JP2005216792A - コネクタ - Google Patents

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Abstract


【課題】 リテーナ装着口を有するハウジングの強度を確保する。
【解決手段】 雌ハウジング10には、雌端子金具50が挿入されるキャビティ14を横切るようにして同キャビティ14と連通するリテーナ装着口11が開口して形成されている。リテーナ装着口11は、雌ハウジング10の上面から両側面にかけて開口され、両側面のうちの一側面からリテーナ40が差し込まれる。雌ハウジング10の上面には、リテーナ装着口11の開口と交差する方向に補強部20が架設されている。補強部20は、押圧部13の後方にあって前方から見ると押圧部13の投影面内に配置されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、リテーナ付きのコネクタに関する。
リテーナ付きのコネクタとしては、合成樹脂材よりなるハウジング部と、このハウジング部に形成されたキャビティに収容される端子金具と、ハウジング部の一側面に開口されるとともにキャビティと連通可能なリテーナ装着口に差し込まれるリテーナとを備えたものが知られている。リテーナは、端子挿入方向と直交する方向に移動可能とされ、仮係止位置と本係止位置との間を変位可能とされている。仮係止位置におけるリテーナは、キャビティから外れた位置に退避されて端子金具の挿抜を許容し、本係止位置におけるリテーナは、正規挿入された端子金具の後端あご部を係止して端子金具を抜け止め保持するようになっている。この種のコネクタは、以下の特許文献1に開示されている。
特開平8−130057号公報
上記したコネクタにおいて低背化の要請があった場合には、上壁や下壁を除肉して薄壁とする考え方がある。この場合に、例えば上壁を薄肉化すると、リテーナ装着口がハウジング部の一側面ばかりでなく上面にも連続して開口することになる。こうしてリテーナ装着口がハウジング部の三面に開口すると、ハウジング部がリテーナ装着口を間に撓み変形可能となるから、ハウジング部の強度が低下する懸念があり、これに対して何らかの対策を講ずることが求められる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、リテーナ装着口を有するハウジングの強度を高めることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、端子金具が挿入されるキャビティが形成されるとともに前記キャビティを横切るようにして同キャビティと連通するリテーナ装着口が開口して形成されたハウジングと、前記リテーナ装着口に差し込まれて前記端子金具を抜け止め状態で係止するリテーナとを備え、前記リテーナ装着口は、前記ハウジングにおいて前記リテーナの差し込み方向と対向する二面とこれに直交する隣接面との三面に開口しており、前記隣接面には、前記リテーナ装着口の開口と交差する補強部が架設されている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ハウジングは、相手ハウジングのフード部に嵌合可能とされ、前記相手ハウジングには、両ハウジングの嵌合離脱方向に沿って移動可能なスライダが組み付けられ、前記スライダには、被押圧部が前記フード部の内側面に露出して設けられるとともに付勢手段の一端が支持される一方、前記ハウジングにおける前記隣接面には、押圧部が突設されており、前記両ハウジングを嵌合させる過程では、前記被押圧部が前記押圧部により押し込まれることで前記付勢手段が前記両ハウジングを離脱させる方向に付勢力を蓄積させ、前記両ハウジングが正規嵌合されると、前記相手ハウジングに設けられた解除案内部によって前記押圧部と前記被押圧部との押圧状態が解除され、それとともに前記スライダの移動が許容されることで前記付勢手段の付勢力が解放されるものにおいて、前記押圧部と前記補強部とは、夫々、前記両ハウジングの嵌合方向に沿った前後位置に並んで配置され、前記補強部は、前記両ハウジングの嵌合方向の前方から見ると、前記押圧部の投影面内に配置されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
リテーナ装着口がハウジングにおいてリテーナの差し込み方向と対向するニ面とこれに直交する隣接面との三面に開口しているから、ハウジングの強度低下が懸念されるところであるが、本発明によれば、隣接面にリテーナ装着口の開口と交差する方向に補強部が架設されているから、この補強部によってハウジングの補強を図ることができ、ハウジングの強度を確保することができる。
