JP2006171939A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像同士の繋ぎ目に二重像が発生せず、かつ高解像度のパノラマ映像を容易に得ることを目的とする。
【解決手段】 複数の撮像部によって撮像される複数の画像を取得する第一の画像取得手段と、前記複数の撮像部それぞれの撮像視界と重なりを有する撮像視界を持つ第二の撮像部によって撮像される第二の画像を取得する第二の画像取得手段と、前記第二の画像の解像度を調整する調整手段と、前記複数の画像、および前記調整手段によって解像度を調整された第二の画像の対応を探索する対応探索手段と、前記対応探索手段の探索結果をもとに、前記複数の画像および前記調整手段によって解像度を調整された第二の画像から、第三の画像を生成する生成手段とを備える。
【選択図】 図6
【解決手段】 複数の撮像部によって撮像される複数の画像を取得する第一の画像取得手段と、前記複数の撮像部それぞれの撮像視界と重なりを有する撮像視界を持つ第二の撮像部によって撮像される第二の画像を取得する第二の画像取得手段と、前記第二の画像の解像度を調整する調整手段と、前記複数の画像、および前記調整手段によって解像度を調整された第二の画像の対応を探索する対応探索手段と、前記対応探索手段の探索結果をもとに、前記複数の画像および前記調整手段によって解像度を調整された第二の画像から、第三の画像を生成する生成手段とを備える。
【選択図】 図6
Description
本発明は、複数の画像に対して画像処理を施すものである。
移動体に搭載された撮像装置によって現実空間を撮像し、撮像された実写画像データをもとに、撮像した現実空間を計算機を用いて仮想空間として表現する試みが提案されている(非特許文献1、非特許文献2)。
移動体に搭載された撮像装置によって撮像された実写画像データをもとに、撮像した現実空間を仮想空間として表現する手法としては、実写画像データをもとに現実空間の幾何形状モデルを再現し、従来のCG技術で表現する手法が挙げられるが、モデルの正確性や精密度、写実性などの点で限界がある。一方、モデルを用いた再現を行わずに、実写画像を用いて仮想空間を表現するImage-Based Rendering(IBR)技術が近年注目を集めている。IBR技術は、複数の実写画像をもとに、任意の視点から見た画像を生成する技術である。IBR技術は実写画像に基づいているために、写実的な仮想空間の表現が可能である。
このようなIBR技術を用いてウォークスルー可能な仮想空間を構築するためには、使用者の仮想空間内の位置に応じた画像の生成・呈示を行う必要がある。そのため、この種のシステムにおいては、実写画像データの各フレームと仮想空間内の位置とを対応付けて保存しておき、使用者の仮想空間における位置と視線方向に基づいて対応するフレームを取得し、これを再生する。
現実空間内の位置データを得る手法としては、カー・ナビゲーション・システムなどにも用いられているGPS(Global Positioning System)に代表される人工衛星を用いた測位システムを利用するのが一般的である。GPSなどから得られる位置データと、実写画像データを対応付ける手法としては、タイムコードを用いて対応付ける手法が提案されている(特開平11-168754)。この手法では、位置データに含まれる時刻データと、実写画像データの各フレームに付加したタイムコードとを対応付けることで、実写画像データの各フレームと位置データとの対応付けを行う。
このような仮想空間内のウォークスルーにおいては、使用者が各視点位置で所望の方向を見ることができるようにする。このため、各視点位置の画像を、再生時の画角よりも広い範囲をカバーするパノラマ実写画像で保存しておき、使用者の仮想空間における視点位置と視線方向とに基づいてパノラマ実写画像から再生すべき部分画像を切り出し、これを表示することが考えられる。
従来パノラマ実写画像を得る一つの方法として、たとえば複数のカメラを用いる方法があった。一般にはまず所望の視界(たとえば全周方向の視界等)を複数のカメラの視界で網羅できるように夫々のカメラを放射状に配置する。この放射状型パノラマ撮像装置の例を図1に示す。そして夫々のカメラ(101〜108)で得られる画像をコンピュータなどの記憶装置に一時的に記憶しておく。そして夫々のカメラで撮像した画像を繋ぎ合わせることで、合成されたパノラマ実写画像を得ることができる。
また、パノラマ実写画像を得る他の方法として、一台のカメラと双曲面ミラーを組み合わせて用いる方法があった。この双曲面ミラー型パノラマ撮像装置の例を図2に示す。図2に示すように、双曲面ミラー型パノラマ撮像装置は、双曲面ミラー202とカメラ部201から構成され、カメラ部201は、双曲面ミラーに反射した周囲の情景を撮像する。
