JP2006268493A - 画像処理装置、画像処理方法プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの意図による印刷枚数指定を基本としながら、画像から検出された顔の数を参考として各画像の印刷枚数設定を容易に行うことができること。
【解決手段】画像に含まれている人物の数を計数する計数手段と、前記画像の印刷枚数を取得する取得手段と、前記計数した結果と前記印刷枚数を比較する比較手段と、前記比較の結果に基づいて警告を発する警告手段と、前記計数した結果を表示する表示手段とを含んで画像処理装置を構成する。又、画像処理方法として、画像に含まれている人物の数を計数する計数工程と、前記画像の印刷枚数を取得する取得工程と、前記計数した結果と前記印刷枚数を比較する比較工程と、前記比較の結果に基づいて警告を発する警告工程と、前記計数した結果を表示する表示工程とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像の印刷枚数指定を行う画像処理装置、画像処理方法、プログラム及び記憶媒体に関するものである。
従来、デジタルカメラ等で撮影或は生成された画像を印刷することは広く行われている。特に、撮影された画像を、該画像に写っている人に配布するために人数分印刷するということが行われている。又、画像中の人物の顔部分を対象に画像処理を行うこと等を目的として画像中からの顔検出も行われている(特許文献1〜3)。
これらを組み合わせて、画像中から人物の顔検出を行い、検出された顔の数を該画像の印刷枚数として用いることが行われていた(特許文献4〜6)。又、特許文献4では顔検出に誤りがあることを想定し、設定された印刷枚数を操作者が変更することもできた。
特開平8−063597号公報 特開2001−216515号公報 特開2002−183731号公報 特開平9−281605号公報 特開平10−214003号公報 特開2003−219329号公報
しかしながら、画像を印刷する枚数が画像に写っている人数と異なる場合は少なくない。例えば、風景等、人物が全く写っていない写真を複数人に配布する場合が考えられる。逆に、集合写真は撮影失敗の恐れがあることから同じ場面で複数回撮影することが良く行われるが、人数分の印刷を行うのは通常それらの中の一画像で良く、他のものは印刷する必要がない。つまり多数の人物が写っている画像であっても全く印刷されないものもある。又、いわゆるピンぼけや手ぶれ等の失敗写真についても、人物が写っていても印刷するかどうかは操作者の判断によるべきところである。
前記従来の技術では、印刷枚数の変更は可能であるものの、第1段階では各画像から検出された顔の数を印刷枚数として設定するため、前記のように印刷枚数が画像中の顔の数と異なる場合や印刷が不要な場合には、操作者は印刷枚数変更のための煩雑な操作を繰り返す必要があった。
従って、本発明は、前記従来技術に対し、ユーザの意図による印刷枚数指定を基本としながら、画像から検出された顔の数を参考として各画像の印刷枚数設定を容易に行うことができることを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためなされたものであり、本発明によれば、画像に含まれている人物の数を計数する計数手段(顔検出部1007,5006又は9005)と、前記画像の印刷枚数を取得する取得手段(入力制御部1005,5007又は9006)と、前記計数した結果と前記印刷枚数を比較する比較手段(主制御部1001,5001又は9001)と、前記比較の結果に基づいて警告を発する警告手段(ディスプレイ1004、電子ファインダ5005又はディスプレイ9009)と、前記計数した結果を表示する表示手段(ディスプレイ1004、電子ファインダ5005又はディスプレイ9009)とを有することを特徴とする画像処理装置が提供される。
又、発明によれば、画像に含まれている人物の数を計数する計数工程(ステップS101,S208又はS302)と、前記画像の印刷枚数を取得する取得工程(ステップS102,S201又はS301)と、前記計数した結果と前記印刷枚数を比較する比較工程(ステップS103,S209又はS303)と、前記比較の結果に基づいて警告を発する警告工程(ステップS104,S210又はS304)と、前記計数した結果を表示する表示工程(ステップS104,S210又はS304)とを有することを特徴とする画像処理方法が提供される。
本発明によれば、ユーザは自らの意図による印刷枚数指定を基本としながら、画像から検出された顔の数を参考にして各画像の印刷枚数設定を容易に行うことができるという効果が得られる。又、このとき、元々ユーザに印刷意思のない画像に対する印刷設定や、明らかにユーザが意図を持って写っている人数とは異なる数を印刷枚数として設定している場合に煩わしい操作をしなくて済むという効果も得られる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
<実施の形態1>
図1は本発明の実施形態を示す画像処理装置を適用可能な情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。
