JP2005167357A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 情報記憶装置が共有を許可しているフォルダを容易に確認することができるとともに、コピーしたいフォルダを確実に指定することにより、読み取った原稿の画像データが、意図しないフォルダへコピーされることを防止できる画像読取装置を提供する。
【解決手段】 本発明の画像読取装置としてのファクシミリ複合装置20は、CIFSプロトコルのブラウズ機能により、PC30a,30b,…にアクセスし、フォルダ名を含む識別情報を取得し、取得した識別情報を表示部4に表示する。そして、スキャンToフォルダ処理を行うべき対象先フォルダの入力を操作部5にて受け付け、CIFSプロトコルのファイルコピー機能により、読取部2にて読み取った画像データを対象先フォルダにコピーする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、原稿を読み取って生成した画像データを、ネットワークを介して接続された情報記憶装置へ送出する画像読取装置に関する。
プリンタ機能、複写機能、スキャン機能およびファクシミリ機能などの多彩な機能を搭載したファクシミリ複合装置は、LANおよびインターネットなどのネットワークを介して複数のPC、ワークステーションなど(以下、単にPCという)に接続され、オフィスにおけるドキュメント入出力業務に利用されている。このような複数のPC及びファクシミリ複合装置を接続したネットワークスキャンシステムにおいては、PCのスキャン要求により、ネットワークを介して画像読取装置たるファクシミリ複合装置にて、原稿の読み取りが行われ、原稿に係る画像データが要求したPCに送出される。
また、ネットワークに接続されたPCが備える情報記憶装置(磁気ディスク装置、半導体メモリなど)のフォルダを、画像読取装置側から指定し、指定したフォルダへ読み取った画像データを送出する機能(スキャンToフォルダ機能)を備えているものがある(例えば、特許文献1参照)。このようなスキャンToフォルダ機能は、PCを操作してスキャン要求を出すことなく、スキャンした画像データを送出したいフォルダを直接指定して、当該画像データをフォルダに記憶(コピー)することが可能となる。
特開2002−10011号公報
しかしながら、前述した画像読取装置は、画像データを送出したいフォルダを直接指定するに際して、フォルダを誤って指定してしまった場合には、利用者が意図しないフォルダに画像データがコピーされてしまうか、または指定したフォルダが存在しないときは、画像データがコピーされずに処理が終了してしまう虞がある。よって、利用者は、コピーしたはずの画像データを見出すことができない、つまり画像データの所在が不明になるという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、情報記憶装置が共有を許可しているフォルダを容易に確認することができるとともに、コピーしたいフォルダを確実に指定することにより、読み取った原稿の画像データが、意図しないフォルダへコピーされることを防止できる画像読取装置の提供を目的とする。
また本発明は、読み取った原稿の画像データを、送出する情報記憶装置に好適なデータ形式へ変換することにより、情報記憶装置側であらためて画像データを変換する負担をなくすことができる画像読取装置の提供を目的とする。
さらに本発明は、読み取った原稿の画像データを圧縮して記憶することにより、画像データを蓄積する画像メモリなどの記憶容量を削減することができる画像読取装置の提供を目的とする。
第1発明に係る画像読取装置は、原稿を読み取って画像データを生成し、生成した画像データを、ネットワークを介して接続された情報記憶装置へ送出する画像読取装置において、前記情報記憶装置がデータ共有を許可している一または複数のフォルダに係るフォルダ情報を取得する手段と、取得したフォルダ情報を表示する手段と、表示したフォルダ情報のうちの少なくとも一のフォルダ情報を指定する手段とを備え、指定したフォルダ情報に基づいて、生成した画像データを前記情報記憶装置へ送出すべくなしてあることを特徴とする。
第1発明にあっては、ネットワークを介して接続された情報記憶装置から、データ共有を許可している一または複数のフォルダに係るフォルダ情報を取得することにより、そのフォルダ情報を表示し、表示したフォルダ情報のうちの少なくとも一のフォルダ情報を指定する。そして、原稿を読み取って生成した画像データを、指定したフォルダ情報に基づいて、情報記憶装置へ送出する。よって、利用者は、情報記憶装置が共有を許可しているフォルダを容易に確認することができる。また、フォルダ情報を指定するように構成されているため、画像データをコピーしたいフォルダを確実に指定することができ、意図しないフォルダに画像データが送出するされるような虞は全くない。
