JP2006192938A - 車両用警告装置及び車両用警告システム - Google Patents

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Abstract

【課題】運転者に警告を素早く認識させることができる車両用警告装置を提供する。
【解決手段】車両における異常状態の発生を検出する異常状態検出手段21a1を有し、前記異常状態検出手段21a1が検出した異常状態を警告する車両用警告装置20において、前記車両の室内の照明を行う照明状態と前記室内の照明を行わない消灯状態とに外部から切り換え可能な室内照明装置10に電気的に接続されて、当該室内照明装置10における前記照明状態と前記消灯状態との切り換えを制御する照明制御手段21a2をさらに有し、前記照明制御手段21a2が、前記異常状態検出手段21a1による異常状態の発生の検出に応じて前記室内照明装置10を前記照明状態に切り換えるようにしたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用警告装置及び車両用警告システムに関し、より詳細には、車両における異常状態の発生を検出して警告する車両用警告装置、及び、車両用警告装置を有する車両用警告システムに関するものである。
一般に、車両の車室内に設けられた車両用表示装置は、運転席に着座した運転者がステアリングホイールを介してそれぞれの計器装置の表示を視認できるように、運転席前方のインストルメントパネル内に配置されている。この車両用表示装置は、車両の走行速度、エンジンの単位時間当たりの回転数、燃料タンクの燃料の残量、エンジンの冷却水の温度などを示す複数の表示エリアを有して構成している。これらの各表示エリアは、運転者が一目で車両状態を理解できるように、同一ケースに効率よく配置している。
しかしながら、近年、ウォーニングの項目数が増加して、速度計やエンジン回転計等が表示されたメータパネルのウォーニング表示エリアに、表示パターンが描かれた多数の項目の指標が配列されるようになり、このため、各項目の表示面積を充分に取ることができず、視認性が低下してきていた。また、これらの指標は、通常時には表示されることが少ないため、一見メータパネル中のデッドスペースとなっているようにも見える。
そこで、指標を大きく取り、かつメータパネルのデッドスペース視される部分を少なくするため、液晶ディスプレイなどの表示素子を用いて、文字板上の空きスペースに虚像として表示させるようにしたものがある。しかしながら、文字板上の空きスペースには限界があるため、大型の表示素子を用いても、有効に活用することができなかった。
また、ウォーニング表示の表示エリアを大きく取るために、ウォーニング表示を回転計等の表示と重畳させるようにしたものもあるが、このように回転計等の表示にウォーニングを示す指標の虚像を重畳させるようにすると、どちらの表示も視認性が低下するという不具合が新たに発生していた。
そこで、強調した警報画面を視認性よく表示する車両用表示装置が提供されてきた。この車両用表示装置によれば、検出した車両状態が警報状態であると、表示エリアに警報画面を虚像として重ねて表示し、所定時間が経過すると、警報画面が有する模式図のみを表示することで、表示を強調するための警報画面を大きくすることを可能としてきた(特許文献1参照)。
特開2002−46505号公報
しかしながら、上述したように警報画面を強調表示させるようにしても、運転中の運転者は車外の状況などを確認しながら走行するため、表示エリアに表示される警告を認識するのに時間がかかってしまい、特に、初心運転者、日頃運転をしていない運転者等にその傾向が強かった。そのため、車両に生じた異常を運転者に素早く認識させることは困難であり、自動車業界においてはこの問題の解決することが急務となっていた。
よって本発明は、上述した問題点に鑑み、運転者に警告を素早く認識させることができる車両用警告装置及び車両用警告システムを提供することを課題としている。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項1記載の車両用警告装置は、図1の基本構成図に示すように、車両における異常状態の発生を検出する異常状態検出手段21a1を有し、前記異常状態検出手段21a1が検出した異常状態を警告する車両用警告装置20において、前記車両の室内の照明を行う照明状態と前記室内の照明を行わない消灯状態とに外部から切り換え可能な室内照明装置10に電気的に接続されて、当該室内照明装置10における前記照明状態と前記消灯状態との切り換えを制御する照明制御手段21a2をさらに有し、前記照明制御手段21a2が、前記異常状態検出手段21a1による異常状態の発生の検出に応じて前記室内照明装置10を前記照明状態に切り換えるようにしたことを特徴とする。
