JP2005167548A - 画像データ記録システム、画像データ記録装置、デジタルカメラ及びそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像データの秘密性を保持しながら安全にコピーすることができる画像データ記録システム、画像データ記録装置、デジタルカメラ及びそのプログラムを実現する。
【解決手段】 デジタルカメラにメモリ・カードが装着されたか否かを判断し、装着された場合には、デジタルカメラの内蔵データをメモリ・カードにコピーするか否かを判断する。そして、コピーする場合には、ユーザによって入力されたパスワードと予めデジタルカメラに記録されているパスワードとが一致するか否かを判断する。そして、一致する場合には、内蔵データのすべてのデータをメモリ・カードに記録し、一致しない場合には、データコピーの処理を終了する。
【選択図】 図3
【解決手段】 デジタルカメラにメモリ・カードが装着されたか否かを判断し、装着された場合には、デジタルカメラの内蔵データをメモリ・カードにコピーするか否かを判断する。そして、コピーする場合には、ユーザによって入力されたパスワードと予めデジタルカメラに記録されているパスワードとが一致するか否かを判断する。そして、一致する場合には、内蔵データのすべてのデータをメモリ・カードに記録し、一致しない場合には、データコピーの処理を終了する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、画像データ記録システム、画像データ記録装置、デジタルカメラ及びそのプログラムに係り、詳しくは、画像データの秘密性を保持しながら安全にコピーすることができる画像データ記録システム、画像データ記録装置、デジタルカメラ及びそのプログラムに関する。
従来、デジタルカメラの普及により、誰でも手軽に様々な場面で撮影を行うことができるようになり、この撮影したデータをデジタルカメラの内蔵メモリ等に記録していた。
また、内蔵メモリに記録されたデータをPC等の他の電子機器(デジタルカメラも含む)にコピーしたい場合、又はPC等の内蔵メモリに記録された画像を他のPC等にコピーしたい場合には、まず、内蔵メモリに記録された画像を着脱可能なメモリ・カード等に記録する。そして、該メモリ・カードをPC等に装着し、メモリ・カードに記録された画像をPC等に記録していた。
また、特定の他人に対して記録した画像を見せたい場合には、内蔵メモリに記録したデータをメモリ・カード等に記録して、メモリ・カード等を渡す場合もある。
さらに、メモリ・カード等にデータを記録する際に、第三者が画像を見ることの防止、プライベートの保護のためにデータ毎にパスワードをかける技術もある。
また、内蔵メモリに記録されたデータをPC等の他の電子機器(デジタルカメラも含む)にコピーしたい場合、又はPC等の内蔵メモリに記録された画像を他のPC等にコピーしたい場合には、まず、内蔵メモリに記録された画像を着脱可能なメモリ・カード等に記録する。そして、該メモリ・カードをPC等に装着し、メモリ・カードに記録された画像をPC等に記録していた。
また、特定の他人に対して記録した画像を見せたい場合には、内蔵メモリに記録したデータをメモリ・カード等に記録して、メモリ・カード等を渡す場合もある。
さらに、メモリ・カード等にデータを記録する際に、第三者が画像を見ることの防止、プライベートの保護のためにデータ毎にパスワードをかける技術もある。
また、下記特許公開公報には、ICメモリカードなる発明が開示されている。詳しくは、メモリカード自体に固定型パスワードを記録しておき、パソコン側でユーザによって入力されたパスワードを取得する。そして、該入力されたパスワードと固定型パスワードを比較し、一致していなければビジー状態になり、メモリカードの読み出し、書き込み、消去を防止することができるICメモリカードなるものが記載されている。
しかしながら、従来のデジタルカメラ等にあっては、以下のような問題点があった。
(1)プライバシーの保護等により、メモリ・カードにデータをコピーする場合には、データ毎にパスワードをかけると、コピー後の利用時に不便であり、ユーザの手間がかかり、面倒であった。
(2)また、デジタルカメラとパソコン等とをUSBケーブル等により通信接続することにより、デジタルカメラに記録されている画像をパソコン等に転送することは可能であるが、ケーブル等により通信接続しなければならないので不利不便であった。
(3)また、このような問題は、上記した特許文献に開示されている技術によっても解決できるというものではなかった。
(1)プライバシーの保護等により、メモリ・カードにデータをコピーする場合には、データ毎にパスワードをかけると、コピー後の利用時に不便であり、ユーザの手間がかかり、面倒であった。
(2)また、デジタルカメラとパソコン等とをUSBケーブル等により通信接続することにより、デジタルカメラに記録されている画像をパソコン等に転送することは可能であるが、ケーブル等により通信接続しなければならないので不利不便であった。
(3)また、このような問題は、上記した特許文献に開示されている技術によっても解決できるというものではなかった。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、画像データの秘密性を保持しながら安全にコピーすることができる画像データ記録システム、画像データ記録装置、デジタルカメラ及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による画像データ記録システムは、装着部に対して着脱可能とする第1の記録手段を用いて、デジタルカメラに記録されている画像データを画像記録装置に記録する画像データ記録システムであって、
前記デジタルカメラは、
所定識別情報を設定する設定手段と、
ユーザが識別情報を入力するための入力手段と、
前記入力手段により入力された識別情報と、前記設定手段に設定された所定識別情報とが一致するか否かを判断する一致判断手段と、
前記一致判断手段により一致すると判断した場合には、第2の記録手段に記録されている画像データを前記第1の記録手段に記録する第1の記録制御手段と、
を備え、
前記画像記録装置は、
前記第1の記録手段に記録されている画像データを第3の記録手段に記録する第2の記録制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
前記デジタルカメラは、
所定識別情報を設定する設定手段と、
ユーザが識別情報を入力するための入力手段と、
前記入力手段により入力された識別情報と、前記設定手段に設定された所定識別情報とが一致するか否かを判断する一致判断手段と、
前記一致判断手段により一致すると判断した場合には、第2の記録手段に記録されている画像データを前記第1の記録手段に記録する第1の記録制御手段と、
を備え、
前記画像記録装置は、
前記第1の記録手段に記録されている画像データを第3の記録手段に記録する第2の記録制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項2に記載されているように、前記画像記録装置は、
前記第1の記録手段が装着部に装着されたか否かを判断する判断手段を備え、
前記第2の記録制御手段は、
前記判断手段により装着されたと判断した場合に、前記第1の記録手段に記録されている画像データを前記第3の記録手段に記録するようにしてもよい。
前記第1の記録手段が装着部に装着されたか否かを判断する判断手段を備え、
前記第2の記録制御手段は、
前記判断手段により装着されたと判断した場合に、前記第1の記録手段に記録されている画像データを前記第3の記録手段に記録するようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項3記載の発明による画像データ記録システムは、装着部に対して着脱可能とする第1の記録手段を用いて、デジタルカメラに記録されている画像データを画像記録装置に記録する画像データ記録システムであって、
前記デジタルカメラは、
所定識別情報を設定する設定手段と、
第2の記録手段に記録されている画像データ及び前記設定手段に設定された所定識別情報を暗号化する暗号化手段と、
前記暗号化手段によって暗号化された画像データ及び所定識別情報を前記第1の記録手段に記録する第1の記録制御手段と、
を備え、
前記画像記録装置は、
ユーザが識別情報を入力するための入力手段と、
前記第1の記録手段に記録されている暗号化された画像データ及び所定識別情報を解凍する解凍手段と、を有し、
前記入力手段により入力された識別情報と、前記解凍手段によって解凍された所定識別情報とが一致するか否かを判断する一致判断手段と、
前記一致判断手段により一致と判断された場合には、前記第1の記録手段に記録されている暗号化された画像データを前記解凍手段によって解凍する解凍制御手段と、前記解凍手段によって解凍された画像データを第3の記録手段に記録する第2の記録制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
前記デジタルカメラは、
所定識別情報を設定する設定手段と、
第2の記録手段に記録されている画像データ及び前記設定手段に設定された所定識別情報を暗号化する暗号化手段と、
前記暗号化手段によって暗号化された画像データ及び所定識別情報を前記第1の記録手段に記録する第1の記録制御手段と、
を備え、
前記画像記録装置は、
ユーザが識別情報を入力するための入力手段と、
前記第1の記録手段に記録されている暗号化された画像データ及び所定識別情報を解凍する解凍手段と、を有し、
前記入力手段により入力された識別情報と、前記解凍手段によって解凍された所定識別情報とが一致するか否かを判断する一致判断手段と、
前記一致判断手段により一致と判断された場合には、前記第1の記録手段に記録されている暗号化された画像データを前記解凍手段によって解凍する解凍制御手段と、前記解凍手段によって解凍された画像データを第3の記録手段に記録する第2の記録制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
上記目的達成のため、請求項4記載の発明によるデジタルカメラは、被写体を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段により撮影された画像データを第1の記録手段に記録する第1の記録制御手段と、を備えたデジタルカメラであって、
所定識別情報を設定する設定手段と、
ユーザが識別情報を入力するための入力手段と、
前記入力手段により入力された識別情報と、前記設定手段に設定された所定識別情報とが一致するか否かを判断する一致判断手段と、
前記一致判断手段により一致したと判断した場合には、前記第1の記録手段に記録されている画像データを、装着部に対して着脱可能とする第2の記録手段に記録する第2の記録制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
前記撮影手段により撮影された画像データを第1の記録手段に記録する第1の記録制御手段と、を備えたデジタルカメラであって、
所定識別情報を設定する設定手段と、
ユーザが識別情報を入力するための入力手段と、
前記入力手段により入力された識別情報と、前記設定手段に設定された所定識別情報とが一致するか否かを判断する一致判断手段と、
前記一致判断手段により一致したと判断した場合には、前記第1の記録手段に記録されている画像データを、装着部に対して着脱可能とする第2の記録手段に記録する第2の記録制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項5に記載されているように、前記第2の記録制御手段は、
前記第1の記録手段に記録されているすべての画像データを前記第2の記録手段に記録するようにしてもよい。
また、請求項6に記載されているように、前記第2の記録手段が前記装着部に装着されたか否かを判断する第1の判断手段と、
前記第1の記録手段に画像データが記録されているか否かを判断する第2の判断手段と、
前記入力手段により識別情報が入力されたか否かを判断する第3の判断手段とを備え、
