JP2006025295A - インターネットテレビ電話/インターホン複合システム - Google Patents

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Abstract

【課題】短時間および低コストに導入することができる集合住宅に適したインターネットテレビ電話/インターホン複合システムを提供する。
【解決手段】サーバ31によりIP通信装置(IPテレビ電話)21をインターネットに接続するとともに、IP通信装置(住戸室内用インターホン)21と共用玄関用インターホン16との間の通話を接続する。IP通信装置(住戸室内用インターホン)21および共用玄関用インターホン16は、IPテレビ電話で送受されるデジタル通話信号を送受する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インターネットテレビ電話/インターホン複合システムに関する。
インターネットの発達に伴い、音声信号とともに映像信号を送受するインターネットテレビ電話システムが普及するようになった。インターネットテレビ電話システムでは、2つのインターネットテレビ電話間の1対1の通話の他、チャット、テレビ電話会議等、複数のインターネットテレビ電話間で通話が可能である。このようなインターネットテレビ電話システムとして、例えば、電話番号の代わりにURLアドレスを汎用ブラウザに入力して発呼するインターネットテレビ電話システムが提案されている(特許文献1参照)。
一方、集合住宅の共用玄関に設置された共用玄関用インターホンと各住戸に設置された住戸用インターホンとを有し、共用玄関用インターホンに住戸番号が入力されたとき、対応する住戸用インターホンと共用玄関用インターホンとの通話を接続し、共用玄関扉を開錠するインターホンシステムが知られている。このようなインターホンシステムとして、例えば、ロビーインターホン1により複数の電気錠4を制御するものが提案されている(特許文献2参照)。
特開2003−174507号公報 特開2003−162426号公報
しかしながら、従来のインターホンシステムでは、共用玄関用インターホンと各住戸用インターホンとの間の通話は、アナログ信号により行なわれる場合が多く、共用玄関用インターホンと住戸用インターホンとを電話線で個別に配線してシステムを構成するか、テレビの共同受信システムを利用してシステムを構成していた。
電話線を用いた従来のインターホンシステムでは、映像信号を送ることができず、音声のみの通話となった。テレビの共同受信システムを利用した従来のインターホンシステムでは、音声とともに映像を送ることができるが、共用玄関用インターホンと各住戸用インターホンとの間にブースタ(増幅器)を設け、各住戸用インターホンの通話信号レベルを一定にする必要があるため、設置時の調整が面倒であり、時間およびコストがかるといった問題があった。
また、従来のインターホンシステムでは、既存の集合住宅に新たにインターホンシステムを導入する場合には、新たな配線を敷設する等、時間およびコストがかかるといった問題があった。また、住戸用インターホンは、ハンドセットや表示装置を有するにもかかわらず、インターホン専用に利用されている。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、短時間かつ低コストに導入することができる集合住宅に適したインターネットテレビ電話/インターホン複合システムを提供するにある。
上記目的を達成するため、本発明のインターネットテレビ電話/インターホン複合システムは、集合住宅に設置されインターネットに接続されるサーバと、前記集合住宅の各住戸に設置され前記サーバに接続されるデータ通信装置と、前記集合住宅の共用玄関に設置され前記サーバに接続される共用玄関用インターホンとを備え、前記データ通信装置は、デジタル通話信号を前記サーバを介して送受するインターネットテレビ電話と、前記デジタル通話信号を前記サーバを介して送受する住戸室内用インターホンとを有し、前記共用玄関用インターホンは、訪問者により前記住戸室内用インターホンを指定する住戸情報が入力されたとき、入力された住戸情報を前記サーバに出力し、前記サーバは、前記共用玄関用インターホンにより出力された前記住戸情報に対応する前記住戸室内用インターホンと前記共用玄関用インターホンとの間の通話を接続するインターホン接続手段と、前記インターネットテレビ電話を前記インターネットに接続するインターネット接続手段とを有し、前記住戸室内用インターホンおよび前記共用玄関用インターホンは、前記インターホン接続手段により両者間の通話が接続されたとき、前記両者間で前記デジタル通話信号を送受することを特徴とする。
