JP2006172361A - 電子機器取り付け具 - Google Patents

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Abstract

【課題】板状の部分64に、専用の構造を設けることなく電子機器を容易に装脱でき、占有スペースが最小限で済む電子機器用取り付け具を提供する。
【解決手段】取り付け付け具80は、赤外線受信装置50に取着された係止部81を有し、係止部81は、互いに開閉するように揺動可能に結合された第1アーム82および第2アーム84と、それら第1アーム82および第2アーム84を互いに閉じる方向に付勢する付勢手段90とを備えている。取り付け具80は、第1アーム82と第2アーム84とが開いた状態から閉じることで板状の部分64を挟持し、取り付け具80の板状の部分64への係止状態が形成されるように構成されている。
【選択図】図9

Description

本発明は電子機器を板状の部分に取り付ける電子機器取り付け具に関する。
ビデオカメラなどの電子機器をパーソナルコンピュータのディスプレイ装置に取り付ける取り付け具が提案されている。
このような取り付け具として、ディスプレイ装置の外面に嵌合する枠部と、この枠部に連結されカメラが取着されるクランプ部とを備えたものが提案されている(特許文献1)。
また、ディスプレイ装置の上面に載置されこの上面に対して係脱可能に設けられた係止部材と、ディスプレイ装置の表示面に沿ってこの係止部材から下方に垂下されカメラが取着される支持部材とを備えたものが提案されている(特許文献2)。
(特許文献1、2)。
特開平10−123615号公報 特開2004-187325号公報
前者の取り付け具は、ディスプレイ装置に枠部を嵌合させる溝を形成する必要があるため、取り付け可能なディスプレイ装置が限られ汎用性に欠ける面がある。また、その枠部をディスプレイ装置の溝に嵌合するため装脱が容易ではなく、また、枠部がディスプレイ装置の輪郭とほぼ同じ大きさを有することから占有スペースが大きいという問題がある。
また、後者の取り付け具は、ディスプレイ装置の上面に係止部材を載置するために必要な面積を有する平面を確保しなくてはならないため、ディスプレイ装置が薄板状を呈しておりディスプレイ装置の上面に十分な面積の平面を確保できない場合には用いることが困難であり、係止部材の占有スペースも大きいという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、薄板状のディスプレイ装置などの板状の部分に、専用の構造を設けることなく電子機器を容易に装脱でき、占有スペースが最小限で済む電子機器用取り付け具を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明は、板状の部分に、電子機器を係脱可能に取着する電子機器用取り付け具であって、前記取り付け具は、前記電子機器に取着される係止部を有し、前記係止部は、互いに開閉するように揺動可能に結合された第1アームおよび第2アームと、それら第1アームおよび第2アームを互いに閉じる方向に付勢する付勢手段とを備え、前記第1アームと第2アームとが開いた状態から閉じることで前記板状の部分を挟持し、前記電子機器の前記板状の部分への係止状態が形成されるように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、電子機器を取り付けようとする板状の部分に専用の構造を設けることなく、電子機器を極めて容易に板状の部分に装脱することができ、また、第1、第2アームは板状の部分を挟持できる大きさを有していればよいことから占有スペースも最小限で済む。
本発明の電子機器用取り付け具は、互いに開閉するように揺動可能に結合された第1アームおよび第2アームと、それら第1アームおよび第2アームを互いに閉じる方向に付勢する付勢手段とを備えることによって上記目的を実現した。
次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は赤外線送信装置および赤外線受信装置を含む赤外線リモコン装置の一例を示すブロック図である。
図2(A)は赤外線受信装置の平面図、(B)は(A)のB矢視図、(C)は(A)のC矢視図である。
図3(D)は図2(A)のD矢視図、(E)は図2(B)のEE線断面図、(F)は図2(A)のFF線断面図である。
図4は赤外線受信装置の斜視図である。
図5は赤外線受信装置から第1、第2アームを取り外した状態を示す斜視図である。
