JP5178555B2 - 記録ヘッドの位置調整方法 - Google Patents

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Description

本発明は、記録ヘッドの位置調整方法に関し、より詳細には、インクジェット記録装置に於ける記録ヘッドの交換時の位置調整方法に関するものである。
従来より、簡易、且つ安価に画像を記録できる画像記録手段として、インクジェット方式を用いたプリンタが数多く用いられている。インクジェット方式を用いたプリンタ(以下、「インクジェット記録装置」と記載する)は、例えばピエゾ素子等の圧電素子やヒータ等を用いて、記録ヘッドのノズルからインクを紙等の記録媒体に向けて吐出し、記録媒体にインクを浸透若しくは定着させることで画像記録を行うものである。
このようなインクジェット記録装置に於いては、記録ヘッドの位置が正確に固定されていなければ、インクが適切な位置に着弾せず、位置ずれを起こす等、高精彩な画像記録を行うことができない。そこで、例えば、下記特許文献1では、複数の記録ヘッドによってモジュールユニットを構成し、各記録ヘッドの位置調整を専用の調整用治具を用いて行っているインクジェット記録装置が開示されている。
特開2005−297554号公報
ここで、記録ヘッドに不具合が発生した場合、当該不具合が発生した記録ヘッドを取り除いて、新たな記録ヘッドと交換する必要がある。このような場合、新たな記録ヘッドを短時間で、且つ位置精度が高い状態で組み付ける必要がある。
しかしながら、前記特許文献1では、モジュールユニットを構成する記録ヘッドの少なくも1つに不具合が発生した場合については何ら考慮されていない。つまり、不具合が発生した記録ヘッドを取り除いて、新たな記録ヘッドを装着する際、新たな記録ヘッドをどのように位置調整するかについては何ら開示がされていないものであった。
したがって本発明は前記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、記録ヘッドの交換を行う際、新たに装着した記録ヘッドを短時間で正確な位置に位置決めすることのできる記録ヘッドの位置調整方法を提供することである。
すなわち本発明は、ヘッド保持部材に保持されたインクを吐出する記録ヘッドを取り外し、ヘッド保持部材に新たに記録ヘッドを保持させる際、該新たに保持される記録ヘッドのヘッド保持部材に対する位置を位置調整用治具によって調整する記録ヘッドの位置調整方法であって、取り外す記録ヘッドがヘッド保持部材に保持された状態で、位置調整用治具をヘッド保持部材に装着する第1の工程と、第1の工程の後に、位置調整治具を第1の工程時の状態に維持させた状態で取り外す記録ヘッドをヘッド保持部材から取り外す第2の工程と、第2の工程の後に、新たに保持される記録ヘッドを第1の工程時の状態に維持された位置調整用治具を介してヘッド保持部材に装着する第3の工程と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、記録ヘッドの交換を行う際、新たに装着した記録ヘッドを短時間で正確な位置に位置決めすることのできる記録ヘッドの位置調整方法を提供することができる。
本発明の画像記録装置の一実施形態に係るインクジェットプリンタ10の概略構成を示した断面図である。 図1のヘッドユニットを示したもので、(a)はヘッドユニットの上面図、(b)はヘッドユニットを下方から見た斜視図である。 (a)はヘッド保持部材46の開口60の近傍を拡大した上面図、(b)は開口60に記録ヘッド61を装着した状態の上面図である。 記録ヘッド61を拡大して示したもので、(a)は記録ヘッド61の上面図、(b)はインクジェットプリンタ10のフロント側の記録ヘッド61の固定部72を拡大して示した図、(c)はインクジェットプリンタ10のリア側の記録ヘッド61の固定部71を拡大して示した図である。 本発明の一実施形態に於けるインクジェットプリンタのヘッド調整治具80の構造を示した斜視図である。 図5のヘッド調整治具80に記録ヘッドを装着した状態を示した図である。 ヘッド調整治具80の付勢バネの構成を示したもので、(a)はアンロック状態を示した図、(b)はロック状態を示した図である。 (a)は調整コマの構成を模式的に示した図、(b)は調整コマの動きの概略を示した図である。 本発明の一実施形態に於けるインクジェットプリンタの記録ヘッドの交換及びその位置調整方法について説明するための図である。 本発明の一実施形態に於けるインクジェットプリンタの記録ヘッドの交換及びその位置調整方法について説明するための図である。 