JP2006242215A - 枢着装置並びに枢着装置を用いた電子機器 - Google Patents

枢着装置並びに枢着装置を用いた電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、従来にない作用効果を発揮する画期的な枢着装置並びに枢着装置を用いた電子機器を提供することを目的とする。
【解決手段】 第一部材1とこの第一部材1に重合配設した第二部材2とを開閉回動自在に枢着する枢着装置であって、第一部材1に対して重合状態から開放状態となるように第二部材2を回動付勢する開放回動付勢機構Sと、第一部材1に対して重合状態の第二部材2の開放回動を阻止する開放回動阻止機構Rとを有し、第一部材1に対して重合状態の第二部材2を枢着部方向へスライド移動させることで前記第二部材2の開放回動阻止が解除されるように前記開放回動阻止機構Rは構成されているものである。
【選択図】 図4

Description

本発明は、枢着装置並びに枢着装置を用いた携帯電話,モバイルなどの電子機器に関するものである。
例えば従来の折り畳み式の携帯電話は、数字キーやファンクションキーを配列した操作部を下側となる本体部の上面側に設け、この操作部のキー操作などにより所定の表示がなされる液晶パネルなどのディスプレイ部を上側となる重合部の伏面側(重合側)に設け、この本体部と重合部とをヒンジ装置を介して連結して、本体部と重合部とを二つ折り重合して操作部を重合部により隠蔽した折り畳み閉塞状態から、ヒンジ装置により重合部を起伏回動して反転し、操作部とディスプレイ部とが露出した開放状態に切り替えできるように構成している。
ところで、この折り畳み式の携帯電話は、操作部を操作する場合には、ディスプレイ部を設けた重い重合部を立ち起こし反転回動させなければならず、この開閉動作(特に開放動作)させずらい欠点がある為、本体部と重合部との枢着部に配されるヒンジ装置に設けた解除操作部(押し込みボタン)を指で押すだけで、重合部の開放動作をワンタッチ式で簡易に行なえるタイプのヒンジ装置(以下、従来例)が提案されている。
ところが、この従来例は、一般に本体部を持つ手の親指で押し込みボタンを押すことになるが、実際に押し込みボタンを押し込む場合、他の指が重合部に干渉しない状態で本体部を持ちながら押し込みボタンを押さなければ成らない為、押し込みボタンが押しにくく(しっかり持っていない落としかねず)、ひいては押し込みボタンの押し込み操作がもたつくことで重合部の開放がかえって時間がかかってしまい、しかも、押し込みボタンはヒンジ装置の片側一方にのみ設けられる為、携帯電話を持つ利き手が逆の場合には不便である。
本出願人は、前述した折り畳み式の携帯電話の枢着構造に更なる実験・研究を重ね、より一層商品価値の高い画期的な枢着装置並びに枢着装置を用いた電子機器を開発した。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
第一部材1とこの第一部材1に重合配設した第二部材2とを開閉回動自在に枢着する枢着装置であって、第一部材1に対して重合状態から開放状態となるように第二部材2を回動付勢する開放回動付勢機構Sと、第一部材1に対して重合状態の第二部材2の開放回動を阻止する開放回動阻止機構Rとを有し、第一部材1に対して重合状態の第二部材2を枢着部方向へスライド移動させることで前記第二部材2の開放回動阻止が解除されるように前記開放回動阻止機構Rは構成されていることを特徴とする枢着装置に係るものである。
また、前記第一部材1若しくは第二部材2に設けられる第一係合部5に係脱自在に係合する第二係合部6を第二部材2若しくは第一部材1に設け、この第一係合部5と第二係合部6とが係合状態のとき第一部材1に対して重合状態の第二部材2の開放回動が阻止されるように構成し、前記第一部材1に対して重合状態の第二部材2を枢着部方向へスライド移動させた際、この第一係合部5,第二係合部6の少なくとも一方を係脱方向に移動させて第一係合部5と第二係合部6との係合状態を解除する係合解除部8を前記第一部材1若しくは第二部材2に設けて前記開放回動阻止機構Rは構成されていることを特徴とする請求項1記載の枢着装置に係るものである。