前記一致判断手段は、前記第1の判断手段により装着されたと判断され、且つ前記第2の判断手段により画像データが記録されていると判断され、且つ前記第3の判断手段により識別情報が入力されたと判断された場合に、前記入力手段により入力された識別情報と、前記設定手段に設定された所定識別情報とが一致するか否かを判断するようにしてもよい。
前記第1の記録手段に記録されているすべての画像データを前記第2の記録手段に記録するようにしてもよい。
また、請求項6に記載されているように、前記第2の記録手段が前記装着部に装着されたか否かを判断する第1の判断手段と、
前記第1の記録手段に画像データが記録されているか否かを判断する第2の判断手段と、
前記入力手段により識別情報が入力されたか否かを判断する第3の判断手段とを備え、
前記一致判断手段は、前記第1の判断手段により装着されたと判断され、且つ前記第2の判断手段により画像データが記録されていると判断され、且つ前記第3の判断手段により識別情報が入力されたと判断された場合に、前記入力手段により入力された識別情報と、前記設定手段に設定された所定識別情報とが一致するか否かを判断するようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項7記載の発明によるデジタルカメラは、被写体を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段により撮影された画像データを第1の記録手段に記録する第1の記録制御手段と、を備えたデジタルカメラであって、
所定識別情報を設定する設定手段と、
前記第1の記録手段に記録されている画像データ及び前記設定手段に設定された所定識別情報を暗号化する暗号化手段と、
前記暗号化手段により暗号化された画像データ及び所定識別情報を、装着部に対して着脱可能とする第2の記録手段に記録する第2の記録制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
前記撮影手段により撮影された画像データを第1の記録手段に記録する第1の記録制御手段と、を備えたデジタルカメラであって、
所定識別情報を設定する設定手段と、
前記第1の記録手段に記録されている画像データ及び前記設定手段に設定された所定識別情報を暗号化する暗号化手段と、
前記暗号化手段により暗号化された画像データ及び所定識別情報を、装着部に対して着脱可能とする第2の記録手段に記録する第2の記録制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項8に記載されているように、前記第2の記録手段が前記装着部に装着されたか否かを判断する判断手段を備え、
前記暗号化手段は、前記判断手段により装着されたと判断した場合には、
前記第1の記録手段に記録されている画像データ及び前記設定手段に設定された所定識別情報を暗号化し、
前記第2の記録制御手段は、
該暗号化された画像データ及び所定識別情報を前記第2の記録手段に記録するようにしてもよい。
前記暗号化手段は、前記判断手段により装着されたと判断した場合には、
前記第1の記録手段に記録されている画像データ及び前記設定手段に設定された所定識別情報を暗号化し、
前記第2の記録制御手段は、
該暗号化された画像データ及び所定識別情報を前記第2の記録手段に記録するようにしてもよい。
また、例えば、請求項9に記載されているように、前記暗号化手段は、
前記第1の記録手段に記録されているすべての画像データを暗号化し、
前記第2の記録制御手段は、
該暗号化されたすべての画像データを前記第2の記録手段に記録するようにしてもよい。
また、請求項10に記載されているように、前記設定手段は、
ユーザによって任意に設定することができるようにしてもよい。
前記第1の記録手段に記録されているすべての画像データを暗号化し、
前記第2の記録制御手段は、
該暗号化されたすべての画像データを前記第2の記録手段に記録するようにしてもよい。
また、請求項10に記載されているように、前記設定手段は、
ユーザによって任意に設定することができるようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項11記載の発明による画像データ記録装置は、装着部に対して着脱可能とする第1の記録手段に記録されている暗号化された画像データ及び所定識別情報を解凍する解凍手段と、
ユーザが識別情報を入力するための入力手段と、
を備え、
前記入力手段により入力された識別情報と、前記解凍手段によって解凍された所定識別情報とが一致するか否かを判断する一致判断手段と、
前記一致判断手段により一致と判断された場合には、前記第1の記録手段に記録されている暗号化された画像データを前記解凍手段によって解凍する解凍制御手段と、前記解凍手段によって解凍された画像データを第2の記録手段に記録する記録制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
ユーザが識別情報を入力するための入力手段と、
を備え、
前記入力手段により入力された識別情報と、前記解凍手段によって解凍された所定識別情報とが一致するか否かを判断する一致判断手段と、
前記一致判断手段により一致と判断された場合には、前記第1の記録手段に記録されている暗号化された画像データを前記解凍手段によって解凍する解凍制御手段と、前記解凍手段によって解凍された画像データを第2の記録手段に記録する記録制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項12に記載されているように、前記解凍手段は、
前記第1の記録手段に記録されているすべての画像データを解凍し、
前記記録制御手段は、
該解凍されたすべての画像データを前記第2の記録手段に記録するようにしてもよい。
また、請求項13に記載されているように、前記第1の記録手段が前記装着部に装着されたか否かを判断する第1の判断手段と、
前記入力手段により識別情報が入力されたか否かを判断する第2の判断手段とを備え、
前記一致判断手段は、前記第1の判断手段により装着されたと判断され、且つ前記第2の判断手段により識別情報が入力されたと判断された場合に、前記入力手段により入力された識別情報と、前記解凍手段によって解凍された所定識別情報とが一致するか否かを判断するようにしてもよい。
前記第1の記録手段に記録されているすべての画像データを解凍し、
前記記録制御手段は、
該解凍されたすべての画像データを前記第2の記録手段に記録するようにしてもよい。
また、請求項13に記載されているように、前記第1の記録手段が前記装着部に装着されたか否かを判断する第1の判断手段と、
前記入力手段により識別情報が入力されたか否かを判断する第2の判断手段とを備え、
前記一致判断手段は、前記第1の判断手段により装着されたと判断され、且つ前記第2の判断手段により識別情報が入力されたと判断された場合に、前記入力手段により入力された識別情報と、前記解凍手段によって解凍された所定識別情報とが一致するか否かを判断するようにしてもよい。
また、例えば、請求項14に記載されているように、前記第2の記録手段に画像データを記録するためのフォルダを登録する登録手段を備え、
前記記録制御手段は、
前記登録手段により登録されたフォルダに画像データを記録するようにしてもよい。
また、請求項15に記載されているように、前記記録制御手段は、
前記登録手段により登録されたフォルダに画像データを記録する際に、該登録されたフォルダの中に日付フォルダを設け、その日付フォルダの中に該画像データを記録するようにしてもよい。
また、請求項16に記載されているように、前記日付フォルダの日付は、
画像データを前記第2の記録手段に記録する時の日時であるようにしてもよい。
前記記録制御手段は、
前記登録手段により登録されたフォルダに画像データを記録するようにしてもよい。
また、請求項15に記載されているように、前記記録制御手段は、
前記登録手段により登録されたフォルダに画像データを記録する際に、該登録されたフォルダの中に日付フォルダを設け、その日付フォルダの中に該画像データを記録するようにしてもよい。
また、請求項16に記載されているように、前記日付フォルダの日付は、
画像データを前記第2の記録手段に記録する時の日時であるようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項17記載の発明によるプログラムは、被写体を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段により撮影された画像データを第1の記録媒体に記録する第1の記録制御手段と、を備えたデジタルカメラを実行させるプログラムであって、
所定識別情報を設定する設定処理と、
ユーザによって識別情報が入力されたか否かを判断する判断処理と、
前記判断処理により入力されたと判断された識別情報と、前記設定処理により設定された所定識別情報とが一致するか否かを判断する処理と、
この処理により一致したと判断した場合には、前記第1の記録媒体に記録されている画像データを、装着部に対して着脱可能とする第2の記録媒体に記録する処理と、
を含み、上記各処理をデジタルカメラで実行させることを特徴とする。
前記撮影手段により撮影された画像データを第1の記録媒体に記録する第1の記録制御手段と、を備えたデジタルカメラを実行させるプログラムであって、
所定識別情報を設定する設定処理と、
ユーザによって識別情報が入力されたか否かを判断する判断処理と、
前記判断処理により入力されたと判断された識別情報と、前記設定処理により設定された所定識別情報とが一致するか否かを判断する処理と、
この処理により一致したと判断した場合には、前記第1の記録媒体に記録されている画像データを、装着部に対して着脱可能とする第2の記録媒体に記録する処理と、
を含み、上記各処理をデジタルカメラで実行させることを特徴とする。
上記目的達成のため、請求項18記載の発明によるプログラムは、被写体を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段により撮影された画像データを第1の記録媒体に記録する第1の記録制御手段と、を備えたデジタルカメラを実行させるプログラムであって、
所定識別情報を設定する設定処理と、
前記第1の記録媒体に記録されている画像データ及び前記設定処理により設定された所定識別情報を暗号化する処理と、
この処理により暗号化された画像データ及び所定識別情報を、装着部に対して着脱可能とする第2の記録媒体に記録する処理と、
を含み、上記各処理をデジタルカメラで実行させることを特徴とする。
前記撮影手段により撮影された画像データを第1の記録媒体に記録する第1の記録制御手段と、を備えたデジタルカメラを実行させるプログラムであって、
所定識別情報を設定する設定処理と、
前記第1の記録媒体に記録されている画像データ及び前記設定処理により設定された所定識別情報を暗号化する処理と、
この処理により暗号化された画像データ及び所定識別情報を、装着部に対して着脱可能とする第2の記録媒体に記録する処理と、
を含み、上記各処理をデジタルカメラで実行させることを特徴とする。
上記目的達成のため、請求項19記載の発明によるプログラムは、装着部に対して着脱可能とする第1の記録媒体に記録されている暗号化された画像データ及び所定識別情報を解凍する解凍処理と、
ユーザによって識別番号が入力されたか否かを判断する判断処理と、
を含み、
前記判断処理により入力されたと判断された識別情報と、前記解凍処理によって解凍された所定識別情報とが一致するか否かを判断する処理と、
この処理により一致と判断された場合には、前記第1の記録媒体に記録されている暗号化された画像データを前記解凍処理によって解凍し、該解凍処理によって解凍された画像データを第2の記録媒体に記録する処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とする。
ユーザによって識別番号が入力されたか否かを判断する判断処理と、
を含み、
前記判断処理により入力されたと判断された識別情報と、前記解凍処理によって解凍された所定識別情報とが一致するか否かを判断する処理と、
