JP2006270775A - インターホンシステム - Google Patents

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克彦 木村
Yoshinori Muroi
義則 室井
Susumu Ito
享 伊藤
Seiji Nagatome
征二 永留
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Abstract

【課題】無線増設親機と有線増設親機とを簡易な方法で安価に組み込むことができ、電気錠などの設備機器と連携させ、インターホン親機、有線増設親機、無線増設親機において、設備機器の制御、状態監視を行えるインターホンシステムを提供する。
【解決手段】無線アダプタ3を、ドアホン子器1とは直接接続せず、インターホン親機2と有線増設親機4との接続ラインL上に有線接続し、インターホン親機2には、少なくとも設備機器7,8を制御するコントローラ10が接続付加されており、コントローラ10は、設備機器制御、設備機器状態監視をさせるために、インターホン親機2、有線増設親機4、無線増設親機5のいずれかと通信を行うことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線アダプタを介して、ドアホン子器、インターホン親機、有線増設親機と無線通信する無線増設親機を備えたインターホンシステムに関するものである。
従来のインターホンシステムには、インターホン親機と有線で接続した有線増設親機の他に、無線の増設親機を備えるものがある。無線増設親機を備えたシステムとしては、ドアホン子器やインターホン親機と通信するために、無線アダプタを備えたものが知られている。
図4、図5は、この種の無線アダプタを備えたインターホンシステムの例である。図4は特許文献1、図5は特許文献2に記載されたシステムを示したものである。
図4のシステムは、カメラ付きドアホン子器101と、モニタ付きインターホン親機102とが信号線Lで接続され、さらにモニタ付き無線増設親機104と、無線アダプタ103とを備えたハンズフリーインターホンシステムである。なお、図中の103n、104nはそれぞれ、無線アダプタ103、モニタ付き無線増設親機104のアンテナを示す。
カメラ付きドアホン子器101と有線で接続されるモニタ付きインターホン親機102は、カメラ付きドアホン子器101から伝送された音声信号と映像信号を無線アダプタに出力する音声出力端子102bと、ドアホン子器101のカメラから伝送されてくる映像信号を送出する映像出力端子102cと、無線アダプタ103から音声信号を入力する音声入力端子102aと、無線アダプタ103と制御信号をやりとりする制御端子102dとを有している。
また無線アダプタ103は、モニタ付きインターホン親機102の音声出力端子102bと接続される音声入力端子103b、モニタ付きインターホン親機102の映像出力端子102cと接続される映像入力端子103c、モニタ付きインターホン親機102の制御端子102dと接続される制御端子103d、モニタ付きインターホン親機102の音声入力端子102aと接続される音声出力端子103aを備える。
無線アダプタ103は、インターホン親機102側から入力される音声信号と映像信号と制御信号とをモニタ付き無線増設親機104に無線送信し、モニタ付き無線増設親機104から無線送信される音声信号と制御信号とを受信して、それぞれを音声出力端子103a、制御端子103dに出力する。
そして、モニタ付き無線増設親機104は、無線アダプタ103から無線送信される音声信号と映像信号とを受信し、音声信号を無線アダプタ103に無線送信し、これらの動作によって、有線増設親機104側では、ドアホン子器101の呼出に応答して、来客の映像を見ながら所定時間の通話が可能となる。
また図6のシステムは、インターホン親機202とドアホン子器201とが信号線Lにより有線接続され、それらの間に、信号線Lによって無線アダプタ203が接続され、さらに、無線アダプタ203と無線通信可能な少なくとも1台の無線増設親機204とを備えている。無線アダプタ203がドアホン子器201からの呼出信号を無線増設親機204に無線送信するとともに、無線増設親機204との間で通話信号を送受信し、ドアホン子器201からの呼出及び応答通話を行っている。
なお、図中の203n、204nはそれぞれ、無線アダプタ203、無線増設親機204のアンテナを示す。
特開2004−147215号公報 特開2000−224316号公報
