JP2006238669A - モータ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】PWMのオフ期間にかかわらず安定した動作を実現する。
【解決手段】指示信号が所定の大きさとなった場合における、第1ソース側トランジスタ及び第1シンク側トランジスタの一方、又は、第2ソース側トランジスタ及び第2シンク側トランジスタの一方のPWMオフ期間が所定期間を超えたときに検出信号を出力する検出回路、を備え、制御回路は、前記検出信号に基づいて、第1ソース側トランジスタ及び第1シンク側トランジスタ、又は、第2ソース側トランジスタ及び第2シンク側トランジスタのうち、駆動されていた側のトランジスタをオフするとともに、駆動されていない側のトランジスタの中で前記コイルに流れる電流を回生可能なトランジスタを駆動するための駆動信号を出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、モータ駆動装置に関する。
モータ(例えば、センサレスの3相ブラシレスDCモータ)駆動装置は、出力段として、電源電圧VPと接地VSS間に直列接続され、その接続点にコイルの一端が接続された、電源電圧VP側のソース側トランジスタと、接地VSS側のシンク側トランジスタと、を3相のコイルそれぞれについて有している。3相の各コイルの他端は、共通に接続されている。また、モータ駆動装置は、3相のコイルに接続されたソース側トランジスタおよびシンク側トランジスタの駆動を制御する制御回路を有している。
図9は3相モータの出力構成について説明するための図である。U相コイル2の一端にはソース側トランジスタのNチャンネル型MOSFET(以下NMOSとする)8とシンク側トランジスタのNMOS10が直列に接続されている。V相コイル4の一端にはソース側トランジスタのNMOS12とシンク側トランジスタのNMOS14が直列に接続されている。W相コイル6の一端にはソース側トランジスタのNMOS16とシンク側トランジスタのNMOS18が直列に接続されている。駆動コイル2、4、6の他端はC点で共通に接続されている。制御回路(不図示)は、ある相のソース側トランジスタと他の相のシンク側トランジスタを1つの組み合わせとして適宜の順序でNMOS8、10、12、14、16、18を選択的に駆動させている。
図7はモータの回転、例えば正回転時に上記の各相のコイルに印加される駆動電圧と、モータの回転に比例して発生する逆起電圧との関係を説明するための図である。尚、図7(a)は各相のコイルの逆起電圧を示しており、図7(b)は各相のコイルに印加される駆動電圧を示している。U相コイル2、V相コイル4、W相コイル6には、図7(b)に示すように、ハイレベル(階段状波形の上部)、ミドルレベル(階段状波形の中央部)、ローレベル(階段状波形の下部)と順次切り替わる駆動電圧が、それぞれ電気角120度の位相差をもって印加される。ここで、各相のコイルの一端に接続されたソース側トランジスタがオンすべき期間に、当該コイルに対する駆動電圧がハイレベルとなる。また、各相のコイルの一端に接続されたシンク側トランジスタがオンすべき期間に、当該コイルに対する駆動電圧がローレベルとなる。また、各相のコイルの一端に接続されたソース側トランジスタおよびシンク側トランジスタが共にオフすべき期間に、当該コイルに対する駆動電圧がミドルレベルとなる。例えば図7の期間aでは図9のU相のNMOS8及びV相のNMOS14がオンしている。同様に、期間bではU相のNMOS8とW相のNMOS18がオンしており、期間cではV相のNMOS12とW相のNMOS18がオンしている。
U相コイル2、V相コイル4、W相コイル6の逆起電圧は、図7(a)に示すように電気各120度の位相差をもつ正弦波となる。そして、U相コイル2、V相コイル4、W相コイル6には駆動電圧と逆起電圧の差分に相当する電流が流れることになる(例えば、特許文献1参照)。
このように、電気角60度ごとに、通電の相を切り替えることによって、モータは、例えば正回転することになる。また、モータの駆動方法の一つとして、コイルに駆動電流を間欠的に供給してモータを駆動させるPWM(Pulse Width Modulatin)制御が知られている。PWM制御では、電気角60度ごとの通電において駆動されるソース側トランジスタおよびシンク側トランジスタの何れか一方を所定周波数で間欠的にオン/オフさせ、そのオン/オフのデューティに応じた駆動電流をコイルに流してモータを駆動させる。
尚、制御回路には、モータを正回転させるために通電の相を切り替える正転ロジック及び逆回転させるために通電の相を切り替える逆転ロジックが設定されている。モータを逆回転させる場合、制御回路のロジックを逆ロジックに切り替える。