遠藤、片山、田村、廣瀬、渡辺、谷川:"移動車輌搭載カメラを用いた都市空間の電脳映像化について"(信学ソサイエティ、PA-3-4、pp.276-277、1997年) 廣瀬、渡辺、谷川、遠藤、片山、田村:"移動車輌搭載カメラを用いた電脳映像都市空間の構築(2)−実写画像を用いた広域仮想空間の生成−"(日本バーチャルリアリティ学会第2回大会論文集、pp.67-70、1997年)
遠藤、片山、田村、廣瀬、渡辺、谷川:"移動車輌搭載カメラを用いた都市空間の電脳映像化について"(信学ソサイエティ、PA-3-4、pp.276-277、1997年) 廣瀬、渡辺、谷川、遠藤、片山、田村:"移動車輌搭載カメラを用いた電脳映像都市空間の構築(2)−実写画像を用いた広域仮想空間の生成−"(日本バーチャルリアリティ学会第2回大会論文集、pp.67-70、1997年)
しかしながら、上記に示す放射状型パノラマ撮像装置(図1)では、それぞれのカメラ(101〜108)のレンズ中心、すなわち光学的中心(以下「光心」という)の位置がカメラの内側にあるため、それぞれのカメラの光心位置を一致させることができない。それぞれのカメラ(101〜108)の光心位置がずれているため、各カメラから得られる画像は異なる視点からの画像になる。よって、画像を繋ぎ合せてパノラマ画像を合成しようとすると、画像同士の重なり部分が同じ映像にならず、二重増ができてしまう。図3には、画像301と画像302を繋ぎ合わせる際に、合成した画像303の重なり部分304において二重像が現れている様子が示されている。
一方、図2の双曲面ミラー型パノラマ撮像装置では、使用するカメラ201が1台のみであるため、繋ぎ合わせによる二重像は発生しない。ただし、放射状型パノラマ撮像装置に比べると全体の解像度は低くなり、用途によっては解像度が足りないという問題が起きる。
本発明は以上を鑑みてなされたものであり、画像同士の繋ぎ目に二重像が発生せず、かつ高解像度のパノラマ映像を容易に得ることを目的とする。
本発明の目的を達成するために、本願請求項1記載の発明は、複数の撮像部によって撮像される複数の画像を取得する第一の画像取得手段と、前記複数の撮像部それぞれの撮像視界と重なりを有する撮像視界を持つ第二の撮像部によって撮像される第二の画像を取得する第二の画像取得手段と、前記第二の画像の解像度を調整する調整手段と、前記複数の画像、および前記調整手段によって解像度を調整された第二の画像の対応を探索する対応探索手段と、前記対応探索手段の探索結果をもとに、前記複数の画像および前記調整手段によって解像度を調整された第二の画像から、第三の画像を生成する生成手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像同士の繋ぎ目に二重像が発生せず、かつ高解像度のパノラマ映像を容易に得ることができる。
以下、添付図面に従って、本発明の好適な実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態では、周囲のパノラマ画像を撮像する一台の広画角カメラと、周囲の部分画像を撮像する複数の参照用カメラを用いて、二重像が発生せず、かつ高解像度のパノラマ映像を得る。この方法を説明するために、周囲のパノラマ画像を撮像する一台の広画角カメラ(403)と、周囲の部分画像を撮像する複数の参照用カメラ(401、402)を用いた例を図4に示す。
本実施形態では、周囲のパノラマ画像を撮像する一台の広画角カメラと、周囲の部分画像を撮像する複数の参照用カメラを用いて、二重像が発生せず、かつ高解像度のパノラマ映像を得る。この方法を説明するために、周囲のパノラマ画像を撮像する一台の広画角カメラ(403)と、周囲の部分画像を撮像する複数の参照用カメラ(401、402)を用いた例を図4に示す。
ここで、参照用カメラ(401、402)は、図1に示す放射状型パノラマ撮像装置と同じく、すべてのカメラは同じ面かつ放射状に配置していて、各カメラの光心位置は一致していないものとする。
また、説明のためのカメラの例としてビデオカメラをあげるが、これに限らず、スチールカメラのようなものでも良い。
図4は上述の各カメラを上方から見た配置図である。401及び402は周囲の部分画像を撮像する複数の参照用カメラであり、それぞれ視界411及び412を有する。また、カメラ401及び402の視野角及び解像度は等しいものとする。403は周囲のパノラマ画像を撮像する一台の広画角カメラであり、視界413を有する。ここで、視界413は、視界411及び視界412のそれぞれと重なり部分を有する。さらに、カメラ403のレンズ中心は、カメラ401とカメラ402の光軸が交差する位置にある。また、カメラ403が撮像する画像の解像度(サイズ)は、カメラ401及びカメラ402が撮像する画像の解像度(サイズ)と比較して低いものとする。このように各カメラを配置して、カメラ401及びカメラ402の撮像する複数の画像をもとにカメラ403の位置から見た画像を得たい。
