JP2006192567A - 丸駒インサート着脱式ラフィングエンドミルおよび丸駒インサート - Google Patents

丸駒インサート着脱式ラフィングエンドミルおよび丸駒インサート Download PDF

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Abstract

【課題】切削時にエンドミル本体にビビリ振動が生じるのを防ぐ。
【解決手段】軸線回りに回転されるエンドミル本体の先端部外周に、略円板状のインサート本体を有してその円形をなすすくい面の外周に波刃状の切刃3A〜3Fが形成された複数の丸駒インサートが、エンドミル本体の周方向に隣接するもの同士で、軸線回りの回転軌跡において切刃3A〜3Fがなす波刃の位相を互いにずらせて着脱可能に取り付けられてなる丸駒インサート着脱式ラフィングエンドミルであって、少なくとも一部のエンドミル本体の周方向に隣接する丸駒インサート間で、波刃の位相差を、他の周方向に隣接する丸駒インサート間の波刃の位相差と異なるようにする。
【選択図】図4

Description

本発明は、エンドミル本体の先端部外周に、波刃状の切刃が形成された複数の丸駒インサートが着脱可能に取り付けられた丸駒インサート着脱式ラフィングエンドミル(以下、単にラフィングエンドミルと称する。)、および該ラフィングエンドミルに取り付けられる丸駒インサートに関するものである。
この種のラフィングエンドミルおよび丸駒インサートとしては、例えば特許文献1に、円板状の丸駒チップの周上に、その逃げ面とされる周面を凹凸させることによって波刃状のラフィング刃が連続して形成された丸駒チップを、エンドミル本体のチップバックアップ面に立設されたピンに、上記ラフィング刃間の凹部を位相合わせして固定したものが提案されている。このようなラフィングエンドミルでは、エンドミル本体の周方向に隣接する丸駒チップ間で、エンドミル本体の回転軸線回りの軌跡において上記ラフィング刃がなす波刃の位相がこの丸駒チップの周方向にずれるように位相差をもたせて該丸駒チップを固定することにより、この波刃状のラフィング刃(切刃)の凸部がずらされて被削材に食い付きながら切削が行われることになるため、切屑の分断を図って切削抵抗を抑えつつ被削材に粗加工を施すことが可能となる。
実開昭62−156411号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のラフィングエンドミルでは、エンドミル本体の周方向に隣接するすべての丸駒チップ間の上記位相差が、上記ラフィング刃がなす波刃の1波長をエンドミル本体に取り付けられる丸駒チップの数で割った位相差と等しくなるようにされており、すなわちエンドミル本体の周方向に丸駒チップがその周回りに等位相差で順次ずらされて取り付けられているだけであるため、各丸駒チップのラフィング刃により生成される切屑の厚みは略均一となる。従って、これらラフィング刃が被削材に食い付く際の衝撃や抵抗の大きさも略均一となり、このような衝撃や抵抗が周期的に作用することによってエンドミル本体にいわゆるビビリ振動が生じ、加工精度を劣化させるおそれがあった。また、このように丸駒チップが等位相差で順次ずらされているだけだと、エンドミル本体の送り量や取り付けられる丸駒チップの数によっては各丸駒チップ間で切屑が完全に分断されなくなるおそれもある。
一方、上記特許文献1においては、上記丸駒チップが、上述のように逃げ面とされる周面が周回り方向に向けて丸駒チップがなす円板の径方向内外周に凹凸することにより、その切刃が波刃状のラフィング刃をなすようにされ、すくい面は平坦面とされている。ところが、このような丸駒チップでは、上記ラフィング刃が一気に被削材に食い付くことになるため、切削時の衝撃や抵抗も大きくなってしまう。そして、このラフィング刃による切屑分断効果を向上させようとして波刃の凹凸を大きくすると、このような大きな衝撃や抵抗によって切刃にチッピング等が生じるおそれがあるとともに、加工後の被削材に形成される段差が大きくなるため、より大きな仕上げ代を必要として却って加工効率の低下を招く結果ともなる。
