JP2006076576A - ひねり包装用フィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】 飴との剥離性に優れ、生分解性を有したひねり包装用フィルムを提供する。
【解決手段】 主成分がポリ乳酸系重合体からなる二軸延伸フィルムであって、低分子量ポリマーを0.01〜1.0質量%含有することを特徴とするひねり包装用フィルム。低分子量ポリマーがポリオレフィンであることを特徴とする上記ひねり包装用フィルム。低分子量ポリマーの数平均分子量が1000〜8000であり、その融点が60〜140℃であることを特徴とする上記ひねり包装用フィルム。ポリ乳酸系重合体が脂肪族−芳香族共重合ポリエステルを1〜10質量%含有することを特徴とする上記ひねり包装用フィルム。
【選択図】 なし

Description

本発明は、生分解性を有したひねり包装用フィルムに関するものである。
従来より、ひねり包装用分野では、デッドホールド性に優れたセロハンが使用されている。しかし、セロハンは湿度に弱い点や製造時の環境等に問題があった。
この問題を解決するために、例えば、ブチレンテレフタレートを主たる構成単位となる樹脂からなる、防湿性及びデッドホールド性に優れたひねり包装用フィルムが開示されている(特許文献1)。しかし、近年の環境問題の高まりから、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、ポリオレフィン等のプラスチックの代替として、水分や微生物などにより分解可能であり、コンポスト中での堆肥化処理が可能であるポリ乳酸、ポリブチレンサクシネート、ポリカプロラクトン、ポリブチレンテレフタレートアジペート等の生分解性を有する樹脂が要求されてきている。これらの中でも、特に、ポリ乳酸は、各種でんぷんや糖類などを発酵して得られる乳酸を重合した植物由来の原料で、最終的には再び炭酸ガスと水になり、地球的規模で環境リサイクルされる理想的なポリマーとして、各種用途に利用され始めている。中でも、デッドホールド性に優れている点から、ひねり包装用フィルムとして採用されている事例がある。
しかし、ポリ乳酸は水蒸気透過性が高く、湿気を嫌う製品や水分を多く含む製品等を包装する際には、吸湿や放湿が問題となる。特に、糖分の高い飴などを包装する際には、飴が水分を吸収してべたつき、飴とフィルムとの剥離が困難になるという問題があった。
一方、この問題を解決するために、生分解性を有する脂肪族ポリエステルからなるフィルムにポリオレフィンワックスを含有させ、フィルムの透湿性を低下させる技術が開示されている(特許文献2)。しかし、この方法で得られる低透湿性フィルムは、非生分解性組成物であるポリオレフィンワックスを20重量%以上含有するため、十分な生分解性が得られないという問題があった。
特開2004−18023号公報 特開平09−194706号公報
本発明は、上記問題点を解決し、飴との剥離性に優れ、生分解性を有したひねり包装用フィルムを提供することを目的とする。
本発明者らは上記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、主成分がポリ乳酸系重合体からなるフィルムに低分子量ポリマーを含有させることにより上記課題を解決することを見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明の要旨は下記の通りである。
(1)主成分がポリ乳酸系重合体からなる二軸延伸フィルムであって、低分子量ポリマーを0.01〜1.0質量%含有することを特徴とするひねり包装用フィルム。
(2)低分子量ポリマーがポリオレフィンであることを特徴とする(1)記載のひねり包装用フィルム。
(3)低分子量ポリマーの数平均分子量が1000〜8000であり、その融点が60〜140℃であることを特徴とする(1)または(2)記載のひねり包装用フィルム。
(4)ポリ乳酸系重合体が脂肪族−芳香族共重合ポリエステルを1〜10質量%含有することを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のひねり包装用フィルム。