図5に、図4の各カメラから得られた画像を示す。画像501、502、503はそれぞれカメラ401、402、403から得られたと想定する。上記の説明のように、画像503の解像度(サイズ)は、画像501、502の解像度より低い(小さい)。
上述の各カメラの配置に基づいて、カメラ401及びカメラ402の撮像する複数の画像をもとにカメラ403の位置から見た画像を得る処理を、図6に示すフローチャートを用いて説明する。
まずステップS601では、図4に示すカメラ401、402、403それぞれによって、図5に示す画像501、502、503を取得する。画像を取得する際に、必要に応じてレンズ歪み補正などの処理の実施も行う。
ステップS602では、画像の解像度(サイズ)の調整(拡大、縮小)を行う。ここでは、ステップS601で撮影した画像501、502の像の密度と、画像503の像の密度が同じになるように画像の解像度を調整する。すなわち、画像501及び502に写っている対象物のサイズと、対応する画像503に写っている対象物のサイズが同じになるように画像の解像度を調整する。調整パラメータ(拡大、縮小の度合い)は、図4の各カメラの配置が固定であれば、あらかじめ定めたパラメータで固定となるため、本フローチャートの処理を始める前に手作業によって設定を行っておくことが望ましい。図5において調整を行うには、画像503の解像度を高くして画像501及び502の解像度と合わせるか、画像501及び502の解像度を低くして画像503の解像度と合わせるなど、いくつかパターンが考えられるが、本発明の本実施形態においては、前者のやり方(画像503の解像度を高くして画像501及び502の解像度と合わせる)を選択する。この場合、画像503は拡大されることになるため、拡大に伴い隙間が生じる画素に対しては、近傍の画素値をそのまま入力したり、補間処理などを施すことができる。また必要に応じて各種フィルタリング処理も行う。こうすることで、画像503から図7に示す画像703が生成される。なお、生成された画像703は、画像503を拡大したものであるため、画像501及び502と比較して見た目が粗い画像になっている。
ステップS603では、画像703中の各部分領域に対応する画像501、502の領域(対応領域)を探索する。(画像703中の部分領域とは、画像703をあらかじめ定めたサイズで分割した複数の領域である。)ここで、本実施形態における部分領域及び対応領域のサイズは、画素単位でも良いし、nxn画素ブロックのような適当なサイズの領域でも良い。対応探索に用いる領域のサイズは、上述の対応領域のサイズより大きくすることも考えられる。図8に示す例では、探索領域は4x4画素のブロックであるが、対応領域は真中の2x2画素のブロック801である。対応領域の探索に用いる方法は、画像の輝度値を特徴量としたテンプレートマッチング法でも良いし、画像中の特徴点を検出してパターンマッチングを行う方法でもよい。さらに、探索を高速化かつもっと正確に行うために、探索領域のサイズを階層的に変えながら実行することも考えられる。このようにして、画像703の各部分領域と、画像501及び502両方の画像の各領域との誤差を計算し、誤差の一番小さい領域を対応領域とする。テンプレートマッチング法を利用して誤差を計算する例として式1を挙げることができるが、それに限定されるものではない。式1では、Nは探索領域のブロックのサイズ()、は探索対象になっている領域の画素、は画像703の部分領域内の画素である。
ステップS604では、ステップS603で得られた対応表をもとに、画像703の各部分領域に、その領域に対応する画像501もしくは502の画素値(RGB)を入れる。こうすることで、画像704のような、解像度の高いパノラマ画像を得ることが可能である。
ステップS605では、ステップS604で得られたパノラマ画像704を保存する。
ステップS602では、画像の解像度調整を行う時に、画像503の解像度を画像501及び502の解像度にあわせた場合の説明を行ったが、逆に、画像501及び502の解像度を画像503の解像度にあわせても良い。この場合は、ステップS603において、画像501、502の縮小画像中の各部分領域に対応する画像503の領域(対応領域)を探索する。ステップS603の処理が終わり、対応表が完成したら、対応表をもとにパノラマ画像704を合成する。ここで、合成に使われる画像は画像501と502の縮小画像ではなく、元の画像501と502である。