第2発明に係る画像読取装置は、第1発明において、前記画像データのデータ形式を指定する手段と、読み取った原稿の画像データを、指定したデータ形式に変換する手段とを備えることを特徴とする。
第2発明にあっては、情報記憶装置へ送出する際の画像データのデータ形式を指定し、読み取った原稿の画像データを、指定したデータ形式に変換して情報記憶装置へ送出する。よって、送出する情報記憶装置に好適なデータ形式へ画像データを変換することにより、情報記憶装置側であらためて画像データを変換する負担をなくすことができる。
第3発明に係る画像読取装置は、第1発明において、前記画像データのデータ形式を指定する手段と、読み取った原稿の画像データを圧縮して記憶する手段と、圧縮した画像データを、指定したデータ形式に変換する手段とを備えることを特徴とする。
第3発明にあっては、情報記憶装置へ送出する際の画像データのデータ形式を指定する。そして、一旦、読み取った原稿の画像データを圧縮して記憶し、情報記憶装置へ送出する際に、圧縮して記憶した画像データを、指定したデータ形式に変換して情報記憶装置へ送出する。よって、画像データを蓄積する画像メモリなどの記憶容量を削減することができる。
本発明によれば、情報記憶装置が共有を許可しているフォルダを容易に確認することができるとともに、コピーしたいフォルダを確実に指定することにより、読み取った原稿の画像データが、意図しないフォルダへコピーされることを防止できる。
また本発明によれば、送出する情報記憶装置に好適なデータ形式へ、読み取った原稿の画像データを変換することにより、情報記憶装置側であらためて画像データを変換する負担をなくすことができる。
さらに本発明によれば、読み取った原稿の画像データを圧縮して記憶することにより、画像データを蓄積する画像メモリなどの記憶容量を削減することができる等、優れた効果を奏する。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面を参照して具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の画像読取装置としてのファクシミリ複合装置が接続された態様の通信ネットワーク構成を示すブロック図である。LAN50には、本発明に係るファクシミリ複合装置20、パーソナルコンピュータ(以下、PC)30a,30b,…などが接続されている。なお、ファクシミリ複合装置20は、公衆電話回線網(PSTN:Public Switched Telephone Network)を用いた従来からのファクシミリ機能としても利用可能であることは言うまでもないので、図においてPSTNを介して他のファクシミリ装置との接続の態様は省略している。また、以下、画像読取装置としてファクシミリ複合装置に適用した場合につき説明するが、ネットワーク対応型の機器であれば、その形態について限定されるものではない。
ファクシミリ複合装置20は、制御部1,読取部2,記録部3,表示部4,操作部5,ROM6,RAM7,画像メモリ8,コーデック部9,データ形式変換部14,モデム10,NCU(Network Control Unit)11,LANインタフェイス部(以下、LANIF)12などを備えている。制御部1は、具体的にはCPUで構成されており、バス13を介してファクシミリ複合装置20の上述したようなハードウェア各部と接続されていて、それらを制御すると共に、ROM6に格納された制御プログラムに従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。
読取部2は、例えばCCDイメージセンサを利用して原稿を読み取り、読み取った画像データを出力する。プラテンガラスに給送された原稿を光学ユニットが照射して走査し、原稿からの反射光をミラー,レンズなどを介してCCDイメージセンサに取り込んで、走査された原稿の画像データを読み取る。読み取られた画像データは、シェーディング処理などが施された後に出力される。記録部3は、電子写真方式のプリンタ装置であって、読取部2にて読み取った原稿の画像データ、ファクシミリ通信により受信した画像データ、外部のPC30a,30b,…から受信および取得した画像データなどに応じた画像を記録紙に印刷する。
表示部4は、液晶表示装置またはCRTディスプレイ等の表示装置であり、ファクシミリ複合装置20の動作状態を表示したり、ユーザへ操作入力を促す画面を表示したり、送出すべく読み取った原稿の画像データ、他のファクシミリ装置から取得した画像データ、またはPCから受信および取得した画像データなどの表示を行う。また、詳細は後述するが、スキャンToフォルダ機能に関する情報の表示を行うべく構成されている。
