JP2003221499A - ポリ乳酸系熱収縮材 - Google Patents

ポリ乳酸系熱収縮材

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JP2003221499A
JP2003221499A JP2002020528A JP2002020528A JP2003221499A JP 2003221499 A JP2003221499 A JP 2003221499A JP 2002020528 A JP2002020528 A JP 2002020528A JP 2002020528 A JP2002020528 A JP 2002020528A JP 2003221499 A JP2003221499 A JP 2003221499A
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polylactic acid
heat
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aliphatic polyester
polycarbodiimide
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JP2002020528A
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Muneharu Yagi
宗治 八木
Akira Morikawa
陽 森川
Tomohisa Okuda
智久 奥田
Hideo Hayashi
英生 林
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Gunze Ltd
Original Assignee
Gunze Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ポリ乳酸系重合体と透明性を劣化させる要因で
ある脂肪族系ポリエステルを含むポリ乳酸系熱収縮材に
対して、熱収縮性及び引張破断性を大きく劣化させずに
透明性を大きく向上させたポリ乳酸系熱収縮材を提供す
る。 【解決手段】ポリ乳酸系重合体及びポリ乳酸系重合体以
外の脂肪族系ポリエステルを含むポリ乳酸系熱収縮材に
ポリカルボジイミドを更に配合することによって透明性
を向上させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリ乳酸系熱収縮
材に関する。詳しくは、ポリ乳酸系重合体とポリ乳酸系
以外の脂肪族系ポリエステルとを含むポリ乳酸系熱収縮
材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、収縮包装材若しくは収縮結束
包装材又は収縮ラベル等に利用される熱収縮材を構成す
る物質として、ポリ塩化ビニル、スチレン−ブタジエン
共重合体、ポリエチレンテレフタレート等が知られてお
り、また、産業界で広く利用されている。しかし、これ
らの熱収縮材は、自然環境下に廃棄されると、その安定
性のため分解されることなく残留する。なお、本明細書
における「熱収縮材」は、熱収縮性を有する糸、紐、フ
ィルム、シート等を意味する。
【0003】それらの熱収縮材の残留量が増大するにつ
れ、景観を損うとともに、魚、野鳥の生活環境を汚染す
る等の問題を引き起こす。これらの問題を生じない分解
性重合体からなる熱収縮材が要望されており、実際多く
の研究、開発が行われている。その分解性重合体とし
て、ポリエステル系重合体が例示できる。ポリエステル
系重合体からなる熱収縮材は、ポリエステル重合体が本
来的に有する加水分解性によって、湿気又は水分を有す
る自然環境下において単量体に分解される。更に、近年
においては、加水分解後に土壌中の微生物により無害な
分解物となる生分解性重合体からなる熱収縮材が熱望さ
れている。その生分解性重合体の一例としては、ポリ乳