ステップS604では、S603で作成された対応表をもとに、画像704の合成を行っていたが、例えば対応表を作成しないで、対応領域が決まった時点で画像704への画素値(RGB)書き込みを行っても良い。
以上の処理により、周囲のパノラマ画像を撮像する一台の広画角カメラ(403)と、周囲の部分画像を撮像する複数の参照用カメラ(401、402)を用いることで、周囲の広画角カメラ画像をもとにした二重像がない画像構成と、高解像度である複数の参照用カメラ画像の利点を合わせることができるため、二重像が発生せず、かつ高解像度のパノラマ映像を容易に得ることができる。
(第2の実施形態)
次に、全周方向のパノラマ画像を撮像する一台の双曲面ミラー型パノラマ撮像装置(以下、カメラ909と呼ぶ)と、周囲の部分画像を撮像する複数の参照用カメラ(901〜908)を用いた場合のカメラ配置例を図9に示す。(図9(a)はカメラ配置を上からみた図であり、図9(b)はカメラ配置を横から見た図である。)図9に示したカメラの配置構成は、基本的には図4に示した配置構成を拡張したものである。図9に示した配置構成では、カメラ909を中心にして、カメラ901〜908を放射状に配置している。また、カメラ909と、カメラ901〜908それぞれの視界は重なり部分を有しているものとする。さらに、カメラ901〜908それぞれの視野角及び解像度は等しいものとする。
次に、全周方向のパノラマ画像を撮像する一台の双曲面ミラー型パノラマ撮像装置(以下、カメラ909と呼ぶ)と、周囲の部分画像を撮像する複数の参照用カメラ(901〜908)を用いた場合のカメラ配置例を図9に示す。(図9(a)はカメラ配置を上からみた図であり、図9(b)はカメラ配置を横から見た図である。)図9に示したカメラの配置構成は、基本的には図4に示した配置構成を拡張したものである。図9に示した配置構成では、カメラ909を中心にして、カメラ901〜908を放射状に配置している。また、カメラ909と、カメラ901〜908それぞれの視界は重なり部分を有しているものとする。さらに、カメラ901〜908それぞれの視野角及び解像度は等しいものとする。
図10の1001は、カメラ909によって得られる広画角画像である。(撮像装置、或いは撮像装置の設置方法によっては、異なる画像が得られることもある。)ここで、画像1001では双曲面ミラーを利用することによる歪みが生じていることが分かる。よって、画像1001に対して幾何学変換を施し、歪み補正を行う必要がある。双曲面ミラー型パノラマ撮像装置を利用した際の画像歪み補正については公知の手法を適用すればよい。歪みを補正したあとの画像を図10の1002に示す。
図11は、カメラ901〜908それぞれによって得られる画像である。カメラ901、902、903、904、905、906、907、908から得られる画像は、それぞれ画像1101、1102、1103、1104、1105、1106、1107、1108であると想定する。
図9のパノラマ撮影装置から、図10の1002に示す広画角画像、および図11に示す複数の高解像度画像が得られる。これらの画像を元に、図15に示すフローチャートの処理を行うことで、二重像が発生せず、かつ高解像度のパノラマ映像を得ることができる。
以下、図15に示すフローチャートの説明を行う。
まずステップS1501では、図9に示すカメラ901、902、903、904、905、906、907、908それぞれによって、図11に示す画像1101、1102、1103、1104、1105、1106、1107、1108を取得する。また、カメラ909によって撮像される画像1001を取得して、幾何学変換式H1003によって歪み補正を施した画像1002を得る。幾何学変換式H1003は、公知の技術によって求めることができ、数式や行列で表現することができる。画像を取得する際に、必要に応じてレンズ歪み補正などの処理の実施も行う。