また、前記係合解除部8は、前記第一部材1に対してスライド移動する第二部材2のスライド方向に対して交叉する方向に進退移動自在に設けられる移動体であり、前記第二部材2のスライド移動に際して係合解除部8の端部が乗り上げることで該係合解除部8を進移動させる乗り上げ部9を第一部材1若しくは第二部材2に設け、前記第一部材1に対して重合状態の第二部材2を枢着部方向へスライド移動させた際、前記係合解除部8の進移動により第一係合部5,第二係合部6の少なくとも一方を移動させて第一係合部5と第二係合部6との係合状態を解除するように前記開放回動阻止機構Rは構成されていることを特徴とする請求項2記載の枢着装置に係るものである。
また、操作部13を設けた本体部と、ディスプレイ部14を設けた重合部とを、前記操作部13を操作しない時にはこの操作部13を覆うように重合配設し、この重合した状態から前記重合部を相対的に擺動して操作部13を露出させることができるように前記本体部と前記重合部とを連結する枢着装置を有し、この枢着装置には、前記本体部を前記第一部材1若しくは第二部材2とし、前記重合部を前記第二部材2若しくは第一部材1とした前記請求項1〜3のいずれか1項に記載の枢着装置を用いたことを特徴とする枢着装置を用いた電子機器に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、開放操作が極めて簡易且つ迅速に行なえるなど第一部材と第二部材とを枢着連結してなる製品の操作性を飛躍的に向上することができる画期的な枢着装置となる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明は、第一部材1に対して重合状態の第二部材2を枢着部方向へスライド移動させると、開放回動阻止機構Rによる第二部材2の開放回動阻止が解除され、開放回動付勢機構Sによって付勢されて第二部材2は第一部材1に対して重合状態から開放状態となる。
具体的には、本発明に係る枢着装置を例えば折り畳み式の携帯電話に適用した場合(操作部を設けた本体部を第一部材1とし、ディスプレイ部を設けた重合部を第二部材2とした場合)、例えば第一部材1を持つ手の親指で第二部材2の上面(外面)を押さえ込みながら第二部材2を枢着部方向へスライド移動させると、開放回動阻止機構Rによる第二部材2の開放阻止は解除され、第二部材2はそのまま開放回動付勢機構Sに付勢されて第一部材1に対して重合状態から開放状態となる。
従って、前述した従来例と異なり、開放回動阻止機構Rにおける開放回動阻止の解除が、第一部材1をしっかりと支持した状態で確実に行なえることになるから、落としてしまうようなことは無く迅速且つ確実に開放することができることになり、しかも、左右いずれの手であっても簡易且つ確実に開放させることができることになる。
本発明の具体的な実施例1について図面に基づいて説明する。
本実施例は、図2,3に示すように折り畳みタイプの携帯電話機に適用した場合を示したもので、操作部13を備えた本体部を第一部材1とし、ディスプレイ部14を備えた重合部を第二部材2とし、第一部材1と第二部材2とが重合した閉塞状態から第二部材2を例えば120度まで回動した開放状態(通話状態)とすることができる枢着装置を設けている。
そして、第一部材1に対して重合閉塞状態の第二部材2を開放させる際には、この第一部材1に対して重合閉塞状態の第二部材2を枢着部方向へスライド移動させることで、第一部材1に対して第二部材2を一挙に所定開放角度位置(最大開放角度位置)まで自動開放させる開放回動付勢作用が生じ、しかも、この第一部材1に対して第二部材2を開放させた位置から閉塞方向に回動させた前記所定開放角度位置までの回動域においては、この第二部材2から手を離すと、その離した位置で第二部材2は停止し、ふらつくことがないフリーストップ状態を実現した構成としている。