酸が挙げられる。ポリ乳酸は、土壌中において加水分解
が自然に進行するので土壌中に原形が残らず、かつ、加
水分解後には土壌中の微生物により無害な分解物となる
ことが知られている。しかし、ポリ乳酸のみからなるフ
ィルム等は、硬くかつ透明性に優れるが、非常に脆くこ
のままでは熱収縮材を形成することが極めて困難であっ
た。
【0004】まず、ポリ乳酸膜の脆さを改善しかつ熱収
縮性を付与するための従来技術について説明する。ポリ
乳酸系重合体からなるフィルム等に対して2軸延伸を行
うことによって、ポリ乳酸系重合体からなるフィルム等
が本来的に有する脆さを改善したポリ乳酸系熱収縮フィ
ルムが、特開平9−187863号公報に開示されてい
る。特開平9−187863号公報に開示されたポリ乳
酸系熱収縮フィルムは、未延伸フィルムを第1の方向に
延伸して得られた1軸延伸フィルムを、1軸延伸フィル
ムの結晶化温度以上に予熱しかつ第1の方向と垂直な方
向に更に延伸を行うことにより形成される。このポリ乳
酸系熱収縮フィルムは、実質的に第1の方向に熱収縮す
る特性を有する。しかしながら、このポリ乳酸系熱収縮
フィルムは引張破断伸度が小さく、収縮包装又は収縮結
束包装を行う熱収縮フィルムとして用いることは実用上
困難であった。
【0005】また、ポリプロピレン等の結晶性ポリマー
を造核剤としてポリ乳酸系重合体に混合することによっ
て熱収縮性を向上させたポリ乳酸系熱収縮フィルムが、
特開2000−226571号公報に開示されている。
しかしながら、特開2000−226571号公報に開
示されたポリ乳酸系熱収縮フィルムも引張破断伸度が1
0%程度であり、収縮包装又は収縮結束包装を行う熱収
縮フィルムとして用いることは実用上困難であった。
【0006】また、ポリ乳酸系重合体にポリ乳酸以外の
脂肪族系ポリエステルを混合することによって、ポリ乳
酸系重合体よりなるフィルム等の脆さを改善したポリ乳
酸系熱収縮フィルムが、特開2001−11214号公
報に開示されている。しかしながら、ポリ乳酸以外の脂
肪族系ポリエステルが混合されていることによって、特
開2001−11214号公報に開示されたポリ乳酸系
熱収縮フィルムの透明性は劣化することが知られてい
る。
【0007】次に、ポリ乳酸系重合体等の脂肪族系ポリ
エステルからなる熱収縮材を収縮包装や収縮ラベルとし
て用いる場合は、特に、脂肪族系ポリエステルが本来的
に有する加水分解を制御することも必要であった。以下
に、脂肪族ポリエステル系重合体を主に含む熱収縮材の
耐加水分解性を制御するための従来技術を説明する。
【0008】脂肪族系ポリエステル樹脂等の生分解性プ
ラスチックの加水分解速度を制御する方法並びに加水分
解速度が調整された生分解性プラスチック組成物が、特
開平11−80522号公報に開示されている。特開平
11−80522号公報に開示された生分解性プラスチ
ックは、脂肪族系ポリエステル等にカルボジイミド化合
物やポリカルボジイミド化合物を配合することによっ
て、加水分解速度が調整されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のポリ乳酸系熱収
縮材においては、良好な熱収縮性と良好な引張破断性を
得るために、ポリ乳酸が本来的に有する透明性が犠牲に
されてきた。
【0010】そこで、本発明は上記に鑑みなされたもの
であり、ポリ乳酸系重合体を主に含み、かつ透明性を劣
化させる要因であるポリ乳酸系重合体以外の脂肪族系ポ
リエステルを含むポリ乳酸系熱収縮材に対して、熱収縮
性及び引張破断性を大きく劣化させずに透明性を大きく
向上させたポリ乳酸系熱収縮材を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】カルボジイミド化合物を
配合することによって脂肪族系ポリエステル等の加水分
解速度を調整できることは知られていたが、透明性を向
上できることは知られていなかった。本願発明者等は、