本発明は、このような背景の下になされたもので、切削時にエンドミル本体にビビリ振動が生じるのを防ぐことが可能なラフィングエンドミルを提供することを第1の目的とし、さらには切屑を確実に分断することが可能なラフィングエンドミルを提供し、またこのようなラフィングエンドミルに取り付けて切削抵抗や食い付き時の衝撃の軽減を図るとともに加工後の被削材の段差も小さく抑えることが可能な丸駒インサートを提供することをも目的としている。
上記課題を解決して、上記第1の目的を達成するために、本発明のラフィングエンドミルは、軸線回りに回転されるエンドミル本体の先端部外周に、略円板状のインサート本体を有してその円形をなすすくい面の外周に波刃状の切刃が形成された複数の丸駒インサートが、上記エンドミル本体の周方向に隣接するもの同士で、上記軸線回りの回転軌跡において上記切刃がなす波刃の位相を互いにずらせて着脱可能に取り付けられてなる丸駒インサート着脱式ラフィングエンドミルであって、少なくとも一部の上記エンドミル本体の周方向に隣接する上記丸駒インサート間で、上記波刃の位相差を、他の周方向に隣接する上記丸駒インサート間の上記波刃の位相差と異なるようにしたことを特徴とする。
上記構成のラフィングエンドミルにおいては、エンドミル本体の周方向に隣接する少なくとも一部の丸駒インサート間で、その切刃がなす波刃の回転軌跡における位相差が、他の丸駒インサート間の位相差と相違しており、これら位相差の異なる丸駒インサート間で生成される切屑の厚さは不均一となるため、切刃の食い付き時の衝撃や抵抗の大きさも不均一となる。そして、このような衝撃や振動が互いに打ち消し合うことにより、切削時にエンドミル本体にビビリ振動が生じるのを防いで円滑かつ安定した切削を行うことが可能となるので、上記構成のラフィングエンドミルによれば、粗加工とはいえ優れた加工精度を得ることができて、その後の仕上げ加工における加工効率や精度の向上を図ることが可能となる。
さらに、上記ラフィングエンドミルでは、上記少なくとも一部の丸駒インサート間における他と異なる上記波刃の位相差を、該波刃の1波長を上記丸駒インサートの数で割った位相差よりも大きくすることにより、エンドミル本体に取り付けられる丸駒インサートの数や該丸駒インサートの中心に対して上記波刃の1波長がなす角度等に応じて、特に厚めの切屑が生成されるエンドミル本体の外周側において、エンドミル本体の回転方向側に位置する丸駒インサートの上記波刃の凹部の上記軸線に対する径方向に、この丸駒インサートの回転方向後方側に隣接する丸駒インサートの波刃の凸部を、上記回転軌跡において順次オーバーラップするように位置させることができる。従って、上記凹部によって削り残された被削材の凸部を、エンドミル本体の回転および送りに伴い次の丸駒インサートの切刃の凸部によって分断された切屑を確実に生成しながら削り取ることができ、切削抵抗の低減を図りつつも優れた加工面を形成することができる。
なお、こうして波刃の1波長を丸駒インサートの数で割った位相差よりも大きくされる上記少なくとも一部の丸駒インサート間も含めて、上記複数の丸駒インサートの波刃の位相は、上記軸線回りの回転軌跡では該波刃の1波長を上記丸駒インサートの数で割った位相差でずらされているのが望ましい。このような構成を採ることにより、上述のように切削時にエンドミル本体にビビリ振動が生じたりするのは確実に防ぎながらも、複数の丸駒インサートのうち一部においてその波刃状切刃の凸部が偏って摩耗したりするのを防ぐことができ、各丸駒インサートの寿命の均一化を図って一層円滑かつ安定した切削作業を流すことが可能となる。