1001は主制御部であり、情報処理装置の各部を統括制御するCPUが相当する。1002は画像格納部であり、印刷対象となる画像データを格納するハードディスクドライブ及び該ハードディスクドライブから読み込んだ前記画像データを一時的に格納するRAM中のワークエリアが相当する。1003は表示制御部であり、ディスプレイ1004への画像、文字の表示制御を行う。1005は入力制御部であり、キーボード・マウス1006を介したユーザ操作の入力制御を行う。情報処理装置のユーザはディスプレイ1004およびキーボード・マウス1006を用いて情報処理装置の対話的な操作を行う。
1007は顔検出部であり、取得した画像データの中から人物の顔が描かれている位置を検出するとともにその数を計数する。顔検出の方法は前記特許文献1〜3等、多くの手法が提案されており、本発明においてはそれらの内どのような手法を用いても良く、これらの手法に限定されることなくどのような手法を用いても構わない。顔検出に関しては従来手法が種々の文献に開示されているため、ここでの詳細な説明は省略する。
1008は印刷制御部であり、情報処理装置に接続されたプリンタ1009に対する画像等の出力の制御を行う。
図2は前記ディスプレイ1004への表示例を示す図である。これらの表示は、主制御部1001の制御に従って画像格納部1002から取得された画像等を表示制御部1003がディスプレイ1004に表示することによりなされる。
2001はフォルダ選択部であり、画像格納部1002中で画像データが分類、格納されている論理的なフォルダを一覧表示する。該フォルダ選択部中で何れかのフォルダが選択されると、該フォルダ内に分類されている画像データが印刷候補となる。
2002はサムネール表示部であり、前記印刷候補となった個々の画像の縮小版を表示する。2003は印刷枚数設定部であり、該印刷枚数設定部に対応づけられたサムネール表示部2002に表示されている画像の印刷枚数を表示する。又、ユーザはキーボード・マウス1006の操作により印刷枚数設定部2003への印刷枚数の入力、変更を行うことができる。
2004は印刷開始ボタンであり、キーボード・マウス1006の操作により印刷開始ボタン2004が選択されると、情報処理装置は次に示す印刷処理を行う。
図3は前記印刷開始ボタン2004が選択された際に行われる印刷処理の手順を示すフローチャートである。
先ず、ステップS101では印刷対象となる画像の1つを画像格納部1002から取得し、顔検出部1007によって画像中の人物の顔の位置を検出、その数を計数する。
ステップS102では、前記印刷対象となる画像について図2の印刷枚数設定部2003で事前に設定された印刷枚数データを取得する。
ステップS103では、ステップS101で計数した顔の数とステップS102で取得した印刷枚数を比較する。これらが一致していればステップS106へ進み、一致していなければステップS104へ進む。ステップS104では、ディスプレイ1004に警告ダイアログを表示する。図4は該警告ダイアログの一例を示す図である。4001はサムネール表示部であり、前記図2におけるサムネール表示部2002と同様のものである。但し、警告ダイアログのサムネール表示部4001には、前記ステップS101で検出された人物の顔に相当する部分にマーク4002を付して表示する。
4003は検出人数表示部であり、前記ステップS101で計数された人物の顔の数を表示する。4004は印刷枚数設定部であり、図2の印刷枚数設定部2003と同様のものである。警告ダイアログの印刷枚数設定部4004には、初期状態でステップS102で取得した印刷枚数データに基づく印刷枚数を表示する。図2の印刷枚数設定部2003と同様、ユーザはキーボード・マウス1006を介した操作によって印刷枚数を変更することができる。
4005はメッセージ表示部であり、ユーザに対する警告メッセージを表示する。4006はOKボタンであり、該ボタンがキーボード・マウス1006を介したユーザ操作により選択されると、この時点で印刷枚数設定部4004に表示されている数値を画像表示部4002に表示されている画像の印刷枚数として確定し、ダイアログ処理を終了する。
ステップS105では、前記ステップS104のダイアログ処理で確定した印刷枚数を取得する。
ステップS106では、印刷制御部1008を介して前記印刷対象となる画像をプリンタ1009によって印刷する。このとき、前記ステップS102で取得、又はステップS105で更新された印刷枚数に従って画像印刷を行う。
ステップS107では、図2のフォルダ選択部2001で選択されたフォルダに含まれる印刷候補画像全てについて処理が終了したかどうかを判定する。終了していない場合には、ステップS101に戻り、引き続き前記フォルダに含まれる次の画像についての処理を続行する。全画像についての処理が終了した場合には、一連の印刷処理を終了する。
以上の処理により、ユーザは各画像の印刷枚数を任意に設定することができる。又、該印刷枚数が顔検出、計数の結果と異なっていた場合には警告通知を受けることができるため、必要に応じて枚数の変更を行い印刷枚数の設定ミスを防ぐことができる。