また、本発明のインターネットテレビ電話/インターホン複合システムは、前記インターネットテレビ電話は、留守情報を設定および解除する入力手段と、携帯電話の電話番号を登録する登録手段と、前記入力手段により留守情報が設定された場合、かつ、前記インターホン接続手段により前記住戸室内用インターホンと前記共用玄関インターホンとの間の通話が接続された場合、前記登録手段に登録された前記携帯電話の電話番号を読み出し、読み出された携帯電話の電話番号を発呼する発呼手段とを有し、前記転送命令送信手段は、前記発呼手段の発呼に応じて前記インターネット接続手段により前記携帯電話との間で通話が接続されたとき、前記転送命令を送信することができる。
また、本発明のインターネットテレビ電話/インターホン複合システムは、前記サーバにより遠隔操作される監視用カメラを設け、前記サーバは、前記監視用カメラにより撮影された映像信号を表示する表示装置と、前記監視用カメラにより撮影された映像信号を記録する記録装置とを設けることができる。
また、本発明のインターネットテレビ電話/インターホン複合システムは、前記インターネットテレビ電話に接続され、家電製品を遠隔操作するリモコン制御器を設け、前記インターネット接続手段は、前記インターネットに接続された携帯電話と、前記携帯電話により通話が要求された前記インターネットテレビ電話との間の通話を接続し、前記インターネットテレビ電話は、前記インターネット接続手段により通話が接続された前記携帯電話により送信された家電制御命令を前記リモコン制御器に出力し、前記リモコン制御器は、前記インターネットテレビ電話により出力された家電制御命令に従って前記家電製品を遠隔制御することができる。
また、本発明のインターネットテレビ電話/インターホン複合システムは、前記インターネットテレビ電話に接続され、映像信号を出力する室内用カメラを設け、前記インターネット接続手段は、前記インターネットに接続された携帯電話と、前記携帯電話により通話が要求された前記インターネットテレビ電話との間の通話を接続し、前記インターネットテレビ電話は、前記インターネット接続手段により通話が接続された前記携帯電話により送信された映像送信命令を前記室内用カメラに出力するとともに、前記映像送信命令に応じて前記室内用カメラにより出力された映像信号をデジタル映像信号に変換し前記携帯電話に送信し、前記室内用カメラは、前記インターネットテレビ電話により出力された前記映像送信命令が入力されたとき、撮影を行い、撮影された映像信号を前記インターネットテレビ電話に出力することができる。
本発明のインターネットテレビ電話/インターホン複合システムによれば、前記デジタル通話信号を送受する前記インターネットテレビ電話と前記住戸室内用インターホンとを有するデータ通信装置が前記インターネット接続手段により前記インターネットに接続されるとともに、前記インターホン接続手段により前記共用玄関用インターホンに通話が接続され、前記住戸室内用インターホンおよび前記共用玄関用インターホンは、前記デジタル通話信号を送受する。
したがって、デジタル通話信号を送受するサーバ、データ通信装置および共用玄関用インターホンによりインターネットテレビ電話/インターホン複合システムを構成することができるので、短時間かつ低コストにシステムを導入することができる。
また、インターネットテレビ電話および住戸室内用インターホンは、デジタル通話信号を送受するので、信号処理回路、ハンドセット、表示装置等を共有することができるので、ハードウェア資源を有効利用することができる。すなわち、インターネットテレビ電話と住戸室内用インターホンとを別々に設置する必要がないので、導入費用を低減することができる。
短時間および低コストに導入が可能な集合住宅に適したインターネットテレビ電話/インターホン複合システムを提供するという目的を達成するため、インターネットに接続されたサーバと、前記サーバに接続されデジタル通話信号を送受するインターネットテレビ電話および住戸用室内インターホンとを有するデータ通信装置と、前記サーバに接続された共用玄関用インターホンとを設け、前記住戸用室内インターホンおよび前記共用玄関用インターホンは、前記デジタル通話信号を送受するようにシステムを構成する。
以下、本発明の実施例1のインターネットテレビ電話/インターホン複合システムについて図面を参照して説明する。
図1は、実施例1のインターネットテレビ電話/インターホン複合システムの構成を示す図である。また、図2は、図1に示される共同玄関用インターホンの構成を示す図である。図3は、図1に示されるIP(Internet Protocol)通信装置の構成を示す図である。