この処理により一致と判断された場合には、前記第1の記録媒体に記録されている暗号化された画像データを前記解凍処理によって解凍し、該解凍処理によって解凍された画像データを第2の記録媒体に記録する処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ユーザによって入力された識別番号と所定識別番号とが一致するか否かを判断するので、画像データの不正コピーを防止することができ、画像データの秘密性を保持することができる。
また、画像データ毎にパスワードをかける必要もないので、コピーデータの利用時のユーザの手間を省くこともできる。
請求項2記載の発明によれば、第1の記録手段が装着されると、画像データをコピーする処理が開始されるので、簡単にすばやくコピーを行なうこともできる。
また、画像データ毎にパスワードをかける必要もないので、コピーデータの利用時のユーザの手間を省くこともできる。
請求項2記載の発明によれば、第1の記録手段が装着されると、画像データをコピーする処理が開始されるので、簡単にすばやくコピーを行なうこともできる。
請求項3記載の発明によれば、画像データを暗号化するので画像データの不正利用を防止することができる。また、ユーザによって入力された識別番号と所定識別番号が一致する場合のみ、暗号化された画像データを解凍し、該解凍された画像データをコピーするので、不正コピーを防止することができ、画像データの秘密性を保持することができる。
また、第1の記録手段を落としたり、なくしたりしても、第3者は記録されている画像データを見たり、利用したりすることができないので、ユーザはかかる場合でも安心することができる。
また、画像データ毎にパスワードをかける必要もないので、コピーデータの利用時のユーザの手間を省くことができる。
また、第1の記録手段を落としたり、なくしたりしても、第3者は記録されている画像データを見たり、利用したりすることができないので、ユーザはかかる場合でも安心することができる。
また、画像データ毎にパスワードをかける必要もないので、コピーデータの利用時のユーザの手間を省くことができる。
請求項4記載の発明によれば、入力された識別番号と所定識別番号が一致するか否かを判断し、一致しない場合には画像データのコピーを行わないので、第三者の不正コピーを防止することができ、画像データの秘密性を保持することができる。
請求項5記載の発明によれば、一致したと判断した場合には、第2の記録手段に記録されているすべての画像データを第1の記録手段に記録するので、簡単に大量の画像データをコピーすることができる。
請求項5記載の発明によれば、一致したと判断した場合には、第2の記録手段に記録されているすべての画像データを第1の記録手段に記録するので、簡単に大量の画像データをコピーすることができる。
請求項6記載の発明によれば、第2の記録手段が装着されなければ、コピーする処理が開始されないので、無駄な処理をなくすことができる。
また、第2の記録手段が装着されたとしても、コピーの対象となる画像データがなければコピーする処理が開始されないので、無駄な処理をなくすことができる。
また、識別番号が入力されなければ、識別番号が適正か否かの判断を行なわないので無駄な処理をなくすことができる。
また、第2の記録手段が装着されたとしても、コピーの対象となる画像データがなければコピーする処理が開始されないので、無駄な処理をなくすことができる。
また、識別番号が入力されなければ、識別番号が適正か否かの判断を行なわないので無駄な処理をなくすことができる。
請求項7記載の発明によれば、コピーする画像データを暗号化してコピーするので、第3者の不正利用を防止することができる。また、ユーザは該画像データを記録したメモリを落としたり、なくしたりしても、第3者はその画像データを利用等することができないので、ユーザはかかる場合でも安心することができ、画像データの秘密性を保持することができる。
請求項8記載の発明によれば、第1の記録手段が装着されると、画像データをコピーする処理が開始されるので、簡単にすばやくコピーを行なうこともできる。
請求項8記載の発明によれば、第1の記録手段が装着されると、画像データをコピーする処理が開始されるので、簡単にすばやくコピーを行なうこともできる。
請求項9記載の発明によれば、第2の記録手段に記録されているすべての画像データを暗号化して第1の記録手段に記録するので、簡単に大量の画像データをコピーすることができる。
請求項10記載の発明によれば、所定識別番号をユーザによって任意に設定することができるので、ユーザの好きな所定識別番号に設定することができる。
また、ユーザだけがその所定識別番号を知っているので、第3者の不正利用、不正コピーを確実に防止することができ、画像データの秘密性を保持することができる。
請求項10記載の発明によれば、所定識別番号をユーザによって任意に設定することができるので、ユーザの好きな所定識別番号に設定することができる。
また、ユーザだけがその所定識別番号を知っているので、第3者の不正利用、不正コピーを確実に防止することができ、画像データの秘密性を保持することができる。
請求項11記載の発明によれば、入力されたパスワードと第1の記録手段に記録されているパスワードとが一致していなければ、第1の記録手段に記録されている暗号化された画像データを解凍してコピーすることできないので、第3者の不正利用を確実に防止することができ、秘密性を保持することができる。
請求項12記載の発明によれば、第1の記録手段に記録されている暗号化されたすべての画像データを解凍し、解凍したすべての画像データをコピーするので、簡単に大量の画像データをコピーすることができる。
請求項12記載の発明によれば、第1の記録手段に記録されている暗号化されたすべての画像データを解凍し、解凍したすべての画像データをコピーするので、簡単に大量の画像データをコピーすることができる。
請求項13記載の発明によれば、第1の記録手段が装着されなければ、コピーする処理が開始されないので、無駄な処理をなくすことができる。
また、第1の記録手段が装着されたとしても、識別番号が入力されなければ、識別番号が適正か否かの判断を行なわないので、無駄な処理をなくすことができる。
また、第1の記録手段が装着されたとしても、識別番号が入力されなければ、識別番号が適正か否かの判断を行なわないので、無駄な処理をなくすことができる。
請求項14記載の発明によれば、予め登録されたフォルダに自動的に画像データをコピーするので、ユーザの手間を軽減することができる。
請求項15又16は記載の発明によれば、予め登録されたフォルダに自動的にコピーする場合には、該フォルダの下に日付フォルダを作成し、この日付フォルダの中に画像データをコピーするので、分類整理が容易となる。
また、この日付フォルダの日付を見ることにより、いつコピーしたものかを容易に認識することができ、利用時にも便利である。
請求項15又16は記載の発明によれば、予め登録されたフォルダに自動的にコピーする場合には、該フォルダの下に日付フォルダを作成し、この日付フォルダの中に画像データをコピーするので、分類整理が容易となる。
また、この日付フォルダの日付を見ることにより、いつコピーしたものかを容易に認識することができ、利用時にも便利である。
請求項17又は18記載の発明によれば、既存のデジタルカメラに読み込ませることにより、本発明のデジタルカメラを実現することができる。
請求項19記載の発明によれば、既存のパソコン等に読み込ませることにより、本発明の画像データ記録装置を実現することができる。
請求項19記載の発明によれば、既存のパソコン等に読み込ませることにより、本発明の画像データ記録装置を実現することができる。
以下、本実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明のデジタルカメラを実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、CCD2、CPU3、TG(timing generator)4、ユニット回路5、DRAM6、RAM7、ROM8、フラッシュメモリ9、画像表示部10、キー入力部11、カードI/F12を備えており、カードI/F12には、図示しないデジタルカメラ1本体のカードスロットに着脱自在に装着されたメモリ・カード13が接続されている。
[第1の実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明のデジタルカメラを実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、CCD2、CPU3、TG(timing generator)4、ユニット回路5、DRAM6、RAM7、ROM8、フラッシュメモリ9、画像表示部10、キー入力部11、カードI/F12を備えており、カードI/F12には、図示しないデジタルカメラ1本体のカードスロットに着脱自在に装着されたメモリ・カード13が接続されている。
CCD2は、投影された被写体を光電変換し、撮像信号としてユニット回路5に出力する。また、CCD2はTG4によって生成された所定周波数のタイミング信号に従って駆動される。TG4にはユニット回路5が接続されている。ユニット回路5は、CCD2から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double sampling)回路、その撮像信号を増幅するゲイン調整アンプ(AGC)、増幅後の撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD2の出力信号はユニット回路5を経てデジタル信号としてCPU2に送られる。
画像表示部10はカラーLCDとその駆動回路を含み、撮影待機状態にあるときにはCCD2によって撮像された被写体画像としてスルー画像として表示し、記録画像の再生時には、保存用メモリ・カード13から読み出され伸張された記録画像を表示する。
キー入力部11は、実行キー、キャンセルキー、「↑」、「↓」、「→」、「←」ボタン等のカーソルキー、モードキー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU2に出力する。
DRAM6は、CCD2によって撮像された後、デジタル化された被写体の画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU2にワーキングメモリとしても使用される。
フラッシュメモリ9は、撮影した画像データが格納されるところである。フラッシュメモリ9は、本発明の第1の記録手段又は第2の記録手段に相当する。
キー入力部11は、実行キー、キャンセルキー、「↑」、「↓」、「→」、「←」ボタン等のカーソルキー、モードキー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU2に出力する。
DRAM6は、CCD2によって撮像された後、デジタル化された被写体の画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU2にワーキングメモリとしても使用される。
フラッシュメモリ9は、撮影した画像データが格納されるところである。フラッシュメモリ9は、本発明の第1の記録手段又は第2の記録手段に相当する。
CPU3は、画像ファイルの圧縮・伸張の処理を含む各種のデジタル信号処理機能を有するとともにデジタルカメラ21の各部を制御するワンチップマイコンである。
特に、CPU3は、メモリ・カード13(第1の記録手段又は第2の記録手段)がデジタルカメラのカードスロットに装着され、カードI/F12と接続されたか否かを判断する。この機能は、本発明の判断手段又は第1の判断手段に相当する。
そして、CPU3は、メモリ・カード13が接続されたと判断すると、内蔵データがあるか否かを判断し(第2の判断手段)、ある場合には内蔵データをメモリ・カード13にコピーするか否かの判断を行う。具体的には、図5(b)に示すように、画像表示部10に「内蔵データをメモリ・カードにコピーしますか?」、「はい」、「いいえ」等の表示をさせる。ここで、内蔵データとは、フラッシュメモリ9に記録されている画像データのことである。
図5は、デジタルカメラ1の裏側を表わす図である。図5(a)に示してあるように、キー入力部11の「↑」、「↓」、「→」、「←」ボタンのカーソルキー、実行キー、キャンセルキーを含む41部と画像表示部10で構成されている。この41部が、本発明の入力手段に相当する。