一方、本発明の丸駒インサートは、このようなラフィングエンドミルに取り付けられる丸駒インサートであって、上記すくい面の外周をその周方向に沿って上記インサート本体の厚さ方向に凹凸させることにより上記切刃を波刃状に形成したことを特徴とする。従って、このような丸駒インサートでは、上記切刃がなす波刃のうちインサート本体の厚さ方向に凸となる部分がその突端から被削材に徐々に食い付いてゆくこととなるため、切削抵抗の低減を図ることができるとともに、切屑分断効果を高めるために凹凸を大きくしても切刃強度が損なわれることが少なく、しかも加工後の被削材に残される段差を小さく抑えて仕上げ代を小さくすることができ、この仕上げ加工も含めた加工効率の向上を図ることが可能となる。
図1ないし図5は、本発明のラフィングエンドミルの一実施形態を示すものであり、図6ないし図9は、このラフィングエンドミルに取り付けられる本発明の丸駒インサートの一実施形態を示すものである。まず、本実施形態の丸駒インサートは、そのインサート本体1が超硬合金等の硬質材料により形成されて中心線Xを中心とした概略円板状をなし、その一方の円板面がすくい面2とされて、このすくい面2の外周に波刃状の切刃3が形成されている。なお、このインサート本体1の上記すくい面2とこれとは反対の着座面4とされる他方の円板面との間には、インサート本体1を上記中心線Xに沿って貫通するように取付孔5が形成されている。
また、上記すくい面2との間に切刃3を画成する逃げ面6とされるインサート本体1の周面は、すくい面2側から着座面4側に向かうに従い漸次縮径する中心線Xを中心とした概略円錐状面とされていて、これにより本実施形態の丸駒インサートは切刃3に逃げ角が付されたポジティブインサートとされている。ただし、この逃げ面6の着座面4側には、上記円錐状面を面取りするようにして、上記中心線Xに直交する断面が該中心線Xを中心とした正多角形(本実施形態では正8角形)をなす複数(本実施形態では8つ)の切欠面7が、上記切刃3には達しないように形成されている。
一方、上記切刃3は、図6および図7に示すように上記すくい面2の外周側部分がその周回り方向に沿ってインサート本体1の厚さ方向すなわち上記中心線X方向に凹凸することにより波刃状に形成されており、このような波刃が一定の波長および振幅ですくい面2の外周を1周する間に複数回凹凸するようにされている。従って、この切刃3は、上記逃げ面6に対向する側面視において図7に示すように波刃状をなし、かつ、この逃げ面6に上述のように逃げ角が付されていることにより、中心線Xに沿ったすくい面2側からの平面視にも図6に示すように、側面視になす波と等しい波長で振幅の小さい波刃状を呈することとなる。なお、この切刃3が上記側面視になす波刃の波形状は、例えば正弦波や、あるいは単に凹凸の円弧を連続させたものでもよいが、少なくともその凸部の突端3a周辺は凸曲線状にされるのが望ましい。
ここで、本実施形態では、この切刃3は、その波の数が12であり、すなわちすくい面2の外周を1周する間に12回凹凸するようにされている。従って、この切刃3がなす波刃の1波長分(中心線X回りに隣接する一対の突端3a間の部分)が上記平面視にインサート本体1の中心線Xを挟む挟角(波刃の1波長が中心線Xに対してなす扇形の中心角)は30°となる。また、すくい面2は、概ね上記側面視になす波形状のまま中心線Xに垂直に内周側(中心線X側)に延びて凹凸するように形成されており、さらにこの凹凸するすくい面2の内周側の上記取付孔5の開口部周辺には、上記中心線Xに垂直なボス面8が、切刃3の上記突端3aよりも該中心線X方向に僅かに一段突出するようにして環状に形成されている。