図1に示すように、実施例1のインターネットテレビ電話/インターホン複合システムは、集合住宅の管理室10に設置されたサーバ11、ルータ12、メディアコンバータ13およびVDSL(Very-high-bit-rate Digital Subscriber Line)・SW(スイッチ)14と、管理室10の外に設置されたVDSLモデム15と、集合住宅の共用玄関に設けられた共用玄関用インターホン16と、安全上の理由から集合住宅の共用部分に設けられた監視カメラ17と、集合住宅の各住戸に設置されたIP通信装置21、住戸玄関用インターホン22、室内カメラ23およびリモコン制御器24とを備える。
サーバ11は、ルータ12を介してメディアコンバータ13、VDSL・SW14、共用玄関用インターホン16および監視カメラ17に接続されている。VDSL・SW14は、VDSLモデム15を介してIP通信装置21に接続されている。メディアコンバータ13は、光ファイバ回線31に接続されている。VDSL・SW14は、モジュラージャック等により電話回線32に接続されている。
サーバ11は、各住戸のIP通信装置21をメディアコンバータ13を介して光ファイバ回線31に接続するとともに、VDSL・SW14を介して電話回線32に接続し、さらに、共用玄関用インターホン16に接続する。サーバ13は、コンピュータから構成され、図示しない本体内に記憶装置を有するとともに、前記本体に接続された表示装置およびビデオ記録再生装置(不図示)を備える。前記記憶装置には、各住戸のIP通信装置21の宛先アドレスと住戸情報(例えば、住戸番号)とを対応付けたテーブルが記憶されている。
IP通信装置21は、IPテレビ電話および住戸用室内インターホンの機能を有し、IPテレビ電話としてインターネット(光ファイバ回線31および電話回線32)に接続されるとともに、住戸用室内インターホンとして共用玄関用インターホン16に接続される。
ルータ12は、LAN(Local Area Network)間同士を相互に接続するものであり、例えば、プロトコル変換を行なうとともに、宛先アドレスから最適な経路を選択する。メディアコンバータ13は、光ファイバ回線31からの光信号を電気信号に変換するとともに、ルータ12からの電気信号を光信号に変換する。VDSL・SW14は、電話回線32をインターネット回線として利用するものであり、各住戸のIP通信装置21をインターネットに接続する。VDSLモデム15は、電話用の音声信号と通信用のデジタル信号とを混合および分離する。
なお、VDSLモデム15とIP通信装置21との間にルータを設置すると、ルータに接続されるパーソナルコンピュータを設置することができる。ルータは、IP通信装置21とパーソナルコンピュータとを切り替えてVDSLモデム15に接続する。
共用玄関用インターホン16は、図2に示すように、各住戸のIP通信装置21との間でデジタル通話信号を送受するものであり、通信制御部31、操作部32、音声変換部33、スピーカ34、マイク35、映像変換部36およびカメラ37を有する。
通信制御部31は、IP通信装置21との間でデジタル通話信号を送受する。操作部32は、住戸を特定する住戸情報(例えば、住戸番号)を入力する。音声変換部33は、通信制御部31により受信されたデジタル音声信号をアナログ信号に変換し、スピーカ34に出力するとともに、マイク35からのアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換する。スピーカ34は、音声変換部33からのアナログ音声信号に従って音声を出力する。マイク35は、音声を入力し、アナログ音声信号を出力する。映像変換部36は、カメラ37により出力されたアナログ映像信号をデジタル映像信号に変換し、通信制御部31に出力する。カメラ37は、訪問者を撮影するものであり、撮影されたアナログ映像信号を映像変換部36に出力する。
共用玄関用インターホン16は、訪問者の操作により操作部32に住戸情報が入力されたとき、入力された住戸情報をサーバ11に出力し、入力された住戸情報に対応するIP通信装置21との通話を要求する。
共用玄関用インターホン16は、サーバ11により共用玄関用インターホン16(通信制御部31)とIP通信装置21との間の通話が接続されたとき、IP通信装置21により送信され通信制御部31に受信されたデジタル音声信号を音声変換部33によりアナログ音声信号に変換し、スピーカ34により音声を出力するとともに、音声が入力されたマイク35のアナログ音声信号を音声変換部33によりデジタル音声信号に変換し、通信制御部31によりIP通信装置21に送信し、カメラ37により撮影された訪問者の映像信号を映像変換部36によりデジタル映像信号に変換し、通信制御部31によりIP通信装置21に送信し、通話を行なう。また、共用玄関用インターホン16は、IP通信装置21からの通話信号に含まれる開錠命令を出力し、図示しない共用玄関扉を開錠させる。
監視カメラ17は、デジタル映像信号を出力するビデオカメラである。監視カメラ17により出力されたデジタル映像信号は、ルータ12を介してサーバ11に出力される。サーバ11は、監視カメラ17からのデジタル映像信号を前記表示装置に表示するとともに、前記ビデオ記録再生装置に記録する。
