JP2005298171A - エレベータ異常検出装置 - Google Patents

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Yasushi Watabe
恭志 渡部
Motomi Nakamura
元美 中村
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Abstract

【課題】より正確に乗かご着床時の段差を計測することのできるエレベータ異常検出装置の提供。
【解決手段】乗かご3着床時のかご床と乗場床13との段差を計測し、計測値が所定値を超えたときに異常と判断して点検調整を促すエレベータ異常検出装置において、乗かご3着床時の段差の実測値を入力する入力手段、例えばパソコン12を設け、実測値および計測値から各階床の補正データを算出し、この補正データを次回からの計測値に反映するようにした構成。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータの着床時の段差を計測し異常の判定を行うエレベータ異常検出装置に関する。
一般にエレベータには、乗かご側に遮蔽板検出器、昇降路内の各階床のエレベータ着床位置に遮蔽板が取付けられている。例えば250mmの長さ寸法を有する前記遮蔽板は、その中心が乗かご着床位置の中心と一致するように取付けられ、エレベータは前記遮蔽検出器が前記遮蔽板を検出して125mm走行した位置に前記乗かごを停止するように制御される。しかしながら前記遮蔽板を検出してからの走行距離が125mmを多少前後することがあり、かご床と乗場床との間に段差が生じることがある。
このため従来、エレベータの各種信号を監視するエレベータ異常検出装置を設け、遮蔽板検出から乗かご位置と停止時のかご位置をエレベータから取得して、乗かご着床時のかご床と乗場床との段差を算出し異常を検出するものが提案されている。このような異常検出装置では、例えば遮蔽板検出から乗かご停止までの走行距離が125mmの場合にかご床と乗場床との段差が0mmと判断される(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−100253号公報(段落番号0007〜0008)
前述したエレベータ異常検出装置は、各階床に対応して昇降路内に取付けられた遮蔽板の中心が着床位置の中心と一致していることを前提としたものであり、前記遮蔽板の中心に乗かごが停止した状態で段差0mmと計測される。しかし、取付け段階において遮蔽板の中心と着床位置の中心とにずれが生じていることがあり、このような場合、正確な着床時の段差を計測できないという問題がある。
本発明は、前述した従来技術における実情からなされたもので、その目的は、より正確に乗かご着床時の段差を計測することのできるエレベータ異常検出装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る発明は、乗かご着床時のかご床と乗場床との段差を計測し、計測値が所定値を超えたときに異常と判断して点検調整を促すエレベータ異常検出装置において、乗かご着床時の段差の実測値を入力する入力手段を設け、前記実測値を計測値に反映することを特徴としている。
このように構成した本発明の請求項1に係る発明は、各階床の乗かご着床時のかご床と乗場床との段差を実測し、これらの実測値を入力手段により入力し計測値に反映する。これによって、より正確に乗かご着床時の段差を計測することができる。
また、請求項2に係る発明は、前記実測値および前記計測値から各階床の補正データを算出し、この補正データを次回からの前記計測値に反映することを特徴としている。
このように構成した本発明の請求項2に係る発明は、入力手段により入力した各階床の実測値と異常検出装置により計測した各階床の計測値とに基づき遮蔽板のずれを算出し、これを補正データとして次回からの計測値に反映する。これによって、より正確に乗かご着床時の段差を計測することができる。
本発明は、乗かご着床時の段差の実測値を計測値に反映することにより正確に乗かご着床時の段差を計測することができる。
以下、本発明に係るエレベータ異常検出装置の実施形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明のエレベータ異常検出装置の実施形態を示す要部構成図、図2は補正データが登録される補正データテーブルを示す説明図、図3は補正データを算出する処理を示すフローチャート、図4は乗かご着床時の段差を算出する処理を示すフローチャートである。
