JP2006103451A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 花粉除去効果を維持しつつ、防曇効果を得ることができる花粉モード制御を行う。
【解決手段】 乗員により花粉モード制御が設定されると、外気温Tamが低温領域に設定されたしきい値(5〜6℃)より高い場合(S320)、かつ、コンプレッサシステムが圧力異常などが無い正常動作可能状態(S330)の場合に、吸込口ドアの開度を強制的に内気導入モードに設定する(S340)。逆に、これらの条件が1つでも成立しない場合は、吸込口ドア開度は強制内気モードが解除されて通常制御時の作動状態となる。これにより、花粉モード制御において、内気導入モードでの花粉除去効果が、外気温が比較的高い温度の時に行われることにより、窓曇りの発生が抑制される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車室内を快適な空調空間とするよう自動制御する、いわゆるオートエアコンシステムにおいて、特に、乗員に対する花粉の影響を小さくすることにより快適性向上を可能にする車両用空調装置に関する。
近年、空調快適性への要求が強まる中、特に乗員の健康、とりわけ花粉除去のニーズが増大している。そのための装置として、外気導入ダクトのみに花粉除去フィルタを設けて、外気より花粉を除去して車室内へ送り込む車両用空調装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記従来技術では、乗員が車両に乗り込んだときのドア開閉によるドアから侵入する侵入花粉や、乗り込んだ乗員の顔や髪さらには衣服に付着している持込花粉などを除去することができない。そこで、本出願人は、乗員に対する花粉の影響を小さくする花粉モード制御において、この侵入花粉や持込花粉などが乗員の顔面付近に漂うことを防止する発明を提案した(特願2004−125447)。
この花粉モード制御は、内外気の吸い込み口を内気導入モードに、吹出口をフェイスモードに、ブロワレベルを中間風量に設定して、空調ユニット内のフィルタにより花粉を捕集するとともに、花粉が除去された清浄エアを車室内の乗員の顔面付近へ吹き出すものである。
特開平8−310230号公報
しかし、上記従来の花粉モード制御は、車外からの花粉の流入を防止するために吸い込み口を内気導入モードとするものであるので、外気温が比較的低い場合には、この内気導入モード下では窓曇りが発生するおそれがある。
本発明は、上記点に鑑み、花粉除去効果を維持しつつ、防曇効果を得ることができる花粉モード制御を行うことを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、空調ユニット(10)の最上流部に設けられ、内気と外気とを切り替え導入する内外気切替手段(11a)と、内外気切替手段の下流側に配置され車室内へ送風する送風機(12)と、送風機の風下側に配置され、圧縮機(25)により吸入、吐出される冷媒が供給されて送風機からの風を冷却する蒸発器(13)と、花粉モード制御を設定する花粉モード設定手段(39f、36)と、車室外の温度を検出する外気温センサ(32)と、花粉モード制御が設定されているときに、外気温センサにより検出された外気温に応じて内外気切替手段または圧縮機の少なくともいずれか一方の作動を制御する空調制御装置(30)と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、花粉モード制御が設定されているときに、内外気切替手段の切替作動の制御および圧縮機の駆動/停止の制御を、外気温に応じて行うことができる。すなわち、内外気切替手段における内気導入モードや、圧縮機の停止状態では外気導入モードであってもデフロスタ吹出口が閉じられている吹出口モードでは、外気温が低い場合に窓曇りが発生しやすい。したがって、花粉モード制御においては、この外気温に応じて内外気の切り替えや、圧縮機の作動/非作動の切り替えを行うことにより、窓曇りの発生を抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、花粉モード制御が設定されている場合は、空調制御装置は、外気温が低温領域の第1しきい値より高い温度の場合には内外気切替手段を内気導入モードに設定するとともに、外気温が第1しきい値より低くなった場合には内気導入モードへの設定を解除することを特徴とする。