<請求項2の発明>
ハウジングは、相手ハウジングのフード部に嵌合され、その嵌合過程で隣接面に突設された押圧部を相手ハウジングに組み付けられたスライダの被押圧部に係合させる。したがって、隣接面に補強部が存在していると、フード部の開口縁や内側面との干渉が懸念されるところであるが、本発明によれば、補強部と押圧部とが嵌合方向の前後位置に並んで配置され、補強部が嵌合方向の前方から見ると押圧部の投影面内に配置されているから、かかる干渉を回避できるとともにハウジングのデッドスペースが有効に利用される。
本発明の実施形態を図1ないし図16に基づいて説明する。本実施形態に係るコネクタは、互いに嵌合可能な雌雄の両ハウジング10,30と、このうちの雌側のハウジング(本発明のハウジングに相当し、以下、単に雌ハウジング10という)の外側面に開口されたリテーナ装着口11に差し込まれて雌端子金具50を係止するリテーナ40とを備えている。なお、以下の説明では、両ハウジング10,30の互いの嵌合面側を前方とする。
雄側のハウジング(本発明の相手ハウジングに相当し、以下、単に雄ハウジング30という)は、合成樹脂により一体形成され、図12(B)にも示すように、雄端子金具60とショート端子61とを収容可能な端子収容部31と、その前方に開口されたフード部32とにより構成され、フード部32には雌ハウジング10が嵌合可能とされている。端子収容部31には、後方から雄端子金具60を挿入可能な複数のキャビティ33が前後に貫通して形成されている。端子収容部31のうちキャビティ33よりも下位には、ショート端子61を収容可能なショート端子収容室34が側面に開口して形成されている。ショート端子61は、フード部32側に突出するとともに雄端子金具60のタブ63の下面に対して弾接可能な弾性接触片62を2本備えており、対応する2本の雄端子金具60が短絡可能とされている。
フード部32の上部には、片持ち状をなすロックアーム35が形成されている。ロックアーム35は、フード部32の幅方向略中央部を基端として弾性撓み可能とされており、その下面前端部にはロック突起36が形成されている。ロック突起36は、その後面に雌ハウジング10のロック部12(後述する)を係止させることで、両ハウジング10,30が嵌合保持されるようにしている。
フード部32におけるロックアーム35の両端縁側方は切り欠かれており、ここには、図12(A)にも示すように、スライダ37の被押圧アーム38が進入可能とされている。また、端子収容部31の上端部におけるロックアーム35の両側方には、被押圧アーム38に係合可能な一対の解除案内部39が設けられている。解除案内部39は、スライダ37の後退動作に伴なって被押圧アーム38の弾性変形を誘導可能とされている。
スライダ37は、合成樹脂材により形成されて半嵌合防止ユニット(以下、単にユニット70という)に組み付けられている。このスライダ37は、前後方向に長い扁平なスライダ本体71を備え、このスライダ本体71は、ユニット70に装着された状態でユニット70の内壁及びフード部32の上壁と摺接しつつ前後方向つまり両ハウジング10,30の嵌合離脱方向に沿って移動可能とされている。スライダ本体71の下面前端部における両側縁からは、一対の被押圧アーム38が突設されている。被押圧アーム38は、後方へ片持ち状に形成され、前端位置における基端部を支点として撓み変形可能とされている。被押圧アーム38の自由端側には、略鈎状をなす被押圧部72が下方へ突出して形成されてフード部32の内側面に臨んでいる。被押圧部72の前面は、後方へ向かって昇り勾配をなし、後述する押圧部13の前面に当接可能とされている。
ユニット70には、スライダ37のほか圧縮コイルバネ73(本発明の付勢手段に相当する)が組み付けられている。この圧縮コイルバネ73は、その一端をユニット70の後壁におけるバネ保持部74に支持させるとともに、その他端をスライダ本体71のバネ受け部75に受け止めさせている。
雌ハウジング10は、図8ないし図11に示すように、合成樹脂材によって略ブロック状に一体形成されている。雌ハウジング10には、後方から雌端子金具50を挿入可能なキャビティ14が前後に貫通して形成され、各キャビティ14は、横並びで複数室(本実施形態の場合は3室)設けられている。雌端子金具50は、雄端子金具60と電気的に接触される箱型の本体部51と、電線Wの端末に圧着接続されるバレル部52とを前後に連ねた構成とされている。各キャビティ14の上面には、前方へ開口する係止溝15が形成され、この係止溝15の奥端面に、本体部51にて切り起こされた片持ち状のランス53が係止可能とされている。雌ハウジング10のうちキャビティ14よりも下位には、雄ハウジング30側のショート端子61の弾性接触片62が進入可能な解除溝16が前面と下面とに開口して形成され、その周縁によって弾性接触片62を押し下げることができるようになっている。