本発明の一実施形態に於けるインクジェットプリンタの記録ヘッドの交換及びその位置調整方法について説明するための図である。 本発明の一実施形態に於けるインクジェットプリンタの記録ヘッドの交換及びその位置調整方法について説明するための図である。 本発明の一実施形態に於けるインクジェットプリンタの記録ヘッドの交換及びその位置調整方法について説明するための図である。 本発明の一実施形態に於けるインクジェットプリンタの記録ヘッドの交換及びその位置調整方法について説明するための図である。 本発明の一実施形態に於けるインクジェットプリンタの記録ヘッドの交換及びその位置調整方法について説明するための図である。 本発明の一実施形態に於けるインクジェットプリンタの記録ヘッドの交換及びその位置調整方法について説明するための図である。 (a)は本発明の一実施形態の第1の変形例によるインクジェットプリンタのヘッド調整治具の構造を示した斜視図であり、(b)は(a)の付勢バネの部分を拡大して示した上面図である。 (a)は本発明の一実施形態の第2の変形例によるインクジェットプリンタのヘッド調整治具の構造を示した斜視図であり、(b)は(a)の付勢バネ及びθ方向調整コマを拡大して示した斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の画像記録装置の一実施形態に係るインクジェットプリンタ10の概略構成を示した断面図である。図2は、図1のヘッドユニットを示したもので、(a)はヘッドユニットの上面図、(b)はヘッドユニットを下方から見た斜視図である。尚、記録媒体の搬送方向をY軸方向、このY軸方向と水平に直交する方向をX軸方向、X軸方向及びY軸方向と直交する方向をZ軸方向(上下方向)とする。
インクジェットプリンタ10は、プリンタフレーム12を有して構成されている。このプリンタフレーム12には、主に供給部15、移動機構16、搬送機構17、ヘッドユニット18、排紙部19と、装置全体の制御を行う図示されない制御部と、が配置されている。
供給部15は、給紙トレイ21とピックアップローラ22とで構成されている。給紙トレイ21は、インクジェットプリンタ10の一方の側面に取り付けられるもので、記録媒体としての複数の用紙23が載置される。この給紙トレイ21に載置された用紙23は、ピックアップローラ22により1枚ずつ搬送機構17に搬送される。
搬送機構17は、レジストローラ対26と、プラテン27と、複数のローラ28と、搬送ベルト29と、ファン32と、搬送フレーム33と、を有して構成されている。
レジストローラ対26は、ピックアップローラ22によって搬送されてきた用紙23に斜行があれば、その斜行を修正して、画像記録のタイミングに合わせて搬送ベルト29へと用紙23を搬送する。複数のローラ28には、搬送ベルト29が巻回されている。この搬送ベルト29には、多数の孔が形成されている。そして搬送ベルト29は、複数のローラ28のうち少なくとも1つ取り付けられたモータを駆動させることによって所定方向に移動する。
プラテン27は、搬送ベルト29の裏面側で、後述するヘッドユニット18と対向する領域に配置されている。このプラテン27は、用紙23が蛇行しないように所定の平面度で加工され、多数の孔が形成されている。また、プラテン27には、ヘッドユニット18と搬送機構17との間隔を調整するための後述するギャップ調整部材30(301 、302 、303 、304 )が当接する当接部が形成されている。
ファン32は、プラテン27の下方に配置されている。ファン32は、プラテン27及び搬送ベルト29の多数の孔を介してエアーを吸引する。これにより、用紙23を搬送ベルト29上に吸着保持させることができる。
このように、搬送機構17は、レジストローラ対26より送出される用紙23を搬送ベルト29上に吸着保持し、搬送方向下流側へと所定速度で搬送する。
尚、プラテン27、ローラ28及びファン32は、搬送フレーム33によって支持されている。
移動機構16は、搬送機構17の下方に設置されているもので、搬送機構17を移動可能に保持している。つまり、移動機構16は、搬送機構17を、用紙23に対して画像記録可能な記録位置と、JAM(ジャム)時やヘッドのクリーニング時に記録位置とは異なる待機位置と、に移動可能にする。
この移動機構16には、4個の昇降アーム35(35a、35b、35c、35d)が設けられている。この4個の昇降アーム35(35a、35b、35c、35d)の先端には、コロ36(36a、36b、36c、36d)が設けられている。このコロ36(36a、36b、36c、36d)は、搬送フレーム33の下端縁にそれぞれ当接している。