ポリカルボジイミドを従来のポリ乳酸系熱収縮材に配合
することによって、ポリ乳酸系熱収縮材の透明性を向上
できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0012】つまり、上記の課題を解決するために、本
発明に係るポリ乳酸系熱収縮材は、ポリ乳酸系重合体及
びポリ乳酸系重合体と異なる脂肪族系ポリエステルとポ
リカルボジイミドからなり、かつ加熱により少なくとも
一方向に収縮することを特徴とする。この構成であれ
ば、主剤である透明性に優れるポリ乳酸系重合体に、熱
収縮性及び引張破断性を向上させるが透明性を劣化させ
る脂肪族系ポリエステルを副剤として含むポリ乳酸系熱
収縮材であっても、熱収縮性及び引張破断性を大きく変
化させることなく、透明性を向上させることができる。
【0013】ポリ乳酸系重合体とその他の脂肪族系ポリ
エステルとは本来的に良好な相溶性を示さないため、混
合時の分散性が悪い。ポリカルボジイミドは、ポリ乳酸
やその他の脂肪族系ポリエステルがもつ水酸基やカルボ
キシル基と反応性を有するため、相溶化剤として作用す
ると考えられる。つまり、ポリカルボジイミドを配合し
た場合、混合時におけるポリ乳酸と他の脂肪族系ポリエ
ステルの分散性が向上し、その結果、形成されたポリ乳
酸系熱収縮材の透明性が向上すると考えられる。
【0014】更に、ポリ乳酸系重合体や他の脂肪族系ポ
リエステルなどの結晶性高分子を溶融後に冷却処理する
ことよって、結晶化したり、透明性を低下させる球晶が
成長したりすることが知られている。しかし、ポリカル
ボジイミドを配合した場合には、ポリカルボジイミドが
造核剤として作用して結晶化の抑制及び球晶の成長の抑
制を行うことができ、その結果、ポリカルボジイミドを
配合したポリ乳酸系熱収縮材の透明性は向上すると考え
られる。
【0015】ポリ乳酸系熱収縮材の内部においてポリカ
ルボジイミドは、ポリ乳酸系重合体や脂肪族ポリエステ
ルと化学結合していてもよいし、化学結合せず混合され
ていてもよいことに注意を要する。ポリカルボジイミド
がポリ乳酸系重合体や脂肪族ポリエステルのカルボキシ
ル基と脱水素結合している場合には、ポリ乳酸系熱収縮
材の耐加水分解性を向上させることもできる。
【0016】ポリカルボジイミドの平均主鎖長が、ポリ
乳酸系重合体の平均主鎖長と脂肪族系ポリエステルの平
均主鎖長の双方よりも短い場合、確実に透明性を向上さ
せることができる。更に、分岐鎖を持たない直鎖状やベ
ンゼン環等を含まない直線的な形状のポリカルボジイミ
ドが好ましい。ポリ乳酸系重合体及び脂肪族系ポリエス
テルのみからなるポリ乳酸系熱収縮材の場合、分子レベ
ルで観ると、近隣のポリ乳酸系重合体や脂肪族系ポリエ
ステルの間には空隙が多く存在する。ポリカルボジイミ
ドを含むポリ乳酸系熱収縮材の透明性は、その空隙をポ
リカルボジイミドで埋めることができたために向上した
と考えられる。なお、「平均主鎖長」は高分子主鎖の長さ
の平均値を意味し、重量平均分子量や数平均分子量(平
均重合度)からの換算で指標される。
【0017】熱収縮性、引張破断性及び透明性の全てに
優れたポリ乳酸系熱収縮材の構成としては、ポリカルボ
ジイミドの配合率がポリ乳酸系重合体及び前記脂肪族系
ポリエステルからなる混合物質100重量部に対して
0.1重量部〜5重量部であり、かつ混合物質における
ポリ乳酸系重合体と脂肪族系ポリエステルとの配合比が
90重量%:10重量%〜81重量%:19重量%であ
ることが好ましい。
【0018】ポリ乳酸系重合体、脂肪族系ポリエステル
及びポリカルボジイミドが1軸延伸により延伸方向に配
向した構成(1軸配向)であれば、ポリ乳酸系熱収縮材
は収縮異方性を有する。通常、構成材料が1軸配向した
ポリ乳酸系熱収縮材は、加熱によって、延伸方向に主に
収縮する、又は、延伸方向のみに収縮する。
【0019】延伸方向と直交する方向に対する引張破断
