JP2880377B2 - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JP2880377B2
JP2880377B2 JP5177096A JP17709693A JP2880377B2 JP 2880377 B2 JP2880377 B2 JP 2880377B2 JP 5177096 A JP5177096 A JP 5177096A JP 17709693 A JP17709693 A JP 17709693A JP 2880377 B2 JP2880377 B2 JP 2880377B2
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茂己 前田
邦男 小嶋
淳 秋山
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Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10527Audio or video recording; Data buffering arrangements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル化したオー
ディオ信号等が任意に記録できる記録媒体、例えば記録
可能な光ディスク等を用いた情報記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、音楽情報等の連続情報が光学
的に検出可能な微小ピットによりディジタル信号として
記録されたコンパクトディスク(以下、「CD」と呼
ぶ)が広く使用されている。CDは再生専用の光ディス
ク再生装置としてのCDプレーヤにより再生が行われる
ようになっている。
【0003】CDで用いられる信号フォーマットは、図
12に示すように、記録信号の1フレーム101aが、
フレームの先頭を示すフレーム同期信号101bと、デ
ータの付加情報を示すサブコード101cと、主情報で
ある24バイトデータにエラー検出訂正用パリティ符号
を付加したデータフィールド101dとにより構成され
たものからなっている。なお、データフィールド101
dはCIRC( CrossInterleaved Reed Solomon Code
)と呼ばれる非完結型インターリーブを組み合わせたエ
ラー検出訂正方式で構成される。
【0004】上記のサブコード101cは、図13に示
すように、上記フレーム101aが98個で1つのサブ
コーディングフレーム102c(以下、「セクター」と
呼ぶ)をなし、トラック番号(主情報が音楽情報の場合
は曲番号と呼ばれる)及びディスク上の絶対アドレス情
報等が示される。上記セクター長は(1/75)秒であ
るので、75のセクターで1秒となり、セクター番号は
分:秒:フレームの情報(フレームは75進)として、
ディスクの最内周より順次増加する連続した時間情報及
び位置情報をなしている。さらにセクター内のデータフ
ィールド102dは98フレーム構成によって2352
バイトの主データと784バイトのパリティーで構成さ
れ、主データにオーディオ情報が配置される場合はCD
フォーマットによれば標本化周波数が44.1kHz、
量子化が16ビット直線、チャンネル数が2(ステレ
オ)となっているため、1秒当たりのデータ数は、 (44.1kHz×16×2)=1.4112Mビット=176.4kバイト であり、1セクター当たりのデータ数は、 (176.4kバイト/75)=2352バイト となり、上記の主データとして割り当てられている。
【0005】上記CDにおけるディスク100aの領域
配置は、図11に示すように、音楽情報等の主情報及び
上記サブコードによるセクター番号が含まれる主情報記
録領域100cと、上記主情報記録領域100cに記録
された各々の主情報に関する付加情報、例えば各トラッ
ク番号及び各トラックの記録開始セクター番号と、その
トラックが音楽等のオーディオ情報か、またはコンピュ
ーター用データかを識別する情報等がサブコードで示さ
れるTOC( Table Of Contents) 領域100bより構
成されている。
【0006】CDプレーヤーにおいては、上記フォーマ
ットにより、ディスクの装填時に上記TOC領域100
bのサブコード情報を読み出すことにより、各々の主情
報の数(音楽情報の場合、曲数に相当)及びその記録開
始位置のセクター番号と、情報の種別(オーディオまた
はデータ)を認知し、以後の再生指示に対して所望のト
ラックの再生が、TOC領域100bの情報と、主情報
記録領域100cのサブコードによるセクター番号の照
合とを行うことにより、アクセス動作を伴って速やかに
実行される。
【0007】これらCDは記録時に線速度一定、いわゆ
るCLV( Constant Linear Velocity ) 方式で記録さ
れているため、記録密度がディスク上のどの位置でも一
定であり、記録容量の向上を達成している。実際のCD
プレーヤーにおいては、上記信号フォーマットでCLV
記録されたCDの再生信号、例えばフレーム同期信号の
間隔が基準長となるよう、ディスクの回転制御を行うこ
とにより、CLV制御が実行される。
【0008】一方、近年開発が進められている光磁気デ
ィスク等の書き換え可能型のディスクに音楽情報やコン
ピューター情報等の各種情報を記録して使用する際に、
従来のCDとの間で再生方式を共通化し、互換性を有す
るディスク記録再生装置を提供することが望ましい。
【0009】この場合、特に情報の記録を行っていない
初期ディスクにおいては、上記CDの信号フォーマット
によるサブコードを用いた絶対アドレス情報及びCLV
制御に用いていたフレーム同期信号等が一切存在しない
ため、記録に先立った任意セクター位置へのアクセス動
作及び、記録中にも必要なCLV制御が行えなくなる。
そこで、前記サブコードによる絶対アドレス情報と等価
な絶対アドレス記録方式として、絶対アドレスをバイフ
ェーズマーク変調後、各ビットが“1”か“0”かに応
じて光ディスクの案内溝をディスク半径方向の内側また
は外側に偏倚させるかまたは案内溝の幅を変更するよう
にしたものが提案されている(特開昭64−39632
号公報)。その場合、バイトフェーズマーク変調による
絶対アドレスの周波数帯域と、EFM( Eight to Four
teen Modulation ) 変調による記録情報の周波数帯域と
相違させておけば、両者を互いに分離して再生すること
が可能であり、記録情報がない領域に対しても案内溝を
用いた上記絶対アドレスを用いてアクセス動作が可能で
ある。また、CLV制御についても上記絶対アドレスの
再生キャリア成分を用いることにより、正確なCLV制
御が可能であり、記録中においても同様に実施可能であ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上記書き換え可能ディスクを用いた情報記録再生装置で
は、一般的な民生用情報記録再生装置であるコンパクト
カセット等を用いたテープレコーダと同様に、録音中は
録音機能専用となるため、録音内容を再生したい場合
は、録音が終了した後でなければ再生できず、録音中に
それまでに録音した内容を再生することができない。例
えば、ユーザーが午後7時から8時までFM放送番組を
聴取したいがその時間に自宅に不在で聴取できない場合
に、タイマー予約を行って録音を行い、後に聴取を行う
ことができるが、午後7時15分に帰宅した場合には、
帰宅した以後のFM放送番組を途中から聴取することに
なり、午後7時開始の最初から聴取したい場合は録音が