特に、CPU3は、メモリ・カード13(第1の記録手段又は第2の記録手段)がデジタルカメラのカードスロットに装着され、カードI/F12と接続されたか否かを判断する。この機能は、本発明の判断手段又は第1の判断手段に相当する。
そして、CPU3は、メモリ・カード13が接続されたと判断すると、内蔵データがあるか否かを判断し(第2の判断手段)、ある場合には内蔵データをメモリ・カード13にコピーするか否かの判断を行う。具体的には、図5(b)に示すように、画像表示部10に「内蔵データをメモリ・カードにコピーしますか?」、「はい」、「いいえ」等の表示をさせる。ここで、内蔵データとは、フラッシュメモリ9に記録されている画像データのことである。
図5は、デジタルカメラ1の裏側を表わす図である。図5(a)に示してあるように、キー入力部11の「↑」、「↓」、「→」、「←」ボタンのカーソルキー、実行キー、キャンセルキーを含む41部と画像表示部10で構成されている。この41部が、本発明の入力手段に相当する。
そして、ユーザがキー入力部11により「はい」を選択する旨の操作を行うと、その操作に応じた操作信号をキー入力部11はCPU3に送る。
そして、CPU3はその「はい」を選択する旨の操作信号を受け取ると、内蔵データをメモリ・カード13にコピーすると判断し、図5(c)に示すように、画像表示部10に「パスワードを入力してください」等の表示をさせる。
そして、ユーザがキー入力部11の操作により、パスワードを入力し、実行キーが押されると、CPU3は、パスワードが入力されたと判断し(第3の判断手段)、予め設定されているパスワードと入力されたパスワードとを比較する。
なお、CPU3は、ROM8に予め記録設定されているパスワードと入力されたパスワードとを比較するようにしてもよいし、ユーザがキー入力部11の操作により入力してフラッシュメモリ9に記録設定した任意のパスワードと入力されたパスワードとを比較するようにしてもよい。この予めパスワードを設定する機能は、本発明の設定手段に相当する。
そして、CPU3はその「はい」を選択する旨の操作信号を受け取ると、内蔵データをメモリ・カード13にコピーすると判断し、図5(c)に示すように、画像表示部10に「パスワードを入力してください」等の表示をさせる。
そして、ユーザがキー入力部11の操作により、パスワードを入力し、実行キーが押されると、CPU3は、パスワードが入力されたと判断し(第3の判断手段)、予め設定されているパスワードと入力されたパスワードとを比較する。
なお、CPU3は、ROM8に予め記録設定されているパスワードと入力されたパスワードとを比較するようにしてもよいし、ユーザがキー入力部11の操作により入力してフラッシュメモリ9に記録設定した任意のパスワードと入力されたパスワードとを比較するようにしてもよい。この予めパスワードを設定する機能は、本発明の設定手段に相当する。
そして、CPU2は、比較したパスワードが一致するか否かを判断する。この機能は、本発明の一致判断手段に相当する。
CPU3は、一致すると判断した場合は、フラッシュメモリ9に記録されているすべての画像データをメモリ・カード13(第1の記録手段又は第2の記録手段)にコピーする。この機能は、本発明の第1の記録制御手段又は第2の記録制御手段に相当する。パスワードが正しく入力されていない場合は、メモリ・カード13にコピーをせずに処理を終了する。
これにより、ユーザ以外の人が、内蔵データをメモリ・カード13にコピーする、不正コピーを防ぐことが可能となる。
RAM7、ROM8には、CPU3による各部の制御に必要なプログラム及びパスワード等の必要なデータが格納されており、CPU23は、このプログラムに従い動作することにより、本発明の判断手段、設定手段、一致判断手段、第1の記録制御手段として機能する。
また、CCD2、CPU3、TG4、ユニット回路5、DRAM6、RAM7、ROM8は、本発明の撮影手段に相当し、CPU3、DRAM6、フラッシュメモリ9は、本発明の第1の記録制御手段に相当する。
次に、この画像データをコピー(記録)したメモリ・カード13をパソコン21に装着することにより、メモリ・カード13(第1の記録手段)に記録されたすべての画像データをパソコン21のハードディスク26(第3の記録手段)に記録する。つまり、デジタルカメラ1に記録されていた画像データをパソコン21にコピーすることが可能となる。
以下、パソコン21の構成について説明する。
CPU3は、一致すると判断した場合は、フラッシュメモリ9に記録されているすべての画像データをメモリ・カード13(第1の記録手段又は第2の記録手段)にコピーする。この機能は、本発明の第1の記録制御手段又は第2の記録制御手段に相当する。パスワードが正しく入力されていない場合は、メモリ・カード13にコピーをせずに処理を終了する。
これにより、ユーザ以外の人が、内蔵データをメモリ・カード13にコピーする、不正コピーを防ぐことが可能となる。
RAM7、ROM8には、CPU3による各部の制御に必要なプログラム及びパスワード等の必要なデータが格納されており、CPU23は、このプログラムに従い動作することにより、本発明の判断手段、設定手段、一致判断手段、第1の記録制御手段として機能する。
また、CCD2、CPU3、TG4、ユニット回路5、DRAM6、RAM7、ROM8は、本発明の撮影手段に相当し、CPU3、DRAM6、フラッシュメモリ9は、本発明の第1の記録制御手段に相当する。
次に、この画像データをコピー(記録)したメモリ・カード13をパソコン21に装着することにより、メモリ・カード13(第1の記録手段)に記録されたすべての画像データをパソコン21のハードディスク26(第3の記録手段)に記録する。つまり、デジタルカメラ1に記録されていた画像データをパソコン21にコピーすることが可能となる。
以下、パソコン21の構成について説明する。
B.パソコンの構成
図2は、本発明の画像データ記録装置を実現するパソコン21の電気的な概略構成を示すブロック図である。
パソコン21は、CPU22、画像表示装置23、キーボード24、マウス25、ハードディスク26、メモリ27、ROM28、I/Oポート29、カードI/F29、を備えており、カードI/F29は、図示しないパソコン21本体のカードスロットを介してデジタルカメラ1の内蔵データ(画像データ)がコピーされたメモリ・カード13が接続されている。
図2は、本発明の画像データ記録装置を実現するパソコン21の電気的な概略構成を示すブロック図である。
パソコン21は、CPU22、画像表示装置23、キーボード24、マウス25、ハードディスク26、メモリ27、ROM28、I/Oポート29、カードI/F29、を備えており、カードI/F29は、図示しないパソコン21本体のカードスロットを介してデジタルカメラ1の内蔵データ(画像データ)がコピーされたメモリ・カード13が接続されている。
画像表示装置23はCRTディスプレイであり、ウィンドウ、読み出された画像ファイルの画像等を表示する。
キーボード24、マウス25は、各操作キーを含み、キー操作に応じた操作信号をCPU22に送る。
ハードディスク26には、画像データ、動画データ、ワードデータ等の複数のデータを記録している。ハードディスク26は、本発明の第2の記録手段又は第3の記録手段に相当する。
メモリ6は、デジタル化された画像データを一時記憶するバッファメモリであるとともに、CPU2のワーキングエリアとしても使用される。
キーボード24、マウス25は、各操作キーを含み、キー操作に応じた操作信号をCPU22に送る。
ハードディスク26には、画像データ、動画データ、ワードデータ等の複数のデータを記録している。ハードディスク26は、本発明の第2の記録手段又は第3の記録手段に相当する。
メモリ6は、デジタル化された画像データを一時記憶するバッファメモリであるとともに、CPU2のワーキングエリアとしても使用される。
CPU22は、画像ファイルの画像データの圧縮、伸張等の処理を含む各種のデジタル信号処理機能を有するとともにパソコン21の各部を制御する。
特に、CPU22は、パソコン21本体のカードスロットにメモリ・カード13が装着され、カードI/F29と接続されたか否かを判断する。この機能は、本発明の判断手段又は第1の判断手段に相当する。
CPU22は、メモリ・カード13が接続されたと判断すると、メモリ・カード13に記録されている画像データをハードディスク26にコピーするか否かを判断する。具体的には、まず、図6の(a)に示すように、画像表示装置23に、「カードを認識しました。コピーを開始しますか?」等のツール表示を行う。
特に、CPU22は、パソコン21本体のカードスロットにメモリ・カード13が装着され、カードI/F29と接続されたか否かを判断する。この機能は、本発明の判断手段又は第1の判断手段に相当する。
CPU22は、メモリ・カード13が接続されたと判断すると、メモリ・カード13に記録されている画像データをハードディスク26にコピーするか否かを判断する。具体的には、まず、図6の(a)に示すように、画像表示装置23に、「カードを認識しました。コピーを開始しますか?」等のツール表示を行う。
そして、ユーザがキーボード24及びマウス25の操作により、コピーする旨の操作(「はい」をマウス25でクリック)を行うと、その操作に応じた操作信号をCPU22に送る。また、コピーしない旨の操作(「いいえ」をマウスでクリック)を行うと、その操作に応じた操作信号をCPU22に送る。
CPU22は、コピーする旨の操作信号を受け取ると、メモリ・カード13に記録されている画像データをハードディスク26にコピーすると判断し、図6の(b)に示すようにコピー先フォルダ選択ツールを画像表示装置23に表示させる。コピーした画像データの分類を容易にするためである。一方、コピーしない旨の操作信号を受け取るとデータコピーの処理を終了する。
CPU22は、コピーする旨の操作信号を受け取ると、メモリ・カード13に記録されている画像データをハードディスク26にコピーすると判断し、図6の(b)に示すようにコピー先フォルダ選択ツールを画像表示装置23に表示させる。コピーした画像データの分類を容易にするためである。一方、コピーしない旨の操作信号を受け取るとデータコピーの処理を終了する。
画像表示装置23にハードディスク26のコピー先のフォルダ選択ツールが表示されると、ユーザはキーボード24及びマウス25の操作により、保存先のフォルダ等を選択及び入力する。そして、ユーザが「保存(S)」クリックすると、CPU22はその操作に応じた操作信号を受け取り、指定されたフォルダにメモリ・カード13に記録された全ての画像データのコピーを行う。この機能は、本発明の記録制御手段又は第2の記録制御手段に相当する。
一方、「キャンセル」をクリックすると、CPU22は、ユーザがデータコピーをする意思がないと判断し、再度確認のため画像表示装置23に「データをコピーしますか?」等のツール表示を行う。なお、「キャンセル」がクリックされた時点でデータ転送処理を終了するようにしてもよい。
ROM28は、CPU22による各部の制御に必要な制御プログラム及び各部制御に必要なデータが記録されており、CPU22は、このプログラムに従い動作することにより、本発明の判断手段、第3の記録制御手段として機能する。
一方、「キャンセル」をクリックすると、CPU22は、ユーザがデータコピーをする意思がないと判断し、再度確認のため画像表示装置23に「データをコピーしますか?」等のツール表示を行う。なお、「キャンセル」がクリックされた時点でデータ転送処理を終了するようにしてもよい。
ROM28は、CPU22による各部の制御に必要な制御プログラム及び各部制御に必要なデータが記録されており、CPU22は、このプログラムに従い動作することにより、本発明の判断手段、第3の記録制御手段として機能する。
C.デジタルカメラの動作
デジタルカメラ1の動作を図3のフローチャートにしたがって説明する。
ステップS1で、デジタルカメラ1のカードスロットにメモリ・カード13が挿入されたか否かの判断が行なわれる。この判断は、メモリ・カード13がカードI/F12と接続されたか否かにより判断する。そして、メモリ・カード13が挿入された場合はステップS2に進み、挿入されていない場合はステップS1に留まる。
デジタルカメラ1の動作を図3のフローチャートにしたがって説明する。