このような丸駒インサートが取り付けられる本実施形態のラフィングエンドミルのエンドミル本体11は、図1ないし図3に示すように軸線Oを中心とした概略円筒状をなし、その後端部(図1において上側部分)が工作機械の主軸端に取り付けられることにより、上記軸線O回りに図2に符号Tで示すエンドミル回転方向に回転されつつ該軸線Oに垂直な方向に送り出され、取り付けられた上記丸駒インサートの切刃3によって被削材を切削してゆく。すなわち、上記エンドミル本体11の先端部外周には複数のチップポケット12が形成されるとともに、これらのチップポケット12の回転方向T側を向く壁面にはインサート取付座13がそれぞれ形成され、これらのインサート取付座13に上記実施形態の丸駒インサートが着脱可能に取り付けられる。
ここで、上記インサート取付座13は図3に示すように、エンドミル回転方向T側を向いてインサート本体1の上記着座面4が密着する底面13aと、この底面13aのエンドミル後端側と内周側とに屹立してエンドミル回転方向T側に延びる壁面13b,13cとを備えており、これらの壁面13b,13cは、インサート本体1の逃げ面6に形成された複数の上記切欠面7のうち、間に1つの切欠面7を挟んだ任意の2つの切欠面7に密着して当接可能とされている。また、これらの壁面13b,13c同士の間、および該壁面13b,13cと底面13aとの間には、インサート本体1の上記1つの切欠面7および上記2つの切欠面7と着座面4との交差稜線部とインサート取付座13との干渉を防ぐための凹所(ヌスミ部)13dがそれぞれ形成されている。
さらに、上記底面13aには、該底面13aに垂直にネジ孔13eが穿設されており、上記丸駒インサートは、そのインサート本体1の上記取付孔5にすくい面2側から挿通されたクランプネジ14がこのネジ孔13eにねじ込まれることにより、上述のように底面13aに着座面14を密着させるとともにすくい面2をエンドミル回転方向T側に向けて、このすくい面2外周の切刃3の1/4をエンドミル本体11先端の軸線Oに対して外周側に離れた位置から後端外周側に延びるように突出させ、上記壁面13b,13cに上記2つの切欠面7を密着させて当接させることにより上記中心線X回り方向に拘束されてインサート取付座13に固定される。なお、このネジ孔13eは、クランプネジ14をねじ込むことによって丸駒インサートが上記壁面13b,13cの間の凹所13d側に押し付けられて固定されるように、底面13aの中心から僅かに偏心させられている。
本実施形態のラフィングエンドミルでは、このようなインサート取付座13がエンドミル本体11の周方向に等間隔に6つ形成されており、これらのインサート取付座13には、互いに同形同大のインサート本体1を有する丸駒インサートが取り付けられている。また、これらのインサート取付座13同士は、エンドミル本体11を軸線O回りに60°ずつ回転させたときに上記底面13aとネジ孔13eとが一致するようにされており、従って該インサート取付座13に取り付けられた丸駒インサート同士では、切刃3が形成されるすくい面2の外周がなす外形円(中心線Xを中心としてすべての切刃3の突端3aを通る円)は、その軸線O回りの回転軌跡が一致するようにされる。なお、本実施形態では、切刃3のアキシャルレーキ角とラジアルレーキ角がともに0°となるようにされており、すなわち上記すくい面2の外形円がエンドミル本体11の軸線Oを含む平面上に位置するようにされている。
これに対して、インサート取付座13の上記壁面13b,13cは、エンドミル本体11の周方向に隣接するインサート取付座13間で、ネジ孔13eの中心線回りに異なる回転角度位置となるように形成されている。ここで、本実施形態では、エンドミル本体11に形成されたすべてのインサート取付座13で、上記壁面13b,13c同士がネジ孔13eの中心線回りに上記切刃3がなす波刃の1波長分の角度(30°)未満の範囲内において、隣接するインサート取付座13間の上記壁面13b,13c同士の上記回転角度位置が変化するようにされており、従ってこれらのインサート取付座13に取り付けられた上記丸駒インサートにおいては、周方向に隣接する丸駒インサート間で、軸線O回りの回転軌跡において切刃3がなす波刃に、インサート本体1の中心線X回りに位相の差が生じることとなる。
