JP2006116709A - 耐ピンホール性を有する共押し出しフィルム及びそれを用いたバリア性積層の外装袋 - Google Patents

耐ピンホール性を有する共押し出しフィルム及びそれを用いたバリア性積層の外装袋 Download PDF

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Abstract

【課題】ガスバリア性積層外装袋の熱融着フィルムにおいて、輸送工程中でのピンホールの発生を抑えた耐ピンホール性を有する熱融着フィルム及びガスバリア性積層の外装袋のの提供を課題としている。
【解決手段】ガスバリア性積層の外装袋の熱融着フィルムが、熱融着フィルムの総厚みが、70μm未満である場合には前記熱融着フィルムは、3層積層フィルムからなり内容物と接触する側からA/B/Cであり、熱融着フィルムの総厚みが70μm以上である場合には前記熱融着フィルムは、2層積層フィルム(A/B)、あるいは3層積層フィルム(A/B/C)とすると、各々の層の厚みはA≦C≦Bであり、かつ各々の層の密度がA>C≧Bであることを特徴とする耐ピンホール性を有する共押し出しフィルムである。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガスバリア性を有する積層透明包装材料において、その熱融着フィルムとして用いる耐ピンホール性を有する共押し出しフィルム及び厚みと重みのある物を包装し輸送した際に用いる、バリア性積層の外装袋に関する。
本発明は、医療、医薬品や、食品などの分野において、酸素の進入により品質を容易に劣化させるような包装材料に利用する事ができ、とりわけ、500ml〜2000mlと大容量の液剤を柔軟なプラスチック容器に充填してなる、輸液バックの外装袋の熱融着フィルムとして有用である。
比較的大容量の液剤が充填される輸液バックは、近年、ハンドリング(取り扱い)性の良さや、輸液バックの軽量化、ゴミの減容化などの観点から、柔軟なプラスチック一次容器に充填されたものが増えている(特許文献1参照)。
輸液バックに充填されるアミノ酸液や糖・電解質液などの薬剤は、酸素によって著しく変質しやすく、更には直接体内に薬剤を注入する事からも、一次容器は無添加のプラスチック容器(図2参照)を用いられる事が多く、酸素バリア性はほとんど無いに等しい。そのため、輸液バックを大気中に放置しておくと、大気中の酸素が輸液バックを透過し経時的に薬剤を変質させてしまう問題がある。そこで、近年は輸液バックを酸素バリア性の高い包装材料で二次包装することが行われている。
この一次容器の輸液バックの二次包装用の外装袋には、上述しているように酸素バリア性が高く要求されるため、PVDC(ポリ塩化ビニリデン)コートを施したプラスチックフィルムや、EVOH(エチレン‐ビニルアルコール共重合体)フィルム、PVA(ポリビニルアルコール)フィルム、酸化アルミニウムや酸化珪素などを蒸着したPET(ポリエステルテレフタレート)フィルム、酸化アルミニウムや酸化珪素などを蒸着した延伸ナイロンフィルム、EVOH層や、MXD6ナイロン層を中間層に有するバリアナイロンなどが用いられた積層包装材料が広く用いられている。
通常はアミノ酸や、糖、電解液からなる高カロリー輸液が充填された一次容器の輸液バックが前記外装袋に入れられ、更にダンボールに積載梱包され輸送される。輸送工程中の振動により、輸液外装袋にピンホールが生じる事があり、そのため酸素バリア性が維持できなくなる問題がある。
ピンホールは、3つの要素が加味して発生する事が多く、包装材料の屈曲疲労によるピンホール、包装材料同士が摩耗する事による摩耗ピンホール、包装材料の突起部が突き刺すことによる突き刺しピンホールに大別され、輸送工程でのピンホールにおいては、屈曲ピンホールと、磨耗ピンホールの複合要素が大きな原因となっている。