上記請求項1に記載した本発明の車両用警告装置によれば、車両における例えばエンジン、バッテリー等の異常状態の発生が異常状態検出手段21a1によって検出されると、室内照明装置10が照明制御手段21a2の制御によって照明状態に切り換えられる。そして、この照明状態への切り換えに応じて車両の室内が室内照明装置10によって照明される。
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求項1に記載の車両用警告装置において、前記異常状態検出手段21a1が検出する異常状態を示す指標を表示して前記警告を行う警告表示手段32をさらに有し、前記照明制御手段21a2がさらに、前記異常状態検出手段21a1による異常状態の発生の検出に応じて当該異常状態に対応する前記指標の表示を前記警告表示手段32に指示するようにしたことを特徴とする。
上記請求項2に記載した本発明の車両用警告装置によれば、車両における異常状態の発生が異常状態検出手段21a1によって検出されると、室内照明装置10が照明制御手段21a2によって照明状態に切り換えられると共に、その異常状態に対応する指標の表示が照明制御手段21a2によって警告表示手段32に指示されることで、警告表示手段32には異常状態を示す指標が表示される。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項3記載の車両用警告システムは、図1の基本構成図に示すように、請求項1又は2に記載の車両用警告装置20を有し、前記車両用警告装置20によって車両における異常状態の発生を警告する車両用警告システムであって、前記車両の室内に設けられて前記室内の照明を行う照明状態と前記室内の照明を行わない消灯状態とに外部から切り換え可能な室内照明装置10をさらに有し、前記室内照明装置10が、前記異常状態の発生に応じた前記車両用警告装置20による制御によって前記照明状態に切り換えられるようにしたことを特徴とする。
上記請求項3に記載した本発明の車両用警告システムによれば、車両用警告装置20によって車両における異常状態の発生が検出されると、室内照明装置10は車両用警告装置20によって照明状態に切り換えられて車両室内の照明を行う。また、車両用警告装置20が警告表示手段32を有していると、車両の室内が照明されると共に、警告表示手段32によって異常状態を示す指標が表示される。
上記課題を解決するためになされた請求項4記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求項3に記載の車両用警告装置において、前記室内照明装置10がさらに、前記異常状態の発生を示す警告色で前記室内の照明を行う警告状態を有し、前記車両用警告装置20の照明制御手段21a2がさらに、前記異常状態検出手段21a1による異常状態の発生の検出に応じて前記室内照明装置10を前記警告状態に切り換えるようにしたことを特徴とする。
上記請求項4に記載した本発明の車両用警告システムによれば、室内照明装置10が警告状態を有している場合、車両用警告装置20によって車両における異常状態の発生が検出されると、室内照明装置10は車両用警告装置20によって警告状態に切り換えられて車両室内を警告色で照明する。
以上説明したように請求項1に記載した本発明の車両用警告装置によれば、車両における異常状態の発生の検出に応じて室内照明装置を照明状態に切り換えるようにしたことから、室内照明の変化によって異常状態の発生を運転者に認識させることができる。また、異常状態の発生を警告する手段として車両の室内照明装置を用いることで、同乗者や周囲の人にも車両における異常状態の発生を認識させることができる。従って、車両の室内照明装置を用いることによって運転者に警告を素早く認識させることができるため、事故を未然に防ぐことができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、車両における異常状態の発生の検出に応じて車室照明装置の照明を行わせると共に、その異常状態に対応した指標の表示を連動させるようにしたことから、室内の照明によって運転者及び同乗者に異常状態の発生を認識させ、さらに、表示した指標によってその異常状態を運転者等に認識させることができるため、より一層確実に事故を未然に防ぐことができる。