図6、図7は赤外線受信装置の分解斜視図である。
図8は赤外線受信装置がパーソナルコンピュータに取り付けられた状態を示す説明図、図9は図8の要部説明図である。
図1に示すように、赤外線リモコン装置8は赤外線送信装置10と赤外線受信装置50を含んで構成されている。本実施例では、赤外線受信装置50によって電子機器が構成され、電子機器に本発明の電子機器取り付け具が適用されている。
赤外線受信装置50は、USB(Universal Serial Bus)などのインターフェースを介してパーソナルコンピュータ60に接続されパーソナルコンピュータ60と通信可能に構成されている。
パーソナルコンピュータ60は、ノート型パーソナルコンピュータでありディスプレイ装置62(図5)を有し、パーソナルコンピュータ60にインストールされているアプリケーションプログラムに基づいて動作することによって、文字や静止画あるいは動画を含む画像をディスプレイ装置62に表示させるように構成されている。
また、パーソナルコンピュータ60は、ディスプレイ装置62に表示される画像に対応する映像信号(ビデオ信号)をプロジェクタ70に供給している。
プロジェクタ70は、パーソナルコンピュータ60から供給される映像信号に基づいて画像を形成する液晶表示素子と、その液晶表示素子に光を出射させ透過させることで前記画像を形成する光線を出射させる光源と、前記液晶表示素子から出射された光線を不図示のスクリーンに結像させる光学系などを有している。
赤外線送信装置10は、パーソナルコンピュータ60に与える操作指令が割り当てられた複数の操作キー11と、操作キー11の操作によって出力される操作信号に応じて2進で表現される(「0」と「1」の組み合わせで表現される)データコードを生成するエンコード回路12と、データコードに応じてキャリア信号を変調する変調回路13と、変調回路13から入力される変調信号を増幅して駆動信号として出力する増幅回路14と、増幅回路14から供給される駆動信号に基づいて赤外線信号S(光線)を出力する発光素子15とを備えている。
赤外線受信装置50は全方向受光装置20と信号処理部54とを備えている。
全方向受光装置20は発光素子15から送信された赤外線信号S(光線)を受光して受光信号を出力するように構成されている。
信号処理部54は、増幅回路51と、デコード回路52と、インターフェース回路53とを備えている。
増幅回路51は、全方向受光装置20から出力される受光信号を増幅するように構成されている。
デコード回路52は、増幅回路51から出力される増幅された受光信号を復調して前記データコードに変換するように構成されている。
インターフェース回路53は、デコード回路52から供給される前記データコードに割り当てられた制御情報をUSBのインターフェースに変換してパーソナルコンピュータ60に供給するように構成されている。
図2、図3に示すように、赤外線受信装置50はケース5002を備え、ケース5002は、上下方向の高さと、高さよりも小さい寸法の左右方向の幅と、幅よりも小さい寸法の前後方向の厚さとを有している。
図6に示すように、ケース5002は、前面ケース5002Aと背面ケース5002Bと上部ケース5002Cとが結合されることで形成されている。
上部ケース5002Cの上端には上端壁5004が形成され、前面ケース5002Aと背面ケース5002Bの下端には下端壁5006が形成され、また、前面ケース5002Aと背面ケース5002Bの側面には上端壁5004と下端壁5006の周囲を接続する側壁5008が形成されている。
ケース5002の上部には全方向受光装置20が設けられ、全方向受光装置20は、プリズム22と、受光素子24とを備えている。
プリズム22は、円柱状の柱体2202と、柱体2202の上端に先端に至るにつれて断面積が小さくなる円錐部2204とを有し、本実施例ではプリズム22は透光性を有する合成樹脂で形成され、合成樹脂として例えばアクリルが用いられている。
なお、プリズム22を構成する材料は透光性を有する材料であればよく、例えば、ガラスで構成されていてもよいことは無論である。
プリズム22は、円錐部2204が上方に位置し円錐部2204の軸線が上下方向を向いた状態で、円錐部2204の全部と柱体2202の一部が露出するように柱体2202の下部がケース5002の上端壁5004の開口5005に挿入された状態で配置されている。
円錐部2204の周面をなす円錐面2206は、外部から該円錐面2206に入射した光線を柱体2202の内部(柱体2202の内部から下端に向けて)に反射させる反射面を構成している。