ポリ乳酸系重合体に低分子量ポリマーを混合することにより、ポリ乳酸系フィルムに優れた剥離性を付与し、飴のひねり包装の際に、好適に使用できる。特に低分子量ポリマーとしてポリオレフィンを用いた場合に効果的である。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明のフィルムにおいて用いられるポリ乳酸系重合体としては、主成分として、ポリ乳酸または乳酸成分を有するものであればよく、ポリ乳酸、乳酸またはラクチドと他のヒドロキシカルボン酸、ジカルボン酸、ジオール、環状ラクトンとの共重合体、ブレンド体が挙げられる。これらには、生分解性に影響を与えない範囲で、ウレタン結合、アミド結合、エーテル結合等を導入することができる。
ポリ乳酸のL−乳酸とD−乳酸との割合は、(L−乳酸)/(D−乳酸)=100/0〜92/8(モル%)であることが好ましい。ポリ乳酸に占めるD−乳酸の含有量が8モル%を超えると結晶性が低下し、延伸時の厚み精度が悪化したり、延伸後の熱セットによる配向結晶化が進行せず、機械的強度の不足や熱収縮率のコントロールが困難になるという問題が生じる。また、L−乳酸を単独で使用してもよいが、D−乳酸が配合されている方が、結晶性が緩和され、製膜性が良い。従って、本発明においては、L−乳酸とD−乳酸とが、(L−乳酸)/(D−乳酸)=99/1〜95/5(モル%)の範囲で配合されていることが、より好ましい。なお、上記の割合で配合されていれば、共重合体であってもブレンド体であってもかまわない。
ポリ乳酸系重合体の数平均分子量は、5万〜30万の範囲にあることが好ましく、より好ましくは8万〜15万である。数平均分子量が5万未満であると、得られるフィルムは機械的強度に劣るものとなり、延伸工程や巻き取り工程での切断も頻繁に起こり、操業性の低下を招く。一方、数平均分子量が30万を超えると、加熱溶融時の流動性が乏しくなって製膜性が低下する。
また、本発明の効果を阻害しない範囲で、ポリ乳酸系重合体以外の樹脂を混合してもよい。例えば、ポリ乳酸以外の脂肪族ポリエステル、脂肪族−芳香族共重合ポリエステル等が挙げられる。
本発明において、ポリ乳酸系重合体に混合するポリ乳酸以外の脂肪族ポリエステルとしては、例えば、グリコール酸、ヒドロキシ酪酸、ヒドロキシカプロン酸等のヒドロキシカプロン酸類、カプロラクトン、ブチロラクトン、グリコリド等の環状ラクトン類、エチレングリコール、ブタンジオール、シクロヘキサンジメタノール、ビス−ヒドロキシメチルベンゼン、トルエンジオール等のジオール類、コハク酸、アジピン酸、スベリン酸、セバシン酸等の脂肪族ジカルボン酸類、環状酸無水物類、オキシラン類を成分とした脂肪族ポリエステル重合体等が挙げられる。その中でも、ポリカプロラクトン、ポリエチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネートアジペートが好適に用いられる。また、生分解に影響を与えない範囲で、ウレタン結合、アミド結合、エーテル結合等を導入することもできる。
本発明において、ポリ乳酸系重合体に混合する脂肪族−芳香族共重合ポリエステルとしては、脂肪族成分及び芳香族成分を有するポリエステルであればよく、例えば、乳酸、グリコール酸、ヒドロキシ酪酸、ヒドロキシカプロン酸等のヒドロキシカプロン酸類、カプロラクトン、ブチロラクトン、ラクチド、グリコリド等の環状ラクトン類、エチレングリコール、ブタンジオール、シクロヘキサンジメタノール、ビス−ヒドロキシメチルベンゼン、トルエンジオール等のジオール類、コハク酸、アジピン酸、スベリン酸、セバシン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等のジカルボン酸類、環状酸無水物類、オキシラン類を成分とし、脂肪族成分と芳香族成分を有する共重合体等が挙げられる。その中でも、脂肪族成分として1,4−ブタンジオールとアジピン酸、芳香族成分としてテレフタル酸を有する共重合ポリエステルが好ましい。また、生分解に影響を与えない範囲で、ウレタン結合、アミド結合、エーテル結合等を導入することもできる。
脂肪族−芳香族共重合ポリエステルを含有する場合は、1〜10質量%の範囲で含有することが好ましく、3〜8質量%がさらに好ましい。含有量が1%未満では柔軟化に効果がなく、10質量%を超えるとひねり性が低下する。また、理由は定かではないが、含有させることにより剥離性にも効果が得られる。
本発明のフィルムにおいて、ポリ乳酸系重合体に混合する低分子量ポリマーとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエステル、ポリアミド等が挙げられる。その中でも、混合する場合の安定性、相溶性のバランスの点から、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィンが好ましい。