この発明によれば、外気温が低温領域の第1しきい値より高い場合には、内気導入モードに設定して花粉除去効果を維持しつつ、窓曇りが発生しやすい外気温が第1しきい値より低い温度領域では、内気導入モードの設定を解除することにより、窓曇りの発生を抑制することが可能となる。
さらに、請求項3の発明は、圧縮機が正常動作可能か否かを判定する圧縮機状態判定手段(37)を備え、空調制御装置は、外気温が第1しきい値より高い場合に圧縮機状態判定手段による判定結果が否であるとき、花粉モード制御における内気導入モードへの設定を解除することを特徴とする。
この発明によれば、外気温が第1しきい値より高い場合であっても、圧縮機が正常動作できない状態であると判定された場合には、内気導入モードへの設定が解除されるので、圧縮機システムの損傷を抑制することができる。
請求項4に記載の発明のように、花粉モード制御が設定されている場合は、空調制御装置は圧縮機を作動させて蒸発器を冷却することにより、外気温に応じて圧縮機を作動させることにより、花粉モード制御において、花粉除去効果のある吹出口モードが窓曇りを発生しやすい状態であっても、蒸発器により吹出し空気が除湿され、窓曇りを抑制することができる。
さらに、請求項5に記載のように、花粉モード制御が設定されている場合は、空調制御装置は、外気温が第2しきい値より低い温度の場合には圧縮機を作動させて蒸発器を冷却することができる。これにより、比較的窓曇りが発生しにくい第2しきい値より高い外気温においては、圧縮機を停止させて、エネルギー消費を抑えることができる。
請求項6に記載の発明は、空調制御装置は、花粉モード設定手段により花粉モード制御の設定が解除された場合に、圧縮機の作動状態を継続することを特徴とする。
この発明によれば、花粉モード制御の設定が解除されても、圧縮機の作動状態を継続することにより、圧縮機の作動中に一旦蒸発器に凝縮した水の蒸発器温度上昇による再飛散を防止することができ、窓曇りの発生を抑制することができる。
また、請求項7に記載のように、空調制御装置は、イグニッションスイッチ(38)がオフとなったときに圧縮機の作動状態の継続を解除する、すなわち、イグニッションスイッチがオフになるまでは圧縮機の作動状態を継続することにより、蒸発器の凝縮水の再飛散を確実に防止して、窓曇りの発生を抑制することができる。
さらにまた、請求項8に記載のように、空調制御装置は、イグニッションスイッチ(38)がオフとなった後の経過時間に応じて圧縮機の作動状態の継続を解除することにより、イグニッションスイッチをオフにしてエンジンを停止させた後、予め決められた経過時間内で再度イグニッションスイッチをオンとして空調装置を作動させるときに、圧縮機は無条件に直ちに作動状態とすることができるので、イグニッションスイッチをオフする前に蒸発器に凝縮水が付着していても、イグニッションスイッチの再起動時にこの凝縮水の再飛散を抑制して、窓曇りの発生を抑えることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の全体システム図である。まず、第1実施形態の車両用空調装置のうち、車室内に搭載される空調ユニット10について説明する。
空調ユニット10の空気流れ最上流側には内外気切替箱11が配置され、その内部には板状の内外気切替ドア(吸込口ドア)11aが回動自在に設置されている。この吸込口ドア11aはサーボモータからなるアクチュエータ11bにより駆動されて、内気(車室内空気)と外気(車室外空気)を切替導入する。
内外気切替箱11の下流側には送風機12が配置される。この送風機12は遠心式の送風ファン12aと駆動用モータ12bとにより構成され、内外気切替箱11から吸入した空気を空調ユニット10のケース内の通風路10aを通して車室内へ向かって送風する。
送風機12の上流側の直前には、フィルタ40が配置されている。内外気切替箱11から導入される外気または内気が全てこのフィルタ40を通過することにより、これら外気または内気に含まれる花粉やダストが捕集される。