終了する午後8時以降でなければ聴取することができな
い。
【0011】また、例えば、FM放送聴取時に来客等が
あって聴取を中断する場合、中断の間の放送内容を聴き
逃さないためにはその時点で録音を開始すればよいが、
来客等の用件が短時間で終了して再び聴取を継続する時
点では中断の間の放送内容を直ちに聴取することはでき
ず、結局聴取を行いたい番組の最後まで録音を終了した
後でなければ、中断の間を含めた連続聴取を行うことが
できない。
【0012】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、記録中においても、すで
に記録された内容について直ちに再生することができ、
ひいては操作性を向上し得る情報記録再生装置を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の情
報記録再生装置は、上記課題を解決するために、外部か
ら入力される主情報に圧縮処理を施して、記録媒体に間
欠的な記録を行う記録手段と、記録媒体上の主情報を間
欠的に読み出し、伸長処理を施して再生する再生手段
と、上記記録媒体への主情報記録指示を入力するための
第1入力手段と、記録媒体への主情報再生指示または主
情報再生中断指示を入力するための第2入力手段と、
第1入力手段から上記主情報記録指示がなされた後、
上記第2入力手段から主情報再生指示が入力された時
に、上記主情報の記録媒体への間欠的な記録実行中に、
その記録された主情報を記録と並行して再生手段に間欠
的に読み出させ、さらに記録実行中の主情報の再生中に
上記第2入力手段から主情報再生中断指示が入力された
時、上記主情報の記録媒体への間欠的な記録を実行した
ままで再生手段による上記主情報の読み出しを中断さ
せ、以降の上記第2入力手段からの主情報再生指示の入
力により、任意位置から再生手段による上記主情報の読
み出しを継続させる制御手段とが設けられていることを
特徴としている。
【0014】請求項2記載の発明の情報記録再生装置
は、上記課題を解決するために、請求項1記載の情報記
録再生装置において、上記第1入力手段には、事前に設
定された記録開始時刻に従って記録の開始指示を行う
録時刻指示手段が設けられていることを特徴としてい
る。
【0015】請求項3記載の発明の情報記録再生装置
は、上記課題を解決するために、請求項1記載の情報記
録再生装置において、上記第2入力手段には、再生開始
の時刻を指示するための再生時刻指示手段が設けられて
おり、上記制御手段には、上記再生時刻指示手段により
指示された時刻に対応して、該当する記録媒体の再生開
始絶対アドレス値を求める演算手段が設けられているこ
とを特徴としている。
【0016】請求項4記載の発明の情報記録再生装置
は、上記課題を解決するために、請求項1記載の情報記
録再生装置において、上記第1入力手段には、外部から
主情報と共に入力される記録指示情報に基づき記録媒体
への外部からの主情報記録指示を行う外部情報入力手
段が設けられることを特徴としている。
【0017】請求項5記載の発明の情報記録再生装置
は、上記課題を解決するために、請求項1記載の情報記
録再生装置において、上記制御手段には、記録媒体上の
所定領域内で記録手段による記録と再生手段による再生
とを順次繰り返す繰り返し手段が設けられていることを
特徴としている。
【0018】
【作用】請求項1の構成によれば、第1入力手段から入
力された主情報記録指示に基づいて、制御手段が、記録
手段に、外部から入力される主情報に圧縮処理を施して
記録媒体に間欠的に記録させる。また、制御手段は、上
記記録手段による記録媒体への間欠的な記録と並行し
て、既に記録媒体へ記録された内容を、第2入力手段か
ら入力された主情報再生指示に基づいて、再生手段に、
記録媒体上の主情報を間欠的に読み出させ、該主情報に
伸長処理を施して外部出力させる。さらに、上記制御手
段は、記録実行中の主情報の再生中に上記第2入力手段
から主情報再生中断指示が入力されると、記録媒体への
主情報の記録を実行させたままで、再生手段による主情
報の読み出しのみを中断させ、その後第2入力手段から
主情報再生指示が入力されると、任意位置から再生手段
による主情報の読み出しを継続させる。
【0019】この結果、記録中においても、すでに記録
された内容について直ちに再生することが可能となる。
さらに、主情報の記録と再生とが同時に行われている途
中で、再生動作のみを中断または継続させることが容易
であることから、主情報の再生を一旦中断しても情報途
切れのない継続再生を面倒な操作を行うことなく実行す
ることができる。
【0020】請求項2の構成によれば、第1入力手段に
は、事前に設定された記録開始時刻に従って記録の開始
指示を行う記録時刻指示手段が設けられているので、所
定記録開始時刻に自ら第1入力手段により入力しなくて
も、記録時刻指示手段が記録開始時刻に従って記録の開
始指示を自動的に行う。これにより、操作性の向上が図
れる。
【0021】請求項3の構成によれば、上記第2入力手
段には、再生開始の時刻を指示するための再生時刻指示
手段が設けられているので、これによって、自動的に所
定時刻に再生することが可能となる。また、上記制御手
段には、演算手段が設けられており、再生時には、
算手段が、指示された時刻に対応して該当する記録媒体
の再生開始絶対アドレス値を求めるので、希望する時刻
に該当する情報を再生することが可能となる。これによ
り、操作性の向上が図れる。
【0022】請求項4の構成によれば、第1入力手段に
は、外部から主情報と共に入力される記録指示情報に基
づき記録媒体への外部からの主情報記録指示を行う外
部情報入力手段が設けられるので、これによって、直接
手入力しなくても、外部から入力される主情報と共に、
上記記録媒体への外部からの主情報記録指示を含ませ
ておくことによって、自動的に記録媒体への主情報記録
を指示し、これによって、記録媒体へ記録することがで
きる。これにより、操作性の向上が図れる。
【0023】請求項5の構成によれば、上記制御手段に
は、記録媒体上の所定領域内で記録手段による記録と
生手段による再生とを順次繰り返す繰り返し手段が設け
られているので、希望する情報を順次繰り返して記録及
び再生できる。これにより、操作性の向上が図れる。
【0024】
【実施例】本発明の一実施例について、図1ないし図1
0に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、本
実施例においては、例えば、書き換え可能型ディスクを
用いたディスク記録再生装置について説明するものであ
る。
【0025】本実施例の情報記録再生装置に使用される
書き換え可能型の光ディスクとしての光磁気ディスク1
は、図2に示すように、その内周側端部に管理情報領域
であるTOC( Table Of Contents) 領域1aが設けら
れると共に、TOC領域1aの外側の大部分の領域が主
情報領域1bとなっている。主情報領域1bには音楽情
報が記録される一方、TOC領域1aには主情報領域1
bに記録された各情報に関する付加情報、例えば、各曲
の曲番号、開始絶対アドレス位置及び終了絶対アドレス
位置等が記録されるようになっている。
【0026】ここで用いられる信号フォーマットは従来
例の説明で用いた図12及び図13のものと同一とする
ことができる。
【0027】上記光磁気ディスク1におけるTOC領域
1a及び主情報領域1bには、図3において便宜上ハッ
チングで示すように、予め螺旋状の案内溝2…がディス
ク半径方向に所定の間隔を隔てて形成されている。そし