また、昇降アーム35a及び35cは、プリンタフレーム12に回転可能に保持されたアーム軸37aに保持されており、同様に、昇降アーム35b及び35dは、プリンタフレーム12に回転可能に保持されたアーム軸37cに保持されている。アーム軸37aは、図示されない駆動源に連結されており、アーム軸37cは、図示されない駆動伝達系を介してアーム軸37aに連動する。このアーム軸37cは、回転軸を中心としてアーム軸37aと反対方向に回転するように構成されている。
すなわち、アーム軸37a及び37cが、図1に示される矢印E1方向及び矢印E2方向に同期して回転すると、4個の昇降アーム35(35a、35b、35c、35d)は、図1に破線で示される水平位置(待機位置)から実線で示される鉛直位置(記録位置)に回動して移動する。また、前記状態から、アーム軸37a及び37cが矢印E1方向及び矢印E2方向とは反対方向に同期して回転すると、4個の昇降アーム35(35a、35b、35c、35d)は、図1に実線で示される記録位置から破線で示される待機位置に回動して移動する。尚、移動機構16としては、例えば、搬送機構17をワイヤによりつり上げる吊り上げ機構であってもよいし、パンタグラフ機構等を適用してもよい。
ヘッドユニット18は、搬送機構17に対向して配置されている。このヘッドユニット18は、図1及び図2(a)、(b)に示されるように、ヘッド群41、42、43、44と、ヘッド保持部材46と、支持部47、48、49と、ギャップ調整部材30(301 、302 、303 、304 )と、を有している。
図2(a)及び(b)に示されるように、ヘッド保持部材46の側面には、給紙側に2点の支持部47及び48と、排紙側に1点の支持部49が設けられている。これらの支持部47、48、49の合計3点で、ヘッド保持部材46は、プリンタフレーム12に支持されている。詳細には、支持部47及び48はプリンタフレーム12a及び12bによって支持され、支持部49はプリンタフレーム12aと12bを橋渡しするタイバー50によって支持されている。
また、ヘッド保持部材46の搬送機構17と対向する対向面には、ギャップ調整部材30(301 〜304 )が設けられている。このギャップ調整部材30(301 〜304 )は、用紙23の搬送を妨げない位置に設けられるものであり、本実施形態ではヘッド保持部材46の4隅に設けられている。そして、ギャップ調整部材30(301 〜304 )は、前述したプラテン27に形成された当接部と当接し、ヘッド保持部材46とプラテン27との間隔を所定の値に維持している。
更に、ヘッド保持部材46には、シアン(C)、ブラック(K)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)の各色インク液を吐出するヘッド群41、42、43、44を構成するための開口60が形成されている。この開口60に、記録ヘッド61が挿入されて保持固定される。本実施形態では、ヘッド群毎に6個の開口60がそれぞれ形成されており、これら開口60に6個の記録ヘッド61が保持される。これにより、ヘッド群41、42、43、44は、用紙23の記録領域幅以上となるようにラインヘッドを構成している。
尚、各ヘッド群41、42、43、44を構成する記録ヘッド61の数は、6個に限定されるものではなく、適宜変更可能である。
排出部19は、排出ローラ対52と、排出トレイ53を有して構成されている。ヘッドユニット18で画像記録された記録媒体23は、排出ローラ対52によって排出トレイ53へと排出される。
ここで、図3(a)及び(b)と図4(a)〜(c)を参照して、開口60の近傍の構造について詳細に説明する。
図3(a)はヘッド保持部材46の開口60の近傍を拡大した上面図、図3(b)は開口60に記録ヘッド61を装着した状態の上面図である。図4は記録ヘッド61を拡大して示したもので、(a)は記録ヘッド61の上面図、(b)は記録ヘッド61の固定部72を拡大して示した図、(c)は記録ヘッド61の固定部71を拡大して示した図である。
図3(a)に示されるように、ヘッド保持部材46の開口60近傍には、記録ヘッド61を、後述する締結部材としてのビス65、66によって該ヘッド保持部材46に固定するための孔63、64が形成されている。そして、図3(b)に示されるように、記録ヘッド61が開口60に挿入され、後述するヘッド調整治具80によってヘッド保持部材46に対する記録ヘッド61の相対位置が調整される。そして、調整が完了したら、ビス65、66が螺着されることによって、記録ヘッド61がヘッド保持部材46に固定される。
このように、各記録ヘッド61がヘッド保持部材46に固定されることで、ヘッド群41、42、43、44が構成されている。