そして、本実施形態のラフィングエンドミルでは、このようにエンドミル本体11の周方向に隣接する丸駒インサート間で生じる切刃3がなす波刃の位相差が、この周方向に隣接する少なくとも一部の上記丸駒インサート間で、他の周方向に隣接する上記丸駒インサート間の上記波刃の位相差と異なる大きさとされている。さらに、本実施形態では、このように異なる大きさとされた上記少なくとも一部の丸駒インサート間における波刃の位相差が、該波刃の1波長をエンドミル本体11に取り付けられる丸駒インサートの数で割った位相差よりも大きくされている。ただし、こうして位相差が大きくされた上記少なくとも一部の丸駒インサートも含めて、6つの上記丸駒インサートの波刃の位相は、軸線O回りの回転軌跡では該波刃の1波長を丸駒インサートの数で割った位相差、すなわち5°ずつずらされるようにされている。
ここで、本実施形態では、エンドミル本体11に取り付けられたすべての丸駒インサートの間で、その切刃3の回転軌跡における波刃の位相が異なるようにされており、かつその位相差は、該波刃の1波長を上記丸駒インサートの数で割った位相差の0を除く整数倍とされている。より具体的に、エンドミル本体11に6つの丸駒インサートが取り付けられるとともに、その上記波刃の1波長分の中心線Xに対する角度が上述のように30°とされた本実施形態では、5°の0を除く整数倍の位相差が隣接する丸駒インサート間の切刃3同士に与えられている。
例えば、図4(a)に示すようにエンドミル本体11の最外周に1の丸駒インサートの切刃3Aの突端3aが位置しているとき、これを基準の0°として中心線X回りにエンドミル本体11の先端側に向かう方向(図4において切刃3に沿った時計回り方向)を+、逆方向(図4において切刃3に沿った反時計回り方向)を−とすると、この基準の丸駒インサートの回転方向T後方側に隣接する丸駒インサートの切刃3Bは、上記回転軌跡においてその突端3aが切刃3Aの突端3aから+15°の角度θBの位置にあって位相差も+15°とされ、次の丸駒インサートの切刃3Cは、その突端3aが上記基準の切刃3Aの突端3aに対して+5°の角度θCの位置にあって、回転方向T側に隣接する丸駒インサートとは−10°の位相差とされている。
また、以下順に、次に回転方向T後方側に隣接する丸駒インサートの切刃3Dは、その突端3aの切刃3Aの突端3aに対する角度θDが+25°、切刃3Cに対しては+20°の位相差とされ、その次に回転方向T後方側に隣接する丸駒インサートの切刃3Eは、その突端3aの切刃3Aの突端3aに対する角度θEが+20°、切刃3Cに対しては−5°の位相差とされ、最後の丸駒インサートの切刃3Fは、その突端3aの切刃3Aの突端3aに対する角度θFが+10°、切刃3Eに対する位相差が−10°とされている。この切刃3Eの回転方向T後方側には上記切刃3Aが隣接することとなり、従って基準に対する突端3aの角度は0°、切刃3Fとの位相差は−10°となる。ただし、図4では、丸駒インサートのすくい面2の上記外形円が32mmの場合において、エンドミル本体11に1刃当たり0.2mmの送りが与えられた状態が示されている。