ステップS1502では、画像の解像度(サイズ)の調整(拡大、縮小)を行う。ここでは、ステップS1501で撮影した画像1101〜1108それぞれの像の密度と、画像1002の像の密度が同じになるように画像の解像度を調整する。すなわち、画像1101〜1108それぞれに写っている対象物のサイズと、対応する画像1002に写っている対象物のサイズが同じになるように画像の解像度を調整する。調整パラメータ(拡大、縮小の度合い)は、図9の各カメラの配置が固定であれば、あらかじめ定めたパラメータで固定となるため、本フローチャートの処理を始める前に手作業によって設定を行っておくことが望ましい。ここで、説明のためにカメラ901〜908それぞれと、カメラ909は同じ種類のカメラであると想定し、得られる画像は全て同じ解像度の画像であるとする。画像1101〜1108それぞれは同じ視野角と解像度を有しているが、画像1002は全周方向の広画角の視界を有するため、画像1002の解像度は、画像1101〜1108それぞれの解像度よりも低くなる。解像度の調整を行うには、画像1002の解像度を高くして画像1101〜1108それぞれの解像度と合わせるか、画像1101〜1108それぞれの解像度を低くして画像1002の解像度と合わせるなど、いくつかパターンが考えられるが、ここでは前者のやり方(画像1002の解像度を高くして画像1101〜1108それぞれの解像度と合わせる)を選択する。図10に示すように、画像1002に幾何学変換式H1004を施して画像1005を生成する。また変換の際には必要に応じて各種フィルタリング処理も行う。なお、生成された画像1005は、画像1002を拡大したものであるため、画像1101〜1108と比較して見た目が粗い画像になっている。
ステップS1503では、画像1005中の各部分領域に対応する画像1101〜1108の領域(対応領域)を探索する。(画像1005中の部分領域とは、画像1005をあらかじめ定めたサイズで分割した複数の領域ある。)ここで、本実施形態における部分領域及び対応領域のサイズは、画素単位でも良いし、nxn画素ブロックのような適当なサイズの領域でも良い。対応探索に用いる領域のサイズは、上述の対応領域のサイズより大きくすることも考えられる。図8に示す例では、探索領域は4x4画素のブロックであるが、対応領域は真中の2x2画素のブロック801である。対応領域の探索に用いる方法は、画像の輝度値を特徴量としたテンプレートマッチング法でも良いし、画像中の特徴点を検出してパターンマッチングを行う方法でもよい。さらに、探索を高速化かつもっと正確に行うために、探索領域のサイズを階層的に変えながら実行することも考えられる。
画像1005の各部分領域と、画像1101〜1108全ての画像の各領域との誤差を計算し、誤差の一番小さい領域を対応領域とする。テンプレートマッチング法を利用して誤差を計算する例として式1を挙げることができるが、それに限定されるものではない。
ステップS1503が終わると、画像1005の各部分領域に対応する画像1101〜1108の対応領域が得られている。得られた部分領域と対応領域の対応情報を、例えば図12の変換式H1201〜H1208として保存する。変換式H1201〜H1208は、数式や行列で表現することができる。
ステップS1504では、ステップS1503で得られた変換式H1201〜H1208をもとに、画像1209の各部分領域に、その領域に対応する画像1101〜1108の画素値(RGB)を入れる。こうすることで、画像1209のような、解像度の高いパノラマ画像を得ることが可能である。
ステップS1505では、ステップS1504で得られたパノラマ画像1209を保存する。
ステップS1502では、画像の解像度調整を行う時に、画像1002の解像度を画像1101〜1108それぞれの解像度に合わせた場合の説明を行ったが、逆に、画像1101〜1108それぞれの解像度を画像1002の解像度に合わせてもよい。この場合は、ステップS1503において、画像1101〜1108の縮小画像中の各部分領域に対応する画像1002の領域(対応領域)を探索する。ステップS1503の処理が終わり、対応変換式H1201〜1208が完成したら、対応変換式をもとにパノラマ画像1209を合成する。ここで、合成に使われる画像は画像1101〜1108の縮小画像ではなく、元の画像1101〜1108である。
ステップS1503の探索処理時間を短縮するために、対応領域の探索範囲を狭くすることができる。図13は、図9と同様の配置構成を持つ撮影装置である。ここで、カメラ905について説明を行うが、他のカメラについても同様な処理を行うものとする。直線1305は、カメラ909とカメラ905のレンズ中心を通過する直線である。この直線は、画像1001と画像1105それぞれの画像中の各一点を通過する。同様に、図13に示すように、カメラ909のレンズ中心と、カメラ901、902、903、904、906、907、908それぞれのレンズ中心を通過する直線1301、1302、1303、1304、1306、1307、1308が存在する。そしてこれらの直線は、画像1001と、画像1101、1102、1103、1104、1106、1107、1108それぞれの画像中の各一点を通過する。図14には、直線1305が(画像1001を変換した)画像1005を通過する点1305Aと、直線1305が画像1105を通過する点1305Bを示す。そして、図14が示すように、通過点1305Aと通過点1305Bを中心に、対応領域の探索範囲を限定することができる。例えば、テンプレートになる部分領域が1305A付近にあるとすると、画像1105の1305B付近に対応領域の探索範囲を絞れば良い。同じく、テンプレートになる部分領域が1305Aの右上方向にあるとすると、画像1105の1305Bの右上方向付近に対応領域の探索範囲を絞れば良い。