IP通信装置21は、前述のように、IPテレビ電話と住居室内用インターホンとを組み合わせたものであるが、IPテレビ電話が送受するデジタル通話信号を住居室内用インターホンも送受する点で従来と異なる。IP通信装置21は、図3に示すように、通信制御装置41、操作部42、音声処理部43、カメラ44、表示部45、複数(図3では2個)の外部端子46およびメモリ47を有する。一方の外部端子46には、室内カメラ23が接続され、他方の外部端子46には、リモコン制御器24が接続されている。
通信制御部41は、サーバ11によりインターネットおよび共用玄関用インターホン16に接続され、通話を行なうとともに、住戸玄関用インターホン22からの呼び出し信号に応じて住戸玄関用インターホン22との間の通話を接続し、通話を行なう。操作部42は、通信相手の宛先アドレスや電話番号を入力する操作ボタンや、いわゆる留守番電話を設定および解除する等の各種の設定ボタン、入力された電話番号等を表示する表示板等を有する。
音声処理部43は、図示しない音声変換回路と、音声入力装置(例えば、マイク、ハンドセットの受話器と)と、音声出力装置(例えば、スピーカ、ハンドセットの送話器)とを有する。前記音声変換回路は、通信制御部41に受信されたデジタル通話信号に含まれるデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換するとともに、入力されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換し通信制御部41に出力する。また、前記音声変換回路は、住戸玄関用インターホン22から出力されたアナログ音声信号を入力し、必要に応じてデジタル音声信号に変換する。
音声処理部43は、前記音声変換回路により出力されたアナログ音声信号を前記音声出力装置に出力するとともに、前記音声入力装置により入力されたアナログ音声信号を前記音声変換回路に出力する。また、音声処理部43は、住戸玄関用インターホン22から出力されたアナログ音声信号を入力し、前記音声出力装置に出力するとともに、前記音声入力装置により入力されたアナログ音声信号を住戸玄関用インターホン22に出力する。
カメラ44は、IP通信装置21の使用者を撮影し、通信制御部41に出力する。表示部45は、通信制御部54に受信されたデジタル通話信号に含まれるデジタル映像信号(通話相手の映像信号)を再生して表示する。
通信制御部41は、携帯電話からインターネットを通して受信された通話信号に含まれる各種の制御信号の出力先を識別し、出力先が識別された制御命令を外部端子46を通して出力する。メモリ47には、携帯電話の電話番号や、いわゆる留守番電話の音声メッセージが記憶される。
住戸玄関用インターホン22は、操作ボタン51、スピーカ52、マイク53およびカメラ54を有する。操作ボタン51およびカメラ54は、それぞれIP通信装置21の通信制御部41に接続され、スピーカ52およびマイク53は、IP通信装置21の音声処理部43に接続されている。
操作ボタン52は、当該住戸の訪問者により押下される呼び出し用のボタンである。スピーカ54は、音声処理部43からのアナログ音声信号に従って音声を出力する。マイク55は、音声を入力し、アナログ音声信号を音声処理部43に出力する。カメラ54は、訪問者を撮影するものであり、撮影されたアナログ映像信号を通信制御部41に出力する。
IP通信装置21は、操作部ボタン51が押下されたとき、カメラ54により訪問者を撮影し、撮影された映像信号を通信制御装置41を介して表示部45に表示させるとともに、マイク53により入力された訪問者の音声信号を音声処理部43により音声にして出力し、音声処理部43に入力された音声信号をスピーカ53により音声出力させる。
図1に戻り、サーバ11、ルータ12、VDSL・SW14、VDSLモデム15、共用玄関用インターホン16、監視カメラ17およびIP通信装置21は、LAN(Local Area Network)を構成する。IP通信装置21および共用玄関用インターホン16は、IP通信装置21のIPテレビ電話が使用する通信プロトコルに従って通話を行なう。
このように構成されたインターネットテレビ電話/インターホン複合システムでは、IP通信装置21と他のIPテレビ電話との間でインターネットを介して通話が行なわれるとともに、IP通信装置21と共用玄関用インターホン16との間で通話が行なわれる。
次に、インターネットテレビ電話/インターホン複合システムの動作の一例を説明する。