ステップS1で、デジタルカメラ1のカードスロットにメモリ・カード13が挿入されたか否かの判断が行なわれる。この判断は、メモリ・カード13がカードI/F12と接続されたか否かにより判断する。そして、メモリ・カード13が挿入された場合はステップS2に進み、挿入されていない場合はステップS1に留まる。
ステップS2に進むと、デジタルカメラ1のフラッシュメモリ9に画像データ(内蔵データ)が記録されているか否かを判断する。内蔵データがある場合はステップS3に進み、内蔵データがない場合には、コピーする対象がないので、データコピーの処理を終了する。
ステップS3に進むと、内蔵データをメモリ・カード13にコピーするか否かの判断が行なわれる。具体的には、図5(b)に示すように、画像表示部10に「内蔵データをコピーしますか?」、「はい」、「いいえ」というような表示を行なう。そして、ユーザのキー入力部11の操作により、「はい」が選択されると、内蔵データ(フラッシュメモリ9に記録されている画像データ)をメモリ・カード13にコピーすると判断し、「いいえ」が選択されると、内蔵データをコピーしないと判断する。
そして、「はい」が選択された場合はステップS4に進み、「いいえ」が選択された場合には、データコピーの処理を終了する。
ステップS3に進むと、内蔵データをメモリ・カード13にコピーするか否かの判断が行なわれる。具体的には、図5(b)に示すように、画像表示部10に「内蔵データをコピーしますか?」、「はい」、「いいえ」というような表示を行なう。そして、ユーザのキー入力部11の操作により、「はい」が選択されると、内蔵データ(フラッシュメモリ9に記録されている画像データ)をメモリ・カード13にコピーすると判断し、「いいえ」が選択されると、内蔵データをコピーしないと判断する。
そして、「はい」が選択された場合はステップS4に進み、「いいえ」が選択された場合には、データコピーの処理を終了する。
ステップS4に進むと、図5(c)に示すように、画像表示部10に「パスワードを入力してください」というような表示が行なわれる。
次いで、ステップS5に進み、ユーザのキー入力部11の操作により、パスワードが入力されたか否かの判断が行なわれる。
ここで、ユーザのパスワードの入力方法としては、例えば、カーソルキーの操作により入力をする。具体的には、「↓」ボタンを押していくと「1、2、3、・・・・、9、0」と数字が切り替わり、逆に「↑」ボタンを押していくと、「0、9、8、・・・・、2、1」と切り替わる。また、「→」ボタンを押すと、入力する数字のスペースが右に移り、「←」ボタンを押すと、入力する数字のスペースが右に移る。このようにして、カーソルキーを操作することによりユーザは、画像データのコピーに必要なパスワードを入力する。そして、パスワードの入力が完了したら実行キーを押す。
次いで、ステップS5に進み、ユーザのキー入力部11の操作により、パスワードが入力されたか否かの判断が行なわれる。
ここで、ユーザのパスワードの入力方法としては、例えば、カーソルキーの操作により入力をする。具体的には、「↓」ボタンを押していくと「1、2、3、・・・・、9、0」と数字が切り替わり、逆に「↑」ボタンを押していくと、「0、9、8、・・・・、2、1」と切り替わる。また、「→」ボタンを押すと、入力する数字のスペースが右に移り、「←」ボタンを押すと、入力する数字のスペースが右に移る。このようにして、カーソルキーを操作することによりユーザは、画像データのコピーに必要なパスワードを入力する。そして、パスワードの入力が完了したら実行キーを押す。
実行キーが押されると、パスワードが入力されたと判断し、ステップS6に進む。実行キーが押されていない場合には、パスワードが入力されていないと判断し、実行キーが押されるまでステップS5に留まる。
ステップS6に進むと、入力されたパスワードとRAM7又はROM8に予め記録され設定されているパスワードとの比較が行なわれる。なお、ユーザがパスワードを任意に設定できるようにしてもよい。これにより、ユーザ以外の他人がデジタルカメラ1に記録されている画像データの不正コピーを確実に防ぐことが可能となる。
次いで、ステップS7に進み、比較したパスワードが一致するか否かの判断が行なわれ、一致している場合はステップS8に進み、一致していない場合には、データコピーの処理を終了する。画像データの不正コピー等を防止するためである。
ステップS8に進むと、フラッシュメモリ9に記憶されているすべての画像データがメモリ・カード13にコピーされる。
ステップS6に進むと、入力されたパスワードとRAM7又はROM8に予め記録され設定されているパスワードとの比較が行なわれる。なお、ユーザがパスワードを任意に設定できるようにしてもよい。これにより、ユーザ以外の他人がデジタルカメラ1に記録されている画像データの不正コピーを確実に防ぐことが可能となる。
次いで、ステップS7に進み、比較したパスワードが一致するか否かの判断が行なわれ、一致している場合はステップS8に進み、一致していない場合には、データコピーの処理を終了する。画像データの不正コピー等を防止するためである。
ステップS8に進むと、フラッシュメモリ9に記憶されているすべての画像データがメモリ・カード13にコピーされる。
D.パソコンの動作
次に、パソコン21の動作を図4のフローチャートにしたがって説明する。
まず、ユーザは、図3のステップS7でメモリ・カード13に記録した画像データをパソコン21に記録するために、メモリ・カード13をデジタルカメラ1から取り外し、パソコン21のカードスロットに装着する。
ステップS11で、パソコン21のカードスロットにメモリ・カード13が挿入されたか否かの判断が行なわれる。この判断は、メモリ・カード13がカードI/F29と接続されたか否かを判断する。そして、メモリ・カード13が挿入された場合は、ステップS12に進み、挿入されていない場合には、ステップS11に留まる。
次に、パソコン21の動作を図4のフローチャートにしたがって説明する。
まず、ユーザは、図3のステップS7でメモリ・カード13に記録した画像データをパソコン21に記録するために、メモリ・カード13をデジタルカメラ1から取り外し、パソコン21のカードスロットに装着する。
ステップS11で、パソコン21のカードスロットにメモリ・カード13が挿入されたか否かの判断が行なわれる。この判断は、メモリ・カード13がカードI/F29と接続されたか否かを判断する。そして、メモリ・カード13が挿入された場合は、ステップS12に進み、挿入されていない場合には、ステップS11に留まる。
ステップS12に進むと、メモリ・カード13に記録されている画像データをハードディスク26にコピーするか否かの判断が行なわれる。具体的には、画像表示装置23に図6(a)のような、画像転送ツールが表示される。画像転送ツールには「コピーを開始しますか?」というような文章を表示する。そして、ユーザがキーボード24及びマウス25の操作により、「はい」を選択した場合は、画像データをコピーすると判断し、ステップS13に進む。一方、「いいえ」を選択した場合には、コピーしないと判断し、データコピーの処理を終了する。
ステップS13に進むと、図6(b)に示すような、コピー先フォルダ選択ツールが画像表示装置30に表示される。そして、画像データのコピー先が指定されたか否かの判断が行なわれる。この判断は、ユーザがキーボード24及びマウス25の操作により、画像データの保存先等を選択又は入力した後、「保存(S)」がクリックされたか否かにより判断する。「保存(S)」がクリックされた場合には、コピー先が指定されたと判断しステップS14に進み、「保存(S)」がクリックされていない場合は、クリックされるまでステップS14に止まる。
なお、図4のフローチャートには示していないが、「キャンセル」がクリックされた場合には、ユーザがコピーする意思がいないと判断し、データコピーの処理を終了する。また、ステップS12に戻り、再度確認のためコピーをするか否かの判断を行なうようにしてもよい。
ステップS14に進むと、メモリ・カード13に記録されているすべての画像データをパソコン21のハードディスク26にコピー(記録)する。そして、データコピーの処理を終了する。
ステップS14に進むと、メモリ・カード13に記録されているすべての画像データをパソコン21のハードディスク26にコピー(記録)する。そして、データコピーの処理を終了する。
E.このように、デジタルカメラ1のカードスロットにメモリ・カードが装着されると、デジタルカメラ1のフラッシュメモリ9に記録されているすべての画像データを装着されたメモリ・カード13にコピーするか否かを判断し、コピーすると判断した場合には、ユーザにパスワードを入力させる。そして、入力されたパスワードと予め設定されているパスワードとを比較し、一致するか否かを判断する。
一致している場合には、フラッシュメモリ9に記録されているすべての画像データをメモリ・カード13に記録し、一致していない場合には、データコピー処理を終了する。
一致している場合には、フラッシュメモリ9に記録されているすべての画像データをメモリ・カード13に記録し、一致していない場合には、データコピー処理を終了する。
そして、デジタルカメラ1のフラッシュメモリ9に記録されているすべての画像データ記録したメモリ・カード13をデジタルカメラから取り外し、該メモリ・カード13をパソコン21のカードスロットに装着する。すると、パソコン21はメモリ・カード13に記録されているすべての画像データをパソコン21のハードディスク26にコピーするか否かを判断し、コピーすると判断した場合は、ユーザに画像データの保存先を指定させる。そして、該指定された保存先にメモリ・カード13に記録されているすべての画像データをコピーする。
F.以上のように、第1の実施の形態においては、デジタルカメラ1は、メモリ・カード13がカードスロットに装着され、カードI/F12と接続されると、パスワードの入力を要求し、入力されたパスワードと予め設定されたパスワードとが一致する場合には、デジタルカメラ1に記録されている全ての画像データをメモリ・カード13に記録するので、デジタルカメラ1内の画像データの不正コピーを防止することができ安全にコピーを行なうことができる。
また、従来のデータ毎にパスワードをかける必要もないので、コピーデータの利用時のユーザの手間を省くことができる。
また、メモリ・カード13が装着されると、データのコピー処理を開始するので、ユーザがデータをコピーする手間を省くことができ、簡単にすばやくコピーを行うこともできる。
また、従来のデータ毎にパスワードをかける必要もないので、コピーデータの利用時のユーザの手間を省くことができる。
また、メモリ・カード13が装着されると、データのコピー処理を開始するので、ユーザがデータをコピーする手間を省くことができ、簡単にすばやくコピーを行うこともできる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態は、デジタルカメラ側では、パスワードの比較一致の判断を行わず、デジタルカメラの内蔵データのすべての画像データ及び予め設定されているパスワードを暗号化して、該暗号化したデータとパスワードをメモリ・カード13に記録するというものである。
そして、パソコン側で、メモリ・カード13に記録されている暗号化されたパスワードを解凍し、ユーザによって入力されたパスワードと解凍されたパスワードとを比較し、一致する場合には、メモリ・カード13に記録されている暗号化された画像データを解凍する。そして、該解凍された画像データをPC側に記録するというものである。
次に、第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態は、デジタルカメラ側では、パスワードの比較一致の判断を行わず、デジタルカメラの内蔵データのすべての画像データ及び予め設定されているパスワードを暗号化して、該暗号化したデータとパスワードをメモリ・カード13に記録するというものである。
そして、パソコン側で、メモリ・カード13に記録されている暗号化されたパスワードを解凍し、ユーザによって入力されたパスワードと解凍されたパスワードとを比較し、一致する場合には、メモリ・カード13に記録されている暗号化された画像データを解凍する。そして、該解凍された画像データをPC側に記録するというものである。