しかしながら、上述した図5のシステムにおいて、有線増設親機と無線増設親機を加えたインターホンシステムを構成する場合、インターホン親機には、有線増設親機を接続するための接続端子に加えて、無線アダプタを接続するための専用端子を設ける必要があるため、インターホン親機のコストが高くなり、また、インターホン親機のサイズが大きくなってしまうといった問題がある。
また、上述した図6のシステムにおいては、無線アダプタをドアホン子器、インターホン親機間の信号線に接続しているため、例えば3階建て住宅の3階居室等、玄関から遠い場所に無線ユニットを設置する場合には配線距離が長くなり、配線形態が複雑になってしまうといった問題や、無線ユニットの設置場所に制約が出てしまうといった問題がある。
更に、図5,6に示すような無線対応型のシステムにおいては、電気錠などの設備機器とは連携しておらず、インターホン親機、有線増設親機、無線増設親機において、電気錠の開閉制御、状態監視ができず不便であった。
本発明は、上記の点に鑑みて提案されたものであり、第1の目的は、無線増設親機と有線増設親機と簡易な方法で安価に組み込むことができるインターホンシステムを提供すること、第2の目的は、電気錠などの設備機器と連携させ、インターホン親機、有線増設親機、無線増設親機において、設備機器の制御、状態監視を行えるようにすることにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載のインターホンシステムは、無線アダプタを、ドアホン子器とは直接接続せず、インターホン親機と有線増設親機との接続ライン上に有線接続し、インターホン親機には、少なくとも設備機器を制御するコントローラが接続付加されており、コントローラは、設備機器制御、設備機器状態監視をさせるために、インターホン親機、有線増設親機、無線増設親機のいずれかと通信を行うことを特徴とする。
請求項2に記載のインターホンシステムは、無線アダプタは、インターホン親機に信号線で渡り接続された最終段の有線増設親機に、更に信号線で渡り接続されている構成としている。
請求項3に記載のインターホンシステムは、設備機器は、電気錠であることを特徴とする。
本発明によれば、無線増設親機を有線増設親機に混在させて、有線システムを無線対応システムとして構築できるインターホンシステムを実現できるといった効果を有する。
具体的には、無線アダプタを、インターホン親機と有線増設親機との渡り配線の信号線上に有線接続させているため、有線増設親機も含むインターホンシステムに適用した際には、有線増設親機を接続するための端子とは別に、インターホン親機に無線アダプタを接続するための専用端子を増設する必要がなく、親機のコストダウンや小型化を実現できる。
また、無線アダプタは、ドアホン子器とはインターホン親機を介して接続されるため、例えば3階建て住宅の3階居室等、玄関から遠い場所に無線アダプタを設置する場合においても、配線距離の長距離化や配線形態の複雑化を防止することができ、無線アダプタの設置場所に制約が出ないインターホンシステムを提供できる。
更に、インターホン親機、有線増設親機、無線増設親機のいずれかにおいて、設備機器の制御、状態の監視が行える。
また、請求項2では、無線アダプタは、インターホン親機に信号線で渡り接続された最終段の有線増設親機に、さらに信号線で渡り接続されているため、端子数を複数設ける必要がなく、無線アダプタのコストダウンや小型化も実現できる.
更に、請求項3によれば、設備機器としての電気錠の制御、状態の監視が行え、利便である。
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。
なお、居室内のインターホン親機、有線増設親機および無線増設親機は、ハンドセット、ハンズフリーのいずれのインターホンを用いたシステムにも適用が可能である。
また、実施例では、ドアホン子器のカメラで撮像した映像を親機側でモニタするテレビインターホンシステムを示しているが、音声通話のみが可能なインターホンにも適用可能なことはいうまでもない。
図1は、本発明のインターホンシステムの構成を示すブロック図である。また、図2は、図1で示したインターホンシステムを構成する機器の各構成要素を示す回路ブロック図である。
図1、図2に示したインターホンシステムは、インターホン親機2と、インターホン親機2に有線接続されたドアホン子器1と、有線増設親機4と、インターホン親機2または有線増設親機4に有線接続するための2つの接続端子3ta、3tbとを有する無線アダプタ3と、無線増設親機5とを備えており、更に、設備機器制御と連動させるため、設備機器として、門扉などに設置される電気錠7と、門扉開閉状態を検出する門扉開閉センサ8とを設け、電気錠7を施錠、開錠するためのシークレットスイッチ9と、電気錠7を制御するとともに、電気錠7,門扉開閉センサ8の状態を監視するコントローラ10とにより構成される。