雌ハウジング10の上面の前端部には、一対の押圧部13がそれぞれ幅方向に所定距離を置いて突設され、各押圧部13は、スライダ37の被押圧部72を押圧可能とされている。この押圧部13のうち被押圧部72を押圧する前面は、前方に向かって昇り勾配をなし、後面は、前方へ向かって前面よりもきつい昇り勾配をなすように形成されている。雌ハウジング10の上面における幅方向略中央でかつ押圧部13よりも後方には、雄ハウジング30側のロックアーム35に係止可能なロック部12が突設されている。ロック部12の前面は、ロックアーム35の乗り上げ動作が容易となるよう後方へ向かって昇り勾配をなす一方、ロック部12の後面は、略垂直な真直面とされ、ここがロックアーム35に対する係止面とされている。
雌ハウジング10の長さ方向略中央の一側面には、各キャビティ14を横切るようにしてリテーナ装着口11が開口して形成され、ここに雌端子金具50を抜け止め状態で係止可能なリテーナ40が差し込み可能とされている。リテーナ40は、雌端子金具50の挿抜を許容する仮係止位置(図7(A)に示す状態)と、本体部51の後端あご部54と係合して雌端子金具50を係止する本係止位置(図7(B)に示す状態)との間を幅方向に沿って移動可能とされている。
リテーナ装着口11は、雌ハウジング10の上面から両側面にかけて三面に開口している。雌ハウジング10の両側面は、本発明における「リテーナ40の差し込み方向と対向する二面」を構成し、雌ハウジング10の上面は、本発明における「直交する隣接面」を構成している。
詳しくはリテーナ装着口11は、図9に示すように、リテーナ40の断面形状と対応するように側方から見るとLの字形に開口するとともに、雌ハウジング10の一側面にて略矩形状に大きく開口しており、この開口部17にリテーナ40の押込み操作部41が嵌合可能とされている。開口部17の開口縁には、治具誘い込み面18が形成されており、この治具誘い込み面18に図示しない治具を滑らせることで組み付けられたリテーナ40を引掛けて雌ハウジング10から離脱可能なようにしてある。
また、図7(A)にも示すように、雌ハウジング10内におけるリテーナ装着口11の孔縁には、係合突部19が設けられている。係合突部19には、リテーナ40の係合受け部42が係合可能とされ、この係合受け部42と係合突部19の係合によってリテーナ40が仮係止位置と本係止位置とに保持可能とされている。また、この係合突部19におけるリテーナ40の差し込み方向と対向する面は、リテーナ40が仮係止位置から本係止位置へ移動する際に乗り越え容易な案内面とされている。
リテーナ40は、同じく合成樹脂材によって一体形成され、図4ないし図6に示すように、雌ハウジング10の幅寸法と対応する長さをもった差込部43と、その一端部にて差込部43と直交して配される押込み操作部41とを備えている。差込部43は、底壁44とその前端から立ち上げられた立壁45とにより断面略Lの字形に形成され、立壁45は、各キャビティ14間を横切って配置されるようになっている。立壁45には、キャビティ14と対応した所定形状の貫通部46が設けられ、貫通部46の上縁からは雌端子金具50の後端あご部54に係合可能な係止突部47が垂設されている。係止突部47は、リテーナ40が仮係止位置にあるときにはキャビティ14から側方へ退避されて雌端子金具50の挿抜を許容し、リテーナ40が本係止位置に達したときにキャビティ14内に進入して雌端子金具50を係止可能とされている。
また、底壁44の後縁には、幅方向に間隔をあけて一対の係合受け部42が凹設されている。各係合受け部42は、それぞれ、雌ハウジング10の係合突部19と対応する形態をなし、リテーナ40の差し込み方向先方に位置する仮係止用の係合受け部42Aと、リテーナ40の差し込み方向後方に位置する本係止用の係合受け部42Bとにより構成されている。これら本係止用及び仮係止用の係合受け部42A,42Bの間は、干渉部48によって仕切られており、この干渉部48が係合突部19に係止可能とされている。よって、リテーナ40は、仮係止用の係合受け部42Aに係合突部19を嵌合させることで、押込み操作部41を雌ハウジング10の一側面側方へ突出させた状態として仮係止位置に留め置かれ、その状態でさらに押し込まれ、干渉部48が係合突部19を弾性的に乗り越えて本係止用の係合受け部42Bに係合突部19を嵌合させることで、押込み操作部41を開口部17に嵌め込んだ状態として本係止位置に留め置かれる。また、底壁44には、立壁45側に開口された逃し孔49が形成されており、ここが干渉部48が係合突部19を乗り越える際の撓み代となっている。さらに、押込み操作部41は、開口部17を閉止可能な略矩形状をなし、その内側面には、治具誘い込み面18と対応する誘導面41Aが形成されている。