輸液バックが収納されピンホールが発生しにくい外装袋の包装材料として、特許文献2や特許文献3に記載されている。積層フィルムの構成としての対策、又は包装形態、ヒートシール方法でピンホールの低減を検討しており、本発明のような多層熱融着フイルムの密度で規定したものとは異なる。
以下に公知文献を記す。
特開平10−314272号公報 特開平9−262943号公報 特許第3202541号公報
本発明は、従来技術の問題を解決するために成されたものであり、ガスバリア性積層外装袋の熱融着フィルムにおいて、輸送工程中でのピンホールの発生を抑えた耐ピンホール性を有する熱融着フィルム及びそれを用いたガスバリア性積層の外装袋の提供を課題としている。
本発明の請求項1に係る発明は、酸化性物質が充填された一次容器を包装するガスバリア性積層の外装袋に用いる、ガスバリア性積層の熱融着フィルムであって、熱融着フィルムが、3層積層フィルムからなり内容物と接触する側からA/B/Cとすると、各々の層の厚みはA≦C≦Bであり、かつ各々の層の密度がA>C≧Bであることを特徴とする耐ピンホール性を有する共押し出しフィルムである。
本発明の請求項2に係る発明は、酸化性物質が充填された一次容器を包装するガスバリア性積層の外装袋に用いる、ガスバリア性積層の熱融着フィルムであって、熱融着フィルムが、2層積層フィルムからなり内容物と接触する側からA/Bとすると、各々の層の厚みはA≦Bであり、かつ各々の層の密度がA>Bであり、2層積層フィルムの総厚みが70μm以上であることを特徴とする耐ピンホール性を有する共押し出しフィルム。
である。
本発明の請求項3に係る発明は、前記3層積層フィルム(A/B/C)あるいは前記2層積層(A/B)フィルムにおいて、前記Aは、0.930g/cm3以上の密度を有し、前記Bは、0.915g/cm3以下の密度を有し、前記Cは、0.915g/cm3以上0.930g/cm3未満であることを特徴とする請求項1、又は2記載の耐ピンホール性を有する共押し出しフィルムである。
輸液バックの外装袋のような、500ml〜2000ml程度の酸化性内容物を充填する積層包装材料において、通常の輸送工程においてppmオーダーでのピンホールクレームが発生しており、その発生要因は屈曲によるピンホールと、一次容器との擦れ、特にカテーテルを突き刺すプラスチック性のポート部との擦れによるピンホールが起因しており、屈曲ピンホールを低減するために、本発明では、フィルムの腰(スティッフネス)を柔らかくする必要があり、そこで密度の最も小さいB層の厚みを最も厚くしている。更に、擦れによる(磨耗による)ピンホールを低減するために、最も内側にあるA層の密度を大きくして滑り性、耐摩性を向上させ、かつ腰を柔らかく保つために厚みを最も薄くしている。しかし、密度の最も小さい層が表層に存在すると、密度が小さい事に起因するフィルムべたつきから滑り性が悪くなり、製膜時にシワを発生させてしまい、安定生産の障害となる。そこで、C層のような密度0.915〜0.930g/cm3のようなシワの発生しない層を設けている。
厚みが70μm以上であると、70μm未満よりも腰が硬くなる方向になるため、C層を用いずにA層、B層の2層構成においても安定生産が可能となる。
本発明の請求項4に係る発明は、前記3層積層フィルム、又は前記2層積層のうち、少なくとも1層以上に、メタロセン触媒によって重合されたフィルム層を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の耐ピンホール性を有する共押し出しフィルムである。
チーグラー・ナッタ触媒を用いて重合するよりも、メタロセン触媒によって重合されたフィルムの方が、分子量分布域が狭く、分岐数が均一なため透明でかつ、強度の強いフィルムが得られる。そのため、少なくとも1層以上にメタロセン触媒によって重合されたフィルムを使用する。