また、本実施例は、第一部材1と第二部材2との枢着連結部25の左右位置いずれか一方の位置に設けられる第一枢着部25Aに設けられる第一ヒンジ体H1と、他方の位置に設けられる第二枢着部25Bに設けられる第二ヒンジ体H2とからなり、第一部材1に対して重合閉塞状態の第二部材2をスライド移動自在とするスライド機構Sと、第一部材1に対して重合閉塞状態から開放状態となるように第二部材2を回動付勢する開放回動付勢機構Sと、この開放回動付勢機構Sにより開放回動付勢され第一部材1に対して重合閉塞状態の第二部材2の開放回動を阻止する開放回動阻止機構Rとを第一ヒンジ体H1に設けるとともに、この第一ヒンジ体H1と同様に、第一部材1に対して重合閉塞状態の第二部材2をスライド移動自在とするスライド機構Sを第二ヒンジ体H2に設けている。
具体的には、本実施例では、第一部材1の基端左右部位夫々に取付孔部を設け、第二部材2の基端左右部位夫々にもこの第一部材1の取付孔部と連通状態に隣接する取付孔部を設け、この夫々の取付孔部から成る第一枢着部25A,第二枢着部25Bに軸状パーツとして構成した本発明の枢着装置に係るヒンジ装置H(第一ヒンジ体H1及び第二ヒンジ体H2)を装着する構成としている。
第一ヒンジ体H1について説明する。
重合部2(第二部材)には、前記取付孔部を介して回り止め形状とした第一連結体3の一部を構成する連結部としてのケーシング16を固定し、このケーシング16の一端側に露出状態で配される部材を第二連結体4の一部を構成する取付部17として取付孔部を介して本体部1(第一部材)に回り止め状態に固定している。このケーシング16は、図示したように断面八角形状としているが、これは重合部2に対する堅固な回り止め固定を達成するための構成であると共に、この回り止め構造を備えながら内部に効率良く部品を収納し得る形状としての八角形状を採用している。また、第二連結体4の一部を構成する取付部17を取り付ける取付孔部は、該取付部17をスライド移動自在とするガイド部27として構成されており、従って、後述する第二ヒンジ体H2と共に第一部材1と第二部材との枢着連結部25に組み付けた際、第一部材1に対して重合状態の第二部材2を付勢体28に抗して枢着部方向へスライド移動し得るスライド機構Sとして構成されている。
また、前記取付部17の内孔17aには先端部にカム部18aが設けられた第二連結体4を構成する軸状部材18が回り止め状態で設けられている。
この第二連結体4に係る軸状部材18は、先端部のカム部18aが第一連結体3に係るケーシング16内に配される構成としている。
第一連結体3に係るケーシング16の他端側には閉塞部材19が配設され、更に、ケーシング16内には、前記第二連結体4に係るカム部18aと対向し、互いに凹凸係合するカム係合部20aを有する係合部材20が設けられており、この係合部材20は、ケーシング16内に回動自在に設けると共に、ケーシング16内を係合離反方向にスライド移動自在に設けられている。
このカム係合部20aを有する係合部材20と閉塞部材19との間のケーシング16内には、係合方向に付勢する係合付勢機構(コイルバネ)15を設けており、この係合付勢機構15の先端部は後述する連結部材21に連設され、この連結部材21を介してカム係合部20aは係合方向に付勢されている。
この係合付勢機構15により、本体部1に対して重合部2を重合閉塞位置から開放方向に回動させた所定開放角度位置までの回動域においては、係合付勢機構15に付勢されてカム部18aとカム係合部20aとが落ち込み係合しようとすることで、本体部1に対して重合部2を重合閉塞位置まで自動閉塞させる閉塞回動付勢作用が生じるように構成されている(このカム部18aとカム係合部20aとで閉塞構造部を構成する。)。
また、本体部1に対して重合閉塞状態の重合部2を開放方向に回動させた際には、カム部18aとカム係合部20aとは係脱せずに係合状態のまま共同回動することになる。
一方、カム部18aを有する軸状部材18には、トルクバネ22を回動付勢体として設けており、この回動付勢体22の他端部はケーシング16内に回り止め状態で配設される連結部材23に連結されており、よって、回動付勢体22がケーシング16を回動させようとする付勢力が、ケーシング16を固定した状態とすることにより、今度は軸状部材18(カム部18a)を回動させる付勢力として機能するように構成されている。