て、光磁気ディスク1上の絶対アドレスは、バイフェー
ズマーク変調後、“1”であるか、あるいは“0”であ
るかに対応して、案内溝2…が光磁気ディスク1の半径
方向の内側又は外側に偏倚させられている。なお、上記
の絶対アドレスが、光磁気ディスク1上の位置を表すと
共に、CLV( Constant Linear Velocity ) の回転制
御情報としての事前記録情報となる。また、ここでの絶
対アドレスは前記CDフォーマットにおける1セクター
と対応しているため、以下、セクターとも呼ぶことにす
る。
【0028】上記の光磁気ディスク1に使用されるフォ
ーマットを図4ないし図6に基づいて説明する。なお、
このフォーマットは、従来例で説明した、図12及び図
13に示すフォーマットをベースとしている。
【0029】図4で示すフォーマットは、図13で示さ
れたセクター構造の内、2352バイトの主データ部分
についてのフォーマットを示したものであり、主データ
フィールド103aはセクターの先頭を識別するための
セクター同期信号103b、セクター毎の番地を示すセ
クターアドレス103c、及びユーザーデータ103d
により構成される。なお、セクターアドレスとしては例
えば光磁気ディスク1上に事前記録された上記絶対アド
レス情報と同一の値となっている。
【0030】これらのバイト構成は、CD−ROM( C
ompact Disc - Read Only Memory)での例を適用すれ
ば、セクター同期信号103bは12バイト、セクター
アドレス103cは4バイト(CD−ROMではヘッダ
ーと呼ばれる)を割り当てることができる。
【0031】したがって、セクター当たりのユーザーデ
ータとしては、 (2352−12−4)=2336バイト を用いることができる。
【0032】本実施例で情報の書き換えを可能にするた
めに用いられるブロック構造のフォーマットは、図5に
示すように、記録再生動作の最小単位であるブロック1
04aが、セクター0(104b)〜セクター14(1
04p)の合計15セクターで構成される。この内、セ
クター0(104b)及びセクター1(104c)と、
セクター13(104o)及びセクター14(104
p)とはブロック単位で書き換えを行うために付加され
るセクター群である。すなわち、上記のようなCDの信
号フォーマットを用いて情報の書き換えを行おうとする
と、前記CIRCによる非完結型インターリーブによっ
て目的のセクター位置の情報が実際の光磁気ディスク1
上では前後のセクターに分散してしまうため、所望のセ
クターのみの書き換えが困難となるためにこのようにな
されるものである(詳細には、特公昭64−55787
号公報等でも説明されているので参照されたい)。
【0033】なお、CDフォーマットによれば、記録情
報はすべて連続しているが、書き換えを行えば記録の開
始点及び終了点では多数のデータ誤りが発生してしま
い、CIRC本来の訂正能力を実現しようとすると、非
完結型インターリーブによる符号伝播長は105フレー
ム必要であるから、98フレームで構成されるセクター
に対し、前後に1.07セクター以上、すなわち2セク
ターの付加セクターを設けることが望ましい。また、前
部の付加セクターは記録開始点からのPLL( Phase L
ocked Loop )の引き込み用領域としても必要である。し
たがって、上記ブロック104aは15個のセクターの
内、ユーザーデータが配置されるセクター群の前後に各
々2個の付加セクターが割り当てられていると共に、デ
ータブロック105がセクター2(104d)〜セクタ
ー12(104n)の11個のセクターに配置され、 (2336×11≒25.7kバイト≒206kビット) が与えられている。
【0034】さらに、図6は実際の音楽情報に用いられ
る上記ブロックの配置を表しており、音楽1曲相当のプ
ログラム106aはブロックB0(106b)〜ブロッ
クBn(106n)のような連続するブロックの集合で
構成されていることを示している。
【0035】次いで、本実施例の情報記録再生装置の構
成要素について、図9のブロック図に基づいて説明す
る。
【0036】本実施例の情報記録再生装置は、図9に示
すように、前記の光磁気ディスク1を支持して回転させ
るスピンドルモーター4と、記録及び再生時に光磁気デ
ィスク1にレーザー光を照射する光ヘッド3と、記録時
に光磁気ディスク1に磁界を印加するコイル24とを備
えている。そして、本実施例の情報記録再生装置はいわ
ゆる磁界変調方式で記録を行うように構成され、かつ記
録済の情報の上に新たな情報を重ねて記録するオーバー
ライトが行えるようになっている。
【0037】基本的な情報記録動作に沿ってまず記録系
の各構成要素を説明すると、入力端子18から入力され
たアナログ情報は、A/D(アナログ/ディジタル)コ
ンバーター19でディジタル信号に変換された後、情報
圧縮処理回路20に供給される。
【0038】情報圧縮処理回路20は、A/Dコンバー
ター19から連続して入力されるディジタルオーディオ
情報を所定のアルゴリズムを用いて圧縮処理を行う部分
であり、標本化周波数=44.1kHz、量子化ビット
数=16ビットのオーディオ情報を1チャンネル当たり
128kbps(ここでは2チャンネルを扱うため、2
56kbpsとなる)に圧縮する。
【0039】すなわち、(44.1kHz×16×2≒
1.41Mbps)の情報を、256kbpsの情報に
圧縮するのであるから、(256k/1.41M≒1/
5.5)の圧縮率が得られることになる。
【0040】具体的方法については、例えば林伸二「サ
ウンド符号化のアルゴリズムと標準化動向」(信学技報
Vol.89, No.434, pp.17-22 ) 等で紹介されているよう
な種々の方式を用いることができるが、ここではその内
容に限定されないため説明は省略する。
【0041】また、情報圧縮処理回路20では、前記圧
縮処理の他、図4に示すセクター内の主データフォーマ
ットにしたがって、ディジタル音楽情報であるユーザデ
ータ103dに、セクター同期信号103b、及びコン
トローラー10より与えられるセクターアドレス103
cをセクター毎に付加した後、、図5で示す付加セクタ
ーを生成し、圧縮オーディオ情報と共に圧縮オーディオ
ブロックとして、一旦、第1メモリ手段としての第1バ
ッファメモリー21に書き込まれる。この処理は、第1
記録手段としての機能である。
【0042】次いで、コントローラー10の指示により
必要なタイミングで圧縮オーディオブロックが第1バッ
ファメモリー21から読み出されて記録データ処理回路
22へ送られる。
【0043】記録データ処理回路22では、第1バッフ
ァメモリー21からの圧縮オーディオブロックにCIR
Cによるエラー検出訂正用パリティーの生成付加を行
い、コントローラー10からのサブコード情報が付加さ
れ、これをEFM変調した後、さらにフレーム同期信号
を付加してコイルドライバー23に供給される。
【0044】コイルドライバー23は供給された信号に
基づいてコイル24を駆動し、それと同時に光ヘッド3
から光磁気ディスク1にレーザー光が照射されることに
より信号の記録が行われるものである。したがって、上
記記録データ処理回路22、コイルドライバー23、コ
イル24、光ヘッド3及びコントローラー10にて第2
記録手段が構成されている。
【0045】次に、再生系について説明すると、光ヘッ
ド3で読み取られた信号は再生アンプ5で増幅され、2
値化された光磁気信号Psが再生データ処理回路9に供
給される。なお、光ヘッド3、再生アンプ5、及び再生
データ処理回路9にて第1再生手段が構成されている。