G.デジタルカメラ1及びパソコン21の構成
第2の実施の形態も、図1に示したものと同様の構成を有するデジタルカメラ1及び図2に示したものと同様の構成を有するパソコン21を用いる。
第2の実施の形態におけるデジタルカメラ1及びパソコン21の構成の機能は、第1の実施の形態とほぼ同一であるが、以下の点で構成の機能が異なる。
デジタルカメラ1について
ROM8には、更に、データの暗号化処理を行うプログラムも記録されている。
CPU3は、カードI/F12とメモリ・カード13(第1の記録手段)とが接続され、デジタルカメラ1に内蔵データ(フラッシュメモリ9に記録されているデータ)があり、ユーザのキー入力部11の操作によりデータコピーするとの操作が行われると、CPU3は、フラッシュメモリ9(第2の記録手段)に記録されている画像データをメモリ・カード13にコピーすると判断し、内蔵データのすべての画像データ及び予め設定されているパスワードをDRAM6に記憶する。そして、該記憶した画像データ及びパスワードをROM8に記録されたプログラムにより暗号化する。この機能は、本発明の暗号化手段に相当する。
そして、暗号化されたデータ及びパスワードをカードI/F12を介してメモリ・カード13(第1の記録手段)に記録する。この機能は、本発明の第1の記録制御手段に相当する。
第2の実施の形態も、図1に示したものと同様の構成を有するデジタルカメラ1及び図2に示したものと同様の構成を有するパソコン21を用いる。
第2の実施の形態におけるデジタルカメラ1及びパソコン21の構成の機能は、第1の実施の形態とほぼ同一であるが、以下の点で構成の機能が異なる。
デジタルカメラ1について
ROM8には、更に、データの暗号化処理を行うプログラムも記録されている。
CPU3は、カードI/F12とメモリ・カード13(第1の記録手段)とが接続され、デジタルカメラ1に内蔵データ(フラッシュメモリ9に記録されているデータ)があり、ユーザのキー入力部11の操作によりデータコピーするとの操作が行われると、CPU3は、フラッシュメモリ9(第2の記録手段)に記録されている画像データをメモリ・カード13にコピーすると判断し、内蔵データのすべての画像データ及び予め設定されているパスワードをDRAM6に記憶する。そして、該記憶した画像データ及びパスワードをROM8に記録されたプログラムにより暗号化する。この機能は、本発明の暗号化手段に相当する。
そして、暗号化されたデータ及びパスワードをカードI/F12を介してメモリ・カード13(第1の記録手段)に記録する。この機能は、本発明の第1の記録制御手段に相当する。
パソコン21について
ROM28には、更に、暗号化されたデータを解凍するプログラムが記録されている。
CPU22は、カードI/F29とメモリ・カード13とが接続され、ユーザのキーボード24及びマウス25の操作によりデータをコピーするとの操作が行われると、CPU22は、画像表示装置23に、図6(c)に示すような「パスワードを入力してください」等の表示を行なう。ここで、キーボード24及びマウス25は、本発明の入力手段に相当する。
そして、ユーザによりパスワードの入力が行なわれたと判断すると(第2の判断手段)、メモリ・カード13に記録されている暗号化されたパスワードをメモリ27に記憶する。そして、該記憶した暗号化されたパスワードをROM28に記録されているプログラムにより解凍する。この機能は、本発明の解凍手段に相当する。
そして、該解凍したパスワードと入力されたパスワードとを比較し、一致するか否かの判断を行なう。この機能は、本発明の一致判断手段に相当する。
ROM28には、更に、暗号化されたデータを解凍するプログラムが記録されている。
CPU22は、カードI/F29とメモリ・カード13とが接続され、ユーザのキーボード24及びマウス25の操作によりデータをコピーするとの操作が行われると、CPU22は、画像表示装置23に、図6(c)に示すような「パスワードを入力してください」等の表示を行なう。ここで、キーボード24及びマウス25は、本発明の入力手段に相当する。
そして、ユーザによりパスワードの入力が行なわれたと判断すると(第2の判断手段)、メモリ・カード13に記録されている暗号化されたパスワードをメモリ27に記憶する。そして、該記憶した暗号化されたパスワードをROM28に記録されているプログラムにより解凍する。この機能は、本発明の解凍手段に相当する。
そして、該解凍したパスワードと入力されたパスワードとを比較し、一致するか否かの判断を行なう。この機能は、本発明の一致判断手段に相当する。
CPU22は、一致すると判断すると、図6(b)に示すような、コピー先を指定させるためのコピー先フォルダ選択ツールを画像表示装置に表示させ、ユーザにデータのコピー先のフォルダを選択又は入力させる。ユーザのキーボード24及びマウス25の操作によりコピー先が選択又は入力され、「保存(S)」がクリックされると、CPU22はその操作に応じた操作信号を受け取り、メモリ・カード13に記録されている暗号化された画像データをメモリ27に記憶する。そして、該記憶した暗号化された画像データをROM28に記録されているプログラムにより解凍する。この機能は、本発明の解凍制御手段に相当する。そして、解凍された画像データを指定されたフォルダにコピーする。この機能は、本発明の記録制御手段又は第2の記録制御手段に相当する。
一方、「キャンセル」がクリックされると、CPU22はその操作に応じた操作信号を受け取り、データコピーの処理を終了する。
一方、「キャンセル」がクリックされると、CPU22はその操作に応じた操作信号を受け取り、データコピーの処理を終了する。
H.デジタルカメラ1の動作
デジタルカメラ1の動作を図7のフローチャートにしたがって説明する。
ステップS21で、デジタルカメラ1のカードスロットにメモリ・カード13が挿入されたか否かの判断が行なわれる。この判断は、メモリ・カード13がカードI/F12と接続されたか否かにより判断する。メモリ・カード13が挿入された場合はステップS22に進み、挿入されていない場合はステップS21に留まる。
ステップS22に進むと、内蔵データがあるか否か、つまり、フラッシュメモリ9に画像データが記録されているかを判断する。内蔵データがあると判断すると、ステップS23に進み、内蔵データがないと判断すると、コピーを行なう対象がないので、データコピー処理を終了する。
デジタルカメラ1の動作を図7のフローチャートにしたがって説明する。
ステップS21で、デジタルカメラ1のカードスロットにメモリ・カード13が挿入されたか否かの判断が行なわれる。この判断は、メモリ・カード13がカードI/F12と接続されたか否かにより判断する。メモリ・カード13が挿入された場合はステップS22に進み、挿入されていない場合はステップS21に留まる。
ステップS22に進むと、内蔵データがあるか否か、つまり、フラッシュメモリ9に画像データが記録されているかを判断する。内蔵データがあると判断すると、ステップS23に進み、内蔵データがないと判断すると、コピーを行なう対象がないので、データコピー処理を終了する。
ステップS23に進みと、内蔵データをメモリ・カード13にコピーするか否かの判断が行なわれる。具体的には、図5(b)に示すように、画像表示部10に「内蔵データをコピーしますか」、「はい」、「いいえ」というような表示を行なう。そして、ユーザのキー入力部11の操作により、「はい」が選択されると内蔵データをメモリ・カード13にコピーすると判断し、「いいえ」が選択されると内蔵データをコピーしないと判断する。
そして、「はい」が選択された場合は、ステップS24に進み、「いいえ」が選択された場合は、データコピーの処理を終了する。
そして、「はい」が選択された場合は、ステップS24に進み、「いいえ」が選択された場合は、データコピーの処理を終了する。
ステップS24に進むと、内蔵データ及び予め設定されているパスワードをDRAM6に記憶し、該記憶した画像データ及びパスワードの暗号化処理を行う。暗号化処理は、ROM7に記録されている暗号化処理を行うプログラムによって行う。
次いで、ステップS25に進むと、該暗号化した画像データ及びパスワードをカードI/F12を介して、メモリ・カード13に記録する。これにより、第3者はデジタルカメラ1の内蔵データをメモリ・カードにコピーすることはできるが、暗号化されてコピーが行なわれるので、その内容を見ることができず、画像データの不正利用を防止することができ、画像データの秘密性を保持することができる。
次いで、ステップS25に進むと、該暗号化した画像データ及びパスワードをカードI/F12を介して、メモリ・カード13に記録する。これにより、第3者はデジタルカメラ1の内蔵データをメモリ・カードにコピーすることはできるが、暗号化されてコピーが行なわれるので、その内容を見ることができず、画像データの不正利用を防止することができ、画像データの秘密性を保持することができる。
I.パソコン21の動作
パソコン21の動作を図8のフローチャートにしたがって説明する。
ユーザは、デジタルカメラ1に記録されている内蔵データをパソコン21に記録するため、該内蔵データを暗号化して記録したメモリ・カード13をパソコン21にカードスロットに装着する。
ステップS31で、パソコン21のカードスロットにメモリ・カード13が挿入されたか否かの判断が行なわれる。この判断は、メモリ・カード13がカードI/F29と接続されたか否かを判断する。そして、メモリ・カード13が挿入された場合はステップS32に進み、挿入されていない場合はステップS31に留まる。
パソコン21の動作を図8のフローチャートにしたがって説明する。
ユーザは、デジタルカメラ1に記録されている内蔵データをパソコン21に記録するため、該内蔵データを暗号化して記録したメモリ・カード13をパソコン21にカードスロットに装着する。
ステップS31で、パソコン21のカードスロットにメモリ・カード13が挿入されたか否かの判断が行なわれる。この判断は、メモリ・カード13がカードI/F29と接続されたか否かを判断する。そして、メモリ・カード13が挿入された場合はステップS32に進み、挿入されていない場合はステップS31に留まる。
ステップS32に進むと、メモリ・カード13に記録されている画像データをハードディスク26にコピーするか否かの判断が行なわれる。具体的には、画像表示装置23に図6(a)のような、画像転送ツールが表示される。画像転送ツールには、「コピーを開始しますか?」というような文章を表示する。そして、ユーザがキーボード24及びマウス25の操作により、「はい」を選択した場合は、画像データをコピーすると判断し、ステップS33に進む。一方、「いいえ」を選択した場合にはコピーしないと判断し、データのコピー処理を終了する。
ステップS33に進むと、画像表示装置23に図6(c)に示すようなパスワード入力ツールが表示される。パスワード入力ツールには、「パスワードを入力してください」というような文章が表示され、パスワード入力欄、「OK」、「キャンセル」が表示される。
次いで、ステップS34に進み、パスワードが入力されたか否かの判断を行なう。
ユーザは、キーボード24の操作によりパスワードを入力し、「OK」をキーボード24及びマウス25で選択すると、パスワードが入力されたと判断し、ステップS35に進み、「OK」が選択されていない場合には、選択されるまでステップS34に留まる。
なお、図8のフローチャートには示していないが、「キャンセル」が選択された場合には、データのコピー処理を終了する。また、再度確認のため、ステップS32に戻り、データのコピーを行なうか否かを判断するようにしてもよい。
次いで、ステップS34に進み、パスワードが入力されたか否かの判断を行なう。
ユーザは、キーボード24の操作によりパスワードを入力し、「OK」をキーボード24及びマウス25で選択すると、パスワードが入力されたと判断し、ステップS35に進み、「OK」が選択されていない場合には、選択されるまでステップS34に留まる。
なお、図8のフローチャートには示していないが、「キャンセル」が選択された場合には、データのコピー処理を終了する。また、再度確認のため、ステップS32に戻り、データのコピーを行なうか否かを判断するようにしてもよい。
ステップS35に進むと、メモリ・カード13に記録されている暗号化されたパスワードを読み出し、解凍する。そして、解凍されたパスワードと入力されたパスワードとを比較する。