以上説明したように請求項3に記載した本発明の車両用警告システムによれば、車両用警告装置が車両における異常状態の発生を検出すると、室内照明装置を照明状態に切り換えて室内を照明するようにしたことから、室内照明の変化によって異常状態の発生を運転者に認識させることができる。また、異常状態の発生を警告する手段として室内照明を用いることで、同乗者や周囲の人にも車両における異常状態の発生を認識させることができる。さらに、車両に搭載されている室内照明装置を流用することができるため、システム構成を複雑化することもない。従って、車両の室内照明装置を用いることによって運転者に警告を素早く認識させることができるため、事故を未然に防ぐことができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明の効果に加え、室内照明装置が警告色による照明を行う警告状態を有していると、車両における異常状態の発生に応じて車両警告装置が室内照明装置を警告状態に切り換えるようにしたことから、室内照明の警告色への変化によって運転者に異常状態の発生をより一層迅速に認識させることができる。しかも、室内照明装置を警告色で照明させるようにしたことから、通常の照明と異常状態の発生に応じた照明とを容易に区別することができる。従って、運転者に警告をより一層素早く認識させることができるため、事故を未然に防ぐことができる。
以下、本発明に係る車両用警告装置及び車両用警告システムの一実施の形態を、図2〜図5の図面を参照して説明する。
ここで、図2は本発明に係る車内用警告システムにおける警告例を説明するための図であり、図3は図2中のメータにおける警告灯の表示例の一例を示す図であり、図4は本発明に係る車両用警告装置の概略構成の一例を示す構成図であり、図5は図4のCPUが実行する警告制御処理の一例を示すフローチャートである。
図2〜4において、本発明に係る車内用警告システム100は、車両1の室内に設けられた複数の室内照明装置10と、車両1のインストルメントパネル(インパネ)2内に設けられたコンビネーションメータ(メータ)3の表示エリアに車両の異常状態を示す指標を表示させて警告を行う車両用警告装置20と、を有する。
本最良の形態では、車両1の前席を照明するフロントパーソナルランプに室内照明装置10A、車両1の後席を照明するリアパーソナルランプに室内照明装置10B、車両1の助手席に設けられて助手席を照明するバニティーランプに室内照明装置10C、乗員の車室内足元を照明するフットランプに室内照明装置10Dとして室内照明装置10をそれぞれ用いる場合について説明する。
なお、室内照明装置10は上述した構成に限定するものではなく、車両1のマップランプ、ドアコーテシーランプ等の室内に設けられる他のランプに本発明の室内照明装置10を用いることもできる。
室内照明装置10A〜Dは、各設置場所に応じた車両1の室内の照明を行う照明状態と前記室内の照明を行わない消灯状態とに外部から切り換え可能な構成となっており、後述する制御回路23と電気的に接続している。そして、本最良の形態では、室内照明装置10A〜Dが、前記照明状態と、前記消灯状態と、車両1における異常状態の発生を示す警告色で室内の照明を行う警告状態と、を有する光源部と、制御回路23からの指示に応じて照明状態、警告状態、消灯状態の何れかに切り換える切替部と、を有している。なお、警告表示装置32の警告色と同色の照明色とする場合、それらの表示色に対応する複数の光源を切り替えて発光可能なように光源部を構成する。
また、コンビネーションメータ3は、図3に示すように、車両1の走行速度を示す速度計31A、エンジンの単位時間当りの回転数を示す回転計31B、燃料タンクの燃料の残量を示す燃料計31C、エンジンの冷却水の温度を示す温度計31D等の周知である各種計器と、車両における機器類等の異常状態を示す種々の指標(ウォーニング・アイコン)を表示する警告表示装置32を有する構成となっている。そして、メータ1を構成するそれぞれの機器装置は、運転者が一目で車両の状態を理解できるように、同一ケースに効率よく配置されている。なお、警告表示装置32は、各種指標が表示できれば、ランプの点灯による表示、液晶ディスプレイによる表示など種々異なる構成とすることができる。