伸度が200%以上であり、かつ、ヘイズ値が10%以
下であるポリ乳酸系熱収縮材や80℃の温水中での前記
延伸方向に対する熱収縮率が30%以上であるポリ乳酸
系熱収縮材を提供することができる。更に、200%以
上の引張破断伸度、10%のヘイズ値及び80℃の温水
中で30%以上の熱収縮率を有するポリ乳酸系熱収縮材
を提供することもできる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の内容を説明すると共に、
好ましい実施の形態を記述する。本発明に係るポリ乳酸
系熱収縮材は、ポリ乳酸とポリ乳酸以外の他の脂肪族系
ポリエステルとポリカルボジイミドを含む樹脂からなる
熱収縮材である。本発明に係るポリ乳酸系熱収縮材は、
ポリ乳酸樹脂及びポリ乳酸以外の脂肪族系ポリエステル
樹脂からなる従来の熱収縮材に比べて、透明性に優れて
いる。
【0021】良好な熱収縮性を確保しかつ透明性を向上
するためには、ポリカルボジイミドの配合量を、ポリ乳
酸及び他の脂肪族系ポリエステルの混合物質100重量
部に対して0.1重量%〜5重量%の割合で配合するこ
とが好ましい。透明性を確実に向上させるためには、配
合するポリカルボジイミドとしてポリ乳酸の平均主鎖長
及び脂肪族系ポリエステルの平均主鎖長の双方よりも平
均主鎖長の短いポリカルボジイミドを用いる。
【0022】また、良好な熱収縮性及び引張破断伸度を
確保するためには、ポリ乳酸と他の脂肪族ポリエステル
との混合比を、(ポリ乳酸):(他の脂肪族ポリエステ
ル)=90重量%:10重量%〜81重量%:19重量
%を満たすように設定することが好ましい。本発明に係
るポリ乳酸系熱収縮材は、1軸収縮性を有するものであ
ってもよいし、2軸収縮性を有するものであってもよ
い。熱収縮結束包装用として用いる場合には1軸収縮性
を有することが好ましい場合が多い。また、容器ラベル
用として用いる場合には、ポリ乳酸系熱収縮材は、1軸
収縮性を有し、かつ加熱により収縮する方向と直交する
方向に対して高い引張破断性及び引き裂け易い特性を有
することが好ましい。
【0023】なお、熱収縮性や引張破断性は製造方法に
よって相違する。一般的には、延伸方法を適用して、所
望の熱収縮性や引張破断性を付与する。延伸方法を適用
すると、ポリ乳酸系熱収縮材を構成する物質を簡便に1
軸配向させることができる。良好な熱収縮性及び良好な
引張破断伸度を得るためのいかなる公知技術を用いても
よい。具体的には、Tダイ、Iダイ、丸ダイ等から押出
したシート若しくはフィルム又は紐若しくは糸を、冷却
キャストロール、水、圧空等により急冷し非結晶に近い
状態で固化させた後、ロール法、テンター法、チューブ
ラー法等を適用して1軸延伸若しくは2軸延伸する方法
が挙げられる。1軸延伸フィルムの製造においてはテン
ター法を適用して延伸する方法が一般的であり、また、
2軸延伸フィルムの製造においては、縦延伸にはロール
法を適用しかつ横延伸にはテンター法を適用する逐次2
軸延伸法や縦横同時にテンター法を適用して延伸する同
時2軸延伸法が一般的である。
【0024】ポリ乳酸系重合体としては、L−乳酸及び
/又はD−乳酸のみからなるポリ乳酸やL−乳酸及び/
又はD−乳酸を構成要素として主に含む共重合体やそれ
らの混合体が例示できる。ここに、ポリ乳酸には、構成
単位がL−乳酸であるポリL−乳酸、構造単位がD−乳
酸であるポリD−乳酸、L−乳酸とD−乳酸との共重合
体であるポリDL−乳酸が含まれる。
【0025】ポリ乳酸系重合体の製造においては、縮重
合法、開環重合法等の公知の方法を適用することによっ
て、ポリ乳酸系重合体を製造することができる。詳しく
は、縮重合法では、L−乳酸、D−乳酸又はこれらの混
合物を直接脱水縮重合することによって、ポリ乳酸が製
造できる。また、開環重合法では、必要に応じて重合調
整剤等を用いて乳酸の環状二量体である乳酸ラクチドを
所定の触媒の存在下で開環重合することによって、ポリ
