JP2006212791A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘッドユニット間でのノズル間隔精度の向上が可能であるとともに、ノズル間隔精度を損なうことなくヘッドユニットを容易に交換することを可能とする。
【解決手段】記録ヘッドHDは、複数のノズルが配列形成されたヘッドユニットH1〜H4を、記録媒体の搬送方向と直交する主走査方向Yに沿って所定間隔で整列するドット列を形成可能に当該搬送方向と交差するユニット配列方向に沿って、ヘッドユニットH1〜H4を支持する支持枠SWに並べて脱着可能に配設した構成を有し、
ヘッドユニットH1〜H4は、それぞれ平面視でヘッドユニットH1〜H4のユニット体の外側に所定の前記ノズルから所定寸法となるように調整された突出量を有する突出部を、支持枠SWに設けられた位置決め基準部に当接させて配設されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、インクジェット記録装置に関し、特に、記録媒体にインク滴を吐出して記録を行う記録ヘッドに関する。
近年、ノズルからインク滴を吐出して記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置において、記録速度の高速化の要望から、多数のノズルを記録媒体の搬送方向とは交差する方向に、この記録媒体の幅以上の距離に亘って配列させたライン型の記録ヘッド(以下、ラインヘッドという)を備えたインクジェット記録装置(以下、ライン型インクジェット記録装置という)が実用化されている。
このラインヘッドでは、従来、上記記録幅を構成する複数のヘッドユニットを、それぞれ着脱可能にヘッド基盤に配設した構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−1789号公報(第3頁、図1)
上記特許文献1の構成では、各ヘッドユニットは、ほぞ溝であるスライド溝がヘッド基盤に設けられたほぞにはめ込まれることによって、ヘッド基盤に対する位置が決められるようになっている。
一般的に、複数のヘッドユニットを並べてラインヘッドを構成する場合、各ヘッドユニットは、例えば、360dpiの記録解像度では、ヘッドユニット間でのノズル間隔が±5μm程度の許容範囲内に収まるように、厳しい位置精度が要求される。このノズル間隔が許容範囲から外れてしまうと、ノズルから吐出されたインク滴が形成するドット同士の間隔が、ヘッドユニット間での記録の境界部で、他の部分よりも広くなってしまったり、狭くなってしまったりするバンディングが発生してしまう。また、ノズル間隔における許容範囲は、記録解像度が高くなるほど狭くなっていく。
つまり、上記特許文献1の構成では、スライド溝の形状精度、スライド溝の寸法精度、スライド溝のノズルに対する位置精度などの多くの要因があるため、ヘッドユニット間でのノズル間隔精度を向上することが困難であるという未解決の課題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ヘッドユニット間でのノズル間隔精度を向上させることが可能であるとともに、ノズル間隔精度を損なうことなくヘッドユニットを容易に交換することが可能なインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、記録媒体を搬送する記録媒体搬送手段と、該記録媒体搬送手段によって搬送される前記記録媒体にノズルからインク滴を吐出して記録を行う記録ヘッドとを備えたインクジェット記録装置であって、前記記録ヘッドは、複数の前記ノズルが配列形成されたヘッドユニットの複数を、前記記録媒体の搬送方向と直交する主走査方向に沿って所定間隔で整列するドット列を形成可能に当該搬送方向と交差するユニット配列方向に沿って、当該複数のヘッドユニットを支持する支持枠に並べて脱着可能に配設した構成を有し、前記複数のヘッドユニットは、それぞれ平面視で当該ヘッドユニットのユニット体の外側に所定の前記ノズルから所定寸法となるように調整された突出量を有する突出部を、前記支持枠に設けられた位置決め基準部に当接させて配設されていることを特徴とする。