また、再生アンプ5で増幅された再生信号は事前記録情
報検出回路6に送られる。事前記録情報検出回路6は、
例えば帯域通過フィルターとPLL(Phase Locked Loo
p) とにより構成され、帯域通過フィルターにより抽出
された再生信号中の事前記録情報に対し、PLLによっ
てこの事前記録情報に同期したクロックが生成されるよ
うになっている。そして絶対アドレス情報のバイフェー
ズマーク変調からなる上記事前記録情報に同期したクロ
ックがCLV制御回路7に供給される。
【0046】CLV( Constant Linear Velocity ) 制
御回路7では事前記録情報検出回路6からの上記同期ク
ロックと内部で保有している基準周波数とを比較し、そ
の差信号でスピンドルモーター4を制御することによ
り、正確なCLV制御が実施される。また、事前記録情
報検出回路6で抽出された再生信号中の事前記録情報は
絶対アドレス検出回路8へ供給される。
【0047】絶対アドレス検出回路8はバイフェーズマ
ーク復調回路及びアドレスデコーダーからなり、事前記
録情報検出回路6で抽出された事前記録情報のバイフェ
ーズマーク復調を行った後、アドレスデコーダーにより
ディスク上の位置情報、すなわちセクター番号である絶
対アドレス値にデコードされて、コントローラー10へ
供給される。
【0048】再生データ処理回路9では再生アンプ5か
ら供給される再生信号中の2値化光磁気信号Psからフ
レーム同期信号の分離及びEFM( Eight to Fourteen
Modulation ) 復調を行いサブコード情報を分離してコ
ントローラー10へ送出すると共に、再生データのパリ
ティーを用いたCIRCによるエラー訂正動作を行う。
再生データ処理回路9によりエラー訂正された再生デー
タは、圧縮オーディオブロックとしてコントローラー1
0の指示により第2メモリ手段としての第2バッファメ
モリー14へ一旦書き込まれた後、コントローラー10
の指示により読み出されて第2再生手段としての情報伸
長処理回路15へ供給される。情報伸長処理回路15で
は第2バッファメモリー14から読み出される圧縮オー
ディオブロックから、セクターアドレス情報を抜き取っ
てコントローラー10へ供給すると共に、圧縮されたオ
ーディオデータについて所定の伸長動作(前記圧縮処理
とは逆の伸長処理)を行い、D/A(ディジタル/アナ
ログ)コンバーター16へ逐次供給することにより、端
子17からはアナログに復元されたオーディオ情報が再
生出力される。
【0049】コントローラー10は、第1入力手段及び
第2入力手段としての操作部13を介してユーザーの記
録及び再生指示等を受けると共に、記録再生に関わる曲
番号、時間情報等を表示部12に逐次表示するようにな
っている。また、絶対アドレス検出回路8からのセクタ
ー値、つまり絶対アドレス情報を受けて光磁気ディスク
1上の光ヘッド3の位置を認識すると共に、図示しない
光ヘッド移動機構を用いて光ヘッド3を所望の位置へ移
動させるアクセス機能を有する。また、再生データ処理
回路9から与えられるサブコード情報の認識を行うと共
に、認識したサブコードがTOC領域の内容である場合
にはTOCメモリー11へ管理情報として記憶させ、必
要に応じてTOCメモリー11から管理情報の読み出し
を行う。
【0050】さらに、記録時には情報圧縮処理回路20
に対し、絶対アドレス情報に対応したセクターアドレス
を供給すると共に、記録を行った主情報、つまりここで
は音楽情報の絶対アドレス情報をTOCメモリー11に
記憶し、必要に応じてTOCメモリー11の内容をサブ
コード情報として記録データ処理回路22に供給するこ
とによって、光磁気ディスク1のTOC領域1aへの管
理情報登録が行われる。
【0051】また、コントローラー10は、制御手段と
して、第1バッファメモリー21及び第2バッファメモ
リー14への圧縮オーディオブロック書き込み、及び読
み出しを指示し、実行させるようになっている。
【0052】次に、記録及び再生動作を各々単独に動作
する場合について、図7及び図8の概略タイミングチャ
ート及び前記図9のブロック図に基づいて説明すると以
下の通りである。ここで、図7は記録時(記録のみであ
り、再生は行わない場合)のみについて説明するもので
あり、図7(a)は情報圧縮処理回路20の入力情報
(圧縮前のディジタルオーディオ情報列)、図7(b)
は情報圧縮処理回路20から出力されて第1バッファメ
モリー21に書き込まれる圧縮オーディオブロック(圧
縮後のオーディオ情報列)、図7(c)は第1バッファ
メモリー21から読み出されて記録データ処理回路22
へ出力される圧縮オーディオブロック(記録される圧縮
オーディオブロック)の各々の関係を示す。なお、図7
(b)(c)に示すハッチング部分は情報転送のない区
間を示す。
【0053】記録時において、まず、図9に示すよう
に、端子18から入力されるアナログオーディオ情報は
連続した情報として入力され、A/Dコンバーター19
によって1.41Mbpsのディジタルオーディオ情報
に変換される。すなわち、図7(a)に示すように、ブ
ロックA0(107a)・A1(107b)・A2(1
07c)…からなる連続情報は、各々約0.8秒に相当
するオーディオ情報をなしており、情報量は、 (44.1kHz×16ビット×2チャンネル×0.8秒 =1.12896Mビット=141.12kバイト) となっている。これら圧縮前情報列は上記情報圧縮処理
回路20によって、約1/5.5に圧縮されるため、 (141.12kバイト/5.5)≒25.66kバイト の圧縮オーディオ情報となる。そして、さらに、図4で
示すセクター同期信号及びセクターアドレス情報と、図
5に示す付加セクター群とが付加されて、図7(b)に
示すように、時刻tw0よりも若干の処理時間遅れを伴
って時刻tw1から、圧縮オーディオブロックB0(1
08b)・B1(108c)・B2(108d)…とし
て第1バッファメモリー21へ逐次書き込まれる。
【0054】なお、図7(b)に示される圧縮オーディ
オブロックは、1ブロック当たりの上記圧縮オーディオ
情報(25.66kバイト)に、セクター同期信号(1
2バイト×15セクター)とセクターアドレス情報(4
バイト×15セクター)及び付加セクター(2336バ
イト×4セクター)とが加えられるため、ブロックの総
容量は、 25.66k+(12×15)+(4×15)+(2336バイト×4) ≒35.2kバイト であり、第1バッファメモリー21への書き込み転送速
度は、 ((35.2kバイト×8ビット)/0.8秒)≒352.4kbps となっている。
【0055】一方、第1バッファメモリー21に書き込
まれた圧縮オーディオブロックは図7(c)で示すよう
に圧縮オーディオブロックの第1バッファメモリー21
への書き込みが完了する時刻tw2・tw4…毎に、圧
縮オーディオブロックB0(109b)・B1(109
d)…を第1バッファメモリー21から読み出して記録
データ処理回路22に出力することにより、前記一連の
動作を伴って記録が行われる。
【0056】なお、図7(c)におけるメモリー読み出
し速度(記録情報の転送速度に該当する)は、従来のC
Dと同一の1.41Mbpsであり、上記メモリー書き
込み転送速度に比べると、 (1.41Mbps/352.4kbps)≒4倍 となっている。この関係は、光磁気ディスク1上の圧縮
オーディオブロックB0(109b)・B1(109
d)…が各々15セクターで構成されており、1セクタ
ー当たりの時間が前述したように(1/75)秒である
から、 (1/75)×15=0.2秒 となり、前述した圧縮前のオーディオブロックA0(1