本発明のフィルムにおいて、低分子量ポリマーの含有量は、0.01〜1.0質量%であることが必要であり、含有量が0.01質量%未満の場合は剥離性が得られず、1.0質量%を超える場合には過剰性能だけでなく押し出し不良となり、さらに多量になると生分解性が劣る。
低分子量ポリマーの数平均分子量は1000〜8000であることが好ましく、特に1000〜6000が好ましい。数平均分子量が1000未満の場合は、分子量が低いためフィルム表面にブリードしやすく析出したり、また、8000を超える場合には逆にブリードしにくくなるため剥離性が劣る。低分子量ポリマーの融点は、60〜140℃であることが好ましい。より好ましくは90〜130℃である。
低分子量ポリマーとポリ乳酸系重合体とを混合する方法は特に限定されないが、同一の押出機で溶融混合する方法、各々別々の押出機で溶融させた後に混合する方法等が挙げられる。その中でも、事前にマスターチップを作製し、マスターチップで添加する方法が好ましい。
本発明の効果を阻害しない範囲において、フィルムの物性や加工性を調整する目的で、可塑剤、滑剤、無機フィラー、紫外線吸収剤等の添加剤、改質剤、架橋剤あるいは、他の高分子材料等を添加することも可能である。
可塑剤としては、特に限定されないが、本発明で使用する重合体との相溶性に優れたものが好ましく、具体的には、脂肪族多価カルボン酸エステル誘導体、脂肪族多価アルコールエステル誘導体、脂肪族オキシ酸エステル誘導体、脂肪族ポリエーテル誘導体、脂肪族ポリエーテル多価カルボン酸エステル誘導体等から選ばれた単一または複数の混合物が挙げられる。
滑剤としては、特に限定されないが、脂肪族カルボン酸アミドが好ましい。このような脂肪族カルボン酸アミドとしては、ステアリン酸アミド、オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、ベヘニン酸アミド等が挙げられる。
無機フィラーとしては、特に限定されないが、シリカ、二酸化チタン、タルク、硫酸バリウム、リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、リン酸ソーダ等が好ましい。また、表面処理が施されていてもよく、その中でもシリカが好ましい。
本発明のフィルムを製造する方法は、特に限定されないが、例えば、原料を十分に乾燥し水分を除去した後、組成に適した溶融温度180〜250℃で、Tダイ、Iダイ、丸ダイ等から所定の厚みに押出したシート状物または円筒状物を、0〜40℃の冷却ロールや水、圧空等により冷却、固化させる。なお、原料の樹脂組成物は、混合を十分にするために、予め溶融混練したものを用いてもよい。その後、ロール法、テンター法、チューブラー法等により一軸又は二軸延伸を施してもよい。二軸延伸方法としては、同軸二軸延伸法、逐次二軸延伸法のいずれでもよい。延伸する場合は、延伸温度は50℃〜110℃の範囲で、延伸倍率は縦、横方向、それぞれ1.5〜10倍の範囲で延伸する。好ましい延伸倍率は、それぞれ2.5倍以上であり、かつ面倍率が8倍以上である。延伸倍率が2.5倍未満であると、十分な機械的強力が得られず、実用性に劣るものとなる。また、延伸倍率の上限は特に限定されるものではないが、8倍を超えるとフィルム破れが発生しやすくなる。また、延伸後、熱風を吹き付ける方法、赤外線を照射する方法、マイクロ波を照射する方法、ヒートロール上に接触させる等により熱処理を施してもよい。均一に精度よく加熱できる点で、熱風を吹き付ける方法が好ましく、70℃〜160℃の範囲で1秒以上の熱処理、またはリラックス率2〜8%の条件下で弛緩熱処理を行ってもよい。印刷性、ラミネート性、コーティング適性等を向上させる目的で、コロナ処理を施してもよい。
次に実施例に基づいて本発明を具体的に説明するが、必ずしもこれに限定されるものではない。なお、本発明における評価方法は以下の通りである。
(1)ひねり性
黒糖からなる飴1粒(直径24mm、高さ14mm)を100mm×100mmのフィルムの中央部に置き、フィルムで筒状に巻き、フィルム両端を同方向に1.5回転(540°)ひねり、そのひねり保持性を評価した。ほとんど完全にひねりを保持しているもの(ひねりの角度が450°以上)を○、ひねりの角度が360°以上、450°未満であるものを△、ひねりの角度が360°未満であるものを×とした。
(2)飴の状態及び剥離性