前記処理では図2のフォルダ選択部2001で選択されたフォルダに含まれる画像全てを処理対象としたが、例えば図2の印刷枚数設定部2003で0が設定されていた画像については図3の処理全体またはステップS103〜S105の処理を省略することもできる。このことにより、失敗写真等、元々ユーザに印刷意思のない画像について警告ダイアログが表示されることを回避することができる。
同様に顔検出部1007で人物の顔が全く検出されなかった画像についてはステップS103の判定を行わず、ステップS102で取得した印刷枚数どおりに印刷する、或は顔検出部1007で検出、計数された顔の数とステップS102で取得した印刷枚数が極端に異なる場合にはステップS103の判定を行わず、ステップS102で取得した印刷枚数通りに印刷することもできる。このことにより、明らかにユーザの意図により印刷枚数が設定されていると考えられる場合に警告ダイアログが表示されることを回避することができる。
尚、図4の警告ダイアログには図2と同様、画像の縮小版を表示するものとしたが、画像の詳細を確認できるよう、より高精細の画像を表示したり、画像の拡大表示機能を設けても良い。
逆に図4の警告ダイアログに顔を示すマーク4002を表示しないようにすることもできる。この場合、顔検出部1007は検出した個々の顔の位置を記録する必要はない。
<実施の形態2>
図5は本発明の実施形態を示す画像処理装置を適用可能な撮像装置の機能構成を示すブロック図である。
5001は主制御部であり、撮像装置の各部を統括制御するCPUが相当する。5002は撮像部であり、撮影対象の像を電子的画像データに変換する。光学系、撮像素子、画像処理プロセッサ等の組み合わせが相当する。5003は画像格納部であり、撮像部5002で生成された画像データを格納するメモリ等が相当する。5004は表示制御部であり、電子ファインダ5005への画像、文字の表示制御を行う。
5006は顔検出部であり、取得した画像データの中から人物の顔が描かれている位置を検出するとともにその数を計数する。顔検出部5006は前記実施の形態1における顔検出部1007と同等の機能を持つものである。
5007は入力制御部であり、キー5008を介したユーザ操作の入力制御を行う。撮像装置のユーザはキー5008の操作により画像の撮像を行い、又、電子ファインダ5005及びキー5008を用いて撮像装置や撮影済み画像についての各種設定を対話的に行う。特に、個々の撮影済み画像に対しては該画像データに付随するデータとして該画像の印刷枚数を示すDPOF(Digital Print Order Format)データを設定、記録することができる。このため、本実施の形態の撮像装置は、「印刷枚数設定」、「+」、「−」、「OK」の各キーを備える。尚、通常撮像装置は前記の4キーに加え、電源キー、シャッターキー等、他のキーも有している。
図6は前記DPOFデータを設定する際の電子ファインダ5005の表示例を示す図である。この表示は画像の撮影後、前記「印刷枚数設定」キーが押下された際に、主制御部5001の制御に基づいて画像格納部5003から取得された画像等を表示制御部5004が電子ファインダ5005に表示することによってなされる。他の操作によって本印刷枚数設定機能が起動されるように構成されていても構わない。
6001は画像表示部であり、撮影済みの画像の縮小版を表示する。6002は印刷枚数設定部であり、画像表示部6001に現在表示中のサムネールに対応する画像の印刷枚数を表示する。又、ユーザは前記「+」、「−」キーの操作により印刷枚数設定部6002への印刷枚数の入力、変更を行うことができる。
6003はメッセージ表示部であり、本印刷枚数設定機能の操作案内を表示する。
図7は前記印刷枚数設定機能の処理手順を示すフローチャートである。
先ず、ステップS201では印刷枚数設定の対象となっている画像を画像格納部5003から取得し、又、該画像に対する現在の印刷枚数設定値を取得し、これらを図6に示す形式で電子ファインダ5005に表示する。
ステップS202では、入力制御部5007を介して「+」キーが押下されたかどうかを判定する。押下されていた場合にはステップS203、そうでない場合にはステップS204へ進む。
ステップS203では印刷枚数設定値を1増加させ、ステップS201へ戻る。但し、ステップS203への移行時に該印刷枚数設定値が既に99に達している場合には前記増加を行わない。
ステップS204では、入力制御部5007を介して「−」キーが押下されたかどうかを判定する。押下されていた場合にはステップS205、そうでない場合にはステップS206へ進む。
ステップS205では印刷枚数設定値を1減少させ、ステップS201へ戻る。但し、ステップS205への移行時に該印刷枚数設定値が既に0であった場合には前記減少を行わない。
ステップS206では、入力制御部5007を介して「OK」キーが押下されたかどうかを判定する。押下されていた場合にはステップS207へ進む。そうでない場合にはステップS201へ戻り、設定処理を続行する。