07a)・A1(107b)・A2(107c)…の占
有時間である0.8秒と比較しても、 (0.8/0.2)=4倍 となっており、前記転送速度比と一致している。
【0057】したがって、実際の記録動作は1ブロック
の圧縮オーディオブロック時間に対して1/4の時間で
実施されると共に、残りの3/4の時間は待機中とな
り、以降これらの間欠記録動作の繰り返しにより、外部
入力される連続オーディオ情報の記録が行われる。
【0058】次に、図8は、再生時(再生のみであり、
記録は行わない場合)の動作を示しており、図8(a)
は光磁気ディスク1から再生されて、再生データ処理回
路9より第2バッファメモリー14に書き込まれる圧縮
オーディオブロック、図8(b)は、第2バッファメモ
リー14から読み出されて情報伸長処理回路15に供給
される圧縮オーディオブロック、図8(c)は情報伸長
処理回路15から出力される伸長後のオーディオ情報列
の各々の関係を示している。なお、図8(a)(b)
(c)において、ハッチング部分は情報転送のない区間
を示す。
【0059】再生時には、まず、時刻tr0〜tr3に
おいて、図8(a)に示すように、圧縮オーディオブロ
ックB0(110a)〜B3(110d)が一気に第2
バッファメモリー14に書き込まれた後、書き込みが中
断される。ここで一旦中断するのは第2バッファメモリ
ー14の容量が有限となっているからであり、図8にお
いては説明の便宜上、4ブロック分のバッファメモリー
容量であった場合について示している。なお、図8
(a)に示す、バッファメモリー書き込み転送速度は上
記記録時と対応して1.41Mbpsである。
【0060】また、並行して、図8(b)に示すよう
に、時刻tr1に圧縮オーディオブロックB0(110
a)のバッファメモリー書き込みが完了したことによ
り、読み出し動作が開始される。ここでの圧縮オーディ
オブロックB0(111b)のメモリー読み出し転送速
度は上記記録時と対応して352.4kbpsである。
【0061】また、オーディオ情報伸長後のオーディオ
再生については、図8(c)に示すように、時刻tr1
よりも若干の処理時間遅れを伴って時刻tr2から情報
伸長処理回路15により伸長後のオーディオ出力が開始
されることにより行われる。
【0062】一方、時刻tr4に達すると、図8(b)
における圧縮オーディオブロックB0(111b)の読
み出しが完了したことにより第2バッファメモリー14
に空きが生じるため、図8(a)に示すように、圧縮オ
ーディオブロックB4(110f)の再生、すなわち第
2バッファメモリー14への書き込みが行われ、再び待
機状態となる。なお、第2バッファメモリー14への書
き込み転送速度と読み出し転送速度の比は、 (1.41Mbps/352.4kbps)≒4倍 となっている。したがって、実際の再生動作は1ブロッ
クの圧縮オーディオブロック時間に対して1/4の時間
で実施されると共に、残りの3/4の時間は待機中とな
り、以後、同様に第2バッファメモリー14に空きが生
じる毎に間欠的に光磁気ディスク1から圧縮オーディオ
ブロックを読み出して第2バッファメモリー14に書き
込み補充していくことにより、連続したオーディオ情報
の再生が途切れることなく実施される。
【0063】次に、本実施例の情報記録再生装置におけ
る上記基本的な諸動作を基にした録音と再生との同時並
行動作について、すなわち、外部より入力される情報の
録音と、録音された情報の再生を並行して行う場合の動
作について、図1のフローチャート、図9のブロック
図、及び図10の動作タイムチャートに基づいて説明す
る。
【0064】ここで、図10(a)(b)(c)は録音
動作に関わる信号流れを示しており、図10(a)は情
報圧縮処理回路20に入力されるオーディオ情報、図1
0(b)は情報圧縮処理回路20にて圧縮後、第1バッ
ファメモリー21へ書き込まれる圧縮オーディオブロッ
ク、図10(c)は第1バッファメモリー21から読み
出されて記録データ処理回路22へ供給される、つまり
記録がなされる圧縮オーディオブロックを示す。また、
図10(d)(e)(f)は、再生動作に関わる信号流
れを示しており、図10(d)は光磁気ディスク1より
再生されて再生データ処理回路9より第2バッファメモ
リー14に書き込まれる圧縮オーディオブロック、図1
0(e)は第2バッファメモリー14より読み出されて
情報伸長処理回路15に送られる圧縮オーディオブロッ
ク、図10(f)は情報伸長処理回路15により伸長さ
れて出力されるオーディオ情報を示す。なお、図10で
は説明の便宜上、時刻t0から録音開始指示を行い、時
刻t2で再生開始指示を行った場合を示しており、動作
としては録音開始後約5秒後に録音開始位置からの再生
が行われる場合、すなわち、録音入力されるオーディオ
情報が約5秒遅れで再生される場合の例で説明を行う。
【0065】また、ここでは、図7及び図8で示した情
報圧縮処理回路20及び情報伸長処理回路15の処理時
間遅れを省略して説明すると共に、第1バッファメモリ
ー21及び第2バッファメモリー14は少なくとも圧縮
オーディオブロックを5ブロック以上記憶できる容量を
有していることを前提としている。さらに、ユーザーの
録音指示により録音動作を開始し、録音動作中の再生指
示により所望の再生を録音と並行して行う場合を想定し
ている。
【0066】図1に示すように、ユーザーからの録音指
示が操作部13より与えられ、コントローラー10に指
示されると(S0)、コントローラー10はまず再生動
作を示す処理上の識別情報であるplayフラグを
“0”として再生動作停止状態とし(S1)、録音ブロ
ック該当記録アドレスArを例えば光磁気ディスク1の
主情報領域1bの最内周該当アドレスである〔00分0
0秒00フレーム〕に設定する(S2)。なお、ここで
の記録アドレスAr及び後述の再生アドレスApは録音
及び再生の対象となる圧縮オーディオブロック毎の先頭
絶対アドレスを示している。
【0067】次いで、第1バッファメモリー21への外
部情報書き込み開始が指示され(S3)、記録アドレス
Ar位置、すなわちディスク最内周アドレスである〔0
0分00秒00フレーム〕の位置へアクセス動作を行っ
た後(S4)、第1バッファメモリー21に4ブロック
分の圧縮オーディオブロック書込みが終了したか否かが
判定され(S5)、4ブロック分の圧縮オーディオデー
タが第1バッファメモリー21上に揃うまで繰り返され
る。終了判定がなされると、第1バッファメモリー21
より4ブロック分の圧縮オーディオブロックが読み出さ
れて記録データ処理回路22に供給されることにより光
磁気ディスク1への記録が実施される(S6)。
【0068】上記の手順を図10に対応させると、時刻
t0からS0〜S3の設定がなされた後、S4による録
音ブロック該当記録アドレスArへのアクセス動作が行
われ、図10(b)に示すように、第1バッファメモリ
ー21への圧縮オーディオブロック書込みが4ブロック
RB0(b0)・RB1(b1)・RB2(b2)・R
B3(b3)完了する時点t1から、図10(c)に示
すように、第1バッファメモリー21から圧縮オーディ
オブロックRB0(c0)・RB1(c1)・RB2
(c2)・RB3(c3)の読み出しが行われて光磁気
ディスク1上の該当位置に記録され、時刻t2に達す
る。なお、S5における第1バッファメモリー21に4
ブロック書き込み完了判定については、コントローラー
10が情報圧縮処理回路20に対してセクター毎に逐次
与えるセクターアドレス情報の関係により判定可能であ
る。
【0069】次いで、図1に示すように、次に録音すべ