この回動付勢体22により、本体部1に対して重合部2が開放方向に回動する際、回動付勢体22に付勢されてカム部18aと係合カム部20aとが係脱せずに係合状態のまま共同回動することで、本体部1に対して重合部2を最大開放角度位置まで自動開放させる開放回動付勢作用が生じるように構成されている(これが、請求項で言う開放回動付勢機構Sである。)。
また、カム係合部20aは、180度対称位置にV字状の凹部を形成し、この凹部を前記カム部18aが係合する係合部分とし、係脱状態となる領域ではこの凹部間の頂部(先端面部)にカム部18aの頂部(先端面部)が係合付勢機構15による押圧力により圧接する構成としている。
本実施例では、本体部1に対して重合部2を最大開放させた位置から閉塞方向に回動させた前記所定開放角度位置までの回動域において、本体部1に対して重合部2を任意の開放角度位置で保持するフリーストップ作用が生じるように構成している。
即ち、本実施例では、カム係合部20aがカム部18aから係脱してカム係合部20aの頂部とカム部18aの頂部とが当接する略全ての回動領域で極めて良好なフリーストップ作動が発揮されるように構成している。
また、本実施例では、前述した係合部材20に係脱自在に係止して、前述した開放回動付勢機構Sによる閉塞構造部(カム部18a,カム係合部20a)の開放方向への回動を阻止する開放回動阻止機構Rを設けている。
具体的には、この開放回動阻止機構Rは、カム係合部20aを具備する係合部材20に設けた係合凹部5(第一係合部5)に係脱自在に嵌挿係止し得る係止体6(第二係合部6)を第一連結体3を構成するケーシング16に設けて構成されており、この係止体6は、連結部材21を介してケーシング16内で回り止め状態にして係合離反方向にスライド移動自在に設けると共に、この係合方向に付勢するコイルバネとしての係合付勢体24により係合方向に付勢されている。
また、係止体6は、係合部材20に係止した状態では、回動付勢体22による閉塞構造部の回動(カム部18aとカム係合部20aとの共同回動)が阻止されるように構成するとともに、この係止体6が係合部材20の係合凹部5から係脱した際、回動付勢体22により閉塞構造部の回動(カム部18aとカム係合部20aとの共同回動)が許容されるように構成し、この係合部材20に対する係止体6の係止力は、回動付勢体22の付勢力によっては係合部材20の係合凹部5から係止体6は係脱しない係止力に構成されている。
また、この開閉回動阻止機構Rは、第一部材1に対して重合状態の第二部材2を枢着部方向へスライド移動させることで、前記閉塞構造部(係合部材20の係合凹部5)に対する係止体6の係止が解除されるように構成されている。
具体的には、第一部材1に対して重合状態の第二部材2を枢着部方向へスライド移動させた際、この係止体6を係脱方向に移動させて係合凹部5と係止体6との係合状態を解除する係合解除部8を第一部材1に設けられる第二連結体4の取付部17に設けている。
この係合解除部8は、第一部材1に対してスライド移動する第二部材2のスライド方向に対して交叉する方向に進退移動自在に設けられる移動体である。
具体的には、この係合解除部8は、外面に先端テーパー面を有する基部8aの内面中央位置に軸部8bを突設して構成されており、この軸部8bは第二連結体4に係る軸状部材18に設けた軸芯孔18bに抜け止め状態に貫通配設されている。
また、係合解除部8は、その軸部8bが軸状部材18の軸芯孔18b内をスライド移動自在に設けられており、この軸部8bの基端部は前記係止体6の先端面6aに当接するように構成されている。
従って、この係合解除部8が移動した際、係止体6は係合付勢体24の係合付勢に抗してスライド移動し、前記係合部材20に設けた係合凹部5に対する係止が解除されることになる。
また、本実施例では、第二部材2をスライド移動させた際、係合解除部8の端部が乗り上げることで該係合解除部8を移動させる乗り上げテーパー面を有する乗り上げ部9を第一部材1の枢着連結部に設けている。