ステップS1504では、対応領域が決まった時点で画像1209への画素値(RGB)書き込みを行っても良い。
以上の処理により、全周方向のパノラマ画像を撮像する一台の双曲面ミラー型パノラマ撮像装置(909)と、周囲の部分画像を撮像する複数の参照用カメラ(901〜908)を用いることで、全周方向のパノラマ画像をもとにした二重像がない画像構成と、高解像度である複数の参照用カメラ画像の利点を合わせることができるため、二重像が発生せず、かつ高解像度のパノラマ映像を容易に得ることができる。
なお、双曲面ミラー型パノラマ撮像装置(909)には、双曲面ミラーの代わりに、たとえば魚眼レンズなどの、全周方向の情景を視界に入れることができる光学デバイスを取り付けてもよい。
(第3の実施例)
次に、本実施形態では、周囲のパノラマ画像を撮像する一台の広画角カメラと、周囲の部分画像を撮像する色合いにばらつきのある複数の参照用カメラを用いて、二重像が発生せず、かつ高解像度、さらには色合いが統一されたパノラマ映像を得るため方法の説明を行う。この方法を説明するために、例えば第2の実施形態における画像1002の部分画像1002'、および第2の実施形態における画像1101の部分画像1101'を図16に示して説明を行う。ここで画像1002は、周囲のパノラマ画像を撮像する一台の広画角カメラによって撮像された画像を変換した図10に示す画像である。また画像1101は、周囲の部分画像を撮像する複数の参照用カメラのうち1台によって撮像された図11に示す画像である。本実施形態においては、複数の参照用カメラによって撮像された画像のうち画像1101についてのみ説明を行うが、図11に示す他の画像1102〜1108に対しても同様の処理を行う。
次に、本実施形態では、周囲のパノラマ画像を撮像する一台の広画角カメラと、周囲の部分画像を撮像する色合いにばらつきのある複数の参照用カメラを用いて、二重像が発生せず、かつ高解像度、さらには色合いが統一されたパノラマ映像を得るため方法の説明を行う。この方法を説明するために、例えば第2の実施形態における画像1002の部分画像1002'、および第2の実施形態における画像1101の部分画像1101'を図16に示して説明を行う。ここで画像1002は、周囲のパノラマ画像を撮像する一台の広画角カメラによって撮像された画像を変換した図10に示す画像である。また画像1101は、周囲の部分画像を撮像する複数の参照用カメラのうち1台によって撮像された図11に示す画像である。本実施形態においては、複数の参照用カメラによって撮像された画像のうち画像1101についてのみ説明を行うが、図11に示す他の画像1102〜1108に対しても同様の処理を行う。
本実施形態においては、図10の画像1002を(画像1101の解像度に合わせるために)画像1005に拡大する際の幾何学変換式H1004として、例えば縦横それぞれ2倍に拡大する場合について説明を行う。すなわち、部分画像1002'の1画像は、対応する部分画像1101'の4画素分に相当することになる。ここで、図16に示す部分画像1002'中の太線で囲った画素1602と、部分画像1101'中の太線で囲った画素1601a〜dが対応することとする。対応領域の探索については第2の実施形態において説明を行ったとおりである。また、部分画像1002'の各画素、および部分画像1101'の各画素は、色情報として(Y,U,V)情報を持つ。この色情報のうち、Yは輝度、Uは赤の色差、Vは青の色差を表す。またこの色情報は、デジタルビデオのデータフォーマットなどとして利用されている。
ここで、部分画像1002'と部分画像1101'の色合いを統一するために、例えば部分画像1101'の各画素輝度成分(Y)を部分画像1002'の各画素輝度成分(Y)に合わせるように調整する場合について説明を行う。画素1602の輝度値をY1602、画素1601aの輝度値をY1601a、画素1601bの輝度値をY1601b、画素1601cの輝度値をY1601c、画素1601dの輝度値をY1601dとする。また、画素1601aの輝度値調整後の輝度値をY1601a'、画素1601bの輝度値調整後の輝度値をY1601b'、画素1601cの輝度値調整後の輝度値をY1601c'、画素1601dの輝度値調整後の輝度値Y1601d'とする。