本発明の請求項5に係る発明は、ガスバリア性積層と熱融着フィルムを用いたガスバリア性積層の外装袋において、熱融着フィルムに、請求項1乃至4のいずれか1項記載の耐ピンホール性を有する共押し出しフィルムを用いたことを特徴とするガスバリア性積層の外装袋である。
本発明の請求項6に係る発明は、酸化性物質がアミノ酸、糖、電解液から構成される輸液であり、一次容器が無添加の透過性プラスチックフィルムからなる輸液バックであって、該一次容器を前記ガスバリア性積層の外装袋を用いて二次包装することを特徴とする請求項5記載のバリア性積層の外装袋である。
ガスバリア性積層の外装袋には、本発明の耐ピンホール性を有する共押し出しフィルムを用いたことにより、輸送工程中の振動等により、輸液外装袋にピンホールが生じることが防止され、ガスバリア性が維持できる。
本発明によれば、屈曲ピンホールを低減するために、フィルムの腰(スティッフネス)を柔らかくする必要があり、そこで密度の最も小さいB層の厚みを最も多くし、磨耗ピンホールを低減するために、最も内側にあるA層の密度を大きくして滑り性及び耐摩性を向上させ、かつ腰を柔らかく保つために厚みを最も薄くし、C層のような密度0.915〜0.930g/cm3のようなシワの発生しない層を設け、製膜時にシワを発生させず、安定生産することができ、本発明の耐ピンホール性を有する共押し出しフィルムを提供できる。
本発明の耐ピンホール性を有する共押し出しフィルムを、酸素ガスバリア性があり、輸液バックの外装袋のガスバリア性積層とを熱融着フィルム部分に用いれば、内容物を酸化劣化させずに、安全に保管できる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について具体的に説明する。図1は本発明の耐ピンホール性を有する共押し出しフィルム50の断面図である。その構成は内容物と接触する側からA/B/C、である。Aは、中密度層3、Bは、超低密度層2、Cは、低密度層1からなる共押し出しフィルム50である。なお、参考のため、図の左側では、ガスバリアフイルム20を表示し、該ガスバリアフイルム20と共押し出しフィルム50とを積層し、本発明のガスバリア性の積層透明包装材料10となる。なお、熱融着フイルムとして、本発明では共押し出しフィルム50を用いた。
Aの中密度層は密度が0.93g/cm3以上の樹脂であれば制限はなく、共押し出しフィルムの1つの層に使用し、厚みは10μm〜20μmが望ましい。医療医薬用用途であり内容物に接触する側という事を考慮すると、酸化防止剤、スリップ剤、アンチブロッキング剤の極力少ないものが望ましい。Bの超低密度層は、密度0.915g/cm3
下の密度を有し、厚みは30μm程度が望ましい。更には、Bの超低密度層は、共押し出しフィルムのなかで最も大きな割合を占める層となる為に、メタロセン触媒によって重合された層であることが望ましい。Cの低密度層は、0.915〜0.930g/cm3からなる樹脂であれば何でも良く、ドライラミネートをする事を考慮すると、コロナ処理のような易接着処理が必要である。
図2は内容物が充填されている一次容器40の側面図である。内容物30が酸化性物質のアミノ酸、糖、電解液から構成される輸液であり、一次容器が無添加の透過性プラスチックフィルムからなる輸液バックであり、該一次容器を本発明のガスバリア性積層の外装袋を用いて二次包装する場合である。図2の一次容器40は本発明のガスバリア性の積層透明包装材料を用いて二次包装する(図上表示せず)。
図3は、本発明のバリア性外装袋のガスバリア性の積層透明包装材料10を用いた一例の輸液外装袋の側断面図である。酸化性物質から構成される内容物を、耐ピンホール性を有する共押し出しフィルム25をその一部として使用したバリア性外装袋である。ガスバリア性の積層透明包装材料10は、外側より、印刷基材層21/押し出しポリエチレン22/酸素バリア層23/接着剤層24/と、耐ピンホール性を有する共押し出しフィルム層25の層構成からなり、該共押し出しフィルム層25の内側に内容物30が充填された輸液外装袋である。