本実施例では柱体2202は9mmの直径で形成され、円錐部2204の頂角は70度で形成され、円錐部2204の先端形状は例えばR=1mm程度の球面形状としている。この球面形状の半径が大き過ぎると円錐面2206の面積を確保する上で不利となり、この球面形状の半径が小さ過ぎると加工が難しくなるため、R=1mm程度が好ましく、このように円錐部2204の先端を球面形状とすることで頂部の欠損などによる円錐部2202の損傷を阻止する上で有利となる。
本実施例では、柱体2202の下端(円錐部2204と反対側の端部)には、円錐部2204の軸線と直交する方向に延在する柱体2202の輪郭よりも大きな矩形状の板部2210が形成されている。
受光素子24は、柱体2202の下端に、すなわち、受光素子24の中心軸が円錐部2204の軸線と合致するようにケース5002の上部に配設され、円錐面2206に入射され、柱体2202を介して導かれた光を受光して受光信号を生成し前記増幅回路51に供給するように構成されている。
柱体2202の下端の板部2210と受光素子24との間には、柱体2202の板部2210から出射される光を受光素子24に集光するための集光レンズ26が設けられている。本実施例では、集光レンズ26は、受光素子24に一体に組み込まれている。
ケース5002内部で受光素子24の下方には、長方形状のプリント基板5020がその長辺方向を上下方向に合致させるとともに短辺方向を左右方向に合致させた状態で配設されている。
プリント基板5020には、前述した増幅回路51、デコード回路52、インターフェース回路53を構成するIC、コンデンサ、水晶発振器などの電子部品5022が実装され、また、プリント基板5020の上端屈曲部には受光素子24が取着されている。
プリント基板5010の下部には接続ケーブル5014の一端が接続され、接続ケーブル5014は下端壁5006の開口を通して外方に導出される。接続ケーブ5014の他端には、図8に示すように、パーソナルコンピュータ60のUSB接続コネクタ6002に接続されるUSB接続プラグ5016が設けられている。
図4、図8、図9に示すように、ケース5002の側壁5008には、赤外線受信装置50をパーソナルコンピュータ60のディプレイ62部分などの板状の部分64(薄肉のケースの部分)に係脱可能に取着するための後述する電子機器用取り付け具80(以下取り付け具という)が設けられている。
赤外線受信装置50は次のように使用される。
図8、図9に示すように、赤外線受信装置50を取り付け具80を介してパーソナルコンピュータ60のディスプレイ装置62に取着する。この際、プリズム22は円錐部2204がディスプレイ装置62の上方に位置した状態で円錐部2204の軸線が上下に延在した状態となっている。
図1に示すように、赤外線送信装置10の操作キー11を操作すると、操作された操作キー11に対応した赤外線信号Sの光線が発光素子15から出射される。
出射された赤外線信号Sの光線のうち、全方向受光装置20のプリズム22の円錐面2206に入射した赤外線信号Sの光線は、図7あるいは図8のような経路を経て柱体24の他端から出射され、集光レンズ26によって集光されて受光素子24に入射される。
受光素子24は受光した赤外線信号Sの光線に対応する受光信号を生成し増幅回路51に供給する。増幅回路51によって増幅された受光信号がデコード回路52でデコードされることによりデータコードがインターフェース回路53を介してパーソナルコンピュータ60に供給される。
パーソナルコンピュータ60は供給されたデータコードを制御情報として入力し、入力された制御情報に対応付けられた制御動作を行う。
例えば、パーソナルコンピュータ60が様々な画像や文字をスライド形式で表示するアプリケーションソフトを動作させている場合、前記制御動作としては、プロジェクタ70によって表示させる画面の切り換え(ページ送り)、画面を暗くする(ブラックアウト)などがある。
このような構成によれば、プリズム22の円錐部2204の円錐面2206が外部から該円錐面2206に入射した光線を柱体2202の内部に反射させる反射面を構成することで、光線が柱体2202の下端に設けられた受光素子24に効率よく導かれるため、全方向受光装置50に対して赤外線信号Sを出射する赤外線送信装置10の通信可能範囲を確保する上で有利となる。
次に、本発明の要部である取り付け具80について説明する。