上記(1)に記載した方法でひねり包装した飴を恒温恒湿下(20℃×90%RH、または30℃×70%RH)において保管し、7日後と14日後に取り出し、飴とフィルムとの剥離性を評価した。飴が簡単に剥離するものを○、飴がべたついているが剥離良好なものを△、飴がべたつき剥離困難なものを×とした。
実施例1
ポリ乳酸(カーギル・ダウ・ポリマー社製:ネイチャーワークス、D体=1.5%、数平均分子量105000)99.9質量%と、ポリエチレン(クラリアント社製:リコワックス PE190、数平均分子量1500、融点128℃)0.1質量%とを配合した樹脂組成物を、230℃で溶融しTダイより押出し、35℃のキャストロールに密着急冷させて未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを100℃で、縦方向3倍×横方向3倍の延伸倍率で同時二軸延伸を行い、リラックス率4%、130℃で5秒間熱処理し15μmの二軸延伸フィルムを得た。得られたフィルムのひねり性と、ひねり包装した飴の剥離性を表1に示した。
実施例2
ポリ乳酸99.9質量%と、ポリプロピレン(三洋化成社製:ビスコール 440−P、数平均分子量9000、融点153℃)0.1質量%とを配合した樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に二軸延伸フィルムを得た。得られたフィルムのひねり性と、ひねり包装した飴の剥離性を表1に示した。
実施例3
ポリ乳酸99.95質量%と、ポリプロピレン(三洋化成社製:ビスコール 660−P、数平均分子量4000、融点145℃)0.05質量%とを配合した樹脂組成物を、230℃で溶融しTダイより押出し、35℃のキャストロールに密着急冷させて未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを予熱ロール65℃、延伸ロール75℃で縦方向に3倍延伸し、テンターで延伸温度85℃で横方向に4倍延伸し、リラックス率5%として140℃で3秒間熱処理し、15μmの二軸延伸フィルムを得た。得られたフィルムのひねり性と、ひねり包装した飴の剥離性を表1に示した。
実施例4
ポリ乳酸93.9質量%と、脂肪族−芳香族共重合ポリエステル(BASF社製:Ecoflex F、数平均分子量70000)6質量%と、ポリエチレン0.1質量%とを配合した樹脂組成物を用いて、実施例1と同様に二軸延伸フィルムを得た。得られたフィルムのひねり性と、ひねり包装した飴の剥離性を表1に示した。
実施例5
ポリ乳酸を95.5質量%、脂肪族−芳香族共重合ポリエステルを4質量%、ポリエチレン(三洋化成社製:サンワックス 131−P、数平均分子量1500、融点105℃)を0.5質量%に変更した以外は、実施例4と同様に二軸延伸フィルムを得た。得られたフィルムのひねり性と、ひねり包装した飴の剥離性を表1に示した。
実施例6
ポリ乳酸を79.9質量%、脂肪族−芳香族共重合ポリエステルを20.0質量%、ポリエチレンを0.1質量%に変更した以外は、実施例4と同様に二軸延伸フィルムを得た。得られたフィルムのひねり性と、ひねり包装した飴の剥離性を表1に示した。
比較例1
ポリエチレンを添加せずに実施例1と同様に二軸延伸フィルムを得た。得られたフィルムのひねり性と、ひねり包装した飴の剥離性を表1に示した。
比較例2
ポリ乳酸95質量%と、ポリエチレン5質量%とを配合した樹脂組成物を用いて実施例1と同様にして二軸延伸フィルムを得ようとしたが、溶融した樹脂組成物をTダイより押出しすることができず、フィルムを得ることができなかった。
比較例3
市販のポリエチレンテレフタレートフィルム(ユニチカ社製:エンブレット)を用いた場合のひねり性と、ひねり包装した飴の剥離性を表1に示した。

Claims (4)

  1. 主成分がポリ乳酸系重合体からなる二軸延伸フィルムであって、低分子量ポリマーを0.01〜1.0質量%含有することを特徴とするひねり包装用フィルム。
  2. 低分子量ポリマーがポリオレフィンであることを特徴とする請求項1記載のひねり包装用フィルム。
  3. 低分子量ポリマーの数平均分子量が1000〜8000であり、その融点が60〜140℃であることを特徴とする請求項1または2記載のひねり包装用フィルム。
  4. ポリ乳酸系重合体が脂肪族−芳香族共重合ポリエステルを1〜10質量%含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のひねり包装用フィルム。

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