操作部5は、ファクシミリ複合装置20を操作するために必要な文字キー,テンキー,短縮ダイヤルキー,ワンタッチダイヤルキー,各種のファンクションキーなどを備えている。操作部5は、ファンクションキーとして、スキャンToフォルダ処理を行うか否かを設定するスキャンToフォルダキー5aと、読み取りを実行するスキャンキー5bとを有する。なお、表示部4をタッチパネル方式とすることにより、操作部5の各種のキーの内の一部または全部を代用することも可能である。
ROM6は、ファクシミリ複合装置20の動作に必要な種々のソフトウェアのプログラムを予め格納している。RAM7は、SRAMまたはフラッシュメモリ等で構成され、ソフトウェアの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。
データ形式変換部14は、操作部5の指示に応じて、読取部2にて読み取った画像データを、例えばTIFF形式、PDF形式、JPEG形式などの形式に変換する機能を有する。画像メモリ8は、データ形式変換部によって変換された画像データ、他のファクシミリ装置から取得した画像データ、PCから受信および取得した画像データなどを蓄積する。コーデック部9は、画像メモリ8に蓄積されている画像データにアクセスして、画像データが符号化されている場合には、符号化されている画像データを復号化するとともに、印刷用のイメージデータに変換(ラスタライズ)して記録部3へ出力する。
モデム10は、バス13に接続されており、ファクシミリ通信が可能なファクシミリモデムから構成されている。また、モデム10は、同様にバス13に接続されたNCU11と直接的に接続されている。NCU11は、PSTNとの回線51の閉結及び開放の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム10をPSTNと接続する。そして、ファクシミリ複合装置20は、PSTNによって他のファクシミリ装置と接続されており、通常のファクシミリ通信が行えるようになっている。
LANIF12は、LAN50を介して外部のPC30a,30b,…に接続されており、PC30a,30b,…との間でデータのやりとりを行う。PC30a,30b,…は、記憶部31、LANIF32を備えており、記憶部31には、各種の画像データのファイルがフォルダに格納されている。PC30a,30b,…で作成・編集された各種の画像データがLAN50を介してファクシミリ複合装置20へ送出され、送出された画像データに応じた画像がファクシミリ複合装置20(記録部3)にて記録紙に印刷されるようになっている。
また、LANIF12は、例えばCIFS(Common Internet File System)プロトコルに準拠した通信制御ができるようになしてあり、ファクシミリ複合装置20から、PC30a,30b,…に対して、リモートファイルアクセスができるように構成されている。つまり、LANIF12は、制御部1に制御されて、LAN50を介してPC30a,30b,…の記憶部31のフォルダにアクセスし、読取部2にて読み取った画像データをファイルとしてコピーさせる機能を有している。
次に、本実施形態に係るファクシミリ複合装置が行う動作を、フローチャートを用いて説明する。図2および図3は、本発明の実施の形態1に係るファクシミリ複合装置が行う処理手順を示すフローチャートである。
制御部1は、スキャンToフォルダキー5aの押下の有無に基づいて、スキャンToフォルダ処理が設定されているか否かを判断する(ステップS1)。スキャンToフォルダ処理が設定されていない場合(S1:NO)、処理をS1に戻す。スキャンToフォルダ処理が設定されている場合(S1:YES)、制御部1は、LAN50に接続されたPC30a,30b,…のホスト情報を取得する(ステップS2)。ホスト情報は、例えば、IPアドレスなどであり、ファクシミリ複合装置の電源投入またはシステム構成に変更がなされた場合に、自動的に更新されるようになっている。
制御部1は、CIFSプロトコルのブラウズ機能により、ホスト情報に基づいてPC30a,30b,…にアクセスし、各PCがファクシミリ複合装置20に対して共有を許可しているフォルダ名およびファイル名を含む識別情報を取得する(ステップS3)。CIFSプロトコルは、リモートファイルアクセスに関するプロトコルであり、ファクシミリ複合装置20が有するファイルシステムに、PC30a,30b,…のファイル情報をマウントして、PC30a,30b,…が保有するファイルの識別情報の取得、および当該ファイルの読出/書込を行う。
ファイルの識別情報は、図4のテーブル図に示すように、ファイルを格納しているフォルダ名およびファイル名を含んでおり、これら識別情報を、当該PCを識別するホスト名と関連付けることにより、ネットワーク上で共有する全てのファイルを一意に識別することができる。よって、この識別情報を用いることにより、ネットワークに接続されたPCへファイルを送出することができるようになる。