次いで、ステップS36に進み、該比較したパスワードが一致するか否かの判断を行なう。一致している場合にはステップS37に進み、一致していない場合は不正と判断し、データコピーの処理を終了する。
ステップS37に進むと、コピー先が指定されたか否かの判断を行なう。具体的には、図6(b)に示すような、コピー先フォルダ選択ツールを画像表示装置30に表示させる。そして、ユーザのキーボード24及びマウス25の操作により、画像データの保存先等が選択又は入力され、「保存(S)」がクリックされた場合には、コピー先が指定されたと判断しステップS38に進む。
「保存(S)」がクリックされていない場合には、「保存(S)」クリックされるまでステップS37に留まる。
なお、図8のフローチャートに示していないが、「キャンセル」が選択された場合には、データをコピーする意思がいないと判断し、データのコピー処理を終了する。
次いで、ステップS36に進み、該比較したパスワードが一致するか否かの判断を行なう。一致している場合にはステップS37に進み、一致していない場合は不正と判断し、データコピーの処理を終了する。
ステップS37に進むと、コピー先が指定されたか否かの判断を行なう。具体的には、図6(b)に示すような、コピー先フォルダ選択ツールを画像表示装置30に表示させる。そして、ユーザのキーボード24及びマウス25の操作により、画像データの保存先等が選択又は入力され、「保存(S)」がクリックされた場合には、コピー先が指定されたと判断しステップS38に進む。
「保存(S)」がクリックされていない場合には、「保存(S)」クリックされるまでステップS37に留まる。
なお、図8のフローチャートに示していないが、「キャンセル」が選択された場合には、データをコピーする意思がいないと判断し、データのコピー処理を終了する。
ステップS38に進むと、メモリ・カード13に記録され、暗号化されている画像データを読み出し、メモリ27に記憶する。そして、該記憶した画像データをROM28に記録されている解凍するプログラムによりする。
次いで、ステップ39に進み、解凍した画像データを指定されたフォルダにコピーする。これにより、特定の人(パスワードを知っている人)のみが、該メモリ・カード13に記録されたデータを利用することができるので、第3者のデータの不正コピーを防止することができる。
次いで、ステップ39に進み、解凍した画像データを指定されたフォルダにコピーする。これにより、特定の人(パスワードを知っている人)のみが、該メモリ・カード13に記録されたデータを利用することができるので、第3者のデータの不正コピーを防止することができる。
J.このように、デジタルカメラ1のカードスロットにメモリ・カード13が装着されると、デジタルカメラ1のフラッシュメモリ9に記録されている全ての画像データをメモリ・カード13に記録するか否かを判断し、コピーすると判断した場合は、フラッシュメモリ9に記録されている全ての画像データ及び予め設定されているパスワードを暗号化する。そして、該暗号化された画像データ及びパスワードをメモリ・カード13に記録する。
そして、暗号化された画像データ及びパスワードを記録したメモリ・カード13をデジタルカメラ1から取り外し、該メモリ・カード13をパソコン21のカードスロットに装着する。すると、パソコン21はメモリ・カード13記録されている全ての画像データをパソコン21のハードディスクにコピーするか否かを判断し、コピーすると判断した場合は、ユーザにパスワードを入力させる。そして、パスワードが入力されると、メモリ・カード13に記録されている暗号化されたパスワードを読み出し、解凍する。そして、該解凍されたパスワードと入力されたパスワードとが比較し、一致するか否かの判断を行なう。一致している場合には、ユーザの画像データのコピー先を指定させ、コピー先が指定されたか否かの判断を行なう。そして、コピー先が指定されたと判断すると、メモリ・カード13に記録され、暗号化されている全ての画像データを解凍し、該解凍された画像データを指定されたコピー先に記録する。
そして、暗号化された画像データ及びパスワードを記録したメモリ・カード13をデジタルカメラ1から取り外し、該メモリ・カード13をパソコン21のカードスロットに装着する。すると、パソコン21はメモリ・カード13記録されている全ての画像データをパソコン21のハードディスクにコピーするか否かを判断し、コピーすると判断した場合は、ユーザにパスワードを入力させる。そして、パスワードが入力されると、メモリ・カード13に記録されている暗号化されたパスワードを読み出し、解凍する。そして、該解凍されたパスワードと入力されたパスワードとが比較し、一致するか否かの判断を行なう。一致している場合には、ユーザの画像データのコピー先を指定させ、コピー先が指定されたか否かの判断を行なう。そして、コピー先が指定されたと判断すると、メモリ・カード13に記録され、暗号化されている全ての画像データを解凍し、該解凍された画像データを指定されたコピー先に記録する。
K.以上のように、第2の実施の形態においては、デジタルカメラ1は、メモリ・カード13が装着され、カードI/F12と接続されると、フラッシュメモリ9に記録されている全ての画像データを暗号化し、メモリ・カード13にコピーするようにしたので、第三者のメモリ・カード13に記録されているデータの不正利用を防止することができ、安全にコピーすることができる。
また、画像データを記録したメモリ・カード13を落としたり、無くしたりした場合でも、そのメモリ・カード13を拾った人は、該記録してある画像データを見たり、利用したりすることができないので、ユーザはかかる場合でも安心することができる。
また、画像データを記録したメモリ・カード13を落としたり、無くしたりした場合でも、そのメモリ・カード13を拾った人は、該記録してある画像データを見たり、利用したりすることができないので、ユーザはかかる場合でも安心することができる。
また、パソコン21にメモリ・カード13が装着され、カードI/F29と接続されると、ユーザにパスワードの入力を要求し、入力されたパスワードと、メモリ・カード13から読み出したパスワードとが一致する場合は、メモリ・カード13に記録され、暗号化されている全ての画像データを解凍し、該解凍した画像データをパソコン1のハードディスク26に記録するので、メモリ・カード13に記録されているデータの不正コピーを防止することができ、安全にコピーすることができる。
また、従来のデータ毎にパスワードをかける必要もないので、コピーデータの利用時のユーザの手間を省くことができる。
また、メモリ・カード13を装着されると、データのコピー処理を開始するので、ユーザのデータをコピーする手間を省くことができ、簡単にすばやくコピーすることもできる。
また、従来のデータ毎にパスワードをかける必要もないので、コピーデータの利用時のユーザの手間を省くことができる。
また、メモリ・カード13を装着されると、データのコピー処理を開始するので、ユーザのデータをコピーする手間を省くことができ、簡単にすばやくコピーすることもできる。
[変形例]
L.上記各実施の形態の変形例として、以下のような態様も可能である。
予め、パソコン21にメモリ・カード13の画像データをコピーするコピー先フォルダというものを登録しておく。そして、メモリ・カード13がパソコン21と装着され、該メモリ・カード13に記録された全てのデータをパソコン1のハードディスク26にコピーする場合には、自動的に該登録されたコピー先フォルダにコピーするようにしてもよい。これによりユーザの手間を軽減することができる。
更に、自動的に該登録されたコピー先フォルダに画像データを記録する場合に、コピー先フォルダの下に、日付フォルダというもの作成し、該日付フォルダに画像データをコピーするようにしてもよい。この日付フォルダの日付は、コピー時の日付にする。
L.上記各実施の形態の変形例として、以下のような態様も可能である。
予め、パソコン21にメモリ・カード13の画像データをコピーするコピー先フォルダというものを登録しておく。そして、メモリ・カード13がパソコン21と装着され、該メモリ・カード13に記録された全てのデータをパソコン1のハードディスク26にコピーする場合には、自動的に該登録されたコピー先フォルダにコピーするようにしてもよい。これによりユーザの手間を軽減することができる。
更に、自動的に該登録されたコピー先フォルダに画像データを記録する場合に、コピー先フォルダの下に、日付フォルダというもの作成し、該日付フォルダに画像データをコピーするようにしてもよい。この日付フォルダの日付は、コピー時の日付にする。
つまり、2004年10月2日にメモリ・カード13から、パソコン1のハードディスクに画像データをコピーする場合には、「03/10/2」等のフォルダを作成し、このフォルダに画像データをコピーするようにする。
これにより、画像データの分類が容易となり、日付フォルダの日付を見ることにより、いつコピーしたものかを容易に認識することができ、利用時にも便利である。
また、メモリ・カード13が装着されるとデータコピーの処理を開始するようにしたが、ユーザによりコピーする旨の操作が行われた場合に、内蔵データのすべてのデータ又はメモリ・カード13に記録されているすべてのデータのコピーを行う処理を開始するようにしてもよい。
これにより、画像データの分類が容易となり、日付フォルダの日付を見ることにより、いつコピーしたものかを容易に認識することができ、利用時にも便利である。
また、メモリ・カード13が装着されるとデータコピーの処理を開始するようにしたが、ユーザによりコピーする旨の操作が行われた場合に、内蔵データのすべてのデータ又はメモリ・カード13に記録されているすべてのデータのコピーを行う処理を開始するようにしてもよい。
また、内蔵データのすべてのデータ又はメモリ・カード13に記録されているすべてのデータのコピーを行うようにしたが、すべての内蔵データの中でユーザにより手動選択された内蔵データのみ又はメモリ・カード13に記録されているすべてのデータ中でユーザにより手動選択されたデータのみをコピーするようにしてもよい。
また、デジタルカメラによっては、内蔵メモリ(フラッシュメモリ)を備えていない物もあるので、内蔵メモリを備えているか否かを判断し、備えていない場合には、本発明のデータのコピー処理を終了するようにしてもよい。
また、デジタルカメラによっては、内蔵メモリ(フラッシュメモリ)を備えていない物もあるので、内蔵メモリを備えているか否かを判断し、備えていない場合には、本発明のデータのコピー処理を終了するようにしてもよい。
更に、上記各実施の形態における画像データ記録装置は、上記実施の形態に限定されるものではなく、携帯電話、PDA、デジタルカメラ、パソコン等でもよく、要はデータを記録することができる機器であれば何でもよい。
1 デジタルカメラ
2 CCD
3 CPU
4 TG
5 ユニット回路
6 DRAM
7 RAM
8 ROM
9 キー入力部
10 カードI/F
11 メモリ・カード
21 パソコン
22 CPU
23 画像表示装置
24 キーボード
25 マウス
26 ハードディスク
27 メモリ
28 ROM
29 カードI/F
2 CCD
3 CPU
4 TG
5 ユニット回路
6 DRAM
7 RAM
8 ROM
9 キー入力部
10 カードI/F
11 メモリ・カード
21 パソコン
22 CPU
23 画像表示装置
24 キーボード
25 マウス
26 ハードディスク
27 メモリ
28 ROM
29 カードI/F
Claims (19)
- 装着部に対して着脱可能とする第1の記録手段を用いて、デジタルカメラに記録されている画像データを画像記録装置に記録する画像データ記録システムであって、
前記デジタルカメラは、
所定識別情報を設定する設定手段と、
ユーザが識別情報を入力するための入力手段と、
前記入力手段により入力された識別情報と、前記設定手段に設定された所定識別情報とが一致するか否かを判断する一致判断手段と、
前記一致判断手段により一致すると判断した場合には、第2の記録手段に記録されている画像データを前記第1の記録手段に記録する第1の記録制御手段と、
を備え、
前記画像記録装置は、