以下に本発明の実施例を記す。実施例のすべてのガスバリア性の積層透明包装材料10の構成において、ガスバリア性積層フィルム20と共押し出しフィルム50とからなるガスバリア性の積層透明包装材料10であり、ガスバリア性積層フィルム20はすべて同じ構成になっており、本発明の耐ピンホール性を有する共押し出しフィルム50のみを変更した。ガスバリア性積層フィルム及び共押し出しフィルムとのガスバリア性の積層透明包装材料10の構成を図4に示す。
図4の実施例のすべてのガスバリア性の積層透明包装材料10は、2軸延伸ポリプロピレン層20μ厚(OPP、東セロ(株)、U1)21a/アンカーコート層1μ(三井武田ケミカル(株)、A−3210、A−3075、固形分5%)21b/押し出し低密度ポリエチレン20μ(EX−LDPE、日本ポリエチレン(株)、LC605Y)22a/アルミナ蒸着2軸延伸ナイロン(GL−AEYBC、凸版印刷(株)、15μ)23a/接着剤層3μ(三井武田ケミカル(株)、A−525、A−52)24a/からなるガスバリア性積層のガスバリアフイルム20と、共押し出しフィルム層は(C/B/A)からなる共押し出しフィルム25aとを積層した。
実施例1に用いる共押し出しフィルム層25aは(C/B/A)であり、Aは、密度0.935g/cm3、厚み15μm(ダウ・ケミカル(株)「エリート」2036P)で、Bは、密度0.900g/cm3、厚み30μm(ダウ・ケミカル(株)「アフィニティー」PF1140、PL1880のブレンド)であり、Cは、密度0.920g/cm3、厚み15μm(ダウ・ケミカル(株)「エリート」2045G)から形成し、該本発明の共押し出しフィルム層と前述したガスバリア性積層と積層し、実施例1の輸液外装袋を作製した。
実施例2に用いる共押し出しフィルム層25aは(B/A)であり、Aは、密度0.937g/cm3、厚み20μm(宇部興産(株)「ユメリット」4040F)で、Bは、密度0.904g/cm3、厚み60μm(宇部興産(株)「ユメリット」0540F)から形成し、該本発明の共押し出しフィルム層と前述したガスバリア性積層と積層し、実
施例2の輸液外装袋を作製した。
以下に、本発明の比較例として実施例3〜5を記す。
実施例3に用いる共押し出しフィルム層25aは(B/A)であり、Aは、密度0.931g/cm3、厚み20μm(宇部興産(株)「ユメリット」3540F)と、Bは、密度0.904g/cm3、厚み40μm(宇部興産(株)「ユメリット」0540F)から形成し、該共押し出しフィルム層と前述したガスバリア性積層と積層し、実施例3の輸液外装袋を作製した。
実施例4に用いる共押し出しフィルム層25aは(B/A)であり、Aは、密度0.931g/cm3、厚み10μm(宇部興産(株)「ユメリット」3540F)と、Bは、密度0.904g/cm3、厚み50μm(宇部興産(株)「ユメリット」0540F)から形成し、該共押し出しフィルム層と前述したガスバリア性積層と積層し、実施例4の輸液外装袋を作製した。
実施例5に用いる共押し出しフィルム層25aは(C/B/A)であり、Aは、密度0.940g/cm3、厚み18μm(三井化学(株)「エボリュー」SP4030、SP4530のブレンド)で、Bは、密度0.915g/cm3、厚み30μm(三井化学(株)「エボリュー」SP1540、SP2040のブレンド)であり、Cは、密度0.903g/cm↑3、厚み12μm(三井化学(株)「エボリュー」SP0540)から形成し、該共押し出しフィルム層と前述したガスバリア性積層と積層し、実施例5の輸液外装袋を作製した。
上記の実施例1〜5のすべての輸液外装袋に同一の内容物を充填し、実施例1〜2及び比較例(実施例3〜5)、で振動試験を行った。
