JP2006291763A - スクロール圧縮機 - Google Patents

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Yoshiyuki Futagami
義幸 二上
Takashi Morimoto
敬 森本
Akira Iwashida
鶸田  晃
Ryuichi Ono
竜一 大野
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Abstract

【課題】近年の冷凍空調機器の高効率化と、二酸化炭素などの高圧冷媒の適用に伴い、スクロール圧縮機における固定スクロールと旋回スクロールの圧縮中の漏れ損失低減が課題となっていた。
【解決手段】旋回スクロール13の鏡板13aの背面の高圧部30のオイル6を背圧空間29に供給する連通路54を設け、通路の一部を直径0.2mm以上0.6mm以下の絞り孔57とすることにより、背圧空間29および圧縮室15に適量のオイル6を供給し、漏れ損失および吸入加熱を低減し、圧縮機効率向上および高信頼性化を実現することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷暖房空調装置や冷蔵庫等の冷却装置、あるいはヒートポンプ式の給湯装置等に用いられるスクロール圧縮機に関するものである。
従来、スクロール圧縮機において、旋回・固定鏡板間の摺動面の接触を良好な状態に保ち、漏れ損失を低減するために、旋回スクロールのラップ先端部に、チップシール格納溝を設けて、その中にチップシールを装着し、さらに、チップシール格納溝と旋回スクロール鏡板背面の高圧部を連絡する連通路を設けた構成をとっていた(例えば、特許文献1参照)。
図6は、特許文献1に記載された従来のスクロール圧縮機の圧縮機構部断面図である。図6に示すように、旋回スクロール13のラップ先端13bにチップシール格納溝81を設けて、その中にチップシール80を装着し、旋回スクロール13と固定スクロール12の摺動部をシールすると共に、チップシール格納溝81と旋回スクロール13の鏡板13aの背面の高圧部30とを連通する連通路82を設けて、高圧部30にあるオイルを旋回スクロールのラップ先端13bに導くことにより、良好な潤滑状況を達成し、漏れ損失を低減するものである。
特開2001−207979号公報
二酸化炭素冷媒を使用する場合、圧力が従来のHFC冷媒の約3倍となり、旋回スクロールの鏡板と固定スクロールの鏡板とが摺動する面には、過大な押し付け力が発生するため、従来の仕様では摺動損失の増大、あるいは、かじりや異常摩耗を引き起こしてしまう。また、大容量で多冷媒となるシステムでは、液冷媒の戻りが激しい過渡運転時においては、洗浄性の高い二酸化炭素の液冷媒により、旋回スクロールのスラスト面においてオイル切れや温度上昇が発生して焼付きに至る恐れがある。
また、圧縮機の吐出圧力と吸入圧力の圧力差は、従来のHFC冷媒の冷凍サイクルの圧力差の約7〜10倍以上高い。このため、固定スクロールと旋回スクロールとの間に形成される各圧縮室は圧縮作用を行う際には、各ラップ部の歯先面と側壁からの漏れが増大し、性能低下を招く恐れがある。そこで、歯先面にチップシールを設けてシール性の向上を図ると、チップシールが接触することによる摺動損失の増大や、部品点数の増加及び加工工程の増加により生産性を低下させるという問題を有していた。また、高圧部からチップシール格納溝に供給されるオイル量は、高圧とチップシール格納溝の差圧で供給されるため、多量のオイル供給で、吸入加熱により性能を低下させる問題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、旋回スクロールの鏡板と固定スクロールの鏡板との摺動面における漏れ損失を低減するとともに、高圧縮比運転下で旋回スクロールと固定スクロールの摺動面における信頼性を向上し、高効率で信頼性の高いスクロール圧縮機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のスクロール圧縮機は、二酸化炭素を冷媒とし、かつ、二酸化炭素と非相溶および部分相溶であるオイルを用い、旋回スクロール背面部の高圧部のオイルを背圧空間に供給する通路を設け、その通路の一部を直径0.2mm
以上0.6mm以下の絞り孔とした構成としたものである。
この構成により、高圧部のオイルを背圧空間に供給したあと、圧縮室の吸入室へ適量供給するため、高差圧運転下でも旋回スクロールと固定スクロールの漏れおよび吸入加熱を低減でき、摺動面におけるかじりや異常摩耗を抑制することができる。