なお、設備機器は、電気錠7や門扉開閉センサ8には限定されず、照明装置、空調装置、防犯センサなどであってもよい。
ここで、無線アダプタ3は、インターホン親機2が複数台の有線増設親機4、4を設置するために設けている2線式の信号線L上に、有線増設親機4、4と混在して渡り配線で接続される形で配置される。
後述するように、この信号線Lには、カメラ電源をベースにして、それぞれに周波数帯を区分した制御信号、音声信号、映像信号、設備機器の状態通知信号が周波数多重化方式で重畳されたものが伝送されるが、映像信号を伝送する同軸ケーブル、設備機器の状態通知信号、制御信号、音声信号、電源を伝送する信号線、電源線で接続したものであってもよい。
次に、システムを構成する各機器の構成と動作について説明する。
ドアホン子器1は、スピーカ1bと、マイク1dと、スピーカアンプ1cと、マイクアンプ1eと、来客者の姿を捉えるカメラ1fと、呼出釦1gと、信号処理部1aとを備える。
マイク1dから出力されマイクアンプ1eで増幅される音声信号と、カメラ1fから出力される映像信号と、呼出釦1gの操作により発生する制御信号は、信号処理部1aによって多重化されて、伝送路(信号線L)に送出される。また、インターホン親機2からは音声信号と制御信号が電源とともに伝送路に送出されており、信号処理部1aは、インターホン親機2から送出される多重化された信号を分離する。分離された音声信号は、スピーカアンプ1cで増幅された後スピーカ1bから出力される。
インターホン親機2は、スピーカ2bと、マイク2dと、スピーカアンプ2cと、マイクアンプ2eと、モニタ2fと、操作釦2gと、内線呼出釦2hと、電気錠操作釦2iと、電気錠状態表示ランプ2jと、門扉状態表示ランプ2kと、信号処理部2aとを備える。
ドアホン子器1から送出される多重化された信号は、信号処理部2aにて、音声信号、映像信号、制御信号に分離され、音声信号はスピーカアンプ2cで増幅された後、スピーカ2bに出力され、映像信号はモニタ2fに出力される。また、マイク2dから出力された音声信号はマイクアンプ2eで増幅された後、操作釦2gの操作により発生する制御信号と、信号処理部2aにて多重化され、電源に重畳されて伝送路に送出される。
さらに、インターホン親機2は、ドアホン子器1と無線増設親機5が通信を行う際には、ドアホン子器1から送出される信号を信号処理部2aより無線アダプタ3に出力し、無線アダプタ3により送出される信号を信号処理部2aよりドアホン子器1に送出する機能を有する。インターホン親機2と無線増設親機5が通信を行う際には、マイク2dから出力される音声信号と制御信号を信号処理部2aにて処理した後、無線アダプタ3に出力し、無線アダプタ3により送出される信号を信号処理部2aにて処理した後にスピーカアンプ2cを介してスピーカ2bに出力する機能を有する。
さらに、インターホン親機2では、信号処理部2aは、接続端子2tcを通じてコントローラと制御信号、状態信号の送受を行って、電気錠操作釦2iの操作により、電気錠7を施錠、解錠を行い、コントローラ10が監視する電気錠7、門扉開閉状態を受け手、電気錠状態表示ランプ2j、門扉状態表示ランプ2kを表示させる。
無線アダプタ3は、2つの接続端子3ta、3tbと、信号処理部3aと、無線部3rと、無線部3rに付随するアンテナ3nとを有し、インターホン親機2から送出された音声信号、映像信号、制御信号を信号処理部3aにて信号処理を行った後、無線部3rにて変調してアンテナ3nから送信する。また、無線増設親機5から送信された音声信号、制御信号をアンテナ3nで受信し、無線部3rで復調した後、信号処理部3aを介してインターホン親機2に信号を送出する。
無線増設親機5は、スピーカ5bと、マイク5dと、スピーカアンプ5cと、マイクアンプ5eと、モニタ5fと操作釦5gと、内線呼出釦5hと、電気錠操作釦5iと、電気錠状態表示ランプ5jと、門扉状態表示ランプ5kと、信号処理部5aと、無線部5rと、無線部5rに付随するアンテナ5nとを備え、通話時においては、無線アダプタ3から送信された音声信号、映像信号、制御信号をアンテナ5nで受信し、無線部5rにて復調し信号処理部5aで処理した後、音声信号をスピーカ5bに出力し、映像信号をモニタ5fに出力する。また、マイク5dから出力される音声信号と制御信号を信号処理部5aにて処理した後、無線部5rにて変調してアンテナ5nから送信する。
また、この無線増設親機5では、信号処理部5aは、有線増設親機4、インターホン親機2を通じてコントローラ10と制御信号、状態信号の送受を行って、電気錠操作釦5iの操作により、電気錠7を施錠、解錠を行い、コントローラ10が監視する電気錠7、門扉開閉状態を受けて、電気錠状態表示ランプ5j、門扉状態表示ランプ5kを表示させる。