制御部1は、S3にて取得したフォルダ名およびファイル名を含む識別情報を表示部4に表示する(ステップS4)。このようにして、利用者は、各PCが保有するファイル名を、そのファイルが記憶されているフォルダ名とともに、表示部4にて視覚的に確認することができる。ここで、キーワードの入力を操作部5にて受け付け、受け付けたキーワードを含む、または一致する識別情報のみを選別して表示部4に表示するようにしてもよい。
そして、制御部1は、スキャンToフォルダ処理を行う場合の対象先フォルダの指定を操作部5にて受け付ける(ステップS5)とともに、スキャンファイル名の入力を操作部5にて受け付ける(ステップS6)。また、制御部1は、S5にて指定した対象先フォルダへ送出するスキャンファイル(スキャンすることにより得られる画像データ)のファイル形式の指定を操作部5にて受け付ける(ステップS7)。なお、指定するファイル形式として、任意の形式であってよいが、以下、TIFF形式、PDF形式またはJPEG形式のうちのいずれかの形式であるとして説明する。
S4乃至S7の具体的な表示および受付方法としては、図5に示すような表示画面40を表示部4に表示する。表示画面40には、ネットワークを介して接続されているPCのホスト名、そのホスト名で識別されるPCが保有するフォルダ名、およびそのフォルダ名で識別されるフォルダに格納されているファイルのファイル名がウィンドウ41に表示される。その表示方式としては、いずれのホストのどのフォルダにいかなるファイルが格納されているかを利用者が容易に確認できるように、階層状(ツリー状)になっている。なお、指定したフォルダに係るアイコンには、当該フォルダのホスト名およびフォルダ名が利用者に分かるように、色または模様が付けてある。このようにすることにより、利用者は所望するフォルダを確実に指定することができ、スキャンファイルを意図しないフォルダへ送出するような虞は全くない。
また、表示画面40には、スキャンファイル名の入力ボックス42が表示されており、利用者が操作部5により入力したスキャンファイル名を確認できるようになっている。さらに、表示画面40には、プルダウン形式の入力ボックス43が表示されており、スキャンファイルを送出する際のファイル形式を指定できるとともに、ファイル形式を確認できるようになっている。図5においては、スキャンファイル名がファイルAに、ファイル形式がTIFF形式に指定された場合を示している。そして、利用者が設定ボタン44を押下することにより、指定した対象先フォルダ、スキャンファイル名およびファイル形式が設定される。なお、図5に示したように、ファイル名の拡張子からファイル形式を判定して表示するようにしてもよい。また、フォルダに同一ファイル名を有するファイルがすでに存在する場合には、警告を報知するようにすれば、すでに存在するファイルが誤って書き換えられる事態を防止できる。
制御部1は、スキャンキー5bの押下の有無に基づいて、読み取りを実行するか否かを判断する(ステップS8)。スキャンキー5bが押下された場合(S8:YES)、制御部1は読取部2に原稿の読み取りを要求し、読取部2は原稿の画像データを読み取る(ステップS9)。
制御部1は、S7にて受け付けたファイル形式の指定がTIFF形式であるか否かを判定し(ステップS10)、ファイル形式の指定がTIFF形式であると判定した場合(S10:YES)、制御部1はデータ形式変換部14に、S9にて読み取った画像データをTIFF形式へ変換するように要求し、データ形式変換部14は、画像データをTIFF形式に変換して画像メモリ8に蓄積する(ステップS11)。
一方、S10にて、ファイル形式の指定がTIFF形式でないと判定した場合(S10:NO)、制御部1は、S7にて受け付けたファイル形式の指定がPDF形式であるか否かを判定し(ステップS12)、ファイル形式の指定がPDF形式であると判定した場合(S12:YES)、制御部1はデータ形式変換部14に、S9にて読み取った画像データをPDF形式に変換するように要求し、データ形式変換部14は、画像データをPDF形式に変換して画像メモリ8に蓄積する(ステップS13)。
一方、S12にて、ファイル形式の指定がPDF形式でないと判定した場合(S12:NO)、制御部1はデータ形式変換部14に、S9にて読み取った画像データをJPEG形式に変換するように要求し、データ形式変換部14は、画像データをJPEG形式に変換して画像メモリ8に蓄積する(ステップS14)。
制御部1は、次に読み取る原稿があるか否かを判定(ステップS15)し、次の原稿があると判定した場合(S15:YES)には、動作がS9に戻って、次の原稿の読み取りを行う。一方、次の原稿がないと判定した場合(S15:NO)には、所定のファイル形式に変換された画像データを画像メモリ8から読み出し、S6にて受け付けたスキャンファイル名としたファイルとし、そのファイルを、S5にて指定を受け付けた対象先フォルダへ、CIFSプロトコルのファイルコピー機能によりコピーする(ステップS16)。なお、制御部1は画像メモリ8に蓄積した各種形式の画像データを適宜削除するようにしておく。