さらに、このフィルタ40には、花粉症発症アレルゲンを不活性化させる花粉アレルゲン不活性化物質(例えば、フェノール系高分子ポリマーなど)が付与されている。この花粉アレルゲン不活性化物質は、花粉アレルゲンの活性部位と結合してアレルゲンを不活性化するものである。したがって、一旦フィルタ40に捕集された花粉が再飛散しても、この花粉は花粉アレルゲン不活性化物質により不活性化されており、乗員に花粉症を発症させないようにすることができる。このように、フィルタ40を通過した空気は、清浄エアとして車室内へ送風される。
なお、このフィルタ40は、通風路10a内の空気を全てろ過できれば通風路10a内のいずれの部位に配置してもよく、例えば、図1中、破線40aで示すように、送風機12の下流直後に配置してもよい。
空調ユニット10の通風路10a内において送風機12の下流直後に蒸発器13が配置され、蒸発器13の下流側にヒータコア14が配置されている。
蒸発器13は冷却用熱交換器をなすものであり、車両エンジン(図示せず)により駆動される圧縮機25を持つ周知の冷凍サイクルに設けられ、蒸発器13に流入した低圧冷媒が送風機12の送風空気から吸熱して蒸発することにより送風空気を冷却する。なお、圧縮機25には駆動装置23により駆動される動力断続用の電磁クラッチ24が設けられ、車両エンジンの動力が電磁クラッチ24を介して圧縮機25に伝達される。
ヒータコア14は加熱用熱交換器をなすものであり、図示しない車両エンジンからの温水(冷却水)を熱源として送風空気を加熱する。
ヒータコア14の上流側には、吹出空気温度調整手段をなすエアミックスドア15が回動自在に設けられている。このエアミックスドア15の開度はアクチュエータ15aにより駆動されて調整され、これによって、ヒータコア14を通過する空気とヒータコア14をバイパスする空気の割合とが調整され、車室内に吹き出す空調風の温度が調節される。
空調ユニット10の最下流には、フロント窓ガラスWに向けて空調風を吹き出すためのデフロスタ吹出口16を開閉するデフロスタドア17、乗員の顔付近および上半身に向けて空調風を吹き出すためのフェイス吹出口18を開閉するフェイスドア19、および乗員の足元に向けて空調風を吹き出すためのフット吹出口20を開閉するフットドア21が設けられている。
これらの各ドア17、19、21は吹出口制御手段をなすものであって、図示しないリンク機構を介して共通のアクチュエータ22により連動して開閉される。これらの各ドア17、19、21の開閉作動によって、周知の吹出口モードが切替設定される。
次に、本実施形態の電気制御部について説明すると、空調用制御装置(エアコンECU)30は、マイクロコンピュータとその周辺回路とにより構成される制御手段であって、車両エンジンを始動するためイグニッションスイッチ38がオンされると同時に作動を開始する。この空調用制御装置30は、マイクロコンピュータにおける所定の制御プログラムに基づく演算処理により上記の各アクチュエータ11b、15a、22および送風機駆動用モータ12bの作動を制御するようになっている。
そして、空調用制御装置30には車室内の空調状態に影響を及ぼす環境条件を検出する各種センサからの信号が入力される。具体的には、車室内の空気温度(内気温度)Trを検出する内気温センサ31、車室外の空気温度(外気温度)Tamを検出する外気温センサ32、蒸発器13の吹出空気温度Teを検出する蒸発器温度センサ33、ヒータコア15の水温Twを検出する水温センサ34、車室内に入射する日射量Tsを検出する日射センサ35、車室内の花粉量(または花粉濃度)を検出する花粉センサ36、および、圧縮機25の吐出圧力を検出する圧縮機状態判定手段としての圧力センサ37からの各信号が空調用制御装置30に入力される。
なお、花粉センサ36は、小型の光学式センサとして公知のものであり、花粉を含んだ雰囲気を測定チャンバー内に積極的に導入し、この測定チャンバーにレーザ光を照射し、球体である花粉粒による散乱光を2軸方向で検出することにより、測定チャンバー内の花粉量を測定するものである。