正転ロジックと逆転ロジックの切り替えは、例えばマイコンなどから入力される制御電圧VCTL(以下単にVCTLとする)と所定の基準電圧VREF(以下単にVREFとする)との比較によって行なわれる。図8は正転ロジックと逆転ロジックの切り替えについて説明するための図である。図8において、VCTL>VREFの場合には、正転ロジックとなり、VCTL<VREFの場合には、逆転ロジックとなる。そして、VCTL>Vaでは実線Sの傾きに応じて、また、VCTL<Vbでは実線Gの傾きに応じて、PWM制御のオン/オフのデューティが決まることになる。尚、図8において、VCTLの値がVb<VCTL<Vaの範囲は、駆動電流の値を定めることが出来ない不感帯である。この範囲ではPWMのオンデューティは0%となる。
特開2000−236684号公報
図7、図9、図10を用いて、従来のモータ駆動装置のPWM制御における問題点を説明する。尚、図10は図9のNMOS8がオンしている期間にNMOS14をオン/オフした場合のNMOS12とNMOS14の接続点(以下X点とする)の電圧の変化を示す図である。
図7の期間aではNMOS8とNMOS14がオンとなり電源電圧VP→NMOS8→U相コイル2→V相コイル4→NMOS14→VSSの図9の実線で示す径路の電流が流れている。ここで、PWM制御によってNMOS14がオフになると、U相コイル2、V相コイル4は実線方向に電流を流し続けようとするため、電源電圧VP→NMOS8→U相コイル2→V相コイル4→回生ダイオードD3→電源電圧VPの、図9の破線で示す径路の回生電流が流れる。
X点の電圧は図10に示すように変化する。すなわち、NMOS14がオンして実線の径路の電流が流れている期間(t<ta)では、X点の電圧はNMOS14の飽和電圧VLとなるが、t=taでNMOS14がオフになると破線の径路の電流が流れるため、X点の電圧は、電源電圧VPに回生ダイオードD3の順方向電圧VFを加算したVP+VFとなる。このため、C点の電圧も高くなる、すなわち、図7に示す逆起電圧の振幅の中点電圧が高くなる。そして、逆起電圧と駆動電圧の大きさの関係が変化する。このことによって、U相コイル2、V相コイル4は次第に逆方向に電流を流そうとする。
例えば、図9の破線の径路の回生電流が流れている時に、NMOS14がオンすると再度実線の径路の電流が流れるが、破線方向の回生電流が流れなくなるまでNMOS14のオフ期間が続いた場合、接地VSS→回生ダイオードD4→V相コイル4→U相コイル2→NMOS8→電源電圧VPの、実線と逆方向の径路の電流が流れるようになる。
このように、回生電流が流れなくなるまでPWMのオフ期間が続く場合には、接地VSSから電源VPに電流が流れることになる。そのため、電源電圧VPが持ち上がる可能性がある。また、本来ソース側トランジスタであるNMOS8がシンク側トランジスタの役目をすることになり、PWM動作が不安定になる。
尚、ソース側トランジスタをPWM制御する場合にも同様の問題が発生する。例えば、NMOS14をオンしている期間にNMOS8を間欠的にオン/オフする場合、NMOS8がオフになると、接地VSS→回生ダイオードD2→U相コイル2→V相コイル4→NMOS14→接地VSSの径路の回生電流が流れる。しかし回生電流が流れなくなるまでNMOS8のオフ期間続くと、接地VSS→NMOS14→V相コイル4→U相コイル2→回生ダイオードD1→電源電圧VPの、実線と逆の径路の電流が流れるようになる。
ここで、図8に示す不感帯では、前述したようにPWMのオンデューティが0%である。従って、モータが回転している状態で、VCTLが不感帯の範囲の電圧(Vb<VCTL<Va)になると、PWMのオンデューティが0%となることによって、接地VSSから電源電圧VPに電流が流れるようになる。そのため、電源電圧VPが持ち上がることになる。
このように、従来のモータ駆動装置では、モータが回転している状態で、例えばVCTLが不感帯の範囲の電圧となることによって、回生電流が流れなくなるまでPWMのオフ期間が続いた場合、電源電圧が持ち上がるなど、PWM動作が不安定になるという問題点があった。