本発明のスクロール圧縮機は、高圧縮比運転下で、圧縮効率を向上でき、冷凍空調機器の高効率化および高信頼性化を実現することができる。
第1の発明は、スクロール圧縮機において、二酸化炭素を冷媒とし、かつ、二酸化炭素と非相溶および部分相溶であるオイルを用い、高圧部のオイルを背圧空間に供給する連通路を設け、連通路の一部を直径0.2mm以上0.6mm以下の絞り孔としたものである。
このスクロール圧縮機では、高圧部から背圧空間へ供給されたオイルは圧縮室に供給され、シールオイルとして作用し、ラップ部の歯先面からの漏れと側壁からの漏れを同時に低減させることができる。また、高差圧運転下でも旋回スクロールと固定スクロールの摺動面におけるかじりや異常摩耗を抑制することができる。そして、連通路の一部に設けた絞り孔の直径を0.2mm以上とすることにより、二酸化炭素に非相溶および部分相溶のオイルを用いた場合でも、高差圧運転下において、ラップ部の歯先面からの漏れと側壁からの漏れをシールし、同時に旋回スクロールと固定スクロールの摺動面においてかじりや焼付きのないだけの量のオイルを圧縮室へ供給することができる。さらに、絞り孔が詰まることなく運転でき、また、加工が容易である。そして、直径0.6mm以下によりオイル供給過多による吸入加熱による性能低下を抑制することができる。
また、チップシールを設けなくても良いので部品点数を増やすことがなく、コストを低く抑えることができる。これにより、高効率で高信頼性なスクロール圧縮機を実現できる。
第2の発明は、特に第1の発明で、高圧部のオイルが、旋回スクロールの旋回運動によって摺動仕切り環をまたいで間欠的に背圧空間へ供給されるように、旋回スクロールに連通路を設けたものである。これによって、冷媒循環量の変化に対しても給油量を調節することができるので、更に高効率なスクロール圧縮機を提供することができる。また、間欠的に給油することにより、連通路の一部に設けた絞り孔の長さを抑えることができるので、さらに、絞り孔が詰まることなく運転できる。
第3の発明は、特に第2の発明の連通路により、高圧部のオイルが背圧空間と望む割合を、クランク軸の1回転に対して8%以上30%以下としたものである。これにより、高圧部のオイルを背圧室および圧縮室に適量供給することができ、高効率で高信頼性なスクロール圧縮機を実現することができる。
第4の発明は、特に第2又は3の発明で、絞り孔にザグリを設けたものである。これにより、連通路の一部の絞り孔を加工した際のバリを除去できる。
第5の発明は、特に第4の発明で、絞り孔のザグリの直径を、旋回スクロールの鏡板背面側をシールするリング状の摺動仕切り環の幅よりも小さくしたものである。これによって、高圧部のオイルが連通路を通らずに、摺動仕切り環をまたいで背圧空間に供給されることを抑制でき、高効率なスクロール圧縮機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機の縦断面図、図2は図1の圧縮機構部の要部拡大断面図である。図のように構成されたスクロール圧縮機について、以下その動作と作用を説明する。
図1に示すように、本発明のスクロール圧縮機は、密閉容器1内に溶接や焼き嵌めなどして固定したクランク軸4の主軸受部材11と、この主軸受部材11上にボルト止めした固定スクロール12との間に、固定スクロール12と噛み合う旋回スクロール13を挟み込んでスクロール式の圧縮機構部2を構成し、旋回スクロール13と主軸受部材11との間に旋回スクロール13の自転を防止して円軌道運動するように案内するオルダムリングなどによる自転規制機構14を設けて、クランク軸4の上端にある偏心軸部4aにて旋回スクロール13を偏心駆動することにより旋回スクロール13を円軌道運動させ、これにより固定スクロール12と旋回スクロール13との間に形成している圧縮室15が外周側から中央部に移動しながら小さくなるのを利用して、密閉容器1外に通じた吸入パイプ16および固定スクロール12の外周部の吸入口17から冷媒ガスを吸入して圧縮していき、所定圧以上になった冷媒ガスは固定スクロール12の中央部の吐出口18からリード弁19を押し開いて密閉容器1内に吐出させることを繰り返す。
旋回スクロール13の背面部分には、主軸受部材11に配置されている摺動仕切り環78があり、旋回運動を行いながら摺動仕切り環78により、摺動仕切り環78の内側領域である高圧部30と、外側領域である高圧と低圧の中間圧に設定された背圧空間29とに仕切られている。この背面の圧力付加により旋回スクロール13は固定スクロール12に安定的に押しつけられ、漏れを低減するとともに安定して円軌道運動を行うことができる。さらに、固定スクロール12には、旋回スクロール13背面の背圧空間29の圧力を制御する背圧調整弁9を備えている。