試験1は振動試験である。振動条件は、±4G(16.4mm振幅、11Hz)、合計60分(垂直方向30分+縦15分+横15分)とした。評価方法は、285mm×315mmで袋を作成し、中に大塚製薬製アミノトリパ2号を充填し、現行品と同様の方法で積載・梱包し、上記条件で振動試験を行い、浸透液にてピンホール数を数えた。その結果は表1に記す。
Figure 2006116709
なお、ピンホール袋数は、ピンホール袋数/検査総袋数により表示した。
上記結果から、実施例1、2は比較例(実施例3、4,5)と比べて振動試験におけるピンホール低減している事が分かる。上記振動試験は、その結果で有意差を出すため、過剰評価試験であり、実際の輸送工程におけるピンホール発生割合はppmオーダーであり、JIS規格に即した振動試験方法だとピンホール数は全ての構成でゼロである。
本発明の耐ピンホール性を有する共押し出しフィルムの側断面図である。 内容物である充填した輸液一次容器の側断面図である。 本発明のバリア性外装袋を用いた一例の輸液外装袋の側断面図である。 本発明の実施例の輸液外装袋の側断面図である。
符号の説明
1…低密度層
2…超低密度層
3…中密度層
10…ガスバリア性の積層透明包装材料
11…イージーオープンシール
12…プラスチックポート部
20…ガスバリアフイルム
21…印刷基材層
21a…2軸延伸ポリピロピレン層
21b…アンカーコート層
22…押し出しポリエチレン層
22a…押し出し低密度ポリエチレン
23…酸素バリア層
23a…アルミナ蒸着2軸延伸ナイロン
24…接着剤層
24a…接着剤層
25…共押し出しフィルム層
25a…共押し出しフィルム
30…内容物
40…(無添加のプラスチックの)一次容器
50…共押し出しフィルム(熱融着フイルム)

Claims (6)

  1. 酸化性物質が充填された一次容器を包装するガスバリア性積層の外装袋に用いる、ガスバリア性積層の熱融着フィルムであって、熱融着フィルムが、3層積層フィルムからなり内容物と接触する側からA/B/Cとすると、各々の層の厚みはA≦C≦Bであり、かつ各々の層の密度がA>C≧Bであることを特徴とする耐ピンホール性を有する共押し出しフィルム。
  2. 酸化性物質が充填された一次容器を包装するガスバリア性積層の外装袋に用いる、ガスバリア性積層の熱融着フィルムであって、熱融着フィルムが、2層積層フィルムからなり内容物と接触する側からA/Bとすると、各々の層の厚みはA≦Bであり、かつ各々の層の密度がA>Bであり、2層積層フィルムの総厚みが70μm以上であることを特徴とする耐ピンホール性を有する共押し出しフィルム。
  3. 前記3層積層フィルム(A/B/C)あるいは前記2層積層(A/B)フィルムにおいて、前記Aは、0.930g/cm3以上の密度を有し、前記Bは、0.915g/cm3以下の密度を有し、前記Cは、0.915g/cm3以上0.930g/cm3未満であることを特徴とする請求項1、又は2記載の耐ピンホール性を有する共押し出しフィルム。
  4. 前記3層積層フィルム、又は前記2層積層のうち、少なくとも1層以上に、メタロセン触媒によって重合されたフィルム層を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の耐ピンホール性を有する共押し出しフィルム。
  5. ガスバリア性積層と熱融着フィルムを用いたガスバリア性積層の外装袋において、熱融着フィルムに、請求項1乃至4のいずれか1項記載の耐ピンホール性を有する共押し出しフィルムを用いたことを特徴とするガスバリア性積層の外装袋。
  6. 酸化性物質がアミノ酸、糖、電解液から構成される輸液であり、一次容器が無添加の透過性プラスチックフィルムからなる輸液バックであって、該一次容器を前記ガスバリア性積層の外装袋を用いて二次包装することを特徴とする請求項5記載のバリア性積層の外装袋。
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