JP2006303563A - 画像処理装置 - Google Patents

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勝良 藤原
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裕次 岡本
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Abstract

【課題】画像データをログとして保存するためのログ管理手段を備える画像処理装置において、ログの保存形態(集約、縮小など)を設定可能とし、その設定内容に基づいて画像データのログを作成、管理する。
【解決手段】画像処理装置1は、画像データを入力するデータ入力手段と、入力した画像データを処理するデータ出力処理手段と、処理した画像データをログとして保存するためのログ管理領域7bと、ログの保存形態を設定する設定手段3aと、その設定内容に基づいてログを作成するログ作成手段3bとを備え、作成したログをログ管理領域7bに保存する。設定手段3aは、ログ管理領域7bに保存するログの保存形態として、画像データの全ページ保存、所定ページのみ保存、ページサイズを縮小して保存、複数ページを1ページに集約して保存、データ形式を変更して保存、カラー又は白黒に変更して保存、解像度を変更して保存のいずれか複数を設定可能とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置、より詳細には、入力された画像データをログとして管理する機能を備える画像処理装置に関する。
近年、スキャナ機能,コピー機能,ファクシミリ機能,プリンタ機能など、複数の機能を備え、さらに、外部機器とネットワーク等を介して通信し、各種データの送信/受信を行う機能を備えたデジタル複合機(MFP)が商品化されている。特に、最近のデジタル複合機の中には、文書データや画像データを記憶するためのハードディスクなどの記憶手段を備え、各機能を並行して実行できるようにしたものもある。
上記デジタル複合機には、スキャナを用いて取り込んだ画像データ、あるいは、ファクシミリ通信によって受信した画像データをハードディスクに記憶しておき、必要に応じて画像データを読み出して画像を出力する指示を行う電子ファイリング機能を備え、これにより、一度利用した画像データの再利用が可能となり、使用者は所望の画像データを必要なときに取り出して出力することができるようになっているものがある。
このように、デジタル複合機にハードディスクなどの記憶手段を備える場合、多くの文書データや画像データ(以下、画像データで代表する)を記憶しておくことができるが、古いデータや必要のないデータまで記憶しておくことは、ハードディスクの限られた記憶容量を無駄にしてしまうことになり、好ましくない。このような場合、必要な画像データのみを選択して残し、あとの不必要な画像データは消去してしまうことが考えられるが、各画像データについて必要か不必要かを利用者が判断することは容易ではない。また、画像データが複数ページで構成されているような場合、画像データの内容に関わらず、一律に全ページをそのままログファイルとして残すのはハードディスクの利用効率の面からも好ましくない。
従来、画像処理装置で取得した画像データをログファイルとして管理して利用する手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。これは、画像処理装置と通信可能な管理装置によってその画像処理装置を管理するようにしたもので、画像処理装置は読み取った画像データを記憶しておき、定期的にその画像データを管理装置に送信する。管理装置は、画像処理装置から画像データを受信してログとして記憶しておき、その画像データに係る画像をオペレータに提示し、オペレータが当該画像から異常の有無などを判断するようにしている。
特開2004−343621号公報
前述したように、画像処理装置で取得した画像データをログファイルとして管理する場合、利用者が各画像データについて必要/不必要(すなわち、ログとして残すかどうか)を判断し、さらに、ログファイルとして残す画像データであっても、一律に全ページをそのままログファイルとして残すのはハードディスクの利用効率の面からも好ましくない。従って、画像処理装置で取得した画像データの中から必要な画像データだけを所望の保存形態(例えば、縮小して保存など)でログとして残すようにして、ハードディスクを有効に利用したいという要望がある。このことは、特許文献1に記載の発明では実現することができない。