圧縮機運転中は、クランク軸4の下端にはポンプ25が設けられ、スクロール圧縮機と同時に駆動される。これによりポンプ25は密閉容器1の底部に設けられたオイル溜め20にあるオイル6を吸い上げてクランク軸4内を通縦しているオイル供給穴26を通じて圧縮機構部2に供給する。このときの供給圧は、スクロール圧縮機の吐出圧力とほぼ同等であり、旋回スクロール13に対する背圧源ともなる。これにより、旋回スクロール13は固定スクロール12から離れたり片当たりしたりするようなことはなく、所定の圧縮機能を安定して発揮する。
このように供給されたオイル6の一部は、供給圧や自重によって、逃げ場を求めるようにして偏心軸部4aと旋回スクロール13との嵌合部65や、クランク軸4と主軸受部材11との間の軸受部66に進入してそれぞれの部分を潤滑した後落下し、オイル溜め20へ戻る。
また、高圧部30に供給されたオイル6は、旋回スクロール内部に設けられた連通路54によって旋回スクロール13の外周部まわりにあって自転規制機構14が位置している背圧空間29に進入し、固定スクロール12と旋回スクロール13との噛み合せによる摺動部および自転規制機構14の摺動部を潤滑するのに併せ、背圧空間29にて旋回スクロール13の背圧を印加する。
また、背圧空間29に進入するオイル6は、連通路54の一部に設けられた絞り孔57
での絞り作用によって高圧部30と圧縮室15の低圧側との圧力の中間となる中間圧に設定される。背圧空間29は高圧部30の高圧側との間が環状仕切り環78によってシールされていて、進入してくるオイルが充満するにつれて圧力を増し、所定の圧力を超えると、背圧調整弁9が作用して、圧縮室15の吸入部分に戻され進入する。
このオイル6の進入は所定の周期で繰り返され、この繰り返しのタイミングは吸入、圧縮、吐出の繰り返しサイクルと、絞り孔57による減圧設定と背圧調整機構9での圧力設定との関係の組み合わせによって決まり、固定スクロール12と旋回スクロール13のラップ13bとの摺動部への意図的な潤滑となる。この意図的な潤滑は前記したように背圧調整弁9による連絡路10の凹部105への開口によって常時保証される。吸入口17へと供給されたオイル6は旋回スクロール13の旋回運動とともに圧縮室15へと移動し、圧縮室15間の漏れ防止に役立っている。
ここで、連通路54の一部に設けられた絞り孔57の直径は、0.2mm以上0.6mm以下にするのが好適である。
すなわち、本発明のスクロール圧縮機では、高圧部30から背圧空間29へ供給されたオイル6は、圧縮室15に供給され、シールオイルとして作用し、ラップ部の歯先面からの漏れと側壁からの漏れを同時に低減させることができる。また、高差圧運転下でも旋回スクロール13と固定スクロール12の摺動面におけるかじりや異常摩耗を抑制することができる。
そして、連通路54の一部に設けた絞り孔57の直径を0.2mm以上とすることにより、二酸化炭素に非相溶および部分相溶のオイルを用いた場合でも、高差圧運転下において、ラップ部の歯先面からの漏れと側壁からの漏れをシールし、同時に旋回スクロール13と固定スクロール12の摺動面においてかじりや焼付きのないだけの量のオイルを圧縮室15へ供給することができ、さらに、絞り孔57が詰まることなく運転でき、また、加工が容易である。
また、絞り孔57の直径を0.6mm以下とすることにより、オイルが圧縮室15の吸入口17に過多に供給され、吸入加熱により性能が低下することを抑制することができ、高効率化を実現できる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2におけるスクロール圧縮機の縦断面図、図4は図3の圧縮機構部の要部拡大断面図である。図に示すように、旋回スクロール13の鏡板13aの背面の高圧部30のオイル6を、旋回スクロール13の旋回運動によって摺動仕切り環78をまたいで、間欠的に背圧空間29へ給油する通路54と絞り孔57を旋回スクロール13に設けている。以上のように構成されたスクロール圧縮機について、以下その動作と作用を説明する。
図5は、旋回スクロール13の鏡板13aを下面側から見た状態で、旋回スクロール13の旋回運動に対する絞り孔57の開口部と主軸受部品11に設けられた環状仕切り環78との相対的位置関係を示している。旋回スクロール13は図5の(a)〜(d)の順番に矢印に示すように旋回運動をする。この時、旋回スクロール13の鏡板13aの背面において、環状仕切り環78の内周部が高圧部30を形成し、その外周部は背圧空間29を形成している。したがって、絞り孔57の開孔部が環状仕切り環78の外周部に位置する場合のみ高圧部30と背圧空間29が連通され、オイル6が背圧空間29に供給される。図においては、オイル6が供給可能となるのは(d)の状態の時のみである。