有線増設親機4は、スピーカ4bと、マイク4dと、スピーカアンプ4cと、マイクアンプ4eと、モニタ4fと、操作釦4gと、内線呼出釦4hと、電気錠操作釦4iと、電気錠状態表示ランプ4jと、門扉状態表示ランプ4kと、信号処理部4aとを備える。
有線増設親機4では、インターホン親機2から送出される多重化された信号は、信号処理部4aにて、音声信号、映像信号、制御信号に分離され、音声信号はスピーカアンプ4cで増幅された後、スピーカ4bに出力され、映像信号はモニタ4fに出力される。また、マイク4dから出力された音声信号はマイクアンプ4dで増幅された後、操作釦4gの操作により発生する制御信号と信号処理部4aにて多重化され、電源に重畳されて伝送路に送出される。
また、この有線増設親機4では、信号処理部4aは、インターホン親機2を通じてコントローラ10と制御信号、状態信号の送受を行って、電気錠操作釦5iの操作により、電気錠7を施錠、解錠を行い、コントローラ10が監視する電気錠7、門扉開閉状態を受け手、電気錠状態表示ランプ4j、門扉状態表示ランプ4kを表示させる。
次に、上記インターホンシステムの基本動作を、来客のドアホン子器1からの呼出と、親機1、4、5間の内線呼出とに分けて説明する。
まず、ドアホン子器1からの呼出と、それにともなう応答、通話、モニタについて説明する。
ドアホン子器1からインターホン親機2を呼び出すと、インターホン親機2、有線増設機器4、無線増設機器5から呼出音が出力される。いずれかで応答すると、インターホン親機2は、応答した機器とドアホン子器1とを接続して、通話を可能とする。
より具体的には、来客がドアホン子器1の呼出釦1gを操作して呼出をしたときは、待機電圧がレベルダウンすることをインターホン親機2で検知する。呼出信号がインターホン親機2で検知されると、インターホン親機2は、有線増設親機4と無線アダプタ3に通知し、さらに無線アダプタ3からの無線信号にて無線増設親機5に伝達される。
その後、例えば無線増設親機5が応答すると、無線増設親機5は、無線アダプタ3経由で、ドアホン子器1側の音声と映像が多重化された信号を無線信号にて受信し、結果として、無線増設親機5のスピーカ5bにはドアホン子器1側の音声が出力され、無線増設親機5のモニタ5fにはドアホン子器1側の映像が出力される。逆に、無線増設親機5は、マイク5dに入力された音声信号を無線信号にて送信し、結果として、ドアホン子器1のスピーカ1bには無線増設親機5側の音声が出力される。
なお、秘話機能を有する場合には、ドアホン子器1からの呼出に対して、インターホン親機2、有線増設親機4、無線増設親機5のいずれかが応答すれば、インターホン親機2は、ドアホン子器1に対して、応答した機器のみと接続して、所定時間の通話を許容する。そして、所定時間のうちに通話が終了すれば、その時点で接続を遮断して、元の待機状態に戻る。
また、ドアホン子器1からの呼出に対する親機の鳴動を一斉に行わせるようにするため、インターホン親機2のスピーカ2bからの呼出を、無線増設親機5への通知の遅れと同じ時間の遅れをもって鳴動させるようにしてもよい。さらに、カメラ映像の伝送の遅れを考慮して、無線増設親機5が映像信号を受けたのちに、一斉鳴動させるようにしてもよい。
次に、親機間の内線呼出と、それにともなう応答、通話について説明する。
例えば、インターホン親機2から無線増設親機5への内線呼出の場合には、次のような動作が実行される。
居住者がインターホン親機2の内線呼出釦2hを操作して内線呼出をしたときは、内線呼出信号が無線アダプタ3を通じて、呼出先の無線増設親機5に呼出信号を送出し、呼出を受けた無線増設親機5が応答すると、無線アダプタ3経由で、インターホン親機2と呼び出された無線増設親機5との通話が開始される。
また、有線増設親機4から、他の有線増設親機4または無線増設親機5への内線呼出の場合は、いったんインターホン親機2が内線呼出信号を受けて、インターホン親機2が、呼出先が有線増設親機4の場合は有線増設親機4に対して呼出信号を送出し、呼出先が無線増設親機5の場合は無線アダプタ3を経由して無線増設親機5に呼出信号を送出する。呼出を受けた機器が応答すると、呼出元と呼出先との通話が開始される。
なお、インターホン親機2を介さずに、直接、呼出先に向けて信号を送出してもよい。その場合には、呼出元あるいは呼出先がインターホン親機2に対して、内線通話中の信号を送出する。
内線呼出には、1つの呼出釦で他の全親機を呼び出す一斉呼出と、個別の呼出釦で特定の親機を呼び出す個別呼出がある。