空調操作パネル39は車室内の計器盤(図示せず)の近傍に配置されるものであって、乗員により手動操作される複数の操作部材39a〜39fが設けられ、この複数の操作部材39a〜39fの操作信号が空調用制御装置30に入力される。この複数の操作部材は、具体的には、空調装置の自動制御状態を設定するAUTOスイッチ39a、車室内温度を乗員の好みの設定温度Tsetに設定するための温度設定スイッチ39b、内外気モードを設定する内外気切替スイッチ39c、吹出口モード(フェイス、バイレベル、フット、フットデフ、デフロスタ)を設定する吹出口モード切替スイッチ39d、送風機12の送風量を設定するための送風量切替スイッチ39e、後述する花粉モード制御と通常制御とを切り替え設定する花粉モードスイッチ39f等である。
なお、花粉モードスイッチ39fは、計器盤等の上に設けられる専用の押しボタンスイッチでも、あるいは、タッチパネル型のナビ画面にナビゲーションの地図などと切替表示される空調操作パネル39としてのタッチスイッチ(図示せず)でもよい。
次に、上記構成において本実施形態の作動を説明する。図2は、空調用制御装置30により実行されるメインルーチンを示すフローチャートである。この制御ルーチンは、車両のイグニッションスイッチ38がオンされるとともにスタートし、所定周期で繰り返される。
まずステップS100では、フラグ、タイマー等の初期化がなされ、次のステップS110にて、花粉モードスイッチ39fが乗員により操作されて花粉モード制御状態になっているか否かが判定される。具体的には、花粉モードスイッチ39fが操作されたとき、または花粉センサ36の花粉検出量が所定値より大きくなったときなどには花粉モード制御状態であると判定され、フラグが立てられる(flag=1)。
次のステップS120で空調操作パネル39の操作スイッチ39a〜39f等の操作信号および各センサ31〜36等から車両環境状態の検出信号を読み込む。
次にステップS130にて、通常の空調制御(オートモードまたは通常制御という)および花粉モード制御で用いる目標吹出温度TAOを算出する。この目標吹出温度TAOは、車室内を温度設定スイッチ39bの設定温度Tsetに維持するために必要な吹出温度であり、空調制御の基本目標値である。この目標吹出温度TAOは、空調操作パネル39の温度設定スイッチ39bにより設定された設定温度Tsetと、各センサにより検出された空調熱負荷に関係する内気温Tr、外気温Tam、及び日射量Tsとに基づいて公知の下記数式(1)により算出する。
TAO=Kset×Tset−Kr×Tr−Kam×Tam−Ks×Ts+C
・・・(1)
但し、Kset、Kr、Kam、Ks:制御ゲイン、C:補正用の定数である。
次に、ステップS140で、送風機12の風量を目標吹出温度TAOに基づき設定する。具体的には、図3(a)に示すように、目標吹出温度TAOの低温側および高温側で風量レベルを最大(Hi)とし、TAOの中間温度域にて風量レベルを最小(Lo)にしている。なお、風量レベルは、実際には、送風機12の駆動用モータ12bに印加される電圧レベルとして決定し、この電圧レベル変化により送風機12の風量を変化させるようにしている。
次にステップS150にて、エアミックスドア(A/Mドア)15の目標開度SWを算出する。このA/Mドア目標開度SWは、基本的には、蒸発器13の吹出空気温度Te(蒸発器温度センサ33の検出温度)、ヒータコア15の温水温度Tw(水温センサ34の検出温度)、および目標吹出空気温度TAOを用いて、数式(2)に基づき算出する。
SW={(TAO−Te)/(Tw−Te)}×100(%) ・・・(2)
なお、SW=0%は、エアミックスドア15の最大冷房位置であり、SW=100%はエアミックスドア15の最大暖房位置である。
次に、ステップS160にて吹出口モード(吹出口ダンパ位置)の設定が行われる。具体的には、通常制御時には、目標吹出口温度TAOに基づき、図3(b)に示す特性にしたがって行われる。すなわち、目標吹出温度TAOが低温側から高温側へと変化するにつれて、吹出口モードをフェイス(FACE)モード→バイレベル(B/L)モード→フット(FOOT)モードと順次切り替える。
一方、ステップS110にて花粉モード制御が選択されているときには、目標吹出温度TAOに拘わらず、常にフェイスモードが選択され、フェイスドア19が開かれてフェイス吹出口18より乗員の上半身に向けて空調風をあてることにより、乗員の上半身(特に、顔)の周りの花粉を吹き飛ばして、花粉除去を行う。なお、この花粉モード制御におけるフェイスモードでは、他のデフロスタ吹出口16およびフット吹出口20はともに閉じられる。