この第1の発明では、ヘッドユニットは、突出量が所定のノズルから所定寸法となるように調整された突出部が設けられており、この突出部を位置決め基準部に当接させて脱着可能に支持枠に配設されている。
従って、ノズル間隔精度に影響する要因を低減でき、ノズル間隔精度の向上が可能となる。また、ヘッドユニットを交換する際には、突出部を位置決め基準部に当接させるだけで良好なノズル間隔精度を確保することが可能であり、容易且つ精度良く交換することが可能となる。
第2の発明は、第1の発明において、前記突出量は、軸部の一端部に平面視で当該軸部より大きい外周を有する頭部を前記軸部に対して偏芯させて形成した偏芯部材を前記ユニット体に、平面視で前記頭部が前記ユニット体の外側に突出するように、且つ前記軸部を中心に回転可能に配設し、前記頭部の前記ユニット体からの突出量が前記所定のノズルから所定寸法となるように調整されることを特徴とする。
この第2の発明では、ユニット体に設けられた偏芯部材を回転させれば、偏芯部材の軸部と頭部との偏芯量の2倍の範囲内で、頭部の突出量を調整することが可能となる。
従って、偏芯部材を回転させるという簡易な方法で、ノズル間隔精度を向上させることが可能となる。
第3の発明は、第2の発明において、前記ユニット体には、少なくとも3個の前記偏芯部材が、該偏芯部材のそれぞれの前記突出量を調整可能に配設されていることを特徴とする。
本発明の実施形態を、ブラック色の記録を行うライン型インクジェット記録装置を例に、図面に基づいて説明する。
本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置1は、平面図である図1(a)及び正面図である図1(b)に示すように、ゲートローラGRと、用紙搬送部CVと、記録ヘッドHDと、を備えている。なお、この図1において、X方向は、記録用紙Pの搬送方向を示し、Y方向は、X方向と直交する方向を示している。
また、インクジェット記録装置1は、ブロック図である図2に示すように、給紙部KSと、搬送部駆動モーターMoと、排紙部EJと、外部機器からの記録情報を格納する記録情報格納部BFと、をさらに備えている。
ここで、上記の各構成の詳細を説明する。
記録ヘッドHDは、平面図である図3に示すように、4つのヘッドユニットH1〜H4と、これらヘッドユニットH1〜H4を支持する支持枠SWとを備えて構成されている。
これらのヘッドユニットH1〜H4は、2つのヘッドユニットH1及びH2をY方向に所定間隔で整列させて配設し、これらヘッドユニットH1及びH2のX方向下流側に、他の2つのヘッドユニットH3及びH4をY方向に所定間隔で、ヘッドユニットH1及びH2とはY方向に交互に並ぶように整列させて配設した構成を有している。
ヘッドユニットH1〜H4は、それぞれ平面図である図4(a)に示すように、ユニット体UBとすり割り付きの偏芯小ねじHS1〜HS3とを備えて構成されている。ユニット体UBには、側面図である図4(b)に示すように、この図で見て上下の側面のそれぞれに腕部AMが形成されている。なお、偏芯小ねじHS1〜HS3は、説明の便宜上異なる符号を付してあるが、それぞれ同じものである。
これら腕部AMには、底面図である図4(c)に示すように、偏芯小ねじHS1〜HS3が嵌合するねじ穴NAが形成されているとともに、後述する十字穴付き小ねじが挿通されるねじ挿通孔FHが形成されている。
ここで、偏芯小ねじHS1〜HS3は、ユニット体UBの後述する支持枠SWに対する位置を規制するために備えられているものであり、後述する回転位置が調整された後に腕部AMに接着固定される。
また、ヘッドユニットH1〜H4は、図4(c)に示すように、インク滴が吐出されるノズルNZをY方向に、距離KHに亘って所定間隔CLで、n(nは、2以上の整数)個配列形成した構成を有している。ノズルNZの配列距離KHは、各ヘッドユニットH1〜H4における記録幅となる。なお、これらのヘッドユニットH1〜H4としては、圧電素子、加熱素子等によりインクに圧力を付与してノズルNZからインク滴を吐出するヘッドユニットを採用することができる。