尚、ヘッド保持部材46には、後述するヘッド調整治具80の調整コマが挿入される孔67、68、及びヘッド調整治具80をヘッド保持部材46に固定するための孔69、70も形成されている。
図4(a)〜(c)に示されるように、記録ヘッド61には、該記録ヘッド61をヘッド保持部材46に取り付けるための固定部71及び72が設けられている。そして、これらの固定部71及び72の略中央部には、開口73及び74が形成されている。これらの開口73及び74は、ビス65、66によって記録ヘッド61を孔63及び64に螺着するために形成されているもので、ビス65、66が開口73、74を介して孔63、64に嵌入されて螺合される。
また、記録ヘッド61の固定部72には、図4(b)に示されるように、後述するヘッド調整治具80の付勢バネ90と当接する端面72aとθ方向調整コマ85と当接する端面72bが形成されている。同様に、記録ヘッド61の固定部71には、図4(c)に示されるように、後述するヘッド調整治具80のX方向調整コマ83と当接する端面71aが形成されている。
尚、開口73、74は、後述するように記録ヘッド61の位置調整を行うために、孔63、64の径よりも大きく形成されている(図12参照)。
次に、このように構成されたインクジェットプリンタ10の画像記録動作について説明する。
先ず、給紙トレイ21に収納されている用紙23が、ピックアップローラ22により最上部から1枚ずつ取り出され、レジストローラ対26に送り出される。このレジストローラ対26では、用紙23の斜行を矯正すると共に、用紙23を搬送ベルト29上に搬送するタイミングを調整する。
搬送ベルト29上に搬送された用紙23は、ファン32により搬送ベルト29上に吸着保持されて、搬送ベルト29の移動と共に搬送される。そして、用紙23がヘッド群41〜44の下方に順次到達すると、ヘッド群41〜44の各記録ヘッド61からインクが吐出される。これら吐出されたインクは、用紙23上に着弾し、文字や画像等の情報が記録される。画像等の情報が記録された用紙23は、排出ローラ対52により、排出トレイ53へ排出される。
次に、本インクジェットプリンタ10の記録ヘッド61の位置を調整するヘッド調整治具80の詳細について、図5乃至図8を参照して説明する。
図5は、本実施形態に於けるインクジェットプリンタのヘッド調整治具80の構造を示した斜視図である。図6は、記録ヘッドにヘッド調整治具80を装着した状態を示したもので、調整治具本体のフレーム部分は省略してある。図7は付勢部材としての付勢バネの構成を示したもので、(a)はアンロック状態を示した図、(b)はロック状態を示した図である。図8(a)は調整コマの構成を模式的に示した図、(b)は調整コマの動きの概略を示した図である。
ヘッド調整治具80は、調整治具本体(フレーム)81と、X方向調整コマ83と、θ方向調整コマ85と、付勢バネ90と、を有して構成される。
調整治具本体81は、記録ヘッド61の長手方向に沿って直線状に延出された本体部81aと、この本体部81aより略90度に折り曲げられてX方向調整コマ83と係合する腕部81bと、ビス84によって調整治具本体81をヘッド保持部材46に固定するための固定部81cと、本体部81aより折り曲げられて付勢バネ90が取り付けられた中間部81dと、θ方向調整コマ85と係合する腕部81eと、ビス86によって調整治具本体81をヘッド保持部材46に固定するための固定部81fと、より構成される。
尚、固定部81c及び固定部81fには、ヘッド保持部材46の孔69及び70と対応した位置に遊びを有した孔が形成されている。つまり、この孔は、ヘッド保持部材46の孔69及び70より大きな孔となっている。そして、この孔を介してビス84及び86によって固定部81c及び固定部81fとヘッド保持部材46を固定する。
ヘッド移動部材としてのX方向調整コマ83は、図6及び図8(b)に示されるように、記録ヘッド61のX方向の位置を調整するためのもので、前述したヘッド保持部材46の孔67に挿入される。
同様に、ヘッド移動部材としてのθ方向調整コマ85は、記録ヘッド61のθ方向の位置、すなわち記録ヘッド61をXY平面に対して調整するためのもので、ヘッド保持部材46の孔68に挿入される。また、腕部81bとX方向調整コマ83、腕部81eとθ方向調整コマ85には、それぞれ互いに螺合するためのネジ溝が形成されている。