具体的には、この乗り上げ部9は、図3,5に図示したようにガイド部27をスライド移動する取付部17の対向位置に凸状部9を設けて構成されており、第一部材1に対して第二部材2を枢着部方向へスライド移動させた際、この凸状部9を係合解除部8の基部8aが乗り上げることで係合解除部8が軸状部材18の軸芯孔18b内をスライド移動(前進移動)するように構成されている。
第二ヒンジ体H2について説明する。
第二ヒンジ体H2は、図3に図示したように第二枢着部25Bにして第一部材1に設けられるガイド部27を付勢体28に抗してスライド移動するスライド部材29に第二部材2に回り止め状態で連結される枢着軸30を連結して構成されている。
従って、前述した第一ヒンジ体H1と共に第一部材1と第二部材との枢着連結部25に組み付けた際、第一部材1に対して重合状態の第二部材2を付勢体28に抗して枢着部方向へスライド移動し得るように構成されている。
本実施例は上述のように構成したから、図4に図示したように第一部材1に対して重合状態の第二部材2を枢着部方向へスライド移動させると、開放回動阻止機構Rによる第二部材2の開放回動阻止が解除され、開放回動付勢機構Sによって付勢されて第二部材2は第一部材1に対して重合状態から開放状態となる。
例えば第一部材1を持つ手の親指で第二部材2の上面(外面)を押さえ込みながら第二部材2を枢着部方向へスライド移動させると、開放回動阻止機構Rによる第二部材2の開放阻止は解除され、第二部材2はそのまま開放回動付勢機構Sに付勢されて第一部材1に対して重合状態から開放状態となる。
従って、前述した従来例と異なり、開放回動阻止機構Rにおける開放回動阻止の解除が、第一部材1をしっかりと支持した状態で確実に行なえることになるから、落としてしまうようなことは無く迅速且つ確実に開放することができることになり、しかも、左右いずれの手であっても簡易且つ確実に開放させることができることになる。
また、本実施例は、本体部1と重合部2との枢着連結部25に配設されるヒンジ装置Hとして、第一ヒンジ体H1と第二ヒンジ体H2とからなるヒンジ構造(ダブルヒンジ構造)としたから、このヒンジ装置Hを配設するための本体部1と重合部2との枢着連結部25を左右に分割して且つ各枢着部(第一枢着部25A及び第二枢着部25B)を小さくすることができ、この左右の枢着部の間(第一枢着部25Aと第二枢着部25Bとの間)に空き部分ができることになるから、この空き部分が本体部1内に配設される電子部品と重合部2内に配設される電子部品とを電気接続する配線を配設するに適した十分なスペースを確保することができるなどの効果が得られることにもなる。
本発明の具体的な実施例2について図面に基づいて説明する。
本実施例は、第一部材1と第二部材2との枢着連結部25の左右位置いずれか一方の位置に設けられる第一枢着部25Aに設けられる第一ヒンジ体H1と、他方の位置に設けられる第二枢着部25Bに設けられる第二ヒンジ体H2とからなり、第一部材1に対して重合閉塞状態の第二部材2をスライド移動自在とするスライド機構Sと、第一部材1に対して重合閉塞状態の第二部材2の開放回動を阻止する開放回動阻止機構Rとを第一ヒンジ体H1に設けるとともに、第一部材1に対して重合閉塞状態から開放状態となるように第二部材2を回動付勢する開放回動付勢機構Sと、この第一ヒンジ体H1と同様に、第一部材1に対して重合閉塞状態の第二部材2をスライド移動自在とするスライド機構Sを第二ヒンジ体H2に設けている。
具体的には、本実施例では、第一部材1の基端左右部位夫々に取付孔部を設け、第二部材2の基端左右部位夫々にもこの第一部材1の取付孔部と連通状態に隣接する取付孔部を設け、この夫々の取付孔部から成る第一枢着部25A,第二枢着部25Bに軸状パーツとして構成した本発明の枢着装置に係るヒンジ装置H(第一ヒンジ体H1及び第二ヒンジ体H2)を装着する構成としている。
第一ヒンジ体H1について説明する。