次のステップS170では、吸込口モード設定、すなわち内外気切替箱11の吸込口ドア11aの開度が算出される。具体的には、図4のフローチャートに示す処理ルーチンにて行われる。
図4において、まずステップS300にて、花粉モード制御中であるか否かが、フラグに基づき判定する。花粉モード制御が設定されていない場合は、ステップS310に移行して、通常制御における吸込口ドア11aの開度を、目標吹出温度TAOに基づき図3(c)に示すように決定する。この通常制御時における吸込口モードは、よく知られているように、目標吹出温度TAOが低い場合の内気モード側からTAOが高い場合の外気モード側へ吸込口ドア11aの開度が切り替えられる。
一方、ステップS300で、花粉モード制御中であると判定された場合は、ステップS320にて、外気温Tamに応じた吸込口状態遷移値F1(Tam)を、図5に示すように算出する。すなわち、吸込口状態遷移値F1(Tam)は、外気温Tamが第1しきい値(5または6℃)より大きいときには「1」、第1しきい値より小さいときは「0」となるよう設定される。この第1しきい値は、比較的低温域の温度として設定されている。
そして、この吸込口状態遷移値F1(Tam)=0のときは、ステップS310にて吸込口ドア開度を通常制御における目標吹出温度TAOに応じた値(外気モードまたは内気モード)に設定される。
吸込口状態遷移値F1(Tam)=1であるときは、ステップS330にて圧縮機状態判定手段によりコンプレッサシステムが正常か否かが判定される。具体的には、圧力センサ37による冷凍サイクル(図示せず)の冷媒圧力が異常値(異常高圧または異常低圧)を示しているか否かに基づき、圧縮機システムが正常状態であるか否かを判定することができる。
コンプレッサシステムが正常でないと判定される場合は、ステップS310にて通常制御時の吸込口ドア開度が設定される。コンプレッサシステムが正常であると判定される場合は、ステップS340にて吸込口ドア開度を、目標吹出温度TAOの大きさに拘わらず、強制的に内気モード(内気導入モード)に設定する。
このように、ステップS170における、花粉モード制御中での吸込口ドア開度は、外気温Tamが第1しきい値(5または6℃)より高い場合、かつ、コンプレッサシステムが正常であるときのみ、強制的に内気導入モードに設定されるので、確実に窓曇りの防止効果を得ることができる。
なお、外気温Tamが第1しきい値より低い温度の場合、花粉モード制御中であっても、強制的に内気導入モードに設定されることはないが、この低外気温状態では、目標吹出温度TAOは高くなり吸込口ドア11aは外気導入モードに設定される可能性が高く、窓曇りが発生しにくくなる。
次のステップS180では、蒸発器目標吹出温度TEOが算出される。すなわち、周知のように、第1蒸発器吹出温度TAO1が、目標吹出温度TAOが高くなるほど高くなるように算出され、第2蒸発器吹出温度TAO2が、外気温Tamの中間温度域(たとえば18〜25℃)で高く、かつ低温域および高温域でおよびそれぞれ低くなるよう算出される。これら第1および第2蒸発器吹出温度TAO1、TAO2の低いほうの温度を、蒸発器目標吹出温度TEOとして算出される。
そして、次のステップS190にて、コンプレッサの制御判定を行う。その具体的な処理ルーチンを図6に示す。図6において、まずステップS410にて、花粉モード制御が設定されているか否かが判定される。
花粉モード制御が設定されていない場合は、ステップS420にて、圧縮機25を通常制御時に設定される作動状態で作動させる。具体的には、周知のように、ステップS180で算出された蒸発器目標吹出温度TEOと、蒸発器13の吹出空気温度Teとの大小関係に応じて、電磁クラッチ24を断続するよう駆動回路23へON−OFF信号を出力する。
花粉モード制御が設定されている場合は、ステップS430にて、外気温Tamに応じた圧縮機状態遷移値F2(Tam)を、図7に示すように算出する。すなわち、圧縮機状態遷移値F2(Tam)は、外気温Tamが第2しきい値(15または16℃)より小さいときには「1」、第2しきい値より大きいときは「0」となるよう設定される。この第2しきい値は、第1しきい値より高い、中間的な温度域の温度として設定されている。