画素1601a〜dの輝度値調整後の輝度値Y1601a'〜d'を求めるには、式2〜5に示すように、輝度値Y1601a〜dそれぞれに輝度値Y1601a〜dの平均値の逆数と、輝度値Y1602をスケールファクターとしてかけてやればよい。
ここで、幾何学変換式H1004として縦横2倍以外の変換式を用いても、色合い調整のための成分として輝度成分(Y)以外を利用しても、さらには色合い調整のための色情報として(Y,U,V)情報以外を利用してもよいことは言うまでもない。
以上のように、部分画像1101'の各画素の輝度成分を、対応する部分画像1002'の各画素の輝度成分に合わせるように調整を行い、さらには画像1101〜1108の各画素の輝度成分を、対応する画像1002の各画素の輝度成分に合わせるように調整を行うことで、色合いにばらつきがある画像1101〜1108の色合いと、画像1002の色合いを統一することができる。また、色合い調整された画像1101〜1108の画素値を、拡大された画像1005に入力することで、周囲のパノラマ画像を撮像する一台の広画角カメラと、周囲の部分画像を撮像する複数の参照用カメラを用いて、二重像が発生せず、かつ高解像度、さらには色合いが統一されたパノラマ映像を得ることができる。
また、本実施形態においては、画像1002の各画素の輝度成分を、対応する画像1101〜1108の各画素の輝度成分に合わせるように調整を行い、色合いにばらつきがある画像1101〜1108の色合いと、画像1002の色合いを統一して処理を行ってもよいことは言うまでもない。
(他の実施形態)
尚、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いて当該プログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムを実行することによって同等の機能が達成される場合も本発明に含む。
尚、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いて当該プログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムを実行することによって同等の機能が達成される場合も本発明に含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−R、DVD−RW等の光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリなどがある。
有線/無線通信を用いたプログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイル等、クライアントコンピュータ上で本発明を形成するコンピュータプログラムとなりうるデータファイル(プログラムデータファイル)を記憶し、接続のあったクライアントコンピュータにプログラムデータファイルをダウンロードする方法などが挙げられる。この場合、プログラムデータファイルを複数のセグメントファイルに分割し、セグメントファイルを異なるサーバに配置することも可能である。
つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムデータファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるサーバ装置も本発明に含む。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件を満たしたユーザに対して暗号化を解く鍵情報を、例えばインターネットを介してホームページからダウンロードさせることによって供給し、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件を満たしたユーザに対して暗号化を解く鍵情報を、例えばインターネットを介してホームページからダウンロードさせることによって供給し、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
Claims (10)
- 複数の撮像部によって撮像される複数の画像を取得する第一の画像取得手段と、
前記複数の撮像部それぞれの撮像視界と重なりを有する撮像視界を持つ第二の撮像部によって撮像される第二の画像を取得する第二の画像取得手段と、
前記第二の画像の解像度を調整する調整手段と、
前記複数の画像、および前記調整手段によって解像度を調整された第二の画像の対応を探索する対応探索手段と、