また、この図4(c)では、構成をわかりやすく示すため、ノズルNZの大きさを誇張して図示している。また、これらn個のノズルNZのそれぞれに、NZ1〜NZnの異なる符合を付して、本明細書においては説明の便宜上、符号NZ及びNZ1〜NZnを適宜使い分けることとする。
支持枠SWは、平面図である図5(a)に示すように、ヘッドユニットH1〜H4ごとに、側壁によって仕切られたユニット配設槽HT1〜HT4が形成されている。これらユニット配設槽HT1〜HT4の底面には、それぞれヘッドユニットH1〜H4を挿入するヘッドユニット挿入開口部OHと、後述する十字穴付き小ねじCSをとめるねじ穴NHとが形成されている。
ヘッドユニット挿入開口部OHは、図5(a)中のB−B断面図である図5(b)に示すように、この図で見て左辺が、Y方向に沿って延びる内側壁WYに沿って形成されている。
また、各内側壁WYは、図5(a)で見て、ユニット配設槽HT1〜HT4ごとに、X方向に沿って延びる内側壁WXとの垂直精度が高く形成されている。さらに、ユニット配設槽HT1及びHT2間の内側壁WYは、Y方向に沿って延びる直線上に位置している。ユニット配設槽HT3及びHT4間の内側壁WYも同様に、Y方向に沿って延びる直線上に位置している。
さらに、内側壁WXは、ユニット配設槽HT1〜HT4間で、Y方向に所定間隔で高精度に形成されている。
ここで、ヘッドユニットH1〜H4のそれぞれは、図3に示すように、支持枠SWのヘッドユニット挿入開口部OHに挿入され、偏芯小ねじHS1〜HS3を内側壁WX及び内側壁WYに当接させてX方向及びY方向の位置が決められる。そして、各ヘッドユニットH1〜H4は、2つの腕部AMに形成されているねじ挿通孔FHを介して十字穴付き小ねじCSによって、腕部AMが支持枠SWに固定されている。
ここで、記録ヘッドHDは、底面図である図6に示すように、ヘッドユニットH1〜H4がY方向に所定間隔で整列するように配設されている。つまり、ヘッドユニットH1〜H4は、それぞれ偏芯小ねじHS1〜HS3によって、ヘッドユニットH1のノズルNZn及びヘッドユニットH3のノズルNZ1の間が所定の間隔CLとなり、ヘッドユニットH3のノズルNZn及びヘッドユニットH2のノズルNZ1の間が所定間隔CLとなり、ヘッドユニットH2のノズルNZn及びヘッドユニットH4のノズルNZ1の間が所定の間隔CLとなるように、配設位置が決められている。
従って、ヘッドユニットH1〜H4をY方向に一直線上に整列させると、ヘッドユニットH1〜H4のすべてのノズルNZが距離KRに亘って所定間隔CLで整列する。この距離KRは、インクジェット記録装置1におけるY方向の記録領域となる。
上記の構成を有する記録ヘッドHDは、図1(a)に示すように、用紙搬送部CV上で、記録領域KRが記録用紙PのY方向における幅を跨ぐようにノズルNZを記録用紙Pに向けて、且つ図1(b)に示すように、ノズル面と記録用紙Pの記録面PPとの間が所定間隔に保たれるように配設されている。
また、記録ヘッドHDは、図2に示すように、CPUから記録指令を受けたヘッド制御部HDDによって、ヘッドユニットH1〜H4が個別に制御され、外部機器からの記録情報に基づいて、記録領域KRを構成するノズルNZから選択的にインク滴を吐出させて記録を行う。
用紙搬送部CVは、図1(a)に示すように、搬送部駆動モーターMoから動力が伝達される駆動ローラDSと、この駆動ローラDSに平行且つ駆動ローラDSのX方向上流側に配設される従動ローラFSと、駆動ローラDS及び従動ローラFSにかけ渡される搬送ベルトVと、を備えている。
ここで、駆動ローラDS及び従動ローラFSは、図示しないが、軸受によって筐体に回転可能に保持されている。
また、従動ローラFSは、図示しないが、駆動ローラDSとの間にかけ渡される搬送ベルトVに緩みが発生しないように張力を付与するため、X方向上流方向に力が付与されている。