このように構成されたラフィングエンドミルでは、まず軸線O回りの回転軌跡において各丸駒インサートの切刃3が、波刃状をなす該切刃3の1波長分を丸駒インサートの数で等分した位置にそれぞれの突端3aが位置するように、その中心線X回りに周方向にずらされることとなり、従って当該ラフィングエンドミルによる粗加工においても被削材に断面が比較的円弧に近い加工面が形成される。そして、その一方で、周方向に隣接する丸駒インサート間の切刃3同士の位相差が、一部の丸駒インサート間で他の丸駒インサート間とは異なるようにされているので、例えばこの位相差がすべて等しくなるようにされた特許文献1記載のラフィングエンドミルなどに比べ、位相差が異なる丸駒インサート間では回転方向T後方側の切刃3によって生成される切屑の厚みが異なるものとなる。
例えば、図5は、上記実施形態のラフィングエンドミルによる粗加工において丸駒インサートが切刃3A〜3Fの順で被削材に食い付いた際の、該切刃3A〜3Fそれぞれによる切削前の被削材の送り方向に直交する断面L(ただし、図5(a)を除く。)と、該断面Lにおける切削時の切刃3A〜3Fの回転軌跡とを重ね合わせて示したものであり、被削材の断面Lよりも切刃3B〜3Fが送り方向側(図5において右側)にはみ出た部分で図中にハッチングで示したような切屑Rが生成されることになる。しかるに、上記構成のラフィングエンドミルでは、この図5に示すように上記切屑Rの厚さが、切刃3B,3D,3Fによる切削で生成される場合には比較的厚いのに対して、切刃3A以外の他の切刃3C,3Eによる切削では比較的薄く、すなわち上述のように厚みの異なる切屑Rが生成されているのが分かる。
従って、このように厚みの異なる切屑Rが生成されることにより、各切刃3A〜3Fによる食い付き時にエンドミル本体11が受ける衝撃や該切刃3A〜3Fによる切削時の抵抗も異なる大きさとなり、このためかかる衝撃や抵抗が周期的に作用してエンドミル本体11に振動が生じても、これらが互いに打ち消し合うことにより、かかる振動が共振してエンドミル本体11にビビリ振動が起きたりするのを防止することが可能となる。このため、上記構成のラフィングエンドミルによれば、このようなビビリ振動によって、粗加工とはいえ被削材の加工面精度が著しく損なわれたりするのを防ぐことができ、断面が一層円弧に近い加工面を被削材に形成することが可能となって、その後の仕上げ加工において削り代を小さく抑えた効率的な切削を図ることができる。
また、上記特許文献1と同様に丸駒インサート間の位相差が一定で、例えば図4(b)に示すように回転方向Tの後方側に向けて波刃状の切刃3A〜3Fが該波刃の1波長を丸駒インサート数で割った位相差(5°)ずつ中心線X回りに一定の方向(図4(b)では+方向)にずらされているだけであると、エンドミル本体の回転、送りに伴い順次切り込まれる切刃3A〜3F間でその回転軌跡が交差する部分が特にエンドミル本体の外周側(図4において右上側)で少なく、従って厚めの切屑が分断されずに幅広く連続して生成されることとなる。なお、この図4(b)では、上記実施形態と同様の丸駒インサートを上述のような位相差で取り付け、図4(a)と同様に1刃当たり0.2mmの送りを与えた状態が示されている。
ところが、これに対して本実施形態では、エンドミル本体11の周方向に隣接する丸駒インサートのうち切刃3D,3E間を除いた切刃3同士の位相差が、この切刃3の1波長を丸駒インサート数で割った位相差よりも大きくされており、これにより図4(a)に示したように、特にエンドミル本体11の外周側で、周方向に隣接する丸駒インサートのうち回転方向T側の丸駒インサートの波刃状切刃3A〜3Fの凹部に、次の回転方向T後方側に隣接する丸駒インサートの波刃状切刃3B〜3F,3Aの凸部を、上記回転軌跡において軸線Oに対する径方向に順次オーバーラップするように位置させることができる。
従って、エンドミル本体11の回転、送りに伴いこれらの切刃3A〜3Fの回転軌跡を交差させて、その凸部により切屑を確実に分断しながら切削を行うことができ、切削抵抗の一層の低減を図ることが可能となる。しかも、こうして切削された加工面は切刃3A〜3Fの凹部による削り残しの凸部が少なく、粗加工といえ断面が円弧により近い優れた加工面を形成することができるので、上述のようにビビリ振動による加工面精度の劣化が少ないこととも相俟って、本実施形態によれば仕上げ加工における切削効率のさらなる向上を図ることも可能となる。