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、画像データをログとして保存するためのログ管理手段を備える画像処理装置において、ログの保存形態(集約、縮小など)を設定可能とし、その設定内容に基づいて画像データのログを作成、管理できるようにすること、また、画像データから所定の特徴(会社のロゴマークや丸秘マークなど)が検出された場合に、その画像データをログとして残すようにすること、を目的としてなされたものである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、画像データを入力する入力手段と、該入力した画像データを処理する処理手段と、該処理した画像データをログとして保存するためのログ管理手段とを備える画像処理装置において、ログの保存形態を設定する設定手段と、該設定内容に基づいてログを作成するログ作成手段とを備え、該作成したログを前記ログ管理手段に保存することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記設定手段は、前記ログ管理手段に保存するログの保存形態として、画像データの全ページ保存、所定ページのみ保存、ページサイズを縮小して保存、複数ページを1ページに集約して保存、データ形式を変更して保存、カラー画像又は白黒画像に変更して保存、解像度を変更して保存のいずれか複数を設定可能としたことを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記入力手段により入力された画像データから所定の特徴を検出する特徴検出手段を備え、前記設定手段は、前記特徴の有無に応じてログの保存形態が異なるように設定することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記入力手段により入力された画像データから所定の特徴を検出する特徴検出手段を備え、前記設定手段は、前記特徴を含む画像データをログとして保存するように設定することを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第4の技術手段において、前記入力手段により入力された画像データが複数ページで構成される場合、前記設定手段は、前記画像データの中から、前記特徴を含むページをログとして保存するように設定することを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第3乃至第5のいずれか1の技術手段において、前記特徴は、特定のロゴ、機密あるいは重要であることを示す情報、カラー画像のいずれか1又は複数であることを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、利用者に関する情報を登録した登録手段を備え、前記設定手段は、画像データが前記登録手段に登録されている利用者から入力された場合、前記画像データをログとして保存するように設定することを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第7の技術手段において、前記設定手段は、前記登録手段に登録されている利用者の中から、前記画像データをログとして保存する利用者を選択するための画面を表示することを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記処理手段は、画像データを印字出力する印字手段、外部機器にネットワークを介して画像データを送信する送信手段、外部のファクシミリ装置に画像データを送信するファクシミリ送信手段のいずれか複数で構成され、前記設定手段は、前記入力手段により入力された画像データが前記処理手段のいずれかにより処理された場合、前記画像データをログとして保存するように設定することを特徴としたものである。
本発明によれば、画像データをログとして保存するためのログ管理手段を備える画像処理装置において、ログの保存形態(集約、縮小など)を設定可能とし、その設定内容に基づいて画像データのログを作成、管理できるため、ハードディスクなどの記憶手段を効率的に利用することができる。
また、画像データから所定の特徴(会社のロゴマークや丸秘マークなど)が検出された場合に、その画像データをログとして残すことができるため、必要(あるいは重要)な画像データだけが自動的にログとして管理され、利用者がログとして残す画像データを選択する必要がなくなる。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置の概略構成例を示すブロック図で、図中、1は画像処理装置、11は電話回線網、20はLAN等で構成されたネットワーク、12は電話回線網11に接続されたファクシミリ装置、21,22はネットワーク20に接続された端末装置、30はインターネット、31はインターネット30に接続されたファクシミリ装置、32はインターネット30に接続された端末装置を示す。画像処理装置1は、ファクシミリ装置12,31との間でFAXによる画像データの送受信を可能とし、端末装置21,22,32との間で電子メール等を利用した画像データの送受信を可能とする。ここで、本発明の画像データは、画像データに限らず、文書データ、あるいは画像及び文書からなるデータを含むものとする。