搬送部駆動モーターMoは、図2に示すように、CPUから搬送部駆動指令を受けたモーター制御部MDによって駆動が制御され、用紙搬送部CVを駆動する。そして、用紙搬送部CVは、搬送ベルトVが搬送部駆動モーターMoの動力によって、図1(b)で見て反時計方向に回転され、搬送ベルトV上に載置された記録用紙Pを搬送方向であるX方向に搬送する。
給紙部KSは、図2に示すように、CPUから給紙指令を受けた給紙制御部KSDによって動作が制御され、記録用紙Pが格納されている図示しない用紙カセット、用紙トレイ等から記録用紙Pを1枚ずつ後述するゲートローラGRに供給する。
ゲートローラGRは、図1(a)及び(b)に示すように、用紙搬送部CVのX方向上流側に配設され、互いに外周を接し合って回転する一対のローラを備えて構成されている。このゲートローラGRは、給紙部KSによって記録用紙Pが一対のローラ間に突き当てられるように供給されると、この記録用紙PのX方向に対する傾き及びY方向の位置ずれを矯正するスキュー補正を行う。そして、このゲートローラGRは、図2に示すように、所定のタイミングでCPUから用紙供給指令を受けたゲートローラ制御部GRDによって駆動が制御され、スキュー補正を行った記録用紙Pを用紙搬送部CVに供給する。
図2に示す排紙部EJは、用紙搬送部CVのX方向下流側に配設され、CPUから排紙指令を受けた排紙制御部EJDによって駆動が制御され、搬送ベルトVによって搬送されてきた記録用紙Pをインクジェット記録装置1外へ排出する。
上述した構成を有するインクジェット記録装置1は、図1(a)及び(b)に示すように、搬送ベルトV上に載置されて記録ヘッドHD下をX方向に搬送される記録用紙Pの記録面PPに向けてインク滴を吐出させて記録を行う。すなわち、インクジェット記録装置1は、搬送ベルトVによって記録ヘッドHD下を連続的又は間欠的に移動される記録用紙PにノズルNZからインク滴を吐出させ、記録ヘッドHDを移動させることなく記録を完了する。
なお、記録用紙Pが搬送ベルトV上に載置された位置からずれないように、記録用紙P又は搬送ベルトVを帯電させたり、搬送ベルトVの記録用紙Pが載置される面に開口を形成し、サクションファンを用いて空気を吸引させたりして、記録用紙Pを搬送ベルトVに吸着させるようにすることが望ましい。
ここで、各ヘッドユニットH1〜H4の製造方法について説明する。
この製造方法は、後述する回転位置調整治具と光学顕微鏡の光軸との位置を合わせる治工具位置合わせ工程と、各ヘッドユニットH1〜H4における偏芯小ねじHS1〜HS3の回転位置を調整する回転位置調整工程と、偏芯小ねじHS1〜HS3を腕部AMに接着する接着工程と、に大別される。
ここでは、まず、回転位置調整工程で使用される治工具類及び治工具位置合わせ工程で使用される治工具類を、この順序で説明し、次に、治工具位置合わせ工程、回転位置調整工程及び接着工程を、この順序で説明し、製造方法の理解の容易化を図る。
回転位置調整工程は、ユニット体UBを図7(a)に示すように、各ねじ穴NAに偏芯小ねじHS1〜HS3を嵌合させた状態で回転位置調整治具TLに載置し、図7(b)に示すように、光学顕微鏡MS1及びMS2でノズルNZの位置を把握しながら各偏芯小ねじHS1〜HS3を回転させて、ユニット体UBの回転位置調整治具TLに対する位置を決める工程である。
ここで、回転位置調整治具TLは、平面図である図8(a)に示すように、底面BMにユニット体UBが挿入される開口部OPが形成されているとともに、正面図である図8(b)に示すように、偏芯小ねじHS1〜HS3を当接させる内側壁TY及びTXが、この図で見て底面BMから上方に延伸して形成されている。
この回転位置調整治具TLは、平面研削盤などの工作機械によって形成され、底面BM並びに内側壁TY及びTXを、それぞれの平面精度及び互いの垂直精度が高く加工されている。
そして、回転位置調整治具TLの開口部OPにユニット体UBが挿入されると、図7(b)に示すように、底面BMでユニット体UBの腕部AMが支持される。また、底面BMの厚みは、ユニット体UBのノズルNZが形成されている面であるノズル面が、底面BMより外に突出しない厚みに設定されている。