その一方で、本実施形態では、こうして一部の周方向に隣接する丸駒インサート間の波刃状切刃3の位相差が、切刃3の1波長を丸駒インサート数で割った位相差よりも大きくされて他と異なるものとされているにも関わらず、切刃3Aの凸部突端3aの角度θAを基準の0°として、これに対する切刃3Bの突端3aの角度θBは+15°、切刃3Cの角度θCは+5°、切刃3Dの角度θDは+25°、切刃3Eの角度θEは+20°、切刃3Fの角度θFは+10°と、軸線O回りの回転軌跡でみると複数(6つ)の丸駒インサートの波刃状切刃3の位相は、波刃の1波長を丸駒インサートの数で割った位相差の5°ずつずらされた配置とされている。このため、上述のように厚さの異なる切屑Rを確実に分断しながら生成しつつも、各丸駒インサート間では比較的均一に負荷を分散して切削を行うことができ、例えば特定のインサートの切刃3が他より著しく酷使されて摩耗が進行したりするのを防いでその寿命の延長を図ることが可能となる。
なお、本実施形態のラフィングエンドミルでは、エンドミル本体11に6つの丸駒インサートを取り付けているが、複数のインサートの切刃3の位相を上述のように軸線O回りの回転軌跡では該波刃3の1波長をインサート数で割った位相差でずらすようにした上で、周方向に隣接する一部の丸駒インサート間での位相差を、この1波長をインサート数で割った位相差よりも大きくして他の丸駒インサート間の位相差と異なるようにするには、丸駒インサートは少なくとも3つ取り付けられていればよく、また単に一の丸駒インサート間の位相差を他と異なるようにするだけならば、丸駒インサートは少なくとも2つ取り付けられて、互いの位相差が1波長の1/2以外となるようにずらされていればよい。さらに、本実施形態ではエンドミル本体11に取り付けた6つの丸駒インサートの波刃状切刃3の位相を上述のようにすべてずらしているが、例えばこのように切刃3の位相をずらした複数の丸駒インサートをさらに複数群エンドミル本体11に取り付けて、異なる群の丸駒インサート同士では位相が等しいものが設けられるようにしてもよい。
さらに、本実施形態の丸駒インサートにおいては、円板状をなすインサート本体1のすくい面2外周を、その周方向に沿って該インサート本体1の厚さ方向すなわち中心線X方向に凹凸させることにより、円形をなすこのすくい面2外周の切刃3を波刃状に形成しており、従って上述のように上記切刃3は、逃げ面6に対向する側面視に波状をなして凹凸するとともに、この逃げ面6に逃げ角が付されたポジティブインサートである本実施形態の丸駒インサートでは、すくい面2に対向する平面視にも波状に凹凸してラフィング刃を形成することとなる。
このため、本実施形態ではこの切刃3が平面視に凸となるその上記突端3aが側面視においても上記厚さ方向に凸となって最初に被削材に食い付き、ここから切刃3が徐々に切り込まれて切削が行われるので、ラフィング刃が一気に食い付く特許文献1記載の丸駒チップなどに比べて切削抵抗が小さく、従って切屑分断効果を高めるために切刃3が側面視になす波刃の凹凸を大きくしても、切刃3にチッピングが生じたりするのを防止することができる。また、こうして側面視の波刃状切刃3の凹凸を大きくしても、被削材に転写される上記平面視の切刃3がなす波刃の凹凸は小さく抑えられるので、被削材の加工面に残される段差もより小さく抑えることができ、仕上げ加工における削り代をさらに小さくして一層効率的な切削を促すことが可能となる。