圧縮機状態遷移値F2(Tam)=0のときには、ステップS420にて圧縮機25を通常制御におけるTEOに応じたON−OFF制御を行う。また、圧縮機状態遷移値F2(Tam)=1のときには、ステップS470にて、蒸発器目標吹出温度TEOに拘わらず、圧縮機25を強制的に作動状態(ON)とする。
このように、ステップS190における、花粉モード制御中での圧縮機25の作動状態は、外気温Tamが第2しきい値(15または16℃)より低い場合に強制的に作動(ON)状態となるので、蒸発器13において空気が除湿され、この除湿空気が車室内に吹き出されるため窓曇りが抑制される。なお、外気温Tamが第2しきい値より高い場合には、圧縮機25は強制的にON状態とはならず、通常制御モードでの蒸発器目標吹出温度TEOに基づく作動制御が行われる。
以上のように、本第1実施形態では、ステップS170(S300〜S340)にて、花粉モード制御が設定され、かつ、コンプレッサシステムが正常作動可能のときに、外気温Tamが第1しきい値より高い状態の時には吸込口モードを強制的に内気導入モードにする。さらに、ステップS190(S410〜S470)にて、同じく花粉モード制御が設定されているとき、外気温Tamが第1しきい値より高い値に設定されている第2しきい値より低い場合には、圧縮機25を強制的に作動させる。
したがって、花粉モード制御において、花粉除去効果を得るために内気導入モードにする場合に、第2しきい値より低い温度範囲で圧縮機25を強制的に作動させて、車室内に除湿された空気を吹き出すことにより、窓曇りを抑制することができる。
さらに、このとき、コンプレッサシステムが正常動作できないと判定された場合には、花粉モード制御が設定されていても、強制的に内気導入モードに移行しないので、窓曇りを発生しにくくすることができる。これは、花粉モード制御の設定により、吹出口モードが乗員の上半身より花粉を除去するためにフェイスモードが選択される場合に、特に窓曇り発生の抑制に効果がある。すなわち、フェイスモードでは、デフロスタ吹出口16およびフット吹出口20が閉じられるため、内気導入モードで窓曇りが発生しやすくなるためである。
なお、外気温Tamが第1しきい値より低い、低外気温範囲では、花粉モード制御中に吸込口モードは内気導入モードが解除されるので、窓曇りの発生を抑制することができる。また、外気温Tamが、第2しきい値より高い中高温範囲では、内気導入モードであっても窓曇りが発生しにくい温度範囲であるため、圧縮機25の強制作動を解除することにより、エネルギー消費を抑えつつ窓曇りの発生を抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本第2実施形態は、上記第1実施形態と同様、花粉モード制御時に、外気温Tamにが第2しきい値より低い場合に圧縮機25を強制作動させるものであるが、一旦、花粉モード制御が設定されたら、花粉モード設定手段において花粉モード制御が解除されても、圧縮機25の強制作動状態を解除しない点が、第1実施形態と異なっている。以下では、第1実施形態と同じ構成部分は説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図8は、第2実施形態におけるコンプレッサ制御判定の処理ルーチンを示すフローチャートである。この風量設定は、第1実施形態と同様、図2のメインルーチンのステップS190にて実行される。図8において、第1実施形態(図6)と同じ処理内容には同一符号を付して説明を省略する。
まず、ステップS400にて、花粉モード制御における圧縮機25の強制作動(ON)状態となったことがあるかを、履歴フラグ=1または0に基づき判定する。イグニッションスイッチ38がONとなって、まだ一度も花粉モード制御が設定されていない場合は、履歴フラグ=0であり、ステップS410へ移行する。ステップS410から、ステップS420、S430およびS470における処理内容は、上記第1実施形態と同じであるので、説明を省略する。
ステップS400で、履歴フラグ=1であるときには、花粉モード制御が設定されているか否かにかかわらずステップS440へ移行して、イグニッションスイッチ(IG)38がOFFとなっているか否かが判定される。IG38がOFF、すなわちエンジンが停止されているときには、ステップS450にて、花粉モード制御における圧縮機25の強制作動の履歴フラグ=0にリセットして、ステップS420に移行し通常制御における圧縮機制御が行われる。