共用玄関用インターホン16の操作部32に住戸情報が入力されると、入力された住戸情報が共用玄関用インターホン16の通信制御部31によりサーバ11に送信される。次に、サーバ11により記憶装置に記憶されたテーブルが参照され、住戸番号に対応する宛先アドレス(電話番号)のIP通信装置21との通話が要求される。次に、サーバ11により当該IP通信装置21と共用玄関用インターホン16との間の通話が接続され、通話が行なわれる。次に、IP通信装置21から共用玄関用インターホン16に開錠命令が送信されると、共用玄関用インターホン16により共用玄関扉が開錠される。
次に、インターネットテレビ電話/インターホン複合システムの動作の変形例を説明する。ここで、IP通信装置21の操作部42により留守番電話が設定されているものとする。
共用玄関用インターホン16の操作部32に住戸情報が入力され、入力された住戸情報が共用玄関用インターホン16の通信制御部31によりサーバ11に送信され、サーバ11によりIP通信装置21との通話が要求されると、IP通信装置21のメモリ47に記憶された携帯電話の電話番号が読み出され、読み出された電話番号を表す発呼信号がIP通信装置の通信制御部31によりサーバ11に送信される。次に、サーバ11により携帯電話の発呼信号が光ファイバ回線32に送信される。
次に、サーバ11により携帯電話とIP通信装置21との間の通話が接続された場合には、IP通信装置21により転送命令がサーバ11に送信される。次に、サーバ11により転送命令に応じて携帯電話と共用玄関用インターホン16との間の通話が接続され、通話が転送される。一方、サーバ11により携帯電話とIP通信装置21との間の通話が接続されない場合には、IP通信装置21からの留守メッセージが共用玄関用インターホン16に応答され、共用玄関用インターホン16からの留守番電話の音声メッセージがIP通信装置21のメモリ47に記憶される。
さらに、インターネットテレビ電話/インターホン複合システムの動作の変形例を説明する。
携帯電話からの発呼信号が電話回線を介してサーバ11に受信されると、サーバ11により発呼信号に対応するIP通信装置21との間で通話が接続される。次に、携帯電話からIP通信装置21(通信制御部41)に映像送信命令が送信されると、通信制御部41に受信された映像送信命令が外部端子46を通して室内カメラ23に入力される。次に、室内カメラ23により映像送信命令に従って室内の撮影が行なわれ、室内カメラ23により出力された映像信号が通信制御部41によりデジタル映像信号に変換され、携帯電話に送信される。そして、IP通信装置21と携帯電話との間の通話が接断されると、室内カメラ23の撮影が終了する。
また、携帯電話とIP通信装置21との間の通話が接続された後、携帯電話からIP通信装置21(通信制御部41)に家電制御命令が送信されると、通信制御部41に受信された家電制御命令が外部端子46を通してリモコン制御器24に入力される。次に、リモコン制御器24により家電制御命令が出力され、対応する家電製品が制御される。例えば、エアコンが起動される。
以上説明したように、実施例1によれば、サーバ31によりIP通信装置(IPテレビ電話)21をインターネットに接続するとともに、IP通信装置(住戸室内用インターホン)21と共用玄関用インターホン16との間の通話を接続する。IP通信装置(住戸室内用インターホン)21および共用玄関用インターホン16は、IPテレビ電話で送受されるデジタル通話信号を送受する。したがって、デジタル信号送受するサーバ31、IP通信装置21および共用玄関用インターホン16によりIPテレビ電話/インターホン複合システムを構成することができるので、短時間かつ低コストにシステムを導入することができる。
また、IP通信装置21および共用玄関用インターホン16は、IPテレビ電話と同じ通信プロトコルで通話を行なう。このため、IP通信装置21にインターホン専用の通信制御回路を設ける必要がなく、サーバ11にもインターホン専用の接続回路を設ける必要がない。したがって、低コストにシステムを構成することができる。
また、サーバ11、IP通信装置21および共用玄関用インターホン16は、LANを構成する。このため、例えば、共用玄関用インターホン16をインターネットに接続することが可能となるため、システムの利便性が向上する。前述のように、留守番電話を設定した使用者の携帯電話を呼び出すような付加価値をシステムに設けることができる。
さらに、共用玄関用インターホン16のカメラ37により訪問者を撮影し、撮影された訪問者の映像が各住戸のIP通信装置21の表示部45により表示される。したがって、IP通信装置21の使用者に音声に加えて映像も提供することができるので、使用者の利便性が向上する。
実施例1のインターネットテレビ電話/インターホン複合システムの構成を示す図である。 図1に示される共同玄関用インターホンの構成を示す図である。 図1に示されるインターネットテレビ電話/住居用インターホン複合装置の構成を示す図である。
符号の説明