また、各偏芯小ねじHS1〜HS3は、図7(a)中のB部詳細図である図9(a)に示すように、距離Rなる半径を有する頭部TBの中心が、軸部JKの中心から距離Kを隔てて偏っている。この図9(a)に示す状態では、回転位置調整治具TLの内側壁TXから軸部JKの中心までの距離が距離Rとなっている。
各偏芯小ねじHS1〜HS3を、図9(a)に示す状態からこの図で見て反時計方向に90度回転させると、図9(b)に示すように、内側壁TXから軸部JKの中心までの距離が距離(R−K)となる。
また、各偏芯小ねじHS1〜HS3を、図9(a)に示す状態からこの図で見て時計方向に90度回転させると、図9(c)に示すように、内側壁TXから軸部JKの中心までの距離が距離(R+K)となる。
つまり、各偏芯小ねじHS1〜HS3は、回転位置調整治具TLに対するユニット体UBの位置を、距離(2×K)の範囲内で調整可能に構成されている。
次に、治工具位置合わせ工程で使用される治工具類について説明する。
この治工具位置合わせ工程は、回転位置調整治具TLと光学顕微鏡MS1及びMS2の光軸との位置を、基準スケールを使用して合わせる工程である。
基準スケールSCは、平面研削盤などの工作機械によって加工形成され、平面図である図10(a)及び正面図である図10(b)に示すように、所定の厚さを有するスケール板BDの裏面RP並びに側面PY及びPXが、それぞれの平面精度及び互いの垂直精度を高い精度で加工されている。
また、スケール板BDの裏面RPには、底面図である図10(c)に示すように、側面PYに平行なスケールSC1と側面PXに平行なスケールSC2とが、側面PYから距離LX及び側面PXから距離LYの位置で交差するように刻まれている。
スケールSC1の長さは、スケールSC2との交差点CPから側面PX側の端部までの長さが、ヘッドユニットH1〜H4の記録幅KHの長さと同程度であればよく、高い精度で形成されていなくてもよい。
次に、治工具位置合わせ工程の流れを説明する。
この治工具位置合わせ工程では、まず、基準スケールSCを、平面図である図11(a)に示すように、基準スケールSCの側面PYを回転位置調整治具TLの内側壁TYに当接させ、側面PXを内側壁TXに当接させて、回転位置調整治具TLに載せる。このとき、基準スケールSCのスケールSC1及びSC2は、底面図である図11(b)に示すように、開口部OPを介して視認される。
次いで、スケールSC1及びSC2が視認可能な状態で、図11(c)に示すように、光学顕微鏡MS1及びMS2の光軸の位置を合わせる。このとき、光学顕微鏡MS1の光軸をスケールSC1及びSC2の交差点CPに合わせ、光学顕微鏡MS2の光軸を、スケールSC1の側面PX側の端部付近でスケールSC1上に合わせる。
次に、回転位置調整工程の流れを説明する。
この回転位置調整工程では、ユニット体UBを、図7(a)及び図7(b)に示すように、各ねじ穴NAに偏芯小ねじHS1〜HS3を嵌合させた状態で、偏芯小ねじHS1〜HS3の頭部TBを内側壁TY及びTXに当接させて回転位置調整治具TLに載せる。
次いで、光学顕微鏡MS1及びMS2でノズルNZの位置を把握しながら各偏芯小ねじHS1〜HS3を、頭部TBと内側壁TY及びTXとの当接を保ったまま回転させ、ユニット体UBの回転位置調整治具TLに対する位置を合わせる。
ここで、光学顕微鏡MS1及びMS2は、それぞれを介して視認される視野を示す図である図12(a)及び(b)に示すように、これらの図で見て水平方向に延びる水平線HL1及びHL2と、垂直方向に延びる垂直線PL1及びPL2とで構成される十字線が、それぞれの視野に形成されている。なお、これらの図12(a)及び(b)では、水平線HL1及びHL2並びに垂直線PL1及びPL2を、一点鎖線で示した。
そして、各偏芯小ねじHS1〜HS3を回転させる際には、光学顕微鏡MS1における水平線HL1及び垂直線PL1の交点が、図12(a)に示すように、ノズルNZ1の中心に合うように、各偏芯小ねじHS1〜HS3を回転させる。