乳酸が製造できる。なお、乳酸ラクチドには、L−乳酸
の二量体であるL−ラクチド、D−乳酸の二量体である
D−ラクチド及びL−乳酸とD−乳酸との二量体である
LD−ラクチドがあり、これら3種の乳酸ラクチドのい
ずれか1種又は複数種を用いて所望のポリ乳酸を製造す
ることができる。
【0026】脂肪族系ポリエステルとしては、脂肪族系
グリコール類と脂肪族多塩基酸(又はその無水物)とを
縮合して得られる脂肪族系ポリエステル、環状ラクトン
類を開環重合した脂肪族系ポリエステル、合成系脂肪族
系ポリエステル、菌体内で生合成される脂肪族系ポリエ
ステル等が挙げられる。最も透明性に優れる脂肪族系ポ
リエステルは、脂肪族グリコール類と脂肪族多塩基酸
(又はその無水物)とを縮合して得られるものである。
この透明性に優れる脂肪族系ポリエステルを用いた場合
には、極めて透明性の高いポリ乳酸系熱収縮材を製造す
ることができる。
【0027】脂肪族系グリコール類と脂肪族多塩基酸
(又はその無水物)とを触媒の存在下に反応させた脂肪
族系グリコール/多塩基酸ポリエステル樹脂、又は必要
に応じ少量のカップリング剤を使用して反応させた高分
子量の脂肪族系グリコール/多塩基酸ポリエステル樹脂
を例示することができる。脂肪族系グリコール類として
は、例えばエチレングリコール、1,4−ブタンジオー
ル、1,6−へキサンジオール、デカメチレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサン
ジメタノール等が挙げられる。また、脂肪族系グリコー
ル類としてエチレンオキシドを使用することもできる。
更に、複数種のグリコール類を併用して合成した脂肪族
系グリコール/多塩基酸ポリエステル樹脂であってもよ
い。一方、脂肪族多塩基酸及びその酸無水物としては、
コハク酸、アジピン酸、スベリン酸、セバシン酸、ドデ
カン酸、無水コハク酸や無水アジピン酸等、一般的に市
販されているものを使用することができる。更に、複数
種の多塩基酸及び/又はその酸無水物を併用して合成し
た脂肪族系グリコール/多塩基酸ポリエステル樹脂であ
ってもよい。
【0028】上記においては脂肪族系グリコール類及び
脂肪族系多塩基酸のみからなる脂肪族系ポリエステルに
ついて説明したが、少量の他成分、例えば、芳香族系グ
リコール類及び無水トリメリット酸や無水ピロメリット
酸等の芳香族系多塩基酸、を併用することもできる。た
だし、これら芳香族系成分を導入するとポリ乳酸系熱収
縮材の生分解性が劣化することに注意を要する。また、
芳香族系成分が含まれていると相溶性が低下し、ポリ乳
酸系熱収縮材の透明性が劣化することに注意を要する。
【0029】ポリカルボジイミドとしては、種々の方法
で製造したものを使用することができるが、基本的には
従来のポリカルボジイミドの製造方法(米国特許第29
41956号明細書、特公昭47−33279号公報、
J.0rg.Chem.28, 2069−2075
(1963)、Chemical Review l98
1,Vol.81 No.4、p619−621)によ
り製造したものを用いることができる。
【0030】ポリカルボジイミドを製造するための原料
である有機ジイソシアネートとしては、例えば芳香族ジ
イソシアネート、脂肪族ジイソシアネート、脂環族ジイ
ソシアネートやこれらの混合物を挙げることができ、具
体的には、1,5−ナフタレンジイソシアネート、4,
4'−ジフェニルメタンジイソシアネート、4,4'−ジ
フェニルジメチルメタンジイソシアネート、1,3−フ
ェニレンジイソシアネート、1,4−フェニレンジイソ
シアネート、2,4−トリレンジイソシアネート、2,
6−トリレンジイソシアネート、2,4−トリレンジイ
ソシアネートと2,6−トリレンジイソシアネートの混
合物、ヘキサメチレンジイソシアネート、シクロヘキサ
ン−1,4−ジイソシアネート、キシリレンジイソシア
ネート、イソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシ
ルメタン−4,4'−ジイソシアネート、メチルシクロ
ヘキサンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジ
イソシアネート、2,6−ジイソプロピルフェニルイソ
シアネート、1,3,5−トリイソプロピルベンゼン−
2,4−ジイソシアネートを例示することができる。
【0031】なお、本発明の効果を奏する限りにおい
て、本発明に係るポリ乳酸系熱収縮材には、更に、熱安
定剤、光安定剤、滑剤、可塑剤、無機充填剤、消臭剤、
帯電防止剤等の添加剤を有するポリ乳酸系熱収縮材を含
むと解することに注意を要する。また、透明性の高い熱
収縮材を製造する目的は、単純に透明性を追求するばか
りでなく、光透過性を有する色純度の高い着色熱収縮材
を提供することにもある。したがって、着色剤、顔料等
を添加すると透明性は劣化することとなるが、本発明に
係るポリ乳酸系熱収縮材には、着色剤、顔料等を有する
ポリ乳酸系熱収縮材を含むと解することに注意を要す
る。
【0032】以下、実施例及び比較例に基づいて、本発
明の内容を具体的に説明する。なお、各実施例及び各比
較例において製造した樹脂フィルムの物性値は、まとめ
て表1に表わす。
【0033】まず、物性値の測定方法(評価方法)につ
いて説明する。ヘイズ値及び引張破断伸度は、それぞ
れ、JIS K−6782号及びJIS K−6732
号に準じて測定評価した。ここに、ヘイズ値は透明性の
指標を与える物性値であって、ヘイズ値が小さいほど透
明性に優れ、引張破断伸度は引張破断性の指標を与える
物性値であって、引張破断伸度が大きいほど引張破断性
に優れる。また、熱収縮率は、一辺が10cmの正方形
の試験片を80℃の温水に10秒間浸漬した際の寸法の
変化によって測定評価した。
【0034】(実施例1)ポリ乳酸(三井化学株式会社
製、H100E)90重量%、脂肪族系ポリエステル
(昭和高分子株式会社製、ビオノーレ#3003)10
重量%よりなる混合樹脂100重量部に対して、ポリカ
ルボジイミド樹脂(日清紡株式会社製、カルボジライト
HMV−8CA)1重量部を加えた後、十分に除湿乾燥
させる。除湿乾燥された樹脂をシリンダー温度190℃
の環境下において二軸押出機内で混練した後、ストラン
ド形状に押出する。押出された樹脂をカットして、直径
が3mmφ及び厚さが3mmのペレットを形成した後、
除湿乾燥機で除湿乾燥させた。除湿乾燥されたペレット
を、溶融混練した後、冷却ロール上に押出して厚さ30
0μmの樹脂シートを形成した。ここに、樹脂シートの
形成において、シリンダー温度190℃、ダイス温度1
85℃に設定されたTダイ押出機を用いた。また、冷却
ロールの表面温度は35℃に設定した。引き続き、テン
ター内で90℃に予熱した後、80℃〜70℃に加熱さ
れた樹脂シートを押出し方向と直交する方向に5倍延伸
して厚さが60μmの樹脂フィルムを製造した。ここ
に、延伸直後に一定時間の間、樹脂フィルムを70℃に
保持することによって熱固定を行った。
【0035】本実施例に係る樹脂フィルムの物性値は、
ヘイズ値が5%、引張破断伸度が300%及び収縮率が
40%であった。下記比較例2からわかるように、ポリ
カルボジイミド樹脂を配合せずに製造されたヘイズ値が
5%の樹脂フィルムは、引張破断伸度が10%以下であ
り、実用に供することはできない。
【0036】また、本実施例と下記比較例3とを比較す
ると、熱収縮率及び引張破断伸度は略同一であるが、透
明性は著しく改善されていることがわかる。これは、ポ
リカルボジイミド樹脂を配合することによって、熱収縮
性及び引張破断性を向上させるための脂肪族系ポリエス
テルの配合量を低減できることを意味する。この場合の
著しい透明性の向上は、ポリカルボジイミドを配合した
ことによる透明性の向上と、透明性を劣化させる脂肪族
系ポリエステルの配合量を減少できることによる透明性
の向上とに起因する。