尚、本実施形態の画像処理装置1としては、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能、及びプリンタ機能のいずれか複数の機能を備えたデジタル複合機を適用した場合を代表例とし、以下、デジタル複合機1として説明する。
図1において、デジタル複合機1は、原稿を読み取って画像データを入力する画像読み取り部2と、デジタル複合機1が備える各機能を制御する機器制御部3と、ユーザ入力を受け付ける操作部4と、LAN等のネットワーク20を介して端末装置21,22と通信し、インターネット30を介してファクシミリ装置31,端末装置32と通信する通信部5と、画像データの印刷処理を行うデータ処理手段である画像形成部6と、画像データを記憶するためのハードディスク(HD)7と、デジタル複合機1の制御情報や設定情報などを記憶するメモリである管理部8と、電話回線網11を介してファクシミリ装置12と通信するためのFAXモデム9と、HD7内の画像データを消去する消去手段10と、を備えている。
デジタル複合機1は、画像読み取り部2を用いて取り込んだ画像データ、あるいは、ネットワーク通信やファクシミリ通信によって受信した画像データを記憶しておき、必要に応じて画像データを読み出して画像を出力する指示を行うドキュメントファイリング機能を備えているものとする。
以下、図1に示すデジタル複合機1の各部について詳細に説明する。まず、画像読み取り部2は、原稿を読み取って画像データを入力する入力手段であり、例えば、画像読み取り手段としてのCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)2aと、原稿台や自動原稿送り装置(ADF)などにセットされた原稿を検知する原稿検知センサ2bとを備えている。
操作部4は、各種入力キーなどを備えた入力部4aと、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)などの表示部4bとを備えており、デジタル複合機1に対して操作の入力や、各種設定の入力を行う。また、入力部4aには、デジタル複合機1を利用する利用者の認証情報を入力する認証情報入力手段を配置するようにしてもよい。利用者の認証情報の入力方法としては、例えば、利用者コードの直接入力、IDカードの情報読み取り入力、利用者の生体情報(指紋などの)読み取り入力など様々である。これらのいずれかの方法により、デジタル複合機1の利用者認証を行えるようにする。
画像形成部6は、画像データを処理(出力)するデータ処理(出力)手段であり、ページメモリであるメモリ6aと、LSU(Laser Scanning Unit:レーザ走査ユニット)などの印字部6bと、を備えている。画像形成部6は、メモリ6aに一旦記憶された画像データを暗号化してHD7に記憶し、また、HD7に暗号化して記憶した画像データを復号してメモリ6aに送り、印字部6bに転送して印字出力する。
HD7は、入力された画像データを一時記憶するための記憶手段であり、画像データを一時的に記憶するための記憶領域と、画像データをログとして記憶するため記憶領域とからなる。このHD7は、磁気記憶媒体を備えた記憶手段として構成することで、大量の画像データ(データ容量)を蓄積して順次処理していくことが可能となり、複数の利用者からの指示を効率良く処理することができる。
以下、デジタル複合機1が搭載している画像処理モードに関する動作例について簡単に説明する。
(コピーモード)
本実施形態に係るデジタル複合機1を複写機として利用する場合には、画像読み取り部2で読み取られた原稿の画像データが、画像形成部6から複写物として出力される。
画像読み取り部2には、CCD2aが備えられており、読み取り位置にセットされた原稿の画像を電子的に読み取ることができる。そして、読み取られた原稿の画像データは、メモリ6a上に出力データとして完成され、一旦HD7へ記憶される。原稿が複数ある場合は、この読み取り、記憶の動作が繰り返される。その後、操作部4から指示された処理モードに基づいて、HD7に記憶された画像データが適切なタイミングで順次読み出されてメモリ6aに送られる。そして、印字部6bへの書き込みタイミングに合わせて画像データがメモリ6aから印字部6bへと転送される。