次に、光学顕微鏡MS2における水平線HL2及び垂直線PL2の交点が、図12(b)に示すように、ノズルNZnの中心とノズルNZ1の中心とを結んだ線上に位置するように、各偏芯小ねじHS1〜HS3を回転させる。
ここで、光学顕微鏡MS2における水平線HL2及び垂直線PL2の交点を、ノズルNZnの中心ではなく、ノズルNZnの中心とノズルNZ1の中心とを結んだ線上に合わせるのは、光学顕微鏡MS2では、ユニット体UBの水平線HL2に対する傾きを把握できれば十分だからである。
つまり、ノズルNZ1の中心位置に光学顕微鏡MS1の十字線の交点を合わせることによって、ユニット体UBの回転位置調整治具TLに対する位置を調整し、ノズルNZnの中心とノズルNZ1の中心とを結んだ線上に光学顕微鏡MS2の十字線の交点を合わせることによって、ユニット体UBの回転位置調整治具TLに対する傾きを調整する。
上記の回転位置調整工程でユニット体UBの回転位置調整治具TLに対する位置及び傾きを調整した後、接着工程において、各偏芯小ねじHS1〜HS3を腕部AMに接着すると、ヘッドユニットH1〜H4の完成となる。
なお、本実施形態において、内側壁WY及びWXが位置決め基準部に対応し、偏芯小ねじHS1〜HS3が偏芯部材に対応している。
本実施形態のインクジェット記録装置では、ヘッドユニットH1〜H4は、これらヘッドユニットH1〜H4を、偏芯小ねじHS1〜HS3の頭部TBが回転位置調整治具TLの内側壁TY及びTXに当接した状態で回転位置調整治具TLに載置すると、ノズルNZの回転位置調整治具TLに対する位置が高い精度を有している。
そして、これらヘッドユニットH1〜H4は、偏芯小ねじHS1〜HS3を支持枠SWの内側壁WX及び内側壁WYに当接させて、腕部AMが十字穴付き小ねじCSによって支持枠SWに固定されている。
従って、例えば、ヘッドユニットH1〜H4のいずれかが故障し、新たなヘッドユニットに交換する場合、新たなヘッドユニットの偏芯小ねじHS1〜HS3を支持枠SWの内側壁WX及び内側壁WYに当接させて十字穴付き小ねじCSで腕部AMを支持枠SWに固定するだけで、新たなヘッドユニットを含むすべてのヘッドユニットH1〜H4を、容易に精度良く配列させることが可能となる。
なお、本実施形態では、偏芯小ねじHS1〜HS3が平面視で円形の頭部TBを有する場合を例に説明したが、頭部TBの形状はこれに限定されず、図13に示すように、平面視で多角形であってもよい。
この場合、多角形を構成する各周辺を支持枠SWの内側壁WX及び内側壁WYに当接させるように、偏芯小ねじHS1〜HS3の回転量が調整される。従って、偏芯小ねじHS1〜HS3の頭部TBが支持枠SWの内側壁WX及び内側壁WYに安定して当接するので、各ヘッドユニットH1〜H4の支持枠SWに対する位置の安定性を増すことが可能となる。
また、偏芯小ねじHS1〜HS3の頭部TBを構成する多角形の角数は、3以上の任意の値とすることができる。
また、本実施形態では、ブラック色の記録を行うライン型インクジェット記録装置を例に説明したが、これに限定されず、マゼンタ色、シアン色及びイエロー色の記録を行う記録ヘッドHDを加えた4種類、さらに、ライトシアン色及びライトマゼンタ色を加えた6種類等、任意の種類の記録ヘッドHDを備える構成とすることができ、これに応じてヘッドユニットH1〜H4及び支持枠SWの構成を変更すればよい。
また、本実施形態では、記録ヘッドHDを、ノズルNZの配列方向をY方向に向けて配設するようにしたが、これに限定されず、X方向と交差する任意の方向に向けて配設するようにしてもよい。この場合、記録用紙Pの搬送方向から見たノズルピッチを短く設定することができ、Y方向における記録解像度を高めることが可能となる。
また、記録媒体は記録用紙Pに限らず、インク滴が付着してドットを形成できるものであれば、任意の記録媒体を適用することができる。