さて、雌ハウジング10の上面には、図1にも示すように、リテーナ装着口11の開口とほぼ直交する補強部20が架設されている。この補強部20は、全体として角柱状をなし、前後方向つまり両ハウジング10,30の嵌合離脱方向に沿って延出されている。そして、この補強部20は、幅方向に間隔をあけて一対設けられ、ちょうど押圧部13の後方にあって前方から見ると、押圧部13の投影面内に配置されるようになっている。この場合、補強部20と押圧部13とは、夫々、高さ寸法及び幅寸法がほぼ同一とされている。また、補強部20と押圧部13との間には、両ハウジング10,30が正規に嵌合されたときに、被押圧アーム38の被押圧部72が嵌り込むようになっている。つまり、この補強部20と押圧部13との間には、被押圧部72が収容可能なスペースがあけられている。
次に、本実施形態の作用を説明する。まず、リテーナ40を雌ハウジング10のリテーナ装着口11に側方から差し込み、押込み操作部41を押し込む。すると、雌ハウジング10の係合突部19がリテーナ40の仮係止用のロック受け部42Aに嵌め込まれ、図7(A)に示すように、リテーナ40が仮係止位置に留め置かれる。続いて、後方から雌端子金具50をキャビティ14内に挿入する。このとき、雌端子金具50は、リテーナ40の係止突部47と干渉することなく挿入され、正規の挿入位置に達すると、ランス53により一次係止される。
この状態で、リテーナ40をさらに押し込むと、係合突部19が干渉部48を弾性的に乗り越えて本係止用の係合受け部42Bに嵌め込まれ、リテーナ40が本係止位置に留め置かれる。すると、係合突部19がキャビティ14内に進入して雌端子金具50の後端あご部54を係止し、もって雌端子金具50が二次係止される。
次に、雄ハウジング30にユニット70を組み付け、スライダ37を初期位置にセットする。そして、雌ハウジング10を雄ハウジング30のフード部32内に所定深さとなるまで嵌合させ、図12(A)に示すように、押圧部13を被押圧部72に当接させる。さらに嵌合を進めると、図13(A)に示すように、被押圧部72が押圧部13により押し込まれて、スライダ37が初期位置から後退するとともに圧縮コイルバネ73が弾縮される。
この場合に、作業者の勘違い等により、嵌合作業を途中で中止すると、圧縮コイルバネ73に蓄積された付勢力が解放され、被押圧部72が押圧部13を押し返すことで、両ハウジング10,30が強制的に離脱される。これにより、両ハウジング10,30が半嵌合状態にあることがわかるので、こうした半嵌合状態に留め置かれる事態を回避できる。
図13(B)に示すように、ロックアーム35のロック突起36がロック部12の前面に当接した状態からさらに嵌合を進めると、図14(B)に示すように、ロックアーム35がロック部12に乗り上げられて撓み変形される。一方、図15(A)に示すように、被押圧部72は解除案内部39に乗り上げられ、被押圧アーム38が撓み変形される。また、この過程で、ショート端子61の弾性接触片62が雌ハウジング10の解除溝16内に進入してその周縁により押し下げられ、タブ63から離れて両雄端子金具60の短絡状態が解除される。
そして、両ハウジング10,30が正規に嵌合されると、図16(B)に示すように、ロックアーム35のロック突起36がロック部12を乗り越えるとともに、ロックアーム35が弾性復元してロック突起36がロック部12を係止する。また、両ハウジング10,30が正規に嵌合されると、被押圧部72が解除案内部39によって押圧部13から外れてその押圧状態が解除されるから、圧縮コイルバネ73の付勢力が解除され、それとともにスライダ37が前進移動して再び初期位置に戻る。すると、被押圧部72は、図16(A)に示すように、押圧部13と補強部20との間に嵌め込まれて逃がされ、被押圧アーム38が自然状態に復元される。なお、嵌合の過程で、押圧部13は、補強部20の後方に位置して前方から見ると補強部20の陰に隠れて見えない構成とされるから、フード部32の開口縁や内側面と干渉することはない。
以上のように、本実施形態によれば、雌ハウジング10の上面にリテーナ装着口11の開口と直交する補強部20が架設されているから、この補強部20によって雌ハウジング10の補強を図ることができ、リテーナ装着口11が存在しても雌ハウジング10が撓み変形される事態を回避できる。また、雌ハウジング10の強度確保のために、雌ハウジング10の上面を閉止しなくて済むから、その閉止に要する壁厚分だけ雌ハウジング10の厚みを減少させることができ、小型化を図れる。