ステップS440で、IG38がOFFとなっていないと判定された場合は、ステップS460にて履歴フラグ=1とし、ステップS470にて、第1実施形態と同様、圧縮機25を強制作動モードとする。なお、ステップS430での判定結果がYES、すなわち、第1回目の花粉モード制御における圧縮機状態遷移値F2(Tam)=1での制御においては、このステップS460にて履歴フラグ=1が設定される。
したがって、第2実施形態においては、一旦、花粉モード制御における外気温Tamの第2しきい値より低い温度域での圧縮機の強制作動が行われたら(S400→S410→S430→S460→S470)、IG38がOFFとなるまで、花粉モード制御が解除されても、あるいは、外気温Tamが第2しきい値より高くなっても、圧縮機の強制作動モードは解除されない(S400→S440→S460→S470)。
すなわち、花粉モード制御の解除や、あるいは外気温Tamの上昇により、圧縮機は停止せず作動し続けるので、圧縮機25の強制作動により蒸発器13に付着した凝縮水は、蒸発器13の温度上昇による再飛散は抑制され、車室内への吹き出し空気は除湿状態が維持されるので、窓曇りの発生を抑制することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本第3実施形態は、上記第2実施形態と、圧縮機の強制作動モードを花粉モード制御の解除、または外気温Tamの上昇があっても継続する点は同じであるが、その圧縮機の強制作動モードをIG38のOFF後、所定時間経過後まで継続させる点が、第2実施形態と異なっている。以下では、第2実施形態と同じ構成部分は説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図9は、第3実施形態におけるコンプレッサ制御判定の処理ルーチンを示すフローチャートである。この風量設定は、第1、第2実施形態と同様、図2のメインルーチンのステップS190にて実行される。図9において、第1実施形態(図6)および第2実施形態(8)と同じ処理内容には同一符号を付して説明を省略する。
すなわち、第3実施形態では、ステップS442において、IG38がOFF状態となって所定時間(1時間)経過したか否かが判定され、IG38がOFF状態となって1h経過するまでは、履歴フラグ=1とし(S460)、圧縮機25を強制作動状態とする(S470)。
なお、このステップS470での圧縮機の強制作動状態とは、IG38がONの場合は圧縮機25は実際に作動して、蒸発器13に冷媒を供給しているが、IG38がOFFとなったら、圧縮機25の実際の作動は停止するが、次にIG38がONとなったら直ちに圧縮機は作動開始できる状態になっていることを意味する。
ステップS442で、IG38がOFFとなって1h経過した後は、第2実施形態と同様、ステップS450にて圧縮機の強制作動モードの履歴フラグ=0にリセットし、ステップS420の通常制御、すなわち、空調装置を完全に停止状態とする。
以上のように、第3実施形態では、IG38がOFFとなっても、所定時間(たとえば
1h)経過するまでは、圧縮機25の強制作動モードを継続するので、所定時間内で、再度IG38がONされた場合に、圧縮機25は直ちに作動して、蒸発器13に冷媒を供給することができる。したがって、IG38のOFF状態が継続する1時間以内の期間に、蒸発器13に凝縮水が付着したまま残っていても、IG38の再度のONにより直ちに冷却が開始される蒸発器13から凝縮水が再飛散することは抑制され、窓曇りの発生を抑えることができる。
(他の実施形態)
第1実施形態では、花粉モード制御中に、外気温Tamが第1しきい値より高い場合に吸込口モードを強制的に内気導入モードに設定する処理と、外気温Tamが第2しきい値より低い場合に圧縮機を強制作動させる処理をともに備える例を示したが、必ずしも両者を併用する必要はなく、それぞれ単独に用いてもよい。すなわち、内気導入モードを強制的に設定する処理を行う場合は、圧縮機は通常制御時の蒸発器目標吹出温度TEOに基づく作動制御を行うことができる。また、圧縮機を強制的に作動する処理を行う場合は、吸込口モードを通常制御時の目標吹出温度TAOに基づき設定するようにしてもよい。