また、本実施形態では、記録用紙Pが搬送ベルトV上に載置されて搬送されるベルト搬送を採用したが、これに限定されず、互いに外周を接し合って回転する一対のローラ間に挟持されて搬送されるローラ搬送、外周を記録ヘッドHDのノズル面に対向させて回転するドラムの外周面に固定されて搬送されるドラム搬送等、任意の搬送形態を採用することができる。
本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の主要構成を示す外観図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の主要部の制御のつながりを示すブロック図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の記録ヘッドの構成を説明する図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置のヘッドユニットの構成を説明する図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の支持枠の構成を説明する図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の記録ヘッドの底面図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置のヘッドユニットの製造方法における回転位置調整工程を説明する図。 回転位置調整治具の構成を説明する図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の偏芯小ねじの構成を説明する図。 基準スケールの構成を説明する図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置のヘッドユニットの製造方法における治工具位置合わせ工程を説明する図。 光学顕微鏡によるノズル位置の把握を説明する図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の偏芯小ねじの他の例を示す図。
符号の説明
1…インクジェット記録装置、HD…記録ヘッド、SW…支持枠、H1〜H4…ヘッドユニット、HS1〜HS3…偏芯小ねじ、UB…ユニット体

Claims (3)

  1. 記録媒体を搬送する記録媒体搬送手段と、該記録媒体搬送手段によって搬送される前記記録媒体にノズルからインク滴を吐出して記録を行う記録ヘッドとを備えたインクジェット記録装置であって、
    前記記録ヘッドは、複数の前記ノズルが配列形成されたヘッドユニットの複数を、前記記録媒体の搬送方向と直交する主走査方向に沿って所定間隔で整列するドット列を形成可能に当該搬送方向と交差するユニット配列方向に沿って、当該複数のヘッドユニットを支持する支持枠に並べて脱着可能に配設した構成を有し、
    前記複数のヘッドユニットは、それぞれ平面視で当該ヘッドユニットのユニット体の外側に所定の前記ノズルから所定寸法となるように調整された突出量を有する突出部を、前記支持枠に設けられた位置決め基準部に当接させて配設されていることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記突出量は、軸部の一端部に平面視で当該軸部より大きい外周を有する頭部を前記軸部に対して偏芯させて形成した偏芯部材を前記ユニット体に、平面視で前記頭部が前記ユニット体の外側に突出するように、且つ前記軸部を中心に回転可能に配設し、前記頭部の前記ユニット体からの突出量が前記所定のノズルから所定寸法となるように調整されることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記ユニット体には、少なくとも3個の前記偏芯部材が、該偏芯部材のそれぞれの前記突出量を調整可能に配設されていることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
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