そこで、本発明は、PWMのオフ期間にかかわらず安定したPWM動作を実現することができるモータ駆動装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための主たる発明は、コイルの一方向に駆動電流を吐出する第1ソース側トランジスタと、前記コイルの一方向に流れる駆動電流を吸い込む第1シンク側トランジスタと、前記コイルの他方向に駆動電流を吐出する第2ソース側トランジスタと、前記コイルの他方向に流れる駆動電流を吸い込む第2シンク側トランジスタと、前記第1ソース側トランジスタ、前記第1シンク側トランジスタ、前記第2ソース側トランジスタ、前記第2シンク側トランジスタが選択的にオフしたときの前記コイルに流れる電流を回生する回生ダイオードと、前記第1ソース側トランジスタ及び前記第2シンク側トランジスタ、又は、前記第2ソース側トランジスタ及び前記第2シンク側トランジスタを選択的に駆動するための駆動信号を出力するとともに、前記駆動電流の大きさを定める指示信号に応じて前記駆動信号の大きさを可変とする制御回路と、前記第1ソース側トランジスタ及び前記第1シンク側トランジスタの一方、又は、前記第2ソース側トランジスタ及び前記第2シンク側トランジスタの一方を、選択的にPWM駆動するためのPWM制御信号を出力するPWM制御回路と、を有するモータ駆動装置において、前記指示信号が所定の大きさとなった場合における、前記第1ソース側トランジスタ及び前記第1シンク側トランジスタの一方、又は、前記第2ソース側トランジスタ及び前記第2シンク側トランジスタの一方のPWMオフ期間が所定期間を超えたときに検出信号を出力する検出回路、を備え、前記制御回路は、前記検出信号に基づいて、前記第1ソース側トランジスタ及び前記第1シンク側トランジスタ、又は、前記第2ソース側トランジスタ及び前記第2シンク側トランジスタのうち、駆動されていた側のトランジスタをオフするとともに、駆動されていない側のトランジスタの中で前記コイルに流れる電流を回生可能なトランジスタを駆動するための駆動信号を出力する、ことを特徴とする。
本発明によれば、PWMのオフ期間にかかわらず安定したPWM動作を実現することができる。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
===モータ駆動装置の構成===
図1、図2を参照しつつ、本発明にかかるモータ駆動装置について説明する。図1は、本発明にかかるモータ駆動装置を説明するための回路ブロック図である。図2は、本発明にかかるモータ駆動装置を説明するための波形図である。尚、本実施形態においてモータは、PWM制御のセンサレスモータ、例えば3相のブラシレスDCモータとする。
U相コイル2、V相コイル4、W相コイル6は、モータコイルであり、スター結線されるとともに電気角120度の位相差を有してステータに巻回されたものである。
NMOS8は、電源VPからU相コイル2へコイル電流を供給するためのソース側トランジスタであり、NMOS10は、U相コイル2から電圧検出抵抗50を介して接地VSSへコイル電流を供給するためのシンク側トランジスタである。これらのNMOS8、10のドレイン・ソース路は電源VPと抵抗50の非接地側に直列接続され、これらのMOSFET8、10のドレイン・ソース接続部は、U相コイル2の一端と接続されている。NMOS12は、電源VPからV相コイル4へコイル電流を供給するためのソース側トランジスタであり、NMOS14は、V相コイル4から電圧検出抵抗50を介して接地VSSへコイル電流を供給するためのシンク側トランジスタである。これらのNMOS12、14のドレイン・ソース路は電源VPと電圧検出抵抗50の非接地側に直列接続され、これらのNMOS12、14のドレイン・ソース接続部は、V相コイル4の一端と接続されている。NMOS16は、電源VPからW相コイル6へコイル電流を供給するためのソース側トランジスタであり、NMOS18は、W相コイル6から電圧検出抵抗50を介して接地VSSへコイル電流を供給するためのシンク側トランジスタである。これらのNMOS16、18のドレイン・ソース路は電源VPと電圧検出抵抗50の非接地側に直列接続され、これらのNMOS16、18のドレイン・ソース接続部は、W相コイル6の一端と接続されている。そして、NMOS8、10、12、14、16、18が適宜のタイミングでオン/オフすると、モータは、U相コイル2、V相コイル4、W相コイル6にコイル電流が供給されて予め定められた方向へ回転(例えば正回転)することとなる。これにより、U相コイル2、V相コイル4、W相コイル6の一端には電気角120度の位相差を有するコイル電圧VU、VV、VWが発生することとなる。尚、ソース側トランジスタ、シンク側トランジスタとして、MOSFETのみならず、バイポーラトランジスタを使用することも可能である。また、NMOS8、10、12、14、16、18にはドレイン−ソース間に回生ダイオードD1、D2、D3、D4、D5、D6がそれぞれ接続されている。