上記構成により、オイル6の供給が間欠的になされ、供給量を抑えることが可能となり、連通路の一部に設けた絞り孔57の長さを抑えることができるので、さらに、絞り孔57が詰まることなく運転できる。
また、高圧部30が背圧空間29に臨む割合が、クランク軸4の1回転に対して8%以上30%以下になるような位置に、連通路54の一部に設けた絞り孔の開口部を設けている。ここで、高圧部30が背圧空間29に臨む割合は、絞り孔57の開口部の径と、絞り孔57の径の中心と旋回スクロール13の鏡板13bの中心との距離によって決まる。これにより、高圧部30のオイル6を背圧空間29および圧縮室15に適量供給することができ、高効率で高信頼性なスクロール圧縮機を実現することができる。
また、絞り孔57の開口部にザグリを設けている。これにより、連通路54の一部の絞り孔57を加工した際のバリを除去できる。
また、絞り孔57のザグリの直径Aを、旋回スクロール13の鏡板13aの背面側をシールするリング状の摺動仕切り環78の幅Bよりも小さくしている。これによって、高圧部30のオイル6が連通路54を通らずに、摺動仕切り環78をまたいで背圧空間29に供給されることを抑制でき、高効率なスクロール圧縮機を提供することができる。
以上のように、本発明にかかるスクロール圧縮機は、高圧縮比運転下でも、圧縮効率向上を実現することがき、作動流体を冷媒と限ることなく、空気スクロール圧縮機、真空ポンプ、スクロール型膨張機等のスクロール流体機械の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機の断面図 図1のスクロール圧縮機の圧縮機構部の要部拡大断面図 本発明の実施の形態2におけるスクロール圧縮機の断面図 図3のスクロール圧縮機の圧縮機構部の要部拡大断面図 本発明の実施の形態2における旋回スクロールの所定旋回位置における旋回スクロールと固定スクロールの位置関係を示す平面図 従来のスクロール圧縮機の圧縮機構部の断面図
符号の説明
2 圧縮機構部
4 クランク軸
6 オイル
11 主軸受部材
12 固定スクロール
12a 鏡板
12b ラップ
13 旋回スクロール
13a 鏡板
13b ラップ
14 自転規制機構
15 圧縮室
17 吸入口
29 背圧空間
30 高圧部
78 摺動仕切り環
54 連通路
57 絞り孔
58 ザグリ

Claims (5)

  1. 鏡板から渦巻きラップが立ち上がる固定スクロールと旋回スクロールとを噛み合せて、クランク軸を回転させ、前記旋回スクロールを自転の規制のもとに円軌道に沿って旋回させたときに容積を変えながら移動することで、吸入、圧縮、吐出を行う圧縮室を形成し、前記旋回スクロールとこれの鏡板背面側を略支持する軸受部材にリング状の溝部を設け、前記軸受部材と前記鏡板背面側の中央部にオイルにより高圧を与える高圧部と、この高圧部とは前記溝部に装着された合口部を有するリング状の摺動仕切り環によって仕切られ、前記旋回スクロール鏡板背面の外周部に前記高圧部より低い所定の圧力を印加する背圧空間とを設けたスクロール圧縮機において、
    二酸化炭素を冷媒とし、かつ、二酸化炭素と非相溶および部分相溶であるオイルを用い、前記高圧部のオイルを前記背圧空間に供給する連通路を設け、前記通路の一部を直径0.2mm以上0.6mm以下の絞り孔としたことを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 前記連通路を、前記高圧部の前記オイルが、前記旋回スクロールの旋回運動によって前記摺動仕切り環をまたいで間欠的に背圧空間へ供給されるように、前記旋回スクロールに設けたことを特徴とする請求項1記載のスクロール圧縮機。
  3. 前記連通路により、前記高圧部の前記オイルが前記背圧空間と臨む割合を、前記クランク軸の1回転に対して8%以上30%以下としたことを特徴とする請求項2記載のスクロール圧縮機。
  4. 前記絞り孔にザグリを設けたことを特徴とする請求項2又は3記載のスクロール圧縮機。
  5. 前記絞り孔の前記ザグリの直径を、前記旋回スクロールの鏡板背面側をシールする前記リング状の摺動仕切り環の幅よりも小さくしたことを特徴とする請求項4記載のスクロール圧縮機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101015016B1 (ko) * 2007-09-27 2011-02-16 히타치 어플라이언스 가부시키가이샤 스크롤 압축기

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