前記対応探索手段の探索結果をもとに、前記複数の画像および前記調整手段によって解像度を調整された第二の画像から、第三の画像を生成する生成手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。 - 複数の撮像部によって撮像される複数の画像を取得する第一の画像取得手段と、
前記複数の撮像部それぞれの撮像視界と重なりを有する撮像視界を持つ第二の撮像部によって撮像される第二の画像を取得する第二の画像取得手段と、
前記複数の画像の解像度を調整する調整手段と、
前記調整手段によって解像度を調整された複数の画像、および前記第二の画像の対応を探索する対応探索手段と、
前記対応探索手段の探索結果をもとに、前記調整手段によって解像度を調整された複数の画像および前記第二の画像から、第三の画像を生成する生成手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。 - 複数の撮像部によって撮像される複数の画像を取得する第一の画像取得手段と、
前記複数の撮像部それぞれの撮像視界と重なりを有する撮像視界を持つ第二の撮像部によって撮像される第二の画像を取得する第二の画像取得手段と、
前記複数の画像、および前記第二の画像の解像度を調整する調整手段と、
前記調整手段によって解像度を調整された複数の画像、および前記調整手段によって解像度を調整された第二の画像の対応を探索する対応探索手段と、
前記対応探索手段の探索結果をもとに、前記調整手段によって解像度を調整された複数の画像および前記調整手段によって解像度を調整された第二の画像から、第三の画像を生成する生成手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記第二の画像は、全周方向画像であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像処理装置。
- さらに、前記第一の画像、もしくは前記第二の画像の色合いを調整する色合い調整手段を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像処理装置。
- 複数の撮像部によって撮像される複数の画像を取得する第一の画像取得工程と、
前記複数の撮像部それぞれの撮像視界と重なりを有する撮像視界を持つ第二の撮像部によって撮像される第二の画像を取得する第二の画像取得工程と、
前記第二の画像の解像度を調整する調整工程と、
前記複数の画像、および前記調整工程によって解像度を調整された第二の画像の対応を探索する対応探索工程と、
前記対応探索工程の探索結果をもとに、前記複数の画像、および前記調整工程によって解像度を調整された第二の画像から、第三の画像を生成する生成工程とを備えることを特徴とする画像処理方法。 - 複数の撮像部によって撮像される複数の画像を取得する第一の画像取得工程と、
前記複数の撮像部それぞれの撮像視界と重なりを有する撮像視界を持つ第二の撮像部によって撮像される第二の画像を取得する第二の画像取得工程と、
前記複数の画像の解像度を調整する調整工程と、
前記調整工程によって解像度を調整された複数の画像、および前記第二の画像の対応を探索する対応探索工程と、
前記対応探索工程の探索結果をもとに、前記調整工程によって解像度を調整された複数の画像、および前記第二の画像から、第三の画像を生成する生成工程とを備えることを特徴とする画像処理方法。 - 複数の撮像部によって撮像される複数の画像を取得する第一の画像取得工程と、
前記複数の撮像部それぞれの撮像視界と重なりを有する撮像視界を持つ第二の撮像部によって撮像される第二の画像を取得する第二の画像取得工程と、
前記複数の画像、および前記第二の画像の解像度を調整する調整工程と、
前記調整工程によって解像度を調整された複数の画像、および前記調整工程によって解像度を調整された第二の画像の対応を探索する対応探索工程と、
前記対応探索工程の探索結果をもとに、前記調整工程によって解像度を調整された複数の画像および前記調整工程によって解像度を調整された第二の画像から、第三の画像を生成する生成工程とを備えることを特徴とする画像処理方法。 - 請求項6乃至8のいずれかに記載の画像処理方法をコンピュータを用いて実現するためのプログラムコード。
- 請求項9に記載のプログラムを記録した記録媒体。
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- 2004-12-14 JP JP2004360835A patent/JP2006171939A/ja not_active Withdrawn
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