コンパレータ22Uは、+端子にコイル電圧VUが印加されるとともに−端子に中性点電圧VCOMが印加され、コイル電圧VUと中性点電圧VCOMを比較することによって、電気角180度のタイミングで変化する矩形の比較信号CPUを出力するものである。この比較信号CPUにはキックバックパルスKBに基づくパルスが重畳している。また、コンパレータ22Vは、+端子にコイル電圧VVが印加されるとともに−端子に中性点電圧VCOMが印加され、コイル電圧VVと中性点電圧VCOMを比較することによって、電気角180度のタイミングで変化する矩形の比較信号CPVを出力するものである。この比較信号CPVにはキックバックパルスKBに基づくパルスが重畳している。更に、コンパレータ22Wは、+端子にコイル電圧VWが印加されるとともに−端子に中性点電圧VCOMが印加され、コイル電圧VWと中性点電圧VCOMを比較することによって、電気角180度のタイミングで変化する矩形の比較信号CPWを出力するものである。この比較信号CPWにはキックバックパルスKBに基づくパルスが重畳している。尚、比較信号CPU、CPV、CPWはそれぞれ電気角120度の位相差を有する。
マスク回路26は、コンパレータ22Uの出力である比較信号CPUから矩形信号RE1に基づいてキックバックパルスKBと対応するノイズを除去(マスク)し、マスク信号UMASKを生成して出力する。また、マスク回路26は、コンパレータ22Vの出力である比較信号CPVから矩形信号RE1に基づいてキックバックパルスKBと対応するノイズを除去(マスク)し、マスク信号VMASKを生成して出力する。さらに、マスク回路26は、コンパレータ22Wの出力である比較信号CPWから矩形信号RE1に基づいてキックバックパルスKBと対応するノイズを除去(マスク)し、マスク信号WMASKを生成して出力する。ここで、マスク信号UMASK、VMASK、WMASKは、電気角120度の位相差を有する。
合成回路28は、マスク回路26から出力されるマスク信号UMASK、VMASK、WMASKを合成し、電気角60度のタイミングで変化する矩形の合成信号FGを出力する。
逓倍回路30は、合成回路28から出力される合成信号FGを逓倍することによって、合成信号FGより高い周波数を有する矩形信号RE1を発生するものである。これにより、合成信号FGの位相は矩形信号RE1の位相と一致しており、合成信号FGの1/2周期は矩形信号RE1のn周期(例えば16周期)と一致することとなる。尚、逓倍回路30には、例えばアナログ信号処理をするPLL(Phase Locked Loop)、デジタル信号処理を実行するDLL(Delay Locked Loop)を適用可能である。
センサレスロジック回路40(『制御回路』)は、U相コイル2、V相コイル4、W相コイル6を適宜のタイミングで通電するための信号(『駆動信号』)を出力するものである。つまり、センサレスロジック回路40は、センサレスモータ自体が起動前のロータとステータの間の相対位置を特定できないことを考慮し、ロータが停止している場合、マスク信号UMASK、VMASK、WMASKの予め定められた初期レベル(例えば、UMASK=“L”、VMASK=“L”、WMASK=“H”とする)から動作する。また、センサレスロジック回路40は、通電信号ULOGIC1(=UMASK−VMASK)、VLOGIC1(=VMASK−WMASK)、WLOGIC1(=WMASK−UMASK)を作成する。そして、U相コイル2、V相コイル4、W相コイル6が通電することにより、センサレスロジック回路40は、通電信号ULOGIC1、VLOGIC1、WLOGIC1より遅延する通電信号ULOGIC2、VLOGIC2、WLOGIC2を出力する。
また、センサレスロジック回路40は、D型フリップフロップ回路(以下DFFとする)60からPWM信号を入力し、電気角60度ごとの通電において駆動されるソース側トランジスタおよびシンク側トランジスタの何れか一方を所定周波数で間欠的にオン/オフさせるPWM制御を行う。さらに、センサレスロジック回路40は、DFF66からREV信号を入力しており、REV信号が「L」から「H」に変化すると、特定の2相に対して逆転のロジックに切り替えを行う。
アンプ52は、VCTL(『指示信号』)とVREFとの差分を増幅する。
アンプ54は、電圧検出抵抗50に発生する電圧を、例えばアンプ52と同じゲイン(便宜上1とする)で増幅する。
コンパレータ56(『比較器』)の非反転入力端子(+端子)にはアンプ52の出力が印加され、コンパレータ56の反転入力端子(−端子)には、アンプ54の出力にオフセット電圧V0(『定電圧』)を加算した電圧が印加される。そしてコンパレータ56は、アンプ54の出力とオフセット電圧V0の加算電圧と、アンプ52の出力との大小関係を比較し、その比較結果であるPWMOFF信号を出力する。
発振回路58は、一定周期のパルス信号PWMCLKを発生する。