【0037】(実施例2)上記実施例1における混合樹
脂のポリ乳酸と脂肪族系ポリエステルとの配合比を異な
らせること以外は上記実施例1と同じ製造方法によっ
て、本実施例に係る樹脂フィルムを製造した。本実施例
に係る樹脂フィルムにおけるポリ乳酸と脂肪族系ポリエ
ステルの配合比は、ポリ乳酸85重量%:脂肪族系ポリ
エステル15重量%である。なお、本実施例に係る樹脂
フィルムには、ポリカルボジイミド樹脂が、ポリ乳酸及
び脂肪族系ポリエステルよりなる混合樹脂100重量部
に対して1重量部の割合で配合されていることに注意を
要する。
【0038】本実施例に係る樹脂フィルムの物性値は、
ヘイズ値が7%、引張破断伸度が400%及び収縮率が
42%であった。本実施例に係る樹脂フィルムは、下記
比較例3に係る樹脂フィルムと比べて、引張破断伸度及
び収縮率に大きな変化はないが、ヘイズ値は小さくなる
ことがわかる。つまり、樹脂フィルムの透明性が大きく
改善される。
【0039】(実施例3)上記実施例1における混合樹
脂のポリ乳酸と脂肪族系ポリエステルとの配合比を異な
らせること以外は上記実施例1と同じ製造方法によっ
て、本実施例に係る樹脂フィルムを製造した。本実施例
に係る樹脂フィルムにおけるポリ乳酸と脂肪族系ポリエ
ステルの配合比は、ポリ乳酸82重量%:脂肪族系ポリ
エステル18重量%である。なお、本実施例に係る樹脂
フィルムには、ポリカルボジイミド樹脂が、ポリ乳酸及
び脂肪族系ポリエステルよりなる混合樹脂100重量部
に対して1重量部の割合で配合されていることに注意を
要する。
【0040】本実施例に係る樹脂フィルムの物性値は、
ヘイズ値が10%、引張破断伸度が450%及び収縮率
が40%であった。本実施例に係る樹脂シートは、下記
比較例4に係る樹脂フィルムと比べて、引張破断伸度及
び収縮率に大きな変化はないが、ヘイズ値は小さくなる
ことがわかる。
【0041】(比較例1)上記実施例1における混合樹
脂に代えて、ポリ乳酸のみよりなる樹脂を用いること以
外は上記実施例1と同じ製造方法によって、本実施例に
係る樹脂フィルムを製造した。なお、本実施例に係る樹
脂フィルムには、ポリカルボジイミド樹脂が、ポリ乳酸
よりなる樹脂100重量部に対して1重量部の割合で配
合されていることに注意を要する。
【0042】本比較例に係る樹脂シートの物性値は、ヘ
イズ値が0.5%、引張破断伸度が10%以下及び収縮
率が43%であった。本比較例及び下記比較例2〜5か
らわかるように、脂肪族系ポリエステルを配合すること
によって引張破断伸度が大きくすることができる。ま
た、上記混合樹脂における脂肪族系ポリエステルの配合
率が大きくなるにつれて、引張破断伸度及びヘイズ値は
大きくなることがわかる。なお、各比較例に係る樹脂フ
ィルムの収縮率は、上記混合樹脂における脂肪族系ポリ
エステルの配合率との依存性は小さく、概ね一定の値で
あった。
【0043】(比較例2)上記実施例1における混合樹
脂のポリ乳酸と脂肪族系ポリエステルとの配合比を95
重量%:5重量%としたこと及びポリカルボジイミド樹
脂を配合しないこと以外は上記実施例1と同じ製造方法
によって、本実施例に係る樹脂フィルムを製造した。本
比較例に係る樹脂フィルムの物性値は、ヘイズ値が5
%、引張破断伸度が10%以下及び収縮率が41%であ
った。
【0044】(比較例3)ポリカルボジイミド樹脂を配
合しないこと以外は上記実施例2と同様にして、本実施
例に係る樹脂フィルムを製造した。本実施例に係る樹脂
フィルムの物性値は、ヘイズ値が15%、引張破断伸度
が350%及び収縮率が42%であった。
【0045】(比較例4)ポリカルボジイミド樹脂を配
合しないこと以外は上記実施例3と同様にして、本実施
例に係る樹脂フィルムを製造した。本実施例に係る樹脂
フィルムの物性値は、ヘイズ値が22%、引張破断伸度
が410%及び収縮率が43%であった。
【0046】(比較例5)上記実施例1における混合樹