また、読み取った画像データを複数枚印字する場合も、同様に出力データとしてページ単位でHD7へ記憶され、出力するモードに合わせてHD7からメモリ6aに送られ、出力枚数の分だけ繰り返し、印字部6bへの書き込みタイミングに合わせて印字部6bへ転送される。
(プリンタモード)
次に、本実施形態に係るデジタル複合機1をプリンタとして利用する場合には、通信部5から受信した画像データがメモリ6aなどを介して画像形成部6から出力される。
通信部5は、有線あるいは無線を利用してネットワーク20と接続されており、ネットワーク20上に接続された外部機器である端末装置21,22から画像データを受信する。このように受信された画像データは、出力する画像データとしてページ単位にメモリ6aに送られ、一旦HD7へ記憶される。そして、画像データは、再びHD7からメモリ6aに送られ、前述した複写機として利用する場合と同様にして印字部6bへと転送される。
(スキャナモード)
また、本実施形態に係るデジタル複合機1をネットワークスキャナとして利用する場合には、画像読み取り部2において読み取られた原稿の画像データを、通信部5からネットワーク20を介して任意の端末装置21,22へ送信することができる。ここでも、画像読み取り部2に備えられたCCD2aにより原稿を電子的に読み取る。そして、読み取られた原稿の画像データは、メモリ6a上に出力データとして完成され、一旦HD7へ記憶される。そして、再びHD7からメモリ6aに送られ、操作部4を介して指示された送信先との通信を確立させた上で通信部5から目的の送信先へと送信される。
(ファクシミリモード)
さらに、通信部5は、ネットワーク20,インターネット30を介してファクシミリ装置31と接続されている。また、FAXモデム9は、電話回線網11を介してファクシミリ装置12と接続するようにしてもよい。本実施形態に係るデジタル複合機1をファクシミリ装置として利用する場合にも同様の動作が行われ、外部機器との間で画像データの送信及び受信が可能となる。
本実施形態に係るデジタル複合機1の各構成部は、機器制御部3により制御され、操作部4に設けられたタブレット,キー群などの入力部4aからの操作指示を監視すると共に、表示部4bを介してデジタル複合機1の状態に関する情報などのユーザに通知すべき情報を的確に案内表示する。また、管理部8には、機器制御部3により制御されている各構成部に関する情報が管理されており、これら情報をもとに、機器制御部3がデジタル複合機1全体の動作を制御する。
図2は、図1に示したデジタル複合機1において本発明に係る主要部を示した機能ブロック図である。データ入力手段は、画像読み取り部2、FAXモデム(受信)9、通信部(受信)5、及び外部メモリインタフェース(外部メモリI/F)13から構成されている。この外部メモリI/F13は、例えば、メモリカードや、CD、DVDなどの外部記録媒体を着脱可能に接続するための手段である。また、データ出力処理手段は、印字部6b、FAXモデム(送信)9、通信部(送信)5、及び外部メモリI/F13から構成されている。
機器制御部3は、データ出力処理手段のいずれかにより処理された画像データをログとして保存するときの保存形態を設定する設定手段3aと、その設定内容に基づいて画像データのログを作成するログ作成手段3bと、データ入力手段のいずれかから入力された画像データから所定の特徴を検出する特徴検出手段3cと、を備えている。この特徴検出手段3cによる特徴検出は、公知の文字認識、画像認識、色認識などの技術を用いることで実現できる。設定手段3aにより設定された設定情報と、特徴検出手段3cによる検出結果とは管理部8に記憶され、ログ作成手段3bが画像データのログを作成する際に参照される。
HD7は、データ出力処理手段のいずれかにより処理された画像データを一時的に記憶しておく領域であるデータ記憶領域7a、ログ作成手段3bにより作成されたログを保存しておく領域であるログ管理領域7bで構成されている。なお、データ記憶領域7aとログ管理領域7bは同じ記憶媒体でなくてもよく、別々の記憶媒体に構成するようにしてもよい。本発明のログとは、画像データに関する情報として、画像データそのもの、利用者情報、処理日時などを含むものとする。