以上のように、本発明のファクシミリ複合装置20においては、利用者は、PC30a,30b,…が共有を許可しているフォルダを容易に確認することができる。また、フォルダ情報(フォルダ名)を指定するように構成されているため、画像データをコピーしたいフォルダを確実に指定することができ、意図しないフォルダに画像データがコピーされるような虞は全くない。
(実施の形態2)
本実施形態の画像読取装置としてのファクシミリ複合装置の構成は図1に示すものと同様である。データ形式変換部14は、一旦、読取部2にて読み取った画像データをファクシミリの符号化形式(MH、MR、MMR、JBIGなど)に変換して画像メモリ8に蓄積するようにし、PCへ画像データを送出する際に、操作部5の指示に応じたファイル形式に変換するようにしてもよく、このようにしたものが実施の形態2である。
本実施形態に係るファクシミリ複合装置が行う動作を、フローチャートを用いて説明する。図6および図7は、本発明の実施の形態2に係るファクシミリ複合装置が行う処理手順を示すフローチャートである。
制御部1は、スキャンキー5bの押下の有無に基づいて、読み取りを実行するか否かを判断する(ステップS21)。スキャンキー5bが押下された場合(S21:YES)、制御部1は読取部2に原稿の読み取りを要求し、読取部2は原稿の画像データを読み取る(ステップS22)。
制御部1は、データ形式変換部14に、S22にて読み取った画像データをファクシミリ符号化形式(MH、MR、MMR、JBIGなど)へ変換するように要求し、データ形式変換部14は、画像データをファクシミリ符号化形式に変換して画像メモリ8に蓄積する(ステップS23)。制御部1は、次に読み取る原稿があるか否かを判定(ステップS24)し、次の原稿があると判定した場合(S24:YES)には、動作がS22に戻って、次の原稿の読み取りを行う。一方、次の原稿がないと判定した場合(S24:NO)、制御部1は、画像メモリ8からファクシミリ符号化形式の画像データを読み出し(ステップS25)、読み出したファクシミリ符号化形式の画像データを送信先のファクシミリ装置へ送信する(ステップS26)。なお、送信先はスキャンキー5bの押下の前に、利用者などにより操作部5から予め設定される。
そして、制御部1は、スキャンToフォルダキー5aの押下の有無に基づいて、スキャンToフォルダ処理が設定されているか否かを判断する(ステップS27)。S27にてスキャンToフォルダ処理が設定されていない場合(S27:NO)は処理を終了する。一方、スキャンToフォルダ処理が設定されている場合(S27:YES)、制御部1は、LAN50に接続されたPC30a,30b,…のホスト情報を取得する(ステップS28)。そして、制御部1は、CIFSプロトコルのブラウズ機能により、ホスト情報に基づいてPC30a,30b,…にアクセスし、各PCがファクシミリ複合装置20に対して共有を許可しているフォルダ名およびファイル名を含む識別情報を取得する(ステップS29)。
制御部1は、S29にて取得したフォルダ名およびファイル名を含む識別情報を表示部4に表示する(ステップS30)。このようにして、利用者は、各PCが保有するファイル名を、そのファイルが記憶されているフォルダ名とともに、表示部4にて視覚的に確認することができる。
そして、制御部1は、スキャンToフォルダ処理を行う場合の対象先フォルダの指定を操作部5にて受け付ける(ステップS31)とともに、スキャンファイル名の入力を操作部5にて受け付ける(ステップS32)。また、制御部1は、S31にて指定した対象先フォルダへ送出するスキャンファイル(スキャンすることにより得られる画像データ)のファイル形式の指定を操作部5にて受け付ける(ステップS33)。なお、指定するファイル形式として、任意の形式であってよいが、実施の形態1と同様、TIFF形式、PDF形式またはJPEG形式のうちのいずれかの形式であるとして説明する。
制御部1は、S33にて受け付けたファイル形式の指定がTIFF形式であるか否かを判定し(ステップS34)、ファイル形式の指定がTIFF形式であると判定した場合(S34:YES)、制御部1はデータ形式変換部14に、S25にて画像メモリ8から読み出した画像データをTIFF形式へ変換するように要求し、データ形式変換部14は、画像データをTIFF形式に変換する(ステップS35)。
一方、S34にて、ファイル形式の指定がTIFF形式でないと判定した場合(S34:NO)、制御部1は、S33にて受け付けたファイル形式の指定がPDF形式であるか否かを判定し(ステップS36)、ファイル形式の指定がPDF形式であると判定した場合(S36:YES)、制御部1はデータ形式変換部14に、S25にて画像メモリ8から読み出した画像データをPDF形式へ変換するように要求し、データ形式変換部14は、画像データをPDF形式に変換する(ステップS37)。