脂のポリ乳酸と脂肪族系ポリエステルとの配合比を75
重量%:25重量%としたこと及びポリカルボジイミド
樹脂を配合しないこと以外は上記実施例1と同じ製造方
法によって、本実施例に係る樹脂フィルムを製造した。
本実施例に係る樹脂フィルムの物性値は、ヘイズ値が2
7%、引張破断伸度が520%及び収縮率が40%であ
った。
【表1】
【0047】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明では、ポ
リ乳酸系重合体とポリ乳酸系重合体以外の透明性を劣化
させる脂肪族系ポリエステルとを含むポリ乳酸系熱収縮
材の透明性を、ポリカルボジイミドを配合することによ
って向上させることができる。また、脂肪族系ポリエス
テルが生分解性を有する場合には、本発明に係るポリ乳
酸系熱収縮材は極めて良好な生分解性熱収縮材となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 79:00) C08L 79:00 Z B29K 67:00 B29K 67:00 479:00 479:00 (72)発明者 奥田 智久 滋賀県守山市森川原町163番地 グンゼ株 式会社守山工場内 (72)発明者 林 英生 滋賀県守山市森川原町163番地 グンゼ株 式会社守山工場内 Fターム(参考) 4F071 AA43 AA44 AA58 AF15Y AF30Y AF61 AH04 BB06 BB07 BC01 4F210 AA24 AA40 AE01 AG01 AH54 AR12 RA03 RC02 RG02 RG04 RG43 4J002 CF032 CF092 CF181 CM053 GG02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリ乳酸系重合体と前記ポリ乳酸系重合
    体と異なる脂肪族系ポリエステルとポリカルボジイミド
    とからなる、加熱により少なくとも一方向に収縮する熱
    収縮材。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の熱収縮材において、 前記ポリカルボジイミドの平均主鎖長が、前記ポリ乳酸
    系重合体の平均主鎖長と前記脂肪族系ポリエステルの平
    均主鎖長の双方よりも短いことを特徴とする熱収縮材。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の熱収縮材において、 前記ポリカルボジイミドの配合率が、前記ポリ乳酸系重
    合体及び前記脂肪族系ポリエステルからなる混合物質1
    00重量部に対して0.1重量部〜5重量部であり、か
    つ、 前記混合物質における前記ポリ乳酸系重合体と前記脂肪
    族系ポリエステルとの配合比が90重量%:10重量%
    〜81重量%:19重量%であることを特徴とする熱収
    縮材。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の熱収縮材において、 前記ポリ乳酸系重合体、前記脂肪族系ポリエステル及び
    前記ポリカルボジイミドが、1軸延伸により延伸方向に
    配向していることを特徴とする熱収縮材。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の熱収縮材において、 前記延伸方向と直交する方向に対する引張破断伸度が2
    00%以上であり、かつ、 ヘイズ値が10%以下であることを特徴とする熱収縮
    材。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載の熱収縮材におい
    て、 80℃の温水中での前記延伸方向に対する収縮率が30
    %以上であることを特徴とする熱収縮材。
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