DFF60(『PWM制御回路』)のデータ入力(以下D入力とする)には、例えば電源電圧VPのハイレベルの電圧が印加される。また、DFF60のクロック入力(以下C入力とする)は発振回路58の出力と接続され、リセット入力(以下R入力とする)はコンパレータ56の出力と接続されている。そしてDFF60は、Q出力からセンサレスロジック回路40にPWM信号を出力する。DFF60は、PWMOFF信号が「H」の状態でPWMCLK信号が「H」になると「H」となり、PWMOFF信号が「L」となるとリセットされて「L」となるPWM信号を出力する。
インバータ62は、PWMOFF信号を反転させ、LIM信号を出力する。
DFF64のD入力とR入力はインバータ62の出力と接続され、C入力は発振回路58の出力と接続されている。また、DFF64のQ出力はDFF66のD入力と接続されている。DFF64は、LIM信号が「H」の状態でPWMCLK信号が「H」になると「H」となり、LIM信号が「L」になるとリセットされて「L」となる信号を出力する。
DFF66のC入力は発振回路58の出力と接続され、R入力はインバータ62の出力と接続されている。またDFF66のD入力はDFF64のQ出力と接続されている。DFF66は、DFF64のQ出力が「H」の状態でPWMCLK信号が「H」になると「H」となり、LIM信号が「L」になるとリセットされて「L」となるREV信号を出力する。
尚、アンプ52、アンプ54、コンパレータ56は判別回路を構成し、インバータ62、DFF64、DFF66は検出回路を構成している。
また、図1においてU相コイル2、V相コイル4、W相コイル6を除く部分は集積化することが可能である。その場合、NMOS8、10、12、14、16、18にはプロセス上ソース−ドレイン間に寄生ダイオードが形成されるため回生ダイオードD1、D2、D3、D4、D5、D6を設けなくてもよい。
===PWM制御の動作===
図1、図3、図4、図5及び図9を用いて本発明のモータ駆動装置におけるPWM制御の動作について説明する。尚、図3はVCTLとオフセット電圧V0との関係を説明するための図である。図4は、本発明のモータ駆動装置のPWM制御動作を説明するためのタイムチャートである。図5は、本発明のモータ駆動装置のPWM制御動作を説明するためのフローチャートである。
まず、PWMOFF信号の発生について説明する。
尚、図3(a)、(b)の縦軸Vはアンプ52の出力を示している。
アンプ52では、VCTLとVREFとの差分が増幅される、尚、アンプ52の出力は、図3(b)に示すようにVCTLがVREFのときに0ボルトで、VCTLの上昇又は低下に応じて直線的に上昇するように設定されている。また、アンプ54では、アンプ52と同じゲインで電圧検出用抵抗50に発生する電圧が増幅される。
図3(b)の破線は、電圧検出抵抗50に電流が流れない場合のアンプ54の出力に、オフセット電圧V0を加算した電圧である。このVb<VCTL<Vaの不感帯の範囲では、アンプ54の出力とオフセット電圧V0の加算電圧の方が、アンプ52の出力より大となる。
アンプ54の出力とオフセット電圧V0の加算電圧と、アンプ52の出力はコンパレータ56で大小比較される。アンプ52の出力が、アンプ54の出力とオフセット電圧V0の加算電圧より大きい場合には、コンパレータ56の出力PWMOFF信号はハイレベル(以下「H」とする)となる。一方、アンプ54の出力とオフセット電圧V0の加算電圧の方が、アンプ52の出力より大きい場合には、PWMOFF信号はローレベル(以下「L」とする)となる。
VCTLが不感帯の範囲の電圧(『所定の大きさ』)となると、アンプ54の出力とオフセット電圧V0の加算電圧の方が、アンプ52の出力より大きくなるので、PWMOFF信号は「L」に固定となる。また、PWMOFF信号がインバータ62で反転されたLIM信号は「H」となる。
次に、図4及び図5を用いて、PWM制御の動作について説明する。
まず、VCTLが不感帯の範囲以外の電圧であるとする。
発信回路58から出力されるPWMCLK信号は、図4に示すように一定周期tpwmのパルス信号である。
図4の時刻t1でPWMCLK信号のパルスがDFF60に入力されることによって、PWM信号が「H」となる。(S100)。PWM信号が「H」となることによって駆動電流が流れ、電圧検出用抵抗50に発生する電圧が上昇する。そして、時刻t2でアンプ54の出力とオフセット電圧V0の加算電圧が、アンプ52の出力よりも大きくなりPWMOFF信号が「L」となる。そのため、DFF60がリセットされ、PWM信号が「L」となる(S102)。PWM信号が「L」となることによって電圧検出用抵抗50に発生する電圧は低下しアンプ52の出力の方が、アンプ54の出力とオフセット電圧V0の加算電圧より大きくなる。したがってPWMOFF信号は「L」になった後すぐに「H」になる。以下、同様に、PWM信号は、時刻t3〜t7において、PWMCLK信号のパルスが入力されて「H」となり、PWMOFF信号が「L」となることで「L」となる。このように、時刻t1〜t7におけるPWM信号は、PWMCLK信号のパルス間隔tpwmで「H」と「L」を繰り返すPWM信号となる。