建物に設置されたエレベータは図1に示すように、昇降路1内に図示しない係止部材を用いて最上階から最下階に渡って敷設されるガイドレール2と、このガイドレール2に沿って昇降する乗かご3と、昇降路1の上部に設置され、ロープ4の中間が巻き掛けられ乗かご3を昇降させる巻上機5と、各乗場階に対応してガイドレール2に設けられた遮蔽板6とを有している。
そして、本実施形態のエレベータ異常検出装置は、巻上機5と直結し巻上機5の回転軸の回転数を検出する回転数検出器7と、乗かご3に取付けられ、遮蔽板6の位置を検出し検出信号を制御盤9に出力する遮蔽板検出器8と、エレベータを制御する制御盤9に設けられ、停止目標階の停止位置と現在の乗かご3の走行位置とに基づいて乗かご3の走行指令を求める走行制御部10と、制御盤9に設けられ、走行制御部10よりエレベータの動作信号を常時読み取り,エレベータの異常を監視するエレベータ異常検出制御部11と、エレベータ異常検出制御11に接続可能であり、エレベータ異常検出制御部11と各種データをやり取りするパソコン12とを備えている。なお、乗かご着床時の段差の実測値を入力する入力手段は、例えばパソコン12から成っている。
また、前述の遮蔽板6は、例えば250mmの長さ寸法を有しており、その中心が乗かご着床位置の中心と一致するように取付けられ、理論上、遮蔽板検出器8が遮蔽板6を検出して125mm走行して停止したときに、乗場階の床13と乗かご3の床とが等しい高さとなる高さ位置に設けてある。さらに、前述のエレベータ異常検出制御部11には、図2に示すように各階床の補正データを格納する補正データテーブル14が備えられているとともに、このエレベータ異常検出制御部11は図示しない電話回線に接続され、エレベータの異常検出に応じて管制センタに異常発報するようになっている。
ここで図3を用いて補正データを算出する処理を説明する。まず、手順S1としてエレベータ異常検出制御部11はパソコン12を用いて入力された着床段差の実測データを受信したことを判断すると、手順S2として変数nに最下階データを設定し、次いで、手順3としてn階、すなわち最下階の実測データと算出した最下階の計算データの差異を最下階の補正データとして補正データテーブル14へ登録する。この後、手順S4および手順S5を介して最下階から最上階に渡って同様の処理を行い全ての階床の補正データを算出および登録する。
次いで、図4を用いて乗かご3着床時の段差を算出する処理を説明する。エレベータ異常検出制御部11は手順S10で乗かご3の着床停止を検出すると、手順S11として遮蔽板6検出時のかご位置を走行制御部10より読み出すとともに、手順12として乗かご停止時のかご位置を走行制御部10より読み出し、かつ、手順S13としてエレベータ異常検出制御部11の補正データテーブルより停止階床の補正データを読み出す。この後、手順S14でアップ走行かどうかを判断し、アップ走行の場合、手順S15に示す算出式に手順S11から手順S13で読み出したそれぞれの値を当てはめ着床時の段差を算出するとともに、手順S14でダウン走行であることを判断した場合、手順S17に示す算出式に手順S11から手順S13で読み出したそれぞれの値を当てはめ着床時の段差を算出する。
以上のように構成した本実施形態によれば、実際の着床段差の実測値と、エレベータ異常検出制御部11が算出した計算値から遮蔽板6のずれを算出して補正データとして登録し、次回の計測から補正データを反映して着床の段差計測を行うため精度の高い計測が行うことができる。
本発明のエレベータ異常検出装置の実施形態を示す要部構成図である。 補正データが登録される補正データテーブルを示す説明図である。 補正データを算出する処理を示すフローチャートである。 乗かご着床時の段差を算出する処理を示すフローチャートである。
符号の説明
2 ガイドレール
3 乗かご
6 遮蔽板
7 回転数検出器
8 遮蔽板検出器
9 制御盤
10 走行制御部
11 エレベータ異常検出制御部
12 パソコン

Claims (2)

  1. 乗かご着床時のかご床と乗場床との段差を計測し、計測値が所定値を超えたときに異常と判断して点検調整を促すエレベータ異常検出装置において、
    乗かご着床時の段差の実測値を入力する入力手段を設け、前記実測値を計測値に反映することを特徴とするエレベータ異常検出装置。
  2. 前記実測値および前記計測値から各階床の補正データを算出し、この補正データを次回からの前記計測値に反映することを特徴とする請求項1記載のエレベータ異常検出装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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