図4に示すように、取り付け付け具80は、赤外線受信装置50に取着された係止部81を有し、係止部81は、互いに開閉するように揺動可能に結合された第1アーム82および第2アーム84と、それら第1アーム82および第2アーム84を互いに閉じる方向に付勢する付勢手段90(図7)とを備えている。
取り付け具80は、第1アーム82と第2アーム84とが開いた状態から閉じることで板状の部分64を挟持し、赤外線受信装置50の板状の部分64への係止状態が形成されるように構成されている。
図4〜図8に示すように、係止部81は取着部88を介して赤外線受信装置50のケース5002の側壁5008に取着されている。
取着部88は、後述するようにボス部5030に設けられた第1軸受け面5030Aおよび第2軸受け面5030B、キャップ92に設けられた第1軸受け面9201Aおよび第2軸受け面9201B、第1アーム82に設けられた支軸8201A、第2アーム84に設けられた支軸8401Aおよび軸受け面8401Bで構成されている。
図5に示すように、第1軸受け面5030Aおよび第2軸受け面5030Bは同一軸心を中心として背面ケース5002Bの裏面のボス部5030の左右方向両側にそれぞれ2つずつ設けられている。
図7に示すように、第1軸受け面9201Aおよび第2軸受け面9201Bは同一軸心を中心としてキャップ92の左右方向両側にそれぞれ2つずつ設けられている。
図7に示すように、支軸8201Aは第1アーム82の基部の左右に間隔をおいた2つの支持壁8201Bに、互いに同一軸線上に位置するようにそれぞれ設けられている。
支軸8401Aおよび軸受け面8401Bは、第2アーム84の基部の左右に間隔をおいた2つの支持壁8401Cに同一軸心を中心としてそれぞれ形成されている。支軸8401Aは半円筒壁で形成され、軸受け面8401Bは半円筒面で形成されている。
取着部88の組み立ては次のようになされている。
第1アーム82の各支軸8201Aにねじりスプリングからなる付勢手段90が巻装された状態で第1アーム82の各支軸8201Aがボス部5030の第1軸受け面5030Aにそれぞれ載置される。
次いで、両側の支持壁8210Bの内側に各支持壁8401Cが配置され、第2アーム84の第1軸受け面8401Bが第1アーム82の各支軸8201Aの上に載置される。
次に、両側の支持壁8401Cの内側にキャップ92が配置され、キャップ92の第1軸受け面9201Aが第1アーム82の各支軸8201Aの上に載置されるとともに、キャップ92の第2軸受け面9201Bが第2アーム84の支軸8401Aの上に載置される。
この状態で、図7に示すようにねじ9202が背面ケース5002Bの内側から背面ケース5002Bのボス部5030のねじ挿通孔5032を介してキャップ92のねじ孔9204に螺合する。これにより、第1、第2アーム82、84がボス部5030に支軸8201Aの軸心を中心として揺動可能に取着される。
また、付勢手段90は、例えば、その両端が支持壁8201Bに係止され、中間部が第2アーム84に係止されて第1、第2アーム82、84の間に掛装され、第1、第2アーム82、84を互いに閉じる方向に付勢するように配置される。
なお、支軸8201Aは、ボス部5030の第1軸受け面5030Aとキャップ92の第1軸受け面9201Aとで挟持され、摩擦力をもって回転可能に支持されている。
図4に示すように、第1アーム82は、揺動可能に結合された部分、すなわち取着部88から延在する第1延在部8202と、第1延在部8202の先端に屈曲形成された第1先部8204とで構成されている。
第2アーム84は、揺動可能に結合された部分、すなわち取着部88から第1延在部8202よりも短い長さで延在する第2延在部8402と、第2延在部8402の先端に第1先部8204に臨むように屈曲形成された第2先部8404とで構成されている。
図2(B)、(C)に示すように、第1アーム82と第2アーム84は、それら第1、第2延在部8202、8402が互いに平行して延在した状態において、それら延在部8202、8402はその延在方向と直交する方向に間隔をおいて配置され、第1先部8204は第2延在部8402方向に延在し、第2先部8404は第1延在部8202方向に延在している。
図4に示すように、第1先部8204と第2先部8404は、それぞれ第1、第2延在部8202、8402の先端から屈曲して延在する長さと、前記長さと直交する方向の幅を有して形成されている。
図2(B)、(C)、図3(F)、図4に示すように、第1先部8204と第2先部8404の向かい合う箇所にはゴムなどのような摩擦係数の大きな挟持用部材8602、8604が取着されている。