ステップS207では、後述する警告を既に表示したかどうかを判定する。表示済みの場合にはステップS210へ進み、未表示の場合にはステップS208へ進む。
ステップS208では、印刷枚数設定の対象となっている画像を画像格納部5003から取得し、顔検出部5006によって画像中の人物の顔の位置を検出、その数を計数する。
ステップS209では、現在の印刷枚数設定値と前記ステップS208で計数された顔の数を比較する。これらが一致していればステップS210へ進む。前記現在の印刷枚数設定値と前記計数された顔の数が一致していなければ、ステップS211へ進む。
ステップS210では、現在の印刷枚数設定値を確定させDPOFデータとして画像格納部5003に書き込み、一連の処理を終了する。
ステップS211では表示制御部5004を介して電子ファインダ5005に警告を表示し、ステップS201へ戻る。図8は該警告の表示例を示す図である。8001は画像表示部であり、図6の画像表示部6001と同様のものである。但し、警告表示時の画像表示部8001には、前記ステップS208で検出された人物の顔に相当する部分にマーク8002を付して表示する。
8003は検出人数表示部であり、前記ステップS208で検出された人物の顔の数を表示する。8004は印刷枚数設定部であり、図6の印刷枚数設定部6002と同様のものである。8005はメッセージ表示部であり、ユーザに対する警告メッセージを表示する。
一度ステップS211で警告を表示した後は、ステップS201での画像、印刷枚数設定値の表示時にも図8の形式で電子ファインダへの表示を行う。
以上の処理により、ユーザは撮影済み画像の印刷枚数を任意に設定することができる。又、該印刷枚数が顔検出、計数の結果と異なっていた場合には警告通知を受けることができるため、必要に応じて枚数の変更を行い印刷枚数の設定ミスを防ぐことができる。
前記処理では、警告未表示でOKキー押下時には必ず印刷枚数設定値と顔の数を比較し、不一致時に警告を表示していたが、例えば印刷枚数設定部6002で0が設定されていた画像についてはステップS206でのOKキー押下判定後、直接ステップS210へ進むようにすることもできる。このことにより、失敗写真等、元々ユーザに印刷意思のない画像について警告が表示されることを回避することができる。
同様に顔検出部5006で人物の顔が全く検出されなかった画像についてはステップS209の判定を行わない、或は顔検出部5006で検出、計数された顔の数と印刷枚数設定値が極端に異なる場合にはステップS209の判定を行わないようにすることもできる。このことにより、明らかにユーザの意図により印刷枚数が設定されていると考えられる場合に警告が表示されることを回避することができる。
尚、図8の警告には図2と同様の形式で画像表示部8001に画像全体を表示するものとしたが、画像の詳細を確認できるよう、画像の拡大表示機能を設けても良い。
又、図8の警告に顔を示すマーク8002を表示しないようにすることもできる。この場合、顔検出部5006は顔の位置を記録する必要はない。
<実施の形態3>
図9は本発明の実施形態3を示す画像処理装置を適用可能な印刷装置の機能構成を示すブロック図である。
9001は主制御部であり、印刷装置の各部を統括制御するCPUが相当する。9002はインタフェース部であり、図示しないホストからの画像データ及びび印刷枚数指定データを受信する。前記ホストは本実施形態の印刷装置との間で特定のプロトコルにより通信可能であり、画像データ及び印刷枚数指定データを送信可能なものであればPC等の情報処理装置、デジタルカメラ等の撮像装置、携帯電話等の通信装置等、種々の機器が使用可能である。
9003は受信バッファであり、前記インタフェース部9002で受信した前記画像データおよび印刷枚数指定データを一時格納するメモリが相当する。9004は画像記録部であり、前記主制御部9001の制御に従い、受信した前記画像データおよび印刷枚数指定データに基づいて、印刷媒体への画像の記録を行う。記録方式としては電子写真方式、インクジェット方式、熱転写方式等が挙げられるが、これらに限定されない。
9005は顔検出部であり、受信バッファに格納された画像データの中から人物の顔が描かれている位置を検出するとともにその数を計数する。顔検出部9005は前記実施例1における顔検出部1007と同等の機能を持つものである。
9006は入力制御部であり、キー9007を介したユーザ操作の入力制御を行う。9008は表示制御部であり、ディスプレイ9009への画像、文字の表示制御を行う。印刷装置のユーザはキー9007及びディスプレイ9009を用いて印刷装置や印刷画像についての各種設定を対話的に行う。特に、各画像の印刷枚数変更操作を行うことができる。このため、本実施形態の印刷装置は「+」、「−」、「OK」の各キーを備える。尚、印刷装置は通常前記の3キーに加え、電源キー、リセットキー等、他のキーも有している。
図10は本実施形態における印刷装置の印刷動作時の処理手順を示すフローチャートである。
先ず、ステップS301では、インタフェース部9002を介して印刷対象の画像データ及び印刷枚数指定データを受信バッファ9003に取得する。