一方、S36にて、ファイル形式の指定がPDF形式でないと判定した場合(S36:NO)、制御部1はデータ形式変換部14に、S25にて画像メモリ8から読み出した画像データをJPEG形式へ変換するように要求し、データ形式変換部14は、画像データをJPEG形式に変換する(ステップS38)。
制御部1は、S35、S37またはS38により所定のファイル形式に変換された画像データを、S32にて受け付けたスキャンファイル名としたファイルとし、S31にて指定を受け付けた対象先フォルダへ、CIFSプロトコルのファイルコピー機能によりコピーする(ステップS39)。なお、制御部1は画像メモリ8に蓄積したファクシミリ符号化形式の画像データを適宜削除するようにしておく。
以上のように、本発明のファクシミリ複合装置20においては、一旦、読み取った原稿の画像データを圧縮して記憶メモリ8に記憶し、圧縮して記憶した画像データを、指定したデータ形式に変換してPC30a,30b,…へ送出する。よって、画像データを蓄積する画像メモリ8の記憶容量を削減することができる。例えば、ファクシミリ符号化形式の画像データを画像メモリ8に記憶しておけば、本フローのように、ファクシミリ送信処理とスキャンToフォルダ処理とを行う場合に効果が大きい。
また、画像メモリ8に蓄積された画像データを、後になって送出する場合が容易に想定される。本発明のファクシミリ複合装置20においては、画像データの蓄積を効率化することができるため、所望の画像データが画像メモリ8に存在する確率が高い。従って、画像データが画像メモリ8に存在すれば、原稿の読み取りを再度行う必要がなくなり利用者の負担を軽減することができる。
なお、上述した各実施の形態では、CIFSプロトコルにより、ネットワーク(LAN50)を介して接続された情報記憶装置(PC30a,30b,…)へのリモートファイルアクセスを行う形態について示したが、FTPプロトコル、HTTPプロトコルなどによってファイルへのアクセスを行ってもよく、通信規約については限定されるものではない。例えば、FTPの場合、lsコマンドで情報記憶装置が共有を許可しているフォルダ名およびファイル名を含む識別情報を取得し、put(mput)コマンドで識別情報を指定して情報記憶装置へ所望のファイルを送出すればよい。
本発明の画像読取装置としてのファクシミリ複合装置が接続された態様の通信ネットワーク構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るファクシミリ複合装置が行う処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係るファクシミリ複合装置が行う処理手順を示すフローチャートである。 ファイルの識別情報の内容を示すテーブル図である。 ファイルの表示および受付時の表示画面の一例を示す模式図である。 本発明の実施の形態2に係るファクシミリ複合装置が行う処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係るファクシミリ複合装置が行う処理手順を示すフローチャートである。
1 制御部
2 読取部
3 記録部
4 表示部
5 操作部
5a スキャンToフォルダキー
5b スキャンキー
6 ROM
7 RAM
8 画像メモリ
12 LANIF
14 データ形式変換部
20 ファクシミリ複合装置
30a,30b PC
31 記憶部
50 LAN

Claims (3)

  1. 原稿を読み取って画像データを生成し、生成した画像データを、ネットワークを介して接続された情報記憶装置へ送出する画像読取装置において、前記情報記憶装置がデータ共有を許可している一または複数のフォルダに係るフォルダ情報を取得する手段と、取得したフォルダ情報を表示する手段と、表示したフォルダ情報のうちの少なくとも一のフォルダ情報を指定する手段とを備え、指定したフォルダ情報に基づいて、生成した画像データを前記情報記憶装置へ送出すべくなしてあることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記画像データのデータ形式を指定する手段と、読み取った原稿の画像データを、指定したデータ形式に変換する手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記画像データのデータ形式を指定する手段と、読み取った原稿の画像データを圧縮して記憶する手段と、圧縮した画像データを、指定したデータ形式に変換する手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
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