重合部2(第二部材)には、前記取付孔部を介して回り止め形状とした第一連結体3の一部を構成する連結部としてのケーシング16を固定し、このケーシング16の一端側に露出状態で配される部材を第二連結体4の一部を構成する取付部17として取付孔部を介して重合部2(第二部材)に回り止め状態に固定している。このケーシング16は、図示したように断面八角形状としているが、これは重合部2に対する堅固な回り止め固定を達成するための構成であると共に、この回り止め構造を備えながら内部に効率良く部品を収納し得る形状としての八角形状を採用している。また、第二連結体4の一部を構成する取付部17を取り付ける取付孔部は、該取付部17をスライド移動自在とするガイド部27として構成されており、従って、後述する第二ヒンジ体H2と共に第一部材1と第二部材との枢着連結部25に組み付けた際、第一部材1に対して重合状態の第二部材2を付勢体28に抗して枢着部方向へスライド移動し得るスライド機構Sとして構成されている。
また、前記取付部17の内孔17aには先端部にカム部18aが設けられた第二連結体4を構成する軸状部材18が回り止め状態で設けられている。
この第二連結体4に係る軸状部材18は、先端部のカム部18aが第一連結体3に係るケーシング16内に配される構成としている。
第一連結体3に係るケーシング16の他端側には閉塞部材19が配設され、更に、ケーシング16内には、前記第二連結体4に係るカム部18aと対向し、互いに凹凸係合するカム係合部20aを有する係合部材20が設けられており、この係合部材20は、ケーシング16内に回動自在に設けると共に、ケーシング16内を係合離反方向にスライド移動自在に設けられている。
このカム係合部20aを有する係合部材20と閉塞部材19との間のケーシング16内には、係合方向に付勢する係合付勢機構(コイルバネ)15を設けており、この係合付勢機構15の先端部は後述する連結部材21に連設され、この連結部材21を介してカム係合部20aは係合方向に付勢されている。
この係合付勢機構15により、本体部1に対して重合部2を重合閉塞位置から開放方向に回動させた所定開放角度位置までの回動域においては、係合付勢機構15に付勢されてカム部18aとカム係合部20aとが落ち込み係合しようとすることで、本体部1に対して重合部2を重合閉塞位置まで自動閉塞させる閉塞回動付勢作用が生じるように構成されている(このカム部18aとカム係合部20aとで閉塞構造部を構成する。)。
また、本体部1に対して重合閉塞状態の重合部2を開放方向に回動させた際には、カム部18aとカム係合部20aとは係脱せずに係合状態のまま共同回動することになる。
また、カム係合部20aは、180度対称位置にV字状の凹部を形成し、この凹部を前記カム部18aが係合する係合部分とし、係脱状態となる領域ではこの凹部間の頂部(先端面部)にカム部18aの頂部(先端面部)が係合付勢機構15による押圧力により圧接する構成としている。
本実施例では、本体部1に対して重合部2を最大開放させた位置から閉塞方向に回動させた前記所定開放角度位置までの回動域において、本体部1に対して重合部2を任意の開放角度位置で保持するフリーストップ作用が生じるように構成している。
即ち、本実施例では、カム係合部20aがカム部18aから係脱してカム係合部20aの頂部とカム部18aの頂部とが当接する略全ての回動領域で極めて良好なフリーストップ作動が発揮されるように構成している。
また、本実施例では、前述した係合部材20に係脱自在に係止して、前述した開放回動付勢機構Sによる閉塞構造部(カム部18a,カム係合部20a)の開放方向への回動を阻止する開放回動阻止機構Rを設けている。
具体的には、この開放回動阻止機構Rは、カム係合部20aを具備する係合部材20に設けた係合凹部5(第一係合部5)に係脱自在に嵌挿係止し得る係止体6(第二係合部6)を第一連結体3を構成するケーシング16に設けて構成されており、この係止体6は、連結部材21を介してケーシング16内で回り止め状態にして係合離反方向にスライド移動自在に設けると共に、この係合方向に付勢するコイルバネとしての係合付勢体24により係合方向に付勢されている。