付勢部材としての付勢バネ90は、記録ヘッド61を所定方向に付勢するためのもので、少なくとも記録ヘッド61の固定部72の端面72a(図4参照)と当接する付勢部90aと、この付勢バネ90をロック状態、アンロック状態にするための爪部90bを有して構成される。更に、この付勢バネ90の支点となる部分には、支軸91が設けられている。この支軸91を中心に、付勢バネ90はヘッド調整治具80の中間部81dに対して回動可能になっている(図7(a)、(b)参照)。このように、付勢バネ90が支軸91を中心に回動することで、図7(b)に示すように、爪部90bが中間部81dを挟み込んだ状態(ロック状態)と、図7(a)に示すように、爪部90bが中間部81dを挟み込んだ状態を解除した状態(アンロック状態)との2つの状態にすることができる。
また、付勢バネ90によって固定部72の端面72aを付勢することで、固定部72の他の端面72b(図4参照)とθ方向調整コマ85とが当接し、固定部71の端面71a(図4参照)とX方向調整コマ83とが当接する。すなわち、付勢バネ90は、記録ヘッド61の固定部71及び72とX方向調整コマ83、及びθ方向調整コマ85とを当接させる方向に付勢している。
ここで、図8を参照して、付勢バネ90と調整コマの動きについて説明する。但し、X方向調整コマとθ方向調整コマは同じであるので、ここではθ方向調整コマ85についてのみ説明する。
いま、図8(a)に示されるように、付勢バネ90の付勢部90aが固定部72の端面72aを付勢している。これにより、固定部72は図8(a)に於いて左方向に移動し、θ方向調整コマ85のテーパ面85aと固定部72の端面72bが当て付いた状態となる。
この状態で、θ方向調整コマ85を所定方向に回転させて、同図の矢印下方向に該θ方向調整コマ85を移動させる。すると、θ方向調整コマ85のテーパ面85aが固定部72の端面72bに当接したまま、該θ方向調整コマ85が下方向に移動するので、固定部72はそのテーパ面85aにより押し出されて図示矢印右方向に移動する。反対に、θ方向調整コマ85を回転させて、同図の矢印上方向に該θ方向調整コマ85を移動させると、θ方向調整コマ85のテーパ面85aが固定部72の端面72bに当接したまま、該θ方向調整コマ85が上方向に移動する。このとき、固定部72は付勢バネ90の付勢力によりテーパ面85a側に押し出されて、図示矢印左方向に移動する。
このように、付勢バネ90によって固定部72が付勢された状態でθ方向調整コマ85を調整することにより、所望の位置に固定部72、すなわち記録ヘッド61を合わせることができる。また、X方向に対しても、θ方向と同様に、付勢バネ90によって固定部72、71が付勢された状態でX方向調整コマ83を調整することにより、所望の位置に固定部71を合わせることができる。
次に、図9乃至図16を参照して、本発明の一実施形態に於けるインクジェットプリンタの記録ヘッド61の交換及びその位置調整方法について説明する。
図9に示されるように、交換前の記録ヘッド61は、ビス65、66によってヘッド保持部材46に取り付けられている。
この状態で、この記録ヘッド61を交換する場合、先ず、図10に示されるように、当該記録ヘッド61の周囲にヘッド調整治具80が取り付けられる。つまり、ヘッド保持部材46の孔67、68に、X方向調整コマ83、θ方向調整コマ85が挿入される共に、ビス84、86によってヘッド調整治具80がヘッド保持部材46に仮固定される。ここで、前述したようにヘッド調整治具80の固定部81c及び固定部81fに形成された孔は、遊びを有した孔となっている。そのため、ヘッド調整治具80をヘッド保持部材46に仮固定した際、ヘッド調整治具80は、固定部81c及び固定部81fに形成された孔の遊び分だけ移動可能となっている。尚、このヘッド調整治具80の取り付け時は、付勢バネ90はアンロック状態にされている。
次いで、図11に示されるように、付勢バネ90を所定方向に回動し、ロック状態にする。これにより、記録ヘッド61の固定部72の端面72aと付勢バネ90の付勢部90aとが当接する。この時、記録ヘッド61は、ヘッド保持部材46に固定されているため、付勢バネ90の付勢によってヘッド調整治具80が移動する。その際、付勢バネ90は、前述した方向に付勢力が働くため、記録ヘッド61の固定部71(71a)とX方向調整コマ83とが当接し、且つ固定部72(72b)とθ方向調整コマ85とが当接した位置でヘッド調整治具80の移動が停止する。この状態は、ヘッド調整治具80が現在取り付けられている記録ヘッド61に対して位置決めされた状態となっている。換言すれば、ヘッド調整治具80は、現在取り付けられている記録ヘッド61の位置を記憶したことになる。そして、この状態で、ビス84、86によってヘッド調整治具80をヘッド保持部材46に本固定する。