車両用警告装置20は、周知であるマイクロプロセッサ(MPU)21を有している。このMPU21は、予め定めたプログラムに従って各種の処理や制御などを行う中央演算処理装置(CPU)21a、CPU21aのためのプログラム等を格納した読み出し専用のメモリであるROM21b、各種のデータを格納するとともにCPU21aの処理作業に必要なエリアを有する読み出し書き込み自在のメモリであるRAM21c等を有して構成している。
ROM21bにはさらに、車両1における異常状態の発生を検出する異常状態検出手段、室内照明装置10における前記照明状態と前記消灯状態との切り換えを制御して、前記異常状態検出手段による異常状態の発生の検出に応じて前記室内照明装置10を前記照明状態に切り換える照明制御手段等の本発明に係る各種手段としてCPU21aを機能させるための各種プログラムを記憶している。
車両用警告装置20はさらに、電力供給が断たれた場合でも、格納された各種データの保持が可能であり、CPU21aの処理作業に必要な各種格納エリアを有するEEPROM等からなる記憶部22を有し、MPU21が読み書き可能に接続している。そして、記憶部22は、車両1において予め定められた警告項目(例えば、エンジン異常、バッテリ異常など)の各警告状態を示す警告項目情報や、室内照明装置10A〜10Dが照明状態であるか否かを示す室内照明状態フラグなどの各種情報を記憶している。
車両用警告装置20はさらに、上述したメータ3に運転者から視認可能に組み込まれる警告表示装置32の表示を制御する制御回路23を有し、この制御回路23はMPU21に接続している。なお、警告表示装置32は、警告灯、液晶ディスプレイ等によって車両状態の各種異常を示す指標を表示する構成となっている。
制御回路23は、警告表示装置32と電気的に接続しており、MPU21から入力される指示信号に応じて制御回路23は警告表示装置32の表示を制御する。さらに、制御回路23は、上述した室内照明装置10A〜10Dの各々と電気的に接続しており、室内照明装置10A〜10Dの中から任意の室内照明装置10の点灯、消灯の照明状態を切り換えることが可能な構成となっている。
なお、本最良の形態では、制御回路23を用いて室内照明装置10A〜10Dを制御する場合について説明するが、本発明はこれに限定するものではなく、車両1に設けられる車内LANを介した通信、無線通信等によって照明状態を切り換えるなど種々異なる形態とすることができる。また、警告表示装置32は、車両用警告装置20に組み込む構成とすることもできる。
そして、上述した室内照明装置10A〜10Dは、制御回路23からの警告照明開始信号の入力に応じて警告状態に状態が遷移して警告色による照明を行い、また、警告照明終了信号の入力に応じて照明状態若しくは消灯状態に状態が遷移して警告照明を終了する。
車両用警告装置20はさらに、インタフェース部24を有し、このインタフェース部24はMPU21に接続している。そして、インタフェース部24には、車両1に搭載される複数の電子機器40A〜Nを接続する複数のポートを有して構成している。そして、それらのポートに接続している電子機器40A〜Nが出力した、車両状態に応じたセンサ出力がインタフェース部24を介してMPU21に入力される。
電子機器40A〜Nとしては、例えば、パークブレーキ、シートベルト、ヘッドライト等の状態を示す各種スイッチや、エンジンオイルの圧力、ブレーキ液位等の状態を示す各種センサ等を有する機器としている。そして、CPU21aは、入力されたセンサ出力と予め定められた判定条件を比較することにより、車両1において異常状態が発生しているか否かを判定する。
なお、本最良の形態では、車両用警告装置20が電子機器40A〜Nからのセンサ出力に基づいて異常状態を検出する場合について説明するが、本発明はこれに限定するものではなく、例えば、電子機器40A〜Nが異常状態を検出し、この検出に応じて異常検出を示す異常信号を車両用警告装置20に入力し、車両用警告装置20がその入力に応じて異常状態の発生を検出するなど種々異なる形態とすることができる。
次に、上述した車両用警告システム100における車両用警告装置20のCPU21aが実行する本発明に係る警告制御処理の一例を、図5のフローチャートを参照して以下に説明する。なお、説明を簡単化するために、ここではエンジン異常に対応した警告制御処理について説明する。
図5に示す警告制御処理がCPU21aによって実行されると、ステップS11において、インタフェース部24を介してエンジン異常を監視する電子機器40Aからセンサ出力が読み込まれてRAM21cに記憶され、その後ステップS12に進む。