また、係止体6は、係合部材20に係止した状態では、回動付勢体22による閉塞構造部の回動(カム部18aとカム係合部20aとの共同回動)が阻止されるように構成するとともに、この係止体6が係合部材20の係合凹部5から係脱した際、回動付勢体22により閉塞構造部の回動(カム部18aとカム係合部20aとの共同回動)が許容されるように構成し、この係合部材20に対する係止体6の係止力は、回動付勢体22の付勢力によっては係合部材20の係合凹部5から係止体6は係脱しない係止力に構成されている。
また、この開閉回動阻止機構Rは、第一部材1に対して重合状態の第二部材2を枢着部方向へスライド移動させることで、前記閉塞構造部(係合部材20の係合凹部5)に対する係止体6の係止が解除されるように構成されている。
具体的には、第一部材1に対して重合状態の第二部材2を枢着部方向へスライド移動させた際、この係止体6を係脱方向に移動させて係合凹部5と係止体6との係合状態を解除する係合解除部8を第一部材1に設けられる第二連結体4の取付部17に設けている。
この係合解除部8は、第一部材1に対してスライド移動する第二部材2のスライド方向に対して交叉する方向に進退移動自在に設けられる移動体である。
具体的には、この係合解除部8は、外面に先端テーパー面を有する基部8aの内面中央位置に軸部8bを突設して構成されており、この軸部8bは第二連結体4に係る軸状部材18に設けた軸芯孔18bに抜け止め状態に貫通配設されている。
また、係合解除部8は、その軸部8bが軸状部材18の軸芯孔18b内をスライド移動自在に設けられており、この軸部8bの基端部は前記係止体6の先端面6aに当接するように構成されている。
従って、この係合解除部8が移動した際、係止体6は係合付勢体24の係合付勢に抗してスライド移動し、前記係合部材20の係合凹部5に対する係止が解除されることになる。
また、本実施例では、第二部材2をスライド移動させた際、係合解除部8の端部が乗り上げることで該係合解除部8を移動させる乗り上げテーパー面を有する乗り上げ部9を第一部材1の枢着連結部に設けている。
具体的には、この乗り上げ部9は、図14,15に図示したようにガイド部27をスライド移動する取付部17の対向位置に凸状部9を設けて構成されており、第一部材1に対して第二部材2を枢着部方向へスライド移動させた際、この凸状部9を係合解除部8の基部8aが乗り上げることで係合解除部8が軸状部材18の軸芯孔18b内をスライド移動(前進移動)するように構成されている。
第二ヒンジ体H2について説明する。
重合部2(第二部材)には、前記取付孔部を解して回り止め形状とした第三連結体31の一部を構成する連結部としてのケーシング32を固定し、このケーシング32の一端側に露出状態で配される部材を第四連結体33の一部を構成する取付部34として取付孔部を介して本体部1(第一部材)に回り止め状態に固定している。このケーシング32は、図示したように断面八角形状としているが、これは重合部2に対する堅固な回り止め固定を達成するための構成であると共に、この回り止め構造を備えながら内部に効率よく部品を収納し得る形状としての八角形状を採用している。
また、前記取付部34の内孔34aには先端部に回動付勢体22としてのトルクバネに連結される連結部材35が回り止め状態で設けられており、この回動付勢体22の他端部はケーシング32の他端部に回り止め状態で配設される連結部材36に連結されており、よって、回動付勢体22がケーシング32を回動させようとする付勢力が、ケーシング32を固定した状態とすることにより、今度は第四連結体33を回動させる付勢力として機能するように構成されている(これが開放回動付勢機構Sである。)。
この第二ヒンジ体H2に係る回動付勢体22により、本体部1に対して重合閉塞状態の重合部2は、本体部1に対して重合閉塞状態の重合部2を枢着部方向にスライド移動させた際、回動付勢体13に付勢されて前述した第一ヒンジ体H1に係る閉塞構造部としてのカム部18aとカム係合部20aとが係脱せずに係合状態のまま共同回動することで、本体部1に対して重合部2を最大開放角度位置まで自動開放させる開放回動付勢作用が生じるように構成されている。