ステップS302では、受信バッファ9003に取得した前記画像データに対して顔検出部9005で人物の顔の位置を検出、その数を計数する。
ステップS303では、ステップS301で取得した前記印刷枚数指定データと、ステップS302で計数した顔の数を比較する。これらが一致した場合にはステップS310へ進み、一致しなかった場合にはステップS304へ進む。
ステップS304では表示制御部9008を介してディスプレイ9009へ警告表示を行う。警告表示内容は前記実施例2の図8に示したものと同様である。この時ユーザは、キー9007の操作により、前記ホストから送信された印刷枚数指定データを変更することができる。
ステップS305では、入力制御部9006を介して「+」キーが押下されたかどうかを判定する。押下されていた場合にはステップS306、そうでない場合にはステップS307へ進む。
ステップS306では印刷枚数指定値を1増加させ、ステップS305へ戻る。但し、ステップS306への移行時に該印刷枚数設定値が既に99に達している場合には前記増加を行わない。尚、前記印刷枚数指定値を増加させた場合にはディスプレイ9009上の印刷枚数設定部8004の表示値も更新する。
ステップS307では、入力制御部9006を介して「−」キーが押下されたかどうかを判定する。押下されていた場合にはステップS308、そうでない場合にはステップS309へ進む。
ステップS308では印刷枚数指定値を1減少させ、ステップS305へ戻る。但し、ステップS308への移行時に該印刷枚数指定値が既に0であった場合には前記減少を行わない。尚、前記印刷枚数指定値を減少させた場合にはディスプレイ9009上の印刷枚数設定部8004の表示値も更新する。
ステップS309では、入力制御部9006を介して「OK」キーが押下されたかどうかを判定する。押下されていた場合にはステップS310へ進む。そうでない場合にはステップS305へ戻り、処理を続行する。
ステップS310では、画像記録部9004を駆動し、最終的な印刷枚数指定値の枚数分、前記画像データの印刷を行う。
以上の処理により、ユーザはホストから指定された印刷枚数指定データが顔検出、計数の結果と異なっていた場合には警告通知を受けることができるため、必要に応じて枚数の変更を行い印刷ミスを防ぐことができる。
顔検出部9005で人物の顔が全く検出されなかった画像についてはステップS303の判定を行わない、或は顔検出部9005で検出、計数された顔の数とホストから指定された印刷枚数設定値が極端に異なる場合にはステップS303の判定を行わないようにすることもできる。このことにより、明らかにユーザの意図により印刷枚数が設定されていると考えられる場合に警告が表示されることを回避することができる。
尚、図8の警告には画像表示部8001に画像全体を表示するものとしたが、画像の詳細を確認できるよう、画像の拡大表示機能を設けても良い。
又、図8の警告に顔を示すマーク8002を表示しないようにすることもできる。この場合、顔検出部9005は顔の位置を記録する必要はない。
本実施形態では、印刷装置がディスプレイ9009を有し、図8に示す警告を表示するものとしたが、ホストとの間のインタフェースで双方向通信が可能な場合、適切なプロトコルを用いることにより前記ホストである情報処理装置、撮像装置又は通信装置側のディスプレイに警告を表示し、前記ホスト側のキー等の操作により印刷枚数を変更するようにしても良い。通常情報処理装置の方が印刷装置よりも高解像度のディスプレイを有し、又は接続しているため、このことによりユーザは印刷枚数指定の変更時に画像をより詳細に確認することができる。
本実施形態では、印刷装置はインタフェース部9002を介して外部のホストから画像データ及び印刷枚数指定データを受信するものとしたが、印刷装置に画像読み取り部又は撮像部を内蔵あるいは接続するとともに、キーを用いた印刷枚数設定機能を設け、前記画像読み取り部又は撮像部から画像データを取得、前記印刷枚数設定機能により印刷枚数指定データを取得するものであっても良い。
又、印刷装置にメモリカードリーダ装置を内蔵又は接続し、該メモリカードリーダ装置に挿入されたメモリカード等から画像データ及び印刷枚数指定データを取得するものであっても良い。該メモリカードリーダを有する構成において、印刷枚数指定データは前記キーを用いた印刷枚数設定機能により取得するものであっても良い。
<他の実施の形態>
図11は本発明の実施形態を示す記憶媒体のメモリマップを示す図である。
尚、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報、作成者等も記憶され、且つ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合がある。
更に、各種プログラムに従属するデータもディレクトリに管理されている。又、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、伸長するためのプログラムも記憶される場合がある。