11……サーバ、12……ルータ、13……メディアコンバータ、14……VDSL・SW、15……VDSLモデム、16……共用玄関用インターホン、21……IP通信装置、22……住戸玄関用インターホン。

Claims (7)

  1. 集合住宅に設置されインターネットに接続されるサーバと、
    前記集合住宅の各住戸に設置され前記サーバに接続されるデータ通信装置と、
    前記集合住宅の共用玄関に設置され前記サーバに接続される共用玄関用インターホンとを備え、
    前記データ通信装置は、デジタル通話信号を前記サーバを介して送受するインターネットテレビ電話と、前記デジタル通話信号を前記サーバを介して送受する住戸室内用インターホンとを有し、
    前記共用玄関用インターホンは、訪問者により前記住戸室内用インターホンを指定する住戸情報が入力されたとき、入力された住戸情報を前記サーバに出力し、
    前記サーバは、
    前記共用玄関用インターホンにより出力された前記住戸情報に対応する前記住戸室内用インターホンと前記共用玄関用インターホンとの間の通話を接続するインターホン接続手段と、
    前記インターネットテレビ電話を前記インターネットに接続するインターネット接続手段とを有し、
    前記住戸室内用インターホンおよび前記共用玄関用インターホンは、前記インターホン接続手段により両者間の通話が接続されたとき、前記両者間で前記デジタル通話信号を送受する、
    ことを特徴とするインターネットテレビ電話/インターホン複合システム。
  2. 前記住戸室内用インターホンおよび前記共同玄関インターホンは、前記インターネットテレビ電話と同じ通信プロトコルで通話を行なうことを特徴とする請求項1記載のインターネットテレビ電話/インターホン複合システム。
  3. 前記サーバ、前記データ通信装置および前記共用玄関用インターホンは、LAN(Local Area Network)を構成することを特徴とする請求項1または2記載のインターネットテレビ電話/インターホン複合システム。
  4. 前記各住戸の玄関に設置され、前記住戸室内用インターホンに接続される住戸玄関用インターホンを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のインターネットテレビ電話/インターホン複合システム。
  5. 前記住戸玄関用インターホンは、訪問者を撮影し、映像信号を出力する住戸玄関用カメラを有し、訪問者により入居者を呼び出すための呼び出し情報が入力されたとき、入力された呼び出し情報を前記住戸用インターホンに送信するとともに、前記住戸玄関用カメラにより撮影を行い、撮影された映像信号を前記住戸室内用インターホンに送信し、
    前記住戸室内用インターホンは、前記住戸玄関用インターホンにより送信された前記住戸玄関用カメラの映像信号を前記インターネットテレビ電話に出力し、
    前記インターネットテレビ電話は、前記住戸室内用インターホンにより出力された前記住戸玄関用カメラの映像信号を表示することを特徴とする請求項4記載のインターネットテレビ電話/インターホン複合システム。
  6. 前記共用玄関用インターホンは、訪問者を撮影し、映像信号を出力する共用玄関用カメラを有し、訪問者により前記住戸情報が入力されたとき、前記共用玄関用カメラにより撮影された映像信号をデジタル映像信号に変換し、前記インターホン接続手段により通話が接続された前記住戸室内用インターホンに送信し、
    前記住戸室内用インターホンは、前記共用玄関用インターホンにより送信された前記共用玄関用カメラのデジタル映像信号を前記インターネットテレビ電話に出力し、
    前記インターネットテレビ電話は、前記住戸室内用インターホンにより出力された前記共用玄関用カメラのデジタル映像信号を表示することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載のインターネットテレビ電話/インターホン複合システム。
  7. 前記インターネット電話は、前記共用玄関インターホンに通話を転送する転送命令を前記サーバに送信する転送命令送信手段を有し、
    前記サーバは、前記インターネット接続手段により前記インターネットテレビ電話が前記インターネットに接続された後、前記前記インターネットテレビ電話により送信された前記転送命令を受信したとき、前記インターネット接続手段と前記インターホン接続手段とを接続し、前記インターネット接続手段および前記インターホン接続手段により前記インターネットを前記共用玄関用インターホンに接続させる電話転送手段を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載のインターネットテレビ電話/インターホン複合システム。
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