また、第二ヒンジ体H2は、図15に図示したように第四連結体33を構成する取付部34が、第二枢着部25Bにして第一部材1に設けられるガイド部27を付勢体28に抗してスライド移動するように構成されている。
従って、前述した第一ヒンジ体H1と共に第一部材1と第二部材との枢着連結部25に組み付けた際、第一部材1に対して重合状態の第二部材2を付勢体28に抗して枢着部方向へスライド移動し得るように構成されている。
その余は第一実施例と同様である。
尚、本発明は、実施例1,2に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
従来例を示す斜視図である。 実施例1を示す斜視図である。 実施例1の使用状態説明図である。 実施例1の動作説明図である。 実施例1の分解斜視図である。 実施例1に係る要部の説明断面図である。 実施例1に係る要部の説明断面図である。 実施例1に係る要部の説明断面図である。 実施例1に係る要部の説明断面図である。 実施例1に係る要部の説明図である。 実施例1に係る要部の説明図である。 実施例1に係る要部の説明図である。 実施例2の使用状態説明図である。 実施例2に係る要部の分解斜視図である。 実施例2に係る要部の説明断面図である。 実施例2に係る要部の分解斜視図である。
符号の説明
S 開放回動付勢機構
R 開放回動阻止機構
1 第一部材
2 第二部材
5 第一係合部
6 第二係合部
8 係合解除部
13 操作部
14 ディスプレイ部

Claims (4)

  1. 第一部材とこの第一部材に重合配設した第二部材とを開閉回動自在に枢着する枢着装置であって、第一部材に対して重合状態から開放状態となるように第二部材を回動付勢する開放回動付勢機構と、第一部材に対して重合状態の第二部材の開放回動を阻止する開放回動阻止機構とを有し、第一部材に対して重合状態の第二部材を枢着部方向へスライド移動させることで前記第二部材の開放回動阻止が解除されるように前記開放回動阻止機構は構成されていることを特徴とする枢着装置。
  2. 前記第一部材若しくは第二部材に設けられる第一係合部に係脱自在に係合する第二係合部を第二部材若しくは第一部材に設け、この第一係合部と第二係合部とが係合状態のとき第一部材に対して重合状態の第二部材の開放回動が阻止されるように構成し、前記第一部材に対して重合状態の第二部材を枢着部方向へスライド移動させた際、この第一係合部,第二係合部の少なくとも一方を係脱方向に移動させて第一係合部と第二係合部との係合状態を解除する係合解除部を前記第一部材若しくは第二部材に設けて前記開放回動阻止機構は構成されていることを特徴とする請求項1記載の枢着装置。
  3. 前記係合解除部は、前記第一部材に対してスライド移動する第二部材のスライド方向に対して交叉する方向に進退移動自在に設けられる移動体であり、前記第二部材のスライド移動に際して係合解除部の端部が乗り上げることで該係合解除部を進移動させる乗り上げ部を第一部材若しくは第二部材に設け、前記第一部材に対して重合状態の第二部材を枢着部方向へスライド移動させた際、前記係合解除部の進移動により第一係合部,第二係合部の少なくとも一方を移動させて第一係合部と第二係合部との係合状態を解除するように前記開放回動阻止機構は構成されていることを特徴とする請求項2記載の枢着装置。
  4. 操作部を設けた本体部と、ディスプレイ部を設けた重合部とを、前記操作部を操作しない時にはこの操作部を覆うように重合配設し、この重合した状態から前記重合部を相対的に擺動して操作部を露出させることができるように前記本体部と前記重合部とを連結する枢着装置を有し、この枢着装置には、前記本体部を前記第一部材若しくは第二部材とし、前記重合部を前記第二部材若しくは第一部材とした前記請求項1〜3のいずれか1項に記載の枢着装置を用いたことを特徴とする枢着装置を用いた電子機器。
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