次いで、図12に示されるように、付勢バネ90をロック状態に保持したまま、固定部71、72に締結されていたビス65、66が取り外される。そして、図13に示されるように、交換すべく記録ヘッド61がヘッド保持部材46から取り外される。この時も、付勢バネ90はロック状態のままで、X方向調整コマ83、θ方向調整コマ85の調整位置も前述した図11の状態のままとする。すなわち、X方向調整コマ83及びθ方向調整コマ85は、一切移動させない。
次に、図14に示されるように、新しい記録ヘッド61aを開口60に組み込み、ビス65、66によってヘッド保持部材46に本固定する。この時も、ヘッド調整治具80は、前述した図11の状態を維持させた状態である。このように、ヘッド調整治具80は、交換前の記録ヘッド61の位置を記憶した状態でヘッド保持部材46に本固定されているので、新たに取り付けた記録ヘッド61aの位置は、交換前の記録ヘッドの位置と同じとなる。これにより、記録ヘッドの交換を短時間に行うことができ、さらに位置調整についても容易に行うことができる。
そして、図15に示されるように、付勢バネ90を所定方向に回動することで、付勢バネ90と固定部72の端面72aとの当て付けを開放し、アンロック状態とする。その後、ヘッド調整治具80を固定していたビス84、86を取り外し、図16に示されるように、ヘッド調整治具80がヘッド保持部材46から外される。こうして、記録ヘッドの交換及び位置調整の作業が終了する。
尚、前述した図14では、新しい記録ヘッド61aを本固定していたが、記録ヘッドは、製造のバラツキ等によりヘッドのノズル位置が異なっている場合がある。このような場合は、以下のような手順を行ってもよい。
先ず、図14に示す状態で、新しい記録ヘッド61aをヘッド保持部材46に仮固定し、その後、テストサンプルを印刷する。そして、新しく取り付けた記録ヘッド61aの位置を再調整する必要があるか否かを判断する。ここで、再調整が必要な場合は、X方向調整コマ83を所定方向に回転させながら上下にテーパを移動させる。これにより記録ヘッド61aは、開口73の範囲内でX方向に移動する。同様に、θ方向調整コマ85を所定方向に回転させながら上下にテーパを移動させる。これにより、記録ヘッド61aは、開口74の範囲内でθ方向に移動する。
この後、テストサンプルを印刷、パターン解析が行われて、調整の結果が確認される。
このようにして、再調整が終了するまで、前述した調整コマによる調整と印刷、確認等が繰り返される。そして、再調整が必要なくなった時点で新しい記録ヘッド61aをヘッド保持部材46に本固定する。この後の作業については、前述したとおりである。このように、再調整が必要な場合であっても、ヘッド調整治具80を取り付けた状態で行うため、短時間に記録ヘッドの位置調整を行うことができる。
以上のように、本実施形態によれば、記録ヘッドの交換及び位置調整を交換前後で再現性を持たせて行なうため、短時間で作業を容易に行うことができる。また、ヘッド調整治具にX方向調整コマ、及びθ方向調整コマを持たせているため、ヘッド保持部材を省スペースにすることができる。
(第1の変形例)
次に、本発明の一実施形態に於ける第1の変形例について説明する。
前述した実施形態では、付勢バネ90を、支軸91を中心に回動可能な構成としていたが、付勢バネの形状はこれに限られるものではない。本第1の変形例では、円弧状に形成した付勢バネを使用している。
図17(a)は本発明の一実施形態の第1の変形例によるインクジェットプリンタのヘッド調整治具の構造を示した斜視図であり、(b)は(a)の付勢バネの部分を拡大して示した上面図である。
図17(a)に於いて、ヘッド調整治具95は、調整治具本体(フレーム)96と、X方向調整コマ97と、θ方向調整コマ98と、付勢バネ100と、を有して構成される。
前記調整治具本体96は、記録ヘッド61の長手方向に沿って直線状に延出された本体部96aと、この本体部96aより略90度に折り曲げられてX方向調整コマ97と係合する腕部96bと、ビス84によって調整治具本体96を固定するための固定部96cと、本体部96aより折り曲げられて付勢バネ100が取り付けられた中間部96dと、θ方向調整コマ85と係合する腕部96eと、ビス86によって調整治具本体96を固定するための固定部96fと、より構成される。
尚、固定部96c及び固定部96fには、前述した固定部81c及び固定部81fと同様に、遊びを有する孔が形成されている。
X方向調整コマ97は、前述したX方向調整コマ83と同様に、記録ヘッド61のX方向の位置を調整するためのもので、保持部材46の孔67に挿入される。同様に、θ方向調整コマ98は、記録ヘッド61のθ方向の位置を調整するためのもので、ヘッド保持部材46の孔68に挿入される。