また、雌ハウジング10は、雄ハウジング30のフード部32に嵌合され、その嵌合過程で上面に突設された押圧部13を雄ハウジング30に組み付けられたスライダ37の被押圧部72に係合させる。したがって、補強部20が存在していると、フード部32の開口縁や内側面との干渉が懸念されるところであるが、本実施形態によれば、補強部20と押圧部13とが嵌合方向の前後位置に並んで配置され、補強部20が嵌合方向の前方から見ると押圧部13の投影面内に配置されているから、かかる干渉を回避できる。その結果、フード部32に補強部20進入用の逃しを別途設けなくて済む。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、雌ハウジングの両側面がリテーナの差し込み方向と対向する二面とされ、上面に補強部が設けられていたが、本発明においては、雌ハウジングの上下両面がリテーナの差し込み方向と対向する二面とされ、両側面のうちのいずれか一側面に補強部が設けられていてもよい。
(2)上記実施形態では、補強部がリテーナ装着口の開口と略直交して架設されていたが、本発明においては、補強部がリテーナ装着口の開口と交差して架設されていればよい。
(3)上記実施形態では、雌ハウジング側のリテーナ装着口に補強部が架設されていたが、本発明においては、雄ハウジング側のリテーナ装着口に補強部が架設されていてもよい。
(4)本発明において、補強部の本数は、任意に設定できる。
本発明の実施形態に係る雌コネクタの平面図 雌コネクタの右側面図 雌コネクタの側断面図 リテーナの平面図 リテーナの正面図 リテーナの背面図 (A)リテーナが仮係止位置に留め置かれた状態を示す横断面図 (B)リテーナが本係止位置に留め置かれた状態を示す横断面図 雌ハウジングの平面図 雌ハウジングの右側面図 雌ハウジングの側断面図 雌ハウジングの左側面図 (A)押圧部が被押圧部に当接した状態を示す側断面図 (B)両ハウジングを嵌合する途中の状態を示す側断面図 (A)押圧部が被押圧部を押し込んだ状態を示す側断面図 (B)ロックアームがロック部に当接した状態を示す側断面図 (A)被押圧部が解除案内部に当接した状態を示す側断面図 (B)ロックアームが撓み変形した状態を示す側断面図 (A)被押圧アームが弾性変形した状態を示す側断面図 (B)さらにロックアームが撓み変形した状態を示す側断面図 (A)両ハウジングが正規に嵌合し、スライダが初期位置に達した状態を示す側断面図 (B)両ハウジングが正規に嵌合し、ロックアームがロック部を係止した状態を示す側断面図
符号の説明
10…雌ハウジング
11…リテーナ装着口
12…ロック部
13…押圧部
14…キャビティ
20…補強部
40…リテーナ
43…差込部

Claims (2)

  1. 端子金具が挿入されるキャビティが形成されるとともに前記キャビティを横切るようにして同キャビティと連通するリテーナ装着口が開口して形成されたハウジングと、前記リテーナ装着口に差し込まれて前記端子金具を抜け止め状態で係止するリテーナとを備え、
    前記リテーナ装着口は、前記ハウジングにおいて前記リテーナの差し込み方向と対向する二面とこれに直交する隣接面との三面に開口しており、前記隣接面には、前記リテーナ装着口の開口と交差する補強部が架設されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ハウジングは、相手ハウジングのフード部に嵌合可能とされ、前記相手ハウジングには、両ハウジングの嵌合離脱方向に沿って移動可能なスライダが組み付けられ、前記スライダには、被押圧部が前記フード部の内側面に露出して設けられるとともに付勢手段の一端が支持される一方、前記ハウジングにおける前記隣接面には、押圧部が突設されており、前記両ハウジングを嵌合させる過程では、前記被押圧部が前記押圧部により押し込まれることで前記付勢手段が前記両ハウジングを離脱させる方向に付勢力を蓄積させ、前記両ハウジングが正規嵌合されると、前記相手ハウジングに設けられた解除案内部によって前記押圧部と前記被押圧部との押圧状態が解除され、それとともに前記スライダの移動が許容されることで前記付勢手段の付勢力が解放されるものにおいて、
    前記押圧部と前記補強部とは、夫々、前記両ハウジングの嵌合方向に沿った前後位置に並んで配置され、前記補強部は、前記両ハウジングの嵌合方向の前方から見ると、前記押圧部の投影面内に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
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