第2先部8404に取着された挟持用部材8604は、第1先部8204側に凸状の湾曲面で形成され、第1、第2アーム82、84が開閉した際に挟持用部材8602、8604の距離が無段階的に(連続的に)変わるように構成されている。
図8、図9に示すように、前記係止状態において、第1延在部8202はディスプレイ装置62の板状の部分64が上方を臨む縁64Aの上に配置されると共に第1先部8204は縁64Aの近傍の板状の部分64の前面に当て付けられ、かつ、第2延在部8402は第1延在部8202の下方に配置されて第2先部8404は、板状の部分64の背面から第1先部8204が当て付けられる箇所に当て付けられる。
赤外線受信装置50の板状の部分64への係止状態は、第1アーム82と第2アーム84とが開いた状態から閉じることで第1先部8204と第2先部8404の互いに向かい合う箇所で板状の部分64を挟持して形成される。
また、前記係止状態において、付勢手段90による付勢力に加え取り付け具80および赤外線受信装置50の重量により第1アーム82と第2アーム84とが閉じる方向に付勢されるように構成されている。
また、支軸8201は、前記係止状態においてほぼ水平に延在し、支軸8201Aは摩擦力をもって回転可能に支持されているので、支軸8201Aを支点とした赤外線受信装置50の揺動角度は調整可能となる。
本実施例によれば、赤外線受信装置50をパーソナルコンピュータ60のディスプレイ装置62部分などの板状の部分64に取着する際には、第1アーム82と第2アーム84とが開いた状態から閉じることで板状の部分64を挟持させるという簡単な操作で、赤外線受信装置50の板状の部分64への係止状態を形成できる。
また、赤外線受信装置50を板状の部分64から取り外す際には、第1アーム82と第2アーム84とを閉じた状態から開くことで板状の部分64の挟持を解除するという簡単な操作で、赤外線受信装置50の板状の部分64への係止状態を解除することができる。
したがって、ディスプレイ装置62に専用の構造を設けることなく、赤外線受信装置50を極めて容易にディスプレイ装置62の板状の部分64に装脱することができ、また、第1、第2アーム82、84は板状の部分64を挟持できる大きさを有していればよいことから占有スペースも最小限で済む。
また、本実施例では、第1アーム82の第1先部8204と第2アーム84の第2先部8404の向かい合う箇所にゴムなどのような摩擦係数の大きな挟持用部材8602、8604が取着されているので、赤外線受信装置50の板状の部分64への係止状態を確実に保持する上で有利となる。
また、本実施例では、支軸8201を支点とした電子機器の揺動角度が調整されるように構成されているので、電子機器の姿勢を自由に調整でき電子機器の使い勝手を向上させる上で有利となる。
本実施例のように、電子機器が赤外線送信装置10で構成されている場合には、赤外線送信装置10から出射される赤外線信号Sの光線が赤外線受信装置50のプリズム22の円錐面2204からプリズム22の内部に入射しやすいように赤外線受信装置50の姿勢を調整でき、赤外線送信装置10の送信可能な範囲を確保する上で有利となる。
なお、実施例では、電子機器が赤外線受信装置50である場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、小型の撮像装置(CCDカメラ)やマイクロフォンなどであってもよい。
また、実施例では、電子機器のケースに係止部が設けられている場合について説明したが、電子機器のケースを第1アーム82または第2アーム84として兼用するように構成してもよく、あるいは、電子機器のケースと係止部とを着脱可能に構成するなど任意である。
また、実施例では、取り付け具80が取着される板状の部分64がパーソナルコンピュータ60のディスプレイ装置62の部分である場合について説明したが、板状の部分64は、例えば、電子機器と組み合わせて使用される様々な装置や部材における板状の部分64など任意であることはもちろんである。
赤外線送信装置および赤外線受信装置を含む赤外線リモコン装置の一例を示すブロック図である。 (A)は赤外線受信装置の平面図、(B)は(A)のB矢視図、(C)は(A)のC矢視図である。 (D)は図2(A)のD矢視図、(E)は図2(B)のEE線断面図、(F)は図2(A)のFF線断面図である。 赤外線受信装置の斜視図である。 赤外線受信装置から第1、第2アームを取り外した状態を示す斜視図である。 赤外線受信装置の分解斜視図である。 赤外線受信装置の分解斜視図である。 赤外線受信装置がパーソナルコンピュータに取り付けられた状態を示す説明図である。 図8の要部説明図である。