付勢バネ100は、図17(b)に示されるように、調整治具本体96の中間部96dにビス101により取り付けられた固定部101aと、記録ヘッド61の固定部72の端面72aと当接する当接部100bと、円弧状に形成されて固定部101aと当接部101bとを接続するバネ部100cと、当接部101bに連続して成形されてこの付勢バネ100をロック状態、アンロック状態に固定するための解除レバー100dを有して構成される。
この付勢バネ100の当接部100bは、記録ヘッド61の固定部72の端面72aと当接し、該端面72aを付勢する。この状態がロック状態となる。そして、作業者が解除レバー100dを矢印で示すように押すことによって、バネ部100bが人為的な力により撓み、ロックが解除(アンロック状態)されるようになっている。
その他の構成及び動作については、前述した実施形態と同様であるので、説明は省略する。
このように、第1の変形例によれば、解除レバー100dによって人為的な力により付勢バネ100のロック状態を切り替えることができるので、記録ヘッドの取り外し、組み込みを容易に行うことができる。
(第2の変形例)
次に、本発明の一実施形態に於ける第2の変形例について説明する。
本第2の変形例も、前述した第1の変形例と同様に、付勢バネの形状が異なったものであり、更に調整コマのテーパ面の形状を前述した実施形態と逆にしている。
図18(a)は本発明の一実施形態の第2の変形例によるインクジェットプリンタのヘッド調整治具の構造を示した斜視図であり、(b)は(a)の付勢バネ及びθ方向調整コマを拡大して示した斜視図である。
図18(a)に於いて、ヘッド調整治具105は、調整治具本体(フレーム)106と、X方向調整コマ107と、θ方向調整コマ108と、付勢バネ110と、を有して構成される。
前記調整治具本体106は、記録ヘッド61の長手方向に沿って直線状に延出された本体部106aと、この本体部106aより略90度に折り曲げられてX方向調整コマ107と係合する腕部106bと、本体部106aより折り曲げられて付勢バネ110が取り付けられた中間部106cと、θ方向調整コマ85と係合する腕部106dと、より構成される。
X方向調整コマ107は、前述したX方向調整コマ83と同様に、記録ヘッド61のX方向の位置を調整するためのもので、保持部材46の孔67に挿入される。同様に、θ方向調整コマ108は、記録ヘッド61のθ方向の位置を調整するためのもので、ヘッド保持部材46の孔68に挿入される。
付勢バネ110は、図18(b)に示されるように、調整治具本体106の中間部106cにビス111により取り付けられた固定部110aと、記録ヘッド61の固定部72の端面72aと当接する当接部110bと、を有して構成される。
この付勢バネ110は、前述した実施形態及び第1の変形例のように、ロック状態、アンロック状態に切り替えるための部材を有していないが、付勢した状態を維持する形態に構成している。つまり、付勢バネ110は、当接部110bに頂部110b1 と、該頂部110b1 から逆方向に形成された傾斜面110b2 、110b3 とを形成し、これら傾斜面110b2 、110b3 を利用して記録ヘッド61の取り外し、組み込みをし易いようにしている。
記録ヘッド61を取り外す際は、記録ヘッド61をヘッド保持部材46より上方に移動させることで、記録ヘッド61の固定部72の端面72aが傾斜面110b3 から頂部110b1 に当接しながら付勢バネ110を撓ませる。このようにして、ロック解除の状態を作り出す。また、記録ヘッド61を組み込む際は、記録ヘッド61をヘッド保持部材46に向けて下方に移動させることで、記録ヘッド61の固定部72の端面72aが傾斜面110b2 から頂部110b1 に当接しながら付勢バネ110を撓ませ、ロック解除の状態を作り出す。
また、調整コマ(ここではθ方向調整コマ108)は、図18(b)に於いて、その軸方向で上側が細く、下側が太い形状のテーパが形成されている。前述した実施形態及び第1の変形例では、軸方向で上側が太く、下側が細い形状のテーパとして説明したが、何れの形状であってもよい。
その他の構成及び動作については、前述した実施形態と同様であるので、説明は省略する。
このように、ロック状態を解除するための機構を特に設けていなくとも、記録ヘッドの取り外し、組み込みを容易に行うことができる。
尚、前述した実施形態、第1及び第2の変形例に於いても、調整コマのテーパ形状は、軸方向で上側が細く、下側が太い形状であっても、上側が太く、下側が細い形状の何れであってもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態以外にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
更に、上述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