き圧縮オーディオブロックの該当記録アドレスArの更
新を行う(S7)。ここではS6により、4ブロックが
記録済であるため、現在の記録アドレスAr値に対し4
ブロック分、すなわち(15×4)=60セクターを加
えたアドレス値とされ、〔00分00秒00フレーム〕
に60セクターが加えられ、〔00分00秒60フレー
ム〕が更新後の録音ブロック該当記録アドレスArとな
る。
【0070】次に、操作部13からの再生開始指示の有
無が判定され(S8)、再生開始指示がない場合はS1
1に移行する一方、再生開始指示があった場合は再生ブ
ロック該当再生アドレスApが求められる(S9)。こ
の再生アドレスApの設定は通常の再生指示であれば録
音を開始したアドレスとされ、上記例を適用すれば〔0
0分00秒00フレーム〕とすることができる。また、
上記の再生開始指示が、再生時刻処理手段としての操作
部13からの時刻指定の再生指示であれば、その指示内
容より演算手段としてのコントローラ10にて演算して
求められる。例えば録音開始時点より15分先の再生指
示があった場合、本実施例においては1ブロックのオー
ディオ相当時間が0.8秒であるから、15分では(1
5×60)/0.8=1125ブロックに該当し、セク
ター数に変換すると、1125×15=16875セク
ターであるから、上記録音開始アドレスである〔00分
00秒00フレーム〕に対して上記16875セクター
を加えたアドレスとして、〔03分45秒00フレー
ム〕(アドレス値のフレームは75進、秒は60進)が
得られるものである。
【0071】次いで、playフラグが“1”とされた
後(S10)、操作部13からの再生中断指示の有無が
判定され(S11)、再生中断指示がある場合はpla
yフラグが“0”とされ、第2バッファメモリー14の
読み出し停止が行われた後(S12)、playフラグ
による再生指示状態が判定される(S13)。すなわ
ち、playフラグは再生を行うか否かの判断情報であ
り、操作部13から再生開始指示が入力された場合はS
10にてplayフラグが“1”となり、再生中断指示
が入力された場合はS12にてplayフラグが“0”
となることで、指定状態の判定がなされる。
【0072】S13において、playフラグが“1”
の場合は再生ブロック該当再生アドレスApである〔0
0分00秒00フレーム〕位置へのアクセス動作が行わ
れ(S14)、第2バッファメモリー14からの圧縮オ
ーディオブロック読出が4ブロック分完了したか否かが
判定され(S15)、4ブロック分の読み出し完了判定
にて第2バッファメモリー14に空き領域が発生したこ
とが認識されるが、現時点では第2バッファメモリー1
4からの読み出し開始がまだ行われていない(第2バッ
ファメモリー14は空き状態である)ため、光磁気ディ
スク1上のAp位置に該当する圧縮オーディオブロック
からの再生が開始されて、第2バッファメモリー14へ
書き込まれると共に(S16)、第2バッファメモリー
14の読み出しが開始されることにより(S17)、所
望のオーディオ情報が光ヘッド3、再生アンプ5、再生
データ処理回路9、第2バッファメモリー14、情報伸
長処理回路15、及びD/Aコンバーター16等を介し
て再生が開始される。なお、S15における第2バッフ
ァメモリー14の読み出し状況判定は、情報伸長処理回
路15にて認識されるセクターアドレスによって判定す
ることができる。
【0073】次に、第2バッファメモリー14への圧縮
オーディオ情報書き込みが4ブロック分完了したことが
判定され(S18)、次に再生すべき圧縮オーディオブ
ロックの該当再生アドレスApの更新を行う(S1
9)。ここでは4ブロックが再生済であるため、現在の
アドレスAp値に対し4ブロック分、すなわち、15×
4=60セクターを加えたアドレス値とされ、〔00分
00秒00フレーム〕に60セクターが加えられ、〔0
0分00秒60フレーム〕が更新後の再生ブロック該当
アドレスApとなる。
【0074】以降、操作部13からの録音及び再生の終
了指示入力の判定がなされ(S20)、終了指示がない
場合はS4に戻って上記動作を繰り返すことにより、間
欠的な録音動作と再生動作が交互に行われることによる
同時並行録音再生が行われる。
【0075】上記手順を図10のタイムチャートに対応
させると、時刻t2で操作部13からの再生開始指示が
入力されている場合を示しており、S8〜S11を経た
後、再生中断指示はないためにS13に達し、play
フラグが“1”であることが判定されてS14に対応し
て再生ブロック該当アドレスApである〔00分00秒
00フレーム〕位置へのアクセス動作が行われ、S16
に対応して時刻t3から、図10(d)に示すように、
光磁気ディスク1からのアドレスAp位置に該当する圧
縮オーディオブロックRB0(d0)の第2バッファメ
モリー14への書込みが開始され、S17に対応して、
図10(e)に示すように、第2バッファメモリー14
からの圧縮オーディオブロック読み出しがブロックPB
0(e0)から行われ、図10(f)に示す伸長後のオ
ーディオ情報として出力ブロックPA0(f0)より順
次出力される。
【0076】そして、S18に対応して時刻t4で図1
0(d)に示す圧縮オーディオブロックの4ブロック分
書込みが終了、すなわちブロックPB0(d0)・PB
1(d1)・PB2(d2)・PB3(d3)の書き込
み終了が認識され、S19、S20、S4〜S7のステ
ップに対応して次の録音動作として、図10(c)に示
すように時刻t5から圧縮オーディオブロックRB4
(c4)・RB5(c5)・RB6(c6)・RB7
(c7)の第1バッファメモリー21からの読み出し及
び光磁気ディスク1への記録動作が行われ、以後間欠的
な再生動作と記録動作が交互に行われる。
【0077】一方、上記内容による間欠的な録音動作と
再生動作が行われている途中で操作部13からの再生中
断指示があった場合、S11によってその判定がなさ
れ、S12でplayフラグが“0”とされると共に第
2バッファメモリー14の読み出しが停止されることに
より、録音動作は行ったまま上記間欠的な再生動作が中
断され、以後の再生開始指示入力段階で前記中断位置か
らの再生が継続して行われる。
【0078】また、S7及びS19における記録アドレ
スAr及び再生アドレスApの更新は、記録再生を行う
光磁気ディスク1上の主情報領域100cにおいて、例
えば領域終端である最外周位置を越えた場合は領域始端
である最内周位置に設定されることにより、記録動作
(及び再生動作)がS20における録音停止指示が判定
されるまでの間、繰り返し手段としてのコントローラ1
0によりエンドレスに実行されるものである。
【0079】なお、上記動作例において、S4及びS1
4におけるアクセス動作は、図10で明らかなように、
時刻t2〜t3の間、及び時刻t4〜t5の間、すなわ
ち本動作例においては最悪でも圧縮前の1オーディオブ
ロック所要時間である0.8秒以内に終了することを前
提としているが、アクセス性能が劣るシステムで適用す
る場合は第1バッファメモリー21及び又は第2バッフ
ァメモリー14の記憶容量を大きくすることにより、容
易に対応可能である。
【0080】また、上記動作例において、録音開始指示
として操作部13からのユーザーの録音開始指示が与え
られた場合の例で説明したが、操作部13として記録時
刻指示手段としてのタイマー装置が含まれるよう構成
し、予め設定した録音開始時刻に対応したタイマー装置
からの録音開始指示とすることにより、利便性が増すも
のである。さらに、FMチューナー等を内蔵した情報記