設定手段3aによる設定情報とは、画像データのログをどのような形態で保存しておくかを設定するための情報で、例えば、画像データの全ページ保存、所定ページのみ保存(例えば、表紙のみ、先頭から2ページ目までなど)、ページサイズを縮小して保存(A3からA4に縮小など)、複数ページを1ページに集約して保存(4ページ分を1ページにまとめるなど、所謂Nin1機能)、データ形式を変更して保存(PDF形式、TIFF形式など)、カラー画像又は白黒画像に変更して保存、解像度を変更して保存、のいずれか複数を設定可能とする。なお、この設定情報は上記に限定されず、利用者により任意に設定することが可能である。
ログ作成手段3bは、画像データをログファイルとして残す場合、上記設定情報に従ってログを作成し、作成したログをログ管理領域7bに保存する。この際、各設定情報を組み合わせてもよい。例えば、カラーの画像データの表紙のみを白黒にして保存、など複数の設定情報を適宜組み合わせてログを作成してもよい。
また、設定手段3aは、特徴検出手段3cにより画像データから所定の特徴が検出された場合、特徴の有無に応じてログの保存形態が異なるように設定してもよい。具体的には、特徴検出手段3cは、画像データの特徴として、機密あるいは重要であることを示す情報(丸秘マークなど)を検出することができる。これにより、入力された画像データを、機密データと、そうでない一般データとに分類する。設定手段3aは、例えば、機密データに分類された画像データは全ページをそのままログとして保存し、一般データに分類された画像データは表紙のみをログとして保存するように設定する。ログ作成手段3bは、この設定内容に従ってログを作成してログ管理領域7bに保存する。
また、設定手段3aは、特徴検出手段3cにより画像データから所定の特徴が検出された場合、その特徴を含む画像データをログとして保存するように設定してもよい。具体的には、特徴検出手段3cが、画像データの特徴として、機密あるいは重要であることを示す情報(例えば丸秘マークなど)、特定のロゴ(例えば会社のロゴマークなど)、カラー画像(例えば写真やグラフなど)、などを検出した場合、これらの特徴を含む画像データをログとして保存するように設定しておく。ログ作成手段3bは、上記特徴を含む画像データを保存形態の設定に従ってログに加工してログ管理領域7bに保存する。この場合、上記特徴を含まない画像データのログは作成されないため、任意の時点で消去手段10によってデータ記憶領域7aから消去あるいは無効化される。なお、画像データから検出する特徴は上記に限らず、利用者によって任意に設定できるようにしてもよい。
図2において、まず、データ入力手段のいずれかより画像データが入力される。この際、画像処理装置1を利用する利用者の認証を行うようにしてもよい。次に、操作部4の操作パネル上に指示入力画面を表示させる。この指示入力画面には、項目として、「画像確認」、「処理内容」、「出力内容」が選択可能に表示される。「処理内容」は例えば画像データに丸秘マークなどを合成する処理を行う場合に選択され、「出力内容」は画像データの出力方法(印刷出力、ネットワーク送信など)を指定する場合に選択され、「画像確認」は特徴検出手段3cによる特徴検出を行う場合に選択される。入力された画像データは、「処理内容」で指定された処理が施され、一旦データ記憶領域7aに記憶され、その後、「出力内容」で指定されたデータ出力処理手段により出力処理される。「画像確認」が指定されている場合、特徴検出手段3cが、データ記憶領域7aに記憶された画像データから特徴(丸秘マークや、会社ロゴなど)を検出する処理を実行する。
データ出力処理手段による処理の後、データ記憶領域7aに記憶された画像データの少なくとも一部をログとして残すためにログ作成手段3bがログを作成し、作成したログをログ管理領域7bに保存する。この際、設定手段3aによる設定情報と、特徴検出手段3cによる検出結果とは管理部8に記憶されているため、ログ作成手段3bは、管理部8の設定情報及び検出結果を参照し、その内容に基づいて画像データのログを作成する。その後、データ記憶領域7aに残った画像データは消去手段10により消去あるいは無効化される。
また、別の実施形態として、ログ管理領域7bに保存されているログのデータ容量を、所定時間が経過する毎に低減していくようにしてもよい。例えば、最初に全ページをログとして保存した画像データに対して、1週間経過した後に、偶数ページを消去して奇数ページのみを残し、さらに、1週間経過した後に、所定のページ(先頭ページなど)のみを残して後は消去する、といったように段階的にページを消去していき、ログのデータ容量を低減する。これによりHD7の記憶領域の空き領域を広げることができる。
図3は、ログを残すように設定された特徴を含む画像データの一例を示す図である。図3(A)は会社名等の特定のロゴを含む画像データを示し、図3(B)は機密情報であることを示す情報である丸秘マークを含む画像データを示し、図3(C)は重要情報であることを示す情報である重要マークを含む画像データを示し、図3(D)は写真等のカラー画像を含む画像データを示す。これら画像データの特徴は、特徴検出手段3cにより検出される。