ステップS12(異常状態検出手段)において、RAM21cのセンサ出力と予め定められた判定条件とが比較され、この判定結果に基づいてセンサ出力が正常であるか否かが判定される。正常であると判定された場合は(S12でY)、ステップS21に進む。一方、正常ではない、つまり異常であると判定された場合は(S12でN)、ステップS13に進む。
ステップS13(照明制御手段)において、記憶部22の警告項目情報のエンジン異常の項目が警告中に設定され、エンジン異常に対応した指標の表示を指示する表示指示情報が生成されて制御回路23に出力されることで、表示指示情報が警告表示装置32に入力(送信)され、警告表示装置32には図3に示すようにエンジン異常に対応する指標(ウォーニング・アイコン)が表示され、その後ステップS14に進む。
ステップS14において、記憶部22の室内照明状態フラグに基づいて車両1の室内が消灯状態であるか否かが判定される。消灯状態ではないと判定された場合は(S14でN)、他の異常状態の発生によって既に室内照明装置10A〜Dは照明状態にあると見なし、ステップS16に進む。一方、消灯状態であると判定された場合は(S14でY)、ステップS15に進む。
ステップS15(照明制御手段)において、記憶部22の室内照明状態フラグが照明中に設定され、警告照明の開始を指示する警告照明指示情報が生成されて制御回路23に出力されることで、警告照明指示情報が室内照明装置10A〜Dの各々に入力(送信)され、室内照明装置10A〜Dの各々は、その警告照明指示情報に基づいて照明を開始し、その後ステップS16に進む。
ステップS16において、ステップS11と同様に、インタフェース部24を介して電子機器40Aからセンサ出力が読み込まれてRAM21cに記憶され、ステップS17(異常状態検出手段)において、RAM21cのセンサ出力と予め定められた判定条件とが比較され、この判定結果に基づいてセンサ出力が正常か否かが判定される。正常ではないと判定された場合は(S17でN)、ステップS16に戻り、一連の処理が繰り返される。一方、正常であると判定された場合は(S17でY)、エンジン異常が解消したものと見なし、ステップS18に進む。
ステップS18(照明制御手段)において、記憶部22の警告項目情報のエンジン異常の項目が消灯中に設定され、エンジン異常に対応した指標の表示終了を指示する表示終了指示情報が生成されて制御回路23に出力されることで、表示終了指示情報が警告表示装置32に入力(送信)され、警告表示装置32にて表示されていたエンジン異常に対応する指標(警告灯)の表示が終了され、その後ステップS19に進む。
ステップS19において、記憶部22の警告項目情報を参照して他の警告項目で警告状態の項目があるか否かを判定し、この判定結果に基づいて警告状態の項目が他にあるか否かが判定される。他にもあると判定された場合は(S19でY)、他に警報状態のものがあるため、室内照明装置10A〜Dの消灯指示は不要と見なし、ステップS21に進む。一方、他に警報状態のものがないと判定された場合は(S19でN)、ステップS20に進む。
ステップS20(照明制御手段)において、記憶部22の室内照明状態フラグが消灯中に設定され、警告照明の終了を指示する警告照明終了情報が生成されて制御回路23に出力されることで、警告照明終了情報が室内照明装置10A〜Dの各々に入力(送信)され、室内照明装置10A〜Dの各々は、その警告照明終了情報に基づいて照明を終了し、その後ステップS21に進む。
ステップS21において、終了要求を受けたか否かが判定される。終了要求を受けていないと判定された場合は(S21でN)、ステップS11に戻り、一連の処理が繰り返される。一方、終了要求を受けたと判定された場合は(S21Y)、処理が終了される。
以上の説明からも明らかなように本最良の形態においては、CPU21aが請求項中の異常状態検出手段及び照明制御手段として機能している。
次に、本発明の車両用警告システム100を構成する室内照明装置10A〜Dと車両用警告装置20の動作(作用)の一例を以下に説明する。
車両1のエンジンに異常が発生すると、車両用警告装置20は、電子機器40Aから入力されるセンサ出力に基づいてその異常の発生を検出し、警告表示装置32にエンジン異常を示す指標(ウォーニング・アイコン)の表示を指示すると共に、室内照明装置10A〜Dを警告状態に切り換える。この結果、警告装置32には従来のようにエンジン異常を示す指標が表示され、さらに、車両1の室内照明装置10A〜Dによって室内が照明される。