録再生装置とした場合は、FM放送聴取の開始ボタンと
中断ボタンを設け、開始ボタンの入力によりFMチュー
ナー及びオーディオアンプ等の動作を許可すると共に録
音開始指示とし、中断ボタンの入力によりオーディオア
ンプの動作を中断(消音動作等)すると共に再生中断指
示とすることにより、ユーザーが情報記録再生装置とし
ての操作を意識する必要がなくなり、CD等の記録媒体
からの再生を行う感覚で任意時刻のFM放送聴取が可能
となる。
【0081】また、上記動作例では説明の便宜上、録音
開始後約5秒後に録音開始位置からの再生が行われる
例、すなわち、録音入力されるオーディオ情報が約5秒
遅れで再生される例で説明を行ったが、現実的な使用例
としては録音開始後の任意の時点で操作部13から再生
開始指示及び再生中断指示を行うことにより、記録媒体
の最大録音時間を越えない範囲でのタイムシフトを伴っ
た再生動作が行えるものである。
【0082】このように、本実施例の情報記録再生装置
は、操作部13から入力された主情報記録指示に基づい
て、コントローラ10が、情報圧縮処理回路20にて外
部から入力される主情報を第1転送速度で第1バッファ
メモリ21に逐次記憶させ、かつ、記録データ処理回路
22にて第1バッファメモリ21に記憶された主情報を
第1転送速度よりも速い第2転送速度で読み出してブロ
ック単位で光磁気ディスク1に間欠的に記録させる。ま
た、コントローラ10は、記録データ処理回路22によ
る光磁気ディスク1への間欠的な記録と並行して、既に
光磁気ディスク1へ記録された内容を、操作部13から
入力された主情報再生指示に基づいて、再生データ処理
回路9にて、光磁気ディスク1上の主情報をブロック単
位で間欠的に読み出して第2転送速度で第2バッファメ
モリ14に記録させ、かつ、情報伸長処理回路15にて
第2バッファメモリ14に記憶された主情報を第1転送
速度で逐次読み出して外部出力する。
【0083】この結果、録音動作を行っている最中にお
いても、任意位置の再生動作が同時に可能となり、光磁
気ディスク1の最大録音時間にまで遡った過去の放送内
容の聴取、すなわちFM放送等におけるタイムシフト聴
取が行える新規な情報記録再生装置を実現できる。した
がって、ユーザーは直接の録音指示を行うだけで、その
後はCDやテープ等の記録媒体を扱う感覚と同様に再生
ができ、例えば2時間の番組を収録している場合におい
ても、録音が終了するまで再生を待たされることがな
く、録音が終了している任意の時刻に遡った再生が可能
となる。
【0084】さらに、録音と再生を同時に行っている途
中で再生動作のみを中断及び継続させることが容易であ
ることから、放送内容の聴取を中断しても情報途切れの
ない継続再生が面倒な操作を行うことなく実行できる。
【0085】また、操作部13に事前に設定された記録
開始時刻に従って記録の開始指示を行うタイマー装置が
設けられているので、所定記録開始時刻に自ら操作部1
3により入力しなくても、タイマー装置が記録開始時刻
に従って記録の開始指示を自動的に行う。したがって、
ユーザーは予約録音のためのタイマー設定を行うだけ
で、その後はCDやテープ等の記録媒体を扱う間隔と同
様に再生ができ、例えば2時間の番組を収録している場
合においても、録音が終了するまで再生を待たされるこ
とがなく、録音が終了している任意の時刻に遡った再生
が可能となる。この結果、操作性の向上が図れる。
【0086】さらに、操作部13に再生開始の時刻を指
示するための再生時刻指示手段としての機能を設けるこ
とにより、自動的に所定時刻に再生することが可能とな
る。
【0087】また、再生時には、演算手段としてのコン
トローラ10が、指示された時刻に対応して該当する光
磁気ディスク1の再生開始絶対アドレス値を求めるの
で、希望する時刻に該当する情報を再生することが可能
となる。これにより、操作性の向上が図れる。
【0088】さらに、操作部13には、外部から主情報
と共に入力される記録指示情報に基づき記録媒体への主
情報記録指示を行う外部情報入力手段としてのコントロ
ーラ10が設けられているので、これによって、直接手
入力しなくても、外部から入力される主情報と共に、上
記記録媒体への主情報記録指示を含ませておくことによ
って、自動的に記録媒体への主情報記録を指示し、これ
によって、記録媒体へ記録することができる。これによ
り、操作性の向上が図れる。
【0089】また、コントローラ10には、光磁気ディ
スク1上の所定領域内で記録データ処理回路22による
記録と再生データ処理回路9による再生とを順次繰り返
す繰り返し手段としての機能がコントローラ10に設け
られているので、希望する情報を順次繰り返して記録及
び再生できる。これにより、操作性の向上が図れる。
【0090】なお、上記実施例においてはCDフォーマ
ットをベースに応用した例を用いて説明したがこれに限
定されるものではなく、ブロック構成やセクター構成は
様々な形態があるのはもちろんのこと、アドレス情報に
ついても種々の形態が適用可能である。
【0091】また、本実施例においてはオーディオ情報
を扱う例で説明したが、画像情報やその他の視覚的ある
いは聴覚的な連続情報を扱う場合においても本発明を適
用できることは明白である。さらに、本実施例では圧縮
されたオーディオ情報を用いた例で説明したがそれに限
定されるものではなく、基本的にはバッファメモリーの
書き込み側と読み出し側に情報転送速度の差があれば、
種々の形態で適用可能である。例えば、上記CDフォー
マットを例にすれば、ディスクの線速度を通常より大き
くすることにより、圧縮されない従来のCDオーディオ
情報(標本化周波数=44.1kHz、量子化ビット数
=16ビット、チャンネル数=2)のままで適用可能と
なる。
【0092】また、コンピューター用外部記憶装置とし
て用いられる光ディスク装置はもとより、ハードディス
ク装置やフロッピーディスク装置等においても本発明の
趣旨を逸脱しない範囲で実施可能である。
【0093】
【発明の効果】請求項1の発明の情報記録再生装置は、
以上のように、外部から入力される主情報に圧縮処理を
施して、記録媒体に間欠的な記録を行う記録手段と、記
録媒体上の主情報を間欠的に読み出し、伸長処理を施し
て再生する再生手段と、上記記録媒体への主情報記録指
示を入力するための第1入力手段と、記録媒体への主情
報再生指示または主情報再生中断指示を入力するための
第2入力手段と、上記第1入力手段から上記主情報記録
指示がなされた後、上記第2入力手段から主情報再生指
示が入力された時に、上記主情報の記録媒体への間欠的
な記録実行中に、その記録された主情報を記録と並行し
て再生手段に間欠的に読み出させ、さらに記録実行中の
主情報の再生中に上記第2入力手段から主情報再生中断
指示が入力された時、上記主情報の記録媒体への間欠的
な記録を実行したままで再生手段による上記主情報の読
み出しを中断させ、以降の主情報再生指示の入力によ
り、任意位置からの上記主情報の再生を継続させる制御
手段とが設けられている構成である。
【0094】これにより、第1入力手段から入力された
主情報記録指示に基づいて、制御手段が、記録手段に、
外部から入力される主情報に圧縮処理を施して記録媒体
に間欠的に記録させる。また、制御手段は、上記記録手
段による記録媒体への間欠的な記録と並行して、既に記
録媒体へ記録された内容を、第2入力手段から入力され
た主情報再生指示に基づいて、再生手段に、記録媒体上
の主情報を間欠的に読み出させ、該主情報に伸長処理を
施して外部出力させる。さらに、上記制御手段は、記録
実行中の主情報の再生中に上記第2入力手段から主情報