本発明の第1実施形態の車両用空調装置の全体システム図である。 空調用制御装置により実行されるメインルーチンを示すフローチャートである。 (a)〜(c)は、通常制御時の制御特性を示す線図である。 第1実施形態における、吸込口ドア開度演算の処理ルーチンを示すフローチャートである。 吸込口状態遷移値F1(Tam)の特性を示す線図である。 第1実施形態における、コンプレッサ制御判定の処理ルーチンを示すフローチャートである。 圧縮機状態遷移値F2(Tam)の特性を示す線図である。 第2実施形態における、コンプレッサ制御判定の処理ルーチンを示すフローチャートである。 第3実施形態における、コンプレッサ制御判定の処理ルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
10…空調ユニット、11…内外気切替箱、12…送風機、13…蒸発器、
14…ヒータコア、15…エアミックス(A/M)ドア、16…デフロスタ吹出口、
18…フェイス吹出口、20…フット吹出口、
30…空調用制御装置(エアコンECU)、36…花粉センサ、
38…イグニッションスイッチ、39f…花粉モードスイッチ、40…フィルタ。

Claims (8)

  1. 空調ユニット(10)の最上流部に設けられ、内気と外気とを切り替え導入する内外気切替手段(11a)と、
    前記内外気切替手段の下流側に配置され車室内へ送風する送風機(12)と、
    前記送風機の風下側に配置され、圧縮機(25)により吸入、吐出される冷媒が供給されて前記送風機からの風を冷却する蒸発器(13)と、
    花粉モード制御を設定する花粉モード設定手段(39f、36)と、
    前記車室外の温度を検出する外気温センサ(32)と、
    前記花粉モード制御が設定されているときに、前記外気温センサにより検出された外気温に応じて前記内外気切替手段または圧縮機の少なくともいずれか一方の作動を制御する空調制御装置(30)と、
    を備えることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記花粉モード制御が設定されている場合は、前記空調制御装置は、前記外気温が低温領域の第1しきい値より高い温度の場合には前記内外気切替手段を内気導入モードに設定するとともに、前記外気温が前記第1しきい値より低くなった場合には前記内気導入モードへの設定を解除することを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記圧縮機が正常動作可能か否かを判定する圧縮機状態判定手段(37)を備え、
    前記空調制御装置は、前記外気温が前記第1しきい値より高い場合に前記圧縮機状態判定手段による判定結果が否であるとき、前記花粉モード制御における内気導入モードへの設定を解除することを特徴とする請求項2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記花粉モード制御が設定されている場合は、前記空調制御装置は前記圧縮機を作動させて前記蒸発器を冷却することを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  5. 前記花粉モード制御が設定されている場合は、前記空調制御装置は、前記外気温が第2しきい値より低い温度の場合には前記圧縮機を作動させて前記蒸発器を冷却することを特徴とする請求項4に記載の車両用空調装置。
  6. 前記空調制御装置は、前記花粉モード設定手段により前記花粉モード制御の設定が解除された場合に、前記圧縮機の作動状態を継続することを特徴とする請求項4または5に記載の車両用空調装置。
  7. 前記空調制御装置は、イグニッションスイッチ(38)がオフとなったときに前記圧縮機の作動状態の継続を解除することを特徴とする請求項6に記載の車両用空調装置。
  8. 前記空調制御装置は、イグニッションスイッチ(38)がオフとなった後の経過時間に応じて前記圧縮機の作動状態の継続を解除することを特徴とする請求項6に記載の車両用空調装置。
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