以上説明したように、車両用警告装置20が車両1における異常状態の発生を検出すると、室内照明装置10A〜Dを警告状態(照明状態)に切り換えて室内を照明するようにしたことから、室内照明の変化によって異常状態の発生を運転者に認識させることができる。また、異常状態の発生を警告する手段として室内照明装置10A〜Dを用いることで、同乗者や周囲の人にも車両1における異常状態の発生を認識させることができる。さらに、車両1に搭載されている室内照明装置10A〜Dを流用することができるため、システム構成を複雑化することもない。従って、運転者に警告を素早く認識させることができるため、事故を未然に防ぐことができる。
また、室内照明装置10A〜Dが警告色による照明を行う警告状態を有していると、車両1における異常状態の発生に応じて車両警告装置20が室内照明装置10A〜Dを警告状態に切り換えるようにしたことから、室内照明の警告色への変化によって運転者に異常状態の発生をより一層迅速に認識させることができる。従って、運転者に警告をより一層素早く認識させることができるため、事故を未然に防ぐことができる。
なお、上述した本最良の形態では、車両用警告装置20が車両1における異常状態の発生を検出すると、室内照明装置10A〜Dの全てを照明させる場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、例えば警告項目毎にレベルを設定し、そのレベルに対応する室内照明装置10A〜Dのみの照明を行わせる等の種々異なる形態とすることができる。
本発明の車両用警告装置を有する車両用警告システムの基本構成を示す構成図である。 本発明に係る車内用警告システムにおける警告例を説明するための図である。 図2中のメータにおける警告灯の表示例の一例を示す図である。 本発明に係る車両用警告装置の概略構成の一例を示す構成図である。 図4のCPUが実行する警告制御処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 室内照明装置
20 車両用警告装置
21a1 異常状態検出手段(CPU)
21a2 照明制御手段(CPU)
32 警告表示手段(警告表示装置)
100 車両用警告システム

Claims (4)

  1. 車両における異常状態の発生を検出する異常状態検出手段を有し、前記異常状態検出手段が検出した異常状態を警告する車両用警告装置において、
    前記車両の室内の照明を行う照明状態と前記室内の照明を行わない消灯状態とに外部から切り換え可能な室内照明装置に電気的に接続されて、当該室内照明装置における前記照明状態と前記消灯状態との切り換えを制御する照明制御手段をさらに有し、
    前記照明制御手段が、前記異常状態検出手段による異常状態の発生の検出に応じて前記室内照明装置を前記照明状態に切り換えるようにした
    ことを特徴とする車両用警告装置。
  2. 前記異常状態検出手段が検出する異常状態を示す指標を表示して前記警告を行う警告表示手段をさらに有し、
    前記照明制御手段がさらに、前記異常状態検出手段による異常状態の発生の検出に応じて当該異常状態に対応する前記指標の表示を前記警告表示手段に指示するようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用警告装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用警告装置を有し、前記車両用警告装置によって車両における異常状態の発生を警告する車両用警告システムであって、
    前記車両の室内に設けられて前記室内の照明を行う照明状態と前記室内の照明を行わない消灯状態とに外部から切り換え可能な室内照明装置をさらに有し、
    前記室内照明装置が、前記異常状態の発生に応じた前記車両用警告装置による制御によって前記照明状態に切り換えられるようにした
    ことを特徴とする車両用警告システム。
  4. 前記室内照明装置がさらに、前記異常状態の発生を示す警告色で前記室内の照明を行う警告状態を有し、
    前記車両用警告装置の照明制御手段がさらに、前記異常状態検出手段による異常状態の発生の検出に応じて前記室内照明装置を前記警告状態に切り換えるようにした
    ことを特徴とする請求項3に記載の車両用警告システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011126398A (ja) * 2009-12-17 2011-06-30 Yazaki Corp 車両用表示装置

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