また、画像データが複数ページで構成されていてもよい。図3(E)は会社名等の特定のロゴを先頭ページに含む複数ページからなる画像データを示し、図3(F)は写真等のカラー画像を先頭ページに含む複数ページからなる画像データを示す。この場合、画像データの中から、特徴を含むページをログとして保存するように設定してもよい。
図4は、設定手段3aにより表示される利用者設定の画面例を示す図である。本例におけるデジタル複合機1は、管理部8に利用者情報を登録して有し、設定手段3aは、画像データが管理部8に登録されている利用者から入力された場合、画像データをログとして保存するように設定する。また、管理部8に登録されている利用者の中から、画像データをログとして保存する利用者を選択できるようにしてもよい。この場合、システム管理者等は、図4に示す利用者設定の画面を表示させ、管理部8に登録されている各利用者についてログの有無を設定しておき、ログ“あり”に設定された利用者から入力された画像データをログとして管理する。この利用者設定画面は、システム管理者等からの操作入力に従って、設定手段3aにより表示部4bに表示される。
図5は、設定手段3aにより表示されるログ管理設定の画面例を示す図で、図中、40はログ管理設定画面で、該ログ管理設定画面40は、データ出力処理手段設定部41、特徴設定部42、保存状態設定部43から構成されている。このログ管理設定画面40は、システム管理者等からの操作入力に従って、設定手段3aにより表示部4bに表示される。
データ出力処理手段設定部41は、図2に示したデータ出力処理手段である、“コピー”、“プリンタ”(画像読み取り部2、印字部6b)、“ネットワーク送信”(通信部5)、“FAX”(FAXモデム9)で構成されており、この画面上でログ“あり”に設定されたデータ出力処理手段から画像データが出力された場合、その画像データはログとして保存される。
また、特徴設定部42は、画像データの特徴として、“ロゴ”、“丸秘”、“重要”、“カラー画像”で構成されており、この画面上で設定された特徴が画像データから検出された場合、その画像データはログとして保存される。
また、保存状態設定部43は、ログの保存状態として、ページサイズを縮小して保存、白黒画像に変更して保存、複数ページを1ページに集約(Nin1)して保存、データ形式を変更して保存、で構成されており、この画面上で設定された保存状態に従って、画像データが加工されログとして保存される。
図6は、本発明の画像処理装置におけるログ管理方法の一例を説明するためのフロー図である。本例は、図1及び図2に示したデジタル複合機1の構成に基づいて説明する。まず。デジタル複合機1は、画像データが入力されると(ステップS1)、入力された画像データに対して指定された処理を行い(ステップS2)、当該処理が完了したかどうかを判断する(ステップS3)。ここで、処理が完了してない場合(NOの場合)、ステップS3を繰り返し、一方、処理が完了した場合(YESの場合)、処理した画像データをデータ記憶領域7aに記憶した後、認証(すなわち登録)された利用者かどうかを判断する(ステップS4)。ここで、認証された利用者の場合(YESの場合)、画像データをログとして作成し(ステップS6)、作成したログをログ管理領域7bに保存する(ステップS7)。
一方、ステップS4において、認証された利用者でない場合(NOの場合)、画像データに特徴(丸秘マークなど)が含まれているかどうかを判断し(ステップS5)、画像データに特徴が含まれていない場合(NOの場合)、ログを作成せずにそのまま終了する。一方、ステップS5において、画像データに特徴が含まれている場合(YESの場合)、画像データをログとして作成し(ステップS6)、作成したログをログ管理領域7bに保存する(ステップS7)。
以上説明したように、本発明によれば、画像データをログとして保存するためのログ管理手段を備える画像処理装置において、ログの保存形態(集約、縮小など)を設定可能とし、その設定内容に基づいて画像データのログを作成、管理できるため、ハードディスクなどの記憶手段を効率的に利用することができる。
また、画像データから所定の特徴(会社のロゴマークや丸秘マークなど)が検出された場合に、その画像データをログとして残すことができるため、必要(あるいは重要)な画像データだけが自動的にログとして管理され、利用者がログとして残す画像データを選択する必要がなくなる。