符号の説明
50……赤外線受信装置、62……ディスプレイ装置、80……取り付け具、81……係止部、82……第1アーム、84……第2アーム。

Claims (13)

  1. 板状の部分に、電子機器を係脱可能に取着する電子機器用取り付け具であって、
    前記取り付け具は、前記電子機器に取着される係止部を有し、
    前記係止部は、互いに開閉するように揺動可能に結合された第1アームおよび第2アームと、それら第1アームおよび第2アームを互いに閉じる方向に付勢する付勢手段とを備え、
    前記第1アームと第2アームとが開いた状態から閉じることで前記板状の部分を挟持し、前記電子機器の前記板状の部分への係止状態が形成されるように構成されている、
    ことを特徴とする電子機器用取り付け具。
  2. 前記第1アームは、前記揺動可能に結合された部分から延在する第1延在部と、前記第1延在部の先端に屈曲形成された第1先部とで構成され、前記第2アームは、前記揺動可能に結合された部分から前記第1延在部よりも短い長さ延在する第2延在部と、前記第2延在部の先端に前記第1先部に臨むように屈曲形成された第2先部とで構成され、前記係止状態は、前記第1アームと第2アームとが開いた状態から閉じることで前記第1先部と前記第2先部の互いに向かい合う箇所で前記板状の部分を挟持して形成されることを特徴とする請求項1記載の電子機器用取り付け具。
  3. 前記第1先部と第2先部の向かい合う箇所には、摩擦係数の大きな挟持用部材が取着されていることを特徴とする請求項2記載の電子機器取り付け具。
  4. 前記第1先部と第2先部は、それぞれ前記第1、第2延在部の先端から屈曲して延在する長さと、前記長さと直交する方向の幅を有して形成されていることを特徴とする請求項2記載の電子機器取り付け具。
  5. 前記第1先部と第2先部は、それぞれ前記第1、第2延在部の先端から屈曲して延在する長さと、前記長さと直交する方向の幅を有して形成され、前記第1先部と第2先部の向かい合う箇所には、摩擦係数の大きな挟持用部材が取着され、前記第2先部に取着された前記挟持用部材は、前記第1先部側に凸状の湾曲面で形成されていることを特徴とする請求項2記載の電子機器取り付け具。
  6. 前記第1アームと第2アームは、それら第1、第2延在部が互いに平行して延在した状態において、それら延在部はその延在方向と直交する方向に間隔をおいて配置されていることを特徴とする請求項2記載の電子機器取り付け具。
  7. 前記第1アームと第2アームは、それらの第1、第2延在部が互いに平行して延在した状態において、前記第1先部は第2延在部方向に延在し、前記第2先部は第1延在部方向に延在していることを特徴とする請求項2記載の電子機器取り付け具。
  8. 前記係止状態において、前記付勢手段による付勢力に加え前記取り付け具および前記電子機器の重量により前記第1アームと第2アームとが閉じる方向に付勢されることを特徴とする請求項1記載の電子機器取り付け具。
  9. 前記板状の部分は、ディスプレイ装置の薄肉のケースであることを特徴とする請求項1記載の電子機器取り付け具。
  10. 前記係止部は取着部を介して前記電子機器に取着され、前記第1アームは支軸を有し、前記第2アームは前記支軸に揺動可能に支持され、前記支軸は、前記取着部に摩擦力を持って回転可能に支持され、前記係止状態において、前記支軸を支点とした前記電子機器の揺動角度が調整されることを特徴とする請求項1記載の電子機器取り付け具。
  11. 前記支軸は、前記係止状態においてほぼ水平に延在することを特徴とする請求項10記載の電子機器取り付け具。
  12. 前記係止状態において、前記第1延在部は前記板状の部分が上方を臨む縁の上に配置されると共に前記第1先部は前記縁の近傍の前記板状の部分の前面または背面の一方の面に当て付けられ、かつ、前記第2延在部は前記第1延在部の下方に配置されて前記第2先部は、前記前面または背面の他方の面から前記第1先部が当て付けられる箇所に当て付けられることを特徴とする請求項2記載の電子機器取り付け具。
  13. 前記電子機器は赤外線受信装置であることを特徴とする請求項1記載の電子機器取り付け具。
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