本発明によれば、記録ヘッドの交換を行う際、新たに装着した記録ヘッドを短時間で正確な位置に位置決めすることのできるインクジェット記録装置及びその記録ヘッドの位置調整方法が得られる。
10…インクジェットプリンタ、12、12a、12b…プリンタフレーム、15…供給部、16…移動機構、17…搬送機構、18…ヘッドユニット、19…排紙部、21…給紙トレイ、22…ピックアップローラ、23…用紙、26…レジストローラ対、27…プラテン、28…ローラ、29…搬送ベルト、30、301 、302 、303 、304 …ギャップ調整部材、32…ファン、33…搬送フレーム、35、35a、35b、35c、35d…昇降アーム、36、36a、36b、36c、36d…コロ、37a、37b…アーム軸、41、42、43、44…ヘッド群、46…ヘッド保持部材、47、48、49…支持部、50…タイバー、52…排出ローラ対、53…排出トレイ、60、73、74…開口、61、61a…記録ヘッド、63、64、67、68、69、70…孔、65、66、84、86…ビス、71、72…固定部、72a、72b…端面、80…ヘッド調整治具、81…調整治具本体(フレーム)、81a…本体部、81b、81e…腕部、81c、81f…固定部、81d…中間部、83…X方向調整コマ、85…θ方向調整コマ、85a…テーパ面、90…付勢バネ、90a…バネ部、90b…爪部、91…支軸。

Claims (6)

  1. ヘッド保持部材に保持されたインクを吐出する記録ヘッドを取り外し、前記ヘッド保持部材に新たに記録ヘッドを保持させる際、該新たに保持される記録ヘッドの前記ヘッド保持部材に対する位置を位置調整用治具によって調整する記録ヘッドの位置調整方法であって、
    前記取り外す記録ヘッドが前記ヘッド保持部材に保持された状態で、前記位置調整用治具を前記ヘッド保持部材に装着する第1の工程と、
    前記第1の工程の後に、前記位置調整治具を前記第1の工程時の状態に維持させた状態で前記取り外す記録ヘッドを前記ヘッド保持部材から取り外す第2の工程と、
    前記第2の工程の後に、前記新たに保持される記録ヘッドを前記第1の工程時の状態に維持させた前記位置調整用治具を介して前記ヘッド保持部材に装着する第3の工程と、
    を具備することを特徴とする記録ヘッドの位置調整方法。
  2. 前記第1の工程において、前記位置調整用治具を前記取り外す記録ヘッドに当接させた状態で前記ヘッド保持部材に固定することを特徴とする請求項1に記載の記録ヘッドの位置調整方法。
  3. 前記第1の工程は、
    前記位置調整用治具を前記ヘッド保持部材に対して仮固定する仮固定工程と、
    前記仮固定工程後、前記位置調整用治具を前記取り外す記録ヘッドに当接させ、この状態で前記位置調整用治具を前記ヘッド保持部材に本固定する本固定工程と、を有することを特徴とする請求項1に記載の記録ヘッドの位置調整方法。
  4. 前記位置調整用治具は、前記記録ヘッドを所定方向に付勢するための付勢部材と、前記記録ヘッドの位置を移動させるヘッド移動部材と、を有し、
    前記第1の工程において、前記付勢部材の付勢力によって前記記録ヘッドを所定方向に付勢し、前記ヘッド移動部材と前記取り外す記録ヘッドとが当接した状態で前記位置調整用治具が前記ヘッド保持部材に固定されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の記録ヘッドの位置調整方法。
  5. 前記付勢部材は、前記取り外す記録ヘッドに対して付勢するロック位置と、前記取り外す記録ヘッドに対して付勢が解除されたアンロック位置とに切り換え可能であり、
    前記第1の工程は、前記付勢部材が前記アンロック位置に位置する時に前記位置調整用治具を前記ヘッド保持部材に対して仮固定する仮固定工程と、
    前記仮固定工程の後、前記付勢部材をロック位置に位置し、前記ヘッド移動部材と前記取り外す記録ヘッドとが当接した状態で前記位置調整用治具を前記ヘッド保持部材に本固定する本固定工程と、を有することを特徴とする請求項4に記載の記録ヘッドの位置調整方法。
  6. 前記第3の工程の後に、前記位置調整用治具を前記ヘッド保持部材に装着した状態で印刷を行い、該印刷の結果に応じて前記新たに保持された記録ヘッドの微調整を行う第4の工程と、
    を更に有することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の記録ヘッドの位置調整方法。
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