本発明の一実施形態に係る画像処理装置の概略構成例を示すブロック図である。 図1に示したデジタル複合機において本発明に係る主要部を示した機能ブロック図である。 ログを残すように設定された特徴を含む画像データの一例を示す図である。 設定手段により表示される利用者設定の画面例を示す図である。 設定手段により表示されるログ管理設定の画面例を示す図である。 本発明の画像処理装置におけるログ管理方法の一例を説明するためのフロー図である。
符号の説明
1…画像処理装置(デジタル複合機)、2…画像読み取り部、2a…CCD、2b…原稿検知センサ、3…機器制御部、3a…設定手段、3b…ログ作成手段、3c…特徴検出手段、4…操作部、4a…入力部、4b…表示部、5…通信部、6…画像形成部、6a…メモリ、6b…印字部(LSU)、6c…画像処理部、7…ハードディスク(HD)、7a…データ記憶領域、7b…ログ管理領域、8…管理部、9…FAXモデム、10…消去手段、11…電話回線網、13…外部メモリI/F、20…ネットワーク、21,22,32…端末装置、30…インターネット、12,31…ファクシミリ装置、40…ログ管理設定画面、41…データ出力処理手段設定部、42…特徴設定部、43…保存状態設定部。

Claims (9)

  1. 画像データを入力する入力手段と、該入力した画像データを処理する処理手段と、該処理した画像データをログとして保存するためのログ管理手段とを備える画像処理装置において、ログの保存形態を設定する設定手段と、該設定内容に基づいてログを作成するログ作成手段とを備え、該作成したログを前記ログ管理手段に保存することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記設定手段は、前記ログ管理手段に保存するログの保存形態として、画像データの全ページ保存、所定ページのみ保存、ページサイズを縮小して保存、複数ページを1ページに集約して保存、データ形式を変更して保存、カラー画像又は白黒画像に変更して保存、解像度を変更して保存のいずれか複数を設定可能としたことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記入力手段により入力された画像データから所定の特徴を検出する特徴検出手段を備え、前記設定手段は、前記特徴の有無に応じてログの保存形態が異なるように設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記入力手段により入力された画像データから所定の特徴を検出する特徴検出手段を備え、前記設定手段は、前記特徴を含む画像データをログとして保存するように設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  5. 前記入力手段により入力された画像データが複数ページで構成される場合、前記設定手段は、前記画像データの中から、前記特徴を含むページをログとして保存するように設定することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記特徴は、特定のロゴ、機密あるいは重要であることを示す情報、カラー画像のいずれか1又は複数であることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1に記載の画像処理装置。
  7. 利用者に関する情報を登録した登録手段を備え、前記設定手段は、画像データが前記登録手段に登録されている利用者から入力された場合、前記画像データをログとして保存するように設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  8. 前記設定手段は、前記登録手段に登録されている利用者の中から、前記画像データをログとして保存する利用者を選択するための画面を表示することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記処理手段は、画像データを印字出力する印字手段、外部機器にネットワークを介して画像データを送信する送信手段、外部のファクシミリ装置に画像データを送信するファクシミリ送信手段のいずれか複数で構成され、前記設定手段は、前記入力手段により入力された画像データが前記処理手段のいずれかにより処理された場合、前記画像データをログとして保存するように設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
JP2005117941A 2005-04-15 2005-04-15 画像処理装置 Pending JP2006303563A (ja)

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