再生中断指示が入力されると、記録媒体への主情報の記
録を実行させたままで、再生手段による主情報の読み出
しのみを中断させ、その後第2入力手段から主情報再生
指示が入力されると、任意位置から再生手段による主情
報の読み出しを継続させる。
【0095】この結果、記録中においても、すでに記録
された内容について直ちに再生することが可能となり、
ひいては操作性の向上を図ることができるという効果を
奏する。さらに、主情報の記録と再生とが同時に行われ
ている途中で、再生動作のみを中断または継続させるこ
とが容易であることから、主情報の再生を一旦中断して
も情報途切れのない継続再生を面倒な操作を行うことな
く実行することができるという効果も合わせて奏する。
【0096】請求項2の発明の情報記録再生装置は、以
上のように、請求項1記載の情報記録再生装置におい
て、第1入力手段には、事前に設定された記録開始時刻
に従って記録の開始指示を行う記録時刻指示手段が設け
られている構成である。
【0097】これにより、所定記録開始時刻に自ら第1
入力手段により入力しなくても、記録時刻指示手段が記
録開始時刻に従って記録の開始指示を自動的に行う。こ
れにより、操作性の向上が図れるという効果を奏する。
【0098】請求項3の発明の情報記録再生装置は、以
上のように、請求項1記載の情報記録再生装置におい
て、上記第2入力手段には、再生開始の時刻を指示する
ための再生時刻指示手段が設けられており、上記制御手
段には、上記再生時刻指示手段 により指示された時刻に
対応して、該当する記録媒体の再生開始絶対アドレス値
を求める演算手段が設けられている構成である。
【0099】これにより、自動的に所定時刻に再生する
ことが可能となる。また、再生時には、演算手段が、指
示された時刻に対応して該当する記録媒体の再生開始絶
対アドレス値を求めるので、希望する時刻に該当する情
報を再生することが可能となる。これにより、操作性の
向上が図れるという効果を奏する。
【0100】請求項4の発明の情報記録再生装置は、以
上のように、請求項1記載の情報記録再生装置におい
て、上記第1入力手段には、外部から主情報と共に入力
される記録指示情報に基づき記録媒体への外部からの
情報記録指示を行う外部情報入力手段が設けられる構
成である。
【0101】これにより、直接手入力しなくても、外部
から入力される主情報と共に、上記記録媒体への外部か
らの主情報記録指示を含ませておくことによって、自
動的に記録媒体への主情報記録を指示し、記録媒体へ記
録することができる。この結果、操作性の向上が図れる
という効果を奏する。
【0102】請求項5の発明の情報記録再生装置は、以
上のように、請求項1記載の情報記録再生装置におい
て、上記制御手段には、記録媒体上の所定領域内で記録
手段による記録と再生手段による再生とを順次繰り返す
繰り返し手段が設けられている構成である。
【0103】これにより、希望する情報を順次繰り返し
て記録及び再生できる。この結果、操作性の向上が図れ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における情報記録再生装置の
コントローラの制御動作を示すフローチャートである。
【図2】上記情報記録再生装置に使用される光磁気ディ
スクの領域配置を示す概略平面図である。
【図3】上記光磁気ディスクの拡大平面図である。
【図4】上記光磁気ディスクのセクタ内の主データフォ
ーマットを示す模式図である。
【図5】上記光磁気ディスクのセクタ構成を示す模式図
である。
【図6】プログラム内のブロック構成を示す模式図であ
る。
【図7】記録動作にかかわる情報の流れを示すタイミン
グチャートである。
【図8】再生動作にかかわる情報の流れを示すタイミン
グチャートである。
【図9】情報記録再生装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図10】録音動作と再生動作とを並行して行う場合の
情報の流れを示すタイミングチャートである。
【図11】従来例の情報記録再生装置に使用されるCD
の領域配置を示す概略平面図である。
【図12】CDのフレーム信号フォーマットを示す模式
図である。
【図13】CDのセクタフォーマットを示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク(記録媒体) 3 光ヘッド(再生手段記録手段) 5 再生アンプ(再生手段) 9 再生データ処理回路(再生手段) 10 コントローラ(制御手段) 13 操作部(第1入力手段、第2入力手段) 14 第2バッファメモリ 21 第1バッファメモリ 22 記録データ処理回路(記録手段) 23 コイルドライバー(記録手段) 24 コイル(記録手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 20/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部から入力される主情報に圧縮処理を施
    して、記録媒体に間欠的な記録を行う記録手段と、 記録媒体上の主情報を間欠的に読み出し、伸長処理を施
    して再生する再生手段と、 上記記録媒体への主情報記録指示を入力するための第1
    入力手段と、 記録媒体への主情報再生指示または主情報再生中断指示
    を入力するための第2入力手段と、上記 第1入力手段から上記主情報記録指示がなされた
    後、上記第2入力手段から主情報再生指示が入力された
    時に、上記主情報の記録媒体への間欠的な記録実行中
    に、その記録された主情報を記録と並行して再生手段に
    間欠的に読み出させ、さらに記録実行中の主情報の再生
    中に上記第2入力手段から主情報再生中断指示が入力さ
    れた時、上記主情報の記録媒体への間欠的な記録を実行
    したままで再生手段による上記主情報の読み出しを中断
    させ、以降の主情報再生指示の入力により、任意位置か
    らの上記主情報の再生を継続させる制御手段とが設けら
    れていることを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】上記第1入力手段には、事前に設定された
    記録開始時刻に従って記録の開始指示を行う記録時刻指
    示手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】上記第2入力手段には、再生開始の時刻を
    指示するための再生時刻指示手段が設けられており、 上記制御手段には、上記再生時刻指示手段により 指示さ
    れた時刻に対応して、該当する記録媒体の再生開始絶対
    アドレス値を求める演算手段が設けられていることを特
    徴とする請求項1記載の情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】上記第1入力手段には、外部から主情報と
    共に入力される記録指示情報に基づき記録媒体への外部
    からの主情報の記録指示を行う外部情報入力手段が設け
    られることを特徴とする請求項1記載の情報記録再生装
    置。
  5. 【請求項5】上記制御手段には、記録媒体上の所定領域
    内で記録手段による記録と再生手段による再生とを順次
    繰り返す繰り返し手段が設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の情報記録再生装置。
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