ところが、例えば時刻t8でVCTLが不感帯の範囲の電圧になると、PWMOFF信号が「L」に固定、すなわちLIM信号が「H」となる(S104)。すると、時刻t9でPWMCLK信号のパルスがDFF60に入力されても、PWM信号は「L」のままとなる。
次のPWMCLK信号のパルス入力時にPWMOFF信号が「H」である場合、すなわちLIM信号が「L」である場合(S106:NO)、パルス入力によってPWM信号が「H」となり、ステップ102を再度実行する。
一方、図4の時刻t10に示すように、次のPWMパルス信号入力時にLIM信号が「H」の場合(S106:YES)、DFF66のQ出力であるREV信号が「H」となり、正転ロジックと逆転ロジックを特定の2相で切り替える信号としてセンサレスロジック回路40に出力される(S108)。
次に図9を用いて本発明のモータ駆動装置のPWM制御方法について説明する。まず、図9において、NMOS8がオンしている期間にNMOS14を間欠的にオン/オフするPWM制御を行っているとする。電源電圧VP→NMOS8→U相コイル2→V相コイル4→NMOS14→接地VSSの実線の径路の電流が流れている状態で、NMOS14がオフになると、電源電圧VP→NMOS8→U相コイル2→V相コイル4→回生ダイオードD3→電源電圧VPの径路の回生電流が流れる。
ここで、例えばVCTLが不感帯の範囲の電圧となり、回生電流が流れなくなるまでNMOS14のオフの期間が続いた場合、U相コイル2およびV相コイル4は、接地VSS→回生ダイオードD4→駆動コイル4→駆動コイル2→NMOS8→電源電圧VPの実線と逆方向の電流を流そうとする。そこで、センサレスロジック回路40は「H」のREV信号を入力すると、例えばU相とV相の2相についてロジックを切り替える。その場合、NMOS10がオンしている期間にNMOS12が間欠的にオン/オフするPWM制御となるが、PWMのオンデューティが0%のためNMOS12はオフとなる。よって、接地VSS→回生ダイオードD4→駆動コイル4→駆動コイル2→NMOS10の回生電流が流れることになる。
REV信号が「H」となった場合、このように電流を回生させることによって、U相コイル2およびV相コイル4に蓄えられたエネルギーを放出させることができる。そして、U相コイル2およびV相コイル4に蓄えられたエネルギーが無くなると回生電流が流れなくなる。このように、REV信号が「H」となると、例えばU相とV相についてロジックを切り替えることによって、接地VSSから電源電圧VPに電流が流れることによる電源電圧VPの持ち上がりを防止することができる。
他の相のPWM制御を行っている場合も同様に、REV信号が「H」となることによって、ある特定の2相についてロジックを切り替える。このことにより、特定の2相におけるシンク側トランジスタ間、又はソース側トランジスタ間で電流を回生させることができ、接地VSSから電源電圧VPに電流が流れることを防止することができる。よって電源電圧VPの持ち上がりを防止することが出来、安定したPWM制御を行うことができる。
尚、検出回路を構成するDFF64とDFF66を1つのDFFとした場合、PWMOFF信号の「L」の期間がPWMCLK信号のパルスと重ると、誤動作する可能性がある。本実施の形態ではDFF64とDFF66とを設けているので、LIM信号が「H」の状態で、PWMCLKのパルスが2回入力されることによって出力となるREV信号が変化する。よって、PWMのオフ期間が続いていることを簡素な構成で正確に検出することができる。尚、3つ以上のDFFで検出回路を構成すればPWMのオンデューティが0%の状態であることをより確実に検出することができる。
===その他の実施形態===
本発明のモータ駆動装置は、センサレスの3相ブラシレスDCモータ以外にも用いることもができる。例えば、ステータに対するロータの相対位置を検出するホール素子を有する3相モータのPWM制御に用いてもよい。この場合にも、REV信号が「H」となることで、特定の2相についてロジックを切り替えることによって、安定したPWM制御を実現できる。