前記第1の記録手段に記録されている画像データを第3の記録手段に記録する第2の記録制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像データ記録システム。 - 前記画像記録装置は、
前記第1の記録手段が装着部に装着されたか否かを判断する判断手段を備え、
前記第2の記録制御手段は、
前記判断手段により装着されたと判断した場合に、前記第1の記録手段に記録されている画像データを前記第3の記録手段に記録することを特徴とする請求項1記載の画像データ記録システム。 - 装着部に対して着脱可能とする第1の記録手段を用いて、デジタルカメラに記録されている画像データを画像記録装置に記録する画像データ記録システムであって、
前記デジタルカメラは、
所定識別情報を設定する設定手段と、
第2の記録手段に記録されている画像データ及び前記設定手段に設定された所定識別情報を暗号化する暗号化手段と、
前記暗号化手段によって暗号化された画像データ及び所定識別情報を前記第1の記録手段に記録する第1の記録制御手段と、
を備え、
前記画像記録装置は、
ユーザが識別情報を入力するための入力手段と、
前記第1の記録手段に記録されている暗号化された画像データ及び所定識別情報を解凍する解凍手段と、を有し、
前記入力手段により入力された識別情報と、前記解凍手段によって解凍された所定識別情報とが一致するか否かを判断する一致判断手段と、
前記一致判断手段により一致と判断された場合には、前記第1の記録手段に記録されている暗号化された画像データを前記解凍手段によって解凍する解凍制御手段と、前記解凍手段によって解凍された画像データを第3の記録手段に記録する第2の記録制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像データ記録システム。 - 被写体を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段により撮影された画像データを第1の記録手段に記録する第1の記録制御手段と、を備えたデジタルカメラであって、
所定識別情報を設定する設定手段と、
ユーザが識別情報を入力するための入力手段と、
前記入力手段により入力された識別情報と、前記設定手段に設定された所定識別情報とが一致するか否かを判断する一致判断手段と、
前記一致判断手段により一致したと判断した場合には、前記第1の記録手段に記録されている画像データを、装着部に対して着脱可能とする第2の記録手段に記録する第2の記録制御手段と、
を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。 - 前記第2の記録制御手段は、
前記第1の記録手段に記録されているすべての画像データを前記第2の記録手段に記録することを特徴とする請求項4記載のデジタルカメラ。 - 前記第2の記録手段が前記装着部に装着されたか否かを判断する第1の判断手段と、
前記第1の記録手段に画像データが記録されているか否かを判断する第2の判断手段と、
前記入力手段により識別情報が入力されたか否かを判断する第3の判断手段とを備え、
前記一致判断手段は、前記第1の判断手段により装着されたと判断され、且つ前記第2の判断手段により画像データが記録されていると判断され、且つ前記第3の判断手段により識別情報が入力されたと判断された場合に、前記入力手段により入力された識別情報と、前記設定手段に設定された所定識別情報とが一致するか否かを判断することを特徴とする請求項4又は5記載のデジタルカメラ。 - 被写体を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段により撮影された画像データを第1の記録手段に記録する第1の記録制御手段と、を備えたデジタルカメラであって、
所定識別情報を設定する設定手段と、
前記第1の記録手段に記録されている画像データ及び前記設定手段に設定された所定識別情報を暗号化する暗号化手段と、
前記暗号化手段により暗号化された画像データ及び所定識別情報を、装着部に対して着脱可能とする第2の記録手段に記録する第2の記録制御手段と、
を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。 - 前記第2の記録手段が前記装着部に装着されたか否かを判断する判断手段を備え、
前記暗号化手段は、前記判断手段により装着されたと判断した場合には、
前記第1の記録手段に記録されている画像データ及び前記設定手段に設定された所定識別情報を暗号化し、
前記第2の記録制御手段は、
該暗号化された画像データ及び所定識別情報を前記第2の記録手段に記録することを特徴とする請求項7記載のデジタルカメラ。 - 前記暗号化手段は、
前記第1の記録手段に記録されているすべての画像データを暗号化し、
前記第2の記録制御手段は、
該暗号化されたすべての画像データを前記第2の記録手段に記録することを特徴とする請求項7又は8記載のデジタルカメラ。 - 前記設定手段は、
ユーザによって任意に設定することができることを特徴とする請求項4乃至9いずれかに記載のデジタルカメラ。 - 装着部に対して着脱可能とする第1の記録手段に記録されている暗号化された画像データ及び所定識別情報を解凍する解凍手段と、
ユーザが識別情報を入力するための入力手段と、
を備え、
前記入力手段により入力された識別情報と、前記解凍手段によって解凍された所定識別情報とが一致するか否かを判断する一致判断手段と、
前記一致判断手段により一致と判断された場合には、前記第1の記録手段に記録されている暗号化された画像データを前記解凍手段によって解凍する解凍制御手段と、前記解凍手段によって解凍された画像データを第2の記録手段に記録する記録制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像データ記録装置。 - 前記解凍手段は、
前記第1の記録手段に記録されているすべての画像データを解凍し、
前記記録制御手段は、
該解凍されたすべての画像データを前記第2の記録手段に記録することを特徴とする請求項11記載の画像データ記録装置。 - 前記第1の記録手段が前記装着部に装着されたか否かを判断する第1の判断手段と、
前記入力手段により識別情報が入力されたか否かを判断する第2の判断手段とを備え、
前記一致判断手段は、前記第1の判断手段により装着されたと判断され、且つ前記第2の判断手段により識別情報が入力されたと判断された場合に、前記入力手段により入力された識別情報と、前記解凍手段によって解凍された所定識別情報とが一致するか否かを判断することを特徴とする請求項11又は12記載の画像データ記録装置。 - 前記第2の記録手段に画像データを記録するためのフォルダを登録する登録手段を備え、
前記記録制御手段は、
前記登録手段により登録されたフォルダに画像データを記録することを特徴とする請求項11乃至13いずれかに記載の画像データ記録装置。 - 前記記録制御手段は、
前記登録手段により登録されたフォルダに画像データを記録する際に、該登録されたフォルダの中に日付フォルダを設け、その日付フォルダの中に該画像データを記録することを特徴とする請求項14記載の画像データ記録装置。 - 前記日付フォルダの日付は、
画像データを前記第2の記録手段に記録する時の日時であることを特徴とする請求項15記載の画像データ記録装置。 - 被写体を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段により撮影された画像データを第1の記録媒体に記録する第1の記録制御手段と、を備えたデジタルカメラを実行させるプログラムであって、
所定識別情報を設定する設定処理と、
ユーザによって識別情報が入力されたか否かを判断する判断処理と、
前記判断処理により入力されたと判断された識別情報と、前記設定処理により設定された所定識別情報とが一致するか否かを判断する処理と、
この処理により一致したと判断した場合には、前記第1の記録媒体に記録されている画像データを、装着部に対して着脱可能とする第2の記録媒体に記録する処理と、
を含み、上記各処理をデジタルカメラで実行させることを特徴とするプログラム。 - 被写体を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段により撮影された画像データを第1の記録媒体に記録する第1の記録制御手段と、を備えたデジタルカメラを実行させるプログラムであって、
所定識別情報を設定する設定処理と、
前記第1の記録媒体に記録されている画像データ及び前記設定処理により設定された所定識別情報を暗号化する処理と、
この処理により暗号化された画像データ及び所定識別情報を、装着部に対して着脱可能とする第2の記録媒体に記録する処理と、
を含み、上記各処理をデジタルカメラで実行させることを特徴とするプログラム。 - 装着部に対して着脱可能とする第1の記録媒体に記録されている暗号化された画像データ及び所定識別情報を解凍する解凍処理と、
ユーザによって識別番号が入力されたか否かを判断する判断処理と、
を含み、
前記判断処理により入力されたと判断された識別情報と、前記解凍処理によって解凍された所定識別情報とが一致するか否かを判断する処理と、
この処理により一致と判断された場合には、前記第1の記録媒体に記録されている暗号化された画像データを前記解凍処理によって解凍し、該解凍処理によって解凍された画像データを第2の記録媒体に記録する処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003402750A JP2005167548A (ja) | 2003-12-02 | 2003-12-02 | 画像データ記録システム、画像データ記録装置、デジタルカメラ及びそのプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003402750A JP2005167548A (ja) | 2003-12-02 | 2003-12-02 | 画像データ記録システム、画像データ記録装置、デジタルカメラ及びそのプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005167548A true JP2005167548A (ja) | 2005-06-23 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003402750A Pending JP2005167548A (ja) | 2003-12-02 | 2003-12-02 | 画像データ記録システム、画像データ記録装置、デジタルカメラ及びそのプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005167548A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2470255A (en) * | 2009-05-14 | 2010-11-17 | Elmo Co Ltd | Portable imaging device with password-protected memory storage |
JP2011077899A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Fujitsu Ten Ltd | 表示装置、ドライブレコーダ、表示方法及びプログラム |
-
2003
- 2003-12-02 JP JP2003402750A patent/JP2005167548A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2470255A (en) * | 2009-05-14 | 2010-11-17 | Elmo Co Ltd | Portable imaging device with password-protected memory storage |
JP2011077899A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Fujitsu Ten Ltd | 表示装置、ドライブレコーダ、表示方法及びプログラム |
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