なお、本実施形態ではこのようにポジティブインサートとされた丸駒インサートのすくい面2外周に、逃げ面6側からの側面視に凹凸する切刃3を形成することによって、この切刃3が中心線X方向からの平面視にもすくい面2の内外周に凹凸するようにしているが、例えばすくい面2と逃げ面6とが垂直とされて該逃げ面6に逃げ角の付されないネガティブインサートに同様の側面視に凹凸する波刃状切刃3を形成し、これにアキシャル、ラジアルともに負のすくい角が与えられるように丸駒インサートを取り付けて、該切刃3のエンドミル本体11の軸線O回りの回転軌跡が波刃状をなすようにしてもよい。
本発明のラフィングエンドミルの一実施形態を示す縦断面図である。 図1に示す実施形態を軸線O方向先端側から見た底面図である。 図1に示すラフィングエンドミルのエンドミル本体11のインサート取付座13周辺を示す図である。 (a)は、図1に示す実施形態により被削材に粗加工を行う場合に、エンドミル本体11に1刃当たり0.2mmの送りを与えたときの切刃3A〜3Fの回転軌跡を示し、(b)は、切刃3A〜3Fを+5°ずつの位相差で中心線X回りにずらして丸駒インサートを取り付けたラフィングエンドミルにより、(a)と同様の条件で粗加工を行う場合の切刃3A〜3Fの回転軌跡を示す図である。 図1に示す実施形態による粗加工において、丸駒インサートが切刃3A〜3Fの順で被削材に食い付いた際の、該切刃3A〜3Fそれぞれによる切削前の被削材の送り方向に直交する断面Lと、該断面Lにおける切削時の切刃3A〜3Fの回転軌跡とを重ね合わせて示した図である。 本発明の丸駒インサートの一実施形態を示す中心線X方向視の平面図である。 図6に示す実施形態を逃げ面6側から見た側面図である。 図6に示す実施形態を着座面4側から見た底面図である。 図6におけるZZ断面図である。
符号の説明
1 インサート本体
2 すくい面
3 切刃
3a 波刃状をなす切刃3の凸部の突端
6 逃げ面
11 エンドミル本体
13 インサート取付座
14 クランプネジ
X インサート本体1の中心線
O エンドミル本体11の回転軸線
T エンドミル本体11の回転方向

Claims (4)

  1. 軸線回りに回転されるエンドミル本体の先端部外周に、略円板状のインサート本体を有してその円形をなすすくい面の外周に波刃状の切刃が形成された複数の丸駒インサートが、上記エンドミル本体の周方向に隣接するもの同士で、上記軸線回りの回転軌跡において上記切刃がなす波刃の位相を互いにずらせて着脱可能に取り付けられてなる丸駒インサート着脱式ラフィングエンドミルであって、少なくとも一部の上記エンドミル本体の周方向に隣接する上記丸駒インサート間では、上記波刃の位相差が、他の周方向に隣接する上記丸駒インサート間の上記波刃の位相差と異なることを特徴とする丸駒インサート着脱式ラフィングエンドミル。
  2. 上記少なくとも一部の丸駒インサート間における上記波刃の位相差が、該波刃の1波長を上記丸駒インサートの数で割った位相差よりも大きくされていることを特徴とする請求項1に記載の丸駒インサート着脱式ラフィングエンドミル。
  3. 上記複数の丸駒インサートの上記波刃の位相が、上記軸線回りの回転軌跡では該波刃の1波長を上記丸駒インサートの数で割った位相差でずらされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の丸駒インサート着脱式ラフィングエンドミル。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の丸駒インサート着脱式ラフィングエンドミルに取り付けられる丸駒インサートであって、上記すくい面の外周がその周方向に沿って上記インサート本体の厚さ方向に凹凸することにより上記切刃が波刃状に形成されることを特徴とする丸駒インサート。
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