また、単相モータの場合にも同様に本発明のモータ駆動装置を適用することができる。図6は、本発明のモータ駆動装置を単相モータに適用した場合の動作を説明するための図である。コイル609の一端にはNMOS601とNMOS602が、電源電圧VPと電圧検出抵抗50の非接地側との間に、直列に接続されている。また、コイル609の他端にはNMOS603とNMOS604が、電源電圧VPと電圧検出抵抗50の非接地側との間に、直列に接続されている。NMOS601、602、603、604にはそれぞれ回生ダイオード605、606、607、608が接続されている。
制御回路(不図示)は、NMOS601とNMOS604、及びNMOS602とNMOS603を組み合わせとして、NMOS601、602、603、604を選択的に駆動させている。また、PWM信号およびREV信号を発生させる判別回路、PWM制御回路、検出回路の構成は図1と同じであるとする。制御回路は、PWM信号およびREV信号を入力し、PWM信号に基づいて、例えばNMOS601がオンしている期間にNMOS604を間欠的にオン/オフするPWM制御を行っているとする。
PWM信号が「H」となりNMOS604がオンすると電源電圧VP→NMOS601→コイル609→NMOS604→電圧検出用抵抗50→接地VSSの径路の、図6の実線の径路電流が流れる。そして、PWM信号が「L」となりNMOS604がオフすると、電源電圧VP→NMOS601→コイル609→回生ダイオード607→電源電圧VPの図6の一点鎖線の径路の回生電流が流れる。PWMのオンデューティが0%となり、この一点鎖線の径路の回生電流が流れなくなると接地VSS→電圧検出用抵抗50→回生ダイオード608→コイル609→NMOS601→電源電圧VPの実線と逆の径路の電流が流れることになる。
そこで、制御回路は「H」のREV信号を入力するとロジックを切り替える。すると、例えばNMOS602がオンしている期間にNMOS603を間欠的にオン/オフするPWM制御となる。尚、REV信号が「H」の場合PWMオンデューティ0%なのでNMOS603はオフになる。よって、接地VSS→電圧検出用抵抗50→回生ダイオード608→コイル609→NMOS602の、図6の破線の径路の回生電流が流れ、コイル609に蓄えられたエネルギーを放出することができ、接地VSSから電源電圧VPに電流が流れることを防止することができる。
以上、説明したように、本発明のモータ駆動装置は、REV信号が「H」となると、特定の2相でロジックを切り替えることによって、ソース側トランジスタ間、又はシンク側トランジスタ間で電流を回生させるため、接地VSSから電源VPに電流が流れることを防止することができ、安定したPWM制御を行うことができる。
VCTLが不感帯の範囲の電圧となった場合、PWMOFF信号は「L」に固定となりLIM信号は「H」に固定となる。LIM信号が「H」であるときにDFF64およびDFF66にPWMCLK信号のパルスが入力されることによって、PWMのオンデューティが0%の状態であることを検出することができる。
また、検出回路としてDFF64とDFF66を設けているので、LIM信号が「H」の状態で、PWMCLK信号のパルスが2回入力されることによって出力のREV信号の論理値が変化する。よって、PWMのオンデューティが0%の状態であることを簡素な構成で確実に検出することができる。
さらに、DFF60のC入力にPWMCLK信号が入力され、R入力にPWMOFF信号が入力されることによって、電気角60度ごとの通電において駆動されるソース側トランジスタおよびシンク側トランジスタの何れか一方を所定周波数で間欠的にオン/オフさせるためのPWM信号を発生させることができる。
また、電圧検出用抵抗50に発生する電圧をアンプ52と同じゲインのアンプ54で増幅した出力にオフセット電圧V0を加算した電圧と、アンプ52の出力とをコンパレータ56で比較しているので、駆動電流が流れない不感帯ではアンプ54の出力とオフセット電圧V0の加算電圧の方が、アンプ52の出力より大きくなる。よって、VCTLが不感帯の範囲の電圧となることで、コンパレータ56から「L」のPWMOFF信号を正確に出力することができる。
以上、本実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本発明の実施形態にかかるモータ駆動装置の構成を示す回路図である。 本発明の実施形態にかかるモータ駆動装置を説明するための波形図である。 VCTLとオフセット電圧V0との関係を説明するための図である。 本発明のモータ駆動装置のPWM制御動作を説明するためのタイムチャートである。 本発明のモータ駆動装置のPWM制御動作を説明するためのフローチャートである。 本発明のモータ駆動装置を単相モータに適用した場合の動作を説明するための図である。 駆動電圧と、逆起電圧との関係を説明するための図である。 正転ロジックと逆転ロジックの切り替えについて説明するための図である。 3相モータの出力構成について説明するための図である。 PWM制御によるX点の電圧の変化を示す図である。
