RHの環境下で、ベタ(階調255/255)パターンの印画を50枚連続して行い、印画後のサーマルヘッドの確認を行い、以下の評価基準により印画カスの評価を行った。評価結果を表1に示す。
「評価基準」
◎・・・ヘッド付着カスが顕微鏡観察で認められず、印画物に影響を及さない。
○・・・ヘッド付着カスが顕微鏡観察では認められるが目視では認められず、印画物に影響を及さない。
△・・・ヘッド付着カスが目視では認められないが、印画物に影響を及ぼすヘッドカスが顕微鏡観察で認められる。
×・・・ヘッド付着カスが目視で認められ、印画物に影響を及ぼす。
Figure 2012210721
表1からも明らかなように、架橋剤と、ガラス転移温度が200℃以上のアクリル系樹脂とを含有する実施例1〜6の熱転写シートは、背面プライマー層の耐熱性と、基材と背面層との接着性と密接な関連がある、全ての評価項目において良好な評価を得ることができた。このことから、実施例1〜6の熱転写シートは、背面プライマー層が高い耐熱性を有しており、且つ基材と背面層とが高い接着性で接着されていることが確認できる。また、実施例6では、背面プライマー層形成用塗工液中におけるガラス転移温度が200℃以上のアクリル系樹脂の含有量が減少しているものの、接着助剤を添加したことによる接着性の向上によって、他の実施例と同様に優れた評価結果が得られている。一方、ガラス転移温度が200℃以上のアクリル系樹脂は含有されているものの、架橋剤を含有していない比較例1〜3、ガラス転移温度が200℃未満のアクリル系樹脂を含有する比較例4〜7は、いずれか1の評価項目または全ての評価項目において良好な結果を得ることができておらず、背面プライマー層の耐熱性、及び/又は基材と背面層との接着性が不充分であることが確認できた。
1…基材
3…染料層
4…背面プライマー層
5…背面層
10…熱転写シート

Claims (3)

  1. 基材の一方の面に染料層が設けられ、基材の他方の面に背面プライマー層を介して背面層が設けられた熱転写シートであって、
    前記背面プライマー層が、少なくとも架橋剤と、ガラス転移温度が200℃以上のアクリル系樹脂とを含有することを特徴とする熱転写シート。
  2. 前記架橋剤が、カルボジイミド系架橋剤及びオキサゾリン系架橋剤の何れか一方又は双方であることを特徴とする請求項1に記載の熱転写シート。
  3. 前記背面プライマー層が、さらに接着助剤を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の熱転写シート。
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