インターホン親機2からの一斉呼出では、インターホン親機2は、有線増設親機4、無線アダプタ3を介して無線増設親機5に対して、一斉呼出信号を送出する。それに対して、有線増設親機4、無線増設親機5のいずれかが応答すれば、その機器とインターホン親機2との間で通話が行われる。秘話機能を有する場合には、応答しなかった親機との接続は遮断される。
また、個別呼出の場合は、インターホン親機2は、呼出元の親機から呼出先を指定したアドレスを受け、呼出先のアドレスを指定した呼出信号を送出して、相手を呼び出す。
以上に説明したように、無線アダプタ3を、インターホン親機2と有線増設親機4との渡り配線の信号線L上に有線接続するものとしたため、有線増設親機4を接続するための端子とは別に、インターホン親機2に無線アダプタ3を接続するための専用端子を増設する必要がなく、親機のコストダウンや小型化を実現できる。
また、無線アダプタ3をドアホン子器1とは直接接続しないようにしているため、例えば3階建て住宅の3階居室等、玄関から遠い場所に無線アダプタ3を設置する場合においても、配線距離の長距離化や配線形態の複雑化を防止することができ、無線アダプタ3の設置場所に制約が出ないインターホンシステムを提供できる。
次に、インターホン親機2、有線増設親機4、無線増設親機5のコントローラ10との連携した制御、監視動作について説明する。
コントローラ10は、シークレットスイッチ9の操作により、あるいは、インターホン親機2からの制御信号の入力を受けて、電気錠7の施錠、解錠を行う。また、コントローラ10は、電気錠7から施錠または解錠の確認信号を受け、電気錠7の施錠または解錠の状態をインターホン親機2に通知する。更に、門扉開閉センサ8からの検出信号を受けて、門扉開閉状態をインターホン親機2に通知する。
インターホン親機2は、コントローラ10から、電気錠7の施錠または解錠の確認信号を受けて、電気錠状態表示ランプ2jを表示させ、門扉開閉状態を受けて、門扉状態表示ランプ2kを表示させる。
コントローラ10からの電気錠解錠状態、門扉開閉状態は、インターホン親機2を通じて、有線増設親機4、無線増設親機5に送出され、それぞれにおいて、電気錠状態表示ランプ4j,5jを表示、門扉状態表示ランプ4k,5kを表示させる。
インターホン親機2、有線増設親機4、無線増設親機5では、電気錠操作釦2i,4i,5iを操作すれば、制御信号がコントローラ10に送出され、コントローラ10はこれを受けて、電気錠7を施錠、解錠する。
また、上記図1の例では、無線アダプタ3を、有線増設親機4、4間の信号線Lに配置させているが、信号線Lを渡り配線にしているため、無線アダプタ3を、インターホン親機2と有線増設親機4との信号線L上の任意の位置に接続することができる。例えば図3に示すように、無線アダプタ3を、信号線L上の終端に位置するよう配置してもよい。
なお、図3に示したインターホンシステムを構成する機器および動作については、図1に示したシステムと同様であるため、構成機器について同一の符号を付して説明を省略する。
本発明のインターホンシステムの構成を示すブロック図である 本発明のインターホンシステムを構成する機器の内部構成を示したブロック図である。 本発明のインターホンシステムの他例を示すブロック図である。 従来のインターホンシステムを示すブロック図である。 従来のインターホンシステムを示すブロック図である。
符号の説明
1 ドアホン子器
2 インターホン親機
3 無線アダプタ
4 有線増設親機
5 無線増設親機
7 設備機器
10 コントローラ
L 信号線

Claims (3)

  1. インターホン親機と、このインターホン親機と通信するドアホン子器と、上記インターホン親機と有線接続する無線アダプタと、上記インターホン親機または上記ドアホン子器との間で無線アダプタを介して無線通信を行う無線増設親機と、上記インターホン親機と有線接続する有線増設親機とを備えたインターホンシステムにおいて、
    上記無線アダプタを、上記ドアホン子器とは直接接続せず、上記インターホン親機と上記有線増設親機との接続ライン上に有線接続し、
    上記インターホン親機には、少なくとも設備機器を制御するコントローラが接続付加されており、上記コントローラは、設備機器制御、設備機器状態監視をさせるために、上記インターホン親機、上記有線増設親機、上記無線増設親機のいずれかと通信を行うことを特徴とする、インターホンシステム。
  2. 請求項1において、
    上記無線アダプタは、上記インターホン親機に信号線で渡り接続された最終段の有線増設親機に、更に信号線で渡り接続されている構成とした、インターホンシステム。
  3. 請求項1または2において、
    上記設備機器は、電気錠であることを特徴とするインターホンシステム。
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