符号の説明
2 U相コイル
4 V相コイル
6 W相コイル
8、10、12、14、16、18 NMOS
26 マスク回路
28 合成回路
30 逓倍回路
40 センサレスロジック回路
50 電圧検出用抵抗
52、54 アンプ
56 コンパレータ
60、64、66 DFF回路
62 インバータ
V0 オフセット電圧
D1、D2、D3、D4、D5、D6 回生ダイオード

Claims (5)

  1. コイルの一方向に駆動電流を吐出する第1ソース側トランジスタと、
    前記コイルの一方向に流れる駆動電流を吸い込む第1シンク側トランジスタと、
    前記コイルの他方向に駆動電流を吐出する第2ソース側トランジスタと、
    前記コイルの他方向に流れる駆動電流を吸い込む第2シンク側トランジスタと、
    前記第1ソース側トランジスタ、前記第1シンク側トランジスタ、前記第2ソース側トランジスタ、前記第2シンク側トランジスタが選択的にオフしたときの前記コイルに流れる電流を回生する回生ダイオードと、
    前記第1ソース側トランジスタ及び前記第2シンク側トランジスタ、又は、前記第2ソース側トランジスタ及び前記第2シンク側トランジスタを選択的に駆動するための駆動信号を出力するとともに、前記駆動電流の大きさを定める指示信号に応じて前記駆動信号の大きさを可変とする制御回路と、
    前記第1ソース側トランジスタ及び前記第1シンク側トランジスタの一方、又は、前記第2ソース側トランジスタ及び前記第2シンク側トランジスタの一方を、選択的にPWM駆動するためのPWM制御信号を出力するPWM制御回路と、
    を有するモータ駆動装置において、
    前記指示信号が所定の大きさとなった場合における、前記第1ソース側トランジスタ及び前記第1シンク側トランジスタの一方、又は、前記第2ソース側トランジスタ及び前記第2シンク側トランジスタの一方のPWMオフ期間が所定期間を超えたときに検出信号を出力する検出回路、を備え、
    前記制御回路は、前記検出信号に基づいて、前記第1ソース側トランジスタ及び前記第1シンク側トランジスタ、又は、前記第2ソース側トランジスタ及び前記第2シンク側トランジスタのうち、駆動されていた側のトランジスタをオフするとともに、駆動されていない側のトランジスタの中で前記コイルに流れる電流を回生可能なトランジスタを駆動するための駆動信号を出力する、ことを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 前記指示信号が前記駆動電流の大きさを定めることができない所定の大きさとなった場合、前記駆動電流が不定であることを示す判別信号を出力する判別回路、を備え、
    前記検出回路は、前記判別信号が入力されることによって、前記第1ソース側トランジスタ及び前記第1シンク側トランジスタの一方、又は、前記第2ソース側トランジスタ及び前記第2シンク側トランジスタの一方のPWMオフ期間が所定期間を超えたか否かを検出する、ことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. 前記検出回路は、前記指示信号が前記所定の大きさとなった場合に一方の論理値となる前記判別信号を、前記PWM制御信号を生成するためのクロック信号で取り込む複数段のフリップフロップを有し、
    前記検出信号は、最終段の前記フリップフロップの出力が一方の論理値から他方の論理値へ変化した信号である、ことを特徴とする請求項2に記載のモータ駆動装置。
  4. 前記PWM制御回路は、一方の論理値となる信号を前記クロック信号で取り込むとともに、一方の論理値となる前記判別信号でリセットされる単一のフリップフロップであり、
    前記PWM制御信号は、単一の前記フリップフロップの出力が一方の論理値となる信号である、ことを特徴とする請求項3に記載のモータ駆動装置。
  5. 前記指示信号は、前記駆動電流の大きさを定める電圧信号であり、
    前記判別回路は、前記指示信号と、前記コイルに流れる電流に応じて発生する電圧及び定電圧を加算した加算電圧との大小関係を比較する比較器を有し、
    前記指示信号が前記駆動電流を定めることができない所定の大きさとなった場合、前記駆動電流が流れなくなるとともに前記指示信号が前記定電圧より小さくなることに伴って、前記比較器は、一方の論理値となる前記判別信号を出力する、ことを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載のモータ駆動装置。

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