本発明の目的は前述したように、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は装置に提供し、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード若しくはプログラム中で所定の機能を実行させるモジュール自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、DVD−R、DVD+R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
又、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードがコンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含む。
本発明の実施形態を示す画像処理装置を適用可能な情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1におけるディスプレイへの表示例を示す図である。 本発明の実施の形態1における印刷開始ボタンが選択された際に行われる印刷処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における警告ダイアログの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1を示す画像処理装置を適用可能な撮像装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態12におけるDPOF(Digital Print Order Format)データを設定する際の電子ファインダの表示例を示す図である。 本発明の実施の形態2における印刷枚数設定機能の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2,3における警告の表示例を示す図である。 本発明の実施形態を示す画像処理装置を適用可能な印刷装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3における印刷装置の印刷動作時の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における記憶媒体のメモリマップを示す図である。
符号の説明
1001 主制御部(比較手段)
1002 画像格納部
1003 表示制御部
1004 ディスプレイ(警告手段、表示手段)
1005 入力制御部(取得手段)
1006 キーボード・マウス
1007 顔検出部(計数手段)
1008 印刷制御部
1009 プリンタ
5001 主制御部(比較手段)
5002 撮像部
5003 画像格納部
5004 表示制御部
5005 電子ファインダ(警告手段、表示手段)
5006 顔検出部(計数手段)
5007 入力制御部(取得手段)
5008 キー
9001 主制御部(比較手段)
9002 インタフェース部
9003 受信バッファ
9004 画像記録部
9005 顔検出部(計数手段)
9006 入力制御部(取得手段)
9007 キー
9008 表示制御部
9009 ディスプレイ(警告手段、表示手段)

Claims (7)

  1. 画像に含まれている人物の数を計数する計数手段と、前記画像の印刷枚数を取得する取得手段と、前記計数した結果と前記印刷枚数を比較する比較手段と、前記比較の結果に基づいて警告を発する警告手段と、前記計数した結果を表示する表示手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記計数手段は画像中の人物の顔を検出し、計数することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 画像に含まれている人物の数を計数する計数工程と、前記画像の印刷枚数を取得する取得工程と、前記計数した結果と前記印刷枚数を比較する比較工程と、前記比較の結果に基づいて警告を発する警告工程と、前記計数した結果を表示する表示工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
  4. 前記計数工程は画像中の人物の顔を検出し、計数することを特徴とする請求項3記載の画像処理方法。
  5. コンピュータが読み込み実行することで、コンピュータに所定の画像処理方法を制御可能とするモジュールを有するプログラムであって、
    画像に含まれている人物の数を計数する計数モジュールと、前記画像の印刷枚数を取得する取得モジュールと、前記計数した結果と前記印刷枚数を比較する比較モジュールと、前記比較の結果に基づいて警告を発する警告モジュールと、前記計数した結果を表示する表示モジュールとを有することを特徴とするプログラム。
  6. 前記計数モジュールは画像中の人物の顔を検出し、計数することを特徴とする請求項5記載のプログラム。
  7. 前記請求項3又は4記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納する記憶媒体。
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